JPH06169919A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JPH06169919A
JPH06169919A JP4323910A JP32391092A JPH06169919A JP H06169919 A JPH06169919 A JP H06169919A JP 4323910 A JP4323910 A JP 4323910A JP 32391092 A JP32391092 A JP 32391092A JP H06169919 A JPH06169919 A JP H06169919A
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puncture
needle
probe
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ultrasonic
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JP4323910A
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Shigeyoshi Hasegawa
重好 長谷川
Takayoshi Saito
孝悦 斉藤
Junichi Sato
純一 佐藤
Michiyo Kimazuka
道代 木間塚
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穿刺操作をする際に、容易に穿刺ホルダの装
着を可能にするとともに、着脱に要する時間をより短縮
して穿刺臨床の効率向上を図る超音波探触子を提供す
る。 【構成】 ニードルホルダ12と探触子20とは受け部
19を接点として分離できる。受け部19の穴部19b
及びニードルホルダ12の突起12bの断面は相対する
形状であり、それぞれ台形状をなしており、押し込まれ
た際には互いにしっかりと係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用診断、特に表在
組織診断分野に用いる穿刺型の超音波探触子に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の超音波探触子に用いる穿刺具に
ついては、実開平3−64608号公報に開示されてい
るような構成が知られている。図4は同公報に開示され
た穿刺具の構成を示しており、図4(a)は穿刺金具を
探触子から取り外しているところを示す斜視図、図4
(b)は穿刺金具を探触子に装着しているところを示す
斜視図である。図4に示すように、探触子1には、穿刺
針3をガイド保持する穿刺金具4を備えた探触子装着金
具7が装着されている。穿刺針3は穿刺金具4のガイド
穴6に沿って差し込まれる。また、穿刺金具4は探触子
1の胴部を探触子装着金具7で巻きネジ7cで固定され
るようになっている。穿刺針3を被検体へ挿入した後は
穿刺金具4を探触子1から取り外し、被検体には穿刺針
3とともに残して探触子1を取り去ることができる構造
になっている。
【0003】また、観察後には、穿刺針3及び穿刺金具
4を同時に被検体より抜き取るようにする。
【0004】また、図5は従来の穿刺金具の他の一例を
示す斜視図である。これは、穿刺針のみを生体に残す形
態のものである。穿刺金具4は上記の例と同様に探触子
1に巻きつけられてネジ止め固定される。穿刺針3は予
め設けられた溝14に沿って挿入され、そのまま被検体
へと差し込まれる。さらに、ガイド用溝14の一方向が
切り込まれており、蓋状になっている押え板9が覆う構
成になっている。そして、探触子1の除去に際しては押
え板9を押して針の逃げ部を設け、操作方向と直角方向
に探触子を動かして穿刺針3を外すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4、図5に示したい
ずれの場合においても、超音波探触子を被検体に当接さ
せて断層象を見ながら穿刺操作を行う。穿刺針3が穿刺
金具4の穴6または溝14に当てられ基準となる面に沿
って挿入される。このとき、上記穿刺針3は案内と画面
上に設けれたガイドラインにより比較的まっすぐに差し
込むことができる。目的とする部位への穿刺針3の挿入
が終了したところで穿刺針3を残したまま探触子1を取
り除くことが必要である。この際、図4に示す例におい
ては、ネジ7cを緩めて凹部より外し、探触子装着金具
7を探触子から外して穿刺針3と一緒に残すようにす
る。このように、挿入後の状態維持を図ったまま探触子
1を取り除くことが必要であるが、これらの例によれ
ば、探触子装着金具を外さなければならなかったり、探
触子1を抵抗の大きい走査軸方向に動かさなければなら
ず、そのため穿刺針3に接触したり被検体に傷をつける
恐れがあるなど高い危険性を含んでいた。また、両手に
よる取外しのために探触子を持ち変えたり、操作盤上の
キー操作を一時中断せねばならず、この操作は効率を低
下させ、煩わしさを増大させた。加えて、探触子への装
着金具7の着脱を必要とし、穿刺操作の所要時間が長く
なるという問題もあった。
【0006】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、穿刺操作をする際に、容易に穿刺ホルダの
装着を可能にするとともに、着脱に要する時間をより短
縮して穿刺臨床の効率向上を図る超音波探触子を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、超音波を送受する超音波振動子と、超音波
の走査方向と同一面上に配された穿刺針を保持する穿刺
ホルダと、探触子本体及び上記穿刺ホルダが互いに当接
する位置に人的押し圧または引き圧にて着脱可能な係合
部を備えたものである。
【0008】
【作用】したがって本発明によれば、穿刺ホルダの脱着
に特に工具を必要とせず、指の押力で脱着することがで
き、煩わしさを削減できる。また、構造が単純ゆえ小型
化が可能であり、操作性を向上できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例を示す超音
波探触子の分解斜視図、図2(a)、(b)は、超音波
探触子に穿刺ホルダ部を装着した状態を示す斜視図であ
る。20は超音波探触子であり、超音波を送受する超音
波振動子および電気的・機械的走査機能部を内包してい
る。18は穿刺ホルダ部であり、ニードルホルダ12、
ニードル押さえ板13、スライダ14、ストッパ15、
コイルスプリング16及びネジ17から構成されてい
る。また、21は穿刺針である。19は、穿刺ホルダ部
18と探触子20とを接続する際に用いる受け部であ
り、穿刺ホルダ部18と探触子20とは受け部19を接
点として分離できるようになっている。また、受け部1
9は探触子20とはネジ等で固着させる。そして、穿刺
針21はニードル押さえ板13のガイド溝12aに沿っ
て挿入されるようになっている。
【0010】ここで、穿刺ホルダ部18の構成をさらに
詳しく説明する。スライダ14は、ニードル押さえ板1
3と一体に図2(a)における矢印A、B方向にニード
ルホルダ12に対して摺動可能に設けられる。
【0011】また、スライダ14は、ニードルホルダ1
2に対して、通常はコイルスプリング16によって矢印
B方向に付勢されている。したがって、スライダ14を
矢印A方向に摺動させると、ニードル押さえ板13も矢
印A方向に移動してニードルホルダ12とニードル押さ
え板13との間隙が大きくなる。したがって、ニードル
ホルダ12とニードル押さえ板13とで穿刺針21を挟
持している状態からスライダ14を矢印A方向に摺動さ
せることにより、ニードルホルダ12とニードル押さえ
板13が開状態となり、穿刺針21を取り外すことがで
きる。このとき、本実施例では、図より明らかなよう
に、ニードルホルダ12とニードル押さえ板13との当
接面が開いたときには、矢印A、B方向および穿刺針2
1の挿入方向とは垂直方向、つまり走査方向とは直角方
向に穿刺針21を取り外すことができる。また、ニード
ルホルダ12とニードル押さえ板13との間隙は、スト
ッパ15に螺合しているネジ17により調節できる。
【0012】次に、本実施例における穿刺操作の手順に
ついて説明する。図2(a)、(b)はそれぞれ穿刺針
21の挿入前後の状態を示しており、図3は図1におけ
るA−A断面図である。まず、探触子20に設けた受け
台19の穴にニードルホルダ12の突起12bを合わせ
指で押さえる。予め受け台19には、割19aを入れて
いるので、穴部19bが広げられ、ニードルホルダ12
の突起12bが穴部19bに入りこむ。図3より明らか
なように、穴部19b及び突起12bの断面は相対する
形状であり、それぞれ台形状をなしており、押し込まれ
た際にはしっかりと係合する。ニードルホルダ12が装
着されると、次に穿刺操作を行う。
【0013】まず、探触子20を生体に当接させ、目的
の部位が画面(図示せず)上に断層像および穿刺針を挿
入する目安となるガイドラインが表示されるので、この
ガイドラインを断層像の所望の位置に合わせることで針
挿入の準備が完了する。
【0014】片手で探触子20を持ち、反対側の手で穿
刺針21を持つ。次にニードルホルダ12の溝12aに
穿刺針21の針先を合わせ、溝12aを案内として奥へ
差し込む。このとき、ストッパ15に螺合しているネジ
17を回転させることにより、ニードルホルダ12とニ
ードル押さえ板13との間隙すなわち穿刺ホルダ開口部
の大きさを調整できるので、この間隙を適切に調整して
おくことにより、抵抗なく穿刺針21を溝12aに沿っ
て挿入することができる。また、コイルスプリング16
およびネジ17によって、穿刺針21を押えつける強さ
を調節できる。この強さについては、絞めすぎず強すぎ
ず、探触子20を天地逆にして自然落下しない程度がよ
い。したがって、穿刺針21の太さが変わったとしても
ネジ17を調整することにより適当な大きさの穿刺ホル
ダ開口部にでき、しかも穿刺針21を押えつける強さも
調整できる。
【0015】次に、ターゲットの位置まで穿刺針21を
刺し、目的とする作業が終了すると、探触子20を保持
している側の手の指でスライダ14を矢印A方向に押
し、ニードル押さえ板13を矢印A方向に押し出す。こ
れにより穿刺針21はニードルホルダ12とニードル押
さえ板13との間で自由になり、穿刺ホルダ部18の装
着された探触子20を穿刺針21から逃がし、短軸方向
に外すことができる。したがって、穿刺針21だけを生
体に残し、周辺に何もない状態で次の作業を行うことが
できる。そこで、穿刺針21を使っても体液の収集など
の作業を終了した後、穿刺針21を抜いて穿刺操作を完
了する。
【0016】次にニードルホルダ12を手で持ち、強く
引くかまたは少し傾けてこじるようにすれば簡単に穿刺
ホルダ部18を探触子20より取り外すことができる。
【0017】このように、上記実施例によれば、穿刺ホ
ルダ部18と探触子20に互いに係合可能な係合部を設
けることにより、容易に装着、装脱ができ、煩わしさか
らの開放や、穿刺具単独での消毒、洗浄が可能になる。
また、小型化が図れることにより、探触子の操作性が向
上する。
【0018】なお、本実施例ではニードルホルダ12に
突部12bを、受け部19に穴19b(凹部)を設けた
が、必ずしもこの形状にこだわるものではなく、これら
の形状を逆にしてもよい。ようは、互いに係合可能な形
状にすることで本実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、探触子と穿刺金具の着脱が容易にできるようにした
ものであり、着脱の煩わしさを皆無にし、その所要時間
を著しく短縮したもので、穿刺操作の大幅な効率向上を
図ることができる。
【0020】また、簡単に穿刺金具を着脱できるので、
穿刺金具の洗浄消毒もその都度即座に実施できる。加え
て構造が簡単であるので、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す超音波探触子の分解斜
視図
【図2】同実施例の要部の斜視図
【図3】図1におけるA−A断面図
【図4】従来の穿刺金具を示す斜視図
【図5】従来の穿刺金具の他の例を示す斜視図
【符号の説明】
12 ニードルホルダ 13 ニードル押さえ板 14 スライダ 15 ストッパ 16 コイルスプリング 17 ネジ 19 受け部 20 超音波探触子 21 穿刺針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木間塚 道代 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送受する超音波振動子と、超音
    波の走査方向と同一面上に配された穿刺針を保持する穿
    刺ホルダと、探触子本体及び上記穿刺ホルダが互いに当
    接する位置に人的押し圧または引き圧にて着脱可能な係
    合部を備えた超音波探触子。
  2. 【請求項2】 穿刺ホルダには突部を、探触子本体側に
    は上記突部と係合する形状の凹部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の超音波探触子。
JP4323910A 1992-12-03 1992-12-03 超音波探触子 Expired - Fee Related JP2720737B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259006U (ja) * 1985-10-01 1987-04-13
JPH01280446A (ja) * 1988-05-06 1989-11-10 Kazuo Baba 超音波内視鏡

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259006U (ja) * 1985-10-01 1987-04-13
JPH01280446A (ja) * 1988-05-06 1989-11-10 Kazuo Baba 超音波内視鏡

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