JPH0617008B2 - 長尺コンクリ−ト板の製造装置 - Google Patents

長尺コンクリ−ト板の製造装置

Info

Publication number
JPH0617008B2
JPH0617008B2 JP3244687A JP3244687A JPH0617008B2 JP H0617008 B2 JPH0617008 B2 JP H0617008B2 JP 3244687 A JP3244687 A JP 3244687A JP 3244687 A JP3244687 A JP 3244687A JP H0617008 B2 JPH0617008 B2 JP H0617008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
conveyor
strip
conveyors
long
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3244687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63199607A (ja
Inventor
二郎 浮田
哲五郎 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIGAA MASHIN SEISAKUSHO KK
TSURUGA SUPANKURIITO KK
Original Assignee
TAIGAA MASHIN SEISAKUSHO KK
TSURUGA SUPANKURIITO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAIGAA MASHIN SEISAKUSHO KK, TSURUGA SUPANKURIITO KK filed Critical TAIGAA MASHIN SEISAKUSHO KK
Priority to JP3244687A priority Critical patent/JPH0617008B2/ja
Publication of JPS63199607A publication Critical patent/JPS63199607A/ja
Publication of JPH0617008B2 publication Critical patent/JPH0617008B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コンクリートスラブ等の長尺コンクリート板
を、安全に効率よく製造できるようにした、長尺コンク
リート板の製造装置に関するものである。
[従来の技術] 第5図に示すような長尺コンクリート板1が土木工事等
に使用されている。この長尺コンクリート板1の最大寸
法は、長さ2m、幅90cm、厚さ15cm程度のもので、長さ
方向には張力を与えた鋼線2が埋設されると共に、円形
の孔3が設けられている。
このような長尺コンクリート板1を製造する従来の装置
を説明すると、第6図に示すように長さ 150mm程度の定
置台4を並行に複数配設し(図ではその中の1本のみを
示し他は省略してある)、各定置台4の上面両側に長さ
方向に取付けてあるレール5上を移動するコンクリート
供給装置6と切断装置7とを設け、定置台4の上面には
さらに、鋼線緊張装置8によって張力を与えた鋼線2を
配置しておく。
コンクリート供給装置6の下部には、第7図、第8図に
示すように下向きコ字状の形枠9が定置台4の上面に接
するように設けてあって、形枠9の内部には、孔3を形
成するための形棒10が取付けられている。
コンクリート供給装置6を第6図、第7図の右側から左
方へ移動させ、転圧と振動とを加えながら形枠9を介し
て鋼線2を埋めるようにして定置台4の上面に平らにコ
ンクリートを供給し、コンクリートの乾燥後第6図に示
す切断装置7によって所要長さごとにコンクリートを切
断すると、長尺コンクリート板1が完成する。このよう
にして完成した長尺コンクリート板1は、天井走行クレ
ーン等によって定置台4上から搬出する。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の長尺コンクリート板の製造装置は、コンクリート
供給装置6と切断装置7とは共に定置台4上のレール5
に沿って移動するため作業が錯綜して能率が悪く、所要
長さに切断する場合の寸法合せに時間がかかって寸法精
度も悪く、さらに完成した長尺コンクリート板1は作業
者の頭上を通って搬出するため、災害の危険性もあっ
た。
本発明はこのような従来の欠点を改善し、平らに供給し
て乾燥したコンクリートを一方向に移動させて定位置で
切断し、完成した長尺コンクリート板を集約的に搬出す
るようにして能率化を図り、製品寸法の精度を向上さ
せ、災害の発生を防止できる長尺コンクリート板の製造
装置を提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、並行に配設され正逆転可能な複数のコンベア
と、該コンベアの一端に近接して設けられた巻取装置
と、前記コンベア上にそれぞれ配置され一端が前記巻取
装置に巻き取られるようにされると共に他端が前記コン
ベア上に固着された複数の帯状被覆体と、前記コンベア
に沿って移動し前記帯状被覆体の上面にそれぞれコンク
リートを平らに供給する複数のコンクリート供給装置
と、前記複数のコンベアの前記一端側で前記複数のコン
ベアと直交する方向に移動し前記帯状被覆体の上面に供
給されたコンクリートを所要長さに切断する1つの切断
装置と、該切断装置の移動方向と並行に設けられた搬出
コンベアと、を備えたことを特徴とする長尺コンクリー
ト板の製造装置としたものである。
[作 用] コンベア上の帯状被覆体の上面にコンクリート供給装置
によって平らにコンクリートが供給され、コンベアの正
転と共に帯状被覆体を巻取装置で巻き取ると、帯状被覆
体上面のコンクリートはコンベアの一端側に移送され、
ここで切断装置により所要長さに切断されて長尺コンク
リート板の完成品となり、搬出コンベアで搬出される。
[実施例] 次に本発明の一実施例を、図に基づいて説明する。
第1図、第2図において、12は長さ150m程の長い定置台
であって、複数の定置台12が並行して設置されており、
各定置台12の長さ方向には、図示しない駆動装置によっ
て正転、逆転されるコンベア13が配設されている。コン
ベア13は第3図に示すように断面台形の金属板を横方向
に並べて連結し、表面が平滑な面になるようにしたもの
であって、コンベア13の上面には、軟質合成樹脂被膜等
で作られた強靭で柔軟性に富んだ帯状被覆体14が載置さ
れている。帯状被覆体14はコンベア13の長さ方向に長く
作られている帯状のもので、帯状被覆体14の第1図にな
いし第3図における左端は、コンベア13の左端に近接し
て設けた巻取装置15によって巻き取られるようになって
おり、帯状被覆体の第1図ないし第3図における右端
は、固着装置16を介してコンベア13上に固着されてい
る。
第1図に示すように、定置台12の上面両側にはレール17
がコンベア13と並行に取付けてあって、コンクリート供
給装置18がレール17上を移動するようになっており、ま
た図示は省略するが帯状被覆体14の上面には、第6図と
同様に鋼線緊張装置8によって張力を与えた鋼線2が配
置されている。コンクリート供給装置18は、第7図、第
8図に示したコンクリート供給装置6と同様のもので、
第4図に示すように下向きコ字状の形枠9が帯状被覆体
14の上面に接するように取付けられている。
コンベア13の第1図、第2図における左端側には、全部
のコンベア13にわたって直交するようにした門型の切断
装置ガイド19が設けてあって、1台の切断装置20が切断
装置ガイド19に沿って、コンベア13に対し直交する方向
に移動するようにされている。切断装置20の下側には第
2図、第3図に示すように、円形の回転するダイヤモン
ドカッタ等の切断刃21が取付けられている。
切断装置ガイド19のコンベア13とは反対の側には、第1
図、第2図に示すように切断装置ガイド19と並行に、チ
ェンコンベア等の搬出コンベア22が設けられている。さ
らに搬出コンベア22に並行してこれよりも長さの短いコ
ンベア22の端部とコンベア23との間には、積替装置24が
設けられている。またコンベア13の第1図、第2図にお
ける左端の延長上には、搬出コンベア22と直交する状態
でローラコンベア25が配置されている。
上述した第1図ないし第4図に示す装置によって第5図
の長尺コンクリート板1を製造する場合には、第1図、
第2図に示すように固着装置16をコンベア13の右端に位
置させ、コンベア13の上面全長にわたって帯状被覆体14
を載置する。そしてコンベア13および帯状被覆体14を停
止した状態でコンクリート供給装置18を第1図、第2図
に右側から左方へ移動させ、転圧と振動とを加えながら
形枠9(第4図参照)を介して帯状被覆体14の上面に平
らにコンクリートを供給する。
帯状被覆体14の上面に平らに供給されたコンクリートが
乾燥した後、コンベア13を第1図、第2図の左方へ正転
させると同時に帯状被覆体14を巻取装置15で巻き取り、
コンベア13と帯状被覆体14と同速度で移動させる。これ
によって帯状被覆体14の上面で乾燥したコンクリートは
第1図、第2図の左方に移動し、その先端側からローラ
コンベア25上に乗り移って行くことになる。コンクリー
トが切断刃21(第2図参照)の通る位置よりも所要長さ
だけ搬出コンベア21の方に突出した時にコンベア13およ
び巻取装置15を停止させてコンクリートの移動を止め、
切断装置20を切断装置ガイド19に沿って移動させながら
切断刃21でコンクリートを切断すると、所要長さに切断
されて第5図に示す長尺コンクリート板1となったもの
が、ローラコンベア25上に載っていることになる。ロー
ラコンベア25上の長尺コンクリート板1は搬出コンベア
22によって積替装置24の下まで搬出され、積替装置24
によってコンベア23上に移される。
上述した切断刃21によるコンクリートの切断が完了する
と、再びコンベア13を正転させると共に帯状被覆体1
4を巻止装置15で巻き取り、帯状被覆体14の上面にある
コンクリートを所要長さだけ第1図、第2図の左方に移
動してコンベア13および巻取装置15を停止し、切断刃21
でコンクリートを切断する。この操作を繰り返すことに
より、各コンベア13ごとに所要長さに切断された長尺コ
ンクリート板1がそれぞれのローラコンベア25から搬出
コンベア22によって積替装置24の下まで搬出され、コン
ベア23上で積み重ねられて出荷される。
帯状被覆体14の上面で乾燥したコンクリートの切断およ
び搬出が完了すると、コンベア13を逆転すると同時に巻
取装置15(第2図参照)も逆転して帯状被覆体14を戻
し、第1図、第2図に示すように固着装置16をコンベア
13の右端に位置させ、再び帯状被覆体14上にコンクリー
トを供給する作業を開始する。コンクリートの供給を開
始するに先立って、直前の作業におけるコンクリートの
残滓を除去する清掃作業を必要とするが、コンベア13上
には帯状被覆体14が載置されていて、この帯状被覆体14
上にコンクリートを平らに供給するのでコンクリートは
コンベア13に直接接触しないことになり、コンクリート
の残滓は帯状被覆体14の上面に付着するのみでコンベア
13には付着しないため、帯状被覆体14上面の清掃をする
だけの簡単な作業でコンクリートを残滓を除去すること
ができる。
[発明の効果] 本発明は1つの切断装置により切断作業を集約して行う
ので、コンクリートの供給と作業が錯綜せずに能率良く
正確な切断作業を行うことができ、長尺コンクリート板
の搬出も作業者の頭上を通らずに、安全で能率の良い搬
出作業を行うことが可能となり、コンクリートの供給作
業の間に行う清掃も簡単にすむ効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図は第1図の
IIの方向から見た側面図、第3図は第2図の要部拡大
図、第4図は第1図のIV−IV線における拡大正面図、第
5図は長尺コンクリート板の斜視図、第6図は従来装置
の平面図、第7図は第6図の要部を一部切断して示した
拡大側面図、第8図は第7図の正面図である。 1……長尺コンクリート板、2……鋼線、3……孔、 4……定置台、5……レール、 6……コンクリート供給装置、7……切断装置、 8……鋼線緊張装置、9……形枠、10……形棒、 12……定置台、13……コンベア、14……帯状被覆体、 15……巻取装置、16……固着装置、17……レール、 18……コンクリート供給装置、 19……切断装置ガイド、20……切断装置、 21……切断刃、22……搬出コンベア、 23……コンベア、24……積替装置、 25……ローラコンベア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並行に配設され正逆転可能な複数のコンベ
    アと、該コンベアの一端に近接して設けられた巻取装置
    と、前記コンベア上にそれぞれ載置され一端が前記巻取
    装置巻き取られるようにされると共に他端が前記コンベ
    ア上に固着された複数の帯状被覆体と、前記コンベアに
    沿って移動し前記帯状被覆体の上面にそれぞれコンクリ
    ートを平らに供給する複数のコンクリート供給装置と、
    前記複数のコンベアの前記一端側で前記複数のコンベア
    と直交する方向に移動し前記帯状被覆体の上面に供給さ
    れたコンクリートを所要長さに切断する1つの切断装置
    と、該切断装置の移動方向と並行に設けられた搬出コン
    ベアと、を備えたことを特徴とする長尺コンクリート板
    の製造装置。
JP3244687A 1987-02-17 1987-02-17 長尺コンクリ−ト板の製造装置 Expired - Lifetime JPH0617008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3244687A JPH0617008B2 (ja) 1987-02-17 1987-02-17 長尺コンクリ−ト板の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3244687A JPH0617008B2 (ja) 1987-02-17 1987-02-17 長尺コンクリ−ト板の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63199607A JPS63199607A (ja) 1988-08-18
JPH0617008B2 true JPH0617008B2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=12359189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3244687A Expired - Lifetime JPH0617008B2 (ja) 1987-02-17 1987-02-17 長尺コンクリ−ト板の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0617008B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5954237B2 (ja) * 2012-07-30 2016-07-20 Jfeスチール株式会社 鉄鋼スラグ水和固化体ブロックの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63199607A (ja) 1988-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910001308A (ko) V홈 절연재의 제조장치
JPH0217455B2 (ja)
JP2779629B2 (ja) 帯状材料から裁断片を切断する方法及び装置
CN114454370A (zh) 硅棒切割方法、设备及系统
US3657952A (en) Apparatus for selectively cutting and conveying sheet material
GB2118092A (en) Apparatus for dividing aerated concrete blocks
JPH0617008B2 (ja) 長尺コンクリ−ト板の製造装置
US5974923A (en) Veneer composer and clipper apparatus
US3557651A (en) Film-cutting apparatus
EP0079735A2 (en) Apparatus for use in the manufacture of composite articles
US4337112A (en) Apparatus for making an indefinite length composite sheet of very large predetermined width from indefinite length sheet stock relatively small width
JPS6133896A (ja) 切断されたシ−ト材料を密封する装置
JPH10193248A (ja) パイプ端面のバリ取り方法および装置
US3171450A (en) Shingle cutting apparatus
JP4095744B2 (ja) 板体の受け取り装置
JPS6116534B2 (ja)
JPS61101371A (ja) 巻取り機における材料巻付け装置
JP3022257B2 (ja) 厚紙材の切断装置
JPS6143466B2 (ja)
CN115052823A (zh) 带层压机切割组件
US4165215A (en) Slab preparation apparatus
JPH0533138B2 (ja)
JPS5815128Y2 (ja) 単材搬送装置
US1185447A (en) Bias-cutter take-up.
JPS5942233Y2 (ja) クロスコンベア装置