JP2003302280A - 金属インゴットの自動看量装置 - Google Patents

金属インゴットの自動看量装置

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JP2003302280A
JP2003302280A JP2002104780A JP2002104780A JP2003302280A JP 2003302280 A JP2003302280 A JP 2003302280A JP 2002104780 A JP2002104780 A JP 2002104780A JP 2002104780 A JP2002104780 A JP 2002104780A JP 2003302280 A JP2003302280 A JP 2003302280A
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Hitoshi Nakamura
仁 仲村
Koichi Ito
弘一 伊藤
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属インゴットを自動的に搬送し、この搬送
過程で金属インゴットの重量を精度良く看量できる金属
インゴットの自動看量装置を提供する。 【解決手段】 金属インゴットの自動看量装置1を、金
属インゴット7に対するる看量装置2、搬入手段3、ハ
ンドリング装置5により構成し、上記の看量装置2を、
金属インゴット7を計量する看量器本体6と、金属イン
ゴット7の重量を看量器本体6に作用させる載せ台8
と、金属インゴット7を受け取って受け取り時の衝撃を
吸収しながら上記載せ台8に載せるクッション用昇降台
9と、金属インゴット7の重心を看量器本体6の中心に
位置決めしながら載せ台8に案内するテーパー面8a、
8bと、上部に開放可能な蓋10を有し看量器本体6お
よびクッション用昇降台9を収納する看量器ボックス1
1とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属インゴットの
搬送過程でその重量を自動的に看量する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属インゴットの看量は、金属イ
ンゴットを看量器の前段に備えられたコンベア上に人手
により積載し、一旦、ローラコンベア上にストックした
後、金属インゴットを看量器入口のローラコンベアまで
作業者により押し込んで位置決めしてから、金属インゴ
ットを引寄せ装置によりローラ付きの看量器上に自動で
移載して看量し、看量後、金属インゴットを引寄せ装置
により看量器上から排出していた。そして、排出後、金
属インゴットは、ローラコンベアから排出用コンベア上
に人手により搬送れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、看量す
る金属インゴットが比重の大きい銀30kgのインゴッ
トの場合、重量・形状の点から、金属インゴットを看量
装置へ搬送する作業は、作業者にとって体力的な負担の
大きな重労働であった。また、自動引寄せ装置で金属イ
ンゴットを看量器へ移載する際に、金属インゴットが慣
性により移動してしまい、金属インゴットを看量器上の
中心位置に安定して載せることが難しく、精度の良い看
量を行うことが困難であった。また、金属インゴットを
看量器に移載する際に生じる衝撃によって、看量器に歪
みが生じ、看量器の故障を招くおそれもあった。
【0004】したがって、本発明の目的は、金属インゴ
ットを看量器に位置決め状態で自動的に供給し、看量器
により看量した後に、看量器上から金属インゴットを自
動的に排出でき、かつ、精度良く金属インゴットの重量
を看量できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的のもとに、本発
明は、金属インゴットを搬入する搬入手段と、金属イン
ゴットの重量を看量する看量装置と、金属インゴットを
搬入手段から看量装置へ搬送し、看量装置での看量終了
後に金属インゴットを看量装置から搬送するハンドリン
グ装置とを有する金属インゴットの自動看量装置におい
て、上記の看量装置を、金属インゴットを計量する看量
器本体と、金属インゴットの重量を看量器本体に作用さ
せる載せ台と、看量器本体を跨ぐように設置され上記ハ
ンドリング装置から金属インゴットを受け取って受け取
り時の衝撃を吸収しながら上記載せ台に載せるクッショ
ン用昇降台と、金属インゴットの重心を看量器本体の中
心に位置決めしながら載せ台に案内するテーパー面と、
上部に開放可能な蓋を有し看量器本体およびクッション
用昇降台を収納する看量器ボックスとから構成し、上記
搬入手段の入り口および出口側に金属インゴットの位置
決め可能なテーパー面を有するリフター台およびそのリ
フターを設置し、また上記ハンドリング装置のハンド部
を対向する複数の爪で構成し、複数の爪の内側を金属イ
ンゴットの位置決め可能なテーパー面としたことを特徴
とする(請求項1)。
【0006】また、本発明は、上記金属インゴットの自
動看量装置において、金属インゴットを排出する排出手
段を設け、この排出手段に金属インゴットの位置決め可
能なテーパー面を有するリフター台およびそのリフター
を設置したことを特徴とする(請求項2)。上記排出手
段のリフターは、回転式のものとして構成される(請求
項3)。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の金属インゴット
の自動看量装置1の全体的な側面図を示している。金属
インゴットの自動看量装置1は、金属インゴット7の重
量を看量する看量装置2、金属インゴット7を看量装置
2の近くまで搬入する搬入手段3、金属インゴット7を
看量装置2から排出しながら搬送する排出手段4、金属
インゴット7を搬入手段3から看量装置2へ搬送し、看
量終了後に金属インゴット7を看量装置2から排出手段
4へ搬送するハンドリング装置5などを有している。
【0008】看量装置2は、重量計測用の看量器本体6
と、この看量器本体6の上に設けられ金属インゴット7
を短辺方向および長辺方向に位置決め可能な載せ台8
と、看量器本体6を跨ぐように設置され、看量位置でハ
ンドリング装置5から金属インゴット7を受け取り、金
属インゴット7の衝撃を吸収しながらを受け止めるクッ
ション用昇降台9と、看量器本体6およびクッション用
昇降台9を収納し上部に例えばスライド形式の自動開放
可能な蓋10を有する看量器ボックス11とから構成さ
れている。
【0009】看量器本体6には、同じ金属インゴット7
を複数回看量し、複数の看量値をを比較することによ
り、金属インゴット7の重量の良否を判断する演算器2
6が接続されている。なお、看量器ボックス11に隣接
して、分銅ボックス13が設置されている。分銅ボック
ス13は、基準分銅12を収容しており、看量器本体6
に対して看量精度の確認を行うときに用いられる。
【0010】また、搬入手段3は、例えばチエンまたは
ベルト式のコンベア14で構成されており、コンベア1
4の入り口側および出口側に金属インゴット7の位置決
め可能なリフター台15を有するリフター16がコンベ
ア14 の隙間から昇降可能な状態で設置されている。
【0011】一方、排出手段4は、例えばチエンまたは
ベルト式のコンベア17で構成されており、コンベア1
7の入り口側には、金属インゴット7の位置決め可能な
リフター台18を有するリフター19がコンベア17の
隙間から昇降可能な状態で設置されている。なお、ここ
でのリフター19は、回転式であり、リフター台18
は、垂直軸を中心として図示しない駆動手段により回転
可能である。
【0012】また、ハンドリング装置5は、ハンド部2
0とフレーム21とから構成されており、ハンド部20
は、運動機構22を介して上下運動および水平移動自在
で、必要に応じ垂直軸回りに方向転換可能な状態でフレ
ーム21に設置されている。また、ハンド部20は、例
えば4つの爪25を有した対向するハンド23とアクチ
ュエータ24とから構成されており、ハンド23は、そ
れぞれアクチュエータ24に取付けられ、アクチュエー
タ24の往復運動によって開閉運動を行う。なお、ハン
ド23の一対の爪25の内側は、金属インゴット7の位
置決めを可能とするために、向き合うテーパー面25a
を有している。
【0013】図2は、載せ台8に設けられている位置決
め用のテーパー面8a、8bなどの形状を示している。
対向する4つのテーパー面8aは、金属インゴット7の
下面の長辺に対応しており、また、対向する2つのテー
パー面8bは、金属インゴット7の下面の短辺に対応し
ている。載せ台8は、テーパー面8a、8bの最下点の
平坦な部分で、金属インゴット7の荷重を支え、この荷
重を重量として看量器本体6の看量機構に作用させる。
【0014】テーパー面8a、8bの斜度は、一方のテ
ーパー面8a、8bに、金属インゴット7の底面の一辺
が乗ったとき、金属インゴット7がその自重によって一
方のテーパー面8a、8b上を滑り落ちるような角度に
定められる。そして、対向するテーパー面8a、8bの
最下点間の距離つまり平坦な部分の長さは、金属インゴ
ット7の底面の短辺長さおよび長辺長さに一致してい
る。これらの対向する位置決め用のテーパー面8a、8
bの存在により、金属インゴット7を載せ台8に積載す
るだけで、金属インゴット7は、自動的に位置決めさ
れ、その重量は、看量器本体6の看量機構の中心にに垂
直荷重として作用し、偏心荷重とならない。なお、この
例で、向き合う4つのテーパー面8aは、クッション用
昇降台9の上下動を許容するため、独立している。
【0015】図3は、リフター台15およびリフター台
18に設けられている位置決め用のテーパー面15a、
18aの形状を同時に示している。対向する位置決め用
のテーパー面15a、18aの斜度は、一方のテーパー
面15a、18aに、金属インゴット7の下面の一辺が
乗ったとき、金属インゴット7の自重によって金属イン
ゴット7が一方のテーパー面15a、18a上を滑り落
ちるような角度に定められる。そして、対向するテーパ
ー面15a、18aの最下点間の距離つまり平坦な部分
の長さは、金属インゴット7の底面の短辺長さに一致し
ている。
【0016】これらの対向する位置決め用のテーパー面
15a、18aの存在により、金属インゴット7がリフ
ター台15やリフター台18に乗る過程で、金属インゴ
ット7は、搬送方向(金属インゴット7の底面の短辺の
方向)で自動的に位置決めされる。なお、搬送方向に対
して直交する方向(金属インゴット7の底面の長辺の方
向)の位置決めは、金属インゴット7をリフター台15
に載置する搬入の初期の段階で行われ、その後の搬送過
程でその方向に殆どずれないため、通常、必要とされな
い。
【0017】しかし、前記のように、看量過程では、金
属インゴット7の重心が看量器本体6の看量機構の中心
に垂直荷重として作用させるために、テーパー面8a、
8bにより、金属インゴット7の短辺および長辺のいず
れの方向にも位置決めが行われる。
【0018】次に、本発明の金属インゴットの自動看量
装置1の動作について説明する。看量対象の例えば銀の
金属インゴット7は、手動のハンドリフターなどによ
り、搬入手段3の入り口に設けられたリフター16のリ
フター台15上に1個づつ搬送方向に対して直交する方
向に位置決め状態として積載される。このとき、金属イ
ンゴット7の向きは、コンベア14の搬送方向に対し長
辺を直交させる方向とされている。
【0019】ここで、入り口側のリフター台15は、金
属インゴット7の位置決めのためにテーパー面15aを
有しているため、金属インゴット7をリフター台15上
に積載した時点で、金属インゴット7は、テーパー面1
5aの作用により搬送方向に位置決めされる。入り口側
のリフター16は、リフター台15上に金属インゴット
7を積載した状態で下降し、金属インゴット7をリフタ
ー台15上からコンベア14上へ移載する。コンベア1
4は、金属インゴット7を定ピッチだけ搬送した後に停
止し、空になった入り口側のリフター16は、上昇して
次の金属インゴット7を受け入れる体制となる。
【0020】コンベア14によって、金属インゴット7
は、定ピッチで間欠搬送され、コンベア14の出口に設
けられたリフター16の上方に到着する。金属インゴッ
ト7が出口側のリフター16の上方に到着すると、出口
側のリフター16は、上昇して、コンベア14から出口
側のリフター台15の上へ金属インゴット7を移載す
る。ここで出口側のリフター台15は、テーパー面15
aの作用により金属インゴット7の位置決めを行う。金
属インゴット7をリフター台15上へ移載した後に、出
口側のリフター16は、さらに上昇し、ハンドリング装
置5への受け渡し位置まで上昇して停止する。
【0021】図4は、ハンドリング装置5のハンド部2
0の動作を示している。コンベア14の出口側で、リフ
ター台15の直上に待機していたハンド部20は、ハン
ド23を開いた状態で、受け渡し位置まで下降する。爪
25が金属インゴット7の下面より下方に位置したと
き、ハンド部20は、下降を停止し、アクチュエータ2
4の往復運動によって、ハンド23を閉じる。これによ
り、爪25は金属インゴット7の直下に移動する。ハン
ド23が完全に閉じた後、ハンド部20は、上昇を開始
し、リフター台15上から、爪25上に金属インゴット
7を移載する。この受け渡し動作のために、リフター台
15は、爪25の進入を許容するために、スリットを形
成している。
【0022】このとき、爪25の内側は、金属インゴッ
ト7の位置決め可能なようにテーパー面25aを形成し
ているため、金属インゴット7をリフター台15から爪
25上に移載した時点で、ハンドリング装置5に対する
金属インゴット7の位置決めがなされる。金属インゴッ
ト7を載せたハンド部20は、水平移動を行う高さまで
上昇した後、看量装置2の上まで水平移動する。
【0023】看量装置2の上まで水平移動したハンド部
20は、看量器ボックス11の直上で停止した後、垂直
軸周りに90°回転することにより、ハンド部20の水
平移動方向に対し金属インゴット7の長辺を直交させ
る。一方、看量器本体6は、蓋10を閉じた状態で0点
チェックを行い、正常であれば蓋10を開放する。蓋1
0が開放された後、ハンド部20は看量器本体6の方向
に低速で下降する。
【0024】図5は、看量器本体6とクッション用昇降
台9の動作を示している。ハンド部20の下降動作によ
り、爪25がクッション用昇降台9より下方に位置した
時点で、ハンド部20は、下降を停止し、爪25を開放
することにより金属インゴット7をクッション用昇降台
9に載置する。ここで、クッション用昇降台9は、2本
のバーにより金属インゴット7を受取り、空気式ダンパ
ーの作用により受取り時の衝撃を吸収しながらゆっくり
と下降する。
【0025】クッション用昇降台9の下降の途中で、金
属インゴット7は、クッション用昇降台9の2本のバー
よりも相対的に高くなる載せ台8に乗り移る。ここで載
せ台8は、そのテーパー面8a、8bの位置決め作用に
より、金属インゴット7の重心を看量器本体6の看量機
構の中心と一致させ、看量の精度を高める。載せ台8に
金属インゴット7が積載されると、看量器本体6は、金
属インゴット7の看量を開始する。看量器本体6の計測
が安定し、看量値がある値に定まったら、看量器本体6
は、その看量値を演算器26に送信する。
【0026】看量終了後、ハンドリング装置5により、
金属インゴット7を看量器ボックス11から一旦取り出
し、看量器ボックス11の蓋10を閉鎖したうえで、看
量器本体6の0点チェックを行い、0点チェック終了
後、再度同様にして金属インゴット7の看量を行う。演
算器26は、2回の看量で得られた看量値の平均値と目
標重量値とを比較し、看量値の平均値が目標重量値に対
し許容誤差範囲内にあれば、ハンドリング装置5により
看量器ボックス11から金属インゴット7を取り出す。
一方、看量値の平均値が目標重量値に対し許容誤差範囲
内にないとき、演算器26は、警報を出力し、金属イン
ゴットの自動看量装置1を停止する。
【0027】看量値が許容誤差範囲内にあった金属イン
ゴット7、すなわち良品の金属インゴット7は、ハンド
リング装置5により、看量器ボックス11から取り出さ
れた後、排出手段4のリフター19上まで搬送され、そ
のリフター台18の上に置かれ、テーパー面18aの位
置決め作用により、位置決めされる。なお、リフター1
9のリフター台18は、垂直軸を中心としてとして回転
可能であるから、必要に応じてコンベア17に対する金
属インゴット7の向きを変えることができる。リフター
19のリフター台18が下降することによって、リフタ
ー台18上にあった金属インゴット7は、リフター台1
8から排出側のコンベア17上に移載される。コンベア
17は、金属インゴット7の積載後、それを排出位置ま
で送り出す。このようにして、コンベア17上に看量の
終了した良品の金属インゴット7がストックされてい
く。ストックされた金属インゴット7は、人手によるハ
ンドリフターなどにより置場まで運搬される。
【0028】なお、位置決め用のテーパー面8a、8b
のすべて、またはテーパー面8a、8bのうち何れか一
方のみを載せ台8でなく、クッション用昇降台9に設け
ることもできる。テーパー面8a、8bの一方が載せ台
8に設けられ、他方がクッション用昇降台9に設けられ
ると、金属インゴット7は、まずクッション用昇降台9
に載置されたときに、ある方向に位置決めされ、その
後、クッション用昇降台9から載せ台8に移載されたと
きに、ある方向と交差する方向に段階的に位置決めされ
ることになる。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、金属インゴ
ットの自動看量装置を、金属インゴットを搬入する搬入
手段と、金属インゴットの重量を看量する看量装置と、
金属インゴットを搬入手段から看量装置へ搬送し、看量
終了後に金属インゴットを看量装置から搬送するハンド
リング装置とにより構成したから、金属インゴットを自
動的に看量装置に供給し、看量装置によって看量した
後、看量装置上から搬送でき、従来の人手による看量作
業と比較して、作業者の手作業が削減され、省力化を図
ることができる。また、重量物の運搬が無くなったこと
により、作業環境の改善を図ることができる。
【0030】具体的には、金属インゴットの看量に要す
る時間を従来の約2/3に短縮できたことに加え、従
来、1個づつ手作業で金属インゴットをセットするため
に作業者が看量装置に付いている必要があったが、本発
明の金属インゴットの自動看量装置によれば、10個ま
で自動的に看量するので、人の介在が少なくなり、省力
化も実現できた。
【0031】また、看量装置の看量器本体の載せ台およ
びクッション用昇降台の形状を、看量器本体のセンター
に位置決め可能なテーパー状としたので、金属インゴッ
トを看量器の中心位置に確実に配置でき、かつ、クッシ
ョン用昇降台により看量器に衝撃を与えることなく、金
属インゴットを積載できるので、看量の精度をあげるこ
とができる。
【0032】さらに、ハンドリング装置のハンド部、搬
入手段に設置されたリフターのリフター台の形状を、位
置決め可能なテーパー状としたため、看量装置に対し、
安定した金属インゴットの自動供給・排出が可能であ
る。
【0033】本発明の請求項2によれば、請求項1の効
果に加え、看量終了後に、看量装置上から金属インゴッ
トを自動的に排出でき、排出過程でも作業者の手作業が
削減され、省力化や作業環境の改善を図ることができ
る。
【0034】また、本発明の請求項3によれば、排出手
段に設置されるリフターを、垂直軸を中心としてとして
回転可能としたから、必要に応じて金属インゴットの向
きを変えて、金属インゴットを排出することが可能とあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属インゴットの自動看量装置1の側
面図である。
【図2】本発明の金属インゴットの自動看量装置1での
載せ台8およびクッション用昇降台9の平面図および2
つの側面図である。
【図3】本発明の金属インゴットの自動看量装置1での
リフター9のリフター台15およびリフター19のリフ
ター台18の側面図である。
【図4】本発明の金属インゴットの自動看量装置1での
ハンドリング装置5のハンド部20の動作の説明図であ
る。
【図5】本発明の金属インゴットの自動看量装置1での
看量器本体6の載せ台8およびクッション用昇降台9の
動作の説明図である。
【符号の説明】
1 金属インゴットの自動看量装置 2 看量装置 3 搬入手段 4 排出手段 5 ハンドリング装置 6 看量器本体 7 金属インゴット 8 載せ台 8a、8b テーパ面 9 クッション用昇降台 10 蓋 11 看量器ボックス 12 基準分銅 13 ボックス 14 コンベア 15 リフター台 15a テーパ面 16 リフター 17 コンベア 18 リフター台 18a テーパ面 19 リフター 20 ハンド部 21 フレーム 22 運動機構 23 ハンド 24 アクチュエータ 25 爪 25a テーパ面 26 演算器
フロントページの続き Fターム(参考) 3F072 AA25 AA28 GE03 JA06 JA09 KA01 KB06 KB10 KB11 KB15 KD01 KD22 KD27 KE04 KE06 3F081 AA08 AA10 BC01 BC07 BD15 BE04 BE08 BF15 CA05 CC01 CC20 CE02 CE10 DA07 DB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属インゴットを搬入する搬入手段と、
    金属インゴットの重量を看量する看量装置と、金属イン
    ゴットを搬入手段から看量装置へ搬送し、看量装置での
    看量終了後に金属インゴットを看量装置から搬送するハ
    ンドリング装置とを有する金属インゴットの自動看量装
    置において、 上記の看量装置を、金属インゴットを計量する看量器本
    体と、金属インゴットの重量を看量器本体に作用させる
    載せ台と、上記ハンドリング装置から金属インゴットを
    受け取って受け取り時の衝撃を吸収しながら上記載せ台
    に載せるクッション用昇降台と、金属インゴットの重心
    を看量器本体の中心に位置決めしながら上記載せ台に案
    内するテーパー面と、上部に開放可能な蓋を有し看量器
    本体およびクッション用昇降台を収納する看量器ボック
    スとから構成し、 上記搬入手段の入り口および出口側に金属インゴットの
    位置決め可能なテーパー面を有するリフター台およびそ
    のリフターを設置し、 また上記ハンドリング装置のハンド部を対向する複数の
    爪で構成し、複数の爪の内側を金属インゴットの位置決
    め可能なテーパー面としたことを特徴とする金属インゴ
    ットの自動看量装置。
  2. 【請求項2】 金属インゴットを搬入する搬入手段と、
    金属インゴットの重量を看量する看量装置と、金属イン
    ゴットを排出する排出手段と、金属インゴットを搬入手
    段から看量装置へ搬送し、看量装置での看量終了後に金
    属インゴットを看量装置から排出手段へ搬送するハンド
    リング装置とを有する金属インゴットの自動看量装置に
    おいて、 上記の看量装置を、金属インゴットを計量する看量器本
    体と、金属インゴットの重量を看量器本体に作用させる
    載せ台と、上記ハンドリング装置から金属インゴットを
    受け取って受け取り時の衝撃を吸収しながら上記載せ台
    に載せるクッション用昇降台と、金属インゴットの重心
    を看量器本体の中心に位置決めしながら上記載せ台に案
    内するテーパー面と、上部に開放可能な蓋を有し看量器
    本体およびクッション用昇降台を収納する看量器ボック
    スとから構成し、 上記搬入手段の入り口および出口側に金属インゴットの
    位置決め可能なテーパー面を有するリフター台およびそ
    のリフターを設置し、 また上記排出手段に金属インゴットの位置決め可能なテ
    ーパー面を有するリフター台およびそのリフターを設置
    し、 さらに上記ハンドリング装置のハンド部を対向する複数
    の爪で構成し、複数の爪の内側を金属インゴットの位置
    決め可能なテーパー面としたことを特徴とする金属イン
    ゴットの自動看量装置。
  3. 【請求項3】 上記排出手段のリフター台を回転式のも
    のとして構成したことを特徴とする請求項2記載の金属
    インゴットの自動看量装置。
JP2002104780A 2002-04-08 2002-04-08 金属インゴットの自動看量装置 Pending JP2003302280A (ja)

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