JPH0616226Y2 - Lpガス充填装置 - Google Patents

Lpガス充填装置

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JPH0616226Y2
JPH0616226Y2 JP37892U JP37892U JPH0616226Y2 JP H0616226 Y2 JPH0616226 Y2 JP H0616226Y2 JP 37892 U JP37892 U JP 37892U JP 37892 U JP37892 U JP 37892U JP H0616226 Y2 JPH0616226 Y2 JP H0616226Y2
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filling
container
conveyor
electronic scale
gas
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JP37892U
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JPH056297U (ja
Inventor
治郎 小坂
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明光産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はLPガス充填装置、詳し
くは使用後に運び込まれたガス容器に、ガス残量を計量
した上で所定量のLPガスを充填させる装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来の充填装置を示すと図7の如くであ
り、容器の移送路に電子秤(20)を定置して充填域と
し、その近傍に充填弁22を有する供給管路21に接続し、
先端に充填器24を有する充填ホース23を備えた構成とし
て次の各手段によりガス充填を行なう。
【0003】電子秤20の載台20’上へ容器10を載せる
搬入手段である(図7)。容器10内にはガス残量W1
が残った状態である。 電子秤20により容器の重量Wn を計量する第1計量手
段である(図7)。本手段においては、CPUを内蔵
せる入力操作部25によって容器の風袋重量wを入力し、
容器10内のガス残量W1 を算出する(W1 =Wn −
w)。 充填ホース23の充填器24を容器10に取付け、入力操作
部25により容器の種別を入力してガス充填する、充填手
段である(図7)。本手段においては、容器の種別に
よってガス規定重量Wo が入力され、この重量データ及
び前記風袋重量データによって容器の総重量Wが算出さ
れ設定される(W=W0 +w)とともに充填重量W2
算出される(W2 =Wo −W1 )。又、容器の総重量W
に充填ホース23などの初期荷重Wi を加えた重量が秤量
データ(Wd =W+Wi )として設定され、この秤量デ
ータWd を電子秤20が検出するまで充填器24より容器10
内にLPガスが充填される。電子秤20が秤量データWd
を検出したときに充填手段が終了する。 容器から充填器24を外し、再び電子秤20により計量す
る第2計量手段である(図7)。本手段においては、
容器の総重量を計量して前記総重量Wの設定値に対し許
容範囲内にあるか否かをチェック,換言すれば充填重量
2 の過不足をチェックする。又、本手段において前述
した各重量データ(Wo ,w,W1 ,W2 など)等必要
データが記録される。 電子秤20の載台20’上から充填済の容器を移動させ
る、搬出手段である(図7)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来充填装置によ
れば、電子秤が定置方式であるため、長期使用の容器が
その底縁の損傷などにより搬入,搬出時に載台上で転倒
事故を起した際に電子秤を破損し、あるいは機能を低下
させたり、充填時の振動で秤機能を低下させる不具合が
ある。又、充填手段において、ガス充填量は電子秤の重
量測定によって計量し、しかも電子秤の初期荷重に影響
がある充填ホースを容器につけたまま計量するため、初
期荷重の変動による影響が大きく充填精度に劣り、第2
計量手段において過不足チェックされる頻度が多く、作
業性が低い不具合がある。
【0005】本考案は斯る従来事情に鑑みてなされたも
ので、電子秤の保護、且つ充填時の計量を改良して、充
填精度を高めると共に充填作業の短縮化を可能ならしめ
たLPガス充填装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯る本考案のLPガス充
填装置は、直線的に設置されるコンベアの側辺に、該コ
ンベアに沿って往復動かつ起伏動自在な2本を組とする
4本のプッシャからなる搬送機構を配設して前記コンベ
ア上の複数の容器を前記プッシャにより一定の間隔をお
き保持しながら押し移動させるとともに、上記コンベア
の充填域下に電子秤を昇降動自在に設けて該秤の載アー
ムをコンベア上へ出没自在に設置するとともに充填域近
傍に流量計に連結せる充填ホースを備え、電子秤を下降
位置において容器を搬送機構のプッシャにより充填域へ
移動させる搬入手段と、電子秤の上昇による第1回の計
量動作によってガス充填量を検出する第1計量手段と、
電子秤を下降させ充填ホースを容器に接続して前記充填
量のLPガスを流量計により計量しながら充填する充填
手段と、容器から充填ホースを離脱させ電子秤を再び上
昇させて第2回の計量動作により充填量の過不足をチェ
ックする第2計量手段と、電子秤を下降させ容器を前記
プッシャにより充填域から移動させる搬出手段とからな
り、上記第1回及び第2回の電子秤の上昇時に搬送機構
のプッシャにより容器を保持することを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案によれば、搬送機構はプッシャをコンベ
ア上へ水平状に突出した状態で往動して容器の搬入,搬
出動作をするとともに、プッシャを起立した状態で復動
し、その搬入,搬出及び充填手段においては、電子秤を
下降位置におき容器の搬入,搬出動作及びガス充填動作
を搬送機構のプッシャにて保持した状態で行ない、第1
及び第2計量手段において容器を搬送機構のプッシャに
て保持した状態で電子秤を上昇させ、その後にプッシャ
を起立した状態で計量動作が行なわせる。又、充填手段
においては、算出されたガス充填量を流量計による計量
により充填ホースを通し容器内へガス充填する。
【0008】
【実施例】図1は本考案の装置を示し、1はローラコン
ベア、2は搬送機構、3は電子秤、4は充填ホース、5
はコンソール部である。ローラコンベア1は略中央に充
填域aを設け、その搬送方向の前後に搬入域b,搬出域
cを区画して、運び込まれた容器10を正立状にして搬入
域bへ載せコンベア1上を充填域a,搬出域cへ順次に
移動させ得るようにする。充填域aのローラコンベア1
は、搬送方向へ延びる数本の溝孔6,6,6が形成され
るように小片のローラ群1a…を数条配列して構成し、こ
の充填域a下に電子秤3を設置する。
【0009】搬送機構2はローラコンベア1の一側辺に
ガイド部材7を設け、該部材に設置せるチェンコンベア
などの駆動部材(図示せず)に2本を組とする4本のプ
ッシャ8,8,8’,8’を起伏動自在に取付け、それ
らプッシャ8,8,8’,8’がガイド部材7に沿って
前後往復動するようにする。プッシャ8,8,8’,
8’は往動時にコンベア1上へ水平状に突出した状態に
し、そのプッシャ8,8によって充填域a上の充填済容
器10を搬出域cへ、プッシャ8’,8’によって搬入域
b上に正立させた充填前の容器10を充填域aへ夫々押し
移送せしめる(図2,図3)。
【0010】又、プッシャ8,8,8’,8’は復動時
にガイド部材7上に起立した状態にし、充填域a上の容
器10及び新たに搬入域bへ載せた容器10の存在に支障が
ないようにして復動する(図4)。電子秤3は充填域a
下に配置し、エアシリンダ等の駆動源(図示せず)によ
り昇降動自在にし、それにより秤の載アーム3’,
3’,3’を前記溝孔6,6,6を通してコンベア1上
へ出没自在とし、載アーム3’,3’,3’がコンベア
1上へ突出した状態で電子秤3が計量動作をするように
する(図5)。充填ホース4はLPガスタンク(図示せ
ず)に通じる供給管路11に接続されており、該管路には
流量計12及び充填弁13を備えており、ホース4の先端に
は容器10に自動又は手動により着脱する充填器14を備え
る(図1,図6)。
【0011】コンソール部5はCPUを内蔵するととも
に入力操作部5aを有し、この入力操作部5aにより容器の
風袋,種別(容器毎のガス規定重量が定まる)などのデ
ータを入力し得るようにする。上記コンソール部5は電
子秤3,充填弁13に電気的に接続してデータ交信,演算
処理及び制御動作を行なう。
【0012】而して、充填域aにおけるガス充填装置の
動作を図6によって説明する。 搬入動作(図6) 電子秤3を下降位置においた状態で充填前の容器10が充
填域aへ搬入される。この搬入動作はコンベヤ1上へ水
平状に突出した搬送機構2のプッシャ8’,8’によっ
て容器10が保持された状態での押し移動で行なわれる
(図2,3)。 第1計量動作(図6) 容器10をプッシャ8,8によって保持しながら電子秤3
が上昇し、その載アーム3’,3’,3’がコンベア1
上へ突出して容器10をコンベア1から離間させ、その状
態で電子秤3により容器の重量Wn を計量する第1回の
計量動作が行なわれる。この第1回の計量動作時におい
て電子秤3が上昇する時には容器10は搬送機構2のプッ
シャ8,8により保持されており、その後プッシャ8,
8が起立の状態に戻されたところで容器10の重量Wn を
計量する(図5の実線の状態から二点鎖線の状態)。本
手段において入力操作部5aにより容器の風袋重量wを入
力し、ガス残量W1を算出する(W1 =Wn −w)。
又、入力操作部5aにより容器の種別を入力し、これによ
って当該容器のガス規定重量Wo が入力され、この重量
Wo と前記ガス残量W1 とに基いてガス充填重量W2
算出される(W2 =Wo −W1 )。さらに規定重量Wo
が充填された場合の容器の総重量Wも算出される(W=
Wo +w)。上記ガス充填重量W2 に基いて流量換算式
によりガス充填量Qを算出する。尚、Q=(W2 /r)
×K(但し、rは比重、Kは温度補正回路により入力さ
れる温度係数)である。 充填動作(図6) 充填ホース4の充填器14を容器に取付け、電子秤3を下
降させて容器10をコンベア1上へ載置させた状態で、充
填弁13を開き、充填器14よりLPガスの充填を開始す
る。流量計12が充填量Qを計量するまでガス充填が続
き、充填量Qに達したときに充填弁13を閉じて充填動作
を終了する。 第2計量動作(図6) 容器10から充填器14を外ずし、容器10をプッシャ8,8
にて保持したままで再び電子秤3を上昇させて容器の総
重量を計量し、充填重量W2 の過不足をチェックする第
2回の計量動作が行なわれる。この第2回の計量動作時
においても上述した第1回の計量動作時と同様に、電子
秤3が上昇する時には容器10は搬送機構2のプッシャ
8,8により保持されており、その後プッシャ8,8が
起立の状態に戻されたところで容器10の総重量を計量す
る(図5の実線の状態から二点鎖線の状態)。又、本手
段において、入力データや算出されたデータ(W1 ,W
2 ,Qなど)、その他必要データがコンソール部5に記
録され、必要に応じ印字される。 搬出動作(図6) 再び電子秤3が下降し、その後に搬送機構2によって容
器10が充填域aから搬出域c上へ移送される。
【0013】
【効果】直線的に設置されているコンベヤ上を移動する
容器は該コンベヤ上に水平に突出した状態で往動する搬
送機能のプッシャによって保持されたままコンベヤの充
填域へ移動搬入されることから、容器は充填域上の定位
置に正確に搬入されて第1,第2両計量手段による計量
が行なわれる。しかも、充填域において第1,第2両計
量手段の電子秤が上昇する間、容器は搬送機能のプッシ
ャによって保持されたままの安定した状態であるから、
計量する際の容器のふらつきや振動を抑制せしめて計量
することができる。即ち、容器がふらついている間は計
量に入れないが、搬送機能のプッシャによって容器のふ
らつきや振動を抑制せしめて充填域へ搬入された容器の
ガス充填量の検出する第1回の計量と充填後の充填量の
過不足をチェックする第2回の計量とを即座に行なうこ
とができる。従って、本考案のLPガス充填装置によれ
ば、計量精度に影響を及ぼす要素がなくなり、充填精度
を高精度に維持することができ、しかも計量時間の短縮
化、ひいては充填作業の短縮化が図られると共に、電子
秤の保護機能を更に向上させる効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の斜視図
【図2】搬送機構の作動を示す平面図
【図3】図2に続く搬送機構の作動を示す平面図
【図4】図3に続く搬送機構の作動を示す平面図
【図5】コンベアの断面側面図
【図6】本考案装置の動作説明図
【図7】従来装置の動作説明図
【符号の説明】
1……ローラコンベア 2……搬送機構 3……電子秤 4……充填ホース a……充填域 10……容器 12……流量計 13……充填弁 14……充填器O>

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線的に設置されるコンベアの側辺に、該
    コンベアに沿って往復動かつ起伏動自在な2本を組とす
    る4本のプッシャからなる搬送機構を配設して前記コン
    ベア上の複数の容器を前記プッシャにより一定の間隔を
    おき保持しながら押し移動させるとともに、上記コンベ
    アの充填域下に電子秤を昇降動自在に設けて該秤の載ア
    ームをコンベア上へ出没自在に設置するとともに充填域
    近傍に流量計に連結せる充填ホースを備え、電子秤を下
    降位置において容器を搬送機構のプッシャにより充填域
    へ移動させる搬入手段と、電子秤の上昇による第1回の
    計量動作によってガス充填量を検出する第1計量手段
    と、電子秤を下降させ充填ホースを容器に接続して前記
    充填量のLPガスを流量計により計量しながら充填する
    充填手段と、容器から充填ホースを離脱させ電子秤を再
    び上昇させて第2回の計量動作により充填量の過不足を
    チェックする第2計量手段と、電子秤を下降させ容器を
    前記プッシャにより充填域から移動させる搬出手段とか
    らなり、上記第1及び第2計量手段における電子秤の上
    昇時に搬送機構のプッシャにより容器を保持することを
    特徴とするるLPガス充填装置。
JP37892U 1992-01-09 1992-01-09 Lpガス充填装置 Expired - Lifetime JPH0616226Y2 (ja)

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JPH056297U JPH056297U (ja) 1993-01-29
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