JPH06159529A - ダイヤフラム弁 - Google Patents
ダイヤフラム弁Info
- Publication number
- JPH06159529A JPH06159529A JP31070192A JP31070192A JPH06159529A JP H06159529 A JPH06159529 A JP H06159529A JP 31070192 A JP31070192 A JP 31070192A JP 31070192 A JP31070192 A JP 31070192A JP H06159529 A JPH06159529 A JP H06159529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- diaphragm
- ring
- lid
- flat surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、メタルOリングと接触する部
分の精密表面仕上げを容易にし、ダイヤフラム挟着部か
らの外部漏れを無くすダイヤフラム弁を提供するもので
ある。 【構成】この発明によるダイヤフラムのシ−ル機構は、
従来の環状溝を無くしてボディ1の最上部にフラット面
8を設け、メタルOリング5の内周側にメタルOリング
スペ−サ2を並置して、ダイヤフラム3をボディ1とふ
た4とで挟着し、ダイヤフラム周縁の挟着部をシ−ルす
ることを特徴とするものである。
分の精密表面仕上げを容易にし、ダイヤフラム挟着部か
らの外部漏れを無くすダイヤフラム弁を提供するもので
ある。 【構成】この発明によるダイヤフラムのシ−ル機構は、
従来の環状溝を無くしてボディ1の最上部にフラット面
8を設け、メタルOリング5の内周側にメタルOリング
スペ−サ2を並置して、ダイヤフラム3をボディ1とふ
た4とで挟着し、ダイヤフラム周縁の挟着部をシ−ルす
ることを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタルOリングを用い
てダイヤフラムの周縁を気密シ−ルする半導体製造装置
等に用いられるダイヤフラム弁に関する。
てダイヤフラムの周縁を気密シ−ルする半導体製造装置
等に用いられるダイヤフラム弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイヤフラム周縁部のシ−ル機構
は、実開昭61−67472号で開示された図2に示す
ものがある。このものは、ボディaのダイヤフラムcと
の接触部に環状溝dを形成し、この溝dにメタルOリン
グfを設け、ダイヤフラムcをボディaとふたbで挟着
して外部漏れを防止するようにしていた。又特開昭64
−35175号で開示された図3に示すものは、ボディ
aとふたbとの接触部に環状溝dを形成し、この溝dに
メタルOリングfと環状防護材eを設けて外部漏れを防
止するようにしていた。
は、実開昭61−67472号で開示された図2に示す
ものがある。このものは、ボディaのダイヤフラムcと
の接触部に環状溝dを形成し、この溝dにメタルOリン
グfを設け、ダイヤフラムcをボディaとふたbで挟着
して外部漏れを防止するようにしていた。又特開昭64
−35175号で開示された図3に示すものは、ボディ
aとふたbとの接触部に環状溝dを形成し、この溝dに
メタルOリングfと環状防護材eを設けて外部漏れを防
止するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】小型のダイヤフラム弁
において、ダイヤフラム周縁の気密、外部漏れを無くす
ためにはメタルOリングfと接する環状溝dの底面は非
常に細かい精度、例えば0.4S程度の表面粗さが要求
される。上記従来のメタルダイヤフラム弁ではボディa
に環状溝dを必要としており、この環状溝の底面をポリ
ッシング加工するのは溝幅が狭い事もあって手作業とな
り、加工が困難であった。この発明は上記の問題点を解
消し、メタルOリングと接触する部分の精密表面仕上げ
を容易にし、ダイヤフラム挟着部からの外部漏れを無く
すダイヤフラム弁を提供するものである。
において、ダイヤフラム周縁の気密、外部漏れを無くす
ためにはメタルOリングfと接する環状溝dの底面は非
常に細かい精度、例えば0.4S程度の表面粗さが要求
される。上記従来のメタルダイヤフラム弁ではボディa
に環状溝dを必要としており、この環状溝の底面をポリ
ッシング加工するのは溝幅が狭い事もあって手作業とな
り、加工が困難であった。この発明は上記の問題点を解
消し、メタルOリングと接触する部分の精密表面仕上げ
を容易にし、ダイヤフラム挟着部からの外部漏れを無く
すダイヤフラム弁を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明によるダイヤフ
ラムのシ−ル機構は、従来の環状溝を無くしてボディ1
の最上部にフラット面8を設け、メタルOリング5の内
周側にメタルOリングスペ−サ2を並置して、ダイヤフ
ラム3をボディ1とふた4とで挟着し、ダイヤフラム周
縁の挟着部をシ−ルすることを特徴とするものである。
ラムのシ−ル機構は、従来の環状溝を無くしてボディ1
の最上部にフラット面8を設け、メタルOリング5の内
周側にメタルOリングスペ−サ2を並置して、ダイヤフ
ラム3をボディ1とふた4とで挟着し、ダイヤフラム周
縁の挟着部をシ−ルすることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明は上記の構成であるから、ボディ1のメ
タルOリング5との当接面13が最上部のフラット面8
にあるため、従来のように旋盤等で環状溝を設ける必要
がなく、またメタルOリング5との当接部はフラット面
8であるからポリッシング等の精密表面仕上げも短時間
で0.1s未満の精度にできる。また、メタルOリング
スペ−サ2はメタルOリング5を過度に締め付けるのを
防止しており、メタルOリング5の損傷を防止する。
タルOリング5との当接面13が最上部のフラット面8
にあるため、従来のように旋盤等で環状溝を設ける必要
がなく、またメタルOリング5との当接部はフラット面
8であるからポリッシング等の精密表面仕上げも短時間
で0.1s未満の精度にできる。また、メタルOリング
スペ−サ2はメタルOリング5を過度に締め付けるのを
防止しており、メタルOリング5の損傷を防止する。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例のダイヤフラム弁の流路閉
状態を図1に示す。ボディ1は左側に流入口9、右側に
流出口10、中央部に上向き流路11を形成し、中央部
に弁座7を装着してある。ボディ1の上面はフラットな
面8に形成してあり、このフラット面8にメタルOリン
グ5とその内周側にメタルOリングスペ−サ2を設け、
この上にダイヤフラム3を装着してふた4をボルト14
で挟着固定してある。ふた4には弁棒6を螺合させてあ
り、弁棒6の操作によってダイヤフラム3が弁座7に当
接して弁が閉止する。開放時、弁棒6を上昇するとダイ
ヤフラム3は弁座7から離れダイヤフラム3とボディ1
との間の流体室12は流入口9と流出口10とを連通
し、流入口9から流出口10へ流体が流れる。
状態を図1に示す。ボディ1は左側に流入口9、右側に
流出口10、中央部に上向き流路11を形成し、中央部
に弁座7を装着してある。ボディ1の上面はフラットな
面8に形成してあり、このフラット面8にメタルOリン
グ5とその内周側にメタルOリングスペ−サ2を設け、
この上にダイヤフラム3を装着してふた4をボルト14
で挟着固定してある。ふた4には弁棒6を螺合させてあ
り、弁棒6の操作によってダイヤフラム3が弁座7に当
接して弁が閉止する。開放時、弁棒6を上昇するとダイ
ヤフラム3は弁座7から離れダイヤフラム3とボディ1
との間の流体室12は流入口9と流出口10とを連通
し、流入口9から流出口10へ流体が流れる。
【0007】ボディ1のメタルOリング5との当接面1
3はボディ1の最上面に設けたフラット面8にあり、ダ
イヤフラム3とメタルOリング5をふた4とボディ1と
で挟着することにより外部漏れを無くしている。メタル
Oリングスペ−サ2は、メタルOリング5の押さえしろ
を決めるためであり、またメタルOリング5を固定する
ためにメタルOリングスペ−サ2をメタルOリング5の
内周側に並置している。なお、メタルOリングスペ−サ
2の材質は、ボディ1と同じSUS316である。
3はボディ1の最上面に設けたフラット面8にあり、ダ
イヤフラム3とメタルOリング5をふた4とボディ1と
で挟着することにより外部漏れを無くしている。メタル
Oリングスペ−サ2は、メタルOリング5の押さえしろ
を決めるためであり、またメタルOリング5を固定する
ためにメタルOリングスペ−サ2をメタルOリング5の
内周側に並置している。なお、メタルOリングスペ−サ
2の材質は、ボディ1と同じSUS316である。
【0008】メタルOリング5との当接面13は平面
で、かつボディ1の最上面に設けたフラット面8にある
ため、このフラット面8の仕上げはラップによる粗研磨
を行った後、ポリッシングを施して0.1S以下まで容
易に仕上げることができた。
で、かつボディ1の最上面に設けたフラット面8にある
ため、このフラット面8の仕上げはラップによる粗研磨
を行った後、ポリッシングを施して0.1S以下まで容
易に仕上げることができた。
【0009】
【発明の効果】本発明は、メタルOリングとの当接面が
平面で、かつボディの最上面に設けたフラット面にある
ため、メタルOリングとの当接面の精密仕上げが容易に
行え、表面粗さを0.1S以下に短時間でできる。
平面で、かつボディの最上面に設けたフラット面にある
ため、メタルOリングとの当接面の精密仕上げが容易に
行え、表面粗さを0.1S以下に短時間でできる。
【図1】 本発明の一実施例を示すダイヤフラム弁の弁
閉時の縦断面図である。
閉時の縦断面図である。
【図2】 従来のダイヤフラムのシ−ル機構の縦断面図
である。
である。
【図3】 従来のダイヤフラムのシ−ル機構の縦断面図
である。
である。
1 ボディ 2 メタルOリングスペ−サ 3 ダイヤフラム 4 ふた 5 メタルOリング 6 弁棒 7 弁座 8 フラット面 9 流入口 10 流出口 11 上向き流路 12 流体室 13 メタルOリング5との当接面 14 締め付けボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 ダイヤフラム3をボディ1とふた4でメ
タルOリング5を介在して挟着することにより、ダイヤ
フラム下面の流体室12を外気からシ−ルするダイヤフ
ラム弁において、ボディ1の最上部にフラットな面8を
設け、このフラット面8にメタルOリング5とメタルO
リング5の内周側にメタルOリングスペ−サ2とを配置
し、前記ダイヤフラム3をボディ1とふた4で挟着して
シ−ルするようにしたことを特徴とするダイヤフラム
弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31070192A JPH06159529A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | ダイヤフラム弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31070192A JPH06159529A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | ダイヤフラム弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06159529A true JPH06159529A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18008432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31070192A Pending JPH06159529A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | ダイヤフラム弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06159529A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7243903B2 (en) | 2005-06-22 | 2007-07-17 | Wincek Christopher P | Valve diaphragm with a compression restraining ring, and valve including same |
US7926785B2 (en) | 2005-06-22 | 2011-04-19 | Wincek Christopher P | Valve diaphragm with a compression restraining ring, and valve including same |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP31070192A patent/JPH06159529A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7243903B2 (en) | 2005-06-22 | 2007-07-17 | Wincek Christopher P | Valve diaphragm with a compression restraining ring, and valve including same |
US7926785B2 (en) | 2005-06-22 | 2011-04-19 | Wincek Christopher P | Valve diaphragm with a compression restraining ring, and valve including same |
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