JP2720736B2 - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JP2720736B2
JP2720736B2 JP4323909A JP32390992A JP2720736B2 JP 2720736 B2 JP2720736 B2 JP 2720736B2 JP 4323909 A JP4323909 A JP 4323909A JP 32390992 A JP32390992 A JP 32390992A JP 2720736 B2 JP2720736 B2 JP 2720736B2
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puncture
puncture needle
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ultrasonic
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重好 長谷川
孝悦 斉藤
純一 佐藤
道代 木間塚
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用診断、特に表在
組織診断分野に用いる穿刺型の超音波探触子に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の超音波探触子に用いる穿刺具に
ついては、実開平3−64608号公報に開示されてい
るような構成が知られている。図3は同公報に開示され
た穿刺具の構成を示しており、図3(a)は穿刺金具を
探触子から取り外しているところを示す斜視図、図3
(b)は穿刺金具を探触子に装着しているところを示す
斜視図である。図3に示すように、探触子1には、穿刺
針3をガイド保持する穿刺金具4を備えた探触子装着金
具7が装着されている。穿刺針3は穿刺金具4のガイド
穴6に沿って差し込まれる。また、穿刺金具4は探触子
1の胴部を探触子装着金具7で巻きネジ7cで固定され
るようになっている。穿刺針3を被検体へ挿入した後は
穿刺金具4を探触子1から取り外し、被検体には穿刺針
3とともに残して探触子1を取り去ることができる構造
になっている。
【0003】また、観察後には、穿刺針3及び穿刺金具
4を同時に被検体より抜き取るようにする。
【0004】また、図4は従来の穿刺金具の他の一例を
示す斜視図である。これは、穿刺針のみを生体に残す形
態のものである。穿刺金具4は上記の例と同様に探触子
1に巻きつけられてネジ止め固定される。穿刺針3は予
め設けられた溝14に沿って挿入され、そのまま被検体
へと差し込まれる。さらに、ガイド用溝14の一方向が
切り込まれており、蓋状になっている押え板9が覆う構
成になっている。そして、探触子1の除去に際しては押
え板9を押して針の逃げ部を設け、操作方向と直角方向
に探触子を動かして穿刺針3を外すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3、図4に示したい
ずれの場合においても、超音波探触子を被検体に当接さ
せて断層象を見ながら穿刺操作を行う。穿刺針3が穿刺
金具4の穴6または溝14に当てられ基準となる面に沿
って挿入される。このとき、上記穿刺針3は案内と画面
上に設けれたガイドラインにより比較的まっすぐに差し
込むことができる。目的とする部位への穿刺針3の挿入
が終了したところで穿刺針3を残したまま探触子1を取
り除くことが必要である。この際、図3に示す例におい
ては、ネジ7cを緩めて凹部より外し、探触子装着金具
7を探触子から外して穿刺針3と一緒に残すようにす
る。このように、挿入後の状態維持を図ったまま探触子
1を取り除くことが必要であるが、これらの例によれ
ば、探触子装着金具を外さなければならなかったり、探
触子1を抵抗の大きい走査軸方向に動かさなければなら
ず、そのため穿刺針3に接触したり被検体に傷をつける
恐れがあるなど高い危険性を含んでいた。また、両手に
よる取外しのために探触子を持ち変えたり、操作盤上の
キー操作を一時中断せねばならず、この操作は効率を低
下させ、煩わしさを増大させた。加えて、探触子への装
着金具7の着脱を必要とし、穿刺操作の所要時間が長く
なるという問題もあった。
【0006】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、穿刺操作をする際に、穿刺位置を正確に定
めることができ穿刺針の保持を容易にできるとともに、
安全な操作ができるようにした超音波探触子を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】また、上記目的に加えて片手の操作にして
取扱いを簡単にし、作業性を向上させるようにした超音
波探触子を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、超音波を送受する超音波振動子と、この超
音波振動子に固定され超音波の走査方向超音波の走査方
向と同一面上に穿刺針を規制する規制部が形成された穿
刺ホルダと、この穿刺ホルダに摺動可能に支持され弾性
部材により上記規制部に付勢されて上記穿刺針を保持す
るスライダとを備え、上記弾性部材の弾性力に抗して上
記スライダを移動して上記穿刺針の保持を解除した際
に、上記穿刺針に対して上記超音波の走査方向と直交す
る方向が開口することを特徴とするものである。
【0009】また、上記構成に加えて、上記開口部の幅
を無段階に調節することができるようにしたものであ
る。
【0010】
【作用】したがって本発明によれば、超音波診断におけ
る穿刺操作の際に、穿刺針を確実に保持して目的の部位
に安全に挿入することができ、穿刺針を取り外す場合も
被検体を傷つけることがなくなる。
【0011】また、溝幅を可変するストッパを設けるこ
とにより、穿刺針サイズの変化に対応でき、穿刺針が動
き難くなって誤操作を防止できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1、図2は本発明の一実施例にお
ける超音波探触子を示し、図1(a)、図1(b)は、
超音波探触子に穿刺ホルダ部を装着した状態を示す斜視
図、図2はその側面図である。20は超音波探触子であ
り、超音波を送受する超音波振動子および電気的・機械
的走査機能部を内包している。18は穿刺ホルダ部であ
り、ニードルホルダ12、ニードル押さえ板13、スラ
イダ14、ストッパ15、コイルスプリング16及びネ
ジ17から構成されている。また、21は穿刺針であ
る。図1に示すように穿刺針21はニードルホルダ12
のガイド溝12aに沿って挿入されるようになってい
る。
【0013】ここで、穿刺ホルダ部18の構成をさらに
詳しく説明する。スライダ14は、ニードル押さえ板1
3と一体に図2における矢印A、B方向に摺動可能に設
けられている。また、ニードルホルダ12が探触子20
に固定されており、通常はコイルスプリング16によっ
てスライダ14が矢印B方向に付勢されている。したが
って、スライダ14を矢印A方向に摺動させると、ニー
ドル押さえ板13も矢印A方向に移動してニードルホル
ダ12とニードル押さえ板13との間隙が大きくなる。
したがって、ニードルホルダ12とニードル押さえ板1
3とで穿刺針21を挟持している状態からスライダ14
を矢印A方向に摺動させることにより、ニードルホルダ
12とニードル押さえ板13が開状態となり、穿刺針2
1を取り外すことができる。このとき、本実施例では、
図より明らかなように、ニードルホルダ12とニードル
押さえ板13との当接面が開いたときには、矢印A、B
方向および穿刺針21の挿入方向とは垂直方向、つまり
走査方向とは直角方向に穿刺針21を取り外すことがで
きる。
【0014】次に、本実施例における穿刺操作の手順に
ついて説明する。図1(a)、(b)はそれぞれ穿刺針
21の挿入前後を示している。まず、探触子20を生体
に当接させ、目的の部位が画面(図示せず)上に断層像
および穿刺針を挿入する目安となるガイドラインが表示
されるので、このガイドラインを断層像の所望の位置に
合わせることで針挿入の準備が完了する。
【0015】片手で探触子20を持ち、反対側の手で穿
刺針21を持つ。次にニードルホルダ12の溝12aに
穿刺針21の針先を合わせ、溝12aを案内として奥へ
差し込む。このとき、ストッパ15に螺合しているネジ
17を回転させることにより、ニードルホルダ12とニ
ードル押さえ板13との間隙すなわち穿刺ホルダ開口部
の大きさを調整できるので、この間隙を適切に調整して
おくことにより、抵抗なく穿刺針21を溝12aに沿っ
て挿入することができる。また、コイルスプリング16
およびネジ17によって、穿刺針21を押えつける強さ
を調節できる。この強さについては、絞めすぎず強すぎ
ず、探触子20を天地逆にして自然落下しない程度がよ
い。したがって、穿刺針21の太さが変わったとしても
ネジ17を調整することにより適当な大きさの穿刺ホル
ダ開口部にでき、しかも穿刺針21を押えつける強さも
調整できる。
【0016】次に、ターゲットの位置まで穿刺針21を
刺し、目的とする作業が終了すると、探触子20を保持
している側の手の指でスライダ14を矢印A方向に押
し、ニードル押さえ板13を矢印A方向に押し出す。こ
れにより穿刺針21はニードルホルダ12とニードル押
さえ板13との間で自由になり、穿刺ホルダ部18の装
着された探触子20を穿刺針21から逃がし、短軸方向
に外すことができる。したがって、穿刺針21だけを生
体に残し、周辺に何もない状態で次の作業を行うことが
できる。そこで、穿刺針21を使っても体液の収集など
の作業を終了した後、穿刺針21を抜いて穿刺操作を完
了する。
【0017】このように、上記実施例によれば、片手で
探触子20を支え、その手の指でスライダ14を摺動さ
せてニードル押さえ板13を緩めることにより安全確実
に探触子20を穿刺針21から外すことができ、穿刺針
のみを生体に残すことができる。また、空いている他方
の手で穿刺針21を押さえていることができるので、探
触子20を外す際に生体に接触して穿刺針21に無用な
力を与えて生体に傷をつけることを防止できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、探触子と穿刺針の着脱が容易に行えるようにしたも
のであり、より安全確実で効率よく診断、操作ができる
という効果を有する。
【0019】また、開口部の幅を無段階に調節すること
ができるようにしたことにより、穿刺針サイズの変化に
対応でき、穿刺針が動き難くなって誤操作を防止でき
る。
【0020】加えて構造が簡単であり、安価に提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す超音波探触子の斜視図
【図2】同実施例の側面図
【図3】従来の穿刺金具を示す斜視図
【図4】従来の穿刺金具の他の例を示す斜視図
【符号の説明】
12 ニードルホルダ 13 ニードル押さえ板 14 スライダ 15 ストッパ 16 コイルスプリング 17 ネジ 20 超音波探触子 21 穿刺針
フロントページの続き (72)発明者 木間塚 道代 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−43938(JP,A) 実願昭63−52199号(実開平1− 157712号)のマイクロフィルム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送受する超音波振動子と、この
    超音波振動子に固定され超音波の走査方向超音波の走査
    方向と同一面上に穿刺針を規制する規制部が形成された
    穿刺ホルダと、この穿刺ホルダに摺動可能に支持され弾
    性部材により上記規制部に付勢されて上記穿刺針を保持
    するスライダとを備え、上記弾性部材の弾性力に抗して
    上記スライダを移動して上記穿刺針の保持を解除した際
    に、上記穿刺針に対して上記超音波の走査方向と直交す
    る方向が開口することを特徴とする超音波探触子。
  2. 【請求項2】 スライダを移動して穿刺針の保持を解除
    した際の開口部の間隙を連続的に可変する手段を備えた
    請求項1記載の超音波探触子。
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JPH01157712A (ja) * 1987-12-16 1989-06-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd 緊結二重管の製造方法

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実願昭63−52199号(実開平1−157712号)のマイクロフィルム

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