JPH06164632A - メディア多重パケット情報のatm伝送方法 - Google Patents
メディア多重パケット情報のatm伝送方法Info
- Publication number
- JPH06164632A JPH06164632A JP33096292A JP33096292A JPH06164632A JP H06164632 A JPH06164632 A JP H06164632A JP 33096292 A JP33096292 A JP 33096292A JP 33096292 A JP33096292 A JP 33096292A JP H06164632 A JPH06164632 A JP H06164632A
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- JP
- Japan
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- media
- information
- packet
- packet information
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 メディア多重パケット通信の伝送効率を保っ
たまま、メディア対応のセル損失耐性を考慮した通信を
提供する。 【構成】 送信側では、各メディアのパケット情報に、
メディア識別子3および情報長識別子2を付与し、識別
子を付与したパケット情報を複数個集め、メディア多重
パケット情報を形成する際、再送等により伝送エラーか
らの回復が容易な非リアルタイム系と、その手段の困難
なリアルタイム系のメディアに分類し、後者をメディア
多重パケット情報の前方に配置する。両系のメディアが
複数存在する場合には、それぞれの内で、各メディアの
平均的なパケット情報長を比較し、小さい方を、多重パ
ケット情報の前方に配置し、複数セルに分割して送信す
る。受信側では、複数セルの一部に伝送エラーが生じ、
これ以降が正常に受信できない場合も、伝送エラー以前
の各パケット情報を、メディア識別子と情報長識別子を
用いて正常に受信する。
たまま、メディア対応のセル損失耐性を考慮した通信を
提供する。 【構成】 送信側では、各メディアのパケット情報に、
メディア識別子3および情報長識別子2を付与し、識別
子を付与したパケット情報を複数個集め、メディア多重
パケット情報を形成する際、再送等により伝送エラーか
らの回復が容易な非リアルタイム系と、その手段の困難
なリアルタイム系のメディアに分類し、後者をメディア
多重パケット情報の前方に配置する。両系のメディアが
複数存在する場合には、それぞれの内で、各メディアの
平均的なパケット情報長を比較し、小さい方を、多重パ
ケット情報の前方に配置し、複数セルに分割して送信す
る。受信側では、複数セルの一部に伝送エラーが生じ、
これ以降が正常に受信できない場合も、伝送エラー以前
の各パケット情報を、メディア識別子と情報長識別子を
用いて正常に受信する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像、音声、ポインテ
ィング情報、データなど、各種のメディアに対応する複
数のパケット情報を、一つのメディア多重パケット情報
に組み立ててATM(Asynchronous Transfer Mode;非
同期転送モード)通信を行うメディア多重パケット情報
のATM伝送方法に関するものである。
ィング情報、データなど、各種のメディアに対応する複
数のパケット情報を、一つのメディア多重パケット情報
に組み立ててATM(Asynchronous Transfer Mode;非
同期転送モード)通信を行うメディア多重パケット情報
のATM伝送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、ISOでデジタル蓄積媒体への
蓄積を目的として標準化を進めている、映像情報および
音声情報等の多重方式(通称MPEG−SYSTEM)
の概要である。
蓄積を目的として標準化を進めている、映像情報および
音声情報等の多重方式(通称MPEG−SYSTEM)
の概要である。
【0003】該多重方式では、メディア情報1に、情報
長をバイト単位で示す情報長識別子2およびメディアの
種類を示すメディア識別子3をヘッダとして付与し、パ
ケット情報(MPEGパケット)4を構成する。
長をバイト単位で示す情報長識別子2およびメディアの
種類を示すメディア識別子3をヘッダとして付与し、パ
ケット情報(MPEGパケット)4を構成する。
【0004】これらのメディア別パケット情報4を複数
個集めてメディア多重パケット情報(MPEGパック)
5を形成している。
個集めてメディア多重パケット情報(MPEGパック)
5を形成している。
【0005】この多重方式は、パケット伝送等を指向し
たものではなく、ビット列へのメディア多重を考えたも
のであるが、パケット情報4あるいはメディア多重パケ
ット情報5単位で、容易にパケット伝送に適用可能であ
る。
たものではなく、ビット列へのメディア多重を考えたも
のであるが、パケット情報4あるいはメディア多重パケ
ット情報5単位で、容易にパケット伝送に適用可能であ
る。
【0006】一方、ATM通信においては、図4に示す
様に、パケット情報4あるいはメディア多重パケット情
報5を固定長のセル6に分割して伝送する。
様に、パケット情報4あるいはメディア多重パケット情
報5を固定長のセル6に分割して伝送する。
【0007】パケット情報4あるいはメディア多重パケ
ット情報5は一般的に、セル長から、網内のルーティン
グやセル組み立て・分解のために必要なヘッダ7および
トレイラ8を除いた、セル内ユーザ情報フィールド9の
整数倍ではないため、最後のセルには、無効情報10が
詰められ、パケット情報4あるいはメディア多重パケッ
ト情報5の情報長が短い場合には、有効情報に対する無
効情報の割合が増加して、伝送効率の低下を招く。
ット情報5は一般的に、セル長から、網内のルーティン
グやセル組み立て・分解のために必要なヘッダ7および
トレイラ8を除いた、セル内ユーザ情報フィールド9の
整数倍ではないため、最後のセルには、無効情報10が
詰められ、パケット情報4あるいはメディア多重パケッ
ト情報5の情報長が短い場合には、有効情報に対する無
効情報の割合が増加して、伝送効率の低下を招く。
【0008】各メディア対応のパケット情報を個々にセ
ルに分割して送信した場合と、複数メディア対応のメデ
ィア多重パケットをセルに分割して送信した場合の相違
を、再送手順を有する非リアルタイム系メディアとして
1.5Mbpsデータ、再送手順を持たないリアルタイム系
メディアとして10Mbps映像、384kbps音声および1
00bps ポインティング情報を例として説明する。
ルに分割して送信した場合と、複数メディア対応のメデ
ィア多重パケットをセルに分割して送信した場合の相違
を、再送手順を有する非リアルタイム系メディアとして
1.5Mbpsデータ、再送手順を持たないリアルタイム系
メディアとして10Mbps映像、384kbps音声および1
00bps ポインティング情報を例として説明する。
【0009】ポインティング情報は、相手画面にカーソ
ルや手書き情報を表示する際に使用するものである。
ルや手書き情報を表示する際に使用するものである。
【0010】なお、映像、音声が、常に、リアルタイム
系メディアと言う訳ではなく、蓄積された映像、音声情
報を伝送先の蓄積媒体に送る場合などは、再送が可能で
あり、非リアルタイム系メディアとして取り扱って良
い。
系メディアと言う訳ではなく、蓄積された映像、音声情
報を伝送先の蓄積媒体に送る場合などは、再送が可能で
あり、非リアルタイム系メディアとして取り扱って良
い。
【0011】計算を簡単にするため、メディア識別子、
情報長識別子、MPEGパックヘッダ等の長さを0と
し、セル内ユーザ情報長を44バイトとすると、情報を
送るために必要なセル数は、情報発生量(bps )/8
(bit /Byte)×0.001(sec )/44(Byte)を
整数に切り上げた値となる。
情報長識別子、MPEGパックヘッダ等の長さを0と
し、セル内ユーザ情報長を44バイトとすると、情報を
送るために必要なセル数は、情報発生量(bps )/8
(bit /Byte)×0.001(sec )/44(Byte)を
整数に切り上げた値となる。
【0012】メディア対応パケット情報をセル化して送
信した場合、1msecおきにデータ5セル、映像29セ
ル、音声2セル、ポインティング1セルの計37セルが
送出される。
信した場合、1msecおきにデータ5セル、映像29セ
ル、音声2セル、ポインティング1セルの計37セルが
送出される。
【0013】一方、メディア多重パケット情報をセル化
して送信した場合は、全体の情報発生量は、図5に示す
ように、情報ごとにバイト単位に切り上げたとして、デ
ータ11が188バイト、映像情報12が1250バイ
ト、音声情報13が48バイト、ポインティング情報1
4が1バイトであるため、計34セルとなり、後者は、
前者の92%の伝送量で済み、伝送効率の点から後者が
優れている。
して送信した場合は、全体の情報発生量は、図5に示す
ように、情報ごとにバイト単位に切り上げたとして、デ
ータ11が188バイト、映像情報12が1250バイ
ト、音声情報13が48バイト、ポインティング情報1
4が1バイトであるため、計34セルとなり、後者は、
前者の92%の伝送量で済み、伝送効率の点から後者が
優れている。
【0014】しかしながら、セル損失の影響を受ける時
間間隔(秒)は、1/セル数(個/秒)/セル損失率で
表され、情報発生量が多いほど影響を受けやすいめた、
後者は、前者に比べてセル損失耐性の点で難点がある。
間間隔(秒)は、1/セル数(個/秒)/セル損失率で
表され、情報発生量が多いほど影響を受けやすいめた、
後者は、前者に比べてセル損失耐性の点で難点がある。
【0015】上記の例において、網内のエラーによりセ
ルが受信側で使用できなくなる確率を10-7とすると、
前者では、データ・映像・音声・ポインティング情報が
セル損失の影響を受けるのは、それぞれ、34分、6
分、1時間24分、2時間47分である。
ルが受信側で使用できなくなる確率を10-7とすると、
前者では、データ・映像・音声・ポインティング情報が
セル損失の影響を受けるのは、それぞれ、34分、6
分、1時間24分、2時間47分である。
【0016】これに対し、図5に示す後者では、次のメ
ディア識別子の区切りは、情報長識別子に依存している
ため、メディア多重パケット情報の途中でセル損失が生
じた場合、それ以降のメディア識別子を検出することが
不可能になり、メディア対応のパッケト情報は失われ
る。
ディア識別子の区切りは、情報長識別子に依存している
ため、メディア多重パケット情報の途中でセル損失が生
じた場合、それ以降のメディア識別子を検出することが
不可能になり、メディア対応のパッケト情報は失われ
る。
【0017】例えば、34セル目の損失のみの場合に
は、ポインティング情報14以外のメディア別パケット
情報が救われ、6〜33セル目の損失のみでは、データ
11が救われるが、1〜5セル目までのセル損失では、
全てのメディア別パケット情報が失われる。
は、ポインティング情報14以外のメディア別パケット
情報が救われ、6〜33セル目の損失のみでは、データ
11が救われるが、1〜5セル目までのセル損失では、
全てのメディア別パケット情報が失われる。
【0018】結局、先頭のデータ11を除いて、全ての
メディアが最も情報発生量が多い映像情報と同程度の、
6分間隔でセル損失の影響を受けてしまう。
メディアが最も情報発生量が多い映像情報と同程度の、
6分間隔でセル損失の影響を受けてしまう。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題点は、伝送
効率を求めてメディア多重パケットを使用すると、再送
等により容易に伝送エラーからの回復が可能な非リアル
タイム系メディアであるデータに対してセル損失の影響
が増加せず、一方、回復が困難なリアルタイム系メディ
アであるポインティング情報に対してセル損失の影響が
増加することである。
効率を求めてメディア多重パケットを使用すると、再送
等により容易に伝送エラーからの回復が可能な非リアル
タイム系メディアであるデータに対してセル損失の影響
が増加せず、一方、回復が困難なリアルタイム系メディ
アであるポインティング情報に対してセル損失の影響が
増加することである。
【0020】本発明は、メディア多重パケット情報通信
の、この問題点を解決し、伝送効率を保ったまま、メデ
ィア対応のセル損失耐性を考慮した通信を提供すること
を目的としている。
の、この問題点を解決し、伝送効率を保ったまま、メデ
ィア対応のセル損失耐性を考慮した通信を提供すること
を目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、送信側では、各メディアのパケット情報に、
メディア種別を示すメディア識別子および該パケットの
長さを示す情報長識別子を付与し、該メディア識別子お
よび情報長識別子を付与されたメディア対応のパケット
情報を複数個を集めて、各メディアのパケット情報を多
重して、さらに大きなメディア多重パケット情報を形成
する際に、情報が届かなかった場合にも再送等により、
伝送エラーからの回復が容易な非リアルタイム系のメデ
ィアと、再送等の伝送エラーからの回復手段を用いるこ
とが困難なリアルタイム系のメディアに分類し、リアル
タイム系のメディアのパケットを前記メディア多重パケ
ット情報の前方に、非リアルタイム系のメディアのパケ
ットを前記メディア多重パケット情報の後方に配置し、
かつ、リアルタイム系、非リアルタイム系のメディアが
複数存在する場合には、リアルタイム系、非リアルタイ
ム系それぞれの内で、各メディアの平均的なパケット情
報長を比較し、情報長が小さいメディアの情報を、前記
メディア多重パケット情報の前方に配置し、該メディア
多重パケット情報を複数セルに分割して送信し、受信側
では、該複数セルの一部に伝送エラーが生じ、これ以降
の該メディア多重パケット情報が正常に受信できなかっ
た場合にも、伝送エラー以前に受信された各メディア対
応のパケット情報を、メディア識別子および情報長識別
子を用いて正常に受信することを特徴とする。
するため、送信側では、各メディアのパケット情報に、
メディア種別を示すメディア識別子および該パケットの
長さを示す情報長識別子を付与し、該メディア識別子お
よび情報長識別子を付与されたメディア対応のパケット
情報を複数個を集めて、各メディアのパケット情報を多
重して、さらに大きなメディア多重パケット情報を形成
する際に、情報が届かなかった場合にも再送等により、
伝送エラーからの回復が容易な非リアルタイム系のメデ
ィアと、再送等の伝送エラーからの回復手段を用いるこ
とが困難なリアルタイム系のメディアに分類し、リアル
タイム系のメディアのパケットを前記メディア多重パケ
ット情報の前方に、非リアルタイム系のメディアのパケ
ットを前記メディア多重パケット情報の後方に配置し、
かつ、リアルタイム系、非リアルタイム系のメディアが
複数存在する場合には、リアルタイム系、非リアルタイ
ム系それぞれの内で、各メディアの平均的なパケット情
報長を比較し、情報長が小さいメディアの情報を、前記
メディア多重パケット情報の前方に配置し、該メディア
多重パケット情報を複数セルに分割して送信し、受信側
では、該複数セルの一部に伝送エラーが生じ、これ以降
の該メディア多重パケット情報が正常に受信できなかっ
た場合にも、伝送エラー以前に受信された各メディア対
応のパケット情報を、メディア識別子および情報長識別
子を用いて正常に受信することを特徴とする。
【0022】
【作用】本発明は上記構成を備えることにより、伝送エ
ラーが生じた場合に、再送等の手順を有せず回復が困難
なリアルタイム系メディアのパケット情報について、セ
ル損失の影響が大きくなることを防ぎ、さらに、情報長
が小さなメディア情報が、セル損失の影響を受ける確率
を、個々のメディア別パケット情報で送った場合と同程
度に抑えることが可能である。
ラーが生じた場合に、再送等の手順を有せず回復が困難
なリアルタイム系メディアのパケット情報について、セ
ル損失の影響が大きくなることを防ぎ、さらに、情報長
が小さなメディア情報が、セル損失の影響を受ける確率
を、個々のメディア別パケット情報で送った場合と同程
度に抑えることが可能である。
【0023】以下図面にもとづき実施例について説明す
る。
る。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の実施例であり、図5の従来
例で述べたのと同じ、1.5Mbpsデータ、再送手順を有
しないリアルタイム系メディアとして10Mbps映像、3
84kbps音声および100bps ポインティング情報を対
象としている。
例で述べたのと同じ、1.5Mbpsデータ、再送手順を有
しないリアルタイム系メディアとして10Mbps映像、3
84kbps音声および100bps ポインティング情報を対
象としている。
【0025】メディア多重パケット情報5内での各メデ
ィア情報の配置を、本発明に従って、まず再送手順によ
って、伝送エラーからの回復が可能な非リアルタイム系
メディアであるデータ11を後方に配置し、さらに、残
りのリアルタイム系メディアのパケット情報を発生情報
量の少ない順、すなわちポインティング情報14、音声
情報13、映像情報12の順に並べている。
ィア情報の配置を、本発明に従って、まず再送手順によ
って、伝送エラーからの回復が可能な非リアルタイム系
メディアであるデータ11を後方に配置し、さらに、残
りのリアルタイム系メディアのパケット情報を発生情報
量の少ない順、すなわちポインティング情報14、音声
情報13、映像情報12の順に並べている。
【0026】この場合、メディア多重パケット情報5の
途中でセル損失が生じても、セル損失前の前半の正常部
分5−1を受信する構成をとることにより、ポインティ
ング情報14は、1セル目が損失されない限り、正常に
受信することが可能である。
途中でセル損失が生じても、セル損失前の前半の正常部
分5−1を受信する構成をとることにより、ポインティ
ング情報14は、1セル目が損失されない限り、正常に
受信することが可能である。
【0027】また、音声情報13についても、最初の2
セルさえ正常に受信できれば、正常に受信することが可
能である。
セルさえ正常に受信できれば、正常に受信することが可
能である。
【0028】従って、ポインティング情報14および音
声情報13が、セル損失の影響を受ける確率は、セル損
失率が10-7の場合に、各メディア別にパケットとした
場合と同じ、2時間47分および1時間24分になる。
声情報13が、セル損失の影響を受ける確率は、セル損
失率が10-7の場合に、各メディア別にパケットとした
場合と同じ、2時間47分および1時間24分になる。
【0029】また、映像情報12については、正常な受
信を行うためには、30セル目までを正常に受ける必要
があるため、映像情報12を単独のパケットとした時の
セル数29セルに比べ、セル損失の影響をよけいに受け
るが、その増加率は30/29であり、高々3%に過ぎ
ない。
信を行うためには、30セル目までを正常に受ける必要
があるため、映像情報12を単独のパケットとした時の
セル数29セルに比べ、セル損失の影響をよけいに受け
るが、その増加率は30/29であり、高々3%に過ぎ
ない。
【0030】また、非リアルタイム系メディアであるデ
ータについては、34セル全てを正常に受信する必要が
あり、単独パケットとした場合に比べ、セル損失の影響
を7倍受けることになるが、もともと再送による回復が
可能であるため影響は少ない。
ータについては、34セル全てを正常に受信する必要が
あり、単独パケットとした場合に比べ、セル損失の影響
を7倍受けることになるが、もともと再送による回復が
可能であるため影響は少ない。
【0031】セル損失を検出し、パケットの前半の正常
性を確認するためには、図2の様に最低限セル毎に、パ
ケットの先頭を示す識別子15、シーケンス番号16、
伝送エラーによるセル内のビットエラーを検出するため
のCRC(巡回符号;CyclicRedundancy Code )17を
設ければ良い。
性を確認するためには、図2の様に最低限セル毎に、パ
ケットの先頭を示す識別子15、シーケンス番号16、
伝送エラーによるセル内のビットエラーを検出するため
のCRC(巡回符号;CyclicRedundancy Code )17を
設ければ良い。
【0032】これらは、CCITTでのAAL(ATM Ad
aptation Layer)タイプ3/4のSAR(Segmentation
And Reassembly sublayer)の規定にも含まれており容
易に実現可能である。
aptation Layer)タイプ3/4のSAR(Segmentation
And Reassembly sublayer)の規定にも含まれており容
易に実現可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数メディアを単一パケットに多重して伝送するため、
セル化の際の無効情報の割合が少なく伝送効率の高い伝
送が可能であり、かつ、再送手順などによる伝送エラー
からの回復を採用することが困難なリアルタイム系メデ
ィア情報では、セル損失の影響を個々のメディアを別パ
ケット情報として送った場合と同程度に抑えることが可
能である。
複数メディアを単一パケットに多重して伝送するため、
セル化の際の無効情報の割合が少なく伝送効率の高い伝
送が可能であり、かつ、再送手順などによる伝送エラー
からの回復を採用することが困難なリアルタイム系メデ
ィア情報では、セル損失の影響を個々のメディアを別パ
ケット情報として送った場合と同程度に抑えることが可
能である。
【図1】本発明によるメディア多重パケットの構成法と
受信方法の説明図である。
受信方法の説明図である。
【図2】本発明を実現するために最低限必要なセルに含
まれる機能を示す図である。
まれる機能を示す図である。
【図3】MPEG−SYSTEMにおけるメディア多重
方法の例である。
方法の例である。
【図4】パケット情報のセルによる伝送を示す例であ
る。
る。
【図5】従来のメディア多重パケットをATM伝送する
際の例である。
際の例である。
1 メディア情報 2 情報長識別子 3 メディア識別子 4 メディア対応のパケット情報 5 メディア多重パケット情報 5−1 パケット前半の正常部分 5−2 セル廃棄によるパケット欠損 6 セル 7 ヘッダ 8 トレイラ 9 ユーザ情報フィールド 10 無効情報 11 データ 12 映像情報 13 音声情報 14 ポインティング情報 15 パケットの先頭を示すための識別子 16 シーケンス番号 17 CRC
Claims (1)
- 【請求項1】 全てのパケット情報を、セルと呼ばれる
固定長に分割して送受する、ATMを利用したマルチメ
ディア通信の方法であって、 送信側では、各メディアのパケット情報に、メディア種
別を示すメディア識別子および該パケットの長さを示す
情報長識別子を付与し、該メディア識別子および情報長
識別子を付与されたメディア対応のパケット情報を複数
個集めて、さらに大きなメディア多重パケット情報を形
成する際に、情報が届かなかった場合にも再送等によ
り、伝送エラーからの回復が容易な非リアルタイム系の
メディアと、再送等の伝送エラーからの回復手段を用い
ることが困難なリアルタイム系のメディアに分類し、リ
アルタイム系のメディアのパケットを前記メディア多重
パケット情報の前方に、非リアルタイム系のメディアの
パケットを前記メディア多重パケット情報の後方に配置
し、かつ、リアルタイム系、非リアルタイム系のメディ
アが複数存在する場合には、リアルタイム系、非リアル
タイム系それぞれの内で、各メディアの平均的なパケッ
ト情報長を比較し、情報長が小さいメディアの情報を、
前記メディア多重パケット情報の前方に配置し、該メデ
ィア多重パケット情報を複数セルに分割して送信し、 受信側では、該複数セルの一部に伝送エラーが生じ、こ
れ以降の該メディア多重パケット情報が正常に受信でき
なかった場合にも、伝送エラー以前に受信された各メデ
ィア対応のパケット情報を、メディア識別子および情報
長識別子を用いて正常に受信することを特徴とするメデ
ィア多重パケット情報のATM伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33096292A JPH06164632A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | メディア多重パケット情報のatm伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33096292A JPH06164632A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | メディア多重パケット情報のatm伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06164632A true JPH06164632A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18238332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33096292A Pending JPH06164632A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | メディア多重パケット情報のatm伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06164632A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006174446A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Agilent Technol Inc | データ・パケットのストリーミングを行う装置および方法 |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP33096292A patent/JPH06164632A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006174446A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Agilent Technol Inc | データ・パケットのストリーミングを行う装置および方法 |
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