JPH06161847A - ファイルマネージャ - Google Patents

ファイルマネージャ

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JPH06161847A
JPH06161847A JP4308695A JP30869592A JPH06161847A JP H06161847 A JPH06161847 A JP H06161847A JP 4308695 A JP4308695 A JP 4308695A JP 30869592 A JP30869592 A JP 30869592A JP H06161847 A JPH06161847 A JP H06161847A
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JP
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data
file
buffer
magneto
transfer
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Pending
Application number
JP4308695A
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English (en)
Inventor
Masuyoshi Yanaida
益義 谷内田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在の光磁気ディスクドライブを用いてIS
&Cのシステムを構築した場合に、光ヘッドの移動を極
力抑え、高速化を図る。 【構成】 ファイルマネージャ2は内部に複数のMOD
ドライブ5とのデータ転送に用いるバッファ3を有す
る。それぞれのバッファ3は転送するデータの種別にし
たがって割り当てられる。ボリウム管理情報、ゾーンテ
ーブル、セクタテーブル、インデックステーブル、ファ
イル内のデータ、ヘッダデータのそれぞれのデータに対
して別々のバッファを割り当てる、あるいは各ドライブ
ユニットに別々のバッファを割り当てる。これにより、
光磁気ディスクのアクセスを減らし、ヘッドの移動を最
小限に抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ファイルマネージャに関し、よ
り詳細には、IS&Cフォーマットを光磁気ディスクに
実現するソフトウェアに関する。例えば、IS&Cフォ
ーマットを採用したデータ記録用の光磁気ディスクドラ
イブを用いるすべての分野に応用できるものである。
【0002】
【従来技術】従来の光磁気ディスク(MOD)ドライブ
は、読み出し命令を受けたセクタに続く連続セクタが、
次にアクセスする可能性が高いデータとして先読みする
ことで高速化を図ることが広く行なわれている。また、
IS&Cのディスクフォーマット規格はIS&C規格書
(1991年12月 財団法人医療情報システム開発セ
ンター発行)で規定されている通り、ホストコンピュー
タのオペレーティングシステムによらない独自のフォー
マット・管理方式(ゾーン方式)を用いている。該ゾー
ン方式を用いると、ファイルのデータが連続したセクタ
上に記録されるので、ヘッドの移動を最小限にすること
ができる。システム全体の高速化を考えると、ファイル
内のデータのみでなくディスクの管理領域やファイルの
管理領域のデータを高速に行なう必要がある。しかしな
がら、ディスクやファイルの管理情報とファイル内のデ
ータの記録されているセクタの位置が離れているので、
従来のMODドライブの高速化手法である先読み方法は
機能せずヘッドの移動が生じてしまう。このような問題
点に対する解決方法は知られていない。
【0003】光磁気ディスクドライブ(MODドライ
ブ)はハードディスクドライブと比較して読み書きに用
いる光学ヘッドが大きく、移動に時間がかかる。データ
への高速アクセスを実現するためにはヘッドの移動を最
小限に抑えることが必要である。IS&C規格のゾーン
管理方式は、個々のデータに関してなるべく長い連続セ
クタで記録することでヘッドの移動を極力避ける工夫が
なされている。しかしながら、IS&C規格では頻繁に
アクセスするボリウムやファイルの管理情報はディスク
内の特定のセクタにかかれており、ディスク上のファイ
ルからデータを読みだす場合、まず、ボリウムとファイ
ルの管理情報を読みだした後に、データ領域までヘッド
を移動し、実際のデータを読み出すことになる。システ
ム全体としての高速化を図る場合には、これら管理情報
へのアクセスの高速化も重要な項目となる。
【0004】現在のMODドライブでは、データの読み
出しに関しては、ホストコンピュータからの読み出し命
令によってディスク上の指定されたセクタ中のデータを
読み出すとともに、それに連続したセクタ中のデータを
読み出して内部の半導体メモリに保持する先読み機能を
有している。続く読み出し命令で先読みしたデータが指
示されれば、ディスクにアクセスすることなくメモリよ
りデータを転送することが可能となるので、高速な転送
が可能となる。しかしながら、IS&Cのファイルの管
理情報とファイル内のデータは隣接して存在しないの
で、このような先読み機能のみではシステム全体の高速
化には十分に機能しない。
【0005】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、現在の光磁気ディスク(MOD)ドライブを用
いてIS&Cのシステムを構築した場合に、光ヘッドの
移動を極力おさえて、全体としての高速化を図るファイ
ルマネージャを提供することを目的としてなされたもの
である。
【0006】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
光磁気ディスク上にIS&C規格の満たすディスクフォ
ーマットを実現するファイルマネージャにおいて、ファ
イルマネージャ内に設けられ、光磁気ディスクとのデー
タ転送に用いる複数のデータ転送用バッファを、光磁気
ディスクユニットと転送するデータの性質によって使い
分けること、更には、(2)3個のバッファを用意し、
それぞれを光磁気ディスクの管理に必要なデータの転送
と、ファイル単位で扱われる一般のデータの転送と、フ
ァイル管理情報の転送のために割り当てること、更に
は、(3)2個のバッファを用意し、それぞれを光磁気
ディスク及びファイル管理に必要なデータの転送と、フ
ァイル単位で扱われる一般のデータの転送のために割り
当てること、更には、(4)2個のバッファを用意し、
それぞれを光磁気ディスク管理に必要なデータとファイ
ル単位で扱われる一般のデータの転送と、ファイル管理
情報の転送のために割り当てること、更には、(5)ホ
ストコンピュータに接続した光磁気ディスクドライブユ
ニット数のバッファを用意し、それぞれを各光磁気ディ
スクドライブユニットのデータの転送のために割り当て
ること、更には、(6)(ホストコンピュータに接続し
た光磁気ディスクドライブユニット数)×3個のバッフ
ァを用意し、それぞれを各光磁気ディスクドライブユニ
ットのディスクの管理に必要なデータの転送と、ファイ
ル単位で扱われる一般のデータの転送と、ファイル管理
情報の転送のために割り当てること、更には、(7)
(ホストコンピュータに接続した光磁気ディスクドライ
ブユニット数)×2個のバッファを用意し、それぞれを
各光磁気ディスクドライブユニットのディスクの管理に
必要なデータの転送と、ファイル単位で扱われる一般の
データの転送と、ファイル管理情報の転送のために割り
当てること、更には、(8)(ホストコンピュータに接
続した光磁気ディスクドライブユニット数)×2個のバ
ッファを用意し、それぞれをディスク管理に必要なデー
タとファイル単位で扱われる一般のデータの転送と、各
ディスクドライブユニットのファイル管理情報の転送の
ために割り当てること、更には、(9)(ホストコンピ
ュータに接続した光磁気ディスクドライブユニット数)
×1個のバッファを用意し、それぞれをディスク管理に
必要なデータとファイル単位で扱われる一般のデータの
転送と、各ディスクドライブユニットのファイル管理情
報の転送のために割り当てることを特徴としたものであ
る。以下、本発明の実施例に基づいて説明する。
【0007】図1は、本発明によるファイルマネージャ
の一実施例を説明するための構成図で、図中、1はアプ
リケーション・ソフトウェア、2はファイルマネージ
ャ、3はデータバッファ、4はデバイスドライバ、5は
光磁気ディスクドライブである。ファイルマネージャ2
はホストコンピュータ上のソフトウェアであり、アプリ
ケーションソフトウェア1と光磁気ディスクドライブ
(MODドライブ)5の間に介在し、SCSIをコント
ロールするデバイスドライバに対してデータ転送等のコ
マンドの発行を命令するとともに光磁気ディスク上のデ
ータの管理を行なう。ファイルマネージャ内部には、デ
ータ転送のためのバッファ領域やドライブとのデータ転
送に必要なパラメータを保持している。
【0008】IS&C規格によれば、光磁気ディスクの
片面(ボリウム)を、一定の長さ(1024)の連続セ
クタから構成されるゾーンに分割して管理する。ボリウ
ムとボリウム内のファイルを管理するためのデータは、
図2に示すように、ディスクの基本情報であるボリウ
ム管理情報、各ゾーンの使用状況を示すゾーンテーブ
ル、ディスク上のセクタの使用状況を示すセクタテー
ブル、ファイルの使用状況を示すインデックステーブ
ルより構成される。これらの情報はファイルの数が通常
の使用範囲内であればすべて先頭に位置するAゾーンに
記録されている。一般のファイル上のデータはデータそ
のものとデータの性質等を記述したヘッダより構成さ
れ、他のゾーン中にファイルの大きさにしたがって記録
される。
【0009】次に、本発明の請求項1の実施例について
説明する。本ファイルマネージャは、図1に示すよう
に、内部に複数のMODドライブとのデータ転送に用い
るバッファを持つことを特徴としている。それぞれのバ
ッファは転送するデータの種別にしたがって割り当てら
れる。ボリウム管理情報、ゾーンテーブル、セクタ
テーブル、インデックステーブル、ファイル内のデ
ータ、ヘッダデータのそれぞれのデータに対して別々の
バッファを割り当てる、あるいは各ドライブユニットに
別々のバッファを割り当てるのもその一例である。
【0010】MODドライブからのデータ読み込みは次
の手順によって行なわれる。ファイルマネージャがデバ
イスドライバを通じてMODドライブに読み出しの命令
を送る。SCSIバスを通じて転送されたデータは、デ
ータの性質によって割り当てられたバッファ領域に転送
される。その後、バッファ内のデータは、必要に応じて
ファイルマネージャによってアプリケーションプログラ
ムの領域にコピーされる。また、MODドライブへのデ
ータ書き込みは、次の手順によって行なわれる。ファイ
ルマネージャがまずデータの性質によって割り当てたバ
ッファにデータをコピーする。ファイルマネージャがデ
バイスドライバを通じてMODドライブに書き込みの命
令を送り、SCSIバスを通じてデータをMODドライ
ブに転送する。
【0011】読み込みあるいは書き込みの際にバッファ
内に転送されたデータは、次の転送命令まで保持され
る。ファイルマネージャがバッファ内のデータのディス
ク上の位置を保持しており、同じ位置の読み出しに対し
ては、直接ディスクドライブに読み出しを命令する必要
はなく、バッファ内のデータを参照すればよい。その結
果ディスクドライブのヘッドの移動なく必要なデータを
得ることができる。特定のファイル内のデータの読み込
み及び書き込みは次の手順に従う。アプリケーションソ
フトウェアがファイルマネージャに対してデータの読み
込みを要求すると、ボリウム管理情報からファイルのイ
ンデックスの書き込まれているディスク上の位置を求
め、指定されたファイルのインデックステーブルを読み
込む。次に、インデックステーブルよりデータのディス
ク上の位置を求めて実際のデータを読み込むあるいは書
き込む。それぞれのデータは前述のように必要に応じて
ファイルマネージャ内のバッファを介して転送される。
ファイルを作成する際には、ゾーンテーブルとセクタテ
ーブルを更新する作業が加わる。
【0012】このように、ファイル内のデータにアクセ
スするためには、まず、バリウム管理情報とファイル管
理情報にアクセスする必要がある。単一のバッファを用
いた場合には、読み込み/書き込みのためびファイルマ
ネージャがバッファを通じて必要なデータをMODから
読み出す。しかし、複数のバッファを用いれば、ボリウ
ム情報やファイル管理情報はそれぞれに用意されたバッ
ファを経て転送される。それぞれの情報はディスク内の
特定の位置に存在するので、バッファ内にそのコピーが
常に存在することになる。2度目以降のデータの読み出
しの際、バッファ内のデータが有効であればMODドラ
イブからデータを直接読み出すことなく保存されている
バッファ内のデータをコピーすればよい。このようにす
れば、物理的に離れたセンタ上に存在するボリウム管理
情報、ファイル管理情報、ファイル内のデータをMOD
ドライブのヘッドの移動を最小限に抑えながら得ること
ができ、ファイル内のデータに高速にアクセスすること
が可能となる。
【0013】次に、本発明の請求項2の実施例について
説明する。本発明の請求項1において、IS&C規格を
満たすディスクフォーマットを構成する情報は、ディス
クを管理するためのデータ(ボリウム管理情報、ゾーン
テーブル、セクタテーブル)、ファイルを管理するため
のデータ(インデックステーブル)、ファイルのデータ
(ファイル内のデータとヘッデデータ)の3種に分ける
ことができる。
【0014】ディスクを管理するための情報は、ファイ
ルマネージャ内にその一部あるいは全部が保存されてお
り、書き込みの際に必要なバッファを用意していれば十
分である。ファイル管理のためのデータは、ファイルを
アクセスする際には頻繁に読み書きするので、単独のバ
ッファを与えるとバッファ内のデータを再度参照する可
能性が高まる。以上のような各データの性質を考慮する
と、すべてのデータに対してバッファを用意する必要は
なく、この3種のデータに対して用意すれば十分であ
る。読み書きの動作は請求項1と同様であり、バッファ
内のデータを有効に利用することで、MODドライブへ
のアクセス回数を減らすことができ、その結果、高速化
が可能となる。
【0015】次に、本発明の請求項3の実施例について
説明する。請求項2と同様に、IS&C規格を満たすデ
ィスクフォーマットを構成する情報は、ディスク及びフ
ァイルを管理するためのデータ(ボリウム管理情報、ゾ
ーンテーブル、セクタテーブル、インデックス)ファイ
ルのデータ(ファイル内のデータとヘッダデータ)の2
種に分けることができる。
【0016】実用上、高速化で問題になるのは、特に読
み出しの際のスピードである。ディスクを管理するため
の情報の内、データの読み出しに必要なのはボリウム管
理情報のみであり、通常はファイルマネージャ内に保持
している。そのため、ディスクの管理情報とファイル管
理情報でバッファを共有しても、実質的にはファイル管
理情報のみのバッファとして機能させることができる。
以上のような各データの性質を考慮すると、すべてのデ
ータに対してバッファを用意する必要はなく、この2種
のデータに対して用意すれば十分である。読み書きの動
作は請求項1と同様であり、バッファ内のデータを有効
に利用することで、MODドライブへのアクセス回数を
減らすことができ、その結果、高速化が可能となる。
【0017】次に、本発明の請求項4の実施例について
説明する。請求項2と同様に、IS&C規格を満たすデ
ィスクフォーマットを構成する情報は、ディスクを管理
するためのデータとファイルのデータ(ボリウム管理情
報、ゾーンテーブル、セクタテーブル、ファイル内のデ
ータとヘッダデータ)、ファイルを管理するためのデー
タ(インデックステーブル)の2種に分けることができ
る。
【0018】実用上、高速化で問題になるのは、特に読
み出しの際のスピードである。ファイル管理のためのデ
ータはファイルをアクセスする際には必ず頻繁に読み出
すので、単独のバッファを与えると、バッファ内のデー
タを再度参照する可能性が高まる。ディスクを管理する
ための情報の内、データの読み出しに必要なのはボリウ
ム管理情報のみであり、通常はファイルマネージャ内に
保持している。そのため、ディスクの管理情報とファイ
ルのデータでバッファを共有しても、実質的にはファイ
ルのデータのバッファとして機能させることができる。
以上のような各データの性質を考慮すると、すべてのデ
ータに対してバッファを用意する必要はなく、この2種
のデータに対して用意すれば十分である。読み書きの動
作は請求項1と同様であり、バッファ内のデータを有効
に利用することで、MODドライブへのアクセス回数を
減らすことができ、その結果、高速化が可能となる。
【0019】次に、本発明の請求項5の実施例について
説明する。ホストコンピュータには最大で7台までのS
CVSIデバイスを接続することが可能であるので、2
台以上のMODディスクドライブが接続される可能性が
ある。その場合、ファイルマネージャ内に1個のみのバ
ッファを用意してすべてのドライブで共有する場合より
も、それぞれのMODドライブユニットにバッファを割
り当る方がバッファ内のデータを再度参照する可能性が
高い。バッファ内のデータが参照されれば、MODドラ
イブに直接アクセスすることなくデータを得ることがで
きる。読み書きの動作は請求項1と同様であり、バッフ
ァ内のデータを有効に利用することで、MODドライブ
へのアクセス回数を減らすことができ、その結果、高速
化が可能となる。
【0020】次に、本発明の構成6の実施例について説
明する。請求項2の実施例において述べたように、IS
&C規格を満たすディスクフォーマットを構成する情報
は、ディスクを管理するためのデータ(ボリウム管理情
報、ゾーンテーブル、セクタテーブル)、ファイルを管
理するためのデータ(インデックステーブル)、ファイ
ルデータ(ファイル内のデータとヘッダデータ)の3種
に分けることができる。複数のMODドライブユニット
が接続されている場合には、それのドライブユニットに
対して3種のデータ用のバッファを別々に持てば、請求
項2の実施例にも増してバッファ内のデータを再度アク
セスする可能性が高まる。バッファ内のデータが参照さ
れれば、MODドライブに直接アクセスすることなくデ
ータを得ることができる。読み書きの動作は請求項1と
同様であり、バッファ内のデータを有効に利用すること
で、MODドライブへのアクセス回数を減らすことがで
き、その結果、高速化が可能となる。
【0021】次に、本発明の構成7の実施例について説
明する。請求項3の実施例において述べたように、IS
&C規格を満たすディスクフォーマットを構成する情報
は、ディスク及びファイルを管理するためのデータ(ボ
リウム管理情報、ゾーンテーブル、セクタテーブル、イ
ンデックス)、ファイルデータ(ファイル内のデータと
ヘッダデータ)の2種に分けることができる。複数のM
ODドライブユニットが接続されている場合には、それ
のドライブユニットに対して2種のデータ用のバッファ
を別々に持てば、請求項3の実施例にも増してバッファ
内のデータを再度アクセスする可能性が高まる。バッフ
ァ内のデータが参照されれば、MODドライブに直接ア
クセスすることなくデータを得ることができる。読み書
きの動作は請求項1と同様であり、バッファ内のデータ
を有効に利用することで、MODドライブへのアクセス
回数を減らすことができ、その結果、高速化が可能とな
る。
【0022】次に、本発明の構成8の実施例について説
明する。請求項4の実施例において述べたように、IS
&C規格を満たすディスクフォーマットを構成する情報
は、ディスクを管理するためのデータとファイルデータ
(ボリウム管理情報、ゾーンテーブル、セクタテーブ
ル、ファイル内のデータとヘッダデータ)、ファイルを
管理するためのデータ(インデックステーブル)の2種
に分けることができる。
【0023】複数のMODドライブユニットが接続され
ている場合には、それのドライブユニットに対して2種
のデータ用のバッファを別々に持てば、請求項4の実施
例にも増してバッファ内のデータを再度アクセスする可
能性が高まる。バッファ内のデータが参照されれば、M
ODドライブに直接アクセスすることなくデータを得る
ことができる。読み書きの動作は請求項1と同様であ
り、バッファ内のデータを有効に利用することで、MO
Dドライブへのアクセス回数を減らすことができ、その
結果、高速化が可能となる。
【0024】次に、本発明の構成9の実施例について説
明する。請求項4の実施例において述べたように、IS
&C規格を満たすディスクフォーマットを構成する情報
は、ディスクを管理するためのデータとファイルデータ
(ボリウム管理情報、ゾーンテーブル、セクタテーブ
ル、ファイル内のデータとヘッダデータ)、ファイルを
管理するためのデータ(インデックステーブル)の2種
に分けることができる。
【0025】実用上、高速化で問題になるのは、特に読
み出しの際のスピードである。ディスクの情報の内、デ
ータの読み出しに必要なのはボリウム管理情報のみであ
り、通常はファイルマネージャ内に保持している。ボリ
ウム管理情報を読み込むのはディスクをマウントしてデ
ィスク上に内容を確認する場合のみなので、ディスクユ
ニットごとにバッファを設ける必要はなく、ドライブユ
ニットで1個のバッファを共有しても十分な性能を保つ
ことが可能である。また、ファイル内のデータは再度参
照される可能性は低いので、複数のドライブユニットが
存在する場合でも1個のバッファで十分であるし、ディ
スクの管理情報とファイルのデータでバッファを共有し
ても、実質的にはファイルのデータのバッファとして機
能させることができる。
【0026】しかしながら、ファイルの管理情報は各ド
ライブごとに頻繁にアクセスする可能性が高いので、そ
れぞれのドライブユニットに対して独立なバッファを与
えると再度参照される可能性が非常に高い。以上のよう
な理由により、ファイル管理情報のためのバッファをド
ライブユニットごとに、他の情報のためのバッファを1
個設けることで有効なデータの保持を行える。読み書き
の動作は請求項1と同様であり、バッファ内のデータを
有効に利用することで、MODドライブへのアクセス回
数を減らすことができ、その結果高速化が可能となる。
【0027】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。すなわち、IS&C規格
を満たすディスクフォーマットを実現するファイルマネ
ージャにおいて、複数のデータ転送用バッファを用意す
ることで、光磁気ディスクのアクセスを減らし、ヘッド
の移動を最小限に抑えることができる。その結果、デー
タへのアクセスを高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるファイルマネージャの一実施例
を説明するための構成図である。
【図2】 本発明によるIS&Cフォーマットの管理情
報を示す図である。
【符号の説明】
1…アプリケーション・ソフトウェア、2…ファイルマ
ネージャ、3…データバッファ、4…デバイスドライ
バ、5…光磁気ディスクドライブ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気ディスク上にIS&C規格の満た
    すディスクフォーマットを実現するファイルマネージャ
    において、ファイルマネージャ内に設けられ、光磁気デ
    ィスクとのデータ転送に用いる複数のデータ転送用バッ
    ファを、光磁気ディスクユニットと転送するデータの性
    質によって使い分けることを特徴とするファイルマネー
    ジャ。
  2. 【請求項2】 3個のバッファを用意し、それぞれを光
    磁気ディスクの管理に必要なデータの転送と、ファイル
    単位で扱われる一般のデータの転送と、ファイル管理情
    報の転送のために割り当てることを特徴とする請求項1
    記載のファイルマネージャ。
  3. 【請求項3】 2個のバッファを用意し、それぞれを光
    磁気ディスク及びファイル管理に必要なデータの転送
    と、ファイル単位で扱われる一般のデータの転送のため
    に割り当てることを特徴とする請求項1記載のファイル
    マネージャ。
  4. 【請求項4】 2個のバッファを用意し、それぞれを光
    磁気ディスク管理に必要なデータとファイル単位で扱わ
    れる一般のデータの転送と、ファイル管理情報の転送の
    ために割り当てることを特徴とする請求項1記載のファ
    イルマネージャ。
  5. 【請求項5】 ホストコンピュータに接続した光磁気デ
    ィスクドライブユニット数のバッファを用意し、それぞ
    れを各光磁気ディスクドライブユニットのデータの転送
    のために割り当てることを特徴とする請求項1記載のフ
    ァイルマネージャ。
JP4308695A 1992-11-18 1992-11-18 ファイルマネージャ Pending JPH06161847A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11250565A (ja) * 1997-11-11 1999-09-17 Deutsche Thomson Brandt Gmbh データバッファを制御する方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11250565A (ja) * 1997-11-11 1999-09-17 Deutsche Thomson Brandt Gmbh データバッファを制御する方法及び装置

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