JPH06164609A - ネットワークエレメント間の時刻合わせ方法 - Google Patents
ネットワークエレメント間の時刻合わせ方法Info
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- JPH06164609A JPH06164609A JP4312170A JP31217092A JPH06164609A JP H06164609 A JPH06164609 A JP H06164609A JP 4312170 A JP4312170 A JP 4312170A JP 31217092 A JP31217092 A JP 31217092A JP H06164609 A JPH06164609 A JP H06164609A
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- JP
- Japan
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- time
- network
- time information
- clock
- internal clock
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/06—Synchronising arrangements
- H04J3/0635—Clock or time synchronisation in a network
- H04J3/0638—Clock or time synchronisation among nodes; Internode synchronisation
-
- H—ELECTRICITY
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- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/06—Synchronising arrangements
- H04J3/0635—Clock or time synchronisation in a network
- H04J3/0638—Clock or time synchronisation among nodes; Internode synchronisation
- H04J3/0647—Synchronisation among TDM nodes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J2203/00—Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
- H04J2203/0001—Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
- H04J2203/0089—Multiplexing, e.g. coding, scrambling, SONET
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マスタクロックを有するエレメントマネジャ
ーと、各々が内部クロックを有する複数のネットワーク
エレメントとを有し、同期転送モジュールを相互間で転
送するSDH同期網における時刻合わせ方法に関し、複
数のネットワークエレメント内の内部クロック間におけ
る時間ずれを小さくすることを目的とする。 【構成】 転送される一連の同期転送モジュール(ST
M)が一定個数、各ネットワークエレメント(23)を
通過するタイミングをもって自内の内部時計(27)の
同期をとると共に、各同期転送モジュール内の一部に書
き込まれた、マスタクロック(26)を基準とする時間
情報を読み取って時刻合わせを行うように構成する。
ーと、各々が内部クロックを有する複数のネットワーク
エレメントとを有し、同期転送モジュールを相互間で転
送するSDH同期網における時刻合わせ方法に関し、複
数のネットワークエレメント内の内部クロック間におけ
る時間ずれを小さくすることを目的とする。 【構成】 転送される一連の同期転送モジュール(ST
M)が一定個数、各ネットワークエレメント(23)を
通過するタイミングをもって自内の内部時計(27)の
同期をとると共に、各同期転送モジュール内の一部に書
き込まれた、マスタクロック(26)を基準とする時間
情報を読み取って時刻合わせを行うように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はSDH(Synchro
nous Digital Hierarchy)同期
網を形成する複数のネットワークエレメント(Netw
ork Element)間で時刻合わせを行うための
方法に関する。近年、ネットワークを構成する伝送装
置、例えば上記ネットワークエレメントの世界標準化が
行われつつあり、この標準化の一環として、各伝送装置
内で発生する種々の事象(例えば障害アラームの発生
等)を、その発生時刻と共に中央の監視装置に通知する
という要求がなされている。
nous Digital Hierarchy)同期
網を形成する複数のネットワークエレメント(Netw
ork Element)間で時刻合わせを行うための
方法に関する。近年、ネットワークを構成する伝送装
置、例えば上記ネットワークエレメントの世界標準化が
行われつつあり、この標準化の一環として、各伝送装置
内で発生する種々の事象(例えば障害アラームの発生
等)を、その発生時刻と共に中央の監視装置に通知する
という要求がなされている。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の伝送装置を有するネットワ
ークにおける伝送装置間の時刻合わせは、各伝送装置に
内蔵されるCPU(Central Processi
ngUnit)による時刻管理のもとで行われている。
すなわち、各隣接伝送装置間の時刻合わせは、隣接する
上記CPU同士のCPU間通信で下流側に時刻を申し送
りをしたり、保守者が各局に出向いて時刻合せをする、
というものであった。
ークにおける伝送装置間の時刻合わせは、各伝送装置に
内蔵されるCPU(Central Processi
ngUnit)による時刻管理のもとで行われている。
すなわち、各隣接伝送装置間の時刻合わせは、隣接する
上記CPU同士のCPU間通信で下流側に時刻を申し送
りをしたり、保守者が各局に出向いて時刻合せをする、
というものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述したCP
U間通信による時刻合わせによると、次の理由すなわち
保守者がわざわざ各局まで出向いて時刻合せを定期
的に行わなければならないこと、 CPUにはもとも
と高精度のクロック源を備えていないので、CPU自体
の時刻誤差がかなり大きくなってしまうこと、 CP
U間相互の通信プロトコルを起動して時刻を通知するこ
とから時刻情報の伝送自体にかなりの時間を要してしま
うこと、 CPU自体が自内の時刻を読み出し相手方
CPUに送出するまでの時間遅れがあること、 CP
U間通信は頻繁には行われないので、時刻誤差が累積す
ること、等の理由により、結局、各伝送装置間での時刻
のずれが生じてしまい、上記事象の発生時刻の絶対時刻
に対するバラツキが大きくなるという問題がある。
U間通信による時刻合わせによると、次の理由すなわち
保守者がわざわざ各局まで出向いて時刻合せを定期
的に行わなければならないこと、 CPUにはもとも
と高精度のクロック源を備えていないので、CPU自体
の時刻誤差がかなり大きくなってしまうこと、 CP
U間相互の通信プロトコルを起動して時刻を通知するこ
とから時刻情報の伝送自体にかなりの時間を要してしま
うこと、 CPU自体が自内の時刻を読み出し相手方
CPUに送出するまでの時間遅れがあること、 CP
U間通信は頻繁には行われないので、時刻誤差が累積す
ること、等の理由により、結局、各伝送装置間での時刻
のずれが生じてしまい、上記事象の発生時刻の絶対時刻
に対するバラツキが大きくなるという問題がある。
【0004】したがって本発明は伝送装置間、特にSD
H同期網において各ネットワークエレメント間の時刻合
わせを高精度に実現するための時刻合わせ方法を提供す
ることを目的とするものである。
H同期網において各ネットワークエレメント間の時刻合
わせを高精度に実現するための時刻合わせ方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る方法
を図解的に示す図である。図1に図解する方法が適用さ
れるSDH網は、後に図を参照して説明するとおり、次
のような構成すなわち伝送路に挿入され、かつ、それぞ
れがタイミング制御部及び内部時計を内蔵する複数のネ
ットワークエレメントと、これらネットワークエレメン
トを共通に監視し、同期網の時刻を設定できるエレメン
トマネジャーとを備えてなるSDH同期網であって、同
期網内の各ネットワークエレメントの時刻を常に一致さ
せるための時刻合わせを行う。
を図解的に示す図である。図1に図解する方法が適用さ
れるSDH網は、後に図を参照して説明するとおり、次
のような構成すなわち伝送路に挿入され、かつ、それぞ
れがタイミング制御部及び内部時計を内蔵する複数のネ
ットワークエレメントと、これらネットワークエレメン
トを共通に監視し、同期網の時刻を設定できるエレメン
トマネジャーとを備えてなるSDH同期網であって、同
期網内の各ネットワークエレメントの時刻を常に一致さ
せるための時刻合わせを行う。
【0006】ここに本発明によれば、自内のタイミング
制御部から同期網に同期したクロックを受信して自内の
内部時計の同期をとると共に、前記伝送路上を連続して
転送される同期転送モジュールSTM(Synchro
nous Transport Module)が一定
個数(図1では80個の例を示す)通過した該同期転送
モジュール(STM)内の一部に書き込まれた、前記マ
スタクロックを基準とする時間情報を読み取って自内の
該内部時計の時刻合わせを行うものである。なお、ST
M自体の構成はCCITT勧告により周知である。さら
に好ましくは、各前記ネットワークエレメントにおい
て、受信した各前記同期転送モジュールSTM(1),
STM(2)…STM(80)におけるSOH(Sec
tionOver Head)内の予め定めた特定の領
域10を、前記一定個数(80個)順次累積して時間情
報フレーム11を組み立てる。
制御部から同期網に同期したクロックを受信して自内の
内部時計の同期をとると共に、前記伝送路上を連続して
転送される同期転送モジュールSTM(Synchro
nous Transport Module)が一定
個数(図1では80個の例を示す)通過した該同期転送
モジュール(STM)内の一部に書き込まれた、前記マ
スタクロックを基準とする時間情報を読み取って自内の
該内部時計の時刻合わせを行うものである。なお、ST
M自体の構成はCCITT勧告により周知である。さら
に好ましくは、各前記ネットワークエレメントにおい
て、受信した各前記同期転送モジュールSTM(1),
STM(2)…STM(80)におけるSOH(Sec
tionOver Head)内の予め定めた特定の領
域10を、前記一定個数(80個)順次累積して時間情
報フレーム11を組み立てる。
【0007】
【作用】SDH同期網において、同期転送モジュールの
繰り返し周期は125μsと厳しく設定されている。こ
の性質に着目すると、各前記ネットワークエレメントで
は、特定の領域10を各同期転送モジュール(STM)
から抽出し、かつ、これを順次累積すると(並べる
と)、例えば1個目から80個目の特定の領域10を並
べ終えたとき(1フレーム周期)、この1フレーム周期
は 125(μs)×80=0.01(s) となる。つまり1/100秒である。もし1個目から8
00個目の特定の領域10を累積するならば、1/10
秒のが1フレーム周期となる。いずれにしても、このフ
レーム周期を時間スケールとして時間監視すれば、どの
ネットワークエレメント内の内部時計も同期転送モジュ
ールの間隔で時を刻むことができ、ネットワークエレメ
ント間の時間ずれは大幅に抑制される。なお、始めに述
べた事象の発生時刻の表示という目的からすると、1/
100秒のオーダの精度で十分であり、これ以上極端に
精度を上げると、STMの伝送遅延が無視し得なくなり
却って都合が悪い。
繰り返し周期は125μsと厳しく設定されている。こ
の性質に着目すると、各前記ネットワークエレメントで
は、特定の領域10を各同期転送モジュール(STM)
から抽出し、かつ、これを順次累積すると(並べる
と)、例えば1個目から80個目の特定の領域10を並
べ終えたとき(1フレーム周期)、この1フレーム周期
は 125(μs)×80=0.01(s) となる。つまり1/100秒である。もし1個目から8
00個目の特定の領域10を累積するならば、1/10
秒のが1フレーム周期となる。いずれにしても、このフ
レーム周期を時間スケールとして時間監視すれば、どの
ネットワークエレメント内の内部時計も同期転送モジュ
ールの間隔で時を刻むことができ、ネットワークエレメ
ント間の時間ずれは大幅に抑制される。なお、始めに述
べた事象の発生時刻の表示という目的からすると、1/
100秒のオーダの精度で十分であり、これ以上極端に
精度を上げると、STMの伝送遅延が無視し得なくなり
却って都合が悪い。
【0008】
【実施例】図2は本発明の方法が適用される一実施例を
示す図である。本図において、SDH同期網は、伝送路
例えばループ状の伝送リング25内に挿入され、かつ、
それぞれがタイミング制御部29と内部時計27を内蔵
する複数のネットワークエレメント(NE)23と、こ
れらネットワークエレメント23を共通に監視すると共
に、同期網の時間の設定ができるエレメントマネジャー
(EM:Element Manager)21とを備
えている。この場合、エレメントマネジャー21は、ゲ
ートウェイネットワークエレメント(GNE:Gate
way Network Element)22を介し
て伝送リング25に接続される。各同期転送モジュール
STM内の特定の領域10に対する、エレメントマネジ
ャーから設定された時間情報の書き込みはこのGNE2
2で行われる。
示す図である。本図において、SDH同期網は、伝送路
例えばループ状の伝送リング25内に挿入され、かつ、
それぞれがタイミング制御部29と内部時計27を内蔵
する複数のネットワークエレメント(NE)23と、こ
れらネットワークエレメント23を共通に監視すると共
に、同期網の時間の設定ができるエレメントマネジャー
(EM:Element Manager)21とを備
えている。この場合、エレメントマネジャー21は、ゲ
ートウェイネットワークエレメント(GNE:Gate
way Network Element)22を介し
て伝送リング25に接続される。各同期転送モジュール
STM内の特定の領域10に対する、エレメントマネジ
ャーから設定された時間情報の書き込みはこのGNE2
2で行われる。
【0009】GNE22を経由して転送される一連の同
期転送モジュールSTM(1),STM(2)…は、特
定領域抽出部28を設けた各ネットワークエレメント2
3を通過する際、その特定領域抽出部28にて、特定の
領域10が各STM毎に抽出され、時間情報フレーム1
1を生成する。この時間情報フレームが80回来たとき
に内部時計27の時刻合せを行う。要するに0.01秒
ごとに時間合せをしている。
期転送モジュールSTM(1),STM(2)…は、特
定領域抽出部28を設けた各ネットワークエレメント2
3を通過する際、その特定領域抽出部28にて、特定の
領域10が各STM毎に抽出され、時間情報フレーム1
1を生成する。この時間情報フレームが80回来たとき
に内部時計27の時刻合せを行う。要するに0.01秒
ごとに時間合せをしている。
【0010】このように常時同期させるだけでも、内部
時計27相互間の時間ずれはかなり抑制されるが、絶対
時間が分かればさらに好ましい。図3はこのことを示
す。図3は時間情報フレームの一例を示す図である。こ
の時間情報フレーム情報(図1の11参照)は、特定の
領域10として1Byteのデータ領域を用いた場合を示す
が、これに限らず所定のビット数のビット列であればよ
い。
時計27相互間の時間ずれはかなり抑制されるが、絶対
時間が分かればさらに好ましい。図3はこのことを示
す。図3は時間情報フレームの一例を示す図である。こ
の時間情報フレーム情報(図1の11参照)は、特定の
領域10として1Byteのデータ領域を用いた場合を示す
が、これに限らず所定のビット数のビット列であればよ
い。
【0011】本発明の時間情報フレーム11は、先頭を
表す固定パターンのビット列と、少なくとも秒、時およ
び日をそれぞれ表すビット列と、付加情報を表すビット
列とを含むのが好ましい。本図では月、年をそれぞれ表
すビット列も示されている。付加情報の利用の仕方はユ
ーザの自由に任される。例えば、始めに述べた各事象を
表すコードを書き込んでもよい。なお、図3における第
2番目のByteに書き込まれた“OK又はNG”について
は次に説明するが要約すれば、これは、前記伝送リング
25が2重化リングからなるとき、いずれのリングを通
して得た時間情報を用いるべきかを指示するビット列で
ある。
表す固定パターンのビット列と、少なくとも秒、時およ
び日をそれぞれ表すビット列と、付加情報を表すビット
列とを含むのが好ましい。本図では月、年をそれぞれ表
すビット列も示されている。付加情報の利用の仕方はユ
ーザの自由に任される。例えば、始めに述べた各事象を
表すコードを書き込んでもよい。なお、図3における第
2番目のByteに書き込まれた“OK又はNG”について
は次に説明するが要約すれば、これは、前記伝送リング
25が2重化リングからなるとき、いずれのリングを通
して得た時間情報を用いるべきかを指示するビット列で
ある。
【0012】図4は正常時における時刻合わせのルート
を示す図であり、図5は障害発生時における時刻合わせ
のルートを示す図である。まず図4において、前記の時
間情報を作成したGNE22は、図中、時計まわり方向
および反時計まわり方向の双方向に同時に当該時間情報
を流す。図5のように伝送障害(図中の“断”参照)が
生じたときの救済を考慮したものである。ただし、正常
時(図4)は両ルートからの時間情報が交錯してしまう
のを避けるため、GNE22から、時計まわり方向に
“OK”のルートで時間情報を受信した次段のNE23
は、他方のルートに“NG”を返す。このことはさらに
次段のNE23についても、また、GNE22から、反
時計まわり方向に“OK”のルートで時間情報を受信し
た次段のNE23についても同様である。これにより、
時刻合わせの方向を選択することができる。時計まわり
方向と反時計まわり方向の双方向から時間情報を受け取
ったNE23は、どちらの時間情報を用いても構わな
い。
を示す図であり、図5は障害発生時における時刻合わせ
のルートを示す図である。まず図4において、前記の時
間情報を作成したGNE22は、図中、時計まわり方向
および反時計まわり方向の双方向に同時に当該時間情報
を流す。図5のように伝送障害(図中の“断”参照)が
生じたときの救済を考慮したものである。ただし、正常
時(図4)は両ルートからの時間情報が交錯してしまう
のを避けるため、GNE22から、時計まわり方向に
“OK”のルートで時間情報を受信した次段のNE23
は、他方のルートに“NG”を返す。このことはさらに
次段のNE23についても、また、GNE22から、反
時計まわり方向に“OK”のルートで時間情報を受信し
た次段のNE23についても同様である。これにより、
時刻合わせの方向を選択することができる。時計まわり
方向と反時計まわり方向の双方向から時間情報を受け取
ったNE23は、どちらの時間情報を用いても構わな
い。
【0013】図5に示すように伝送障害(“断”)が発
生したときは、図中最下端のNE23は反時計まわり方
向の“OK”ルートより得た時間情報を用いる。最後に
図3に示す付加情報の利用の仕方の一例について述べ
る。図6は付加情報の利用の仕方の一例を説明するため
の図である。長い距離の2重化伝送リング25に多数の
NE23が挿入される場合、各NE23は、GNE22
との距離がなるべく短い方のルート(時計まわりルート
また反時計まわりルート)から得た時間情報を用いるべ
きである。伝送遅延の影響を少なくするためである。
生したときは、図中最下端のNE23は反時計まわり方
向の“OK”ルートより得た時間情報を用いる。最後に
図3に示す付加情報の利用の仕方の一例について述べ
る。図6は付加情報の利用の仕方の一例を説明するため
の図である。長い距離の2重化伝送リング25に多数の
NE23が挿入される場合、各NE23は、GNE22
との距離がなるべく短い方のルート(時計まわりルート
また反時計まわりルート)から得た時間情報を用いるべ
きである。伝送遅延の影響を少なくするためである。
【0014】そこで、図6に示すように各NE23に対
し、GNE22に近い側から始まる連続番号を,,
…のごとく予め付与する。そして付加情報のエリアに
は、次段のNE23にSTMを送る際、付加情報に相当
する前記特定の領域10に、自己の番号(,…)を
書き込む。例えば図中のNE23が、付加情報として
が書き込まれた時間情報フレーム(時計まわり方向の
ルートで形成したフレーム)と、付加情報としてが書
き込まれた時間情報フレーム(反時計まわり方向のルー
トで形成したフレーム)の双方をほぼ同時に得たとき、
番号の若い付加情報を含む時間情報フレームの方、すな
わちGNEに近いルートから得た時間情報を優先して用
いる。
し、GNE22に近い側から始まる連続番号を,,
…のごとく予め付与する。そして付加情報のエリアに
は、次段のNE23にSTMを送る際、付加情報に相当
する前記特定の領域10に、自己の番号(,…)を
書き込む。例えば図中のNE23が、付加情報として
が書き込まれた時間情報フレーム(時計まわり方向の
ルートで形成したフレーム)と、付加情報としてが書
き込まれた時間情報フレーム(反時計まわり方向のルー
トで形成したフレーム)の双方をほぼ同時に得たとき、
番号の若い付加情報を含む時間情報フレームの方、すな
わちGNEに近いルートから得た時間情報を優先して用
いる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、 a)ネットワーク内の時刻合わせが高精度(1/10
秒、1/100秒…)になるため、同時に発生する複数
の事象間で時間ずれがなくなる。 b)各ネットワークエレメント内の内部時計の精度が、
従来に比べて飛躍的に向上する。
秒、1/100秒…)になるため、同時に発生する複数
の事象間で時間ずれがなくなる。 b)各ネットワークエレメント内の内部時計の精度が、
従来に比べて飛躍的に向上する。
【0016】c)エレメントマネジャー(Elemen
t Manager)から時刻設定をするだけで、ネッ
トワークエレメントはそれに従うだけでよい。 d)現在ある装置内のクロックをそのまま用いるため安
価である。
t Manager)から時刻設定をするだけで、ネッ
トワークエレメントはそれに従うだけでよい。 d)現在ある装置内のクロックをそのまま用いるため安
価である。
【図1】本発明に係る方法を図解的に示す図である。
【図2】本発明の方法が適用される一実施例を示す図で
ある。
ある。
【図3】時間情報フレームの一例を示す図である。
【図4】正常時における時刻合わせのルートを示す図で
ある。
ある。
【図5】障害発生時における時刻合わせのルートを示す
図である。
図である。
【図6】付加情報の利用の仕方の一例を説明するための
図である。
図である。
10…SOH内の特定の領域 11…時間情報フレーム 21…エレメントマネジャー 23…ネットワークエレメント 25…伝送リング 26…マスタクロック 27…内部時計 28…特定領域抽出部 29…タイミング制御部 STM…同期転送モジュール P…同期パルス
Claims (4)
- 【請求項1】 伝送路内に挿入され、かつ、それぞれが
内部時計(27)を内蔵する複数のネットワークエレメ
ント(23)と、これらネットワークエレメントを共通
に監視するエレメントマネジャー(21)とを備えてな
るSDH同期網において、各前記内部時計の時刻を、前
記SDH同期網のマスタクロックの時刻に常に一致させ
るための時刻合わせ方法であって、 前記伝送路上を連続して転送される同期転送モジュール
が一定個数、各前記ネットワークエレメントを通過する
タイミングをもって、自内の前記内部時計の同期をとる
と共に、通過した該同期転送モジュール内の一部に書き
込まれた、前記マスタクロックを基準とする時間情報を
読み取って自内の該内部時計の時刻合わせを行うことを
特徴とするネットワークエレメント間の時刻合わせ方
法。 - 【請求項2】 各前記ネットワークエレメント(23)
において、受信した各前記同期転送モジュールにおける
SOH(Section Over Head)内の予
め定めた特定の領域(10)を、前記一定個数順次累積
して時間情報フレーム(11)を組み立て、自内のタイ
ミング制御部(29)から、前記SDH同期網に同期し
たクロックを受信して自内の前記内部時計(27)の同
期をとる請求項1に記載の時刻合わせ方法。 - 【請求項3】 各前記時間情報フレーム(11)は、先
頭を表す固定パターンのビット列と、少なくとも秒、時
および日をそれぞれ表すビット列と、付加情報を表すビ
ット列とを含む請求項2に記載の時刻合わせ方法。 - 【請求項4】 各前記時間情報フレーム(11)は、前
記伝送路が2重化リングからなるとき、いずれのリング
を通して得た前記時間情報を用いるべきかを指示するビ
ット列をさらに含む請求項3に記載の時刻合わせ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4312170A JPH06164609A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | ネットワークエレメント間の時刻合わせ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4312170A JPH06164609A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | ネットワークエレメント間の時刻合わせ方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06164609A true JPH06164609A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18026074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4312170A Withdrawn JPH06164609A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | ネットワークエレメント間の時刻合わせ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06164609A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002094513A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-29 | Hitachi Ltd | 通信ネットワークシステムおよびパス接続制御方法 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP4312170A patent/JPH06164609A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002094513A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-29 | Hitachi Ltd | 通信ネットワークシステムおよびパス接続制御方法 |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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