JPH06171466A - 車両盗難防止装置 - Google Patents

車両盗難防止装置

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Publication number
JPH06171466A
JPH06171466A JP32704092A JP32704092A JPH06171466A JP H06171466 A JPH06171466 A JP H06171466A JP 32704092 A JP32704092 A JP 32704092A JP 32704092 A JP32704092 A JP 32704092A JP H06171466 A JPH06171466 A JP H06171466A
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JP
Japan
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ecu
theft
vehicle
security
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP32704092A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Shibachi
義徳 芝地
Yoshihiro Sasaki
義弘 佐々木
Tetsuyuki Watanabe
哲之 渡辺
Takeshi Yasuda
武史 安田
Hisaya Kamiyama
尚也 神山
Yoshikazu Hashimoto
欣和 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06171466A publication Critical patent/JPH06171466A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 盗難防止機能を車両の種々の制御システム内
に組み込み、盗難発生時には車両を走行できなくした車
両盗難防止装置を提供することを目的としている。 【構成】 盗難検知手段11およびブレ−キ油圧検知手
段12がABS・ECU13に接続され、ABS・EC
U13がブレ−キ油圧調整手段14に接続され、盗難検
知手段11から盗難信号が発せられるとABS・ECU
13がブレ−キ油圧調整手段14に作用し、ブレ−キ油
圧をブレ−キ踏み込み時における最高圧に保持してゆく
車両盗難防止装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両盗難防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両盗難防止装置においては、す
べてのドアがロックされてシステムが警戒状態にある時
に、キ−以外の手段によりドアロックが解除されたり、
ドアが開けられたりした場合、または車両の窓ガラスが
割られたりした場合に、ホ−ンを鳴らしたり、ライト類
を点滅させたりする警報が発せられていた。また上記以
外に、従来の車両盗難防止装置の中には、警報の発生と
同時にスタ−タ回路を遮断してエンジンを始動できなく
したものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の車両盗難防止装置には、以下に示す課題がある。ホ−
ンやライト類の配線は比較的単純であり、車に関する知
識がそう深くない人でも簡単に見分けることができる。
したがって、ホ−ンを鳴らしたりライト類を点滅させた
りして警報を発する手段は、ホ−ンやライト類の配線が
断ち切られてしまえば、その時点で、盗難防止機能を失
ってしまうという課題がある。また、スタ−タ回路を遮
断してエンジンを始動できなくした場合でも、車に関す
る知識をある程度持っていればスタ−タを回してエンジ
ンを始動させることができ、エンジンが始動されてしま
えば、その時点で、盗難防止機能を失ってしまうという
課題がある。
【0004】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、盗難防止機能を車両の種々の制御システム内に組み
込み、盗難発生時には車両を走行できなくした車両盗難
防止装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る車両盗難防止装置(1)は、盗難検知手
段およびブレ−キ油圧検知手段がECUに接続され、該
ECUがブレ−キ油圧調整手段に接続され、前記盗難検
知手段から盗難信号が発せられると前記ECUが前記油
圧調整手段に作用し、ブレ−キ踏み込み時における最高
圧に保持してゆくように構成されていることを特徴とし
ている。
【0006】また、本発明に係る車両盗難防止装置
(2)は、セキュリティECUに接続された盗難検知手
段およびブレ−キTRCを備え、前記セキュリティEC
Uが前記ブレ−キTRCのECUに接続され、前記盗難
検知手段から盗難信号が発せられると前記セキュリティ
ECUを介して前記ブレ−キTRCのECUに作動信号
が送られ、前記ブレ−キTRCによりブレ−キがかけら
れるように構成されていることを特徴としている。
【0007】また、本発明に係る車両盗難防止装置
(3)は、セキュリティECUに接続された盗難検知手
段およびシ−トコントロ−ラを備え、該シ−トコントロ
−ラに前記セキュリティECUが接続され、前記盗難検
知手段から盗難信号が発せられると前記セキュリティE
CUを介して前記シ−トコントロ−ラに作動信号が送ら
れ、前記シ−トコントロ−ラが作動してシ−トが運転不
可能な前方位置にまで倒されてロックされるように構成
されていることを特徴としている。
【0008】また、本発明に係る車両盗難防止装置
(4)は、セキュリティECUに接続された盗難検知手
段およびEFIを備え、該EFIのECUに前記セキュ
リティECUが接続され、前記盗難検知手段から盗難信
号が発せられると燃料噴射・点火を禁止する信号が前記
セキュリティECUから前記EFIのECUに送出され
るように構成されていることを特徴としている。
【0009】また、本発明に係る車両盗難防止装置
(5)は、セキュリティECUに接続された盗難検知手
段および4WSシステムを備え、該4WSシステムのE
CUに前記セキュリティECUが接続され、前記盗難検
知手段から盗難信号が発せられると後輪を所定角度に保
持させる信号が前記セキュリティECUから前記4WS
システムのECUに送出されるように構成されているこ
とを特徴としている。
【0010】また、本発明に係る車両盗難防止装置
(6)は、セキュリティECUに接続された盗難検知手
段およびパ−キングブレ−キを駆動するモ−タを備え、
該モ−タに前記セキュイティECUが接続され、前記盗
難検知手段から盗難信号が発せられると前記セキュリテ
ィECUが前記モ−タを回転させて前記パ−キングブレ
−キを引き増し位置でロックするように構成されている
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】車両盗難防止装置(1)の場合、ブレ−キが踏
み込まれるたび毎にブレ−キの油圧がブレ−キ踏み込み
時における最高圧に保持されてゆく。車両盗難防止装置
(2)の場合、ブレ−キTRCによりブレ−キがかけら
れ、盗難車の発進が不可能になる。車両盗難防止装置
(3)の場合、シ−トコントロ−ラによりシ−トが運転
不可能な前方位置にまで倒されてロックされる。車両盗
難防止装置(4)の場合、EFIに燃料の噴射・点火を
禁止する信号が送出され、車両が発進できなくなる。車
両盗難防止装置(5)の場合、4WSシステムにより後
輪が所定角度に保持され、車両が直進できないようにな
る。車両盗難防止装置(6)の場合、パ−キングブレ−
キが引き増し位置でロックされ、盗難車の発進が不可能
になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る車両盗難防止装置の実施
例を図面に基づいて説明する。図1(a)は第1実施例
に係る車両盗難防止装置を概略的に示したブロック図で
ある。図1(a)において、13はABS・ECUを示
しており、ABS・ECU13には盗難検知手段11お
よびブレ−キ油圧検知手段12が接続され、ABS・E
CU13はブレ−キ油圧調整手段14に接続されてい
る。
【0013】図1(b)はABS・ECU13の動作を
示したフロ−チャ−トであり、上記の如く構成された車
両盗難防止装置の作動を図1(b)に基づいて説明す
る。イグニッションがオンされると(ステップ11)、
ステップ12において盗難検知手段11から盗難信号が
発せられたかどうかが判断される。盗難信号が発せられ
た場合にはステップ13に進み、盗難信号が発っせられ
なかった場合にはABSの正常動作が行なわれる。ステ
ップ13ではブレ−キ入力があるかどうかが判断され、
ブレ−キ入力があれば、ステップ14においてブレ−キ
油圧検知手段12から送信されてくる油圧検知信号が入
力される。次いでステップ15において、ステップ14
で受信した油圧検知信号で示される油圧が、前回ブレ−
キが踏まれて発生した油圧よりも高いかどうかが判断さ
れる。今回入力された油圧が高ければ、ブレ−キ油圧調
整手段に対してバルブを開けてブレ−キ油圧を増圧する
よう信号が送られ(ステップ16)、次いでステップ1
7において、ブレ−キ油圧がステップ6で増圧された油
圧に保持される。一方、今回入力された油圧が前回入力
された油圧よりも低ければ、ステップ15から直接ステ
ップ17に進み、ブレ−キ油圧が前回入力された油圧に
保持される。そして、ステップ13に戻って再び上記過
程が繰り返される。
【0014】以上説明したように第1実施例に係る車両
盗難防止装置においては、盗難検知手段11から盗難信
号が発せられると、ブレ−キ油圧調整手段14によりブ
レ−キが踏み込まれる毎にブレ−キ油圧が踏み込み時の
最高圧に保持されてゆくので、車両の発進・移動が不可
能となり、車両の盗難を防止することができる。
【0015】次に第2実施例に係る車両盗難防止装置を
説明する。図2(a)は第2実施例に係る車両盗難防止
装置を概略的に示したブロック図である。図中、22は
セキュリティECUを示しており、セキュリティECU
21には盗難検知手段21が接続され、セキュリティE
CU22はTRC(トラクションコントロ−ル)・EC
U23に接続されている。TRC・ECU23には切替
ソレノイド24aと切替ソレノイド24bの一端が接続
されており、切替ソレノイド24aおよび切替ソレノイ
ド24bの他端は共に+B電源に接続されている。
【0016】上記の如く構成された車両盗難防止装置の
動作を図2(b)に基づいて説明する。図2(b)はセ
キュリティECU22とTRC・ECU23の動作を示
したフロ−チャ−トであり、(b1)はセキュリティE
CU22の動作を示し、(b2)はTRC・ECU23
の動作を示している。まず、セキュリティECU22の
動作を説明する。ステップ21において盗難検知手段2
1から盗難信号が送信されてきたかどうかが判断され
る。盗難信号が送信されてきた場合には、TRC・EC
U23に対して作動信号が送信される(ステップ2
2)。次に、TRC・ECU23の動作を説明する。ス
テップ23においてセキュリティECU22から作動信
号が送信されてきたかどうかが判断され、作動信号が送
信されてきた場合には、切替ソレノイド24aがオンさ
れ、ホイ−ルシリンダの油圧が増圧される。なお、切替
ソレノイド24bがオンされた場合には、ホイ−ルシリ
ンダの油圧は減圧される。
【0017】以上説明したように第2実施例に係る車両
盗難防止装置にあっては、盗難検知手段21から盗難信
号が発せられると、セキュリティECU22からTRC
・ECU23に作動信号が送信され、該信号を受信した
TRC・ECU23により切替ソレノイド24aがオン
されてホイ−ルシリンダの油圧が増圧されるので、車両
の発進が不可能となり、車両の盗難を防止することがで
きる。
【0018】次に、第3実施例に係る車両盗難防止装置
を説明する。図3(a)は第3実施例に係る車両盗難防
止装置を概略的に示したブロック図である。盗難検知手
段31がセキュリティECU32に接続され、セキュリ
ティECU32はシ−トコントロ−ラ33に接続され、
シ−トコントロ−ラ33によりシ−ト34の前傾・前方
位置が制御されるようになっている。
【0019】図3(b)はセキュリティECU32の動
作を示したフロ−チャ−トであり、上記の如く構成され
た車両盗難防止装置の動作を図3(b)に基づいて説明
する。
【0020】まず、ステップ31において、盗難検知手
段31から盗難信号が送信されてきたかどうかが判断さ
れ、盗難信号が送信されてきた場合には、シ−トコント
ロ−ラ33に対してシ−ト34を前方に移動させるよう
に指令する信号が送信される(ステップ32)。該信号
を受信するとシ−トコントロ−ラ33は、運転が不可能
となる前方位置にまでシ−ト34を移動させて(倒し
て)ロックする。
【0021】次に、ステップ33でセキュリティが解除
されたかどうかが判断され、セキュリティが解除されて
いなければ現状を保持し、セキュリティが解除された場
合には、シ−トコントロ−ラ33に対してシ−ト34を
正常位置に戻すように指令する信号が送信される。該信
号を受信するとシ−トコントロ−ラ33は、ステップ3
2で前方位置に倒されたシ−ト34のロックを解除し
て、シ−ト34を元の位置に戻す。
【0022】以上説明したように第3実施例に係る車両
盗難防止装置にあっては、盗難検知手段31から盗難信
号が発せられると、シ−トコントロ−ラ33によりシ−
ト34が運転不可能な前方位置にまで移動・倒されてロ
ックされるので、運転席に乗車することができなくな
り、車両の発進を不可能にすることができる。これによ
り、車両の盗難を防止することができる。
【0023】次に第4実施例に係る車両盗難防止装置を
説明する。図4(a)は第4実施例に係る車両盗難防止
装置を概略的に示したブロック図である。盗難検知手段
41がセキュリティECU42に接続され、セキュリテ
ィECU42はEFI・ECUに接続され、EFI・E
CU43は図示しないインジェクタに接続されている。
【0024】上記の如く構成された車両盗難防止装置の
動作を図4(b)に基づいて説明する。図4(b)にお
いて、(b1)はセキュリティECU42の動作を示し
たフロ−チャ−トであり、(b2)はEFI・ECU4
3の動作を示したフロ−チャ−トである。
【0025】まず、セキュリティECU42の動作を説
明する。ステップ41において盗難検知手段41から盗
難信号が送信されてきたかどうかが判断される。盗難信
号が送信されてきた場合には、EFI・ECU43に対
してオン信号を送信し(ステップ42)、盗難信号が送
信されてこなかった場合には、EFI・ECU43に対
してオフ信号が送信される。
【0026】次に、EFI・ECU43の動作を説明す
る。ステップ44においてセキュリティECU42から
インジェクタの噴射・点火を禁止する信号(オン信号)
が送信されてきたかどうかが判断され、該禁止信号が送
信されてきた場合には、インジェクタの噴射・点火が禁
止され(ステップ45)、前記禁止信号が送信されてこ
なかった場合には、インジェクタの噴射・点火が許可さ
れる(ステップ46)。
【0027】以上説明したように第4実施例に係る車両
盗難防止装置にあっては、盗難検知手段41から盗難信
号が発せられると、EFI・ECU43によりインジェ
クタの噴射・点火が禁止され、車両が始動できないよう
になっている。これにより、車両の盗難を防止すること
ができる。
【0028】次に、第5実施例に係る車両盗難防止装置
を説明する。図5(a)は第5実施例に係る車両盗難防
止装置を概略的に示したブロック図である。盗難検知手
段54がセキュリティECU55に接続され、セキュリ
ティECU52は4WSシステム50を構成する4WS
・ECU51に接続されている。4WS・ECU51は
ステアリング・コントロ−ル・ドライバ52およびアク
チュエ−タ53を構成するサブモ−タ53bに接続され
ており、ステアリング・コントロ−ル・ドライバ52は
アクチュエ−タ53を構成するメインモ−タ53aに接
続され、アクチュエ−タ53により後輪が操舵されるよ
うになっている。なお、サブモ−タ53bはメインモ−
タ53aが異常時のフェイルセ−フとして配置されてい
るものである。
【0029】図5(b)は4WS・ECU51の動作を
示したフロ−チャ−トであり、上記の如く構成された車
両盗難防止装置の動作を図5(b)に基づいて説明す
る。まずステップ51において、セキュリテイECU5
5からセキュリティの作動を示すオン信号が送信されて
きたかどうかが判断される。該オン信号が送信されてき
た場合には、ステアリング・コントロ−ル・ドライバ5
2を介してメインモ−タ53aを駆動し、後輪の操舵角
をθラジアンに保持する(ステップ52)。次いでステ
ップ53においてセキュリティECU55からセキュリ
ティ解除の信号が送信されてきたかどうかが判断され、
該信号を受信しなかった場合にはステップ52に戻り、
前記信号を受信した場合には後輪の操舵制御を通常の4
WS制御に戻す(ステップ54)。
【0030】以上説明したように第5実施例に係る車両
盗難防止装置にあっては、セキュリティが作動すると後
輪の操舵角がθラジアンに保持されるので、車両を直進
させることができなくなる。これにより車両の盗難を防
止することができる。
【0031】次に第6実施例に係る車両盗難防止装置を
説明する。図6(a)は第6実施例に係る車両盗難防止
装置を概略的に示したブロック図である。盗難検知手段
61がセキュリティECU62に接続され、セキュリテ
ィECU62はモ−タ63に接続され、モ−タ63はワ
イヤW2を介して支持体65により支持された連結摺動
部66に接続されている。また、連結摺動部66にはワ
イヤW1が接続されており、ワイヤW1の一方の端部は
パ−キング・ブレ−キレバ−64が接続され、もう一方
の端部はパ−キング・ブレ−キ67に接続されている。
【0032】図6(b)はセキュリティECU62の動
作を示したフロ−チャ−トであり、上記の如く構成され
た車両盗難防止装置の動作を図6(b)に基づいて説明
する。
【0033】まず、ステップ61において、盗難検知手
段61から盗難信号が送信されてたかどうかが判断され
る。該信号を受信しなかった場合はセキュリティ信号を
オフし(ステップ63)、前記信号を受信した場合には
セキュリティ信号をオンし(ステップ62)、次いでス
テップ64において、モ−タ63を駆動させてパ−キン
グ・ブレ−キ67を引き増しする。なお、モ−タ63に
より引き増しされたパ−キング・ブレ−キ67は引き増
しされた位置でロックされ、一端ロックされるとセキュ
リテイが解除されるまで例えパ−キング・ブレ−キレバ
−64を操作しても解除されない。
【0034】以上説明したように第6実施例に係る車両
盗難防止装置にあっては、盗難検知手段61から盗難信
号が発せられると、セキュリティECU62によりモ−
タ63が駆動されてパ−キング・ブレ−キ67が引き増
しされ、パ−キング・ブレ−キ67がその位置でロック
されるので、車両を発進させることができない。これに
より、車両の盗難を防止することができる。
【0035】なお、第6実施例においてはモ−タ63を
セキュリティECU62により制御する場合を示した
が、これ以外にも、パ−キングブレ−キを自動制御する
ECUを備えている車両であれば、該ECUによりモ−
タ63を制御しても良い。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る車両盗
難防止装置は、車両の制御システムの中に盗難防止機能
が組み込まれており、安易に盗難防止機能を解除するこ
とができないように構成されている。
【0037】すなわち、車両盗難防止装置(1)の場
合、セキュリティが作動するとブレ−キの油圧がブレ−
キ踏み込み時の最高圧に保持されてゆくように構成され
ており、車両の発進・移動が不可能になっている。これ
により、車両の盗難を防止することができる。
【0038】車両盗難装置(2)の場合、セキュリティ
が作動するとブレ−キTRCによりブレ−キがかけられ
るように構成されており、車両を発進をさせることがで
きなくなっている。これにより、車両の盗難を防止する
ことができる。
【0039】車両盗難防止装置(3)の場合、セキュリ
ティが作動するとシ−トが運転不可能な前方位置にまで
倒されてロックされるように構成されており、車両が運
転できないようになっている。これにより、車両の盗難
を防止することができる。
【0040】車両盗難防止装置(4)の場合、セキュリ
ティが作動するとEFI・ECUからインジェクタに対
して燃料の噴射・点火を禁止する信号が送出されるよう
に構成されているので、セキュリティ作動中は車両を始
動させることができないようになっている。これによ
り、車両の盗難を防止することができる。
【0041】車両盗難防止装置(5)の場合、セキュリ
ティが作動すると、4WSシステムのECUにより後輪
が所定角度に保持されされるように構成されているの
で、セキュリティ作動中は車両の操作性を奪うことがで
きるようになっている。これにより、車両の盗難を防止
することができる。
【0042】車両盗難防止装置(6)の場合、セキュリ
ティが作動するとモ−タによりパ−キング・ブレ−キが
引き増しされてパ−キング・ブレ−キが引き増しされた
位置にロックされるように構成されているので、セキュ
リティ作動中は車両を発進させることができないように
なっている。これにより、車両の盗難を防止することが
できるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る車両盗難防止装置の第1
実施例を概略的に示したブロック図であり、(b)はA
BS・ECUの動作を示したフロ−チャ−トである。
【図2】(a)は本発明に係る車両盗難防止装置の第2
実施例を概略的に示したブロック図であり、(b1)は
セキュリティECUの動作を示したフロ−チャ−トであ
り、(b2)はTRC・ECUの動作を示したフロ−チ
ャ−トである。
【図3】(a)は本発明に係る車両盗難防止装置の第3
実施例を概略的に示したブロック図であり、(b)はセ
キュリティECUの動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
【図4】(a)は本発明に係る車両盗難防止装置の第4
実施例を概略的に示したブロック図であり、(b1)は
セキュリティECUの動作を示したフロ−チャ−トであ
り、(b2)はEFI・ECUの動作を示したフロ−チ
ャ−トである。
【図5】(a)は本発明に係る車両盗難防止装置の第5
実施例を概略的に示したブロック図であり、(b)は4
WS・ECUの動作を示したフロ−チャ−トである。
【図6】(a)は本発明に係る車両盗難防止装置の第6
実施例を概略的に示したブロック図であり、(b)はセ
キュリティECUの動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
【符号の説明】
11、21、31、41、54、61 盗難検知手段 12 ブレ−キ油圧検知手段 13 ABS・ECU 14 ブレ−キ油圧調整手段 22、32、42、55、62 セキュリティECU 23 TRC・ECU 33 シ−トコントロ−ラ 34 シ−ト 43 EFI・ECU 50 4WSシステム 51 4WS・ECU 63 モ−タ 67 パ−キング・ブレ−キ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 武史 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 神山 尚也 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 橋本 欣和 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盗難検知手段およびブレ−キ油圧検知手
    段がECUに接続され、該ECUがブレ−キ油圧調整手
    段に接続され、前記盗難検知手段から盗難信号が発せら
    れると前記ECUが前記油圧調整手段に作用し、ブレ−
    キ油圧をブレ−キ踏み込み時における最高圧に保持して
    ゆくように構成されていることを特徴とする車両盗難防
    止装置。
  2. 【請求項2】 セキュリティECUに接続された盗難検
    知手段およびブレ−キTRCを備え、前記セキュリティ
    ECUが前記ブレ−キTRCのECUに接続され、前記
    盗難検知手段から盗難信号が発せられると前記セキュリ
    ティECUを介して前記ブレ−キTRCのECUに作動
    信号が送られ、前記ブレ−キTRCによりブレ−キがか
    けられるように構成されていることを特徴とする車両盗
    難防止装置。
  3. 【請求項3】 セキュリティECUに接続された盗難検
    知手段およびシ−トコントロ−ラを備え、該シ−トコン
    トロ−ラに前記セキュリティECUが接続され、前記盗
    難検知手段から盗難信号が発せられると前記セキュリテ
    ィECUを介して前記シ−トコントロ−ラに作動信号が
    送られ、前記シ−トコントロ−ラが作動してシ−トが運
    転不可能な前方位置にまで倒されてロックされるように
    構成されていることを特徴とする車両盗難防止装置。
  4. 【請求項4】 セキュリティECUに接続された盗難検
    知手段およびEFIを備え、該EFIのECUに前記セ
    キュリティECUが接続され、前記盗難検知手段から盗
    難信号が発せられると燃料の噴射・点火を禁止する信号
    が前記セキュリティECUから前記EFIのECUに送
    出されるように構成されていることを特徴とする車両盗
    難防止装置。
  5. 【請求項5】 セキュリティECUに接続された盗難検
    知手段および4WSシステムを備え、該4WSシステム
    のECUに前記セキュリティECUが接続され、前記盗
    難検知手段から盗難信号が発せられると後輪を所定角度
    に保持させる信号が前記セキュリティECUから前記4
    WSシステムのECUに送出されるように構成されてい
    ることを特徴とする車両盗難防止装置。
  6. 【請求項6】 セキュリティECUに接続された盗難検
    知手段およびパ−キングブレ−キを駆動するモータを備
    え、該モ−タに前記セキュリティECUが接続され、前
    記盗難検知手段から盗難信号が発せられると前記セキュ
    リティECUが前記モ−タを回転させて前記パ−キング
    ブレ−キを引き増し位置でロックするように構成されて
    いることを特徴とする車両盗難防止装置。
JP32704092A 1992-12-07 1992-12-07 車両盗難防止装置 Pending JPH06171466A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009086148A3 (en) * 2007-12-21 2009-10-01 Richard Oliver Vehicle immobilization system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009086148A3 (en) * 2007-12-21 2009-10-01 Richard Oliver Vehicle immobilization system

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