JPH06159236A - 再循環ストリッピング方法 - Google Patents

再循環ストリッピング方法

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JPH06159236A
JPH06159236A JP31842292A JP31842292A JPH06159236A JP H06159236 A JPH06159236 A JP H06159236A JP 31842292 A JP31842292 A JP 31842292A JP 31842292 A JP31842292 A JP 31842292A JP H06159236 A JPH06159236 A JP H06159236A
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JP
Japan
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pump
recirculation
gas
discharge
liquid separation
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JP31842292A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kawashima
裕 河島
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンク底部の残液を吸い上げるストリッピン
グにおいて、気液分離室(2)の液位が低下してポンプ
(5)の吐出機能が喪失した時置換室(7)内の揚液を
気液分離室(2)に戻す再循環ライン(9)の再循環弁
(15)を確実に開閉制御すること。 【構成】 ポンプ(5)の吐出圧を圧力センサ(16)
で検知し、吐出圧が設定圧力まで低下してから所定時間
経過した後に再循環弁(15)を開き、吐出圧が設定圧
力まで回復してから所定時間経過した後に閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばタンカーやプロ
ダクトキャリアのタンク部の残油・残水を吸い上げる再
循環ストリッピング方法、特にその再循環弁制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のカーゴオイルポンプ用の再
循環ストリッピング装置の一例を示す概要図である。図
中(2)は揚液吸入管(1)を介して図示しないカーゴ
タンクの底面付近に連通する気液分離室,(5)はその
気液分離室(2)の底面付近に吸込管(3)が開口する
ポンプ,(7)はそのポンプ(5)の吐出口よりも上方
に配され、そのポンプの吐出管(6)の後端に連通する
置換室である。この置換室(7)の上端は、主逆止弁
(8)等を介して図示しない陸上タンクに連通してい
る。(9)は上記置換室(7)の下部を上記気液分離室
(2)に連通する再循環ライン,(10)はその再循環
ライン(9)に設けられた再循環弁,(13)は上記気
液分離室(2)の上部を上記置換室(7)の上部に連通
する空気排出ライン,(14)はその空気排出ライン
(13)に設けられた逆止弁である。(11)は上記ポ
ンプ吐出管(6)の後端部に形成されたベンチュリ部,
(12)はそのベンチュリ部(11)の圧力を上記再循
環弁(10)内のピストンに伝える導圧管である。
【0003】通常運転時、カーゴタンク内の揚液(カー
ゴオイル等)は揚液吸入管(1),気液分離室(2),
ポンプ吸入管(3)を経てポンプ(5)に吸込まれ、ポ
ンプ吐出管(6),置換室(7),主逆止弁(8)を経
て陸上タンクに送出される。この場合、ポンプ(5)の
吐出流れによってポンプ吐出管(6)のベンチュリ部
(11)に負圧が発生するので、この負圧が導圧管(1
2)を通じ再循環弁(10)内のピストンへ導かれて、
この再循環弁(10)を閉じている。
【0004】ストリッピング時には、カーゴタンクから
揚液とともに空気やガスが吸い上げられ、それらの気体
が気液分離室(2)内で分離して、室内に滞留する。滞
留した空気やガスの量が増加して気液分離室(2)内の
液位が低下してゆくと、最終的にポンプ入口部(4)の
揚液が気液分離室(2)側に流出し、ポンプ(5)の吐
出能力が喪失する。そうするとベンチュリ部(11)の
流れが停止するので負圧が発生しなくなり、再循環弁
(10)のアクチュエータに内蔵されたスプリングの力
によって自動的に再循環弁(10)が開き、置換室
(7)内のポンプ吐出液が再循環ライン(9)を経由し
て気液分離室(2)に入る。そしてそれと入れ代わり
に、気液分離室(2)内の気体が空気排出ライン(1
3)を経由して置換室(7)へ送られる。
【0005】気液分離室(2)内の液位が再循環による
ポンプ吐出液の流入により上昇すると、最終的にポンプ
入口部(4)も吐出液により満たされるから、ポンプ
(5)の吐出能力が回復し、置換室(7)内に送られて
いた気体は、ポンプ(5)の吐出流れにより圧縮されて
陸上タンク側へ運び去られる。この時、再循環弁(1
0)はベンチュリ部(11)に再び発生する負圧により
自動的に閉じられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の再循環スト
リッピング装置においては、再循環弁(10)に操作圧
力を伝える導圧管(12)や再循環弁(10)のアクチ
ュエータピストン部に、重油や原油等のカーゴから生じ
たスラッジが堆積したり、ポンプ停止時に高粘度の油が
凝固したりして、アクチュエータが作動不良や作動不能
になり易く、信頼性を低下させていた。また、再循環弁
(10)の操作力をベンチュリ部の負圧によって得てい
るので、大きな操作力が得にくく、再循環弁(10)の
開口面積を十分大きくできない。したがって、特に大容
量ポンプの場合、再循環ライン(9)を経由する吐出液
の戻しに時間を要し、ストリッピングの能率や能力が低
下する要因となりやすかった。更にまた、再循環弁(1
0)が特殊な構造で、しかもアクチュエータ部がカーゴ
に浸っているため、保守が容易でなかった。
【0007】以上の点を改善するために、再循環弁を作
動油圧によるアクチュエータを採用した構造簡単なバタ
フライ弁とし、再循環弁の開閉制御に必要なポンプの吐
出機能の喪失・回復の判断を吐出圧力センサで検出する
圧力に開閉のしきい値を設けて行なうことが提案され
た。しかしながら、しきい値だけによる判断では、気液
分離室へ空気が流入する状況や陸上タンク側の配管抵抗
によって、ポンプ吐出機能の喪失時および回復時の圧力
値に変動が生ずるため、常時,最適判断を行なうことは
困難であり、ストリッピング動作を継続できない場合も
あった。
【0008】すなわち図4に示されるように、十分な再
循環流量を得るためには再循環弁の開ポイントを極力低
い吐出圧力点とする必要があるが、吐出圧力による一義
的な設定ではA線で示されるような再循環運転不能の場
合が生じるし、確実な開動作のために高い方へ余裕をつ
けて設定すると、置換室内に残留する吐出液量が増え、
再循環量が減少するので、空気の排出量が少なくなっ
て、十分なストリッピング能力が得られなかった。また
ポンプの機能を十分に回復させるために再循環弁の閉設
定値を、高目に設定すると、吐出圧力の回復が不十分な
場合は閉じなくなり、以後再循環運転が継続して発生し
てストリッピングが停止することがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するために、タンクの底面付近に連通する気液
分離室と、同気液分離室の底面付近に吸込管が開口する
ポンプと、同ポンプの吐出口よりも上方に配され、同ポ
ンプの吐出管の後端に連通する置換室と、同置換室の下
部を上記気液分離室に連通する再循環ラインと、同再循
環ラインに設けられた再循環弁と、上記ポンプの吐出圧
力を検知する圧力センサと、同圧力センサの信号に基づ
いて上記再循環弁に開閉指令を与える再循環弁制御装置
と、上記気液分離室の上部を上記置換室の上部に連通す
る空気排出ラインと、同空気排出ラインに設けられた逆
止弁とを備えた再循環ストリッピング装置において、上
記ポンプの吐出圧力が所定の値まで低下してから所定の
時間が経過した後、上記再循環弁を開くとともに、上記
ポンプの吐出圧力が所定の値まで回復してから所定の時
間が経過した後、上記再循環弁を閉じることを特徴とす
る再循環ストリッピング方法;ならびにタンクの底面付
近に連通する気液分離室と、同気液分離室の底面付近に
吸込管が開口するポンプと、同ポンプの吐出口よりも上
方に配され、同ポンプの吐出管の後端に連通する置換室
と、同置換室の下部を上記気液分離室に連通する再循環
ラインと、同再循環ラインに設けられた再循環弁と、上
記再循環ラインに設けられ、同再循環ライン内の液体流
により上記ポンプの入口部の気体を吸引するベンチュリ
またはエダクタと、上記ポンプの吐出圧力を検知する圧
力センサと、同圧力センサの信号に基づいて上記再循環
弁に開閉指令を与える再循環弁制御装置と、上記気液分
離室の上部を上記置換室の上部に連通する空気排出ライ
ンと、同空気排出ラインに設けられた逆止弁とを備えた
再循環ストリッピング装置において、上記ポンプの吐出
圧力が所定の値まで低下してから所定の時間が経過した
後、上記再循環弁を開くとともに、上記ポンプの吐出圧
力が所定の値まで回復してから所定の時間が経過した
後、上記再循環弁を閉じることを特徴とする再循環スト
リッピング方法を提案するものである。
【0010】
【作用】本発明方法においては、再循環ストリッピング
に使用される再循環弁の開閉に際し、ポンプの吐出圧力
センサの信号に基づいて、予じめ設定された開および閉
のしきい値により基本的な開または閉の判断を行ない、
更に予じめそれぞれ設定された遅延時間の経過後、実際
に弁を開閉するので、確実かつ適切な開閉時点の判断が
でき、信頼性の極めて高いストリッピングを行なうこと
ができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の方法を実施する装置の第1の
例を示す概要図である。この図において、前記図3によ
り説明した従来のものと同様の部分については、冗長に
なるのを避けるため、同一の符号を付けて詳しい説明を
省く。
【0012】本実施例においては、再循環弁(15)と
して構造が簡単なバタフライ弁が使用される。また、ポ
ンプ吐出管(6)に吐出圧力センサ(16)が設けら
れ、この吐出圧力センサ(16)の信号に基づいて、再
循環弁制御装置(17)が再循環弁(15)に開閉指令
を与えるようになっている。当然のことながら、ポンプ
吐出管(6)にベンチュリ部は設けられてはいない。
【0013】図示しないカーゴタンクから揚液吸入管
(1),気液分離室(2),ポンプ吸込管(3)を経由
しポンプ(5)により昇圧されたポンプ揚液は、ポンプ
吐出管(6),置換室(7),主逆止弁(8)を経て、
図示しない陸上タンク側へ送られる。
【0014】ストリッピング,すなわちカーゴタンク底
面付近の残液を吸い上げる場合は、揚液中に多量の空気
やガスが混入するが、それら気体は気液分離室(2)内
で遊離し分離室上部に滞留するとともに、気液分離室
(2)の液位を押し下げる。そして最終的にポンプ入口
部(4)の揚液が気液分離室(2)側に流出してポンプ
の吐出機能が喪失する。ポンプの吐出機能が喪失すると
吐出圧力が低下するから、吐出圧力センサ(16)によ
りそれを検知して信号を発する。再循環弁制御装置(1
7)では、その信号を受けると適切な遅延時間を賦与し
て、再循環弁(15)を実際に開く指令を発する。そう
すると置換室(7)の内部の揚液が再循環弁(15)を
通り、再循環ライン(9)を経由して気液分離室(2)
に入り、それとは入れ代わりに気液分離室(2)内の気
体が空気排出ライン(13),逆止弁(14)を経由し
て置換室(7)内に入る。再循環流れの流れ込みにより
気液分離室(2)の液位が上昇してポンプ(5)の吐出
機能が回復したことを吐出圧力センサ(16)が検知す
ると、その信号を受けて再循環弁制御装置(17)は、
適切な遅延時間を賦与して再循環弁(15)の実際の閉
操作指令を発する。置換室(7)内に入っていた空気や
ガスは、ポンプ(5)の吐出機能の回復により圧縮さ
れ、ポンプ吐出揚液とともに陸上タンク側へ送られる。
以上の一連の動作の繰り返しにより、ポンプはカーゴタ
ンク側から流入する空気によって機能を完全に喪失する
ことなく、継続して揚油を行なう。
【0015】次に、本実施例の再循環弁制御装置(1
7)の作用について詳述する。本実施例では、再循環ス
トリッピング時に置換室(7)から気液分離室(2)へ
再循環される流量を十分確保するため、図5に示される
ように、吐出圧力の十分な低下を見込んで、再循環弁
(15)の実質的な開ポイントを開設定値検知時点より
もt1 秒だけ遅らせた点とする。また閉の設定点は、遅
延を行なわない場合とは逆に、開設定値よりも低い値と
し、十分な圧力回復を行なうため、実際の閉ポイントは
閉設定値検知時点よりもt2 秒だけ遅らせた点とする。
1 秒の設定においては、開圧力を検知してから閉設定
圧力を通過するまでの時間t1 ′よりも長くし、t2
の設定においては、閉圧力検知後上昇する吐出圧力値が
開設定値を越えるまでの時間t2 ′よりも十分長い時間
とする。
【0016】再循環弁の開閉圧力については、閉の設定
値はポンプ機能喪失時の最低圧力よりも高く、ポンプの
吐出機能の回復徴候の判断される圧力値とし、開設定圧
力は閉設定値よりも高く、両者の設定や判定に対して十
分な信頼性の確保できる値とする。
【0017】次に図2は本発明の方法を実施する装置の
第2の例を示す概要図である。この図においても、前記
と同様の部分については同一の符号を付け、詳しい説明
を省く。本実施例においては、再循環ライン(9)にベ
ンチュリまたはエダクタ(18)が設けられ、再循環ラ
イン(9)内の液体流によってポンプ(5)の入口部
(4)の気体を空気抜き管(19)を介して吸引する構
造になっている。
【0018】このような装置において、ストリッピング
動作時にポンプ(5)の入口部(4)に空気が滞留し、
吐出機能が低下して再循環ライン(9)内に連続した流
れが発生した場合には、その流れの運動エネルギーによ
ってベンチュリまたはエダクタ(18)に負圧が生じ、
ポンプ入口部(4)に滞留した空気が空気抜き管(1
9)経由で吸い上げられて、再循環流れとともに気液分
離室(2)へ導びかれる。その空気は気液分離室(2)
内で再循環流れから分離され、分離室内の気相部に溜
る。その空気は、その後のストリッピング動作により、
カーゴタンクからの流れにおいて気液分離室(2)内で
分離される空気とともに、空気排出ライン(13)を通
って置換室(7)内に入り、陸上タンク側へ送られる。
【0019】本実施例においては、再循環ライン(9)
にベンチュリまたは、エダクタ(18)を設置し、再循
環流れのエネルギーによりポンプの吸込管(3)よりも
低い圧力源を得て、揚液の気化ガスや空気を抽出するの
で、ポンプ吸込管(3)の空気抜に要求される適切な負
圧値と抽出流量が容易に得られる。この空気抜系統の使
用圧力レベルはポンプ吸込側と同等であるから、ポンプ
吐出側の圧力が作用する恐れはなく、耐圧上安全であ
る。そして再循環ラインが作動しない時は、自動的に気
液分離タンクレベルの押し込みによる空気抜ができる。
このように空気抜きに再循環のエネルギーを利用する
し、また通常の運転時には再循環ラインには流れないか
ら、エネルギーの無駄が生じない。すなわち、他に動力
源を必要とせず、再循環のエネルギーを利用するので経
済的であり、特別な運転操作も不要であるから、信頼性
の極めて高い方法となっている。
【0020】
【発明の効果】本発明方法によれば、再循環ストリッピ
ングに使用される再循環弁の開閉制御において、ポンプ
吐出圧力を基に、極めて確実、かつ、適切な開閉時点の
判断が可能となり、ストリッピング能力を最大限に発揮
できて、極めて信頼性の高いシステムが構築される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の方法を実施する装置の第1の例
を示す概要図である。
【図2】図2は本発明の方法を実施する装置の第2の例
を示す概要図である。
【図3】図3は従来の再循環ストリッピング装置の一例
を示す概要図である。
【図4】図4は従来提案されたストリッピング方法にお
ける吐出圧力線図である。
【図5】図5は本発明の方法における吐出圧力線図であ
る。
【符号の説明】
(1) 揚液吸入管 (2) 気液分離室 (3) ポンプ吸込管 (4) ポンプ入口部 (5) ポンプ (6) ポンプ吐出管 (7) 置換室 (8) 主逆止弁 (9) 再循環ライン (10) 再循環弁 (11) ベンチュリ部 (12) 導圧管 (13) 空気排出ライン (14) 逆止弁 (15) 再循環弁 (16) 吐出圧力センサ (17) 再循環弁制御装置 (18) ベンチュリまたはエダクタ (19) 空気抜き管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクの底面付近に連通する気液分離室
    と、同気液分離室の底面付近に吸込管が開口するポンプ
    と、同ポンプの吐出口よりも上方に配され、同ポンプの
    吐出管の後端に連通する置換室と、同置換室の下部を上
    記気液分離室に連通する再循環ラインと、同再循環ライ
    ンに設けられた再循環弁と、上記ポンプの吐出圧力を検
    知する圧力センサと、同圧力センサの信号に基づいて上
    記再循環弁に開閉指令を与える再循環弁制御装置と、上
    記気液分離室の上部を上記置換室の上部に連通する空気
    排出ラインと、同空気排出ラインに設けられた逆止弁と
    を備えた再循環ストリッピング装置において、上記ポン
    プの吐出圧力が所定の値まで低下してから所定の時間が
    経過した後、上記再循環弁を開くとともに、上記ポンプ
    の吐出圧力が所定の値まで回復してから所定の時間が経
    過した後、上記再循環弁を閉じることを特徴とする再循
    環ストリッピング方法。
  2. 【請求項2】 タンクの底面付近に連通する気液分離室
    と、同気液分離室の底面付近に吸込管が開口するポンプ
    と、同ポンプの吐出口よりも上方に配され、同ポンプの
    吐出管の後端に連通する置換室と、同置換室の下部を上
    記気液分離室に連通する再循環ラインと、同再循環ライ
    ンに設けられた再循環弁と、上記再循環ラインに設けら
    れ、同再循環ライン内の液体流により上記ポンプの入口
    部の気体を吸引するベンチュリまたはエダクタと、上記
    ポンプの吐出圧力を検知する圧力センサと、同圧力セン
    サの信号に基づいて上記再循環弁に開閉指令を与える再
    循環弁制御装置と、上記気液分離室の上部を上記置換室
    の上部に連通する空気排出ラインと、同空気排出ライン
    に設けられた逆止弁とを備えた再循環ストリッピング装
    置において、上記ポンプの吐出圧力が所定の値まで低下
    してから所定の時間が経過した後、上記再循環弁を開く
    とともに、上記ポンプの吐出圧力が所定の値まで回復し
    てから所定の時間が経過した後、上記再循環弁を閉じる
    ことを特徴とする再循環ストリッピング方法。
JP31842292A 1992-11-27 1992-11-27 再循環ストリッピング方法 Withdrawn JPH06159236A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006322359A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Toyota Auto Body Co Ltd 粘性流体の移送における残量低減方法及びシステム
KR101282380B1 (ko) * 2012-05-21 2013-07-05 주식회사 협성히스코 동압력 계측 시스템

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