JPH06169631A - コンバイン等のセンサ異常表示方式 - Google Patents

コンバイン等のセンサ異常表示方式

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JPH06169631A
JPH06169631A JP4326375A JP32637592A JPH06169631A JP H06169631 A JPH06169631 A JP H06169631A JP 4326375 A JP4326375 A JP 4326375A JP 32637592 A JP32637592 A JP 32637592A JP H06169631 A JPH06169631 A JP H06169631A
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abnormality
control
display
sensor
control system
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JP4326375A
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Fumio Yoshimura
文夫 吉邨
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動制御システムの異常が複合表示器に表示
されたときは、別途接続のマイコンチェッカに異常セン
サの識別やその異常内容等を表示させるようにする。 【構成】 自動制御システム1の異常を検出して表示さ
せる複合表示器2を設けた農作業機等の自動制御装置に
おいて、この複合表示器2に異常が表示された制御系の
センサ3の識別とその異常内容等の表示を行わせるため
にマイコンチェッカ4を外部から接続させる構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、センサ異常表示方式
に関し、自動制御システムの異常を検出して複合表示器
に表示させるコンバイン作業機等の自動制御装置に利用
できる。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】コ
ンバイン作業機等では各部に自動制御のための作動の検
出を行うセンサを設けて、これらのセンサから送信され
てくる信号をコントロールボックスへ入力して演算処理
を行い、この演算結果の出力によってアクチュエータ等
により自動制御作用を行わせるようにしているものが多
い。このような自動制御システムを装備している農作業
機、例えばコンバイン等において、刈取シンクロ制御、
刈高さ制御、刈取リフト制御、進行方向制御、扱深さ制
御、脱穀選別制御、車体水平制御、車速制御等これら複
数の制御系に必要な信号を得るためのセンサ及びアクチ
ュエータを使用している自動制御システムにもし異常が
発生したときは、自動制御システムに装備した複合表示
器に異常が発生した制御系のシンボル表示を行わせる。
【0003】しかし、このような自動制御システムの異
常の原因をチェックする場合、前記の如き異常の発生し
た制御系のシンボル表示のみでは異常センサの識別やそ
の異常内容等が明確にならないので、この異常状態の修
復に大変な手間と時間を要するものであった。そこでこ
の発明は、自動制御システムの異常が複合表示器に表示
されたときは、別途マイコンチェッカを自動制御システ
ムに接続し、このマイコンチェッカによって異常センサ
の識別やその異常内容等を表示させるようにするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の制御
系からなる自動制御システム1の異常を検出して複合表
示器2に表示させるコンバイン等の自動制御装置におい
て、該複合表示器2に異常が表示された制御系のセンサ
3の識別とその異常内容等を別途接続したマイコンチェ
ッカ4に表示させることを特徴とするセンサ異常表示方
式の構成とする。
【0005】
【作用、および発明の効果】上記の構成によれば、コン
バイン等に設けた自動制御システム1において、各装置
部に配置した多数のセンサ3により各装置のアクチュエ
ータによる作用状態を検出し、これらのセンサ3からの
検出記号を自動制御システム1のコントロールボックス
へ送信し、このコントロールボックスのCPU等による
演算処理の結果によって自動制御作用を行わせるように
するものであり、このような自動制御作用中に、何れか
の制御系に異常が発生したときは自動制御システム1に
設けた複合表示器2に、例えば刈取シンクロ制御の異常
であれば、図5に示す如く“シンクロ”等のシンボル表
示を行うので、この異常表示が行われたときは、別途に
用意した自動制御システムチェック用のマイコンチェッ
カ4をこの自動制御システム1に接続して、このマイコ
ンチェッカ4に異常の発生したセンサ3の識別とこのセ
ンサ3特有の異常状態つまりその異常内容等を表示させ
るようにするものである。
【0006】このように、マイコンチェッカ4を利用し
て異常が発生したセンサ3の識別とその特有の異常状態
を表示させることにより、多数のセンサ3の中からどの
センサ3にどのような異常状態が発生したかを明確に確
認することができるので、従来のように異常の発生した
センサ3の識別やその異常内容等が明確にならず異常状
態の修復に大変な手間と時間を要するというようなこと
がなく、マイコンチェッカ4の表示によって簡単容易に
異常状態の修復を行うことができるものである。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の実施例を穀類等の収穫作
業を行うコンバインについて図面に基づいて説明する。
土壌面を走行する走行クローラ5を左右に配置した走行
装置6と、この走行装置6上に位置して刈取った穀稈を
脱穀しその穀粒を選別回収する脱穀装置7と、この脱穀
装置7の前部に立毛穀稈を刈取って該脱穀装置7へ移送
する刈取装置8と、該脱穀装置7の一側部にコンバイン
の操作制御を行う操作装置9とこの操作のための操作席
10と、この操作席10の下方にエンジン11を配設し
てコンバインの車体12を構成する。
【0008】また、該操作装置9の近傍には、CPU1
3を主体に配した複数のコントロールボックス14A,
14Bを設け、この各コントロールボックス14Aと1
4Bとに、該各装置6,7,8部に配置した主としてポ
テンショメータ等からなる多数のセンサ3と、この多数
のセンサ3に対応させた多数のアクチュエータ15とを
各々仕分け接続して、コンバイン作業に必要な制御を自
動的に行えるよう複数の制御系をもった自動制御システ
ム1を構成する。
【0009】この自動制御システム1は、例えば車速と
刈取搬送関係の速度とを同調させる刈取シンクロ制御
や、土壌面の凹凸に対応して刈取り高さが一定となるよ
う調節する刈高さ制御や、刈取りが終了した時点で刈取
装置8を自動的に上昇させる刈取リフト制御や、刈取進
行方向を自動的に選択して倣い直進させる進行方向制御
や、刈取り穀稈に長短があっても脱穀装置7への穀稈供
給深さを一定となるよう調節する扱深さ制御や、脱穀物
の選別が最適となるよう自動的に調節する脱穀選別制御
や、車体12のローリングやピッチングに対して自動的
に水平状態を維持させる車体水平制御や、作業負荷に対
して車速を自動的に調節する車速制御等の制御系を構成
する。
【0010】前記各コントロールボックス14A,14
Bは、各々前記CPU13を中心に配しこのCPU13
へ、前記各装置6,7,8部の作用状態を検出して送信
する多数のセンサ3を接続する入力インタフェース16
と、該各装置6,7,8部を作用制御させるアクチュエ
ータ15を接続する出力インタフェース17と、外部と
の通信回線を接続する通信インタフェース18と、EP
ROM・EEPROM・不揮発性RAM等からなる電源
OFF時でも記憶したものが消去されない不揮発性メモ
リ19とを各々接続し、該CPU13による演算処理の
結果によって自動制御作用を行わせる制御回路を構成す
る。なお、該コントロールボックス14Aはマスタボッ
クスとして該コントロールボックス14Bを管理する制
御系を備えさせるようにしてもよく、該不揮発性メモリ
19は該CPU13に内装したものであってもよい。
【0011】また、前記操作装置9には、前記複数の制
御系のためのON・OFFを行うこれらの制御系に対応
させた複数の制御スイッチ20と、前記各センサ3のチ
ェックを行うチェックスイッチ21とを並べたスイッチ
パネル22と、該複数の制御系の異常を液晶パネル等に
よって表示させる複合表示器2とを設け、該コントロー
ルボックス14A,14Bの該各通信インタフェース1
8間をハーネス23により接続すると共に、このハーネ
ス23へ該複合表示器2を接続する。なお、該制御スイ
ッチ20と該チェックスイッチ21とを前記入力インタ
フェース16へ接続する。また、該コントロールボック
ス14Aの他の通信インタフェース18へ、前記自動制
御システム1のチェックや前記不揮発性メモリ19へ各
センサ3の基準値やその調整値の書込みを行うツールと
してのマイコンチェッカ4を外部からハーネス24によ
り接続可能に構成する。
【0012】該マイコンチェッカ4は目的別のICカー
ド4aの挿入によって作用させるものであり、このIC
カード4a挿入後複数のスイッチ4bの操作により、異
常センサ3の識別やその異常内容等の表示、あるいは該
各センサ3の基準値やその調整値等の書込みを行わせ、
これらの内容を表示窓4cに表示させるように構成す
る。
【0013】次に、以上の構成による作用について、ま
ず図4に示す如きフローチャートにより説明する。自動
制御システム1の各制御スイッチ20をONして自動制
御によるコンバイン作業中に、何れかの制御系に異常が
発生したときは、例えば刈取シンクロ制御系に異常が発
生したとすると、図5に示す如く複合表示器2に“シン
クロ”の文字を表示する。このように複合表示器2に異
常制御名がシンボル表示された場合は、外部のマイコン
チェッカ4をコントロールボックス14Aの通信インタ
フェース18へハーネス24により接続し、このマイコ
ンチェッカ4へコンバイン用のICカード4aを挿入す
ると共に電源をONする。
【0014】該マイコンチェッカ4の電源ONにより表
示窓4cに該コントロールボックス14aから送信され
る情報により異常制御系の異常センサ3の識別(センサ
名)及びこの識別されたセンサ3特有の異常状態つまり
異常内容を文字により具体的に表示する。この表示によ
りアクチュエータ15をチェックする必要がある場合に
は、チェックスイッチ21をONして該アクチュエータ
15へ、該マイコンチェッカ4から出力を行いその良・
不良をチェックする。
【0015】このようにして作業者は該アクチュエータ
15を含む該当センサ3系の異常原因を速やかに確認で
きるので、異常状態の修復を簡単容易に行うことができ
る。なお、この自動制御時の異常チェック表示を、前記
各制御スイッチ20が全てOFF状態で自動制御を行っ
ていないときは、前記複合表示器2に異常制御名を表示
させないようにしてもよく、このように異常制御名を表
示させないことにより、作業者に不必要な情報を与える
ことによる作業時の混乱を防止することができる。
【0016】また、図6のフローチャートに示す如く、
例えば工場出荷時等に前記マイコンチェッカ4とコント
ロールボックス14Aとを接続した状態で、前記チェッ
クスイッチ21をONさせることにより制御モードから
非制御となるセンサチェックモードに切替わるので、こ
のチェックモードにおいて手動により前記アクチュエー
タ15を作用させ、このホジション値を該コントロール
ボックス14Aの不揮発性メモリ19へセンサ3の調整
値(基準値)として記憶させる。
【0017】このようにして、センサ3のポジション値
の調整はセンサ値が安定している非制御時に行われるも
のであるが、新たな調整値の書込み時にこの値を用いて
制御を行うと該アクチュエータ15が不測に作用するこ
とがあるのでその危険防止と、不用意なポジション値の
調整書込みを防止するため、これらの作業を行う際には
必ず作業者の意志により前記チェックスイッチ21をO
Nさせるという確認行程を設ける。
【0018】また、逆にセンサ3の調整値の書込み状態
から制御状態に移行するためには、必ず該チェックスイ
ッチ21をOFFさせなければ移行できないようになっ
ており、このチェックスイッチ21がOFFとなるか、
あるいはコンバインのメインスイッチOFF後再度スイ
ッチONの状態において、始めて該不揮発性メモリ19
へ書込まれたセンサ3の調整値を制御用調整値格納エリ
ア(RAM)に移して制御可能な状態とするよう構成さ
れているので、それまでは間違っても新たに書込まれた
データにより制御が行われるようなことがなく、従って
前記の如き該アクチュエータ15が不測に作用するよう
な虞がない。
【0019】また、車体12の傾斜や車高等の制御を行
うような場合、図7のフローチャートに示す如く、前記
マイコンチェッカ4とコントロールボックス14Aとを
接続した状態で、該チェックスイッチ21をONさせた
チェックモードにより該コントロールボックス14Aの
不揮発性メモリ19へ該車体12の左右傾斜、前後傾
斜、車高等のセンサ3調整値の書込みを行い、この書込
み完了により該チェックスイッチ21をOFFさせ制御
モードに移行したときに、新たに書込まれた調整値を該
不揮発性メモリ19から該制御用調整値格納エリア(R
AM)に移すと同時に、このデータを前記複合表示器2
へ送信して、図8に示す如き図形で表示させるようにす
る。これにより作業者は該車体12の姿勢位置を的確に
把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体を示す側面図。
【図2】自動制御システムを示すブロック図。
【図3】自動制御システムの立体配線を示す斜面図。
【図4】センサ系の異常内容の表示要領を示すフローチ
ャート。
【図5】複合表示器の表示状態を示す画面図。
【図6】不揮発性メモリへの書込み要領を示すフローチ
ャート。
【図7】センサ調整値の転送表示要領を示すフローチャ
ート。
【図8】複合表示器の表示状態を示す画面図。
【符号の説明】
1 自動制御システム 2 複合表示器 3 センサ 4 マイコンチェッカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御系からなる自動制御システム
    1の異常を検出して複合表示器2に表示させるコンバイ
    ン等の自動制御装置において、該複合表示器2に異常が
    表示された制御系のセンサ3の識別とその異常内容等を
    別途接続したマイコンチェッカ4に表示させることを特
    徴とするセンサ異常表示方式。
JP32637592A 1992-12-07 1992-12-07 移動農機の自動制御装置における表示装置 Expired - Lifetime JP3443853B2 (ja)

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