JPH0616228A - 異形フランジ付きワークの姿勢割出装置 - Google Patents

異形フランジ付きワークの姿勢割出装置

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JPH0616228A
JPH0616228A JP17352092A JP17352092A JPH0616228A JP H0616228 A JPH0616228 A JP H0616228A JP 17352092 A JP17352092 A JP 17352092A JP 17352092 A JP17352092 A JP 17352092A JP H0616228 A JPH0616228 A JP H0616228A
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JP
Japan
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flange
work
shaft
shaft portion
posture
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JP17352092A
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Koji Saeki
浩司 佐伯
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Aichi Steel Corp
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Aichi Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】フランジ付きワークWの異形フランジ2の角2
a〜2fの向きを一定にできるフランジ付きワークの姿
勢割出装置を提供する。 【構成】ワークWの軸部1が平行ロッド30、31間に
挿入されると共に、ワークWの異形状のフランジ2は平
行ロッド30、31に載せられる。この状態で、姿勢割
出部4の可動部40が矢印X1方向に移動し、第1当接
部41及び第2当接部42が同方向に移動すると、第2
当接部42の先端部42aがフランジ2の辺20fに当
接し、軸部1の軸芯Pを中心として、フランジ2が矢印
J1方向に回り、第2当接部42の壁面42cが辺20
fと対面する。この結果、フランジ2の辺20f、20
cが平行ロッド30、31とほぼ平行となり、フランジ
2の向きは一定に維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は異形フランジ付きワーク
の姿勢割出装置に関する。この装置は、異形フランジ、
例えば、6角形状のフランジ、疑似6角形状のフラン
ジ、花びら形状のフランジをもつワークの姿勢を一定化
する場合に適用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、鍛造等に用いる異形フランジ
付きワークとして、図10に示す様に、軸部1と軸部1
に遠心方向に延設された6角形状のフランジ2とで構成
されたものが知られている。図10はフランジ2を投影
した平面図である。6角形状のフランジ2は、6つの角
2a〜2fと、6つの辺20a〜20fとをもつ。ここ
で、図10に示す様に、軸部1の軸芯Pから角2aまで
の距離は所定距離L1に規定されており、軸芯Pから辺
20aの中央22までの距離がL1よりも小さな所定距
離L2(L2<L1)に規定されているものである。
【0003】ここで、ワークWを後工程で良好に処理す
るためには、ワークWのフランジ2の角2a〜2f、辺
20a〜20fの向きを一定化することが要請されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワーク
Wの異形状のフランジ2の角2a〜2f、辺20a〜2
0fの姿勢を一定化することは、容易ではない。本発明
は上記した実情に鑑みなされたものであり、その目的
は、フランジ付きワークの異形フランジの向きを一定に
できるフランジ付きワークの姿勢割出装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る異形フラン
ジ付きワークの姿勢割出装置は、軸部と軸部に遠心方向
に延設された異形状のフランジとで構成され、フランジ
を投影する平面図においてフランジ外周縁が、軸部の軸
芯からの距離が所定距離L1に規定された大径縁部と、
該軸芯からの距離がL1よりも小さな所定距離L2に規
定された小径縁部とをもつフランジ付きワークのフラン
ジの姿勢を割り出すものであり、基体と、基体に並設さ
れ、ワークのフランジを載せると共に軸部の外周面に接
近して対面する同一高さの2本の平行ロッドと、平行ロ
ッドに移動可能に配設された可動部と、可動部にワーク
の軸部側に突出して保持され軸部の外周面に当接可能な
第1当接部と、可動部にワークのフランジ側に突出して
保持されフランジの外周面に当接可能な第2当接部とを
もつ姿勢割出部とで構成され、姿勢割出部の第2当接部
のうちフランジに対面する壁面の位置は、平面図におい
て、平行ロッド間の中心線からL3に設定されており、
L3はL2よりも大きくL1よりも小さく設定されてい
る(L2<L3<L1)ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】ワークの異形フランジが平行ロッドに載せられ
るとともに、軸部が平行ロッド間に挿入された状態で、
姿勢割出部の可動部が平行ロッドと平行な方向に移動し
てワークに接近する。すると、第2当接部がワークのフ
ランジの外周面に当接し、フランジが軸部の回りで回
る。これによりワークのフランジの姿勢が一定化され
る。このとき第1当接部がワークの軸部に当接し、ワー
クのフランジの姿勢が安定化する。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図7を参照して説明
する。 (構成)まず、説明の便宜上ワークから説明する。ワー
クWは、図10に示す様に、軸部1と、軸部1の上端部
に遠心方向に延設された異形状としての6角形状のフラ
ンジ2とで構成されており、鋼系である。6角形状のフ
ランジ2は、6つの角2a〜2fと、6つの辺20a〜
20fとをもつ。ここで、図10に示す様に、軸部1の
軸芯Pとフランジ2の角2a(大径縁部)との距離はL
1に規定されており、フランジ2の辺20aの中央22
(小径縁部)と軸芯Pとの距離は、L1よりも小さなL
2に規定されている。
【0008】なお、軸部1の軸芯Pとフランジ2の角2
b〜2f(大径縁部)との距離も同様にL1に規定され
ており、フランジ2の辺20b〜20fの中央22(小
径縁部)と軸芯Pとの距離も、同様にL2に規定されて
いる。この例では、図3に示す様に6枚の花びら状のフ
ランジ2をもつワークWに適用することもできる。この
各花びらはそれぞれ6角形状の角に位置しており、花び
ら状のフランジ2は疑似6角形状であるともいえる。
【0009】次に装置を説明する。即ち、図4におい
て、基体3には、平行ロッド30、31が同一高さで2
本水平方向に並設されている。2本の平行ロッド30、
31間にワークWの軸部1が挿入され、ワークWの軸芯
は位置K1となる。即ち、ワークWのフランジ2が2本
の平行ロッド30、31に載せられ、軸部1の外周面に
2本の平行ロッド30、31が接近して隙間を介して対
面している。なお、ワークWの軸部1の外周面に2本の
平行ロッド30、31が接触していても良い。
【0010】図4において、姿勢割出部4は、平行ロッ
ド30、31に移動可能に配設された可動部40と、可
動部40にワークWの軸部1側に突出して保持された第
1当接部41と、可動部40にワークWのフランジ2側
に突出して保持された第2当接部42とをもつ。図4に
示す様に、可動部40は、基体3に固定された割出し用
のシリンダ装置43の第1シリンダロッド44の先端部
に連結されており、シリンダ装置43が駆動して第1シ
リンダロッド44が前進及び後退すると、可動部40は
平行ロッド30、31に案内されて矢印X1、X2方向
に移動する。これにより第1当接部41及び第2当接部
42が同方向に移動する。そして、第1当接部41が軸
部1を押し出し、第2当接部42がフランジ2を押し出
し、以てワークWの軸芯を位置K2まで移送する。
【0011】ところで、図1(A)に示す様に、姿勢割
出部4の第2当接部42は棒状であり、第2当接部42
のうちフランジ2に対面する壁面42cの位置は、フラ
ンジ2を投影する平面図である図1(A)に示す様に、
平行ロッド30、31間の中心線NからL3離間して設
定されている。ここで、距離L3は、距離L2よりも大
きく、距離L1よりも小さく設定されている。あるい
は、距離L3は距離L2と等しく設定されている。
【0012】更に、図4に示す様に基体3には移送装置
5が装備されている。この移送装置5について説明す
る。即ち、基体3の盤部35、36間には4本の案内ロ
ッド50〜53がナット35aにより平行ロッド30、
31と平行に架設されている。基体3の一方の盤部35
に縦送り用シリンダ装置55が固定されており、この縦
送り用シリンダ装置55の第2シリンダロッド56の先
端部にナット57で縦送り用の第1フレーム58が連結
されている。ここで、縦送り用のシリンダ装置55が駆
動して第2シリンダロッド56が矢印X1、X2方向に
移動すると、第1フレーム58は案内ロッド50〜53
に案内されて同方向に移動する。
【0013】更に、図5に示す様に第1フレーム58
に、可動ロッド60が矢印Y1、Y2方向に移動可能に
架設されており、可動ロッド60の先端部に横送り用の
第2フレーム62がナット63で連結されている。更
に、第1フレーム58に横送り用のシリンダ装置65が
保持されており、各横送り用のシリンダ装置65の第3
シリンダロッド67の先端部にナット68により第2フ
レーム62が連結されている。各第2フレーム62に
は、先端にV溝73をもつ第1保持爪74が取付けられ
ており、第2フレーム62の上端部にはボルト70によ
り第2保持爪71が取付けられている。
【0014】ここで、横送り用のシリンダ装置65が駆
動して第3シリンダロッド67が矢印Y1方向に移動す
ると、第1保持爪74及び第2保持爪71は矢印Y1方
向に移動し、その結果、2個の第1保持爪74は、図6
の仮想線に示す様にワークWの軸部1の外周面に接近
し、軸部1の揺れを防止する。また、2個の第2保持爪
71はワークWのフランジ2の外周面に当接してフラン
ジ2を挟持する。
【0015】この様に第1保持爪74でワークWの軸部
1の揺れを防止すると共にフランジ2を第2保持爪71
で挟持した状態で、前記した縦送り用のシリンダ装置5
5が駆動する。よって、第1フレーム58が矢印X1方
向に移送されると、ワークWは同方向に移送され、ワー
クWは図4の位置K3に至る。図7に示す様に、案内ロ
ッド50〜53の先端側にはハンドリング装置8及びば
り抜き装置9が装備されている。ハンドリング装置8
は、矢印E1、E2方向に開閉可能な一対の係止爪80
と、係止爪80を開閉させる開閉シリンダ装置と、係止
爪80を昇降(図5の紙面垂直方向における移動)させ
る昇降シリンダ装置とをもつ。ここで、案内ロッド50
〜53で案内されて位置K6に至ったワークWのフラン
ジ2は、ハンドリング装置8の係止爪80に載せられ、
更に、係止爪80の昇降によりワークWはばり抜き装置
9のばり抜き型にセットされる。この状態で、ばり抜き
装置9が駆動すると、ワークWのフランジ2の余分なば
りがトリミングされる。
【0016】ところで、本実施例では、図5に示す様に
第1保持爪74でワークWの軸部1の揺れを防止すると
共にフランジ2を第2保持爪71で挟持し、その状態
で、ワークWを平行ロッド30、31にそって移送する
ものである。このとき図5に示す様に平行ロッド30、
31の横断面形状は円形状のため、ワークWのフランジ
2は平行ロッド30、31に点接触し、あるいは、点接
触に近い状態で、平行ロッド30、31にそって移送さ
れる。従って、熱をもつ(例えば400〜700°C程
度)のワークWからの平行ロッド30、31への伝熱
を、極力軽減できる。そのため、平行ロッド30、31
の熱損傷防止に有利である。しかも、平行ロッド30、
31へのワークWの伝熱を防止できることから、ワーク
Wの温度を維持したまま、ワークWをばり抜き装置9に
移送でき、従って、ばり抜き装置9のプレス力を過剰に
大きくせずとも、ばり抜きできる効果も期待できる。
【0017】(作用、効果)熱間鍛造されたワークWは
トランスファーで操作され、ワークWの軸部1が平行ロ
ッド30、31間に挿入されると共に、ワークWのフラ
ンジ2は平行ロッド30、31に載せられ。この状態で
は図1(A)に示す様にフランジ2の角2a〜2fの向
きが一定とならず、ばらつき易い。この点本実施例で
は、ワークWの軸部1が平行ロッド30、31間に挿入
された後において、姿勢割出部4の可動部40が矢印X
1方向に移動し、第1当接部41及び第2当接部42が
同方向に移動すると、図1(A)に示す様に第2当接部
42の先端部42aがフランジ2の辺20fに当接す
る。これによりワークWの軸部1の軸芯Pを中心とし
て、フランジ2が矢印J1方向に回り、図1(B)に示
す様に第2当接部42の壁面42cが辺20fと対面す
る様になる。なお、軸部1の回りを確実にすべく、軸部
1の矢印X1方向へのずれを防止するストッパ部と、ス
トッパ部を駆動するシリンダを設けることもできる。
【0018】軸部1の回りの結果、図1(B)に示す様
に、フランジ2の辺20f、20cが平行ロッド30、
31とほぼ平行となり、フランジ2の向きは一定に維持
される。即ち、フランジ2の姿勢は仮決めされる。この
とき、図2に示す様に第1当接部41もワークWの軸部
1の外周面に当接するので、ワークWの偏り、起き上が
り等の現象は、軽減または回避される。
【0019】その後、図1(C)に示す様に移送装置5
の2個の第2保持爪71が矢印Y1方向に移動し、ワー
クWのフランジ2の外周面としての辺20f、20cに
当接して挟持する。これにより、ワークWのフランジ2
の向きは確実となり、辺20f、20cは平行ロッド3
0、31と確実に平行となる。即ち、フランジ2の姿勢
は本決めされる。
【0020】この様にフランジ2の姿勢を本決めしたま
まの状態で、移送装置5が平行ロッド30、31にそっ
て矢印X1方向に移動する。その後、図1(D)に示す
様にハンドリング装置8の一対の係止爪80が矢印E1
方向に移動して互いに接近し、これにより係止爪80に
フランジ2が載せられる。そして、この状態で、ハンド
リング装置8が駆動し、ワークWがばり抜き装置9に移
し変えられる。
【0021】(他の例)図8(A)(B)は他の例に係
るワークWのフランジ2付近を投影した平面図である。
この例に係るフランジ2の平面は4角形状である。この
場合においても、ワークWは、軸部1、軸部1の上端部
に遠心方向に延設された異形状のフランジ2とで構成さ
れている。図8(A)に示す様に、4角形状のフランジ
2は、4つの角2a〜2dと4つの辺20a〜20dと
をもつ。ここで、軸部1の軸芯Pとフランジ2の角2a
〜2d(大径縁部)との距離は、L1に規定されてお
り、フランジ2の辺20a〜20dの中央22(小径縁
部)と軸芯Pとの距離は、L1よりも小さなL2に規定
されている。
【0022】この例においても、第2当接部42の壁面
42cの位置は、フランジ2を投影する図8(A)に示
す様に、平行ロッド30、31間の中心線NからL3離
間して設定されている。距離L3は、距離L2よりも大
きく、かつ距離L1よりも小さく設定されている。この
例においても、ワークWはトランスファーに操作され、
ワークWの軸部1が平行ロッド30、31間に挿入され
ると共に、ワークWのフランジ2は平行ロッド30、3
1に載せられる。この状態では図8(A)に示す様にフ
ランジ2の角2a〜2dの向きが一定とならず、ばらつ
き易い。そこで前述同様に、姿勢割出部4の可動部40
が矢印X1方向に移動し、第1当接部41及び第2当接
部42が同方向に移動すると、図8(A)に示す様に第
2当接部42の先端部42aがフランジ2の辺20dに
当接する。これによりワークWの軸部1の軸芯Pを中心
として、フランジ2が矢印J1方向に回り、図8(B)
に示す様に第2当接部42の壁面42cが辺20dと対
面する様になる。この結果、フランジ2の辺20d、2
0bが平行ロッド30、31とほぼ平行となり、フラン
ジ2の角2a〜2dの向きは一定に維持される。
【0023】図9(A)〜(C)は他の例に係るワーク
Wのフランジ2付近を投影した平面図である。この例に
係るフランジ2の平面は5角形状である。図9(C)に
示す様に、5角形状のフランジ2は、5つの角2a〜2
eと4つの辺20a〜20eとをもつ。ここで、軸部1
の軸芯Pとフランジ2の角2a〜2e(大径縁部)との
距離はL1に規定されており、フランジ2の辺20a〜
20eの中央22(小径縁部)と軸芯Pとの距離は、L
1よりも小さなL2に規定されている。
【0024】この例においても、姿勢割出部4の第2当
接部42は棒状であり、第2当接部42の壁面42cの
位置は、平行ロッド30、31間の中心線NからL3離
間して設定されている。距離L3は、距離L2よりも大
きく、距離L1よりも小さく設定されている。この例に
おいても、ワークWはトランスファーに操作され、ワー
クWの軸部1が平行ロッド30、31間に挿入されると
共に、ワークWのフランジ2は平行ロッド30、31に
載せられる。
【0025】この状態では図9(A)に示す様にフラン
ジ2の角2a〜2eの向きが一定とならず、ばらつき易
い。そこで、姿勢割出部4の可動部40が矢印X1方向
に移動し、第1当接部41及び第2当接部42が同方向
に移動すると、図9(A)に示す様に第2当接部42の
先端部42aがフランジ2の辺20eに当接する。これ
によりワークWの軸部1の軸芯Pを中心として、フラン
ジ2が矢印J1方向に回り、図9(B)に示す様に第2
当接部42の壁面42cが辺20eと対面する様にな
る。この結果、フランジ2の辺20eが平行ロッド3
0、31とほぼ平行となり、フランジ2の角2a〜2e
の向きは一定に維持される。
【0026】その後、図9(C)に示す様に移送装置5
のV溝79aをもつ第2保持爪79と第2保持爪71と
が矢印Y1方向に移動し、ワークWのフランジ2を挟持
する。これにより、ワークWのフランジ2の向きは確実
となり、フランジ2の姿勢は本決めされる。なお、移送
装置5の第1保持爪74はワークWの軸部1の外周面に
接触しても、隙間を介して対面しても良いものである。
【0027】
【発明の効果】本発明にかかる装置によれば、平行ロッ
ドに載せられたフランジの向きが一定とならず、ばらつ
いた場合であっても、姿勢割出部の可動部が移動する
と、第2当接部の先端部がフランジの辺に当接し、ワー
クの軸部の軸芯を中心としてフランジが回り、フランジ
の向きは一定に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(D)は実施例に係る作用状態を示す
要部の平面図である。
【図2】図1(A)の側面図である。
【図3】花びら状のフランジの平面図である。
【図4】装置の側面図である。
【図5】図4のT−T線にそう矢視図である。
【図6】第1保持爪及び第2保持爪の平面図である。
【図7】移送装置及びばり抜き装置の付近を示す平面図
である。
【図8】(A)(B)は他の実施例に係る作用状態を示
す要部の平面図である。
【図9】(A)〜(C)は他の実施例に係る作用状態を
示す要部の平面図である。
【図10】6角形状のフランジをもつワークの平面図で
ある。
【符号の説明】
図中、Wはワーク、1は軸部、2はフランジ、2a〜2
fは角(大径縁部)、20a〜20fは辺、22は中央
(小径縁部)、3は基体、30、31は平行ロッド、4
は姿勢割出部、40は可動部、41は第1当接部、42
は第2当接部、42cは壁面、5は移送装置を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸部と軸部に遠心方向に延設された異形状
    のフランジとで構成され、フランジを投影する平面図に
    おいてフランジ外周縁が、軸部の軸芯からの距離が所定
    距離L1に規定された大径縁部と、該軸芯からの距離が
    L1よりも小さな所定距離L2に規定された小径縁部と
    をもつフランジ付きワークのフランジの姿勢を割り出す
    ものであり、 基体と、 該基体に並設され、ワークのフランジを載せると共に軸
    部の外周面に接近して対面する同一高さの2本の平行ロ
    ッドと、 該平行ロッドに移動可能に配設された可動部と、該可動
    部にワークの軸部側に突出して保持され軸部の外周面に
    当接可能な第1当接部と、該可動部にワークのフランジ
    側に突出して保持されフランジの外周面に当接可能な第
    2当接部とをもつ姿勢割出部とで構成され、 該姿勢割出部の該第2当接部のうちフランジに対面する
    壁面の位置は、平面図において、該平行ロッド間の中心
    線からL2に設定されており、L3はL2よりも大きく
    L1よりも小さく設定されている(L2<L3<L1)
    ことを特徴とする異形フランジ付きワークの姿勢割出装
    置。
JP17352092A 1992-06-30 1992-06-30 異形フランジ付きワークの姿勢割出装置 Pending JPH0616228A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107030971A (zh) * 2015-08-06 2017-08-11 苏州星诺奇传动科技有限公司 注塑齿轮自动埋入装置及方法

Cited By (2)

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