JPH0616401A - オゾン発生体の駆動方法 - Google Patents
オゾン発生体の駆動方法Info
- Publication number
- JPH0616401A JPH0616401A JP7933692A JP7933692A JPH0616401A JP H0616401 A JPH0616401 A JP H0616401A JP 7933692 A JP7933692 A JP 7933692A JP 7933692 A JP7933692 A JP 7933692A JP H0616401 A JPH0616401 A JP H0616401A
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- JP
- Japan
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- power
- creeping
- discharge
- discharger
- temperature
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- Pending
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- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】オゾン発生器の放電体寿命を長くする方法を提
供する。 【構成】沿面放電型オゾン発生体の駆動電力レベルを非
連続的とすることより構成される。
供する。 【構成】沿面放電型オゾン発生体の駆動電力レベルを非
連続的とすることより構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、沿面放電体型オゾン発
生体の駆動方法に関するものである。
生体の駆動方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の沿面放電体型オゾン発生体の駆動
方法は、高周波或いは直流などの高圧を駆動電力とし
て、連続的に沿面放電体の電極に印加するのが常であっ
た。
方法は、高周波或いは直流などの高圧を駆動電力とし
て、連続的に沿面放電体の電極に印加するのが常であっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】単位放電面積中でオゾ
ンが形成される場合に於いて、印加された駆動電界で加
速された結果生じる電子衝突解離で発生した酸素原子は
数マイクロセコンドのオーダーの間にその形を変える。
その内のあるものは、Ｏ＋Ｏ2→Ｏ3の過程でオゾンを生
成する。この場合に印加される電力エネルギーの約７０
％は、熱エネルギーとなって放電体の電極等を加熱して
劣化させる原因となる。一方酸素の解離反応定数は、１
０-(8〜10)cm3／Sec.でこの数値から判断が出来るよう
に物理的なる放電電極の大きさ（面積）は、その作成の
行程が簡便であれば小さなサイズのもので充分に化学的
機能として満足される。一方オゾンの発生量は、印加電
圧の立ち上がり時間が短く１０ナノセコンド帯域が１０
０ナノセコンド以上の帯域と比較して５０％以上有効で
あると知られている。これ等の二つの要素を初期条件と
して種々考慮した結果従来の放電体の寿命が極めて短命
である欠陥をその駆動方法により長くする方法として本
発明を提供するに至った。
ンが形成される場合に於いて、印加された駆動電界で加
速された結果生じる電子衝突解離で発生した酸素原子は
数マイクロセコンドのオーダーの間にその形を変える。
その内のあるものは、Ｏ＋Ｏ2→Ｏ3の過程でオゾンを生
成する。この場合に印加される電力エネルギーの約７０
％は、熱エネルギーとなって放電体の電極等を加熱して
劣化させる原因となる。一方酸素の解離反応定数は、１
０-(8〜10)cm3／Sec.でこの数値から判断が出来るよう
に物理的なる放電電極の大きさ（面積）は、その作成の
行程が簡便であれば小さなサイズのもので充分に化学的
機能として満足される。一方オゾンの発生量は、印加電
圧の立ち上がり時間が短く１０ナノセコンド帯域が１０
０ナノセコンド以上の帯域と比較して５０％以上有効で
あると知られている。これ等の二つの要素を初期条件と
して種々考慮した結果従来の放電体の寿命が極めて短命
である欠陥をその駆動方法により長くする方法として本
発明を提供するに至った。
【０００４】
【課題を解決するための手段】沿面放電体型のオゾン発
生器の寿命を著しく縮める最大の原因は前述した如く印
加した電力の約７０％が熱損失として放電体を異常に加
熱する為に、電極に致命的な傷害を与える事である。本
発明では、沿面放電体型のオゾン発生のメカニズムを詳
細に究明し図１にモデル的に示す如く放電体の沿面電極
１１の面に球状の酸素イオンの模型が図の様に点在し矢
印方向に風の流れと共に移動する過程ｔ0の位置に於い
ては酸素イオン（３Ｏ2）であったものが、ｔ1，ｔ2の
時間経過後に酸素の解離後、オゾン（Ｏ3）の生成と言
うモデル的な行程を極めて短時間の内に経過する。この
オゾン発生の行程中、オゾンの発生に必要な時間帯にの
み印加電力を必要なレベル供給し、不要な時間帯には、
不要な電力の供給を抑制する事によって放電体の温度の
上昇を抑制し寿命の延命を図るものである。換言すれ
ば、図２にタイムチャートＲ1で示す様にオゾンの発生
に必要なる時間ｔ2までの間、要求される電力レベルま
での電界が得られる電力を供給し不要なる時間帯ｔn−
ｔ2に於いては、電力を供給しない。
生器の寿命を著しく縮める最大の原因は前述した如く印
加した電力の約７０％が熱損失として放電体を異常に加
熱する為に、電極に致命的な傷害を与える事である。本
発明では、沿面放電体型のオゾン発生のメカニズムを詳
細に究明し図１にモデル的に示す如く放電体の沿面電極
１１の面に球状の酸素イオンの模型が図の様に点在し矢
印方向に風の流れと共に移動する過程ｔ0の位置に於い
ては酸素イオン（３Ｏ2）であったものが、ｔ1，ｔ2の
時間経過後に酸素の解離後、オゾン（Ｏ3）の生成と言
うモデル的な行程を極めて短時間の内に経過する。この
オゾン発生の行程中、オゾンの発生に必要な時間帯にの
み印加電力を必要なレベル供給し、不要な時間帯には、
不要な電力の供給を抑制する事によって放電体の温度の
上昇を抑制し寿命の延命を図るものである。換言すれ
ば、図２にタイムチャートＲ1で示す様にオゾンの発生
に必要なる時間ｔ2までの間、要求される電力レベルま
での電界が得られる電力を供給し不要なる時間帯ｔn−
ｔ2に於いては、電力を供給しない。
【０００５】
【作用】この考え方をオゾンガスの発生量の必要性によ
って複数枚のオゾン発生用放電体Ｒ2，Ｒ3を図の様にそ
れぞれＲ1，Ｒ2，Ｒ3の動作時間帯が重複しない状態に
併合するも本発明に包含される。上述の如く非連続的に
印加電力を制御した場合の放電体の損失熱による温度上
昇は、図３に示される如く、連続的に電力を放電体に温
度飽和に充分なる時間Ｓｔn印加した場合はその到達温
度ＴｓOとなるが本発明の非連続的なる放電体の駆動方
法を採用する事によって、単一サイクルのオゾン発生す
るに必要なる時間ｔ2帯のみに駆動印加電力を供給した
時点での温度Ｔ1は、次の非駆動印加時間ｔn−ｔ2帯に
放熱冷却される。その後この行程を繰り返して飽和時間
が経過した時点では、印加時点での温度Ｔｓ1は若干上
昇するも支障の温度範囲ではなく且、非印加時点の温度
Ｔｓ2は、常温に比較して４０〜５０℃高くまで上昇す
る程度で防湿効果を生じる程度である。
って複数枚のオゾン発生用放電体Ｒ2，Ｒ3を図の様にそ
れぞれＲ1，Ｒ2，Ｒ3の動作時間帯が重複しない状態に
併合するも本発明に包含される。上述の如く非連続的に
印加電力を制御した場合の放電体の損失熱による温度上
昇は、図３に示される如く、連続的に電力を放電体に温
度飽和に充分なる時間Ｓｔn印加した場合はその到達温
度ＴｓOとなるが本発明の非連続的なる放電体の駆動方
法を採用する事によって、単一サイクルのオゾン発生す
るに必要なる時間ｔ2帯のみに駆動印加電力を供給した
時点での温度Ｔ1は、次の非駆動印加時間ｔn−ｔ2帯に
放熱冷却される。その後この行程を繰り返して飽和時間
が経過した時点では、印加時点での温度Ｔｓ1は若干上
昇するも支障の温度範囲ではなく且、非印加時点の温度
Ｔｓ2は、常温に比較して４０〜５０℃高くまで上昇す
る程度で防湿効果を生じる程度である。
【０００６】
【実施例】放電体の基本的な構造は、沿面放電体に良く
利用されている一般的なもので、長さ３７ｍｍ，幅１５
ｍｍ，厚さ０．５ｍｍの焼結アルミナ基板を二枚用意
し、その一枚に誘導電極としてタンク゛ステンの電極膜
を付着させ、他の一枚の基板に放電用の電極を幅１ｍ
ｍ，長さ２０ｍｍ程度のものを装着しそれ等を重ね合わ
せて接合したものである。この放電体に交番電圧の１６
ＫＶを室温が２０℃で無風状態の空間で時間Ｔ秒間印加
した場合の温度変化は次の表の通りであった。 この結果、図３に示すＴｓ0は９６℃でありＴｓ1は持続
温度によってＴｓ2が常温から次第に上昇する為にそれ
に影響されて、若干は上昇するが９０℃を越える事のな
い様に印加時間を２０秒以内位に設定する事によって、
放電体の異常発熱による寿命の短命化を当放電体の構造
の場合には抑制する事が可能である事が判る。即ち、連
続的に繰り返し印加電力が放電体に印加された場合に於
いても図３で示す放熱後の飽和温度Ｔｓ2は約５０℃で
ある為に持続的に印加電力を印加する時間は２０秒以上
になると本形状の放電体に於いては印加時の最高温度が
８０℃を越える事になる。放電体の放熱機構の設計によ
り冷熱効果は各々放電体とその周辺の構成、更には送風
スピードなどによって大幅に印加電力の持続時間ｔ2或
いは非印加時間ｔnなどは変化するが少なくとも間欠的
に印加電力を印加する事によって温度の異常上昇を防止
する事が本発明によって可能となり放電体の寿命の延命
を図る事が出来る。
利用されている一般的なもので、長さ３７ｍｍ，幅１５
ｍｍ，厚さ０．５ｍｍの焼結アルミナ基板を二枚用意
し、その一枚に誘導電極としてタンク゛ステンの電極膜
を付着させ、他の一枚の基板に放電用の電極を幅１ｍ
ｍ，長さ２０ｍｍ程度のものを装着しそれ等を重ね合わ
せて接合したものである。この放電体に交番電圧の１６
ＫＶを室温が２０℃で無風状態の空間で時間Ｔ秒間印加
した場合の温度変化は次の表の通りであった。 この結果、図３に示すＴｓ0は９６℃でありＴｓ1は持続
温度によってＴｓ2が常温から次第に上昇する為にそれ
に影響されて、若干は上昇するが９０℃を越える事のな
い様に印加時間を２０秒以内位に設定する事によって、
放電体の異常発熱による寿命の短命化を当放電体の構造
の場合には抑制する事が可能である事が判る。即ち、連
続的に繰り返し印加電力が放電体に印加された場合に於
いても図３で示す放熱後の飽和温度Ｔｓ2は約５０℃で
ある為に持続的に印加電力を印加する時間は２０秒以上
になると本形状の放電体に於いては印加時の最高温度が
８０℃を越える事になる。放電体の放熱機構の設計によ
り冷熱効果は各々放電体とその周辺の構成、更には送風
スピードなどによって大幅に印加電力の持続時間ｔ2或
いは非印加時間ｔnなどは変化するが少なくとも間欠的
に印加電力を印加する事によって温度の異常上昇を防止
する事が本発明によって可能となり放電体の寿命の延命
を図る事が出来る。
【０００７】
【発明の効果】沿面放電体の温度上昇を間欠的に放電体
の駆動電力を印加する事により抑制し沿面放電体の延命
を図る効果がある。
の駆動電力を印加する事により抑制し沿面放電体の延命
を図る効果がある。
【０００８】
【図１】沿面放電体構造のオゾン発生体のメカニズムを
原理的に示すモデル図面。
原理的に示すモデル図面。
【図２】複数の放電体Ｒ1，Ｒ2，Ｒ3の間欠的なる駆動
電力の印加状態をタイムチャートを用いて示した図。
電力の印加状態をタイムチャートを用いて示した図。
【図３】沿面放電体に非連続（間欠）的なる印加電力を
かけた場合の温度変化の状況を示した図である。 Ｔｓ0は放電体に連続的なる印加電力を温度が飽和する
まで印加した場合の温度を示す。 Ｔｓ1は間欠的に印加した場合の飽和温度を示す。 Ｔｓ2は間欠的に印加されていない放熱時の飽和温度を
示す。 2222222222222 555555555555
かけた場合の温度変化の状況を示した図である。 Ｔｓ0は放電体に連続的なる印加電力を温度が飽和する
まで印加した場合の温度を示す。 Ｔｓ1は間欠的に印加した場合の飽和温度を示す。 Ｔｓ2は間欠的に印加されていない放熱時の飽和温度を
示す。 2222222222222 555555555555
Claims (2)
- 【請求項１】 沿面放電型オゾン発生体の駆動電力のレ
ベルを非連続的とする事を特徴とした駆動方法。 - 【請求項２】 上記請求の範囲に複数の沿面放電体の駆
動タイミングをそれぞれ同時に重複すること避けるべく
組み合わせた事を特徴とするオゾン発生体の駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7933692A JPH0616401A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | オゾン発生体の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7933692A JPH0616401A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | オゾン発生体の駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616401A true JPH0616401A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=13687060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7933692A Pending JPH0616401A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | オゾン発生体の駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616401A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101105863B1 (ko) * | 2004-05-13 | 2012-01-16 | 군제 가부시키가이샤 | 의류 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP7933692A patent/JPH0616401A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101105863B1 (ko) * | 2004-05-13 | 2012-01-16 | 군제 가부시키가이샤 | 의류 |
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