JPH0615987A - 再生紙としてリサイクル可能なタック用剥離紙及びその回収方法 - Google Patents
再生紙としてリサイクル可能なタック用剥離紙及びその回収方法Info
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- JPH0615987A JPH0615987A JP19756192A JP19756192A JPH0615987A JP H0615987 A JPH0615987 A JP H0615987A JP 19756192 A JP19756192 A JP 19756192A JP 19756192 A JP19756192 A JP 19756192A JP H0615987 A JPH0615987 A JP H0615987A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラベルを剥した後の基本用紙を再生紙として
利用できるタック用剥離紙及びその回収方法を提供する
こと。 【構成】 クラフト紙などによる基本用紙２に分離可能
なプラスチックフィルム３を全面に被覆し、該プラスチ
ックフィルム３にシリコン４を塗布すると共に、粘着剤
５を塗布したタック紙６を積層してラベル用紙１とする
ことを特徴とするものであり、又、ラベル用紙１をラベ
ル貼付機械に送るに際し、タック紙６を剥した後、基本
用紙２を用紙巻取り装置に巻き取り、プラスチックフィ
ルム３をフィルム巻取り装置に巻き取って、基本用紙２
とプラスチックフィルム３とを各別に回収する。
利用できるタック用剥離紙及びその回収方法を提供する
こと。 【構成】 クラフト紙などによる基本用紙２に分離可能
なプラスチックフィルム３を全面に被覆し、該プラスチ
ックフィルム３にシリコン４を塗布すると共に、粘着剤
５を塗布したタック紙６を積層してラベル用紙１とする
ことを特徴とするものであり、又、ラベル用紙１をラベ
ル貼付機械に送るに際し、タック紙６を剥した後、基本
用紙２を用紙巻取り装置に巻き取り、プラスチックフィ
ルム３をフィルム巻取り装置に巻き取って、基本用紙２
とプラスチックフィルム３とを各別に回収する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、再生紙としてリサイク
ル可能なタック用剥離紙及びその回収方法に関してい
る。
ル可能なタック用剥離紙及びその回収方法に関してい
る。
【０００２】
【従来の技術】タック紙に用いる剥離紙は、クラフト紙
などによる基本用紙に薄いポリエステルフィルムなどを
ラミネートしたものに剥離剤としてシリコンを塗布し、
このシリコン上にタック紙（ラベル）を粘着剤を塗布し
た状態で積層したものか、グラシン紙等に直接シリコン
を塗布したものである。
などによる基本用紙に薄いポリエステルフィルムなどを
ラミネートしたものに剥離剤としてシリコンを塗布し、
このシリコン上にタック紙（ラベル）を粘着剤を塗布し
た状態で積層したものか、グラシン紙等に直接シリコン
を塗布したものである。
【０００３】ところで、従来からタック紙を剥した基本
用紙は廃棄されているが、基本用紙が再生紙にリサイク
ルが可能であれば資源が有効に利用できて都合がよい。
しかしながら、従来技術においては基本用紙にラミネー
トしたポリエステルが当該基本用紙と分離できず、しか
も再生紙の製造において古紙の中にポリエステルが混入
すると再生紙が製造できなくなることと、塗布されてい
るシリコンの分離に問題があり、従来の基本用紙は再生
紙の材料として利用されていなかった。
用紙は廃棄されているが、基本用紙が再生紙にリサイク
ルが可能であれば資源が有効に利用できて都合がよい。
しかしながら、従来技術においては基本用紙にラミネー
トしたポリエステルが当該基本用紙と分離できず、しか
も再生紙の製造において古紙の中にポリエステルが混入
すると再生紙が製造できなくなることと、塗布されてい
るシリコンの分離に問題があり、従来の基本用紙は再生
紙の材料として利用されていなかった。
【０００４】一方、タック紙と剥離紙とは略同じ量の用
紙を使用しており、タック紙が消費されるたびにそれと
同量の剥離紙が捨てられるのは資源の無駄使いであって
早急な改善が望まれている。
紙を使用しており、タック紙が消費されるたびにそれと
同量の剥離紙が捨てられるのは資源の無駄使いであって
早急な改善が望まれている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ラベルを剥した後の基本用紙を再生紙とし
て利用できるタック用剥離紙及びその回収方法を提供す
ることである。
する課題は、ラベルを剥した後の基本用紙を再生紙とし
て利用できるタック用剥離紙及びその回収方法を提供す
ることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明において課題を解
決するための手段は、クラフト紙などによる基本用紙に
分離可能なプラスチックフィルムを全面に被覆し、該プ
ラスチックフィルムにシリコンを塗布すると共に、当該
シリコンの塗布面に粘着剤を塗布したタック紙を積層し
てラベル用紙とすることを特徴とするものであり、又、
ラベル用紙をラベル貼付機械に送るに際し、タック紙を
剥した後、基本用紙を用紙巻取り装置に巻き取り、プラ
スチックフィルムをフィルム巻取り装置に巻き取って、
基本用紙とプラスチックフィルムとを各別に回収するこ
とを特徴とするものである。
決するための手段は、クラフト紙などによる基本用紙に
分離可能なプラスチックフィルムを全面に被覆し、該プ
ラスチックフィルムにシリコンを塗布すると共に、当該
シリコンの塗布面に粘着剤を塗布したタック紙を積層し
てラベル用紙とすることを特徴とするものであり、又、
ラベル用紙をラベル貼付機械に送るに際し、タック紙を
剥した後、基本用紙を用紙巻取り装置に巻き取り、プラ
スチックフィルムをフィルム巻取り装置に巻き取って、
基本用紙とプラスチックフィルムとを各別に回収するこ
とを特徴とするものである。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の剥離紙の断面図、図２は基本
用紙の回収方法を表わす構成図である。
用紙の回収方法を表わす構成図である。
【０００８】まず、図１において、ラベル用紙１は、ク
ラフト紙などによる基本用紙２に分離可能なプラスチッ
クフィルム３を全面に被覆し、該プラスチックフィルム
３に剥離剤としてシリコン４を塗布し、その上に粘着剤
５を塗布し、さらに、該粘着剤５の上にタック紙６を積
層したものである。
ラフト紙などによる基本用紙２に分離可能なプラスチッ
クフィルム３を全面に被覆し、該プラスチックフィルム
３に剥離剤としてシリコン４を塗布し、その上に粘着剤
５を塗布し、さらに、該粘着剤５の上にタック紙６を積
層したものである。
【０００９】実施例においては、基本用紙２は連続紙に
構成されており、所謂コンピュータ用紙のように折り畳
まれていて、ラベル貼付機械に装着可能なものがよい。
又、プラスチックフィルム３は、熱可塑性のプラスチッ
クフィルム、例えば塩化ビニリデン、ポリエチレンなど
がよい。
構成されており、所謂コンピュータ用紙のように折り畳
まれていて、ラベル貼付機械に装着可能なものがよい。
又、プラスチックフィルム３は、熱可塑性のプラスチッ
クフィルム、例えば塩化ビニリデン、ポリエチレンなど
がよい。
【００１０】ラベル用紙１は、タック紙６を剥して使用
した後、プラチスックフィルム３を取り去り、残った基
本用紙２を回収して再利用を計る。
した後、プラチスックフィルム３を取り去り、残った基
本用紙２を回収して再利用を計る。
【００１１】図２において基本用紙の回収方法を説明す
る。折り畳まれたラベル用紙１を引き出してラベル貼付
機械に送り、該機械のガイド棒１０によってラベル用紙
１の送り方向を変えると、タック紙６は粘着剤５を伴っ
て基本用紙２から剥れる。この位置でタック紙６（ラベ
ル）を所望の用紙に貼付する。又、タック紙６を剥した
基本用紙２及びプラスチックフィルム３は、両者が分離
可能なので、これを各別に巻き取り、基本用紙２は用紙
巻取り装置１１に巻き取り、プラスチックフィルム３は
フィルム巻取り装置１２に巻き取り、それぞれ回収す
る。
る。折り畳まれたラベル用紙１を引き出してラベル貼付
機械に送り、該機械のガイド棒１０によってラベル用紙
１の送り方向を変えると、タック紙６は粘着剤５を伴っ
て基本用紙２から剥れる。この位置でタック紙６（ラベ
ル）を所望の用紙に貼付する。又、タック紙６を剥した
基本用紙２及びプラスチックフィルム３は、両者が分離
可能なので、これを各別に巻き取り、基本用紙２は用紙
巻取り装置１１に巻き取り、プラスチックフィルム３は
フィルム巻取り装置１２に巻き取り、それぞれ回収す
る。
【００１２】そして、回収された基本用紙２のみを再生
紙の古紙として利用する。
紙の古紙として利用する。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、タック紙に用いる剥離紙をタ
ック紙を剥した後に剥離紙のみを回収するものであっ
て、回収した剥離紙を再生紙としてリサイクルすること
ができるので資源の再利用ができる。
ック紙を剥した後に剥離紙のみを回収するものであっ
て、回収した剥離紙を再生紙としてリサイクルすること
ができるので資源の再利用ができる。
【図１】本発明の剥離紙の断面図。
【図２】基本用紙の回収方法を表わす構成図である。
１ ラベル用紙 ２ 基本用紙 ３ プラスチックフィルム ４ シリコン ５ 粘着剤 ６ タック紙 １０ ガイド棒 １１ 用紙巻取り装置 １２ フィルム巻取り装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０９Ｆ 3/10 Ｈ 7028−5Ｇ
Claims (2)
- 【請求項１】 クラフト紙などによる基本用紙に分離可
能なプラスチックフィルムを全面に被覆し、該プラスチ
ックフィルムにシリコンを塗布すると共に、当該シリコ
ンの塗布面に粘着剤を塗布したタック紙を積層してラベ
ル用紙とすることを特徴とする再生紙としてリサイクル
可能なタック用剥離紙。 - 【請求項２】 連続紙に形成されているラベル用紙をラ
ベル貼付機械に送り、ラベル用紙の送り方向を変えてタ
ック紙を剥した後、基本用紙を用紙巻取り装置に巻き取
り、プラスチックフィルムをフィルム巻取り装置に巻き
取って、基本用紙とプラスチックフィルムとを各別に回
収することを特徴とする再生紙としてリサイクル可能な
タック用剥離紙の回収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19756192A JPH0615987A (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 再生紙としてリサイクル可能なタック用剥離紙及びその回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19756192A JPH0615987A (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 再生紙としてリサイクル可能なタック用剥離紙及びその回収方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615987A true JPH0615987A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16376551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19756192A Withdrawn JPH0615987A (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 再生紙としてリサイクル可能なタック用剥離紙及びその回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615987A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2383089A1 (en) * | 2010-04-29 | 2011-11-02 | RecuLiner BVBA | Method for recycling sheet material coated with a release agent and uses of the thus recycled material |
-
1992
- 1992-07-01 JP JP19756192A patent/JPH0615987A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2383089A1 (en) * | 2010-04-29 | 2011-11-02 | RecuLiner BVBA | Method for recycling sheet material coated with a release agent and uses of the thus recycled material |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |