JPH0616754Y2 - ラインインパクトドツトプリンタ - Google Patents

ラインインパクトドツトプリンタ

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JPH0616754Y2
JPH0616754Y2 JP3480289U JP3480289U JPH0616754Y2 JP H0616754 Y2 JPH0616754 Y2 JP H0616754Y2 JP 3480289 U JP3480289 U JP 3480289U JP 3480289 U JP3480289 U JP 3480289U JP H0616754 Y2 JPH0616754 Y2 JP H0616754Y2
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JP
Japan
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line
shuttle
dot printer
impact dot
eccentric cam
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JP3480289U
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JPH02126837U (ja
Inventor
量正 溝口
Original Assignee
株式会社ワイ・イー・データ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は一般にシャトルプリンタと称されるシャトル機
構を備えたラインインパクトドットプリンタに関するも
のである。
〔従来技術〕
第1図は従来のラインインパクトドットプリンタのシャ
トル機構を示すもので、1はシャトル動作を与えるため
の偏心カム、2,2′はバネ3,3′で前記偏心カム1
に押し付けられたローラ、4は前記偏心カム1によるシ
ャトル動作推力をハンマバンク(以下HBという)6に
伝達するためのカムフォロワー、7はHB6に印字に沿
って一定間隔に配列して取付けられた複数個のドットハ
ンマ、8,8′はこのHB6とカムフォロワー4が固定
されているハンマバンク軸、9はインクリボン、10は印
字用紙、11はプラテンである。
このシャトル機構は、偏心カム1が回転すると、ローラ
2,2′およびカムフォロワー4を介してハンマバンク
軸8′が横動し、HB6はプラテン11に沿って横動す
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のシャトル機構は、第1図に示すように、HB6の
重心軸線a−a′や支持軸受の軸心線b−b′に対し、
偏心カム1の駆動推力作用線c−c′とが距離だけ隔
てゝ平行に設置された構造となっているので、HB軸
8′に偏心カム1の駆動推力F×なる値の大きな曲
げモーメントMが作用するため、このHB軸8に曲げ
変形が起り軸受5に作用する摩擦力が複雑に変化して横
行動作に不整を生じ、縦線印字ドット精度が悪くなると
いう問題があった。
即ち、第1図において、支持軸受の軸心線b−b′と偏
心カム1の中心から支持軸受の軸心線b−b′に下した
交点をOとすると、この点Oのまわりに作用する軸
曲げモーメントMにM=Fで表わされる。
なおFはシャトル駆動推力で、F=−mSoω2で表わ
される。但しSはシャトル振巾、mはシャトル動作質
量、ωはシャトル動作の角周波数である。
上記軸曲げモーメントMにより、O点は第3図(a)
の点線のように不整動作を行う。
そこで本考案はこのような問題のないラインインパクト
プリンタを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の課題を解決するためになされたもので、
印字行に沿って一定間隔隔だてゝ複数個の印字ハンマを
有するハンマバンクをシャトル機構により往復動させる
ラインインパクトドットプリンタにおいて、前記ハンマ
バンクの支持軸の軸線とシャトル機構の駆動推力の作用
線とをハンマバンクの重心軸線に一致させるように配置
したものである。
〔作用〕
このように構成すると、支持軸間に作用する曲げモーメ
ントが著しく小さくなるため、シャトル動作の不整動作
が小さくなり、縦線印字ドット精度が向上させることが
できる。
〔実施例〕
第2図は本考案の実施例を示すもので、1はシャトル動
作を与えるための偏心カム、2,2′はバネ3,3′で
前記偏心カム1に押しつけられるローラ、4は前記偏心
カム1による印字行に沿った往復動作の推力をHB6に
伝達すためのカムフォロワー、7はHB6に印字に沿っ
て一定間隔に配列して取付けられた複数個のドットハン
マ、8,8′,8″はこのHB6とカムフォロワー4か
ら突出して設けられた軸、11はプラテン、9はインクリ
ボン、10は印字用紙である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案に係るシャトル機構は、支持軸8,
8′,8″の軸線b−b′及びHB6の重心軸線a−
a′をシャトル駆動のための偏心カム1の推力作用線c
−c′に一致させるように構成したので、HB6の軸に
作用する曲げモーメントMが小さくなるため、シャト
ル軸受に作用する摩擦力の変化が小さくなり、不整動作
がなくなり、縦線印字ドット精度が向上する。
これを式で示すと次の通りである。
シャトル軸受5′,5″間の軸線上にある偏心カム1の
中心点Oのまわりに作用する曲げモーメントMは、
シャトル駆動推力F×sinα(αカム・ローラの接触
圧力角〜5°で、sinαはおよそ0.1以内) カム半径との積F(sinα)となる。
即ち、 M=F・sinα・ =0.087F <0.087F =0.087M となる。
作用曲げモーメントMは従来構造のおよそ1/10前后と
なるため第3図(b)に示すようにシャトルの不整動作は
極めて小さくなり縦線印字ドット精度は大きく向上す
る。また軸受に作用する摩擦力が小さくなるので、軸受
寿命が永くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシャトル機構の概略図、第2図は本考案
の実施例の主要部の構成を示す概略図、第3図は従来機
構と本考案の実施例の不整動作波形曲線図である。 1……偏心カム 2,2′……ローラ 3,3′……バネ 4……カムフォロワー 5……軸受 6……ハンマバンク 7……ドットハンマ 8,8′……ハンマバンク軸 9……インクリボン 10……印字用紙 11……プラテン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字行に沿って一定間隔隔だてゝ複数個の
    印字ハンマを有するハンマバンクをシャトル機構により
    往復動させるラインインパクトドットプリンタにおい
    て、前記ハンマバンクの支持軸の軸線とシャトル機構の
    駆動推力の作用線とをハンマバンクの重心軸線に一致さ
    せるように配置したことを特徴とするラインインパクト
    ドットプリンタ。
JP3480289U 1989-03-29 1989-03-29 ラインインパクトドツトプリンタ Expired - Lifetime JPH0616754Y2 (ja)

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JP3480289U JPH0616754Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 ラインインパクトドツトプリンタ

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JPH02126837U JPH02126837U (ja) 1990-10-18
JPH0616754Y2 true JPH0616754Y2 (ja) 1994-05-02

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