JPH06162376A - 無線式異常監視設備 - Google Patents

無線式異常監視設備

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JPH06162376A
JPH06162376A JP31177192A JP31177192A JPH06162376A JP H06162376 A JPH06162376 A JP H06162376A JP 31177192 A JP31177192 A JP 31177192A JP 31177192 A JP31177192 A JP 31177192A JP H06162376 A JPH06162376 A JP H06162376A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】火災、盗難、ガス漏れ等の異常を監視するスペ
クトラム拡散通信を用いた無線式異常監視装置に関し、
伝送の信頼性および安定性を十分に保証する。 【構成】火災感知器4a〜4nなどの検知装置で異常を
検出した時に、中継器3a〜3dや受信機1等の監視装
置に対し所定の擬似ランダム系列PN0 を送信する。監
視装置は検知装置から送信された擬似ランダム系列PN
0 の受信を検知装置に割当てたと同じ擬似ランダム系列
PN0 を用いて判別して異常検出受信出力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災、盗難、ガス漏れ
等を異常を監視する無線式異常監視設備に関し、特にス
ペクトラム拡散通信を用いた無線式異常監視設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の異常監視設備、例えば火災報知設
備にあっては、火災受信機から警戒区域に引き出された
信号線に火災感知器を接続し、また規模の大きな設備に
あっては、受信機に対し警戒区画ごとに中継器を設け、
中継器から引き出された信号線に火災感知器を接続して
いる。
【0003】このため受信機と火災感知器、また受信機
から中継器を経由して火災感知器との間を信号線で接続
しなければならず、信号線の配線量とコストが設備の大
規模化に伴って増加し、設備作業およびコスト的にも大
きな割合いを占めている。一方、主に増築改築等の工事
現場で仮設的に使用される火災報知設備として無線式の
火災報知設備が実用化されている。この無線式火災報知
設備では、所定の割当周波数を使用し、無線式火災感知
器から火災検出情報を例えばFSK−FM変調方式によ
り送信し、無線式受信機で受信解読して信号線接続した
既設の火災報知設備の火災受信機に火災検出信号を送る
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の無線式火災報知設備は、工事現場に仮設的に
設置して使用されるという特殊なものであり、しかも使
用できる周波数帯域が決められており、この周波数帯域
はトランシーバ等の無線機器でも使用されるために混信
による誤報の問題が常に伴う。
【0005】また従来の有線方式に比べ無線方式で受信
機又は中継器からアドレス情報を順次送って火災感知器
を呼出して監視情報を返送させるポーリング方式を採用
した場合、他の無線機器との混信以外にも、伝播異常や
電力サージノイズなどの種々の伝播妨害を受け易く、従
来の有線式と同等な設備の信頼性と安定性を無線式の異
常監視装置で確保することは困難であった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、スペクトラム拡散通信の技術を利用
して信頼性および安定性が十分に保証できる無線式異常
監視設備を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。無線式異常監視設備にス
ペクトラム拡散通信を利用した場合、装置の構成形態は
次のように分類される。 (1)一方向通信方式 検知装置で異常を検出した時に、中継器や受信機等の監
視装置に対し所定の擬似ランダム系列PN0 を送信する
方式である。
【0008】ここで異常検出信号がオン、オフ信号の場
合、検知装置に異常を検出したときに所定の擬似ランダ
ム系列PN0 を送信する送信部を設け、監視装置には検
知装置から送信された擬似ランダム系列PN0 の受信を
検知装置に割当てたと同じ擬似ランダム系列PN0 を用
いて判別して異常検出受信出力を生ずる受信部を設け
る。
【0009】また異常検出信号がアナログ情報であれ
ば、擬似ランダム系列てアナログ情報を示すデータを変
調して送信する。さらに、検知装置の位置、即ちアドレ
スを知りたい場合には、アドレスを含むフォーマットの
電文を作成し、これを擬似ランダム系列で変調して送信
する。 (2)双方向通信方式 受信機又は中継器等の監視装置で端末側の検知装置を順
次呼出して情報を返送させるポーリング方式であり、監
視装置と検知装置間で無線により双方向伝送を行う。こ
のポーリング方式は次の2つに分けられる。
【0010】PNアドレス方式 複数の検知装置のそれぞれに、アドレスに対応して相異
なる固有の擬似ランダム系列PN1 〜PNn を割り当
て、監視装置は呼出情報を擬似ランダム系列PN 1 〜P
n を切替えながら変調して送信する。端末の検知装置
は、監視装置から送信されたスペクトラム拡散変調され
た信号を、自己に割当てられた擬似ランダム系列PNi
を使用して復調する。
【0011】この場合、送信側で使用した擬似ランダム
系列と受信側で使用する擬似ランダム系列とが一致した
場合にのみ復調出力が得られる。このためアドレス情報
を送ることなく、擬似ランダム系列の割当てのみで検知
装置のアドレスを指定したと同じ呼出しができる。検知
装置からの応答も、割当てた固有の擬似ランダム系列P
Niを使用したスペクトラム拡散変調で送信する。監視
装置は呼出し後の応答期間に呼出に使用した擬似ランダ
ム系列を使用することで応答情報を受信できる。
【0012】通常アドレス方式 端末の検知装置ごとに割当てられたアドレス情報を呼出
用の擬似ランダム系列PN1 で変調して送信し、全ての
検知装置は呼出用の擬似ランダム系列PN1 を使用して
アドレス情報を受信復調する。復調したアドレス情報が
自己の割当アドレスに一致することを判別した検知装置
のみが、自己の異常検出情報を応答用の擬似ランダム系
列PN2 で変調して送信する。監視装置は常時、応答用
の擬似ランダム系列PN2 を使用して受信信号を復調し
ており、呼出し後の応答期間に呼出しを行った検知装置
からの異常検出情報を受信復調する。
【0013】更に双方向伝送方式については、監視装置
から異常を検出した検知装置までの距離を計測すること
ができる。例えば異常検出時に、距離計測用の擬似ラン
ダム系列を監視装置から異常を検出している検知装置に
送り、受信と同時に擬似ランダム系列を返送させる。監
視装置は、計測用の擬似ランダム系列を送信してから受
信するまでの伝播時間に基づいて検知装置までの距離を
計算する。
【0014】
【作用】このような構成を備えた本発明の無線式異常監
視設備によれば、受信機又は中継器などの監視装置と端
末に設置した火災感知器などの検知装置との間の無線伝
送に、送信側で使用した擬似ランダム系列に一致する基
準系列を用いて受信系列との自己相関を計算し、基準系
列に受信系列が一致した時に得られる自己相関ピーク値
を受信情報として復調する。
【0015】このため異常検出情報、呼出アドレス情報
などの無線によりスペクトラム拡散通信することで、他
の無線機器やノイスによる妨害に強く、また他の無線機
器を妨害することなく、信頼性と安定性の高い異常検出
情報の無線伝送を実現できる。また異常を検出した検知
装置までの距離計測ができることで、火災発生時の避難
誘導の判断や、放水装置に対する火災位置までの放水距
離の自動設定などができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を火災報知設備を
例にとって示した実施例構成図である。図1において、
受信機1は建物の管理人室等に設置されており、受信機
1から引き出された信号線2には階別毎に中継器3a,
3b,3c,3dを接続している。中継器3a〜3dが
設置された階別毎の警戒区域には火災感知器4a,4
b,・・・4nが設置される。
【0017】図2は図1の実施例における1つの階に設
置した中継器と火災感知器を取り出してその詳細を示し
た実施例構成図である。図2において、まず火災感知器
4a〜4nには火災感知器4aに代表して示すように、
火災検出部5、CPUを用いた制御部6、SS送信部
(スペクトラム拡散送信部)7、PN系列発生器8、送
信アンテナ9及び電池電源10が設けられる。
【0018】火災検出部5は火災に伴う煙,温度等を検
出する。制御部6は火災検出部5の火災検出出力に基づ
き、火災検出部5からの火災検出信号がオン,オフ信号
であれば火災を示すビットデータを火災検出情報として
出力する。また、火災検出部5からアナログ信号が出力
された場合には、アナログ信号をディジタル情報に変換
して出力する。SS送信部7は制御部6からの送信デー
タをPN系列発生器8より出力される擬似ランダム系列
信号を用いてスペクトラム拡散変調し、送信アンテナ9
より中継器3に向けて送信する。
【0019】一方、中継器3には受信アンテナ11,S
S受信部(スペクトラム拡散受信部)12,PN系列発
生器13、及びCPUを用いた制御部14が設けられ
る。SS受信部12は受信アンテナ11で受信された受
信信号に対しPN系列発生器13で発生した擬似ランダ
ム系列信号を用いて復調動作を行っている。火災感知器
4a〜4nのいずれかよりスペクトラム拡散変調された
火災検出信号を受信すると、受信信号に含まれる擬似ラ
ンダム系列とPN系列発生器13で発生している基準擬
似ランダム系列とが一致したときに自己相関ピーク値と
してデータビットが出力され、制御部14はSS受信部
12から出力されるデータビットに基づいて元の火災検
出情報を復元する。
【0020】即ち、火災感知器がオン,オフ信号を出力
している場合には、SS受信部12より所定のデータビ
ット出力が得られたときに火災検出信号の受信を判別
し、一方、火災感知器側がアナログ信号を出力している
場合には、SS受信部12より所定数のデータビット出
力が得られたときに元のアナログ情報に対応する火災検
出データを復元する。
【0021】制御部14で復元されたオン,オフまたは
アナログの火災検出情報は信号線を介して受信機1に送
られ、火災警報や各種の防災機器の連動制御等を行わせ
ることになる。また、上記の実施例は火災検出部5がオ
ン,オフ信号またはアナログ信号を出力した場合の実施
例を例にとるものであったが、火災感知器4a〜4nの
アドレスを判別したい場合には、火災情報に感知器アド
レスを加えたフォーマット構成の電文を制御部6で作成
し、この電文を示すデータビットをSS送信部7で擬似
ランダム系列を使用してスペクトラム拡散変調すること
で中継器3に送信するようにしてもよい。
【0022】また、図2の実施例にあっては、火災感知
器4a〜4n及び中継器3に設けたPN系列発生器8,
13で発生する擬似ランダム系列は同一としているが、
図1に示すように各階別に中継器3a〜3dを設けてい
る場合には、中継器3a〜3d毎に異なった擬似ランダ
ム系列を割り当てて火災感知器4a〜4nとの間で制御
用の擬似ランダム系列を用いたスペクトラム拡散通信を
行うことが望ましい。
【0023】このように、中継器3a〜3d毎に異なっ
た擬似ランダム系列を割り当てることで、別の階の火災
感知器からの送信信号を誤って受信解読してしまうこと
を防止できる。図3は図2の火災感知器4a〜4nに設
けたSS送信部7の詳細を示した実施例構成図であり、
パルス化拡散変調方式を例にとっている。
【0024】図3において、SS送信器7はミキサ1
5,PN系列発生器8及び平衡変調器17で構成され
る。ミキサ15には火災検出情報である送信データビッ
ト0,1に応じてPSK変調された原信号A(t)が入
力し、この原信号A(t)にPN系列発生器8からの擬
似ランダム系列信号P(t)をキャリアとして乗算する
ことで送信信号S(t)が生成される。ミキサ15から
の送信信号S(t)は平衡変調器17において無線周波
数の搬送信号cos(ωc t)を変調することにより送
信アンテナ9から送信される。
【0025】図4は図2の中継器3に設けたSS受信部
12の詳細を示した実施例構成図である。図4におい
て、SS受信部12はミキサ18,PN系列発生器1
3,平衡変調器19,IFバンドパスフィルタ21及び
PSK復調器22で構成される。このSS受信部12は
図3に示したパルス化拡散変調方式のSS送信部7から
の送信信号を受信復調する。まず、PN系列発生器13
は図3に示した送信側と同じ擬似ランダム系列信号P
(t)を発生し、平衡変調器19において中間周波数成
分IFを有する搬送信号cos(ωc +ωIF)tを擬似
ランダム系列信号P(t)で変調し、図3に示した送信
側の擬似ランダム系列信号P(t)に対し擬似的な逆関
数の信号Q(t)を生成する。
【0026】平衡変調器19から出力された逆関数の信
号Q(t)はミキサ18で受信信号と乗算され、受信信
号の周期と逆関数の信号Q(t)の周期が完全に一致し
たときに自己相関ピーク値に依存した中間周波信号が得
られる。ミキサ18より出力された自己相関ピーク値に
依存した中間周波信号はIFバンドパスフィルタ21で
不要帯域成分が除去され、PSK復調器22で原信号A
(t)を復調し、更にPSK信号からデータビットが最
終的に復元される。
【0027】図5は図2の火災感知器4a〜4nに設け
たSS送信部7の他の実施例を示した実施例構成図であ
り、直接拡散変調方式を例にとっている。図5におい
て、SS送信部7はPN系列発生器8,ミキサ15,位
相変調器23及びキャリア発振器24で構成される。S
S送信部7のミキサ15に対しては火災検出情報を示す
データビット1,0でなる送信データA(t)が与えら
れ、例えば送信データA(t)のデータビットが1のと
きミキサ15はPN系列発生器8からの擬似ランダム系
列P(t)を位相変調器23に出力する。一方、送信デ
ータA(t)のデータビットが0の場合にはミキサ15
は擬似ランダム系列の出力を停止する。
【0028】位相変調器23はミキサ15から出力され
たデータビット1に対応した擬似ランダム系列信号によ
りキャリア発振器24からの搬送周波数のキャリア信号
を位相変調し、送信アンテナ9より送信する。即ち、ミ
キサ15からの擬似ランダム系列は所定要素数、例えば
511要素(511ワード)のデータビット0,1のビ
ット列であり、このビット速度に対しキャリア発振器2
4からのキャリア周波数は十分に高く、且つビット速度
の整数倍の周波数であり、データビットの0から1、ま
たは1から0の変化でキャリア信号の位相を反転する位
相変調を施すことになる。
【0029】図6は図5の直接拡散変調方式に対応し
て、図2の中継器3に設けられたSS受信部12の詳細
を示した実施例構成図である。図6において、SS受信
部12は位相復調器25,キャリア発振器26,A/D
コンバータ27,シフトレジスタ28,相関演算器2
9,PN系列発生器13及びコンパレータ50で構成さ
れる。
【0030】位相復調器25は受信アンテナ11で受信
した受信信号からキャリア発振器26で発生したキャリ
ア信号を用いて元の擬似ランダム系列信号を復調する。
復調された擬似ランダム系列信号はA/Dコンバータ2
7でディジタルデータに変換され、シフトレジスタ28
に順次入力される。シフトレジスタ28は使用している
擬似ランダム系列の要素数(ワード長)に対応した段数
を用いる。
【0031】相関演算器29はシフトレジスタ28に順
次入力する受信系列の各要素とPN系列発生器13より
発生している図5の送信側と同じ擬似ランダム系列信号
の要素毎に積和を計算する自己相関を行っている。相関
演算器29はシフトレジスタ28に入力した受信系列と
PN系列発生器13で発生している擬似ランダム系列と
が一致すると自己相関ピーク値を出力し、コンパレータ
50はこの自己相関ピーク値の出力を判別して送信デー
タA(t)としてデータビット1を出力する。
【0032】勿論、1つのデータビットの復調タイミン
グで相関演算器29より自己相関ピーク値が得られない
場合は、コンパレータ30の出力はデータビット0を出
力することになる。図7は本発明の第2実施例を示した
実施例構成図であり、この実施例にあっては中継器から
火災感知器を順次呼び出して火災検出情報を返送させる
ポーリング方式を採用したことを特徴とし、従って中継
器と火災感知器の間でスペクトラム拡散通信を用いた双
方向通信が行われることになる。
【0033】図7において、火災感知器4a〜4nには
火災感知器4aに代表して示すように、CPUを用いた
制御部30,SS送信部31,PN系列発生器32,送
受信アンテナ33a,SS受信部34及び電池電源10
が設けられる。また、中継器3には送受信アンテナ33
b,SS送信部35,SS受信部36,PN切替発生部
37及び制御部38が設けられる。
【0034】図7の実施例にあっては、火災感知器4a
〜4nに相異なる固有の擬似ランダム系列PN1 ,PN
2 ,・・・PNn を割り当てており、それぞれのPN系
列発生器32は割り当てられた固有の擬似ランダム系列
PN1 〜PNn をそれぞれのSS送信部31及びSS受
信部34に出力する。また、中継器3のPN切替発生部
37は火災感知器4a〜4nに割り当てた擬似ランダム
系列PN1 〜PNn を呼出アドレス情報として使用す
る。このため、PN切替発生部37は制御部38からの
制御による感知器呼出周期毎に、PN切替発生部37よ
りSS送信部35及びSS受信部36に対し感知器側に
割り当てていると同じ擬似ランダム系列PN1 〜PNn
を順次発生し、これを繰り返す。
【0035】中継器3のSS送信部35は火災感知器の
呼出周期毎に制御部38より呼出コマンドを含む電文と
して呼出データを受け、このときPN切替発生部37よ
り出力されている呼出先感知器アドレスに対応した擬似
ランダム系列PNiを用いて送信データをスペクトラム
拡散変調し、送受信アンテナ33bより送信する。例え
ば、SS送信部35は火災感知器4aに割り当てている
擬似ランダム系列PN1 を使用して呼出データを変調
送信する。
【0036】中継器3からの送信信号は火災感知器4a
〜4nの全てで同時に受信されており、それぞれのSS
受信部34で自己に割り当てられている擬似ランダム系
列PN1 〜PNn を使用して自己相関演算により復調出
力を得ている。このとき中継器3では擬似ランダム系列
PN1 を使用して変調送信していることから、擬似ラン
ダム系列PN1 を割り当てた火災感知器4aのSS受信
部34においてのみ自己相関ピーク値に対応したデータ
ビットの復調出力が得られる。
【0037】他の火災感知器4b〜4nにあっては、復
調に使用する擬似ランダム系列がPN2 〜PNn と、送
信に使用した擬似ランダム系列PN1 と異なるため、自
己相関ピーク値は得られない。結果として擬似ランダム
系列PN1 に対応した中継器3と火災感知器4a間のみ
の通信状態を確立できる。SS受信部34で受信復調さ
れた呼出データは制御部30に与えられ、制御部30は
火災検出部5の出力に基づく現時点の検出情報を含むフ
ォーマット構成の応答電文を作成し、SS送信部31に
送信データを出力する。SS送信部31はPN系列発生
器32からの擬似ランダム系列PN1 を使用してスペク
トラム拡散変調し、送受信アンテナ33aより送信す
る。火災感知器4aからの送信信号は中継器3の送受信
アンテナ33bで受信されてSS受信部36に与えられ
る。
【0038】このときPN切替発生部37は火災感知器
4aに割り当てた擬似ランダム系列PN1 の発生状態に
切り替わっているため、SS受信部36は自己相関ピー
ク値に基づくデータビットを受信復調し、制御部38に
受信した火災検出情報を示すデータビット列を出力し、
制御部38で所定フォーマットの火災検出情報を含む電
文が復元される。
【0039】制御部38で復元された火災検出情報を示
すデータは信号線を介して受信機1に送られ、火災判断
が行われ、もし火災と判断すれば火災警報や防災機器の
連動制御が行われることになる。図8は図7の中継器3
における火災感知器の呼出制御を示したフローチャート
である。
【0040】図8において、中継器3の制御部38は、
まずステップS1でPN切替発生部37より発生する擬
似ランダム系列を示す指定カウンタAを初期化してA=
1とする。次にステップS2に進み、カウンタAで指定
されるA番目の擬似ランダム系列の発生に切り替えた状
態でステップS3に進み、火災感知器をポーリングする
ためのコマンドを発行する。
【0041】ステップS3で発行された呼出コマンドは
SS送信部35に与えられ、ステップS2で現在PN切
替発生部37で発生している擬似ランダム系列、例えば
火災感知器3aに対応した擬似ランダム系列PN1 を用
いて、呼出コマンドを示すデータビットをスペクトラム
拡散変調して送信する。同時に、SS受信部36にも同
じ擬似ランダム系列PN1 が設定されており、火災感知
器4aに設けたSS送信部31からの擬似ランダム系列
系列PN1 を使用した応答データの受信可能状態となっ
ている。
【0042】続いてステップS4で火災感知器側からの
応答の有無を判別しており、発生した擬似ランダム系列
PN1 に対応した火災感知器4aからの応答受信ができ
るとステップS5に進み、受信した火災感知器の検出状
態を示すデータに基づく処理を実行する。続いてステッ
プS6でカウンタAが火災感知器4a〜4nの台数nに
達したか否かを判別し、達していなければステップS7
でカウンタAを1つインクリメントした後、ステップS
2に戻り、次の火災感知器4bの擬似ランダム系列PN
2 に切り替えて同様な処理を繰り返す。
【0043】このように、図7の実施例にあっては火災
感知器4a〜4nに固有の擬似ランダム系列PN1 〜P
n を割り当てて中継器3との間でスペクトラム拡散通
信を行うようにしたことで、アドレスを必要とせずに、
直接、コマンド及びデータを送受信することができる。
次に図7に示したポーリング装置の他の実施例として、
アドレスデータを用いてコマンド及びデータの送受信を
行うようにしてもよい。このようにアドレスデータを使
用する場合には、呼出用の擬似ランダム系列PN1 と応
答用の擬似ランダム系列PN2 の2つを使用するだけで
よい。
【0044】即ち、中継器3のSS送信部35及び火災
感知器4a〜4nのSS受信部34は呼出用の擬似ラン
ダム系列PN1 を用いて変調と復調を行い、一方、火災
感知器4a〜4nのSS送信部31と中継器3のSS受
信部36は応答用の擬似ランダム系列系列PN2 を使用
して変調と復調を行うようにすればよい。このように、
呼出用と応答用の2つの擬似ランダム系列PN1 ,PN
2 を用いてアドレス,コマンドまたはデータを送受信す
るようにすれば、中継器毎に2種の擬似ランダム系列を
使用するだけで済み、複数の中継器で使用する擬似ラン
ダム系列を異ならせて混信を防ぐ場合に、使用する擬似
ランダム系列の数を少なくでき、装置構成を簡略化でき
る。
【0045】図9は本発明の無線式異常監視設備におい
て、受信機や中継器等の監視装置から火災感知器等の検
知装置までの距離を計測するための実施例を示した説明
図である。例えば図7のポーリング方式の装置構成を例
にとると、図9に示すように中継器3が擬似ランダム系
列PN1 を使用して火災感知器4aに呼出を行ったと
き、火災感知器4aは擬似ランダム系列PN1 を用いた
変調信号の受信と同時に中継器3に対する返送を行う。
【0046】具体的には、例えば図4に示したSS受信
部12のミキサ18に対する受信入力を、直接、図3に
示すSS送信部7の送信アンテナ9に戻す方向性結合を
行えばよい。このため、図9に示すように、火災感知器
3で受信された擬似ランダム系列PN1 を用いた変調信
号は、受信と同時に再び中継器3に送り返される。中継
器3にあっては、擬似ランダム系列PN1 を用いた送信
終了時刻t1 でタイマを起動し、火災感知器3で受信さ
れて戻されてきた受信信号の復調により自己相関ピーク
値が得られた時刻t2 でタイマを停止し、送信開始から
受信終了までの経過時間Tを計測する。
【0047】この送信から受信までの経過時間Tは、中
継器3から火災感知器3までの伝播時間τと、火災感知
器3から中継器3までの伝播時間τを合わせた時間とな
る。従って、電波の伝播速度cをc=3×108 m/s
ecとすると、中継器3から火災感知器4aまでの距離
Rは R=C×(T/2)=C×τ として算出することができる。
【0048】このような図9に示す距離の計測は、図7
の双方向伝送ができるポーリング方式の構成に限定され
ず、火災感知器から中継器3に送信する1方向伝送につ
いても、火災感知器4a〜4nのSS送信部7にアンテ
ナ9の受信信号を送信部最終段の電力増幅部に方向性結
合する経路を付加することで簡単に実現できる。図10
は本発明の他の実施例を示した実施例構成図であり、こ
の実施例にあっては火災感知器からスペクトラム拡散変
調により送信した信号を受信復調して放水銃等の防災機
器を制御するようにしたことを特徴とする。
【0049】図10において、受信機1から引き出され
た信号線2には階別毎に中継器3a〜3dが設置されて
おり、中継器3a〜3dのそれぞれには、例えば放水銃
40a〜40d及びITVカメラ42a〜42dが信号
線接続されている。図10における1つの実施例として
は、火災感知器4a〜4nからのスペクトラム拡散変調
による送信信号を中継器3a〜3dで受信復調し、受信
データに基づいて放水銃40a〜40d及びITVカメ
ラ42a〜42dを動作するものである。
【0050】また別の実施例としては、放水銃40a〜
40d及びITVカメラ42a〜42dのそれぞれに中
継器3aと同じSS受信部を設け、火災感知器4a〜4
dのいずれかからのスペクトラム拡散変調による送信信
号を直接受信して放水銃40a〜40dの放水制御ある
いはITVカメラ42a〜42dによる火災発生場所の
撮影動作を起動させる。
【0051】特に、放水銃40a〜40dやITVカメ
ラ42a〜42dの制御については、図9に示した火災
を検出した火災感知器等の距離を計測する計測機能をも
たせることで放水銃40a〜40dの放水距離の自動設
定が可能となり、またITVカメラ42a〜42dの撮
影制御にあっては、火災発生場所までの距離を受信機1
側で知ることが可能となる。
【0052】勿論、図10の実施例に用いる装置構成と
しては、図2に示した1方向伝送方式でもよく、また図
7に示したポーリングを予定した双方向伝送方式であっ
てもよい。また、上記の実施例は火災報知設備を例にと
るものであったが、これ以外にガス漏れ監視設備や盗難
監視設備等の適宜の異常監視設備についてそのまま適用
することができる。
【0053】また、火災感知器等の無線式の検知装置は
内蔵した電池電源により動作していることから、電池電
源の消耗状態を1方向伝送方式にあっては定期通報とし
て中継器あるいは受信機側に送り、また双方向伝送を行
うポーリング方式にあっては電池の消耗状態を示す情報
を応答情報のデータに含めて中継器または受信機側に送
り返すようにしてもよい。
【0054】更にまた、上記の実施例は中継器と火災感
知器の間の無線伝送を例にとるものであったが、規模の
小さな設備にあっては受信機と火災感知器の間で直接無
線伝送を行うようになる。
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、受信機や中継器等の監視装置と現場に設置している
火災感知器等の検知装置との間の情報のやり取りをスペ
クトラム拡散通信を用いた無線伝送で行うことから、通
常の無線機器におけるような周波数割当てによる制限を
受けず、他の無線機器に影響を与えず、且つ他の無線機
器からの妨害も受けずに、安定性と信頼性の高い無線に
よる異常監視が実現できる。
【0056】また、スペクトラム拡散通信に使用する擬
似ランダム系列を個別に割り当てることで擬似ランダム
系列自体が各機器のアドレスとしての機能をもち、アド
レスデータを別途送ることなく、検知装置の識別やポー
リングによる呼出しが実現できる。更に、擬似ランダム
系列を用いたスペクトラム拡散変調による送信信号のや
り取りで、送信から受信までの伝播時間に基づいて監視
装置から検知装置までの距離を計測することができ、放
水銃等の防災機器の制御をより適切に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一方向伝送を行う本発明の実施例を示した実施
例構成図
【図2】図1の火災感知器と中継器の詳細を示した実施
例構成図
【図3】図2の一方向伝送を行うSS受信部の実施例構
成図
【図4】図3に対応した図2のSS受信部の実施例構成
【図5】図2のSS受信部の他の実施例構成図
【図6】図5に対応した図2のSS受信部の他の実施例
構成図
【図7】双方向伝送を行う本発明の第2実施例を示した
実施例構成図
【図8】図7の中継器におけるポーリング処理を示した
フローチャート
【図9】本発明の測距機能を示した説明図
【図10】端末機器を制御する本発明の他の実施例を示
した実施例構成図
【符号の説明】 1:受信機 2:信号線 3:中継器 4a〜4n:火災感知器(検知装置) 5:火災検出部 6,14,30,38:制御部 7,31,35:SS送信部 8,13,32:PN系列発生器 9:送信アンテナ 10:電池電源 11:受信アンテナ 12,34,36:SS受信部 15,18:ミキサ 17,19:平衡変調器 21:IFバンドパスフィルタ 22:PSK復調器 23:位相変調器 24,26:キャリア発振器 25:位相復調器 27:A/Dコンバータ 28:シフトレジスタ 29:相関演算器 50:コンパレータ 33a,33b:送受信アンテナ 37:PN切替発生部 40a〜40d:放水銃 42a〜42d:ITVカメラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】警戒区域に複数の検知装置を設置し、該検
    知装置からの送信信号を監視装置で受信して処理する無
    線式異常監視設備に於いて、 前記検知装置に、異常を検出したときに所定の擬似ラン
    ダム系列信号を送信する送信部を設け、前記監視装置に
    前記検知装置から送信された擬似ランダム系列信号の受
    信を前記検知装置に割当てたと同じ擬似ランダム系列を
    用いて判別して異常検出受信出力を生ずる受信部を設け
    たことを特徴とする無線式異常監視設備。
  2. 【請求項2】警戒区域に複数の検知装置を設置し、該検
    知装置からの送信信号を監視装置で受信して処理する無
    線式異常監視設備に於いて、 前記検知装置に、異常を検出したときに該異常検出情報
    を所定の擬似ランダム系列でスペクトラム拡散変調して
    送信する送信部を設け、前記監視装置には前記検知装置
    から送信されたスペクトラム拡散変調信号から前記検知
    装置に割当てたと同じ擬似ランダム系列を用いて異常検
    出情報を復調する受信部を備えた監視装置とを設けたこ
    とを特徴とする無線式異常監視設備。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の無線式異常監視設備
    に於いて、前記複数の検知装置ごとに異なる擬似ランダ
    ム系列を割当て、前記監視装置は複数の検知装置に割当
    てたと同じ複数の擬似ランダム系列を用いた受信復調で
    異常を検出した検知装置を判別する手段を備えたことを
    特徴とする無線式異常監視設備。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3記載の無線式異常監視装置
    に於いて、前記検知装置は定常監視状態で定期通報を行
    い、前記監視装置は前記検知装置からの定期通報に基づ
    いて障害発生を判断することを特徴とする無線式異常監
    視設備。
  5. 【請求項5】1つの監視装置に対応して警戒区域に複数
    の検知装置を設置し、前記監視装置から前記検知装置を
    順次呼出して状態検出情報を返送させる無線式異常監視
    設備に於いて、 前記監視装置に、呼出情報を前記複数の検知装置に割当
    られた相異なる擬似ランダム系列(PN1 〜PNn )で
    順次スペクトラム拡散変調して送信する呼出送信部と、
    該呼出後の応答期間に呼出し時と同じ擬似ランダム系列
    (PNi)を使用して前記検知装置から返送されたスペ
    クトラム拡散変調信号から状態検出情報を復調する呼出
    受信部を設け、 前記複数の検知装置には、前記監視装置から送信され呼
    出用のスペクトラム拡散変調信号から自己に割当てられ
    た固有の擬似ランダム系列(PNi)を使用して呼出情
    報を復調する受信部と、該受信部から復調出力が得られ
    た時に状態検出情報を自己に割当られた前記擬似ランダ
    ム系列(PNi)でスペクトラム拡散変調して送信する
    送信部を設けたことを特徴とする無線式異常監視設備。
  6. 【請求項6】1つの監視装置に対応して警戒区域に複数
    の検知装置を設置し、前記監視装置から前記複数の検知
    装置に少なくとも呼出アドレス情報を順次送信し、前記
    検知装置では、自己のアドレスを受信判別した時に状態
    検出情報を前記監視装置に送信する無線式異常監視設備
    に於いて、 前記監視装置に、前記呼出アドレス情報を呼出用の擬似
    ランダム系列(PN1)でスペクトラム拡散変調して順
    次送信する呼出送信部と、該呼出後の応答期間に応答用
    の擬似ランダム系列(PN2 )を使用して前記検知装置
    から返送されたスペクトラム拡散変調信号から状態検出
    情報を復調する応答受信部を設け、 前記複数の検知装置には、前記監視装置から送信された
    スペクトラム拡散変調信号から前記呼出用の擬似ランダ
    ム系列(PN1 )を使用して呼出アドレス情報を復調す
    る呼出受信部と該受信部で復調された呼出アドレス情報
    が自己の割当アドレスに一致した時に状態検出情報を前
    記応答用の前記擬似ランダム系列(PN 2 )でスペクト
    ラム拡散変調して送信する応答送信部を設けたことを特
    徴とする無線式異常監視設備。
  7. 【請求項7】請求項5又は6記載の無線式異常監視設備
    に於いて、前記監視装置に、更に、異常検出時に計測用
    の擬似ランダム系列を送信して異常を検出している検知
    装置から受信と同時に返送させ、該計測用の擬似ランダ
    ム系列の送信から受信までの伝播時間に基づいて検知装
    置までの距離を計測する測距手段を設けたことを特徴と
    する無線式異常監視設備。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7記載の無線式異常監視設備
    に於いて、前記検知装置は火災報知設備の火災感知器で
    あり、前記監視装置は火災報知設備の中継器または受信
    機であり、前記火災感知器からの火災検出信号を受信し
    た時に、火災警報の出力、防災機器の制御等を行うこと
    を特徴とする無線式異常監視設備。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8記載の無線式異常監視設備
    に於いて、前記検知装置は電池電源を備え、電池電源の
    監視情報を通報することを特徴とする無線式異常監視設
    備。
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