JPH06158859A - コンクリート型枠油用剥離剤、およびその製造方法 - Google Patents

コンクリート型枠油用剥離剤、およびその製造方法

Info

Publication number
JPH06158859A
JPH06158859A JP18603892A JP18603892A JPH06158859A JP H06158859 A JPH06158859 A JP H06158859A JP 18603892 A JP18603892 A JP 18603892A JP 18603892 A JP18603892 A JP 18603892A JP H06158859 A JPH06158859 A JP H06158859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
methanol
alkenyl succinic
concrete
ester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18603892A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Okuda
正昭 奥田
Yasuaki Taketomi
安昭 武富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Petrochemical Co Ltd
Eneos Corp
Original Assignee
Sanyo Petrochemical Co Ltd
Mitsubishi Oil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Petrochemical Co Ltd, Mitsubishi Oil Co Ltd filed Critical Sanyo Petrochemical Co Ltd
Priority to JP18603892A priority Critical patent/JPH06158859A/ja
Publication of JPH06158859A publication Critical patent/JPH06158859A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、産業廃棄物の減量化、再資源化に寄
与するコンクリート型枠油用剥離剤、およびその製造方
法 【構成】本発明のコンクリート型枠油用剥離剤は、C9
〜C20のアルケニル基を有するアルケニル琥珀酸のモ
ノメチルエステル、モノエチルエステルあるいはモノイ
ソピルエステルを含有することを特徴とする。また、本
発明に係るその製造方法は、モノオレフィン(C6〜C
20)と無水マレイン酸からアルケニル琥珀酸無水物
(Alkenyl Succinic Anhydri
de)を製造する際発生する未反応油を水洗して、無水
マレイン酸を除去した水洗未反応油(1〜40wt%の
アルケニル琥珀酸無水物を含有する)を原料として用
い、これに対し、10〜100vol%のメタノールを
加えて攪拌し、未反応油中のアルケニル琥珀酸無水物を
メタノール槽に抽出分離し、メタノールを留去すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】本発明は、産業廃棄物の減量化、再
資源化に寄与するコンクリート型枠油用剥離剤、および
その製造方法に関し、詳しくは、鉱油等のベースオイル
に対する溶解性が優れ、アルカリに対する反応性、およ
び界面活性剤としての性能に優れ、型枠油用剥離剤に要
求される物性を満足し、優れた剥離性、コンクリート表
面の仕上がり性、平滑性、色相等の良好な、コンクリー
ト型枠油用剥離剤、およびその製造方法に関する。
【0002】
【発明の背景】コンクリート工業における型枠の重要性
はいうまでもないが、その取扱のいかんは耐強性、精度
を左右し、製造技術とも関連して組み立て、脱枠の円滑
な運営は労力、経費の節減上からも大切な工程と考えら
れる。それにもかかわらず、この一助として用いられる
型枠用剥離剤は単に油類という抽象的名称と塗布過剰に
よる弊害のみを強調する程度に扱われ、コンクリートの
表面層および外観は原料、配合比、施工技術が決定的要
素とされている。
【0003】最近、2次製品製造工業の発展はいちじる
しく、型枠の増設や使用率の増加も手伝って剥離剤の需
要も急激に上昇の一歩をたどっているが、その使用目的
は、ただ漠然と型枠面に撥水性の被膜を存在させること
であり、脱枠を容易にして作業能率を向上させるといっ
た単純な理由にある。マスコンクリートではさほど問題
にならないとしても風化、すりへりの点で、さらに容量
=断面積に比して表面積の大きくなりがちな建築、道路
用製品では耐久、耐強の上からも表面層の本質は重要
で、コンクリートの凝結時前に接触する剥離剤の影響を
論議の対象とするのも無意味ではない。従来、型枠剥離
剤を製造する側にとって、コンクリートの複雑な諸性質
はあまりにも奥行きが深過ぎ、また使用者の側からは末
梢的存在に見られるといった感があり、剥離剤の選定も
進歩も系統立った根拠がなかった。型枠剥離剤は界面活
性の理論なくして製造できないが、コンクリートもセメ
ント、粒子、骨材、空気など、異なった界面を有する物
質の結合であり、さらに型枠面、コンクリートペース
ト、剥離剤の3つも大きな界面の接触と想定される。型
枠剥離剤は型抜油、塗布剤とも呼ばれ、水不溶タイプと
水溶性タイプの2種に大別、市販されている。両者とも
ほとんど潤滑油、燃料油など化学的に安定した石油製品
を基剤とし、その油膜層で型枠、コンクリート面を区分
することで目的を果たし、脱枠後、硬化したコンクリー
ト面に付着があっても酸、塩、糖類のごとく侵食の恐れ
はないとされている。しかし石油=鉱油を過剰にならぬ
よう入念に塗布しても界面学上からは、油膜でなく油層
ともいえる性質を有する。一基の型枠を塗布するに要す
る油量と、これに打ち込まれるコンクリートのセメント
量との比率は、形状によっては決して小さくなく、まし
て油類の拡散性は強いので、打込み、締固め作業中に表
面積に侵入し水和、硬化過程を阻害せず長期にわたって
何の悪影響もおよぼさぬとは断定しがたい。
【0004】特に現場作業において塗布の労力と脱枠の
安直さのみに意を配すれば、勢い厚い油層を得られる粘
度の濃い鉱油をベースとした剥離剤を選ぶ傾向がある。
実際、コンクリートの優れた造型性は型枠の種類や形状
を複雑にし、遠心力による締固めのできない枠面では、
各部分で受ける重圧力の相違、水和、加温養生による熱
の蓄積されやすい部分など、すべて異なった条件にあ
る。剥離剤も当然同一条件のもとに部分により油の流失
残留する量は違い、コンクリート製品では、型状、使用
目的などによって配合比、骨材の粒度、締固め方法を変
えることによって水密性の高い表面層を得られるように
施工されているが、剥離剤では油層の保持を鉱油の粘度
に頼るのは、部分的に未硬化のモルタル、油の汚染を両
面に与える。
【0005】本発明が対象とするアルケニル琥珀酸無水
物(Alkenyl Succinic Anhydr
ide、以下ASAと称す)は、主として製紙工業にお
いて使用される合成サイズ剤、及び合成樹脂の硬化剤の
原料として大量に使用されているもので、通常はモノオ
レフィン(C9〜C20)に無水マレイン酸を付加して
製造されている。モノオレフィンとしては通常エチレ
ン、プロピレン、およびブテンのオリゴマーが利用され
ている。このASA製造工程において特にプロピレンオ
リゴマーを原料とする酸性合成サイズ剤の製造時には蒸
留工程においてASAを含む多量の未反応油(以下未反
応油と称す)が発生し、しかも、この未反応油中には1
〜40wt%のASAが少量の無水マレイン酸と共に残
存している。
【0006】通常この未反応油は無水マレイン酸を水洗
して除去した後、燃料油として利用されているが、残存
するASAがバーナーチップでの燃焼堆積物の生成、ポ
ンプ等の摩耗を発生するため、更にアルカリ洗浄等によ
ってASAを除去することを余儀なくされており、石鹸
廃液の処理に多くの費用を要し、燃料油としての採算性
を著しく悪化させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題点を解決すること、即ち、国策でもある産業廃棄物の
減量化、再資源の主旨に基づき、未反応油全量を簡単な
処理法によって有効利用することを可能にするコンクリ
ート型枠油用剥離剤、およびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係わるコンクリート型枠油用剥離剤は、C9
〜C20のアルケニル基を有するアルケニル琥珀酸のモ
ノメチルエステル、モノエチルエステル或いはモノイソ
プロピルエステルを含有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するための本発明に係わる
コンクリート型枠油用剥離剤の製造方法は、モノオレフ
ィン(C9〜C20)と無水マレイン酸からASAを製
造する際発生する未反応油を水洗して、無水マレイン酸
を除去した水洗未反応油(1〜40wt%のASAを含
有する)を原料として用い、これに対し、10〜100
vol%のメタノールを加えて攪拌し、未反応油中のA
SAをメタノール槽に抽出分離し、メタノールを留去す
ることを特徴とする。
【0010】前述のように未反応油中にはASA1〜4
0wt%と共に無水マレイン酸が1%程度残存している
ので、先ず水洗によってマレイン酸を除去する。この水
洗に際して、ASAはそのまま残存することが確認され
ている。
【0011】次に水洗未反応油に対し、10〜100%
のメタノールを添加し30分〜1時間攪拌した後静置す
ると容易に二層に分離し、未反応油のASAはほぼ全量
下層のメタノールに移行し抽出される。
【0012】上層は少量のメタノール、ASAを含む油
層が生成するので、メタノールをストリッピングにより
回収すればイオウ分の少ない良質の灯油、A重油相当品
を得ることができる。ASAの含有量が少ないので燃料
油としての問題点はすべて解消できる。下層のメタノー
ル層は蒸留塔に移しメタノールを留去し、反応生成物を
得る。しかしこの抽出、蒸留工程において驚くべきこと
にASAはメタノールにより容易にモノエステル化され
ていることが赤外スペクトルにより確認されており、こ
のモノエステルがコンクリート型枠油用剥離剤として著
しく効果的なことが判明するに至った。
【0013】以上の研究において、アルケニル琥珀酸の
モノメチルエステルがコンクリート型枠油用剥離剤とし
て有効なることが判明するに至ったので、次にC9〜C
20のアルケニル基を有するアルケニル琥珀酸無水物と
種々のアルコール類と反応させモノアルコールエステル
を製造し、これのコンクリート型枠油用剥離剤としての
性能を検討した。この結果、反応性、剥離剤としての有
効性、および経済性を総合して低級アルコール(メチ
ル、エチル、イソプロピル)モノエステルが優れ、とく
にメチルエステルが望ましいことが判明し、本発明を完
成するに至った。
【0014】本発明に係るコンクリート型枠油用剥離剤
の製造方法は、上記限定されず、一般的製造法によって
もよい。例えば、アルケニル琥珀酸のモノメチルエステ
ルを製造するには、後記実施例1の如き方法によっても
よい。
【0015】本発明のコンクリート型枠油用剥離剤は、
そのまま用いることもできるし、希釈して用いることも
できる。希釈して用いる場合のベースオイルは限定的で
はないが、灯油、軽油、潤滑油又はこれらの混合物が挙
げられる。希釈して用いる場合、ベースオイルに対し、
通常30wt%以下で用いればよく、好ましくは1〜1
0wt%、より好ましくは3〜5wt%である。
【0016】コンクリート工業においては、造型の目的
で型枠は不可決のもので、コンクリートの型枠からの剥
離を容易にする目的で多種類の型枠油が市販されている
が、これらは純鉱油、またはこれに脂肪酸、ナフテン
酸、樹脂酸等の有機酸、界面活性剤、防錆剤を添加した
もの、W/O型、O/W型エマルジョン等が用いられて
いる。これらは原理的には鉄板、木板の型枠を油膜で保
護するか、有機酸とセメント中の石灰分によって生成す
るカルシューム石鹸膜によって剥離を容易にするもので
ある。
【0017】本発明によって得られる型枠油用剥離剤
は、鉱油等のベースオイルに対する溶解性が優れ、アル
カリに対する反応性、および界面活性剤としての性能に
優れ、型枠油用剥離剤に要求される物性を満足し、実施
テストにおいても優れた剥離性、コンクリート表面の仕
上がり性、平滑性、色相等の良好なことが実証されてい
る。
【0018】
【実施例】
製造方法の実施例1 ドデセニル琥珀酸無水物500リットルにメチルアルコ
ール500リットルを加え、約4時間環流し、未反応メ
タノールを90℃まで加熱して蒸溜回収し、510リッ
トルのモノメチルエステルを得ることができた。
【0019】製造方法の実施例2 原料とする未反応油性状(水洗済) 比重 (15℃) 0.779 引火点 (P,M) 67℃ 動粘度 (50℃) 1.53cst アルケニル琥珀酸無水物 7wt% (平均アルケニル基炭素数:12.5) 上記原料を用いた本発明の剥離剤の製造方法 未反応油300リットルにメタノール800リットルを
加えて1時間攪拌し静置分離すると上層にオイル299
0リットル、下層にメタノール抽出液810リットルを
得た。このメタノール抽出液を90℃まで加熱して50
0リットルのメタノールを回収し、釜内にアルケニル琥
珀酸メチルモノエステルを主成分とする310リットル
を得た。
【0020】(1)上層オイル性状 比重 (15℃) 0.760 引火点 (P,M) 67℃ 水分 (蒸留法) 0.00% 硫黄分 0.00% 灰分 0.01% 発熱量(cal/g) 11,060 (2)下層モノエステル性状 比重 (15℃) 0.872 引火点 (P,M) 76℃ 動粘度 (40℃) 12.4cst 全酸価 175KOHmg/g アルケニル琥珀酸メチルエステルのコンクリート型枠油
用剥離剤の剥離テストの実施例 型枠とコンクリートの剥離性の難容を実験した。図1に
示すコンクリート表面の状態が明確に判定できる専用の
鉄製型枠を用いた。また、注入コンクリートとしては、
普通セメント1、標準砂3の重量比のモルタルを用いて
成型し、養生2日間とした。
【0021】また、剥離剤の希釈に使用するベースオイ
ルは通常、灯油、軽油、潤滑油、またはその混合物が用
いられるが、本実施例では、 引火点 130℃ 動粘度 (40℃) 4.0cst の鉱物油をベースオイルとし、これに比較する剥離剤を
すべて3wt%添加し実験した。判定基準としては、剥
離度ということで以下のように設定した。表1に結果を
示す。
【0022】◎ 脱枠に全く力を要しない ○ 少々力を要するが脱枠可能 × 脱枠不可
【0023】
【表1】 表1のE実施例において、ドデセニル琥珀酸モノメチル
エステルに代えてドデセニル琥珀酸モノエチルエステ
ル、あるいはドデセニル琥珀酸モノイソプロピルエステ
ルを用いたことのに異ならせた実験を行なったところ、
当該E実施例と同等又は若干劣る結果であった。
【0024】同じくF実施例においても、モノエチルエ
ステルあるいはモノイソプロピルエステルに替えたこと
のみ異ならせたところ、当該F実施例と同等又は若干劣
る結果であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で用いた専用の鉄製型枠の斜視図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】C9〜C20のアルケニル基を有するアル
    ケニル琥珀酸のモノメチルエステル、モノエチルエステ
    ルあるいはモノイソプロピルエステルを含有するコンク
    リート型枠油用剥離剤。
  2. 【請求項2】モノオレフィン(C9〜C20)と無水マ
    レイン酸からアルケニル琥珀酸無水物(Alkenyl
    Succinic Anhydride)を製造する
    際発生する未反応油を水洗して、無水マレイン酸を除去
    した水洗未反応油(1〜40wt%のアルケニル琥珀酸
    無水物を含有する)を原料として用い、これに対し、1
    0〜100vol%のメタノールを加えて攪拌し、未反
    応油中のアルケニル琥珀酸無水物をメタノール槽に抽出
    分離し、メタノールを留去することによってコンクリー
    ト型枠油用剥離剤を製造する方法。
JP18603892A 1992-06-19 1992-06-19 コンクリート型枠油用剥離剤、およびその製造方法 Pending JPH06158859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18603892A JPH06158859A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 コンクリート型枠油用剥離剤、およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18603892A JPH06158859A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 コンクリート型枠油用剥離剤、およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06158859A true JPH06158859A (ja) 1994-06-07

Family

ID=16181315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18603892A Pending JPH06158859A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 コンクリート型枠油用剥離剤、およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06158859A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011507732A (ja) * 2007-12-18 2011-03-10 デイビス,ゴードン 離型剤配合物および方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011507732A (ja) * 2007-12-18 2011-03-10 デイビス,ゴードン 離型剤配合物および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2488002C (en) A cleaning composition for asphalt, tar, bitumen and related materials
CA2711209C (fr) Utilisation d'acide alcane sulfonique comme nettoyant de ciments, mortiers et betons
CN106635498A (zh) 一种可循环利用的环保型清洗剂及其制备和使用方法
CN102174292B (zh) 树脂漆表面护理乳液及其制备方法
CN107236585A (zh) 一种无机基体建筑材料脱模剂组合物及其应用
JPH02276897A (ja) 汚染除去用抗接着性液状組成物
JPH06158859A (ja) コンクリート型枠油用剥離剤、およびその製造方法
CN1059683A (zh) 脱模剂
CN107096744A (zh) 一种金属塑胶组件高精清洗工艺
CN106079050B (zh) 一种混凝土脱模剂及其制备方法
US20200299528A1 (en) Methods and formulations for paint deposit removal
US6524392B1 (en) Use of water-soluble polymeric polycarboxylates in cleaner formulations with abrasive action
CN108690702A (zh) 用于铁氧体坯体的隔离剂及制备和其使用后的处理方法
US1782963A (en) Manufacture of solvents
CN115075596B (zh) 一种绿色节能墙面涂料/墙纸/墙布铲除方法
JP2938629B2 (ja) コンクリート離型剤
CN117384692B (zh) 混凝土脱模剂及其制备方法
SU789200A1 (ru) Разделительное покрытие дл модельной оснастки
HU181606B (hu) Kompozíció égetett szilikát idomtestek, elsősorban szilikáttéglák gyártásánál használt sablonok kenéséhez
KR20170060785A (ko) 흘러내림을 감소시킨 거푸집 박리제 조성물 및 그 제조방법
Hiscox Henley's twentieth century formulas, recipes and processes
RU2201338C2 (ru) Смазка для резиновых форм
US1782341A (en) Coating compound
CS248762B1 (cs) Separační prostředek
Ellis et al. Coumarone resin and its uses