JPH06164601A - パケット通信方式 - Google Patents
パケット通信方式Info
- Publication number
- JPH06164601A JPH06164601A JP31235192A JP31235192A JPH06164601A JP H06164601 A JPH06164601 A JP H06164601A JP 31235192 A JP31235192 A JP 31235192A JP 31235192 A JP31235192 A JP 31235192A JP H06164601 A JPH06164601 A JP H06164601A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packet
- station
- polling
- signal
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 長時間送信要求がないためにポーリングから
外されていた子局が再度パケット送信を行う際のチャネ
ル利用効率を高められるようにする。 【構成】 一つの親局と複数の子局とが共通伝送路を介
して接続され、衝突許容型チャネルアクセス方式および
ポーリング方式の併用によりパケット通信を行うパケッ
ト通信方式において、親局100は衝突許容型アクセス
モードでパケットの伝送が行われた後に過去のパケット
送出履歴に応じて選択された子局のみをポーリングす
る。一巡のポーリング後、前回ポーリングされなかった
子局のみがパケットを送信できる共通ポーリング信号を
送出する。子局111は送信要求があるときに、前回ポ
ーリングされたかどうかの条件により、衝突許容型アク
セスモードであり自局宛ポーリング信号を受信したと
き、あるいは共通ポーリング信号を受信したときのいづ
れかを選択してパケットを送出する。
外されていた子局が再度パケット送信を行う際のチャネ
ル利用効率を高められるようにする。 【構成】 一つの親局と複数の子局とが共通伝送路を介
して接続され、衝突許容型チャネルアクセス方式および
ポーリング方式の併用によりパケット通信を行うパケッ
ト通信方式において、親局100は衝突許容型アクセス
モードでパケットの伝送が行われた後に過去のパケット
送出履歴に応じて選択された子局のみをポーリングす
る。一巡のポーリング後、前回ポーリングされなかった
子局のみがパケットを送信できる共通ポーリング信号を
送出する。子局111は送信要求があるときに、前回ポ
ーリングされたかどうかの条件により、衝突許容型アク
セスモードであり自局宛ポーリング信号を受信したと
き、あるいは共通ポーリング信号を受信したときのいづ
れかを選択してパケットを送出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル通信網に利用
する。本発明はローカルエリアネットワークに利用する
に適する。
する。本発明はローカルエリアネットワークに利用する
に適する。
【0002】本発明は、一つあるいは少数の親局および
多数の子局が一つの共通伝送路により接続されたディジ
タル通信網を構成し、親局の制御にしたがってこの共通
伝送路にパケット信号を送受信する通信方式に関する。
本発明は、共通伝送路上で空き信号(IS、Idle
Signal)に応じて複数の子局が同時にパケット信
号を送信して衝突が発生することがあってもそれを許容
する衝突許容型の制御モード(ISMA、Idle S
ignal Multiple Access)と、ポ
ーリング信号にしたがって共通伝送路上での衝突を回避
するポーリング制御モード(PL、Polling)と
を時分割的に併用して通信効率を向上させる通信方式の
改良に関する。
多数の子局が一つの共通伝送路により接続されたディジ
タル通信網を構成し、親局の制御にしたがってこの共通
伝送路にパケット信号を送受信する通信方式に関する。
本発明は、共通伝送路上で空き信号(IS、Idle
Signal)に応じて複数の子局が同時にパケット信
号を送信して衝突が発生することがあってもそれを許容
する衝突許容型の制御モード(ISMA、Idle S
ignal Multiple Access)と、ポ
ーリング信号にしたがって共通伝送路上での衝突を回避
するポーリング制御モード(PL、Polling)と
を時分割的に併用して通信効率を向上させる通信方式の
改良に関する。
【0003】
【従来の技術】まず、本発明に係わるISMA/CA
(Idle Signal Multiple Access withCollision Avoida
nce)方式について説明する。ISMA/CA方式では全
子局と伝送路を介して接続される親局が設けられる。親
局では常時通信チャネルを観測し、通信チャネルが空き
(アイドル)のとき同じ通信チャネルを使って短いアイ
ドル信号(IS信号)を全子局に向けて送信する。パケ
ットの送信要求を持っている子局はIS信号が観測され
た直後にそのパケットを送信する。親局では一つのIS
信号を送信した後、最遠端の端末への往復時間aが経過
してもいづれの子局からもパケットが送信されなかった
場合は次のIS信号を送信する。IS信号を送信してい
る期間を以後ISモードと呼ぶ。
(Idle Signal Multiple Access withCollision Avoida
nce)方式について説明する。ISMA/CA方式では全
子局と伝送路を介して接続される親局が設けられる。親
局では常時通信チャネルを観測し、通信チャネルが空き
(アイドル)のとき同じ通信チャネルを使って短いアイ
ドル信号(IS信号)を全子局に向けて送信する。パケ
ットの送信要求を持っている子局はIS信号が観測され
た直後にそのパケットを送信する。親局では一つのIS
信号を送信した後、最遠端の端末への往復時間aが経過
してもいづれの子局からもパケットが送信されなかった
場合は次のIS信号を送信する。IS信号を送信してい
る期間を以後ISモードと呼ぶ。
【0004】一方、パケットが観測された場合はその送
信完了を待ち、全子局に一回ずつパケットの送信権を与
えるためのポーリングを行う。このポーリングは各子局
のアドレスを多重にした短いポーリング信号(PL信
号)を全子局に送信することによって行われ、各子局で
は受信したPL信号の子局アドレスが自局宛のときに送
信するべきパケットを持っていればそのパケットを送信
する。以下順次子局のアドレスを変えて一巡のポーリン
グが終了した後に再びチャネルを観測し空きであればI
S信号を送信するISモードに移行する。ポーリングを
行っている期間を以後PLモードと呼ぶ。このようにし
てISMA/CA方式の動作が行われる。
信完了を待ち、全子局に一回ずつパケットの送信権を与
えるためのポーリングを行う。このポーリングは各子局
のアドレスを多重にした短いポーリング信号(PL信
号)を全子局に送信することによって行われ、各子局で
は受信したPL信号の子局アドレスが自局宛のときに送
信するべきパケットを持っていればそのパケットを送信
する。以下順次子局のアドレスを変えて一巡のポーリン
グが終了した後に再びチャネルを観測し空きであればI
S信号を送信するISモードに移行する。ポーリングを
行っている期間を以後PLモードと呼ぶ。このようにし
てISMA/CA方式の動作が行われる。
【0005】上記の説明から明らかなように、ISモー
ドにおいては一つのIS信号を受信したとき、送信パケ
ットを持っている子局が複数あればほぼ同時に複数の子
局からパケットが送信されて衝突がおこるためパケット
の伝送が正常に行われない。但し、親局では受信パケッ
トが正常であっても異常であってもその受信完了を待っ
て、PLモードに移行し各子局に一回ずつ通信チャネル
を占有する機会を与えるため、ISモードにおいてパケ
ット伝送に失敗した子局も自局宛のPL信号を受信した
後に前回失敗したパケットの再送を正常に行うことが可
能である。
ドにおいては一つのIS信号を受信したとき、送信パケ
ットを持っている子局が複数あればほぼ同時に複数の子
局からパケットが送信されて衝突がおこるためパケット
の伝送が正常に行われない。但し、親局では受信パケッ
トが正常であっても異常であってもその受信完了を待っ
て、PLモードに移行し各子局に一回ずつ通信チャネル
を占有する機会を与えるため、ISモードにおいてパケ
ット伝送に失敗した子局も自局宛のPL信号を受信した
後に前回失敗したパケットの再送を正常に行うことが可
能である。
【0006】このようにISMA/CA方式は、パケッ
ト間の衝突を許容したISモードと衝突のないPLモー
ドを交互に行うことにより効率的なパケット通信を可能
とする方式である。但し、この方式のPLモードにおい
ては、長時間にわたってパケット伝送の要求がない子局
や、電源が投入されていない子局あるいは電源の投入さ
れていない端末装置を収容している子局をも全てポーリ
ングしてしまうため、ポーリングしたが結局パケット伝
送が行われなかったという無駄な時間が生じ、パケット
送信要求が頻繁に生じる子局からのパケット伝送に大幅
な遅延を伴う欠点がある。この遅延時間を短縮し、より
効率のよいチャネルの利用方法を提供するものとして従
来は下記に説明する方法が採用されてきた。
ト間の衝突を許容したISモードと衝突のないPLモー
ドを交互に行うことにより効率的なパケット通信を可能
とする方式である。但し、この方式のPLモードにおい
ては、長時間にわたってパケット伝送の要求がない子局
や、電源が投入されていない子局あるいは電源の投入さ
れていない端末装置を収容している子局をも全てポーリ
ングしてしまうため、ポーリングしたが結局パケット伝
送が行われなかったという無駄な時間が生じ、パケット
送信要求が頻繁に生じる子局からのパケット伝送に大幅
な遅延を伴う欠点がある。この遅延時間を短縮し、より
効率のよいチャネルの利用方法を提供するものとして従
来は下記に説明する方法が採用されてきた。
【0007】図1は本発明実施例および従来例の全体構
成を示すブロック図、図4は従来例の親局および子局の
構成を示すブロック図である。
成を示すブロック図、図4は従来例の親局および子局の
構成を示すブロック図である。
【0008】親局300は、伝送路310を介して複数
の子局311とパケットの送受信に関する制御を行う送
信機308および受信機309とを備えた送受信部と、
パケット検出装置305、パケット分離装置307、I
S/PL制御装置304、IS生成装置301、PL生
成装置302、および多重化装置306とを備えたパケ
ット制御部とにより構成される。以下、本発明の特徴と
密接に関係するパケット制御部の機能および動作を中心
に説明する。
の子局311とパケットの送受信に関する制御を行う送
信機308および受信機309とを備えた送受信部と、
パケット検出装置305、パケット分離装置307、I
S/PL制御装置304、IS生成装置301、PL生
成装置302、および多重化装置306とを備えたパケ
ット制御部とにより構成される。以下、本発明の特徴と
密接に関係するパケット制御部の機能および動作を中心
に説明する。
【0009】パケット検出装置305では、常時通信チ
ャネルの使用状況を観測しその結果をIS/PL制御装
置304に送出している。IS/PL制御装置304で
は、通信チャネルが空きの場合にはIS生成装置301
にIS信号を生成するように指令を出力し、通信チャネ
ルが使用中であればそのパケット伝送の終了を待ってP
L生成装置302にポーリング信号を生成するように命
令する。パケット分離装置307では、受信パケットの
送信元や着信先などの解読を行い、その情報をIS/P
L制御装置304に送出するとともに、受信したパケッ
トを着信先の子局に中継するためパケットデータを多重
化装置306に出力する。
ャネルの使用状況を観測しその結果をIS/PL制御装
置304に送出している。IS/PL制御装置304で
は、通信チャネルが空きの場合にはIS生成装置301
にIS信号を生成するように指令を出力し、通信チャネ
ルが使用中であればそのパケット伝送の終了を待ってP
L生成装置302にポーリング信号を生成するように命
令する。パケット分離装置307では、受信パケットの
送信元や着信先などの解読を行い、その情報をIS/P
L制御装置304に送出するとともに、受信したパケッ
トを着信先の子局に中継するためパケットデータを多重
化装置306に出力する。
【0010】IS/PL制御装置304では、パケット
分離装置307からの情報をもとに、各子局が過去の一
定時間内にパケットを送信したか否かを記憶しており、
その一定時間内にパケットを送信した子局だけをポーリ
ングするようにPL生成装置302を制御する。従って
PL生成装置302では、IS/PL制御装置304か
らの指令に基づき指定された子局のアドレスのみを書き
込んだPL信号を生成する。また、IS生成装置301
では、パケット検出装置305の出力とIS/PL制御
装置304の制御に基づき受信パケットがなく、かつポ
ーリングが行われていない期間にある一定周期でIS信
号を繰り返し生成する。
分離装置307からの情報をもとに、各子局が過去の一
定時間内にパケットを送信したか否かを記憶しており、
その一定時間内にパケットを送信した子局だけをポーリ
ングするようにPL生成装置302を制御する。従って
PL生成装置302では、IS/PL制御装置304か
らの指令に基づき指定された子局のアドレスのみを書き
込んだPL信号を生成する。また、IS生成装置301
では、パケット検出装置305の出力とIS/PL制御
装置304の制御に基づき受信パケットがなく、かつポ
ーリングが行われていない期間にある一定周期でIS信
号を繰り返し生成する。
【0011】多重化装置306では、パケット伝送が行
われているときは、パケット分離装置307からのパケ
ットデータを受けて着信先子局に向けて中継し、そうで
ないときにはIS生成装置301からのIS信号やPL
生成装置302からのPL信号にプリアンブルや誤り検
出または訂正などの伝送に関する付加ビットを多重して
各子局に送出する。以上が従来例における親局の機能お
よび動作概要である。
われているときは、パケット分離装置307からのパケ
ットデータを受けて着信先子局に向けて中継し、そうで
ないときにはIS生成装置301からのIS信号やPL
生成装置302からのPL信号にプリアンブルや誤り検
出または訂正などの伝送に関する付加ビットを多重して
各子局に送出する。以上が従来例における親局の機能お
よび動作概要である。
【0012】子局311における送信機312および受
信機321については親局300の送信機308および
受信機309と同じであるため説明は省略する。入出力
制御装置319は子局311に接続されるデータ端末装
置とのインタフェースを行う。IS/PL検出制御装置
318では、親局300から送られてくる信号を解読
し、それがIS信号かまたは自局宛のPL信号の場合に
はパケット送出権があることをパケット制御装置314
に知らせるとともに、そのパケット送出タイミングを生
成する。パケット制御装置314は、上り方向(子局か
ら親局へ向かう方向)においては入出力制御装置319
からの送信データを所定のパケット形式のフォーマット
に変換し、下り方向(親局から子局へ向かう方向)にお
いてはその逆の変換を行う。
信機321については親局300の送信機308および
受信機309と同じであるため説明は省略する。入出力
制御装置319は子局311に接続されるデータ端末装
置とのインタフェースを行う。IS/PL検出制御装置
318では、親局300から送られてくる信号を解読
し、それがIS信号かまたは自局宛のPL信号の場合に
はパケット送出権があることをパケット制御装置314
に知らせるとともに、そのパケット送出タイミングを生
成する。パケット制御装置314は、上り方向(子局か
ら親局へ向かう方向)においては入出力制御装置319
からの送信データを所定のパケット形式のフォーマット
に変換し、下り方向(親局から子局へ向かう方向)にお
いてはその逆の変換を行う。
【0013】また、パケット制御装置314では、再送
制御装置316の指令に基づき送信したパケットが着信
先に正常に受信されるまでその送信パケットを記憶し、
IS/PL検出制御装置318の指示に従い送信パケッ
トを送信機312に送出する。再送制御装置316は、
パケットが送信された後、ある一定時間内に着信先子局
からの正常受信応答(ACK)を待ち受けており、AC
Kを受信した場合にはパケット制御装置314内の送信
パケットをクリアする指示を出し、ACKが得られなか
った場合には再度パケットを再送する制御を行う。
制御装置316の指令に基づき送信したパケットが着信
先に正常に受信されるまでその送信パケットを記憶し、
IS/PL検出制御装置318の指示に従い送信パケッ
トを送信機312に送出する。再送制御装置316は、
パケットが送信された後、ある一定時間内に着信先子局
からの正常受信応答(ACK)を待ち受けており、AC
Kを受信した場合にはパケット制御装置314内の送信
パケットをクリアする指示を出し、ACKが得られなか
った場合には再度パケットを再送する制御を行う。
【0014】図4は従来例における動作タイミングを示
すタイミングチャートである。説明を簡単にするために
子局の数は5とし、各子局はパケット伝送の頻度を示す
目安として一つのパケットの伝送に成功したとき同図中
C1、C2…C5(以下総称してCと呼ぶ)で示された
値に8という数字が与えられ、それ以後IS信号または
PL信号を受信する度毎にその値が1ずつ減ぜられ、0
になった時点で次回からのポーリングから外されるよう
に制御されることにする。
すタイミングチャートである。説明を簡単にするために
子局の数は5とし、各子局はパケット伝送の頻度を示す
目安として一つのパケットの伝送に成功したとき同図中
C1、C2…C5(以下総称してCと呼ぶ)で示された
値に8という数字が与えられ、それ以後IS信号または
PL信号を受信する度毎にその値が1ずつ減ぜられ、0
になった時点で次回からのポーリングから外されるよう
に制御されることにする。
【0015】同図中の時刻t1 において子局1にデータ
パケットの送信要求が発生し、その後IS2を受信した
後にパケット11を伝送する。このとき他の子局がパケ
ットを送出しなかったためパケット11の伝送は成功す
る。パケット11の受信を終了した親局はPLモードに
移行してその時点でCの値が0でない子局を順次ポーリ
ングする。PL4を送出したあと親局は再びISモード
に移行してIS3、IS4を送出する。このときC3=
0となっていた子局3において時刻t2 にパケット送信
要求が生じ、また子局4においても時刻t3 にパケット
送信要求が生じたため、子局3および子局4はIS4を
受信した後、ほぼ同じ時刻にそれぞれパケット31およ
びパケット41を送出し衝突の発生のためパケットの伝
送に失敗する。
パケットの送信要求が発生し、その後IS2を受信した
後にパケット11を伝送する。このとき他の子局がパケ
ットを送出しなかったためパケット11の伝送は成功す
る。パケット11の受信を終了した親局はPLモードに
移行してその時点でCの値が0でない子局を順次ポーリ
ングする。PL4を送出したあと親局は再びISモード
に移行してIS3、IS4を送出する。このときC3=
0となっていた子局3において時刻t2 にパケット送信
要求が生じ、また子局4においても時刻t3 にパケット
送信要求が生じたため、子局3および子局4はIS4を
受信した後、ほぼ同じ時刻にそれぞれパケット31およ
びパケット41を送出し衝突の発生のためパケットの伝
送に失敗する。
【0016】親局は後発のパケット41を受信したあと
Cの値が0でない子局1と子局4をポーリングする。子
局4は自局宛のPL4を受信した後、前回伝送に失敗し
たパケット41をパケット42として再送する。このパ
ケット伝送は子局4のポーリング時間に行われるため衝
突が発生せず成功しC4に8の値が与えられ、以後のポ
ーリングモードにおいてもポーリングされることにな
る。
Cの値が0でない子局1と子局4をポーリングする。子
局4は自局宛のPL4を受信した後、前回伝送に失敗し
たパケット41をパケット42として再送する。このパ
ケット伝送は子局4のポーリング時間に行われるため衝
突が発生せず成功しC4に8の値が与えられ、以後のポ
ーリングモードにおいてもポーリングされることにな
る。
【0017】パケット42を受信したあと親局はISモ
ードに移行しIS5を送出する。IS5を受信した子局
3は前回伝送に失敗したパケット31をパケット32と
して送出する。このとき他にパケットを送出した子局が
なかったためこのパケット伝送は成功する。子局3のC
3はそれ以前は0でポーリングから外されていたがパケ
ット32の伝送成功によりC3に8の値が与えられ以後
のポーリングモードにおいて再度ポーリングされること
になる。以後同様のシーケンスにより子局と親局間の通
信が行われる。
ードに移行しIS5を送出する。IS5を受信した子局
3は前回伝送に失敗したパケット31をパケット32と
して送出する。このとき他にパケットを送出した子局が
なかったためこのパケット伝送は成功する。子局3のC
3はそれ以前は0でポーリングから外されていたがパケ
ット32の伝送成功によりC3に8の値が与えられ以後
のポーリングモードにおいて再度ポーリングされること
になる。以後同様のシーケンスにより子局と親局間の通
信が行われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパケッ
ト通信システムでは以下に述べる問題を有している。即
ち、従来のパケット通信システムにおいては、ポーリン
グ周期を短縮し通信チャネルの使用効率を向上させる目
的で、長期にわたってパケット送信要求がない子局をポ
ーリングから外すが、一度ポーリングから外された子局
に再びパケット送信要求が生じた場合は、IS信号を受
信したときのみパケットの送信が可能であり、この場
合、他の子局から送信されるパケットと衝突する確率が
高くなり、パケット伝送に成功するまでの遅延時間、し
いては再度ポーリングに加えられるまでの時間が大きく
なるとともに、衝突にともなう再送パケットの積帯によ
りシステム全体の通信チャネル使用効率が低下する欠点
がある。
ト通信システムでは以下に述べる問題を有している。即
ち、従来のパケット通信システムにおいては、ポーリン
グ周期を短縮し通信チャネルの使用効率を向上させる目
的で、長期にわたってパケット送信要求がない子局をポ
ーリングから外すが、一度ポーリングから外された子局
に再びパケット送信要求が生じた場合は、IS信号を受
信したときのみパケットの送信が可能であり、この場
合、他の子局から送信されるパケットと衝突する確率が
高くなり、パケット伝送に成功するまでの遅延時間、し
いては再度ポーリングに加えられるまでの時間が大きく
なるとともに、衝突にともなう再送パケットの積帯によ
りシステム全体の通信チャネル使用効率が低下する欠点
がある。
【0019】本発明はこのような問題を解決するもの
で、長期にわたってパケット送信要求がなくポーリング
から外されていた子局が再度パケットを送信する場合
に、他のパケットとの衝突確率を下げ、パケット伝送成
功までの遅延時間を短縮することができるパケット通信
方式を提供することを目的とする。
で、長期にわたってパケット送信要求がなくポーリング
から外されていた子局が再度パケットを送信する場合
に、他のパケットとの衝突確率を下げ、パケット伝送成
功までの遅延時間を短縮することができるパケット通信
方式を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の第一は、一つの
親局および複数の子局が共通伝送路に接続され、前記親
局および前記子局にはそれぞれこの伝送路を介して前記
子局から前記親局へパケットを伝送するための通信制御
手段を備え、前記親局の通信制御手段は、前記伝送路の
空き状態のときに空き信号を送信して複数の子局に一斉
にパケット信号の送信を促す衝突許容型制御手段と、前
記子局の一局づつに宛ててポーリング信号を送信し各別
にパケット信号の送信を促すポーリング制御手段とを含
み、前記子局の通信制御手段には、前記空き信号に応答
して送信パケットを送信する手段と、自局に対するポー
リング信号に応答して送信パケットを送信する手段とを
含み、さらに、前記親局の通信制御手段には、前記複数
の子局の通信履歴を記憶する手段と、この記憶する手段
に所定時間にわたりパケット信号の送信が行われなかっ
たことが記録された子局については前記ポーリング信号
の送信を除外する手段を含むパケット通信方式におい
て、前記親局の通信制御手段には、前記除外する手段に
おいて除外された子局に対して前記ポーリング信号の送
信とは別の共通ポーリング制御を実行する手段を含むこ
とを特徴とする。
親局および複数の子局が共通伝送路に接続され、前記親
局および前記子局にはそれぞれこの伝送路を介して前記
子局から前記親局へパケットを伝送するための通信制御
手段を備え、前記親局の通信制御手段は、前記伝送路の
空き状態のときに空き信号を送信して複数の子局に一斉
にパケット信号の送信を促す衝突許容型制御手段と、前
記子局の一局づつに宛ててポーリング信号を送信し各別
にパケット信号の送信を促すポーリング制御手段とを含
み、前記子局の通信制御手段には、前記空き信号に応答
して送信パケットを送信する手段と、自局に対するポー
リング信号に応答して送信パケットを送信する手段とを
含み、さらに、前記親局の通信制御手段には、前記複数
の子局の通信履歴を記憶する手段と、この記憶する手段
に所定時間にわたりパケット信号の送信が行われなかっ
たことが記録された子局については前記ポーリング信号
の送信を除外する手段を含むパケット通信方式におい
て、前記親局の通信制御手段には、前記除外する手段に
おいて除外された子局に対して前記ポーリング信号の送
信とは別の共通ポーリング制御を実行する手段を含むこ
とを特徴とする。
【0021】前記子局の通信制御手段に、前記共通ポー
リング制御の信号を受信したときに所定の確率(1−
p)でパケット送信を禁止する手段を含み、前記親局の
通信制御手段に、前記共通ポーリングを繰り返し送信す
る手段を含むことが望ましい。
リング制御の信号を受信したときに所定の確率(1−
p)でパケット送信を禁止する手段を含み、前記親局の
通信制御手段に、前記共通ポーリングを繰り返し送信す
る手段を含むことが望ましい。
【0022】本発明の第二は、前記子局の通信制御手段
には、前記親局に対して自局宛てポーリング信号の送信
を除外することを要求する信号、および前記親局に対し
て自局宛てポーリング信号の送信を除外することを取消
すことを要求する信号を送信する手段とを含み、前記親
局の通信制御手段には、前記二つの要求する信号を受信
したときに前記通信履歴を記憶する手段の対応する子局
の情報をそれぞれの要求にしたがって書き換える手段を
含むことを特徴とする。
には、前記親局に対して自局宛てポーリング信号の送信
を除外することを要求する信号、および前記親局に対し
て自局宛てポーリング信号の送信を除外することを取消
すことを要求する信号を送信する手段とを含み、前記親
局の通信制御手段には、前記二つの要求する信号を受信
したときに前記通信履歴を記憶する手段の対応する子局
の情報をそれぞれの要求にしたがって書き換える手段を
含むことを特徴とする。
【0023】前記子局の通信制御手段に、前記除外する
ことを要求する信号および前記取消すことを要求する信
号を自局または自局に接続された装置の電源スイッチの
開閉に連動して発生させる手段を含むことが望ましい。
ことを要求する信号および前記取消すことを要求する信
号を自局または自局に接続された装置の電源スイッチの
開閉に連動して発生させる手段を含むことが望ましい。
【0024】
【作用】親局はパケットの伝送が行われた後に、過去の
パケット送出履歴に応じて選択された子局のみをポーリ
ングし、ポーリングが一巡した後に、前回ポーリングさ
れなかった子局のみがパケットを送信できる共通ポーリ
ング信号を送出する。一方、子局は送信要求があったと
きに、前回ポーリングされたか否かの条件により、自局
宛ポーリング信号を受信したとき、あるいは共通ポーリ
ング信号を受信したときのいずれかを選択してパケット
を送出する。
パケット送出履歴に応じて選択された子局のみをポーリ
ングし、ポーリングが一巡した後に、前回ポーリングさ
れなかった子局のみがパケットを送信できる共通ポーリ
ング信号を送出する。一方、子局は送信要求があったと
きに、前回ポーリングされたか否かの条件により、自局
宛ポーリング信号を受信したとき、あるいは共通ポーリ
ング信号を受信したときのいずれかを選択してパケット
を送出する。
【0025】このように、共通ポーリング信号の伝送を
付加することにより、ポーリングから外されていた子局
に再度パケット送信要求が生じた場合に、他のパケット
と衝突する確率を下げ、パケット伝送成功までの遅延時
間を短縮することができるとともに、衝突による再送パ
ケットの積帯を防ぎ、伝送チャネルの使用効率を向上さ
せることができる。
付加することにより、ポーリングから外されていた子局
に再度パケット送信要求が生じた場合に、他のパケット
と衝突する確率を下げ、パケット伝送成功までの遅延時
間を短縮することができるとともに、衝突による再送パ
ケットの積帯を防ぎ、伝送チャネルの使用効率を向上さ
せることができる。
【0026】また、親局では共通ポーリングを行った直
後のパケット伝送において衝突が検出された場合には複
数の共通ポーリング信号を伝送することにより、今まで
ポーリングされていなかった子局同志のパケット衝突確
率をさらに低下させることができ、さらに、子局で子局
自体あるいは接続されている端末装置の電源のONから
OFFの変化を検出した場合は、親局に対してポーリン
グOFF信号を伝送し、親局ではこの信号を受信するや
直ちにその子局を次回のポーリングから外す操作を行う
ことにより、一定時間の間にその子局がパケットを伝送
しないことを確認する必要がなくなるため、不要のポー
リング回数が少なくなり、ポーリング周期の短縮化が迅
速に行われ、伝送チャネルの利用効率をより向上させる
ことができる。
後のパケット伝送において衝突が検出された場合には複
数の共通ポーリング信号を伝送することにより、今まで
ポーリングされていなかった子局同志のパケット衝突確
率をさらに低下させることができ、さらに、子局で子局
自体あるいは接続されている端末装置の電源のONから
OFFの変化を検出した場合は、親局に対してポーリン
グOFF信号を伝送し、親局ではこの信号を受信するや
直ちにその子局を次回のポーリングから外す操作を行う
ことにより、一定時間の間にその子局がパケットを伝送
しないことを確認する必要がなくなるため、不要のポー
リング回数が少なくなり、ポーリング周期の短縮化が迅
速に行われ、伝送チャネルの利用効率をより向上させる
ことができる。
【0027】子局では、接続されている端末のいづれか
の電源にOFFからONの変化が生じ、子局の電源も端
末の電源もON状態になったときに、親局に対してポー
リングON信号を伝送し、親局ではこの信号を受信する
や直ちにその子局を次回のポーリングに加える操作を行
うことにより、変化が生じた後に端末装置からパケット
送出要求が到来した場合、自局宛ポーリング信号受信後
に確実にパケット伝送を行うことができる。
の電源にOFFからONの変化が生じ、子局の電源も端
末の電源もON状態になったときに、親局に対してポー
リングON信号を伝送し、親局ではこの信号を受信する
や直ちにその子局を次回のポーリングに加える操作を行
うことにより、変化が生じた後に端末装置からパケット
送出要求が到来した場合、自局宛ポーリング信号受信後
に確実にパケット伝送を行うことができる。
【0028】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例および従来例の全体構成を示す
ブロック図、図2は本発明実施例の親局および子局の構
成を示すブロック図である。
る。図1は本発明実施例および従来例の全体構成を示す
ブロック図、図2は本発明実施例の親局および子局の構
成を示すブロック図である。
【0029】本発明実施例は、一つの親局100および
複数の子局111が共通の伝送路110に接続され、親
局100および子局111にはそれぞれこの伝送路11
0を介して子局111から親局100へパケットを伝送
するための通信制御手段と、送受信手段とを備える。
複数の子局111が共通の伝送路110に接続され、親
局100および子局111にはそれぞれこの伝送路11
0を介して子局111から親局100へパケットを伝送
するための通信制御手段と、送受信手段とを備える。
【0030】親局の通信制御手段は、IS信号(アイド
ル信号)を生成するIS生成装置101と、PL信号
(ポーリング信号を生成するPL生成装置102と、パ
ケットを検出するパケット検出装置105と、多重化装
置106と、パケット分離装置107と、PLC信号
(共通ポーリング信号)を生成するPLC生成装置10
3と、IS信号、ポーリング信号、共通ポーリング信号
を制御するIS/PL/PLC装置104と、複数の子
局111の通信履歴を記憶するメモリ123とにより構
成される。
ル信号)を生成するIS生成装置101と、PL信号
(ポーリング信号を生成するPL生成装置102と、パ
ケットを検出するパケット検出装置105と、多重化装
置106と、パケット分離装置107と、PLC信号
(共通ポーリング信号)を生成するPLC生成装置10
3と、IS信号、ポーリング信号、共通ポーリング信号
を制御するIS/PL/PLC装置104と、複数の子
局111の通信履歴を記憶するメモリ123とにより構
成される。
【0031】さらに、IS/PL/PLC装置104に
は、伝送路110の空き状態のときに空き信号を送信し
て複数の子局111に一斉にパケット信号の送信を促す
衝突許容型制御手段と、子局111の一局づつに宛てて
PL信号を送信し各別にパケット信号の送信を促すポー
リング制御手段と、メモリ123に所定時間にわたりパ
ケット信号の送信が行われなかったことが記憶された子
局111についてPL信号の送信を除外する手段と、こ
の除外する手段により除外された子局111に対してP
L信号の送信とは別の共通ポーリング制御を実行する手
段と、子局111から自局宛てPL信号の送信を除外す
ることを要求する信号および自局宛てPL信号の送信を
除外することを取り消すことを要求する信号を受信した
ときに、通信履歴を記憶するメモリ123の対応する子
局111の情報をそれぞれの要求にしたがって書き換え
る手段と、共通ポーリングを繰り返し送信する手段とが
含まれる。
は、伝送路110の空き状態のときに空き信号を送信し
て複数の子局111に一斉にパケット信号の送信を促す
衝突許容型制御手段と、子局111の一局づつに宛てて
PL信号を送信し各別にパケット信号の送信を促すポー
リング制御手段と、メモリ123に所定時間にわたりパ
ケット信号の送信が行われなかったことが記憶された子
局111についてPL信号の送信を除外する手段と、こ
の除外する手段により除外された子局111に対してP
L信号の送信とは別の共通ポーリング制御を実行する手
段と、子局111から自局宛てPL信号の送信を除外す
ることを要求する信号および自局宛てPL信号の送信を
除外することを取り消すことを要求する信号を受信した
ときに、通信履歴を記憶するメモリ123の対応する子
局111の情報をそれぞれの要求にしたがって書き換え
る手段と、共通ポーリングを繰り返し送信する手段とが
含まれる。
【0032】送受信手段は、送信機108と、受信機1
09とにより構成される。
09とにより構成される。
【0033】子局111の通信手段は、PLC信号の検
出を制御するPLC検出制御装置115と、IS信号お
よびPL信号の検出を制御するIS/PL検出制御装置
118と、パケット送信を制御するパケット制御装置1
14と、入出力制御を行う入出力制御装置119と、パ
ケット再送の制御を行う再送制御装置116と、送信要
求を判別する送信要求判別装置113と、電源のON/
OFFを判別する第一の電源ON/OFF判別装置12
0および第二の電源ON/OFF判別装置122と、パ
ケットの送出を判別するパケット送出判別装置117と
により構成される。
出を制御するPLC検出制御装置115と、IS信号お
よびPL信号の検出を制御するIS/PL検出制御装置
118と、パケット送信を制御するパケット制御装置1
14と、入出力制御を行う入出力制御装置119と、パ
ケット再送の制御を行う再送制御装置116と、送信要
求を判別する送信要求判別装置113と、電源のON/
OFFを判別する第一の電源ON/OFF判別装置12
0および第二の電源ON/OFF判別装置122と、パ
ケットの送出を判別するパケット送出判別装置117と
により構成される。
【0034】さらに、子局の通信制御手段のIS/PL
検出制御手段には、空き信号に応答して送信パケットを
送出する手段と、自局に対するPL信号に応答して送信
パケットを送信する手段と、親局100に対して自局宛
てPL信号の送信を除外することを要求する信号、およ
び親局100に対して自局宛てPL信号の送信を除外す
ることを取消すことを要求する信号を送信する手段と、
前記除外することを要求する信号および前記取消すこと
を要求する信号を自局または自局に接続された装置の電
源スイッチの開閉に連動して発生させる手段と、前記共
通ポーリング制御の信号を受信したときに所定の確率
(1−p)でパケット送信を禁止する手段とが含まれ
る。
検出制御手段には、空き信号に応答して送信パケットを
送出する手段と、自局に対するPL信号に応答して送信
パケットを送信する手段と、親局100に対して自局宛
てPL信号の送信を除外することを要求する信号、およ
び親局100に対して自局宛てPL信号の送信を除外す
ることを取消すことを要求する信号を送信する手段と、
前記除外することを要求する信号および前記取消すこと
を要求する信号を自局または自局に接続された装置の電
源スイッチの開閉に連動して発生させる手段と、前記共
通ポーリング制御の信号を受信したときに所定の確率
(1−p)でパケット送信を禁止する手段とが含まれ
る。
【0035】図1中、親局100内の送信機108、受
信機109、パケット検出装置105、PL生成装置1
02、およびIS生成装置101は、図3に示す従来例
で説明した親局300内の送信機308、受信機30
9、パケット検出装置305、PL生成装置302、お
よびIS生成装置301と同じ機能を有するので説明は
省略する。また、同図中、子局111内の送信機11
2、受信機121、IS/PL検出制御装置118、再
送制御装置116、および入出力制御装置119も同様
に図3中の子局311内の送信機312、受信機32
1、IS/PL検出制御装置318、再送制御装置31
6、および入出力制御装置319と同じ機能を有するた
めここでは説明を省略する。
信機109、パケット検出装置105、PL生成装置1
02、およびIS生成装置101は、図3に示す従来例
で説明した親局300内の送信機308、受信機30
9、パケット検出装置305、PL生成装置302、お
よびIS生成装置301と同じ機能を有するので説明は
省略する。また、同図中、子局111内の送信機11
2、受信機121、IS/PL検出制御装置118、再
送制御装置116、および入出力制御装置119も同様
に図3中の子局311内の送信機312、受信機32
1、IS/PL検出制御装置318、再送制御装置31
6、および入出力制御装置319と同じ機能を有するた
めここでは説明を省略する。
【0036】IS/PL/PLC制御装置104は、通
信チャネルが空きの場合にはIS生成装置101にIS
信号を生成するように指令を送出し、通信チャネルが使
用中であればそのパケット伝送の終了を待ってPL生成
装置102にポーリング信号(PL信号)を生成するよ
うに命令する。パケット分離装置107では、受信パケ
ットの送信元や着信先などの解読、子局からのポーリン
グON信号やポーリングOFF信号の解読、および受信
パケットの衝突の有無を検出してその情報をIS/PL
/PLC制御装置104に送出するとともに、受信した
パケットを着信先の子局に中継するためパケットデータ
を多重化装置106に出力する。
信チャネルが空きの場合にはIS生成装置101にIS
信号を生成するように指令を送出し、通信チャネルが使
用中であればそのパケット伝送の終了を待ってPL生成
装置102にポーリング信号(PL信号)を生成するよ
うに命令する。パケット分離装置107では、受信パケ
ットの送信元や着信先などの解読、子局からのポーリン
グON信号やポーリングOFF信号の解読、および受信
パケットの衝突の有無を検出してその情報をIS/PL
/PLC制御装置104に送出するとともに、受信した
パケットを着信先の子局に中継するためパケットデータ
を多重化装置106に出力する。
【0037】また、IS/PL/PLC制御装置104
では、パケット分離装置107からの情報をもとに、各
子局が過去の一定時間内にパケットを送信したかどうか
を記憶しており、その一定時間内にパケットを送信しな
かった子局を次回のポーリングから外すようにPL生成
装置102を制御するとともに、一巡のポーリングが終
了したあとに、前回のポーリングにおいてポーリングさ
れなかった子局だけがパケットを送出できるように制御
された共通ポーリング信号(PLC信号)を一つまたは
複数送出する命令をPLC生成装置103に送出する。
では、パケット分離装置107からの情報をもとに、各
子局が過去の一定時間内にパケットを送信したかどうか
を記憶しており、その一定時間内にパケットを送信しな
かった子局を次回のポーリングから外すようにPL生成
装置102を制御するとともに、一巡のポーリングが終
了したあとに、前回のポーリングにおいてポーリングさ
れなかった子局だけがパケットを送出できるように制御
された共通ポーリング信号(PLC信号)を一つまたは
複数送出する命令をPLC生成装置103に送出する。
【0038】このときパケット分離装置107において
PLC信号送出直後に親局100が受信したパケットが
衝突していなければそれ以後の連続したPLC信号の送
出は行わず、もし衝突していれば衝突したパケット数に
応じた数のPLC信号を衝突パケットの受信終了後に連
続して送出するようにPLC生成装置103を制御す
る。また、IS/PL/PLC制御装置104では、パ
ケット分離装置107からのポーリングON信号を検出
した場合にはそのポーリングON信号を送出した子局を
次回のポーリングからポーリングに加え、逆にパケット
分離装置107からのポーリングOFF信号を検出した
場合はそのポーリングOFF信号を送出した子局を次回
のポーリングから外すようにPL生成装置102を制御
する。
PLC信号送出直後に親局100が受信したパケットが
衝突していなければそれ以後の連続したPLC信号の送
出は行わず、もし衝突していれば衝突したパケット数に
応じた数のPLC信号を衝突パケットの受信終了後に連
続して送出するようにPLC生成装置103を制御す
る。また、IS/PL/PLC制御装置104では、パ
ケット分離装置107からのポーリングON信号を検出
した場合にはそのポーリングON信号を送出した子局を
次回のポーリングからポーリングに加え、逆にパケット
分離装置107からのポーリングOFF信号を検出した
場合はそのポーリングOFF信号を送出した子局を次回
のポーリングから外すようにPL生成装置102を制御
する。
【0039】多重化装置106では、パケット分離装置
107からの中継パケットデータ、IS生成装置101
からのIS信号、PL生成装置102からのPL信号、
およびPLC生成装置103からのPLC信号を必要に
応じて時間軸上での多重化処理を行い送信機108に送
出する。
107からの中継パケットデータ、IS生成装置101
からのIS信号、PL生成装置102からのPL信号、
およびPLC生成装置103からのPLC信号を必要に
応じて時間軸上での多重化処理を行い送信機108に送
出する。
【0040】次に、子局の動作について説明する。PL
C検出制御装置115では、親局100から送られてく
る信号を解読しており、それがPLC信号であればパケ
ット送出権があることをパケット制御装置114とパケ
ット送出判別装置117に知らせるとともに、そのパケ
ットを送出するタイミングを生成してパケット制御装置
114に送出する。パケット制御装置114は、上り方
向においては入出力制御装置119からの送信データを
所定のパケット形式のフォーマットに変換し、下り方向
においてはその逆の変換を行う。また、パケット制御装
置114では、現在送信すべきパケットを持っているか
どうかを送信要求判別装置113に通知するとともに、
再送制御装置116の指令にもとずき送信したパケット
が着信先に正常に受信されるまでの間その送信パケット
を記憶し、パケット送出判別装置117の指示に従いI
S/PL検出制御装置118およびPLC検出制御装置
115から送られてくるパケット送出タイミングに基づ
いて送信パケットを送信機112に送出する。
C検出制御装置115では、親局100から送られてく
る信号を解読しており、それがPLC信号であればパケ
ット送出権があることをパケット制御装置114とパケ
ット送出判別装置117に知らせるとともに、そのパケ
ットを送出するタイミングを生成してパケット制御装置
114に送出する。パケット制御装置114は、上り方
向においては入出力制御装置119からの送信データを
所定のパケット形式のフォーマットに変換し、下り方向
においてはその逆の変換を行う。また、パケット制御装
置114では、現在送信すべきパケットを持っているか
どうかを送信要求判別装置113に通知するとともに、
再送制御装置116の指令にもとずき送信したパケット
が着信先に正常に受信されるまでの間その送信パケット
を記憶し、パケット送出判別装置117の指示に従いI
S/PL検出制御装置118およびPLC検出制御装置
115から送られてくるパケット送出タイミングに基づ
いて送信パケットを送信機112に送出する。
【0041】送信要求判別装置113では、パケット制
御装置114からの情報により、過去のある一定時間内
にパケットの送信要求があったかどうか、および今後の
ある一定時間内にパケットの送信要求が生じるかどうか
を判別し、その結果をパケット送出判別装置117に通
知する。第一の電源ON/OFF判別装置120では、
入出力制御装置119に接続されている端末装置の電源
ONからOFF、および電源OFFからONの変化を検
出し、その結果をパケット送出判別装置117に送出す
る。第二の電源ON/OFF判別装置122では、子局
111自体の電源ONからOFF、および電源OFFか
らONの変化を検出しその結果をパケット送出判別装置
117に送出する。
御装置114からの情報により、過去のある一定時間内
にパケットの送信要求があったかどうか、および今後の
ある一定時間内にパケットの送信要求が生じるかどうか
を判別し、その結果をパケット送出判別装置117に通
知する。第一の電源ON/OFF判別装置120では、
入出力制御装置119に接続されている端末装置の電源
ONからOFF、および電源OFFからONの変化を検
出し、その結果をパケット送出判別装置117に送出す
る。第二の電源ON/OFF判別装置122では、子局
111自体の電源ONからOFF、および電源OFFか
らONの変化を検出しその結果をパケット送出判別装置
117に送出する。
【0042】パケット送出判別装置117では、IS/
PL検出制御装置118からの情報をもとに自局がポー
リングされているかどうかを監視しており、ポーリング
され且つ送信要求判別装置113の判別結果が送信要求
ありの場合は、IS信号または自局宛PL信号を受信し
たときに送信パケットを送出するようにパケット制御装
置114を制御する。逆に、ポーリングされていないと
きで且つ送信要求判別装置113の判別結果が送信要求
ありの場合はPLC信号がIS信号を受信したときに送
信パケットを送出するようにパケット制御装置114を
制御する。
PL検出制御装置118からの情報をもとに自局がポー
リングされているかどうかを監視しており、ポーリング
され且つ送信要求判別装置113の判別結果が送信要求
ありの場合は、IS信号または自局宛PL信号を受信し
たときに送信パケットを送出するようにパケット制御装
置114を制御する。逆に、ポーリングされていないと
きで且つ送信要求判別装置113の判別結果が送信要求
ありの場合はPLC信号がIS信号を受信したときに送
信パケットを送出するようにパケット制御装置114を
制御する。
【0043】また、ポーリングされているときで且つ第
一の電源ON/OFF判別装置120または第二の電源
ON/OFF判別装置122において電源ONからOF
Fの変化が検出されたときは、IS信号または自局宛P
L信号を受信したときに親局100に向けてポーリング
OFF信号を送出するようにパケット制御装置114を
制御する。逆に、ポーリングされていないときで且つ第
一の電源ON/OFF判別装置120または第二の電源
ON/OFF判別装置122において電源OFFから電
源ONの変化が検出された結果、端末の電源も子局自体
の電源もともにONになったと判定されたときは、PL
C信号またはIS信号を受信したときに親局100に向
けてポーリングON信号を送出するようにパケット制御
装置114を制御する。
一の電源ON/OFF判別装置120または第二の電源
ON/OFF判別装置122において電源ONからOF
Fの変化が検出されたときは、IS信号または自局宛P
L信号を受信したときに親局100に向けてポーリング
OFF信号を送出するようにパケット制御装置114を
制御する。逆に、ポーリングされていないときで且つ第
一の電源ON/OFF判別装置120または第二の電源
ON/OFF判別装置122において電源OFFから電
源ONの変化が検出された結果、端末の電源も子局自体
の電源もともにONになったと判定されたときは、PL
C信号またはIS信号を受信したときに親局100に向
けてポーリングON信号を送出するようにパケット制御
装置114を制御する。
【0044】また、パケット送出判別装置117では、
PLC信号あるいはIS信号を受信したあとにデータパ
ケットまたはポーリングONを送出する際、およびIS
信号を受信したあとにポーリングOFF信号を送出する
際に、確率pで送出を行い、確率1−pで送出を行わな
いという制御をパケット制御装置114に対して行う。
このときシステムの状況により確率pは0<p≦1の間
に設定できるものとする。
PLC信号あるいはIS信号を受信したあとにデータパ
ケットまたはポーリングONを送出する際、およびIS
信号を受信したあとにポーリングOFF信号を送出する
際に、確率pで送出を行い、確率1−pで送出を行わな
いという制御をパケット制御装置114に対して行う。
このときシステムの状況により確率pは0<p≦1の間
に設定できるものとする。
【0045】図2は本発明実施例における動作タイミン
グを示すタイムチャートである。説明を簡単にするため
に従来例と同様に子局の数は5とし、各子局はパケット
伝送の頻度を示す目安として一つのパケットの伝送に成
功したとき、同図中C1、C2…C5(以下総称してC
と呼ぶ)で示された値に8という数字が与えられ、それ
以後IS信号またはPL信号を受信する度毎にその値が
1ずつ減ぜられ、0になった時点で次回からのポーリン
グから外されるように制御されることにする。
グを示すタイムチャートである。説明を簡単にするため
に従来例と同様に子局の数は5とし、各子局はパケット
伝送の頻度を示す目安として一つのパケットの伝送に成
功したとき、同図中C1、C2…C5(以下総称してC
と呼ぶ)で示された値に8という数字が与えられ、それ
以後IS信号またはPL信号を受信する度毎にその値が
1ずつ減ぜられ、0になった時点で次回からのポーリン
グから外されるように制御されることにする。
【0046】同図中の時刻t1 において子局1にデータ
パケットの送信要求が発生し、その後IS2を受信した
あとパケット11を伝送する。このとき他の子局がパケ
ットを送出しなかったためパケット11の伝送は成功す
る。
パケットの送信要求が発生し、その後IS2を受信した
あとパケット11を伝送する。このとき他の子局がパケ
ットを送出しなかったためパケット11の伝送は成功す
る。
【0047】パケット11の受信を終了した親局はPL
モードに移行してその時点でCの値が0でない子局を順
次ポーリングし、一巡のポーリングを行った後に親局は
共通ポーリング信号PLC1を送出する。この一巡のポ
ーリングとPLC1の間には一つのパケットも送信され
なかったため、親局は再びISモードに移行してIS3
を送出する。このときC3=0となっていた子局3にお
いて時刻t2 に送信要求が生じ、また子局4においても
時刻t3 にパケット送信要求が生じたため、子局3およ
び子局4はIS3を受信した後にほぼ同じ時刻にそれぞ
れパケット31およびパケット41を送出し、衝突の発
生のためパケットの伝送に失敗する。
モードに移行してその時点でCの値が0でない子局を順
次ポーリングし、一巡のポーリングを行った後に親局は
共通ポーリング信号PLC1を送出する。この一巡のポ
ーリングとPLC1の間には一つのパケットも送信され
なかったため、親局は再びISモードに移行してIS3
を送出する。このときC3=0となっていた子局3にお
いて時刻t2 に送信要求が生じ、また子局4においても
時刻t3 にパケット送信要求が生じたため、子局3およ
び子局4はIS3を受信した後にほぼ同じ時刻にそれぞ
れパケット31およびパケット41を送出し、衝突の発
生のためパケットの伝送に失敗する。
【0048】親局は後発のパケット41を受信したあと
Cの値が0でない子局1と子局4とをポーリングする。
子局4は自局宛のPL4を受信したあと前回伝送に失敗
したパケット41をパケット42として再送する。この
パケット伝送は子局4のポーリング時間に行われるため
衝突が発生せずに成功しC4に8の値が与えられ、以後
のポーリングモードにおいてもポーリングされることに
なる。
Cの値が0でない子局1と子局4とをポーリングする。
子局4は自局宛のPL4を受信したあと前回伝送に失敗
したパケット41をパケット42として再送する。この
パケット伝送は子局4のポーリング時間に行われるため
衝突が発生せずに成功しC4に8の値が与えられ、以後
のポーリングモードにおいてもポーリングされることに
なる。
【0049】パケット42を受信したあと親局は前回の
ポーリングPL4が丁度一巡のポーリングの最後だった
ため、共通ポーリング信号PLC2を送出する。PLC
2を受信した子局3は前回伝送に失敗したパケット31
をパケット32として送出する。このとき他にパケット
を送出した子局がなかったためこのパケット伝送は成功
する。
ポーリングPL4が丁度一巡のポーリングの最後だった
ため、共通ポーリング信号PLC2を送出する。PLC
2を受信した子局3は前回伝送に失敗したパケット31
をパケット32として送出する。このとき他にパケット
を送出した子局がなかったためこのパケット伝送は成功
する。
【0050】子局3のC3はそれ以前は0でポーリング
から外されていたがパケット32の伝送成功によりC3
に8の値が与えられ以後のポーリングモードにおいて再
度ポーリングされることになる。以後同様のシーケンス
により子局と親局間の通信が行われる。
から外されていたがパケット32の伝送成功によりC3
に8の値が与えられ以後のポーリングモードにおいて再
度ポーリングされることになる。以後同様のシーケンス
により子局と親局間の通信が行われる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、長
期にわたってパケット送信要求がなくポーリングから外
されていた子局が再度パケットを送信するときに、他の
パケットとの衝突確率を小さくして、パケット伝送成功
までの遅延時間を短縮し、チャネル利用効率を向上させ
ることができる効果がある。
期にわたってパケット送信要求がなくポーリングから外
されていた子局が再度パケットを送信するときに、他の
パケットとの衝突確率を小さくして、パケット伝送成功
までの遅延時間を短縮し、チャネル利用効率を向上させ
ることができる効果がある。
【図1】本発明実施例および従来例の全体構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図2】本発明実施例の親局および子局の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図3】本発明実施例における動作タイミングを示すタ
イミングチャート。
イミングチャート。
【図4】従来例の親局および子局の構成を示すブロック
図。
図。
【図5】従来例における動作タイミングを示すタイミン
グチャート。
グチャート。
100、300 親局 101、301 IS生成装置 102、302 PL生成装置 103 PLC生成装置 104 IS/PL/PLC制御装置 105、305 パケット検出装置 106、306 多重化装置 107、307 パケット分離装置 108、112、308、312 送信機 109、121、309、321 受信機 110、310 伝送路 111、311 子局 113 送信要求判別装置 114、314 パケット制御装置 115 PLC検出制御装置 116、316 再送制御装置 117 パケット送出判別装置 118、318 IS/PL検出制御装置 119、319 入出力制御装置 120 第一の電源ON/OFF判別装置 122 第二の電源ON/OFF判別装置 123、323 メモリ 304 IS/PL制御装置
Claims (4)
- 【請求項1】 一つの親局および複数の子局が共通伝送
路に接続され、 前記親局および前記子局にはそれぞれこの伝送路を介し
て前記子局から前記親局へパケットを伝送するための通
信制御手段を備え、 前記親局の通信制御手段は、前記伝送路の空き状態のと
きに空き信号を送信して複数の子局に一斉にパケット信
号の送信を促す衝突許容型制御手段と、前記子局の一局
づつに宛ててポーリング信号を送信し各別にパケット信
号の送信を促すポーリング制御手段とを含み、 前記子局の通信制御手段には、前記空き信号に応答して
送信パケットを送信する手段と、自局に対するポーリン
グ信号に応答して送信パケットを送信する手段とを含
み、 さらに、前記親局の通信制御手段には、前記複数の子局
の通信履歴を記憶する手段と、この記憶する手段に所定
時間にわたりパケット信号の送信が行われなかったこと
が記録された子局については前記ポーリング信号の送信
を除外する手段を含むパケット通信方式において、 前記親局の通信制御手段には、前記除外する手段におい
て除外された子局に対して前記ポーリング信号の送信と
は別の共通ポーリング制御を実行する手段を含むことを
特徴とするパケット通信方式。 - 【請求項2】 請求項1記載のパケット通信方式におい
て、 前記子局の通信制御手段には、前記親局に対して自局宛
てポーリング信号の送信を除外することを要求する信
号、および前記親局に対して自局宛てポーリング信号の
送信を除外することを取消すことを要求する信号を送信
する手段とを含み、 前記親局の通信制御手段には、前記二つの要求する信号
を受信したときに前記通信履歴を記憶する手段の対応す
る子局の情報をそれぞれの要求にしたがって書き換える
手段を含むことを特徴とするパケット通信方式。 - 【請求項3】 前記子局の通信制御手段に、前記除外す
ることを要求する信号および前記取消すことを要求する
信号を自局または自局に接続された装置の電源スイッチ
の開閉に連動して発生させる手段を含む請求項2記載の
パケット通信方式。 - 【請求項4】 前記子局の通信制御手段に、前記共通ポ
ーリング制御の信号を受信したときに所定の確率(1−
p)でパケット送信を禁止する手段を含み、 前記親局の通信制御手段に、前記共通ポーリングを繰り
返し送信する手段を含む請求項1記載のパケット通信方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31235192A JPH06164601A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | パケット通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31235192A JPH06164601A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | パケット通信方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06164601A true JPH06164601A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18028204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31235192A Pending JPH06164601A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | パケット通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06164601A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0818899A1 (en) * | 1996-07-09 | 1998-01-14 | Alcatel Bell N.V. | Log-in method for a telecommunication network, main station and terminal station adapted to perform the method |
JP2011130514A (ja) * | 2011-03-30 | 2011-06-30 | Toshiba Corp | データ伝送システム |
JP2014192789A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 通信装置、通信方法、通信装置用のプログラム、および、通信システム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58213548A (ja) * | 1982-06-05 | 1983-12-12 | Omron Tateisi Electronics Co | ボ−リング伝送方式 |
JPS5945742A (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-14 | Omron Tateisi Electronics Co | ポ−リング伝送方式 |
JPS61150434A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バス・アクセス制御システム |
JPS61158236A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ホ−ムバスシステム |
JPS61253944A (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-11 | Hitachi Ltd | ネツトワ−ク回線制御方法 |
JPH03135243A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-10 | Pfu Ltd | ポーリング制御方式 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP31235192A patent/JPH06164601A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58213548A (ja) * | 1982-06-05 | 1983-12-12 | Omron Tateisi Electronics Co | ボ−リング伝送方式 |
JPS5945742A (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-14 | Omron Tateisi Electronics Co | ポ−リング伝送方式 |
JPS61150434A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バス・アクセス制御システム |
JPS61158236A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ホ−ムバスシステム |
JPS61253944A (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-11 | Hitachi Ltd | ネツトワ−ク回線制御方法 |
JPH03135243A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-10 | Pfu Ltd | ポーリング制御方式 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0818899A1 (en) * | 1996-07-09 | 1998-01-14 | Alcatel Bell N.V. | Log-in method for a telecommunication network, main station and terminal station adapted to perform the method |
JP2011130514A (ja) * | 2011-03-30 | 2011-06-30 | Toshiba Corp | データ伝送システム |
JP2014192789A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 通信装置、通信方法、通信装置用のプログラム、および、通信システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0422914B1 (en) | Station-to-station full duplex communication in a communications network | |
US4536874A (en) | Bandwidth efficient multipoint data communication system | |
EP0186320B1 (en) | Local area communication network | |
US6519229B1 (en) | Transmission path interface apparatus | |
JP2000244527A (ja) | 伝送方法、伝送装置およびlanシステム | |
US10873918B2 (en) | Wireless communication terminal and communication control method for establishing efficient communication, and capable of suppressing a delay in the communication | |
JPH06164601A (ja) | パケット通信方式 | |
JPH1041954A (ja) | データ送受信装置及びそれを用いたデータ通信システム | |
JP4086385B2 (ja) | データ伝送方法およびデータ伝送システム並びに当該システムに用いる装置 | |
US20230403735A1 (en) | Message Transmission Method, Terminal and Storage Medium | |
JP3950081B2 (ja) | 無線中継方法および装置 | |
KR100226781B1 (ko) | 노드(node)인식(recognition)방법 | |
US8693325B2 (en) | Radio communication system, radio communication method, gateway apparatus, and radio station | |
JP3003406B2 (ja) | パケット通信システム | |
JP2705686B2 (ja) | 無線データ通信方式 | |
JPS58215147A (ja) | ロ−カル・ネツトワ−ク通信方式 | |
JP2002300173A5 (ja) | ||
JPH04127738A (ja) | ネットワークシステムと同報通信応答制御方法 | |
JP2590719B2 (ja) | 衛星通信方式 | |
JPH0362328B2 (ja) | ||
JPH0738643B2 (ja) | 蓄積型星状網 | |
CN117041271A (zh) | 数据同步通信方法和系统 | |
JPH0362329B2 (ja) | ||
JP3301395B2 (ja) | 遠隔監視制御通信方法及び通信システム | |
JPH06311165A (ja) | 伝送装置 |