JPH06168616A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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Publication number
JPH06168616A
JPH06168616A JP29185392A JP29185392A JPH06168616A JP H06168616 A JPH06168616 A JP H06168616A JP 29185392 A JP29185392 A JP 29185392A JP 29185392 A JP29185392 A JP 29185392A JP H06168616 A JPH06168616 A JP H06168616A
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JP
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lamp
base
power supply
lamp holder
shade
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JP29185392A
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English (en)
Inventor
Tomonori Kimura
友紀 木村
Ryoichi Komai
亮一 駒井
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明器具の取付けや器具のランプ交換に際し
その作業の手間や高所に上がる危険を減らして、作業能
率の向上できる照明器具を提供することを目的とする。 【構成】 点灯回路装置2およびランプLへの給電ソケ
ット3が設けられた基体1と、この基体1に組付けられ
た制光体4と、この制光体4または基体1に着脱自在に
係止されたランプホルダ7と、このランプホルダ7に口
金Bまたは口金ピンPが支持された直管形蛍光ランプL
とを具備したことを特徴としている。 【作用】 ランプを基体側のソケットに直接装着せず、
ランプをセードなど制光体側に足元が安定した場所で予
めセットできるようにし、かつ、この制光体を基体側に
取付けることにより同時にランプの口金端子とソケット
の給電端子との接続をも行わせてしまう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭、事務所、店舗など
で天井等に取付け使用される直管形蛍光ランプ用の照明
器具の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】直管形蛍光ランプ用の照明器具は、たと
えば天井面等に取付けられた安定器などの点灯回路装置
およびランプのソケットを取着した基体と、この基体の
ソケットに装着された直管形蛍光ランプと、これらラン
プや点灯回路装置を覆うとともにランプからの光を制御
するためのグローブ、ルーバやセードなどの制光体を上
記の基体に組付けることにより構成されている。
【0003】このような照明器具は一般的に使用目的か
ら天井、梁や壁などの高所に取付けられている。そのた
め器具の取付け、点検、清掃やランプ交換などの作業の
場合梯子や踏台を必要としていた。そのため、たとえば
ランプの交換作業に際しては梯子に上り、まずセードを
外し下に降ろし、再び梯子に上ってつぎにソケットから
ランプを外し下に降ろす。ランプはガラス製で壊れ易い
ので、複数本を交換する場合はランプを外し降ろす作業
を繰り返し行う。つぎに新しいランプを持って梯子を上
り、ソケットにランプを装着したら梯子を降りる。(交
換ランプが複数本ある場合は作業を繰り返す。)最後に
上記セードを持って梯子を上がり基体に組付け、梯子を
降りて作業を終了していた。このため、作業が面倒で時
間がかかるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、たとえ1
灯用器具の1本のランプの交換でも梯子を4回も上り降
りしなければならず、これが複数本のランプの場合には
さらに昇降回数が多くなり、作業に手間を要するばかり
か高所であるので危険性もありその昇降回数を減らすこ
とが望まれている。
【0005】本発明はこれら問題点を除去し、照明器具
の取付けや器具のランプ交換に際しその作業の手間や高
所に上がる危険を減らして、作業能率の向上できる照明
器具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の照明器具は、点灯回路装置およびランプへの給電ソケ
ットが設けられた基体と、この基体に組付けられた制光
体と、この制光体に係止されたランプホルダと、このラ
ンプホルダに口金または口金ピンが支持された直管形蛍
光ランプとを具備したことを特徴としている。
【0007】本発明の請求項2に記載の照明器具は、点
灯回路装置およびランプへの給電ソケットが設けられた
基体と、この基体に着脱自在に係止されたランプホルダ
と、このランプホルダに口金または口金ピンが支持され
た直管形蛍光ランプと、上記基体に組付けられた制光体
とを具備したことを特徴としている。
【0008】本発明の請求項3に記載の照明器具は、直
管形蛍光ランプは制光体の開口部に差し渡されたランプ
ホルダに支持されているとともに給電ソケットと電気的
接続がなされることを特徴としている。
【0009】本発明の請求項4に記載の照明器具は、基
体と制光体またはランプホルダとの組付け時にランプの
口金ピンが、この口金ピンを弾性押圧する給電ソケット
の給電端子とランプホルダとに挟圧されランプの支持と
電気的接続がなされることを特徴としている。
【0010】本発明の請求項5に記載の照明器具は、給
電ソケットは一対の給電端子間に常時突出している進退
自在な突出片を有し、この突出片はランプホルダ上の口
金ピンと当接することにより押圧され退去し給電端子を
露出し、この給電端子をランプの口金ピンに圧接させて
ランプの支持と電気的接続がなされることを特徴として
いる。
【0011】本発明の請求項6に記載の照明器具は、ラ
ンプホルダはランプソケットを有していることを特徴と
している。
【0012】
【作用】本発明の照明器具は,ランプを基体側のソケッ
トに直接装着せず、ランプをセードなど制光体側に足元
が安定した場所で予めセットできるようにし、かつ、こ
の制光体を基体側に取付けることにより同時にランプの
口金端子とソケットの給電端子との接続をも行わせてし
まう。
【0013】
【実施例】以下本発明の第一実施例を図1〜図5を参照
して説明する。図1は直管形蛍光ランプ用の照明器具の
取付け前の分解斜視図で,Lは両端に口金B、Bを有す
る直管形蛍光ランプ、1は天井、梁や壁などにねじなど
で取付けられた金属製や合成樹脂製の基体で、この基体
1には安定器などの点灯回路装置2およびランプLへの
一対の給電ソケット3、3が取着されている。
【0014】この給電ソケット3は図2に分解して示す
ように、合成樹脂などの電気絶縁体で形成されたソケッ
ト本体3aの下方側に三つ子山状の三つの頂部3b、3
c、3dを有する凹所3eが形成してある。そして、こ
の両端の頂部3b、、3dに臨み本体3a内には透孔
(図示していない)が貫通され、この透孔内には給電端
子3fおよびこの端子3fを弾性押圧するコイル状のス
プリング3hが収容されている。なお、3iは本体3a
の上方を覆う蓋、3jは上記給電端子3fと点灯回路装
置2とを結ぶリード線である。
【0015】4は拡散透光性の合成樹脂などからなる長
方形状のセードで、このセード4の上方開口部の周縁に
は枠状の突出部5を有している。そして、この突出部5
の長辺側端部近傍には対向して二対の凹部6が形成して
ある。
【0016】また、7はポリカーボネイトやアクリルな
どの電気絶縁性の合成樹脂からなる透光性のランプホル
ダで,図3、図4に拡大して示すように板状体を略W字
形に折曲した形をなし、両端の垂直壁7aを上記セード
4の凹部6、6間に差し渡して載置される。7bは中央
平坦部、7cは平坦部7bの一部を立上らせた口金ピン
P、Pセパレート用の突起部で上記給電ソケット3と略
対向した位置にある。7d、7dはランプLの口金Bを
案内して係止する一対の抱持突起で、ランプLを単に案
内載置するのみでもあるいは図示のように上方にランプ
Lの抜け止め用の係止部を形成したり弾性を持たせたり
して抜け止めをはかっている。
【0017】なお、上記セード4は通常の器具と同様な
手段により基体1に係止支持されるが図では省略してあ
る。
【0018】このような構成の器具の組付けは、まず梯
子などに上がり天井や梁などの所定箇所に基体1をねじ
で取付ける。つぎに地上においてセード4上方の突出部
5に形成した凹部6、6間にランプホルダ7、7を差し
渡して載置する。つぎに図3に拡大して示すようにラン
プホルダ7(一方を示す)の上方にランプLを用意し、
図4に示すように抱持突起7d、7dの間にランプLの
口金Bを挿入させるとともにピンP、Pを突起部7cの
傾斜面に沿わせ口金Bが平坦部7bに当接するまでラン
プLを押し下げる。一方のランプホルダ7へのランプL
の装着が終わったら、他方のランプホルダ7へのランプ
Lの装着を同様にして行う。このようにして装着された
ランプLは突起部7cによりピンP、Pがほぼ水平に位
置されるとともにセード4が少々傾いてもホルダ7から
外れることはない。
【0019】ついでこのランプLを装着したセード4を
持って梯子を上り、このセード4を上記基体1の下方か
ら基体1の所定位置に合わせるとともに図示しない従来
と同様な手段によって両者を係合させれば作業は終了す
る。
【0020】そしてこの器具のランプLへの給電は図5
に示すようにして確実に行われる。すなわち図5はラン
プLの中間部から給電ソケット3およびランプホルダ7
を見た図で、基体1に対しセード4(図5では図示して
いない。)を押し上げることによってランプホルダ7も
上がり、ホルダ7突起部7cの傾斜面によりセパレート
されている口金BのピンP、Pが、頂部3b、3dから
案内導出されているとともにスプリング3hで下方側に
押圧された給電ソケット3の給電端子3fと強く接触す
ることができる。この場合は突起部7cによりセパレー
トされている口金BのピンP、Pは給電ソケット3の本
体3aに形成された両端の凹んだ頂部3b、3d内に案
内されて中央の突起部7cとともに協同して短絡を防い
でいる。また、たとえばランプLの交換は基体1からセ
ード4を外すとランプLもセード4と一緒に外れる。こ
の際、給電ソケット3のスプリング3hにより押圧され
ている給電端子3fがランプLの口金ピンP、Pを押し
出すかたちとなり、この口金ピンP、Pは突起部7c面
に当接してホルダ7上に安定した状態にある。そして、
ランプLを抱持突起7d、7dの間から取り外し、上述
したと同様に変わりの新しいランプLを抱持突起7d、
7dに装着する。そして、セード4を基体1に組付けれ
ば作業は終了する。
【0021】本実施例の照明器具はこのように器具の取
付け、取外し時やランプ交換時などにおいて従来に比べ
作業工数を減らすことができ作業能率および安全性の向
上がはかれるとともにランプを確実に保持しているので
脱落するなどのこともない。また、ランプホルダ自体に
は通電機能を備えていないので大形化しても透光性部材
で形成でき、セードなどの制光体への影が生じるのを防
ぐことが可能である。また、このため清掃も簡単で保守
点検が容易である。
【0022】図6〜図11は本発明の第二実施例を示
し、図中上述の第一実施例と同一部分には同一の符号を
付してその説明は省略する。図6は直管形蛍光ランプ3
灯用の照明器具の分解斜視図で、上記実施例と相違する
部分はランプLの数、給電ソケット3およびランプホル
ダ7の構造である。
【0023】基体1の対向する側板にはランプホルダ7
を係止する係止フック1a、1aおよびセード4を係止
する係止部1b、1bが形成されている。この係止部1
b、1bは略L字形をなしスプリング1cにより基体1
の側縁に押圧されその上片側には係止孔1d、下片側に
は傾斜したガイド板1eが設けられている。なお、1f
は押圧ピンである。
【0024】また、給電ソケット3は図7に分解して示
すように、合成樹脂製の電気絶縁体からなる内部が空洞
化されたカバー3mと平板状の蓋体3nとで本体3kを
形成し、このカバー3m内の中央部には先端部を幅狭と
した電気絶縁体からなる中子3pが、この中子3pの両
側には真鍮や銅製の板体を屈折して先端部側が互いに近
接するよう付勢されて形成した給電端子3f、3fが配
置されている。また、この中子3pはカバー3mの上方
の突起3qに係止したコイル状のスプリング3rを介し
て先端が常時カバー3mの下縁近くにあるよう下方に押
圧されている。そして、カバー3mには上記蓋体3nが
ねじ3s止めされ図8に示すように一体化されるが、こ
のとき中子3pの表面に形成した案内溝3tに蓋体3n
の突部3uを係合させてある。なお、3vはカバー3m
に形成した切欠部で中子3pが露出している。また、上
記給電端子3f、3fの上方にはリード線(図示してい
ない。)が接続されていることはいうまでもない。
【0025】また、ランプホルダ7は電気絶縁性の合成
樹脂などからなる枠状をなし、ランプLの装架部の対向
する枠上にはランプLの口金Bを案内して係止する抱持
突起7d,7d、…およびこの一組の抱持突起7d,7
dの中央部に位置をずらして口金ピンP、Pの保持台7
e、7e、…が平坦部7b上に設けてある。また、7
f,7fは係止突起でそれぞれが基体1への係止孔7g
を有する。
【0026】なお、5a、5aはセードの突出部5に対
向して形成した上記基体1の係止部1b、1bと係合す
る係止片で、三角形状の耳片5b、5bを有している。
【0027】このような構成の器具の組付けは、踏台な
どに上がり天井や梁などの所定箇所に基体1をねじで取
付ける。つぎに地上において図9に一部分を拡大して示
すように枠状のランプホルダ7(一方側のみを示す)の
上方にランプLを用意し、図10に示すように抱持突起
7d、7dの間にランプLの口金Bを挿入するとともに
この口金Bが平坦部7bに、またピンP、Pが保持台7
eの上面に載置当接されるまでランプLを押し下げる。
なお、このときランプLの他方の口金Bも対向する抱持
突起7d,7dの間に挿入するとともに口金ピンP、P
が保持台7eの上面に載置当接され、装着されたランプ
Lは保持台7eによりピンP、Pがほぼ水平に位置され
る。そして、上記と同様に残り2本のランプLも抱持突
起7d、7dに装着する。
【0028】ついでこのランプLを装着した枠状のラン
プホルダ7を持って踏台を上り、このホルダ7を上記基
体1の下方から基体1の所定位置に合わせるとともに上
方に押し上げ、基体1に形成した係止フック,1b(1
個は図示しない)に係止突起7f,7fの係止孔7g、
7gを差し込み両者を係合させる。このとき上記基体1
に取着された給電ソケット3の中子3pは、保持台7e
上面に押圧されスプリング3rの弾性に抗して上方に移
動する。この中子3pが移動すると切欠部3vから中子
3pの両側の給電端子3f、3fが現出してきて保持台
7e上の口金ピンP、Pの外側面と電気的に接触し、こ
の時点でランプホルダ7の上昇は停止される。このラン
プホルダ7が基体1に合体された状態を図11に示す。
【0029】なお、このときランプLの両口金ピンP、
Pの内側面間寸法をXmm、外側面間寸法をYmm、保
持台7eの上面寸法をZmmとしたとき、これらの寸法
関係がX<Z<Yであれば両口金ピンP、Pが保持台7
e上にあるとともに両口金ピンP、Pが両給電端子3
f、3fと強く接触されることになる。
【0030】このランプホルダ7を組み付けたら、つぎ
にセード4を持って踏台を上り、このセード4を上記ラ
ンプホルダ7の下方から基体1の所定位置に合わせると
ともに押し上げると突出部5に形成した係止片5a、5
aの三角形状の耳片5b、5bが基体1に形成した係止
部1b、1bの傾斜したガイド板1e、1eに当接され
る。さらにセード4を押し上げると、耳片5b、5bに
押圧されたガイド板1e、1eはスプリング1c、1c
の力に抗して内方へと移動し、ガイド板1e、1e面を
摺動していった耳片5b、5bが係止部1b、1bの係
止孔1d、1dに入ると同時にスプリング1cの力によ
り係止部1b、1bは元の位置に戻り両者は係合され取
り付けは終わる。なお、この取り付けに際し押圧ピン1
f,1fを押しながら行えば、係止部1b、1bは内方
に寄っているのであまり力を掛けずに容易に作業でき
る。
【0031】そしてこの器具のランプLは給電ソケット
3の給電端子3fを介し口金ピンP、Pの外側面へ給電
され、ランプLの点灯は確実に行なわれる。
【0032】また、ランプLの交換は基体1の押圧ピン
1f,1fを押しながらセード4を引き下げれば、三角
形状の耳片5b、5bが係止孔1d、1dから抜け出て
セード4は基体1から取り外される。つぎに基体1の係
止フック1a、1aの先端を押しながらランプホルダ7
を引き下げれば、係止フック1a、1aから係止孔7
g、7gが抜け出てランプホルダ7は取り外される。こ
のランプホルダ7が外れると、ランプLは給電ソケット
3の給電端子3fから離れ、給電ソケット3の中子3p
はスプリング3rの弾性によりカバー3mの切欠部3v
に進出してきて給電端子3f、3fを隠し安全を保つ。
ランプホルダ7からのランプLの取り外しは上記実施例
と同様に口金Bを抱持突起7d、7dの間から取り出
し、上述したと同様に代わりの新しいランプLを抱持突
起7d、7dに装着する。そして、ランプホルダ7およ
びセード4を基体1に組付ければ作業は終了する。
【0033】この第二実施例のものは上述の第一実施例
のものに比べ、ランプホルダを別途取り付けるという違
いはあるが、1個のホルダに複数本のランプを装着する
場合には有効で、器具の取付け、取外し時やランプ交換
時などにおいて従来に比べ作業工数を減らすことができ
作業能率および安全性の向上がはかれるとともにランプ
を確実に保持しているので脱落するなどのこともない。
【0034】図12は本発明の他の実施例を示し、図中
上述の実施例と同一部分には同一の符号を付してその説
明は省略する。図12においてはセード4の上面開口部
に取着されたランプホルダ7(このセードの図示しない
反対側にもある)には、通常の口金ピンPが装着される
給電ソケット8を有している。すなわち、このソケット
8は中央部に上面から下方に向かい口金ピンPが通る縦
溝8aと側面にこの縦溝8aに連通する円形溝8bとが
形成されており、円形溝8b内の水平方向両最大部には
接続端子(図示しない)が設けられている。なお、8c
はこの接続端子とつながった受電端子である。
【0035】このようなセード4は、セード4の両端近
くに取着した一対のランプホルダ7(一方は図示せず)
の上方から縦溝8a内にランプLの口金ピンP、Pを差
し込み、下方のピンPが底部に当たったところでランプ
Lを約90度回転させると口金ピンP、Pはホルダ7内
の図示しない接続端子に当接する。
【0036】そしてこのセード4を持ち予め取付けてお
いた基体(図示しない)に係止支持させれば組付けでき
る。なお、このとき基体(図示しない)側には上記受電
端子8cと接触する給電端子を設けておくことはいうま
でもない。
【0037】この実施例のものは,ランプの口金ピンP
が給電ソケット8の円形溝8b内に係止されており、ラ
ンプがソケット8から外れることがなく、器具やランプ
の交換などが容易に行え上述の実施例と同様の作用効果
を奏する。
【0038】なお,本発明は上記実施例に限らず要旨を
変えない範囲内での変形は本発明に包含される。たとえ
ば上記実施例ではセード内に直管形蛍光ランプを1本あ
るいは3本装着した場合について述べたが、これに限ら
ず蛍光ランプは1本〜複数本と制限はない。また、セー
ド側にランプホルダを設ける場合は、単にホルダをセー
ドに載置せずねじあるいは切り込みなどにより固定して
もあるいは着脱自在であってもよく、その形状もバー状
や枠状であってもよいが、小形化されるほど光の損失が
少なく好ましい。
【0039】また、ランプの口金ピンを受容あるいは電
気接続をなすソケットも実施例のものに限らず、通常採
用されているランプ軸と同方向に伸縮されるソケットな
どでも差し支えない。
【0040】また、制光体として実施例ではセードを用
いたが、グローブやルーバなどであってももちろん適用
が可能であり、その取付け手段も実施例のものに限らな
い。さらに、上記実施例では梯子や踏台などを用い照明
器具を組立てる場合について述べたが、梯子などを用い
ず手の届く箇所に取付けあるいは取付けられる器具であ
ってもよく、さらにまた、本発明は取付けに限らず器具
の点検、修理や清掃、あるいはランプの交換などにおい
て省力化がはかれるものである。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の構成によれ
ば,取付け、取外し時やランプ交換時などにおいて従来
に比べ作業工数を減らすことができ作業能率の向上がは
かれるとともに特に高所における作業回数が減り安全性
の向上が可能になり、かつ、ランプを確実に保持できる
など種々の利点を有する照明器具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の照明器具の取付部を分解し
て示す一部断面斜視図である。
【図2】図1の給電ソケットの分解拡大して示す斜視図
である。
【図3】図1のランプホルダを拡大して示す斜視図であ
る。
【図4】図3のランプホルダに直管形蛍光ランプを装着
した状態を示す斜視図である。
【図5】図4のランプホルダに装着された直管形蛍光ラ
ンプの口金部と給電ソケットとの接続状態を示す正面図
である。
【図6】本発明第二実施例の照明器具の取付部を分解し
て示す一部断面斜視図である。
【図7】図6の給電ソケットの分解拡大して示す斜視図
である。
【図8】図6の給電ソケットを示す斜視図である。
【図9】図6のランプホルダを拡大して示す斜視図であ
る。
【図10】図6のランプホルダに直管形蛍光ランプを装
着した状態を示す斜視図である。
【図11】図6のランプホルダに装着された直管形蛍光
ランプの口金部と給電ソケットとの接続状態を示す正面
図である。
【図12】本発明の他の実施例の照明器具のセードの一
部を示す斜視図である。
【符号の説明】
L:直管形蛍光ランプ P:口金ピン 1:基体 2:点灯回路装置 3:給電ソケット 3f:給電端子 4:制光体(セード) 7:ランプホルダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点灯回路装置およびランプへの給電ソケ
    ットが設けられた基体と、この基体に組付けられた制光
    体と、この制光体に係止されたランプホルダと、このラ
    ンプホルダに口金または口金ピンが支持された直管形蛍
    光ランプとを具備したことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 点灯回路装置およびランプへの給電ソケ
    ットが設けられた基体と、この基体に着脱自在に係止さ
    れたランプホルダと、このランプホルダに口金または口
    金ピンが支持された直管形蛍光ランプと、上記基体に組
    付けられた制光体とを具備したことを特徴とする照明器
    具。
  3. 【請求項3】 直管形蛍光ランプは制光体の開口部に差
    し渡されたランプホルダに支持されているとともに給電
    ソケットと電気的接続がなされることを特徴とする請求
    項1に記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 上記基体と制光体またはランプホルダと
    の組付け時にランプの口金ピンが、この口金ピンを弾性
    押圧する給電ソケットの給電端子とランプホルダとに挟
    圧されランプの支持と電気的接続がなされることを特徴
    とする請求項1ないし請求項3に記載の照明器具。
  5. 【請求項5】 給電ソケットは一対の給電端子間に常時
    突出している進退自在な突出片を有し、この突出片はラ
    ンプホルダ上の口金ピンと当接することにより押圧され
    退去し給電端子を露出し、この給電端子をランプの口金
    ピンに圧接させてランプの支持と電気的接続がなされる
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の照明
    器具。
  6. 【請求項6】 ランプホルダはランプソケットを有して
    いることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の
    照明器具。
JP29185392A 1992-09-30 1992-10-30 照明器具 Pending JPH06168616A (ja)

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JP29185392A JPH06168616A (ja) 1992-09-30 1992-10-30 照明器具

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