JPH0616888U - 差動gps用固定局、移動体用gps測位機、ナビゲーション装置、及びgps測位機用ラジオ受信機 - Google Patents

差動gps用固定局、移動体用gps測位機、ナビゲーション装置、及びgps測位機用ラジオ受信機

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JPH0616888U
JPH0616888U JP083489U JP8348992U JPH0616888U JP H0616888 U JPH0616888 U JP H0616888U JP 083489 U JP083489 U JP 083489U JP 8348992 U JP8348992 U JP 8348992U JP H0616888 U JPH0616888 U JP H0616888U
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Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
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    • G01S19/00Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
    • G01S19/01Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
    • G01S19/03Cooperating elements; Interaction or communication between different cooperating elements or between cooperating elements and receivers
    • G01S19/07Cooperating elements; Interaction or communication between different cooperating elements or between cooperating elements and receivers providing data for correcting measured positioning data, e.g. DGPS [differential GPS] or ionosphere corrections
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    • G01S19/40Correcting position, velocity or attitude
    • G01S19/41Differential correction, e.g. DGPS [differential GPS]

Abstract

(57)【要約】 【目的】 差動GPS方式を安価に利用可能とする。 【構成】 FM放送局を差動GPS用固定局11とし、
GPS単独測位機12でGPS衛星131 〜134 より
の信号を受信して測位し、その固定局11の実位置に対
する誤差をパソコン14で演算し、その補正値と利用し
た衛星のPRS番号とを固定局情報として、RDS放送
機15からFM放送にRDS信号で多重化して放送す
る。自動車21ではカーラジオ22でFM放送を受信
し、固定局情報を分離して、GPS単独測位機23へ送
る。測位機23は送られたPRS番号のGPS衛星の信
号を受信してGPS測位を行い、その測位値を前記誤差
で補正する。又、必要に応じスビゲーションシステム2
4へ供給する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は比較的高精度(〜10m以下)を要する陸上移動体(自動車、バイ ク等)に利用され、あるいは船舶等でも入・出港時等には利用され、差動GPS システムの固定局及び移動体用GPS測位機、そのGPS測位機に用いられるラ ジオ受信機、及びGPS測位機により測位するナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
米軍が建設したGPS(Gloval Positioning Syste m)は、24個(内3個は予備)の衛星を、地球を周回する6軌道面に各4個づ つ配置し、各衛星からその軌道データ(50bps)、電離層補正データ(50 bps)等を疑似ランダム(PRN)コード(Pコードでは10.23Mbps ,コード長1W;C/Aコードでは1.023Mbps,コード長1ms)で乗 算してスペクトル拡散しその拡散信号でキャリヤをPSK変調し、PコードL1 =1,575.42MHz , L2 =1,227.6MHz ; C/Aコード L1 =1 ,575.42MHz で地球に向け送信している。
【0003】 地球上でi衛星よりの信号を受信すると、PRNコードの受信時点と、PRN コード送信時点との差Tiと、電波の伝播速度Cとから、i衛星と受信点との距 離CTiを求めることができる。実際には受信機の時計の誤差CB が含まれてい るのでこの距離CTiを疑似距離Riと呼ぶ。送信時の衛星位置(Xi,Yi, Zi)と受信点位置(Xm,Ym,Zm)とから次式が得られる。 {(Xi−Xm)2+(Yi−Ym)2+(Zi−Zm)21/2 =C(Ti−CB ) …(1) この式でXm,Ym,Zm,CB が未知数である。したがって4個の衛星を観 測し、同様な式を4式得れば受信点位置(Xm,Ym,Zm)及び誤差CB が求 められる。海上、平野等ではZ項は既知故、3個の衛星で2次元測位(Xm,Y m)ができる。この様な測位法は単独測位と呼ばれる。
【0004】 PRNコードとしてPコードを用いると測位精度は16m程度であるとされて いるが、これは軍用であり一般にはPコードが解放されていないので使用できな い。C/Aコードは一般に解放されているが、100m程度の誤差を有している 。これはキャリヤ周波数が1波のため電離層による伝播遅延の補正ができないこ とや、PRNコードのビットレート(チップレート)が低く、時間分解能が悪い こともあるが、軌道データ等に人為的な誤差を含めてある為であるとされている 。
【0005】 現在市販されているGPS測位装置で移動体に使用するものはほとんどこの単 独測位方式によるものである。このためGPSのみで自動車ナビゲーションシス テムを作ると、自動車の位置が地図上の隣接する近くの道路、又はその近傍に表 示されることがあり不都合である。このために、方位センサ、速度センサ、走行 センサ等と複合して使用され、システムを複雑・高価にしている。又信頼度を低 下している。
【0006】 別方式でキャリヤの位相を用いる高精度(cmレベル)の方式があるが、受信 機が高価で、測定に長時間を要するので移動体の測位には適しない。 このため、短時間で簡単に測位でき、精度を上げる方法として、予め位置の判 明している固定点と、移動点とで測位し、その差(固定点からの移動点の位置ベ クトル)を測定する方法が提案されている。これは電離層の伝播時間誤差や、軌 道データ誤差等が相殺されるので数mの精度が得られる。この方式は真位置の判 明している固定点でのGPSによる測位値の誤差又はその補正値を移動点に通知 し、移動点でのGPSによる測定値を補正することと数学的に等価である。ここ で誤差はその極性に応じて加減算して測定値を補正する必要があるが、補正値は 単に加算(又は減算)して測定値を補正するようにした値を示す。この方式を差 動GPS(Differential GPS)と呼び、日本ではトランスロ個 ーション法とも呼ばれている。固定局と移動点との間の距離は数100kmで使 用可能とされている。
【0007】 この場合、固定局情報として使用した衛星の種類i(又はPRNコード番号) 、測定位置と真位置との誤差又は補正値ΔX,ΔY,ΔZ,又は疑似距離Riの 誤差又は補正値等を移動体に無線で通知する必要がある。このため差動GPSは 広く使用されるに至っていない。 しかし、R社ではこの固定局情報をインマルサット通信衛星を用いて加入者に 限定して送信している。日本ではS社が代行し、札幌に固定局をおき、ほぼ日本 とその近海とをカバーしている。固定局と移動局との間の距離は1500kmを 超えても利用可能としている。精度は3〜5m以内、データは3秒毎送信である 。この方式は主として船舶の出入航時も含めた利用を目的としたものであるが、 この精度は十分に陸上走行ナビゲーション用にも使用できる値である。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
R社によるシステムは陸上走行ナビゲーションには十分な精度を有しているが 、問題はその利用価格が非常に高価であることで、自動車、バイク等には使用す ることができない。公表資料では機器の使用料の形で1日当り10万円〜15万 円を必要としている。
【0009】 高価な理由は正確には判らないが、インマルサット通信衛星を利用する通信系 にあると考えられる。送信装置・受信装置・衛星使用料金が高いためと推定され る。単独測位GPS機は10万円程度にすぎない。この価格を自動車や、バイク 、近海の小舟等が使用可能なレベルに迄低下することがこの考案の課題である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案によればインマルサット通信衛星を使用せずに、既設の公衆放送網を 利用して固定局情報を放送することで大幅に価格を低下しようとするものである (請求項1)。 その公衆放送網としては、テレビジョン放送、ラジオ放送、衛星放送、気象情 報放送、防災放送等が存在し(請求項5)、夫々は既に損益がほぼバランスして おり、これに固定局情報を多重するのにそれ程大きな投資を必要とせず、その情 報提供はほとんど無償で不特定多数の公衆に行うことが可能である。
【0011】 ヨーロッパで既に実施され、日本や他の国々でも実施されたり、実施されよう としているFMラジオ放送でのRDSシステムには容易に固定局情報をのせるこ とができる(請求項6)。 RDSシステムはFM多重放送の中の1方式であるが、そのサービス内容にA F(代替周波数)情報が含まれており、FMラジオ受信機を搭載した自動車等の 移動体がある放送局の電波を受信しながら走行した場合に、その放送局からの距 離の増大による電界強度が低下すると、前記AF情報を利用して、FMラジオ受 信機自体で自動的に同調を切り替えて、近傍の代替放送局(同一プログラムサー ビスのネット局系)の電波を受信するようになされている。このような自動同調 切り替えを利用すると走行位置の如何に関せず、GPS補正値をサービスしてい るネットの局の電波を自動的に受信することができ、RDSシステムに固定局情 報を乗せることは他のFM多重方式の放送に固定局情報を乗せる場合と比べて、 差動GPS用として相乗的なメリットを有することになる。
【0012】 又、RDSはヨーロッパ放送連合の規格であるが、米国や香港でも既に試験放 送中であり、近く韓国でも予定されている。日本では若干RDSと異なった方式 が検討されており、世界的整合性に問題となる危険性があるが、日本以外では整 合性が保たれ、差動GPS受信機や自動車等の相互往来に対し世界的に使用可能 となる利点がある。
【0013】 固定局情報としては、差動GPS用固定局が受信した衛星の番号、又はPRN コード番号、測位結果の誤差あるいは補正値ΔX,ΔY,ΔZを送信すれば、移 動局は同一衛星よりの信号を受信し、得られた測定位置(Xm,Ym,Zm)に 、その放送受信された補正値を単純加算することで修正された正しい位置(Xm ′,Ym′,Zm′)を得ることができる(請求項3、9)。衛星の番号、PR Nコードの番号等を送信することは、4個以上の衛星が利用可能な時に、3個の 衛星で2次元測位を行ったり、4個の衛星で3次元測位を行ったりする時に、使 用衛星を特定し、誤った衛星を使用しないのに必要である。
【0014】 又、差動GPS用固定局で、測位した各衛星との疑似距離を放送し、移動局で その受信した疑似距離と移動局で測定した疑似距離とから両局間の位置ベクトル を計算する方式も用いられている。即ち受信した疑似距離から差動GPS用固定 局の位置を求め、また移動局で測定した疑似距離から移動局の位置を求め、これ ら両位置の差(相対位置)を求め、また放送受信により得られた差動GPS用固 定局の位置情報、つまりその固定局の真の位置、あるいはその固定局を示す識別 情報からテーブルを参照して得た固定局の真の位置に前記相対位置を加算する( 請求項4、10)。
【0015】 あるいは差動GPS用固定局で測定した疑似距離と、その衛星の軌道データと その固定局の真の位置とから求めた計算距離と差、つまり疑似距離の誤差、また は補正値を放送し、移動局では固定局で疑似距離の測定に用いたと同一の衛星と の疑似距離を測定し、その測定疑似距離を受信したその誤差又は補正値で補正し 、その補正した疑似距離を用いて、移動局の位置を求める(請求項3、8)。
【0016】 差動GPS用固定局で衛星を利用してその固定局位置を測定し、その測定位置 と真の位置とを放送し、移動局で同一衛星を利用して位置を測定し、その位置と 受信した固定局測定位置との差(相対位置)を求め、その相対位置を受信した固 定局真位置に加算して移動局位置としてもよい(請求項11)。 疑似距離、又はその誤差(補正値)を放送する場合は衛星ごとの単独データと なり、位置誤差(補正値)と異なり、衛星の組合せに依存しない利点がある。
【0017】 請求項14の考案のGPS測位機用ラジオ受信機によれば、差動GPS用固定 局の固定局情報を多重化した放送電波を受信し、その固定局情報を選出し、その 選出した固定局情報が外部出力端子へ供給され、また受信電波が弱くなると正常 な電波強度のチャネルに自動同調切替え手段により自動的に切替えられる。 請求項15の考案のGPS測位機用ラジオ受信機によれば差動GPS用固定局 の固定局情報を多重化した放送電波を受信し、上記固定局情報が選出手段により 選出され、その選出された固定局情報が可視又は/可聴的に出力され、また受信 電波が弱くなると正常な電波強度のチャネルに自動同調切替え手段により自動的 に切替えられる。
【0018】
【作用】
携行可能な単独測位GPS機は10〜20万円で入手できる。公衆放送網とし てはアンテナが小型で指向性の不要なものが移動体用として望ましく、これには ラジオ受信機が適している。特に請求項6のRDSシステムを利用してFM放送 に固定局情報を多重すれば特別な設備は不要である。RDS送信設備を新設して も一局当り2〜300万円位の投資で十分である。差動GPS用固定局と放送局 は同一敷地に設けることが可能である。一方RDS受信機はすでに市販され、F M放送からデジタルデータ中の固定局情報を分離出力するに必要な部分の費用増 加は1万円位である。この放送データを用いてGPS単独測位機のデータを補正 するのはソフトウェアの改訂のみで可能であり価格上昇はない。
【0019】 差動GPS用固定局と移動体との距離は1000km程度まで許されるが数1 00km以内とすることが望ましい。したがって日本では3〜10局の差動GP S用固定局で全国をサービス領域としてカバーすることができる。差動GPS用 固定局と放送局との距離が長いとその間の伝送リンクの時間遅れ等が特定できず 問題となるので各放送局に併せて差動GPS用固定局を同一地区内に設けること が望ましい。少くとも両局間の距離は伝送時間が一定するように直結可能とする か、伝送ルートが一定した固定リンクの使用可能な距離が望ましい。伝送遅れが 不特定の時は固定局での送信時点から十分な固定の遅れ時間をとって放送すると よい。何れの場合も、固定局での送信から放送までの時間遅れと対応して前記疑 似距離やその誤差、補正値、あるいは位置誤差、補正値などの各変化を予測し、 その予測値を固定局情報として送信すればよい。
【0020】 RDS受信機は、移動体走行時、特定放送局との距離による電界強度の低下が あってもAF情報により自動的に代替局(RDS放送局)を選定することができ 、移動体での放送受信には適している。
【0021】
【実施例】
日本全土及びその近海をカバーしようとすると、例えばNHK(登録商標)で
は500個所 のFM局があるが、差動GPS用固定局はその全てのFM局に設けるか、又は主 要FM局に設け、近接局へはその固定局情報を送るようにしてもよい。 RDS受信機は固定局情報の放送サービスを行っているネットを指定すれば全 国どこを走行してもそのネクトに属する最適な放送局に自動的に同調するので差 動GPS用固定局の固定局情報を常に良好に受けとることができ、差動GPS用 として最適である。
【0022】 図1にこの考案による差動GPS用固定局を用いた差動GPS測位システムの 概念を示す。 差動GPS用固定局11はこの例では放送局を兼ねるものである。差動GPS 用固定局11は通常(市販)のGPS単独測位機12を備え、このGPS単独測 位機12はGPS衛星中の観測可能なものの中から最もGDOP(Geomet rical Dilution of Precission)値の少ない4個 のGPS衛星131 〜144 を選択する。この選択機能は市販のGPS単独測位 機に内蔵されている。
【0023】 差動GPS用固定局11において単独測位GPS測位機12により選択した衛 星からの信号にもとづく測定値はパーソナルコンピュータ14に供給される。パ ーソナルコンピュータ14はその測定値(Xs,Ys,Zs)の差動GPS固定 局11の真位置(Xo,Yo,Zo)に対する誤差(補正値)ΔX=Xo−Xs ,ΔY=Yo−Ys,ΔZ=Zo−Zsを計算し、この補正値をその利用衛星の 番号又はPRNコード番号と共に固定局情報としてRDS放送機15に送る。R DS放送機15は受信した固定局情報をRDSデータとして編成し、アンテナ1 6からFM放送(音楽等)に多重化して放送する。
【0024】 一方移動走行中の移動体、例えば自動車21にはFM放送のRDS受信機22 が設置され、そのRDS受信機22により受信したFM放送のRDS多重化され た固定局情報(ΔX,ΔY,ΔZとPRN番号と)が分離され、その自動車21 に設置されたGPS単独測位機23に送られる。GPS単独測位機23はRDS 受信機22から指示されたPRN番号の衛星を利用してGPS単独測位機12と 同様に単独測位を行い、その測位値(Xm,Ym,Zm)にRDS受信機22よ り得た補正値ΔX,ΔY,ΔZを加算して修正し、その修正値(Xm+ΔX=X m′,Ym+ΔY=Ym′,Zm+ΔZ=Zm′)をナビゲーションシステム2 4に送る。
【0025】 つまりこの例では差動GPS用固定局11内の固定局情報発生部31で図2A に示すように位置補正値ΔX,ΔY,ΔZを演算し、移動体のGPS単独測位機 23内に設けられた修正部32で測定値Xm,Ym,Zmに対し位置誤差の加算 が行われる。 位置補正値ΔX,ΔY,ΔZの代りに疑似距離の補正値ΔRi(i=1,2, 3,4)を用いてもよい。つまり差動GPS用固定局11の単独GPS測位機1 2でi衛星よりPRNコード受信時点と、そのPRNコード送信時点との差Ti と光速Cとからi衛星と固定局11との間の疑似距離Riを求める。i衛星の軌 道から得たi衛星の位置(Xi,Yi,Zi)と、固定局11の位置(Xo,Y o,Zo)とからi衛星と固定局11との真の距離Roi={(Xi−Xo)2+ (Yi−Yo)2+(Zi−Zo)21/2 を演算し、i衛星の疑似距離の補正値Δ Ri=Roi−Riを求める。4つの衛星についての補正値ΔRi(i=1,2 ,3,4)と、これら補正値を求めるために利用した衛星の番号又はPRNコー ド番号とを固定局情報として放送する。
【0026】 移動体21では受信した固定局情報中の利用衛星情報が示す衛星と移動体21 との疑似距離Ri′をGPS単独測位機23で測定し、その疑似距離Ri′に補 正値ΔRiを加算して修正し、この修正した疑似距離Ri″(i=1,2,3, 4)を用いて、(1)式で示す4つの連立方程式を作り、これをといて移動体2 1の位置(Xm′,Ym′,Zm′)を求める。つまりこの例では図2Bに示す ように固定局情報発生部31′でRi,Roiを入力してΔRiを作り、修正部 32′でRi′にΔRiを加算し、その加算結果を単独GPS測位機23内の位 置演算部33に測定距離として代入して、移動体21の位置Xm′、Ym′、Z m′を演算して出力する。
【0027】 更に補正値ΔX,ΔY,ΔZの代りに疑似距離Riと、その利用衛星番号又は PRNコード番号と、固定局11の位置情報とを固定局情報として送信してもよ い。移動体21では受信した利用衛星と同一の衛星を利用してGPS単独測位機 23で位置(Xm,Ym,Zm)を測定し、また受信した4つの疑似距離Riか ら固定局11の位置を演算して位置(Xs,Ys,Zs)を求め、これら位置の 差(Xm−Xs,Ym−Ys,Zm−Zs)を演算して、固定局11に対する移 動体21の相対位置を求める。この時、両位置に同様の誤差が含まれているとみ なされ、誤差が除去された精度の高い相対位置となる。この相対位置(Xm−X s,Ym−Ys,Zm−Zs)を、受信した固定局位置情報より得た固定局11 の真の位置(Xo,Yo,Zo)に加算して移動体21の位置(Xm′,Ym′ ,Zm′)を求める。固定局位置情報としては(Xo,Yo,Zo)自体でもよ いし、固定局を識別する情報であって、移動体21側でこの固定局識別情報から 各固定局の位置が示されたテーブルを引いて位置(Xo,Yo,Zo)を求めて もよい。
【0028】 この場合は固定局情報発生部31″からRiを出力し、移動体21側ではRi から位置演算部33′でXs,Ys,Zsが演算され、修正部32″でXm−X s+Xo=Xm′,Ym−Ys+Yo=Ym′,Zm−Zs+Zo=Zm′が演 算されることになる。なお位置演算部33′は位置演算部33と併用させること ができる。図2Dに示すように固定局情報発生部31’’’で固定局測定値(X s,Ys,Zs)を発生して送信し、移動体21側で修正部32″において図2 Cの場合と同様の演算を行って移動測定位置Xm,Ym,Zmを修正してXm′ ,Ym′,Zm′を出力してもよい。
【0029】 ナビゲーションシステム24は通常のCDROM等に内蔵された地図情報によ り、地図上にその自動車21の走行位置を表示する等の機能を有するもので、そ の他交通渋滞情報(これもRDS受信機22により得ることができる)との組合 せや目的地への最適ルート指示等を行うこともできる。RDS受信機22として は従来のカーラジオ(RDS機能付)を利用することができる。
【0030】 つまりRDS受信機能付きのFMカーラジオは図3に示すようにFM受信部4 1において選局、つまりチャネル選択し、FM復調してステレオ信号とRDSデ ータにより変調された副搬送波信号(57kHz) との合成信号が得られる。そ のステレオ信号はステレオ再生部42に取込まれ、ステレオの左、右信号に分離 されて左、右のスピーカに供給される。副搬送波信号は多重分離フィルタ43で 分離され、その分離された副搬送波信号は復号器44で復号されてデータ(2値 信号) とされてマイクロコンピュータ45に入力される。マイクロコンピュータ 45においてRDS中の各種データが順次分離され、これらのデータを利用する ようになされている。差動GPS測位機用ラジオ受信機としては、マイクロコン ピュータ45で固定局情報が分離されて外部出力端子46へ出力される。この端 子46の出力を図1中のGPS単独側位機23へ供給することを簡単に行うこと ができる。
【0031】 またマイクロコンピュータ45で取出した固定局情報を表示器47へ供給して 、固定局情報を文字表示するようにしてもよい。これと同時に、あるいは独立に マイクロコンピュータ45から固定局情報を音声合成器48へ供給して、音声合 成してスピーカ49から放声するようにしてもよい。このように可視表示され、 又は可聴報知された固定局情報を利用者が見てあるいは聞いてGPS単独測位機 23に入力するようにすることもできる。
【0032】 また通常のRDS受信機においてはマイクロコンピュータ45が、FM受信部 41の受信電波レベルを監視して、受信電界強度が所定値以下になると、同一ネ ットの放送局中の電界強度が強い電波を受信するように、FM受信部41の同調 回路を自動的に制御する自動同調切替え手段が設けられている。 このようにRDS受信機22を独立に構成する他に、RDS機能の中の固定局 情報の放送を行っているネットワークに限定してAF情報により自動同調する機 能と、固定局情報、抽出機能と、のみを有する最小のFM−RDS受信回路をG PS単独測位機23の中に一体として構成を小形、かつ安価とすることもできる し、一般的なFM−RDSラジオ機能を含めて、GPS単独測位機23と一体と するか、接続可能とすることにより、GPS単独測位機にFM,AM等のラジオ 放送(音楽・音声) 受信機能をもたせ娯楽性を併せもたせることもできる。
【0033】 C/Aコードに人為的に加えられたと推定される誤差は、20〜100mの誤 差が0.4m/s程度の変化率で時間の多項式で近似される変動をしており、約 6〜14分の周期をもつとされている。従って差動GPS用固定局11で数〜1 0秒間の観測でこの多項式の近似式を求め、これにより将来数秒間の変動値を予 測し、その予測値を固定局情報として放送してもよい。これはデータ伝送リンク その他の遅れを補正するのに使用することができる。即ち補正値測定時刻と、そ の補正値を放送する時刻との差による誤差を補正することができる。
【0034】 固定局情報の送信頻度は移動体の移動速度からみて数秒〜10秒間隔で行うこ とが望ましい。差動GPS用固定局11、移動体21ともGPSデータの受信解 析は1秒間隔でくり返すことが十分に可能で、位置測定は実用的には自動車の走 行速度100km/時≒28m/sからみて、5秒前後の繰返しでよい。 差動GPS用固定局11と放送局とが同一地にあれば放送局の放送周波数をそ の地点のID(識別) に利用することができる。別々の時は差動GPS用固定局 を識別するためのID情報も放送するのが望ましい。放送局は山頂にあるが、自 動車は市街地や平野を走行する点から差動GPS用固定局11は山頂の放送局か ら離れた平地に設けた方がよい。
【0035】 RDSのデータ編成は1ブロック22msに付加ビットを除いて16ビット収 納される。誤差補正値(経度・緯度でもよいし、mでもよい。以下mで表すとす る。) は、北(N) 、東(E) 、上(Z) を正として夫々表現し、補正数値は夫 々±と3桁とすると、データ順序をΔX,ΔY,ΔZの順にすれば、必要データ ビット数は数字を4ビット/桁とすると、3×4+1(正負) =13ビット/Δ X、故に3ブロックでΔX,ΔY,ΔZが送信できる。その他に4個の衛星のP RNコードを送信するのに4ブロックを用い、計7ブロック(22ms×7=1 54ms) で放送が可能であり、5秒毎に154msをGPS測位のために使用 し、他の時間は従来のRDS放送機能に使用することができるのでRDS放送に 問題を与えない。
【0036】 利用する公衆放送は、国・自治体等が行う放送の他、商業用・教育用等の放送 でもよく、要は不特定多数の受信者に対する放送であり、テレビジョン放送、ラ ジオ放送、衛星放送、気象情報(FAXを含む) 放送、防災情報放送等が該当す る。これ等では移動体が放送サービスエリアを越えて移動すると、同調局の切り 替えが必要である。RDS以外では、ナビゲーション地図に放送サービスエリア を入力しておき切り替えに利用することができる。
【0037】 カー・ナビゲーションに適用した場合、RDS受信機22はカーラジオを兼ね ることができ、寸法、価格面での利点が多い。RDS受信機22からの固定局情 報をGPS単独測位機23ではなく、ナビゲーションシステム24に入れて、ナ ビゲーションシステム24でGPS単独測位機23の測定値に対する補正計算を 行ってもよい。またナビゲーションシステム24内にGPS単独測位機23及び RDS受信機22の両機能を含めてもよい。
【0038】
【考案の効果】
この考案によれば差動GPS方式において固定局情報を非常に小型簡易・安価 な方法で移動体用の測位機に送信できるので、広く自動車、バイク等のGPSや ナビゲーションに利用できる。又この移動体用GPS測位機は小型受信機として 構成できるので人間が携行することも可能となる。多数のセンサを主体とし単独 測位GPSを参考として利用する現行のカー・ナビゲーションシステムが差動G PSを主体としたシステムに変更可能となり、センサの低価格化、不要化により カー・ナビゲーションシステムの価格低下と簡易化が可能となり、普及に効果が ある。この場合RDS受信機22はカーラジオを兼用できる。又、固定局情報の 放送手段としてFM−RDSを用いることは、移動体の移動に伴って同調すべき 放送局の切り替えが自動的に行われるので、放送局のサービスエリアを意識する ことなく、如何なる走行位置に於ても差動GPSの動作が可能となる効果を有し ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すブロック図。
【図2】各種の固定局情報の発生と、移動体での測位デ
ータの修正との関係を示す図。
【図3】この考案により差動GPS測位機用ラジオ受信
機の例を示すブロック図。

Claims (16)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正確な位置が判明している位置に設けら
    れ、 GPS測位を行う測位手段と、 その測位手段で受信したデータ及び/又はそれを加工し
    たデータよりなる固定局情報を作る手段と、 その固定局情報を公衆放送に多重化して放送する手段
    と、 を具備する差動GPS用固定局。
  2. 【請求項2】 上記固定局情報は、上記差動GPS用固
    定局と利用衛星との間の疑似距離の誤差又は補正値ある
    いはその所定時間後の予測値と、その利用衛星の識別番
    号及び/又は疑似ランダムコード番号とを含むことを特
    徴とする請求項1記載の差動GPS用固定局。
  3. 【請求項3】 上記固定局情報は、上記差動GPS用固
    定局での測定位置と、上記固定局の真の位置との誤差又
    は補正値、あるいはその所定時間後の予測値を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の差動GPS用固定局。
  4. 【請求項4】 上記固定局情報は、上記差動GPS用固
    定局と利用衛星との間の疑似距離あるいはその所定時間
    後の予測値と、その利用衛星の識別番号及び/又は疑似
    ランダムコード番号と、上記固定局の位置情報とを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の差動GPS用固定局。
  5. 【請求項5】 上記公衆放送はラジオ放送、テレビジョ
    ン放送、衛星放送、気象通報(気象図FAX通報を含
    む)、防災放送の何れかであることを特徴とする請求項
    1記載の差動GPS用固定局。
  6. 【請求項6】 上記公衆放送はラジオ放送であり、上記
    多重化の方式はヨーロッパ放送連合(EBU)RDS規
    格、又はその規格に準じた方式であることを特徴とする
    請求項1記載の差動GPS用固定局。
  7. 【請求項7】 移動体に設けられ、又は携帯可能に作ら
    れ、 GPS測位を行う測位手段と、 差動GPS用固定局からの公衆放送を受信して、これに
    多重化された固定局情報を分離抽出する固定局情報抽出
    手段と、 その抽出された固定局情報を上記測位手段で測位したデ
    ータと複合してその移動体の測位を行う複合手段と、 を具備する移動体用GPS測位機。
  8. 【請求項8】 上記固定局情報は上記差動GPS用固定
    局と利用衛星との間の疑似距離の誤差又は補正値あるい
    はその所定時間後の予測値であって、上記複合手段は、
    上記測位手段で測定された同一利用衛星までの疑似距離
    に対して上記固定局情報により補正して、その移動体の
    位置を求める手段であることを特徴とする請求項7記載
    の移動体用GPS測位機。
  9. 【請求項9】 上記固定局情報は上記差動GPS用固定
    局での測定位置と、その固定局の真の位置との誤差又は
    補正値あるいはその所定時間後の予測値であって、上記
    複合手段は、上記測位手段で同一利用衛星により測定さ
    れたその移動体の測定位置を上記固定局情報により補正
    する手段であることを特徴とする請求項7記載の移動体
    用GPS測位機。
  10. 【請求項10】 上記固定局情報は、上記差動GPS用
    固定局と利用衛星との間の疑似距離あるいはその所定時
    間後の予測値と、その固定局の位置情報であって、上記
    複合手段は、上記固定局情報により上記固定局の位置を
    求め、これと上記測位手段で得られた上記移動体の位置
    との差(相対位置)を求め、その相対位置を上記固定局
    の位置情報より得た固定局の真の位置に加算して上記移
    動体の位置を求める手段であることを特徴とする請求項
    7記載の移動体用GPS測位機。
  11. 【請求項11】 上記固定局情報は上記差動GPS用固
    定局で測定した測定位置と、その固定局の位置情報であ
    って、上記複合手段は、上記測定位置と上記測位手段で
    得られた上記移動体の位置との差(相対位置)を求め、
    その相対位置を上記固定局の位置情報より得た固定局の
    真の位置に加算して上記移動体の位置を求める手段であ
    ることを特徴とする請求項7記載の移動体用GPS測位
    機。
  12. 【請求項12】 上記固定局情報抽出手段はFMラジオ
    放送を受信し、ヨーロッパ放送連合(EBU)RDS規
    格又はその規格に準じた方式で多重化された固定局情報
    を選出する選出手段と、受信電波が弱くなると、正常な
    電波強度のチャネルに自動的に切替える自動同調切替え
    手段とを備えているものであることを特徴とする請求項
    7〜11の何れかに記載の移動体用GPS測位機。
  13. 【請求項13】 上記選出手段及び上記自動同調切替え
    手段はFM−RDSラジオ受信機に含まれ該ラジオ受信
    機に接続して、又は一体として構成されているものであ
    ることを特徴とする請求項12記載の移動体用GPS測
    位機。
  14. 【請求項14】 受信電波が弱くなると正常な電波強度
    のチャネルに自動的に切替える自動同調切替え手段と、
    差動GPS用固定局の固定局情報を多重化した放送電波
    を受信し上記固定局情報を選出する手段と、その選出さ
    れた固定局情報を外部へ出力する端子とを具備するGP
    S測位機用ラジオ受信機。
  15. 【請求項15】 受信電波が弱くなると正常な電波強度
    のチャネルに自動的に切替える自動同調切替え手段と、
    差動GPS用固定局の固定局情報を多重化した放送電波
    を受信し上記固定局情報を選出する手段と、その選出さ
    れた固定局情報を可視又は/及び可聴出力する手段とを
    具備するGPS測位機用ラジオ受信機。
  16. 【請求項16】 上記請求項7乃至13に記載の移動体
    用GPS測位機を供えたことを特徴とするナビゲーショ
    ン装置。
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