JPH06169347A - ディジタルクロスポイント装置 - Google Patents

ディジタルクロスポイント装置

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Publication number
JPH06169347A
JPH06169347A JP32094592A JP32094592A JPH06169347A JP H06169347 A JPH06169347 A JP H06169347A JP 32094592 A JP32094592 A JP 32094592A JP 32094592 A JP32094592 A JP 32094592A JP H06169347 A JPH06169347 A JP H06169347A
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JP
Japan
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data
input
output
digital
multiplexer
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Pending
Application number
JP32094592A
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English (en)
Inventor
Yuzo Kinoshita
祐三 木下
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 入出力ポート数が増えても、回路規模を大き
くすることなく、制御方法を簡素化する。 【構成】 入力した複数のディジタルデータを保持する
第1のデータ保持手段2〜5と、このデータ保持手段が
保持する複数のディジタルデータを選択して順次出力す
るマルチプレクサ7と、このマルチプレクサが出力する
データを順次加算して、総加算結果を記憶するデータ加
算記憶手段9、10と、記憶した総加算結果から、各入
力ポートから入力されたデータを個々に減算するデータ
減算手段11、12と、データ減算手段が出力する各入
力ポート毎の減算結果を、複数の出力ポートを選択して
出力するデマルチプレクサ14と、これが出力するデー
タを保持する第2のデータ保持手段15〜18とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の入力ポートから
入力されたディジタルデータを加算して、複数の出力ポ
ートより出力するディジタルクロスポイント装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、クロスポイント装置は、複数の
入力ポートと出力ポートを持ち、該入力ポートと出力ポ
ートの接続を自由に切り替えたり、複数の入力ポートか
らの入力信号を加算して任意の出力ポートに出力する機
能を有する。そして、かかるクロスポイント装置を電話
会議等に使用すると、複数の人の間で同時通話すること
が可能となる。例えば、4人の人が会議のメンバーとな
り、電話を使って会議を行おうとする場合には、4者間
で互いに同時通話できることが必要となるが、かかるク
ロスポイント装置を使用すれば、ある1人の人は他の3
人の人と同時に通話することができるようになる。
【0003】また、クロスポイント装置の構成は、一般
に、複数の入力ポートを通じて入力したアナログ信号或
いはディジタル信号を加算器等によって合成した後、複
数の出力ポートを通じて出力するようになっている。図
3は、従来のディジタルクロスポイント装置の構成例を
示すブロック図である。ここでは、入力4系統R1〜R
4及び出力4系統T1〜T4のディジタル信号入出力構
成をとるディジタルクロスポイント装置の構成例を示し
ている。図面から明らかなように、このディジタルクロ
スポイント装置は、2つのデータを加算できる12個の
加算器31〜42と、各加算器31〜42をコントロー
ルするためのコントロールブロック30とで構成されて
いる。そして、出力側に設けられた4つの加算器33、
36、39、42から出力される各出力データT1〜T
4は、次式〔数1〕のようになっている。
【0004】
【数1】
【0005】また、上記〔数1〕を成立させるために、
コントロールブロック30では、次のような制御を行な
っている。即ち、加算器33では入力データR1に代わ
り、加算器35では入力データR2に代わり、加算器3
7では入力データR3に代り、加算器40では入力デー
タR4に代わり、夫々0データを加算するか、或いは各
加算器33、35、37、40を動作させずに、入力デ
ータを通過させるように制御される。
【0006】上記〔数1〕は、電話会議を想定した場
合、4者間で同時通話を行う場合の出力データの内容を
示している。そして、図中、入力系統と出力系統は、R
1とT1、R2とT2、R3とT3、R4とT4が夫々
対応している。即ち、例えば出力データT1は、R1を
除く他の3つの入力データR2、R3、R4が合成され
たものとなっている。同様に、出力データT2、T3、
T4は、各出力ポートに対応する入力ポートからの入力
データを除いた残りの入力データを合成したものとなっ
ている。この結果、電話会議では、会議メンバーの各自
が他の人の音声を同時に聞くことができ、同時通話が可
能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のディジタルクロスポイント装置の構成によれ
ば、入力系統がm並びに出力系統がnである場合、必要
な加算器の数としては(m−1)×n個となり、入出力
ポート数が増えるに伴い加算器の数を増やさなければな
らなくなる。その結果、装置の回路規模が大きくなって
しまう。
【0008】また、加算器の数を増やさないものとした
場合には、全体の処理時間が長くなってしまい、装置の
制御がかなり煩雑になってしまう。本発明は、かかる欠
点を解決するためになされたものであり、入出力ポート
数が増えても、回路規模を大きくすることなく、制御方
法を簡素化できるディジタルクロスポイント装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の入力ポート及び出力ポートを有
し、各入力ポートより入力したディジタルデータを加算
して各出力ポートから出力するディジタルクロスポイン
ト装置において、入力した複数のディジタルデータを保
持する第1のデータ保持手段と、前記第1のデータ保持
手段が保持する複数のディジタルデータを選択して順次
出力するマルチプレクサと、前記マルチプレクサが出力
するデータを順次加算して、総加算結果を記憶するデー
タ加算記憶手段と、記憶した前記総加算結果から、各入
力ポートから入力されたデータを個々に減算するデータ
減算手段と、前記データ減算手段が出力する各入力ポー
ト毎の減算結果を、前記複数の各出力ポートを選択して
出力するデマルチプレクサと、前記デマルチプレクサが
出力するデータを保持する第2のデータ保持手段とを備
えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、複数の入力ポートから入力
されたディジタルデータが、第1のデータ保持手段によ
り一旦保持される。次に、保持されたディジタルデータ
の中から1のデータがマルチプレクサにより選択され順
に出力される。更に、マルチプレクサから順に出力され
たデータは、データ加算記憶手段により順に加算され、
その総加算結果が記憶される。続いて、データ減算手段
より、記憶された入力データの総加算結果から、各入力
ポートから入力されたデータが個々に減算される。ひき
続き、データ減算手段から出力された入力ポート毎の減
算結果が、デマルチプレクサにより、出力ポートを選択
して出力される。この場合、デマルチプレクサが出力し
たデータは、第2のデータ保持手段により一旦保持され
た後、各出力ポートから出力される。
【0011】以上の結果、複数の入力ポートから入力さ
れた各ディジタルデータの全てが加算され、その総加算
結果から、各入力ポート毎の入力データが個々に減算さ
れるという共通の演算処理が行われて出力データが決定
されるため、ディジタルクロスポイント装置の装置構成
については、入出力ポートの数に全く影響されることが
なくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に従
って具体的に説明する。図1は、本発明にかかるディジ
タルクロスポイント装置の構成例を示すブロック図であ
り、ここでは入力4系統及び出力4系統の装置を例とし
て示している。また、図2は、図1に示す各構成部の動
作タイミングを示すタイムチャートを示している。
【0013】図1において、コントロールブロック1
は、外部から指示される入出力ポートの接続情報に従
い、 Multiplexer7及び Demultiplexer13の動作タイ
ミングを制御している。その動作タイミングについて
は、図2に示すMCLK1〜MCLK4並びにDCLK
1〜DCLK4のタイムチャートで示している。また、
入力ポートを通じて周辺機器から入力される4つのディ
ジタルデータDATA(R1〜R4)は、夫々、入力側
に設けた14 bit FF 2〜5で受け取られ、次のデータが
入力されるまで一旦保持される。即ち、図2に示すCL
K2が示す1番目のパルスの立ち上がりでデータの確定
が行われる。次いで、 Multiplexer7は、14 bit FF 2
〜5が保持したデータから1のデータを選択して順次出
力する。ここで、入力の無かったポートに対しては、そ
の該当する14 bit FF の動作タイミングにおいて、0デ
ータ生成回路6により0データが出力されるようになっ
ている。
【0014】なお、上記14 bit FF 2〜5は、入力デー
タの種類によってそのビット数を決定すればよく、14
ビットに限定されるものではない。また、0データ生成
回路6は、例えば、14 bit FF 2〜5から Multiplexer
7へのデータ入力ラインを全てGNDに接続する構成と
し、該当する14 bit FF の動作タイミングに従って動作
させるようにしておけばよい。
【0015】続いて、次式〔数2〕に示す演算が行われ
る。
【0016】
【数2】
【0017】初めに、17 bit FF 10がリセットされる
(即ち、出力0とされる)。次に、図2に示すMCLK
1の1番目のパルスに同期して Multiplexer7から14 b
it FF 2が保持したデータR1が出力される。このデー
タは更に、入力データ処理回路8でMSB反転されると
共に、14ビットから17ビットにビット変換された
後、17 bit加算器9に出力される。入力データ処理回路
8におけるかかる処理は、 Multiplexer7からの出力デ
ータが、ダイナミックレンジの中央を中心に変化するデ
ータであること、並びに次順の17 bit加算器9における
加算結果がオーバフローすることを想定して行われる処
理である。そして、17 bit加算器9の加算処理の結果、
図2に示すCLK10の最初のパルスで、17 bit FF 1
0からの出力が「R1+0(リセットによる出力)」と
なる。
【0018】続いて、MCLK2の1番目のパルスに同
期して Multiplexer7から14 bit FF 3が保持したデー
タR2が出力される。同じくこのデータについても、入
力データ処理回路8でMSB反転及び14 bit→17 bitの
変換が行われた後、17 bit加算器9で加算された結果、
CLK10の2番目のパルスで、17 bit FF 10の出力
が「R1+R2+0」となる。同様にして、CLK10
の4番目のパルスでは、17 bit FF 10からの出力が
「R1+R2+R3+R4+0」となる。
【0019】次に、MCLK1の2番目のパルスに同期
して Multiplexer7から14 bit FF2が保持したデータ
R1が出力される。同じくこのデータは、入力データ処
理回路8でMSB反転及び14 bit→17 bitの変換が行わ
れた後、今度は、補数表現処理回路11にて「−R1」
とされ、更に17 bit加算器12に出力される。この結
果、17 bit加算器12の出力は、「R2+R3+R4
(即ち、R1+R2+R3+R4+0−R1=R2+R
3+R4)」となる。同様にして、MCLK2〜4の2
番目の各パルスに同期して17 bit加算器12からの出力
は、夫々、「R1+R3+R4」、「R1+R2+R
4」、「R1+R2+R3」となる。
【0020】続いて、出力データ処理回路13で、17 b
it加算器12からの出力データが1/2とされる。この
処理は、リミッタに制限されるデータを15ビットで表
現できる最大値データとするための処理である(但し、
値としては1/2となる)。そしてリミッタにより、1
4ビットで表現できる最大値または最小値を越えたデー
タが夫々最大値と最小値に置き換えられる。その後、先
に行った入力データ処理回路8の逆の処理として、再度
MSB反転が行われ、17 bit→14 bitの変換が行われ
る。
【0021】ひき続き、 Demultiplexer14は、図2に
示すDCLK1〜DCLK4の各1番目のパルスに同期
して、出力データ処理回路13からの出力データを出力
側に設けた14 bit FF 15〜18に分配出力する。この
場合、14 bit FF 15〜18は、CLK15の1番目の
パルスに従って動作して受け入れたデータを保持し、保
持したデータをCLK2に同期させて、出力データT1
〜T4として各出力ポートから出力する。
【0022】以上の説明からも明らかなように、本ディ
ジタルクロスポイント装置においては、出力データ(T
1〜T4)の求め方として、初めに全ての入力データ
(R1〜R4)の和T0を求めておき、該T0から出力
ポートに対応する入力ポートからの入力データを減算す
ることによって出力データを求めるものとしている。こ
の演算アルゴリズムは、入出力ポート数が更に増加した
場合でも、或いは減少した場合でも全く変わることはな
い。
【0023】
【発明の効果】以上の本発明によれば、複数の入力ポー
トからの入力信号を加算して任意の出力ポートに出力さ
せる場合に、従来のように入力データの同一加算を重複
して行うことがなくなるので、処理時間の短縮を図るこ
とができるようになる。また、本ディジタルクロスポイ
ント装置を電話会議等に使用する場合には、2者間通話
と3者間以上の同時通話の夫々の場合において、全く同
様な演算処理を行えば良いので、装置の制御方法を極め
て簡素化することができ、しかも加算器を増やす必要が
ないので、回路規模を小さくすることができるようにな
る。また、このような効果は、入出力ポート数が多くな
る程顕著となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディジタルクロスポイント装置
の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す各構成部の動作タイミングを示すタ
イムチャートである。
【図3】従来のディジタルクロスポイント装置の構成例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コントロールブロック 2〜5 入力側14 bit FF 6 0データ生成回路 7 MULTIPLEXER 8 入力データ処理回路 9 17 bit加算器 10 17 bit FF 11 補数表現処理回路 12 17 bit加算器 13 出力データ処理回路 14 DEMULTIPLEXER 15〜18 出力側14 bit FF

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力ポート及び出力ポートを有
    し、各入力ポートより入力したディジタルデータを加算
    して各出力ポートから出力するディジタルクロスポイン
    ト装置において、 入力した複数のディジタルデータを保持する第1のデー
    タ保持手段と、 前記第1のデータ保持手段が保持する複数のディジタル
    データを選択して順次出力するマルチプレクサと、 前記マルチプレクサが出力するデータを順次加算して、
    総加算結果を記憶するデータ加算記憶手段と、 記憶した前記総加算結果から、各入力ポートから入力さ
    れたデータを個々に減算するデータ減算手段と、 前記データ減算手段が出力する各入力ポート毎の減算結
    果を、前記複数の各出力ポートを選択して出力するデマ
    ルチプレクサと、 前記デマルチプレクサが出力するデータを保持する第2
    のデータ保持手段とを備えたことを特徴とするディジタ
    ルクロスポイント装置。
JP32094592A 1992-11-30 1992-11-30 ディジタルクロスポイント装置 Pending JPH06169347A (ja)

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