JPH06171106A - インク残量検出装置 - Google Patents
インク残量検出装置Info
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- JPH06171106A JPH06171106A JP35130592A JP35130592A JPH06171106A JP H06171106 A JPH06171106 A JP H06171106A JP 35130592 A JP35130592 A JP 35130592A JP 35130592 A JP35130592 A JP 35130592A JP H06171106 A JPH06171106 A JP H06171106A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インク残量検出装置において、インク残量を
検出するときにインクが劣化したり、スプリングによる
押圧力が影響したりして印字品質を低下させる等の問題
が発生することを防止する。 【構成】 調整ねじ(導電性部材)27をダイアフラム
30の揺動に連動して移動可能に備えるとともに、接点
23b・24bを先端23a・24a側に有する一対の
接片23・24を備える。それら接片23・24は、基
端23c・24c側で片持ち支持し、インク残量の検出
回路Cと接続する。そして、インク残量が減少すると、
ダイアフラム30が揺動して調整ねじ27を動かし、イ
ンク残量が一定以下となったときそれが接点23b・2
4bと接触してその間を導通し、検出回路Cでインク残
量が一定以下となったことを検出する。
検出するときにインクが劣化したり、スプリングによる
押圧力が影響したりして印字品質を低下させる等の問題
が発生することを防止する。 【構成】 調整ねじ(導電性部材)27をダイアフラム
30の揺動に連動して移動可能に備えるとともに、接点
23b・24bを先端23a・24a側に有する一対の
接片23・24を備える。それら接片23・24は、基
端23c・24c側で片持ち支持し、インク残量の検出
回路Cと接続する。そして、インク残量が減少すると、
ダイアフラム30が揺動して調整ねじ27を動かし、イ
ンク残量が一定以下となったときそれが接点23b・2
4bと接触してその間を導通し、検出回路Cでインク残
量が一定以下となったことを検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ノズルからインクを
噴射してシートに記録を行うインクジェットプリンタな
どに適用し得る。詳しくは、そのようなインクジェット
プリンタなどにおいて、インクの残量が一定以下となっ
たことを検出するインク残量検出装置に関する。
噴射してシートに記録を行うインクジェットプリンタな
どに適用し得る。詳しくは、そのようなインクジェット
プリンタなどにおいて、インクの残量が一定以下となっ
たことを検出するインク残量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインク残量検出装置の中
には、たとえば図15に示すように、インク路1と連通
するインク液室2内に電極3a・3bを入れ、インク液
室2内のインクの減少による電極3a・3b間での電気
抵抗値の上昇を測定してインク残量が一定以下となった
ことを検出するものがあった。
には、たとえば図15に示すように、インク路1と連通
するインク液室2内に電極3a・3bを入れ、インク液
室2内のインクの減少による電極3a・3b間での電気
抵抗値の上昇を測定してインク残量が一定以下となった
ことを検出するものがあった。
【0003】また、従来、他のインク残量検出装置の中
には、たとえば図14に示すように、インクをインク袋
4内に収納し、その上からスプリング5で押圧板6を付
勢してインク袋4を押圧し、そのインク袋4内のインク
が減少するに従って押圧板6が所定高さ位置に下がった
とき、その一端部で押して接点7を閉じ、インク残量が
一定以下となったことを検出するものがあった。
には、たとえば図14に示すように、インクをインク袋
4内に収納し、その上からスプリング5で押圧板6を付
勢してインク袋4を押圧し、そのインク袋4内のインク
が減少するに従って押圧板6が所定高さ位置に下がった
とき、その一端部で押して接点7を閉じ、インク残量が
一定以下となったことを検出するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者では、
インク液室2内に電流を流すために、インクが電気分解
して劣化してしまう。そのため、このインク残量検出装
置をたとえばインクジェットプリンタに適用した場合、
その劣化したインクが原因で印字品質を低下させるなど
の問題があった。
インク液室2内に電流を流すために、インクが電気分解
して劣化してしまう。そのため、このインク残量検出装
置をたとえばインクジェットプリンタに適用した場合、
その劣化したインクが原因で印字品質を低下させるなど
の問題があった。
【0005】また、後者では、スプリング5でインク袋
4を押圧しているため、このインク残量検出装置をたと
えばインクジェットプリンタに適用した場合、スプリン
グ5の押圧力がノズルからのインク噴射圧に影響して印
字品質を低下させるなどの問題があった。
4を押圧しているため、このインク残量検出装置をたと
えばインクジェットプリンタに適用した場合、スプリン
グ5の押圧力がノズルからのインク噴射圧に影響して印
字品質を低下させるなどの問題があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、上述したイン
ク残量検出装置において、インク残量を検出するときに
インクが劣化したり、スプリングによる押圧力が影響し
たりして印字品質を低下させる等の問題が発生すること
を防止することにある。
ク残量検出装置において、インク残量を検出するときに
インクが劣化したり、スプリングによる押圧力が影響し
たりして印字品質を低下させる等の問題が発生すること
を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
例えば以下の図示実施例のように、インク残量の増減に
より揺動するダイアフラム30と、そのダイアフラム3
0の揺動に連動して移動する調整ねじ27のような導電
性部材と、片持ち支持し、インク残量が一定以下となっ
たとき前記導電性部材が接触してその間を導通する一対
の接片23・24と、それら一対の接片23・24と接
続してインク残量が一定以下となったことを検出する検
出回路Cと、を備えてなることを特徴とする。
例えば以下の図示実施例のように、インク残量の増減に
より揺動するダイアフラム30と、そのダイアフラム3
0の揺動に連動して移動する調整ねじ27のような導電
性部材と、片持ち支持し、インク残量が一定以下となっ
たとき前記導電性部材が接触してその間を導通する一対
の接片23・24と、それら一対の接片23・24と接
続してインク残量が一定以下となったことを検出する検
出回路Cと、を備えてなることを特徴とする。
【0008】
【作用】そして、インク残量の増減によりダイアフラム
30を揺動し、そのダイアフラム30の揺動に連動して
導電性部材を移動し、インク残量が一定以下となったと
きその導電性部材が一対の接片23・24の双方に接触
してその間を導通し、検出回路Cでインク残量が一定以
下となったことを検出する。
30を揺動し、そのダイアフラム30の揺動に連動して
導電性部材を移動し、インク残量が一定以下となったと
きその導電性部材が一対の接片23・24の双方に接触
してその間を導通し、検出回路Cでインク残量が一定以
下となったことを検出する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図13は、この発明のインク残量検
出装置を備えるインクジェットプリンタの概略斜視図で
ある。
について説明する。図13は、この発明のインク残量検
出装置を備えるインクジェットプリンタの概略斜視図で
ある。
【0010】図中符号10は、プラテンを示す。11・
12は、それぞれ対向側板10a間にプラテン10と平
行に設けるガイドレ−ルである。このガイドレール11
・12上には、キャリッジ13を往復動自在に設けて、
ガイドレ−ル11・12でスライド自在に支持する。キ
ャリッジ13上には、印字ヘッド14を搭載する。15
はインクカートリッジであって、印字ヘッド14との間
にインクチュ−ブ16を設け、そのインクチュ−ブ16
の途中にこの発明のインク残量検出装置17を設ける。
12は、それぞれ対向側板10a間にプラテン10と平
行に設けるガイドレ−ルである。このガイドレール11
・12上には、キャリッジ13を往復動自在に設けて、
ガイドレ−ル11・12でスライド自在に支持する。キ
ャリッジ13上には、印字ヘッド14を搭載する。15
はインクカートリッジであって、印字ヘッド14との間
にインクチュ−ブ16を設け、そのインクチュ−ブ16
の途中にこの発明のインク残量検出装置17を設ける。
【0011】そして、インクジェットプリンタの使用時
には、そのキャリッジ13をガイドレ−ル11・12で
案内してそれらの上をプラテン10に沿って往復動する
とともに、そのプラテン10にセットしたシートSをガ
イド板18で案内してキャリッジ13の移動方向と直交
する方向に搬送し、シートSに向け印字ヘッド14のノ
ズルでインクを噴射してシートS上に記録する。
には、そのキャリッジ13をガイドレ−ル11・12で
案内してそれらの上をプラテン10に沿って往復動する
とともに、そのプラテン10にセットしたシートSをガ
イド板18で案内してキャリッジ13の移動方向と直交
する方向に搬送し、シートSに向け印字ヘッド14のノ
ズルでインクを噴射してシートS上に記録する。
【0012】ところで、この発明のインク残量検出装置
17は、図1および図2に示すように、下ケース19
と、その上の上ケース20とを備える。下ケース19
は、図3に示すように、全体に方形をなし、中央に上向
きに円形凹部19aを開け、その円形凹部19aから外
向きにインク流入口19bおよびインク流出口19cを
設けてなる。インク流入口19bおよびインク流出口1
9cには、それぞれ上記インクチュ−ブ16を連結す
る。
17は、図1および図2に示すように、下ケース19
と、その上の上ケース20とを備える。下ケース19
は、図3に示すように、全体に方形をなし、中央に上向
きに円形凹部19aを開け、その円形凹部19aから外
向きにインク流入口19bおよびインク流出口19cを
設けてなる。インク流入口19bおよびインク流出口1
9cには、それぞれ上記インクチュ−ブ16を連結す
る。
【0013】上ケース20は、図2に示すように、同様
に方形をなし、中央下側に円形凹部19aと対応する円
形凹部20aを設けるとともに、図4でも示すように、
その円形凹部20aの上側にそれと連通して中心ガイド
穴20bを設ける。また、その中心ガイド穴20bの両
側に切欠き凹部20c・20dを設ける。そして、図5
に示すように、それら両切欠き凹部20c・20dにそ
れぞれ円形凹部20aと連通する連通穴20e・20f
を設けてなる。
に方形をなし、中央下側に円形凹部19aと対応する円
形凹部20aを設けるとともに、図4でも示すように、
その円形凹部20aの上側にそれと連通して中心ガイド
穴20bを設ける。また、その中心ガイド穴20bの両
側に切欠き凹部20c・20dを設ける。そして、図5
に示すように、それら両切欠き凹部20c・20dにそ
れぞれ円形凹部20aと連通する連通穴20e・20f
を設けてなる。
【0014】そして、図5に示すごとく、一方の連通穴
20eに一対の細長な接片23・24を挿通し、その先
端23a・24aをそれぞれ円形凹部20a内に入れて
互いに平行に配置する。各接片23・24は、それぞれ
導電性を有する弾性板材からなり、その先端23a・2
4a寄りに凸状の接点23b・24bを設けてなる。し
かして、図1および図2に示すように、基端23c・2
4c側をそれぞれねじ21で切欠き凹部20cに固定す
る一方、先端23a・24a側を固定しないで図2中上
下に撓み可能に片持ち支持する。
20eに一対の細長な接片23・24を挿通し、その先
端23a・24aをそれぞれ円形凹部20a内に入れて
互いに平行に配置する。各接片23・24は、それぞれ
導電性を有する弾性板材からなり、その先端23a・2
4a寄りに凸状の接点23b・24bを設けてなる。し
かして、図1および図2に示すように、基端23c・2
4c側をそれぞれねじ21で切欠き凹部20cに固定す
る一方、先端23a・24a側を固定しないで図2中上
下に撓み可能に片持ち支持する。
【0015】また、図5に示すごとく、板ばね25を円
形凹部20a内に入れる。その板ばね25は、図6に示
すように、リング部25aの一点から内向きに掛止め部
25bを延ばし、その先端に中心穴25cを設ける一
方、その一点と対応する他点から外向きに取付部25d
を設けてなる。そして、図1および図2に示すように、
取付部25dを連通穴20fを通して外に出して切欠き
凹部20dにねじ22で固定する。
形凹部20a内に入れる。その板ばね25は、図6に示
すように、リング部25aの一点から内向きに掛止め部
25bを延ばし、その先端に中心穴25cを設ける一
方、その一点と対応する他点から外向きに取付部25d
を設けてなる。そして、図1および図2に示すように、
取付部25dを連通穴20fを通して外に出して切欠き
凹部20dにねじ22で固定する。
【0016】次に、図5に示すごとく、上ケース20の
中心ガイド穴20bから一対の接片23・24間を通し
てシャフト26を板ばね25の中心穴25cに貫挿す
る。そして、シャフト26の拡径な係合部26aを掛止
め部25bに係合する。シャフト26は、係合部26a
の両端部外周にそれぞれねじ部26b・26cを形成し
てなる。そして、その上端のねじ部26bに調整ねじ2
7を移動調整自在にねじ込み、その調整ねじ27を中心
ガイド穴20b内に配置する。
中心ガイド穴20bから一対の接片23・24間を通し
てシャフト26を板ばね25の中心穴25cに貫挿す
る。そして、シャフト26の拡径な係合部26aを掛止
め部25bに係合する。シャフト26は、係合部26a
の両端部外周にそれぞれねじ部26b・26cを形成し
てなる。そして、その上端のねじ部26bに調整ねじ2
7を移動調整自在にねじ込み、その調整ねじ27を中心
ガイド穴20b内に配置する。
【0017】他方、このシャフト26の下端のねじ部2
6cには、ねじ穴29aを通して上ピースガイド29を
取り付ける。そして、該ねじ部26cを、ダイアフラム
30の中心穴30aに入れ、ねじ穴31aにねじ込んで
その外側に下ピースガイド31を取り付ける。そして、
上下ピースガイド29・31でダイアフラム30を挟持
する。しかして、円形凹部19a・20aを合わせて下
ケース19に上ケース20を被せ、図1および図2に示
すように、ねじ33で締め付けてダイアフラム30の周
縁を液密に固定してなる。
6cには、ねじ穴29aを通して上ピースガイド29を
取り付ける。そして、該ねじ部26cを、ダイアフラム
30の中心穴30aに入れ、ねじ穴31aにねじ込んで
その外側に下ピースガイド31を取り付ける。そして、
上下ピースガイド29・31でダイアフラム30を挟持
する。しかして、円形凹部19a・20aを合わせて下
ケース19に上ケース20を被せ、図1および図2に示
すように、ねじ33で締め付けてダイアフラム30の周
縁を液密に固定してなる。
【0018】そうして、図2に示すように、円形凹部1
9a・20a内で空間Sをつくり、その空間Sをダイア
フラム30で区画してインク液室35を形成する。そし
て、インク液室35を上方の拡げる方向にダイアフラム
30を板ばね25の弾性により付勢する。しかして、こ
のインク液室35内に貯溜したインク量の増減によりダ
イアフラム30を揺動自在とする。そうして、この発明
のインク残量検出装置17では、図1に示すように、一
対の接片23・24をそれぞれインク残量の検出回路C
と接続してなる。
9a・20a内で空間Sをつくり、その空間Sをダイア
フラム30で区画してインク液室35を形成する。そし
て、インク液室35を上方の拡げる方向にダイアフラム
30を板ばね25の弾性により付勢する。しかして、こ
のインク液室35内に貯溜したインク量の増減によりダ
イアフラム30を揺動自在とする。そうして、この発明
のインク残量検出装置17では、図1に示すように、一
対の接片23・24をそれぞれインク残量の検出回路C
と接続してなる。
【0019】しかして、この発明のインク残量検出装置
17では、インク液室35が図2で示すようなインク充
満状態にあるとき、該インクの圧力でダイアフラム30
を上方に凸状に変形させて調整ねじ27を上方に移動す
る。そして、図7に示すように、調整ねじ27の頭部2
7aを接点23b・24bから離して上記検出回路Cを
非導通状態としてなる。
17では、インク液室35が図2で示すようなインク充
満状態にあるとき、該インクの圧力でダイアフラム30
を上方に凸状に変形させて調整ねじ27を上方に移動す
る。そして、図7に示すように、調整ねじ27の頭部2
7aを接点23b・24bから離して上記検出回路Cを
非導通状態としてなる。
【0020】さて、この発明のインク残量検出装置17
では、シートSに記録を行ってインクが消費され、やが
てインクカートリッジ15内のインクがなくなると、図
8に示すように、インク液室35内のインク量も減少す
る。そして、インク残量の減少とともにインク液室35
内の圧力が低下し、ダイアフラム30が板ばね25に抗
して下方に向け揺動し、シャフト26を介して調整ねじ
27を降下する。
では、シートSに記録を行ってインクが消費され、やが
てインクカートリッジ15内のインクがなくなると、図
8に示すように、インク液室35内のインク量も減少す
る。そして、インク残量の減少とともにインク液室35
内の圧力が低下し、ダイアフラム30が板ばね25に抗
して下方に向け揺動し、シャフト26を介して調整ねじ
27を降下する。
【0021】ところで、インク液室35内におけるイン
ク量の変化と圧力の変化との関係は、図9に示すよう
に、インク量が一定以下となったとき圧力が急激に低下
することが判っている。
ク量の変化と圧力の変化との関係は、図9に示すよう
に、インク量が一定以下となったとき圧力が急激に低下
することが判っている。
【0022】そこで、シャフト26に対する調整ねじ2
7のねじ込み量を調整し、圧力が急激に低下しはじめた
Pとなったとき、図10に示すように、調整ねじ27が
接片23・24の各接点23b・24bと接触し、上記
検出回路Cを閉じてインク量が残り少ないQとなったこ
とを検出するようにする。
7のねじ込み量を調整し、圧力が急激に低下しはじめた
Pとなったとき、図10に示すように、調整ねじ27が
接片23・24の各接点23b・24bと接触し、上記
検出回路Cを閉じてインク量が残り少ないQとなったこ
とを検出するようにする。
【0023】ところで、この発明のインク残量検出装置
17では、たとえば図10に示すごとく、一対の接片2
3・24が全く同一高さ位置で支持されていれば、調整
ねじ27が降下したとき、その頭部27aが接点23b
・24bとそれぞれ同時に接触してその間を導通する。
17では、たとえば図10に示すごとく、一対の接片2
3・24が全く同一高さ位置で支持されていれば、調整
ねじ27が降下したとき、その頭部27aが接点23b
・24bとそれぞれ同時に接触してその間を導通する。
【0024】ところが、たとえば図11に示すように、
仮に一対の接片23・24がずれた高さ位置で支持され
接点23b・24b間に段差dがある場合は、該調整ね
じ27の降下途中に、その頭部27aがまず一方の接片
24の接点24bと先に接触することになる。しかし、
そのとき、この発明では、該接片24を片持ち支持構造
とするから、図12に示すように、調整ねじ27がさら
に降下すると、それに押されて接片24の先端24a側
が下向きに撓み、他方の接片23の接点23bとも接触
することができるようになる。
仮に一対の接片23・24がずれた高さ位置で支持され
接点23b・24b間に段差dがある場合は、該調整ね
じ27の降下途中に、その頭部27aがまず一方の接片
24の接点24bと先に接触することになる。しかし、
そのとき、この発明では、該接片24を片持ち支持構造
とするから、図12に示すように、調整ねじ27がさら
に降下すると、それに押されて接片24の先端24a側
が下向きに撓み、他方の接片23の接点23bとも接触
することができるようになる。
【0025】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、インク
残量検出装置において、インク残量の増減によりダイア
フラムを揺動し、そのダイアフラムの揺動に連動して導
電性部材を移動し、インク残量が一定以下となったとき
その導電性部材が一対の接片に接触してその間を導通
し、検出回路でインク残量が一定以下となったことを検
出するから、従来の如くインク残量を検出するときにイ
ンクが劣化したり、スプリングによる押圧力が影響した
りして印字品質を低下させる等の問題の発生を防止する
ことができる。
残量検出装置において、インク残量の増減によりダイア
フラムを揺動し、そのダイアフラムの揺動に連動して導
電性部材を移動し、インク残量が一定以下となったとき
その導電性部材が一対の接片に接触してその間を導通
し、検出回路でインク残量が一定以下となったことを検
出するから、従来の如くインク残量を検出するときにイ
ンクが劣化したり、スプリングによる押圧力が影響した
りして印字品質を低下させる等の問題の発生を防止する
ことができる。
【0026】また、この発明によれば、一対の接片を片
持ち支持する構造とするから、それら接片が仮にずれた
高さ位置で支持され両者間に段差のある場合でも、導電
性部材を移動したとき一方の接片を押して撓ませること
により、他方の接片とも確実に接触することができる。
持ち支持する構造とするから、それら接片が仮にずれた
高さ位置で支持され両者間に段差のある場合でも、導電
性部材を移動したとき一方の接片を押して撓ませること
により、他方の接片とも確実に接触することができる。
【図1】この発明の一実施例であるインク残量検出装置
の平面図である。
の平面図である。
【図2】そのインク残量検出装置を、そのインク液室内
のインクが満杯の状態において示す断面図である。
のインクが満杯の状態において示す断面図である。
【図3】そのインク残量検出装置の下ケースの斜視図で
ある。
ある。
【図4】そのインク残量検出装置の上ケースの斜視図で
ある。
ある。
【図5】そのインク残量検出装置の分解断面図である。
【図6】そのインク残量検出装置の板ばねの斜視図であ
る。
る。
【図7】そのインク残量検出装置における調整ねじと接
点とが離れた状態を示す図2の部分拡大図である。
点とが離れた状態を示す図2の部分拡大図である。
【図8】そのインク残量検出装置を、インク液室内のイ
ンクが減少した状態において示す断面図である。
ンクが減少した状態において示す断面図である。
【図9】そのインク残量検出装置におけるインク液室内
のインク量の変化と圧力の変化の関係グラフである。
のインク量の変化と圧力の変化の関係グラフである。
【図10】そのインク残量検出装置における一対の接片
の接点に調整ねじが接触した状態を示す図8の部分拡大
図である。
の接点に調整ねじが接触した状態を示す図8の部分拡大
図である。
【図11】その一対の接片がずれた高さ位置で支持され
た場合の接点と調整ねじの接触状態説明図である。
た場合の接点と調整ねじの接触状態説明図である。
【図12】その接触状態における一方の接片の撓み状態
説明図である。
説明図である。
【図13】上記したインク残量検出装置を備えるインク
ジェットプリンタの全体概略斜視図である。
ジェットプリンタの全体概略斜視図である。
【図14】従来のインク残量検出装置の概略図である。
【図15】他の従来のインク残量検出装置の概略図であ
る。
る。
17 インク残量検出装置 23・24 接片 27 調整ねじ(導電性部材) 30 ダイアフラム C 検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】 インク残量の増減により揺動するダイア
フラムと、そのダイアフラムの揺動に連動して移動する
導電性部材と、片持ち支持し、インク残量が一定以下と
なったとき前記導電性部材が接触してその間を導通する
一対の接片と、それら一対の接片と接続してインク残量
が一定以下となったことを検出する検出回路と、を備え
てなる、インク残量検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35130592A JPH06171106A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | インク残量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35130592A JPH06171106A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | インク残量検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06171106A true JPH06171106A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18416412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35130592A Pending JPH06171106A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | インク残量検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06171106A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7404628B2 (en) | 2003-03-26 | 2008-07-29 | Seiko Epson Corporation | Liquid container |
JP2018096375A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | 船井電機株式会社 | 流体分注装置 |
-
1992
- 1992-12-07 JP JP35130592A patent/JPH06171106A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7404628B2 (en) | 2003-03-26 | 2008-07-29 | Seiko Epson Corporation | Liquid container |
US7997703B2 (en) | 2003-03-26 | 2011-08-16 | Seiko Epson Corporation | Liquid container |
JP2018096375A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | 船井電機株式会社 | 流体分注装置 |
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