JPH0616436Y2 - 放電灯用ソケツト - Google Patents
放電灯用ソケツトInfo
- Publication number
- JPH0616436Y2 JPH0616436Y2 JP1986047900U JP4790086U JPH0616436Y2 JP H0616436 Y2 JPH0616436 Y2 JP H0616436Y2 JP 1986047900 U JP1986047900 U JP 1986047900U JP 4790086 U JP4790086 U JP 4790086U JP H0616436 Y2 JPH0616436 Y2 JP H0616436Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- base
- discharge lamp
- mouthpiece
- socket body
- Prior art date
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- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、側面に一対の端子を突設した口金を備えた
放電灯に適合するソケットに関する。
放電灯に適合するソケットに関する。
従来の技術 ファクシミリや乾式コピー、OCR(光学文字読取り装
置)などの事務機における原稿照射用光源として用いら
れる直管形放電灯の口金は、軸方向に口金ピンを突出さ
せたものが一般的であるが、このような放電灯は、口金
ピンが両端に突出するために全長が長くなり、これが事
務機の小形化を難しくする一要因になっている。そこ
で、上記用途の放電灯として、最近は例えば第10図及び
第11図(実開昭60-51864号公報参照)に示すように、直
管形バルブ1の両端部に、側面の180°間隔の2箇所に
軸方向に延びる端子2,2を突出させて固定した口金3
を固定して、全長を短くした放電灯4が賞用される傾向
にある。
置)などの事務機における原稿照射用光源として用いら
れる直管形放電灯の口金は、軸方向に口金ピンを突出さ
せたものが一般的であるが、このような放電灯は、口金
ピンが両端に突出するために全長が長くなり、これが事
務機の小形化を難しくする一要因になっている。そこ
で、上記用途の放電灯として、最近は例えば第10図及び
第11図(実開昭60-51864号公報参照)に示すように、直
管形バルブ1の両端部に、側面の180°間隔の2箇所に
軸方向に延びる端子2,2を突出させて固定した口金3
を固定して、全長を短くした放電灯4が賞用される傾向
にある。
このような放電灯は口金に装着されたソケットでもって
支持され、電気的接続されて事務機に取付けられるが、
この種放電灯のソケットとしては、口金3がその軸方向
と直交する方向から挿入される構造のものがあり、その
一例を第12図及び第13図より説明すると、同図におい
て、5は樹脂製ソケット本体、6は樹脂製ソケット背
板、7,7……はソケット本体5の後面にソケット背板
6を固定する複数のネジ又はかしめ用ピンである。
支持され、電気的接続されて事務機に取付けられるが、
この種放電灯のソケットとしては、口金3がその軸方向
と直交する方向から挿入される構造のものがあり、その
一例を第12図及び第13図より説明すると、同図におい
て、5は樹脂製ソケット本体、6は樹脂製ソケット背
板、7,7……はソケット本体5の後面にソケット背板
6を固定する複数のネジ又はかしめ用ピンである。
ソケット本体5は略Y字状のもので、その上部両側部5
a,5aには後面より一対の接触片8,8が挿入されて仮固
定され、ソケット本体5の下部5bには取付穴9が形成さ
れる。ソケット本体5の対向する両側部5a,5a間の開口
部10の幅Wは口金3の直径より若干大きい程度で、この
開口部10の両側に接触片8,8が弾性変形可能に配置さ
れる。接触片8,8をソケット本体5に挿入した後、ソ
ケット本体5の後面にソケット背板6が固定されて、接
触片8,8の抜けが防止される。
a,5aには後面より一対の接触片8,8が挿入されて仮固
定され、ソケット本体5の下部5bには取付穴9が形成さ
れる。ソケット本体5の対向する両側部5a,5a間の開口
部10の幅Wは口金3の直径より若干大きい程度で、この
開口部10の両側に接触片8,8が弾性変形可能に配置さ
れる。接触片8,8をソケット本体5に挿入した後、ソ
ケット本体5の後面にソケット背板6が固定されて、接
触片8,8の抜けが防止される。
上記ソケット11に放電灯4の口金3は次のように挿入さ
れる。ソケット本体5の開口部10に真上から口金3を、
端子2,2を上下に配した状態で挿入してから、第12図
の鎖線円弧矢印に示すように、開口部10内で口金3を90
°回転させ、端子2,2を対応する接触片8,8の略中
央部に押し付ける。これにより、接触片8,8が端子
2,2に弾圧接触して、ソケット11内での口金3の電気
的接続と、機械的支持が行われる。
れる。ソケット本体5の開口部10に真上から口金3を、
端子2,2を上下に配した状態で挿入してから、第12図
の鎖線円弧矢印に示すように、開口部10内で口金3を90
°回転させ、端子2,2を対応する接触片8,8の略中
央部に押し付ける。これにより、接触片8,8が端子
2,2に弾圧接触して、ソケット11内での口金3の電気
的接続と、機械的支持が行われる。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記ソケット11はファクシミリや乾式コピ
ー、OCRなどの事務機の内部に、ソケット本体5の両
側部5a,5aの下方に突出された取付部の取付穴9を利用
して固定されるのであるが、事務機の小形化のために、
事務機外部からソケット11を取付けたり、取外したりし
なければならないことがある。
ー、OCRなどの事務機の内部に、ソケット本体5の両
側部5a,5aの下方に突出された取付部の取付穴9を利用
して固定されるのであるが、事務機の小形化のために、
事務機外部からソケット11を取付けたり、取外したりし
なければならないことがある。
このような場合、上述のソケット11にあってはソケット
本体5の両側部5a,5aから取付部が突設されていること
もあって、上述の要求を満たすための取付構造が極めて
複雑になるという問題がある。
本体5の両側部5a,5aから取付部が突設されていること
もあって、上述の要求を満たすための取付構造が極めて
複雑になるという問題がある。
その上、ファクシミリなどの事務機などにおいては、近
年、小形化が進められており、放電灯の配置スペースも
狭くすることが要請されている。
年、小形化が進められており、放電灯の配置スペースも
狭くすることが要請されている。
にも拘らず、実開昭60-51864号公報及び実開昭60-13466
7号公報に開示された放電灯の機器への組み込みは、ソ
ケットに対し、放電灯の軸方向に対する直角方向から挿
入するように構成されている。
7号公報に開示された放電灯の機器への組み込みは、ソ
ケットに対し、放電灯の軸方向に対する直角方向から挿
入するように構成されている。
このために、ソケット間の外周に少なくとも放電灯1本
分のスペースを必要とし、機器の小型化を阻害するのみ
ならず、放電灯の装着も極めて面倒になるという問題も
ある。
分のスペースを必要とし、機器の小型化を阻害するのみ
ならず、放電灯の装着も極めて面倒になるという問題も
ある。
それ故に、本考案の目的は簡単な構成によって事務機外
部からでも容易に取付け、取外しできる放電灯用ソケッ
トを提供することにある。
部からでも容易に取付け、取外しできる放電灯用ソケッ
トを提供することにある。
問題を解決するための手段 従って、本考案は上述の目的を達成するために、側面に
一対の端子を突設した口金を直管形バルブの端部に固定
した放電灯の前記口金が軸方向より挿入されるソケット
であって、 前面側にのみ開口する有底の略筒形で、その前面開口中
央部に前記口金を放電灯の軸方向のみより受け入れる口
金収納空間、及びこの口金収納空間の両側に配置されて
前記口金の端子と接触する一対の接触片を有するソケッ
ト本体と、 このソケット本体の口金収納空間に対応する部分に開口
部を有してソケット本体の前面側に配置される略リング
状のソケットカバーとを具備し、少なくともソケット本
体にソケット取付用延在部を、口金の口金収納空間への
挿入方向に対してほぼ直角方向に延在されるように一体
的に形成すると共に、延在部に口金の挿入方向と同一方
向に貫通する取付穴を形成したことを特徴とするもので
ある。
一対の端子を突設した口金を直管形バルブの端部に固定
した放電灯の前記口金が軸方向より挿入されるソケット
であって、 前面側にのみ開口する有底の略筒形で、その前面開口中
央部に前記口金を放電灯の軸方向のみより受け入れる口
金収納空間、及びこの口金収納空間の両側に配置されて
前記口金の端子と接触する一対の接触片を有するソケッ
ト本体と、 このソケット本体の口金収納空間に対応する部分に開口
部を有してソケット本体の前面側に配置される略リング
状のソケットカバーとを具備し、少なくともソケット本
体にソケット取付用延在部を、口金の口金収納空間への
挿入方向に対してほぼ直角方向に延在されるように一体
的に形成すると共に、延在部に口金の挿入方向と同一方
向に貫通する取付穴を形成したことを特徴とするもので
ある。
作用 本考案によれば、ソケット取付用延在部の取付穴が放電
灯のソケットへの挿入方向と同方向に形成されているた
めに、事務機外部からの取付けの必要性に充分に対応す
ることができる。その上、放電灯のソケットへの挿入方
向が放電灯の軸方向に合致しているために、事務機の小
形化にも対応できる。
灯のソケットへの挿入方向と同方向に形成されているた
めに、事務機外部からの取付けの必要性に充分に対応す
ることができる。その上、放電灯のソケットへの挿入方
向が放電灯の軸方向に合致しているために、事務機の小
形化にも対応できる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第9図を参照して
説明する。尚、図面は上記放電灯4の口金3に装着され
るソケット12を例示するもので、第1図は口金3が軸方
向から挿入されるソケット前面の正面図である。
説明する。尚、図面は上記放電灯4の口金3に装着され
るソケット12を例示するもので、第1図は口金3が軸方
向から挿入されるソケット前面の正面図である。
第1図乃至第3図において、13は前面側にのみ開口し、
それの中央部に口金3の収納空間mを有する有底略筒形
ソケット本体、14,14はソケット本体13内の口金収納空
間mの両側に配置された一対の対向する接触片、15はソ
ケット本体13の口金収納空間mに対応する部分に開口部
を有してソケット本体の前面側に配置される略リング状
のソケットカバーである。ソケット本体13とソケットカ
バー15は樹脂成形品で、ソケット本体13は熱硬化性樹脂
例えばフェノール樹脂製など、ソケットカバー15は熱可
塑性樹脂、例えば弾性変形し易いポリカーボネイト樹脂
製などである。接触片14,14はリン青銅や黄銅などのバ
ネ性を有する金属板で形成される。16及び17はソケット
本体13とソケットカバー15の上下2箇所に設けた第1の
係合手段及び第2の係合手段で、この両係合手段16,17
でソケット本体13にソケットカバー15は後述するように
ワンタッチ式に固定される。
それの中央部に口金3の収納空間mを有する有底略筒形
ソケット本体、14,14はソケット本体13内の口金収納空
間mの両側に配置された一対の対向する接触片、15はソ
ケット本体13の口金収納空間mに対応する部分に開口部
を有してソケット本体の前面側に配置される略リング状
のソケットカバーである。ソケット本体13とソケットカ
バー15は樹脂成形品で、ソケット本体13は熱硬化性樹脂
例えばフェノール樹脂製など、ソケットカバー15は熱可
塑性樹脂、例えば弾性変形し易いポリカーボネイト樹脂
製などである。接触片14,14はリン青銅や黄銅などのバ
ネ性を有する金属板で形成される。16及び17はソケット
本体13とソケットカバー15の上下2箇所に設けた第1の
係合手段及び第2の係合手段で、この両係合手段16,17
でソケット本体13にソケットカバー15は後述するように
ワンタッチ式に固定される。
ソケット本体13の具体例を第4図及び第5図と第8図に
基づき説明すると、13aは上部が半円形で下部が矩形の
底板部、13bは底板部13aの上辺と両側辺に沿う側板部、
13cは底板部13aの下辺中央部に、口金の収納空間への挿
入方向に対してほぼ直角方向に延在されるように一体的
に形成したソケット取付用延在部、13d及び13eは底板部
13aの内面上部と下部に一体成形された接触片支持部
で、その高さは側板部13bの高さより少し小さくて、接
触片14,14の幅に等しい。側板部13bの円弧状上部に軸方
向に切欠き18が形成され、この切欠き18に露呈する上部
接触片支持部13dの外周面の後端部分にソケットカバー
係合用段部16aが第1の係合手段16の1つとして形成さ
れる。ソケット取付用延在部13cの略中央部にはソケッ
ト取付用の取付穴19が放電灯のソケットへの挿入方向と
貫通して形成される。上部の接触片支持部13dと下部の
接触片13eは口金3の外周に沿う内周面を持ち、この両
者内周面で円形の口金収納空間mが形成される。上部接
触片支持部13dの両端部には一対の接触片14,14の上端部
が嵌挿されるスリット20,20が形成され、下部接触片支
持部13eの両端部には一対の接触片14,14のL字状に折曲
された下端部が嵌挿されるスリット21,21が形成され
る。下部接触片支持部13eの延在部13cと境界を成す下部
中央部に下に突出する突起17aが第2の係合手段17の1
つとして形成され、この突起17aの後方に所定の間隔を
もって延在部13cが在り、突起17aと対向する延在部13c
の上部中央部には金型抜き穴である貫通穴23が形成され
る。
基づき説明すると、13aは上部が半円形で下部が矩形の
底板部、13bは底板部13aの上辺と両側辺に沿う側板部、
13cは底板部13aの下辺中央部に、口金の収納空間への挿
入方向に対してほぼ直角方向に延在されるように一体的
に形成したソケット取付用延在部、13d及び13eは底板部
13aの内面上部と下部に一体成形された接触片支持部
で、その高さは側板部13bの高さより少し小さくて、接
触片14,14の幅に等しい。側板部13bの円弧状上部に軸方
向に切欠き18が形成され、この切欠き18に露呈する上部
接触片支持部13dの外周面の後端部分にソケットカバー
係合用段部16aが第1の係合手段16の1つとして形成さ
れる。ソケット取付用延在部13cの略中央部にはソケッ
ト取付用の取付穴19が放電灯のソケットへの挿入方向と
貫通して形成される。上部の接触片支持部13dと下部の
接触片13eは口金3の外周に沿う内周面を持ち、この両
者内周面で円形の口金収納空間mが形成される。上部接
触片支持部13dの両端部には一対の接触片14,14の上端部
が嵌挿されるスリット20,20が形成され、下部接触片支
持部13eの両端部には一対の接触片14,14のL字状に折曲
された下端部が嵌挿されるスリット21,21が形成され
る。下部接触片支持部13eの延在部13cと境界を成す下部
中央部に下に突出する突起17aが第2の係合手段17の1
つとして形成され、この突起17aの後方に所定の間隔を
もって延在部13cが在り、突起17aと対向する延在部13c
の上部中央部には金型抜き穴である貫通穴23が形成され
る。
一対の接触片14,14は略く字状に折曲されたもので、そ
のく字状の中央部14′,14′は断面円弧状に成形され
る。接触片14,14はソケット本体13の接触片支持部13d,1
3eの上下で対向するスリット20,20、21,21にソケット本
体13の前面側から嵌挿され、この時の接触片14,14の上
端部は上部のスリット20,20の内側壁面に弾圧接触し、
中央部14′,14′は口金収納空間mの両側で対向する。
のく字状の中央部14′,14′は断面円弧状に成形され
る。接触片14,14はソケット本体13の接触片支持部13d,1
3eの上下で対向するスリット20,20、21,21にソケット本
体13の前面側から嵌挿され、この時の接触片14,14の上
端部は上部のスリット20,20の内側壁面に弾圧接触し、
中央部14′,14′は口金収納空間mの両側で対向する。
次にソケットカバー15を第6図乃至第8図に基づき説明
する。ソケットカバー15はソケット本体13の側板部13b
と接触片支持部13d,13eの前面に被嵌されるカバー本体1
5aと、ソケット本体13の延在部13cの前面に嵌着される
カバー延在部15bと、カバー本体15aの外周上部中央部分
から後方に一体に延びて、ソケット本体13の上部外周中
央部の切欠き18に嵌挿される舌片部15cで構成される。
カバー本体15aの中央部にはソケット本体13の口金収納
空間mに合う丸穴24が形成され、この丸穴24の両側には
半円形に切欠いたガイド溝25,25…が形成される。この
ガイド溝25,25は接触片14,14の中央部14′,14′が覗く
大きさである。カバー延在部15bの略中央部には取付穴2
6が放電灯のソケットへの挿入方向と同方向となるよう
に形成される。また、舌片部15cは弾性変形可能な板厚
で、この先端部下面中央に係止爪16bが第1の係合手段1
6の残り1つとして形成される。この係止爪16bは舌片部
15cをソケット本体13の切欠き18に嵌挿した時に、切欠
き18の後方の段部16aに係合する。また、カバー延在部1
5bの上端中央部に第2の係合手段17の残り1つである係
止爪17bが一体に突設され、この係止爪17bはカバー延
在部15bをソケット本体延在部13cに重る時に、突起17a
を乗り超えて突起17aの後端に係合する。尚、カバー本
体15aの上部の27及び下部の28は係止爪16b及び17bの金
型抜き穴及び溝である。
する。ソケットカバー15はソケット本体13の側板部13b
と接触片支持部13d,13eの前面に被嵌されるカバー本体1
5aと、ソケット本体13の延在部13cの前面に嵌着される
カバー延在部15bと、カバー本体15aの外周上部中央部分
から後方に一体に延びて、ソケット本体13の上部外周中
央部の切欠き18に嵌挿される舌片部15cで構成される。
カバー本体15aの中央部にはソケット本体13の口金収納
空間mに合う丸穴24が形成され、この丸穴24の両側には
半円形に切欠いたガイド溝25,25…が形成される。この
ガイド溝25,25は接触片14,14の中央部14′,14′が覗く
大きさである。カバー延在部15bの略中央部には取付穴2
6が放電灯のソケットへの挿入方向と同方向となるよう
に形成される。また、舌片部15cは弾性変形可能な板厚
で、この先端部下面中央に係止爪16bが第1の係合手段1
6の残り1つとして形成される。この係止爪16bは舌片部
15cをソケット本体13の切欠き18に嵌挿した時に、切欠
き18の後方の段部16aに係合する。また、カバー延在部1
5bの上端中央部に第2の係合手段17の残り1つである係
止爪17bが一体に突設され、この係止爪17bはカバー延
在部15bをソケット本体延在部13cに重る時に、突起17a
を乗り超えて突起17aの後端に係合する。尚、カバー本
体15aの上部の27及び下部の28は係止爪16b及び17bの金
型抜き穴及び溝である。
次に上記ソケット12の組立要領を説明する。先ず、ソケ
ット本体13の前面より一対の接触片14,14を嵌挿する。
尚、この接触片14,14の下端部には、第1図に示すよう
に、予め配線コード29,29の先端部が半田30,30で接続固
定され、配線コード29,29はソケット本体13の下部両端
部に設けたコード導出口31,31から外部に導出される。
次に、ソケット本体13の前面にソケットカバー15を対向
させて、舌片部15cを弾性変形させて切欠き18に沿わ
せ、カバー延在部15bをソケット本体延在部13cに向けて
ソケットカバー15をソケット本体13に押し込んでいく。
すると、第1の係合手段16の係止爪16bが段部16aに係合
し、ほぼ同時に第2の係合手段17の係止爪17bが突起17a
に係合して、ソケットカバー15はソケット本体13にワン
タッチ式に嵌着されると共に、ソケット本体延在部13c
とカバー延在部15bとが重合され、かつ取付穴19,26も合
致する。この嵌着で接触片14,14の抜けが防止されて、
ソケット12の組立が完了する。
ット本体13の前面より一対の接触片14,14を嵌挿する。
尚、この接触片14,14の下端部には、第1図に示すよう
に、予め配線コード29,29の先端部が半田30,30で接続固
定され、配線コード29,29はソケット本体13の下部両端
部に設けたコード導出口31,31から外部に導出される。
次に、ソケット本体13の前面にソケットカバー15を対向
させて、舌片部15cを弾性変形させて切欠き18に沿わ
せ、カバー延在部15bをソケット本体延在部13cに向けて
ソケットカバー15をソケット本体13に押し込んでいく。
すると、第1の係合手段16の係止爪16bが段部16aに係合
し、ほぼ同時に第2の係合手段17の係止爪17bが突起17a
に係合して、ソケットカバー15はソケット本体13にワン
タッチ式に嵌着されると共に、ソケット本体延在部13c
とカバー延在部15bとが重合され、かつ取付穴19,26も合
致する。この嵌着で接触片14,14の抜けが防止されて、
ソケット12の組立が完了する。
このようなソケット12の放電灯4の口金3への装着は、
第9図に示すようにソケットカバー15の丸穴24のガイド
溝25,25に口金3の端子2,2を挿通して、丸穴24から
口金収納空間mに口金3を軸方向に押し込むことで行わ
れる。この時の口金3の端子2,2はガイド溝25,25で
ガイドされて挿入されると、接触片14,14の中央部14′,
14′を外に少し押し広げて、接触片14,14で弾圧的に挟
持される。従って、口金端子2,2と接触片14,14の電
気的、機械的接触が安定して得られ、また、口金端子
2,2が接触片14,14の断面円弧状の中央部14′,14′に
嵌合することで、ソケット12に対する口金3の円周方向
の回転が防止される。そして、ソケット12は例えば事務
機外部よりネジを挿入し機器に固定される。
第9図に示すようにソケットカバー15の丸穴24のガイド
溝25,25に口金3の端子2,2を挿通して、丸穴24から
口金収納空間mに口金3を軸方向に押し込むことで行わ
れる。この時の口金3の端子2,2はガイド溝25,25で
ガイドされて挿入されると、接触片14,14の中央部14′,
14′を外に少し押し広げて、接触片14,14で弾圧的に挟
持される。従って、口金端子2,2と接触片14,14の電
気的、機械的接触が安定して得られ、また、口金端子
2,2が接触片14,14の断面円弧状の中央部14′,14′に
嵌合することで、ソケット12に対する口金3の円周方向
の回転が防止される。そして、ソケット12は例えば事務
機外部よりネジを挿入し機器に固定される。
尚、本考案は上記実施例に限らず、例えばソケット取付
用延在部はソケット本体にのみ形成することもできる。
用延在部はソケット本体にのみ形成することもできる。
考案の効果 本考案によれば、ソケット本体の延在部に、放電灯のソ
ケットへの挿入方向と同方向の取付穴が形成されている
ので、事務機などの小形化によって外部から取付操作す
る必要が生じても容易に対応することができる。
ケットへの挿入方向と同方向の取付穴が形成されている
ので、事務機などの小形化によって外部から取付操作す
る必要が生じても容易に対応することができる。
第1図は本考案に係るソケットの一実施例を示す一部省
略部分を含む正面図、第2図及び第3図は第1図のA−
A線及びB−B線に沿う断面図、第4図は第1図のソケ
ットにおけるソケット本体の正面図、第5図は第4図の
C−C線に沿う断面図、第6図は第1図のソケットにお
けるソケットカバーの正面図、第7図は第6図のD−D
線に沿う断面図、第8図は第1図のソケットの分解斜視
図、第9図は第1図のソケットの放電灯への実装時の部
分断面を含む平面図である。第10図及び第11図は放電灯
の平面図及び正面図、第12図及び第13図は第10図の放電
灯用ソケットの従来例を説明するためのもので、第12図
はソケット正面図、第13図は一部断面を含むソケット側
面図である。 1……バルブ、2……端子、3……口金、4……放電
灯、12……ソケット、13……ソケット本体、13c……延
在部、m……口金収納空間、14……接触片、15……ソケ
ットカバー、19……取付穴。
略部分を含む正面図、第2図及び第3図は第1図のA−
A線及びB−B線に沿う断面図、第4図は第1図のソケ
ットにおけるソケット本体の正面図、第5図は第4図の
C−C線に沿う断面図、第6図は第1図のソケットにお
けるソケットカバーの正面図、第7図は第6図のD−D
線に沿う断面図、第8図は第1図のソケットの分解斜視
図、第9図は第1図のソケットの放電灯への実装時の部
分断面を含む平面図である。第10図及び第11図は放電灯
の平面図及び正面図、第12図及び第13図は第10図の放電
灯用ソケットの従来例を説明するためのもので、第12図
はソケット正面図、第13図は一部断面を含むソケット側
面図である。 1……バルブ、2……端子、3……口金、4……放電
灯、12……ソケット、13……ソケット本体、13c……延
在部、m……口金収納空間、14……接触片、15……ソケ
ットカバー、19……取付穴。
Claims (1)
- 【請求項1】側面に一対の端子を突設した口金を直管形
バルブの端部に固定した放電灯の前記口金が軸方向より
挿入されるソケットであって、 前面側にのみ開口する有底の略筒形で、その前面開口中
央部に前記口金を放電灯の軸方向のみより受け入れる口
金収納空間、及びこの口金収納空間の両側に配置されて
前記口金の端子と接触する一対の接触片を有するソケッ
ト本体と、 このソケット本体の口金収納空間に対応する部分に開口
部を有してソケット本体の前面側に配置される略リング
状のソケットカバーとを具備し、少なくともソケット本
体にソケット取付用延在部を、口金の口金収納空間への
挿入方向に対してほぼ直角方向に延在されるように一体
的に形成すると共に、延在部に口金の挿入方向と同一方
向に貫通する取付穴を形成したことを特徴とする放電灯
用ソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986047900U JPH0616436Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 放電灯用ソケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986047900U JPH0616436Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 放電灯用ソケツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62160481U JPS62160481U (ja) | 1987-10-12 |
JPH0616436Y2 true JPH0616436Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=30868930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986047900U Expired - Lifetime JPH0616436Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 放電灯用ソケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616436Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5481684U (ja) * | 1977-11-21 | 1979-06-09 | ||
JPS56134667U (ja) * | 1980-03-13 | 1981-10-13 |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP1986047900U patent/JPH0616436Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62160481U (ja) | 1987-10-12 |
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