JPH06164886A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH06164886A JPH06164886A JP4316948A JP31694892A JPH06164886A JP H06164886 A JPH06164886 A JP H06164886A JP 4316948 A JP4316948 A JP 4316948A JP 31694892 A JP31694892 A JP 31694892A JP H06164886 A JPH06164886 A JP H06164886A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用者がファクシミリ装置を離れた場合でも
交信結果をすぐに認識できるとともに、通信不成立時の
交信結果を詳細に認識できるファクシミリ装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 通信相手先または交信結果に対応させてメロ
ディー音または音声合成メッセージ等の可聴識別情報を
予め登録しておき、通信時の通信相手先および交信結果
にそれぞれ対応する可聴識別情報を出力する。また回線
上の話中音を検出して通信不成立時の不成立理由を判断
して交信結果とし、これに応じた可聴識別情報を出力す
る。
交信結果をすぐに認識できるとともに、通信不成立時の
交信結果を詳細に認識できるファクシミリ装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 通信相手先または交信結果に対応させてメロ
ディー音または音声合成メッセージ等の可聴識別情報を
予め登録しておき、通信時の通信相手先および交信結果
にそれぞれ対応する可聴識別情報を出力する。また回線
上の話中音を検出して通信不成立時の不成立理由を判断
して交信結果とし、これに応じた可聴識別情報を出力す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、特にファクシミリ通信時の交信結果を通知する機能
を有するファクシミリ装置に関するものである。
し、特にファクシミリ通信時の交信結果を通知する機能
を有するファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、交信結果を
表示する手段として図5および図6に示すようにトーン
発生部やエラーランプを備え、これら可聴、可視表示に
より交信結果を表示する構成となっていた。図5は従来
のファクシミリ装置のブロック図であり、51はファク
シミリ装置全体を制御する主制御部、52は各種制御デ
ータを格納する制御用メモリ、53は発着信および終話
時に回線63を制御する回線制御部、54はファクシミ
リ通信時にデータを変復調するモデム、55は所定の通
信手順に基づきファクシミリ通信を制御する通信制御部
である。
表示する手段として図5および図6に示すようにトーン
発生部やエラーランプを備え、これら可聴、可視表示に
より交信結果を表示する構成となっていた。図5は従来
のファクシミリ装置のブロック図であり、51はファク
シミリ装置全体を制御する主制御部、52は各種制御デ
ータを格納する制御用メモリ、53は発着信および終話
時に回線63を制御する回線制御部、54はファクシミ
リ通信時にデータを変復調するモデム、55は所定の通
信手順に基づきファクシミリ通信を制御する通信制御部
である。
【0003】また、56は送信時に原稿を読み取る読取
部、57は受信時に受信画像を記録紙に記録する記録
部、58は送受信時に画像データを一時的に格納するバ
ッファメモリである。さらに、59は各種操作キー、ラ
ンプ、LCD表示器からなるパネル部、60は増幅器、
61はスピーカ、62は各種トーンを発生するトーン発
生部である。また、図6はこのファクシミリ装置の外観
図であり、同図において、65はファクシミリ装置本
体、66および67はパネル部59に設けられたLCD
表示器およびエラーランプ、68は記録紙である。
部、57は受信時に受信画像を記録紙に記録する記録
部、58は送受信時に画像データを一時的に格納するバ
ッファメモリである。さらに、59は各種操作キー、ラ
ンプ、LCD表示器からなるパネル部、60は増幅器、
61はスピーカ、62は各種トーンを発生するトーン発
生部である。また、図6はこのファクシミリ装置の外観
図であり、同図において、65はファクシミリ装置本
体、66および67はパネル部59に設けられたLCD
表示器およびエラーランプ、68は記録紙である。
【0004】次に、図5および図6に示したファクシミ
リ装置における発信時の動作について説明する。まず、
パネル部59からの所定の発信操作に応じて、主制御部
51の制御により回線制御部53で回線63が捕捉され
て、相手先のダイヤルが送出され、相手応答後、所定の
ファクシミリ通信手順に基づき通信制御部55によりフ
ァクシミリ送信モードに設定される。設定完了後、セッ
トされている原稿は読取部56で読み取られて、一旦バ
ッファメモリ58に格納され、データ圧縮処理された後
モデム54を介して回線63へ送出される。
リ装置における発信時の動作について説明する。まず、
パネル部59からの所定の発信操作に応じて、主制御部
51の制御により回線制御部53で回線63が捕捉され
て、相手先のダイヤルが送出され、相手応答後、所定の
ファクシミリ通信手順に基づき通信制御部55によりフ
ァクシミリ送信モードに設定される。設定完了後、セッ
トされている原稿は読取部56で読み取られて、一旦バ
ッファメモリ58に格納され、データ圧縮処理された後
モデム54を介して回線63へ送出される。
【0005】このとき、相手が通信中であったり何らか
の理由で応答しなかった場合には、ダイヤル送出から所
定時間経過後に、主制御部51の制御により回線制御部
53が制御されて回線63が解放される。これに応じ
て、主制御部51は、パネル部59を制御してLCD表
示器66またはエラーランプ67により点滅表示した
り、あるいはトーン発生部62および増幅器60を制御
してスピーカ61よりエラートーンを出力したりするこ
とにより、通信不成立の旨の可視・可聴表示を行うもの
となっていた。さらに、通信管理機能を持つファクシミ
リ装置においては、相手先情報と通信不成立を示す交信
結果を制御用メモリ52へ格納し、通信終了あるいはそ
の後の所定操作に応じて格納された交信結果を通信管理
レポートとして記録紙に出力するものとなっていた。
の理由で応答しなかった場合には、ダイヤル送出から所
定時間経過後に、主制御部51の制御により回線制御部
53が制御されて回線63が解放される。これに応じ
て、主制御部51は、パネル部59を制御してLCD表
示器66またはエラーランプ67により点滅表示した
り、あるいはトーン発生部62および増幅器60を制御
してスピーカ61よりエラートーンを出力したりするこ
とにより、通信不成立の旨の可視・可聴表示を行うもの
となっていた。さらに、通信管理機能を持つファクシミ
リ装置においては、相手先情報と通信不成立を示す交信
結果を制御用メモリ52へ格納し、通信終了あるいはそ
の後の所定操作に応じて格納された交信結果を通信管理
レポートとして記録紙に出力するものとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような従
来のファクシミリ装置では、ファクシミリ装置に設けら
れた可視表示手段により交信結果が出力されるため、送
信操作後使用者がファクシミリ装置から離れた場合に
は、交信結果をすぐに認識するのが困難であった。これ
は特に何らかの理由で送信できなかった場合に、しばら
く使用者が気付かないために原稿内容が相手に届かず、
発信側の不手際とされる原因となっていた。また、エラ
ートーンによる可聴表示では他の確認音あるいは他の装
置から発せられたトーンと区別がつき難いため、さらに
通信管理レポートによる確認方法では印刷物による確認
であるため、それぞれ前述と同様の問題点があった。
来のファクシミリ装置では、ファクシミリ装置に設けら
れた可視表示手段により交信結果が出力されるため、送
信操作後使用者がファクシミリ装置から離れた場合に
は、交信結果をすぐに認識するのが困難であった。これ
は特に何らかの理由で送信できなかった場合に、しばら
く使用者が気付かないために原稿内容が相手に届かず、
発信側の不手際とされる原因となっていた。また、エラ
ートーンによる可聴表示では他の確認音あるいは他の装
置から発せられたトーンと区別がつき難いため、さらに
通信管理レポートによる確認方法では印刷物による確認
であるため、それぞれ前述と同様の問題点があった。
【0007】本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、使用者がファクシミリ装置を離れた場合で
も交信結果をすぐに認識できるとともに、通信不成立時
には交信結果としてその理由を含むことにより詳細に認
識できるファクシミリ装置を提供することを目的として
いる。
ものであり、使用者がファクシミリ装置を離れた場合で
も交信結果をすぐに認識できるとともに、通信不成立時
には交信結果としてその理由を含むことにより詳細に認
識できるファクシミリ装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるファクシミリ装置は、メロディ
ー音または音声合成メッセージ等の可聴識別情報を送出
する可聴表示手段と、通信相手先または交信結果に対応
させて可聴識別情報を登録する登録手段と、この登録手
段から通信時の通信相手先および交信結果にそれぞれ対
応する可聴識別情報を選択し、選択した可聴識別情報を
可聴表示手段から送出させる制御手段とを備えるもので
ある。また、ファクシミリ通信時に通信回線上の話中音
を検出する検出手段と、この検出手段の出力により通信
不成立時に相手先が通信中であるか否かを判断し交信結
果として出力する判断手段とを備えるものである。
るために、本発明によるファクシミリ装置は、メロディ
ー音または音声合成メッセージ等の可聴識別情報を送出
する可聴表示手段と、通信相手先または交信結果に対応
させて可聴識別情報を登録する登録手段と、この登録手
段から通信時の通信相手先および交信結果にそれぞれ対
応する可聴識別情報を選択し、選択した可聴識別情報を
可聴表示手段から送出させる制御手段とを備えるもので
ある。また、ファクシミリ通信時に通信回線上の話中音
を検出する検出手段と、この検出手段の出力により通信
不成立時に相手先が通信中であるか否かを判断し交信結
果として出力する判断手段とを備えるものである。
【0009】
【作用】従って、通信時の通信相手先および交信結果に
それぞれ対応する可聴識別情報としてメロディー音また
は音声合成メッセージ等が送出され、使用者により通信
相手先および交信結果が認識される。また通信不成立時
に相手先が通信中であるか否かが交信結果として出力さ
れ、これに応じた可聴識別情報が出力されて、使用者に
より通信不成立の理由を含む交信結果が認識される。
それぞれ対応する可聴識別情報としてメロディー音また
は音声合成メッセージ等が送出され、使用者により通信
相手先および交信結果が認識される。また通信不成立時
に相手先が通信中であるか否かが交信結果として出力さ
れ、これに応じた可聴識別情報が出力されて、使用者に
より通信不成立の理由を含む交信結果が認識される。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例であるファクシミリ装置の
ブロック図である。同図において、1はファクシミリ装
置全体を制御する主制御部、2は各種制御データを格納
する制御用メモリ、3は発着信および終話時に回線16
を制御する回線制御部、4は回線16から話中音(ビジ
ートーン)を検出する話中音検出部、5はファクシミリ
通信時にデータを変復調するモデム、6は所定の通信手
順に基づきファクシミリ通信を制御する通信制御部であ
る。また、7は送信時に原稿を読み取る読取部、8は受
信時に受信画像を記録紙に記録する記録部、9は送受信
時に画像データを一時的に格納するバッファメモリであ
る。
る。図1は本発明の一実施例であるファクシミリ装置の
ブロック図である。同図において、1はファクシミリ装
置全体を制御する主制御部、2は各種制御データを格納
する制御用メモリ、3は発着信および終話時に回線16
を制御する回線制御部、4は回線16から話中音(ビジ
ートーン)を検出する話中音検出部、5はファクシミリ
通信時にデータを変復調するモデム、6は所定の通信手
順に基づきファクシミリ通信を制御する通信制御部であ
る。また、7は送信時に原稿を読み取る読取部、8は受
信時に受信画像を記録紙に記録する記録部、9は送受信
時に画像データを一時的に格納するバッファメモリであ
る。
【0011】10は各種操作キー、ランプ、LCD表示
器(図示外)からなるパネル部、11は増幅器、12は
スピーカである。また、13は可聴識別情報として各種
メロディー音を発生するメロディー音発生部であり、所
定のメロディー音登録手順により予め制御用メモリ2内
に登録された登録内容に基づき、主制御部1の制御によ
り通信相手先あるいは交信結果に対応するメロディー音
を送出するものである。さらに、14は可聴識別情報と
して予め設定され音声用メモリ15に格納された音声デ
ータに基づき音声合成メッセージを出力する音声合成部
であり、メロディー音発生部13と同様に主制御部1の
制御により発信相手先あるいは交信結果に対応する合成
音声を送出するものである。なお、メロディー音発生部
13と音声合成部14は排他的に構成されるものであ
る。
器(図示外)からなるパネル部、11は増幅器、12は
スピーカである。また、13は可聴識別情報として各種
メロディー音を発生するメロディー音発生部であり、所
定のメロディー音登録手順により予め制御用メモリ2内
に登録された登録内容に基づき、主制御部1の制御によ
り通信相手先あるいは交信結果に対応するメロディー音
を送出するものである。さらに、14は可聴識別情報と
して予め設定され音声用メモリ15に格納された音声デ
ータに基づき音声合成メッセージを出力する音声合成部
であり、メロディー音発生部13と同様に主制御部1の
制御により発信相手先あるいは交信結果に対応する合成
音声を送出するものである。なお、メロディー音発生部
13と音声合成部14は排他的に構成されるものであ
る。
【0012】また、本発明におけるメロディー音登録動
作を図2を参照して説明する。図2はメロディー音登録
手順として登録操作時にパネル部10のLCD表示器
(図示外)に表示されるメッセージを順を追って示した
ものである。所定の操作に応じてメロディー音登録動作
が開始され(ステップ20)、まず相手先電話番号の入
力待ちとなり(ステップ21)、これに応じて相手先電
話番号が入力される(ステップ22)。ここでは、「登
録番号01」として「03−3234−7890」が入
力されたことを示している。続いて、相手先名の入力待
ちとなり(ステップ23)、これに応じて相手先名が入
力される(ステップ24)。この場合は相手先名として
「トウキョウシテン」が入力されたことを示している。
作を図2を参照して説明する。図2はメロディー音登録
手順として登録操作時にパネル部10のLCD表示器
(図示外)に表示されるメッセージを順を追って示した
ものである。所定の操作に応じてメロディー音登録動作
が開始され(ステップ20)、まず相手先電話番号の入
力待ちとなり(ステップ21)、これに応じて相手先電
話番号が入力される(ステップ22)。ここでは、「登
録番号01」として「03−3234−7890」が入
力されたことを示している。続いて、相手先名の入力待
ちとなり(ステップ23)、これに応じて相手先名が入
力される(ステップ24)。この場合は相手先名として
「トウキョウシテン」が入力されたことを示している。
【0013】さらに、この相手先に対応させるメロディ
ー音の入力待ちとなり(ステップ25)、これに応じて
予め用意されているメロディー音の内から任意のメロデ
ィー音が選択されて入力される(ステップ26)。ここ
では、対応するメロディー音として「06」の「イエス
タディ」が入力されたことを示している。以上の手順に
よりメロディー音登録が完了し(ステップ27)、この
登録内容が制御用メモリ2に格納される。従って、図2
の登録例によれば、電話番号「03−3234−789
0」の「トウキョウシテン」に対応するメロディー音と
して「イエスタディ」が登録されることになる。
ー音の入力待ちとなり(ステップ25)、これに応じて
予め用意されているメロディー音の内から任意のメロデ
ィー音が選択されて入力される(ステップ26)。ここ
では、対応するメロディー音として「06」の「イエス
タディ」が入力されたことを示している。以上の手順に
よりメロディー音登録が完了し(ステップ27)、この
登録内容が制御用メモリ2に格納される。従って、図2
の登録例によれば、電話番号「03−3234−789
0」の「トウキョウシテン」に対応するメロディー音と
して「イエスタディ」が登録されることになる。
【0014】次に、本発明におけるファクシミリ発信動
作のメロディー音による交信結果出力処理について図3
のフローチャートを参照して説明する。なお前述のメロ
ディー音登録動作により各通信相手先および交信結果を
示す可聴識別情報として各々メロディー音が登録設定さ
れているものとする。送信原稿が読取部7にセットされ
た後、パネル操作部10のキー操作により発信相手先の
電話番号が入力される。入力終了後の所定の発信開始操
作に応じて、主制御部1は回線制御部3を制御して回線
16を捕捉し、入力されたダイヤル信号を送出して相手
先呼出状態となる。
作のメロディー音による交信結果出力処理について図3
のフローチャートを参照して説明する。なお前述のメロ
ディー音登録動作により各通信相手先および交信結果を
示す可聴識別情報として各々メロディー音が登録設定さ
れているものとする。送信原稿が読取部7にセットされ
た後、パネル操作部10のキー操作により発信相手先の
電話番号が入力される。入力終了後の所定の発信開始操
作に応じて、主制御部1は回線制御部3を制御して回線
16を捕捉し、入力されたダイヤル信号を送出して相手
先呼出状態となる。
【0015】ここで、ステップ31で相手先とのファク
シミリ通信が成立したか否かが判断される。相手先がこ
の着信に応答し通信制御部6によりファクシミリ通信が
開始された場合には、ファクシミリ通信が成立したと判
断して、ステップ32で、前述のメロディー音登録処理
により制御用メモリ2に登録された内容に基づき、この
相手先に対応するメロディー音が選択される。これに応
じて選択されたメロディー音がメロディー音発生部13
より出力され、増幅器11を介してスピーカ12より送
出される。従って、使用者はこのメロディー音により対
応する相手先へのファクシミリ通信が成立したことを認
識することになる。
シミリ通信が成立したか否かが判断される。相手先がこ
の着信に応答し通信制御部6によりファクシミリ通信が
開始された場合には、ファクシミリ通信が成立したと判
断して、ステップ32で、前述のメロディー音登録処理
により制御用メモリ2に登録された内容に基づき、この
相手先に対応するメロディー音が選択される。これに応
じて選択されたメロディー音がメロディー音発生部13
より出力され、増幅器11を介してスピーカ12より送
出される。従って、使用者はこのメロディー音により対
応する相手先へのファクシミリ通信が成立したことを認
識することになる。
【0016】また、ダイヤル送出後所定時間経過しても
相手先が応答しなかった場合、すなわち通信制御部6に
よりファクシミリ通信が開始されなかった場合には、ス
テップ31でファクシミリ通信不成立と判断して、ステ
ップ33で、この相手先に対応するメロディー音が送出
された後、ステップ34でこの場合の交信結果すなわち
「通信不成立」に対応するメロディー音が送出される。
従って、使用者はこれらのメロディー音により対応する
通信相手先へのファクシミリ通信が成立しなかったこと
を認識し、再発信等の適切な処置をとることになる。
相手先が応答しなかった場合、すなわち通信制御部6に
よりファクシミリ通信が開始されなかった場合には、ス
テップ31でファクシミリ通信不成立と判断して、ステ
ップ33で、この相手先に対応するメロディー音が送出
された後、ステップ34でこの場合の交信結果すなわち
「通信不成立」に対応するメロディー音が送出される。
従って、使用者はこれらのメロディー音により対応する
通信相手先へのファクシミリ通信が成立しなかったこと
を認識し、再発信等の適切な処置をとることになる。
【0017】また、本発明における別の実施例として図
4のフローチャートを参照して、前述のファクシミリ発
信動作時の交信結果表示処理において、可聴識別情報と
してメロディー音の代わりに音声合成によるメッセージ
を送出し、特に通信不成立の場合にはその不成立理由を
含む交信結果として詳細に報知する場合の交信結果表示
処理について説明する。なお、音声合成メッセージは前
述のメロディー音登録処理と同様な音声合成メッセージ
登録手順により、予め音声用メモリ15に準備されてい
る各種メッセージから任意の音声合成メッセージが選択
され、各相手先および交信結果毎に登録設定されている
ものとする。また、音声合成メッセージ入力手段を付加
することにより使用者が任意のメッセージを録音し、こ
れを各相手先および交信結果毎に登録設定できるように
してもよい。
4のフローチャートを参照して、前述のファクシミリ発
信動作時の交信結果表示処理において、可聴識別情報と
してメロディー音の代わりに音声合成によるメッセージ
を送出し、特に通信不成立の場合にはその不成立理由を
含む交信結果として詳細に報知する場合の交信結果表示
処理について説明する。なお、音声合成メッセージは前
述のメロディー音登録処理と同様な音声合成メッセージ
登録手順により、予め音声用メモリ15に準備されてい
る各種メッセージから任意の音声合成メッセージが選択
され、各相手先および交信結果毎に登録設定されている
ものとする。また、音声合成メッセージ入力手段を付加
することにより使用者が任意のメッセージを録音し、こ
れを各相手先および交信結果毎に登録設定できるように
してもよい。
【0018】まず、入力された相手先電話番号に従っ
て、前述と同様の処理手順により相手先ダイヤル信号が
回線16に送出され、相手先呼出状態となる。ここで、
ステップ41で相手先とのファクシミリ通信が成立した
か否かが判断される。相手先がこの着信に応答し通信制
御部6によりファクシミリ通信が開始された場合には、
ファクシミリ通信が成立したと判断してステップ42へ
移行する。
て、前述と同様の処理手順により相手先ダイヤル信号が
回線16に送出され、相手先呼出状態となる。ここで、
ステップ41で相手先とのファクシミリ通信が成立した
か否かが判断される。相手先がこの着信に応答し通信制
御部6によりファクシミリ通信が開始された場合には、
ファクシミリ通信が成立したと判断してステップ42へ
移行する。
【0019】ステップ42では、前述の音声合成メッセ
ージ登録処理により制御用メモリ2に登録された内容に
基づき、この相手先に対応するメッセージが選択され
る。これに応じて選択された音声合成メッセージが音声
合成部14より出力され、増幅器11を介してスピーカ
12より送出される。さらにステップ43で、通信成立
の旨のメッセージが選択され、同様にしてスピーカ12
から送出される。従って、使用者はこれらの音声合成メ
ッセージにより対応する相手先へのファクシミリ通信が
成立したことを認識することになる。
ージ登録処理により制御用メモリ2に登録された内容に
基づき、この相手先に対応するメッセージが選択され
る。これに応じて選択された音声合成メッセージが音声
合成部14より出力され、増幅器11を介してスピーカ
12より送出される。さらにステップ43で、通信成立
の旨のメッセージが選択され、同様にしてスピーカ12
から送出される。従って、使用者はこれらの音声合成メ
ッセージにより対応する相手先へのファクシミリ通信が
成立したことを認識することになる。
【0020】また、ダイヤル送出終了後所定時間経過し
ても相手先が応答しなかった場合、すなわち通信制御部
6によりファクシミリ通信が開始されなかった場合に
は、ステップ41でファクシミリ通信不成立と判断し
て、ステップ44で、この相手先に対応する音声合成メ
ッセージが送出された後、ステップ45で話中音検出部
4により回線16上の話中音が検出され、その出力によ
り通信不成立の理由が判断される。
ても相手先が応答しなかった場合、すなわち通信制御部
6によりファクシミリ通信が開始されなかった場合に
は、ステップ41でファクシミリ通信不成立と判断し
て、ステップ44で、この相手先に対応する音声合成メ
ッセージが送出された後、ステップ45で話中音検出部
4により回線16上の話中音が検出され、その出力によ
り通信不成立の理由が判断される。
【0021】ファクシミリ通信における通信不成立とし
て、相手が通信中である場合、あるいは相手先番号の誤
りまたは相手先の何らかの理由により応答しなかった場
合が考えられる。この場合の対応方法として、前者の場
合には所定時間経過後に再発信するものとなり、後者の
場合には、相手先電話番号を再確認し、さらには相手先
ファクシミリ装置の動作状態、例えば紙切れ、紙詰まり
によるエラー発生あるいは自動受信モード設定等の確認
依頼が必要となる。このように、通信が成立しなかった
場合にはその後の適切な対応処置が必要とされるため、
通信不成立時の理由が重要となる。
て、相手が通信中である場合、あるいは相手先番号の誤
りまたは相手先の何らかの理由により応答しなかった場
合が考えられる。この場合の対応方法として、前者の場
合には所定時間経過後に再発信するものとなり、後者の
場合には、相手先電話番号を再確認し、さらには相手先
ファクシミリ装置の動作状態、例えば紙切れ、紙詰まり
によるエラー発生あるいは自動受信モード設定等の確認
依頼が必要となる。このように、通信が成立しなかった
場合にはその後の適切な対応処置が必要とされるため、
通信不成立時の理由が重要となる。
【0022】従って、ステップ45で話中音が検出され
た場合には、相手先が通信中であると判断して、ステッ
プ46で相手通信中の旨のメッセージが選択される。こ
れに応じて音声合成部14から対応する音声合成メッセ
ージが出力され、増幅器11を介してスピーカ12から
送出される。従って、使用者はこれらの音声合成メッセ
ージにより、対応する相手先が通信中であるため、ファ
クシミリ通信が成立しなかったことを認識し、再発信等
の適切な処置をとることになる。
た場合には、相手先が通信中であると判断して、ステッ
プ46で相手通信中の旨のメッセージが選択される。こ
れに応じて音声合成部14から対応する音声合成メッセ
ージが出力され、増幅器11を介してスピーカ12から
送出される。従って、使用者はこれらの音声合成メッセ
ージにより、対応する相手先が通信中であるため、ファ
クシミリ通信が成立しなかったことを認識し、再発信等
の適切な処置をとることになる。
【0023】また、ステップ45で話中音が検出された
場合には、呼び出したにもかかわらず相手先が応答しな
かったものと判断して、ステップ47で相手未応答の旨
のメッセージが選択され、スピーカ12から送出され
る。従って、使用者はこれらの音声合成メッセージによ
り、対応する相手先が応答しないために、ファクシミリ
通信が成立しなかったことを認識し、相手先電話番号を
再確認、あるいは相手先ファクシミリ装置の動作状態の
確認依頼等の適切な処置をとることになる。
場合には、呼び出したにもかかわらず相手先が応答しな
かったものと判断して、ステップ47で相手未応答の旨
のメッセージが選択され、スピーカ12から送出され
る。従って、使用者はこれらの音声合成メッセージによ
り、対応する相手先が応答しないために、ファクシミリ
通信が成立しなかったことを認識し、相手先電話番号を
再確認、あるいは相手先ファクシミリ装置の動作状態の
確認依頼等の適切な処置をとることになる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、メロデ
ィー音または音声合成メッセージ等の可聴識別情報を送
出する手段と、各相手先および交信結果に対応づけて可
聴識別情報を登録する手段を設けて、交信結果に応じて
対応する可聴識別情報としてメロディー音または音声合
成メッセージを送出するようにしたので、これにより通
信相手先および交信結果を認識することが可能となる。
また、話中音検出手段を設けて通信不成立の理由を判断
するようにしたので、特に通話不成立の場合の交信結果
を詳細に認識することができる。
ィー音または音声合成メッセージ等の可聴識別情報を送
出する手段と、各相手先および交信結果に対応づけて可
聴識別情報を登録する手段を設けて、交信結果に応じて
対応する可聴識別情報としてメロディー音または音声合
成メッセージを送出するようにしたので、これにより通
信相手先および交信結果を認識することが可能となる。
また、話中音検出手段を設けて通信不成立の理由を判断
するようにしたので、特に通話不成立の場合の交信結果
を詳細に認識することができる。
【0025】従って、交信結果を可聴表示するファクシ
ミリ装置において、使用者がファクシミリ装置から離れ
た場所に移動しても、メロディー音または音声合成メッ
セージにより通信相手先およびその交信結果を認識可能
となり、また通信不成立の理由を詳細に認識することに
より、その後の的確な処置をとることができ、何らかの
理由で送信が中止されてしまった場合に、しばらく使用
者が気付かないために原稿内容が相手に届かず、発信側
の不手際とされるという使用者への不利益を排除するこ
とが可能となるという格別な効果を奏するものである。
ミリ装置において、使用者がファクシミリ装置から離れ
た場所に移動しても、メロディー音または音声合成メッ
セージにより通信相手先およびその交信結果を認識可能
となり、また通信不成立の理由を詳細に認識することに
より、その後の的確な処置をとることができ、何らかの
理由で送信が中止されてしまった場合に、しばらく使用
者が気付かないために原稿内容が相手に届かず、発信側
の不手際とされるという使用者への不利益を排除するこ
とが可能となるという格別な効果を奏するものである。
【図1】本発明の一実施例によるファクシミリ装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】メロディー音登録時のLCD表示器の表示内容
を示す流れ図である。
を示す流れ図である。
【図3】メロディー音による交信結果出力処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】音声合成メッセージによる交信結果出力処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】従来のファクシミリ装置のブロック図である。
【図6】従来のファクシミリ装置の外観図である。
1 主制御部 2 制御用メモリ 3 回線制御部 4 話中音検出部 5 モデム 6 通信制御部 10 パネル部 11 増幅器 12 スピーカ 13 メロディー音発生部 14 音声合成部 15 音声用メモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 通信回線を使用したファクシミリ通信の
交信結果を可聴表示するファクシミリ装置において、メ
ロディー音または音声合成メッセージ等の可聴識別情報
を送出する可聴表示手段と、通信相手先または交信結果
に対応させて前記可聴識別情報を登録する登録手段と、
この登録手段から通信時の通信相手先および交信結果に
それぞれ対応する前記可聴識別情報を選択し、選択した
前記可聴識別情報を前記可聴表示手段から送出させる制
御手段とを備えることを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 請求項1のファクシミリ装置において、
ファクシミリ通信時に前記通信回線上の話中音を検出す
る検出手段と、この検出手段の出力により通信不成立時
に相手先が通信中であるか否かを判断し交信結果として
出力する判断手段とを備えることを特徴とするファクシ
ミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4316948A JPH06164886A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4316948A JPH06164886A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06164886A true JPH06164886A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18082723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4316948A Pending JPH06164886A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06164886A (ja) |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP4316948A patent/JPH06164886A/ja active Pending
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