JPH06158599A - 抄造成形品の製造装置及び製造方法 - Google Patents

抄造成形品の製造装置及び製造方法

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JPH06158599A JP32368392A JP32368392A JPH06158599A JP H06158599 A JPH06158599 A JP H06158599A JP 32368392 A JP32368392 A JP 32368392A JP 32368392 A JP32368392 A JP 32368392A JP H06158599 A JPH06158599 A JP H06158599A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥時における水蒸気の抜けが良い抄造成形
品の製造装置を提供することを目的とする。 【構成】 乾燥成形機構6のプレス下型7bに形成され
た複数の貫通孔に、キャップ状に形成され、且つ前面9
aに空気や水蒸気の透過が可能な排出孔9bが設けられ
ているコアベント9を嵌入し、排出路11を形成してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抄造成形品の製造装置
及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭電化製品、精密機器類、或い
は食品等の包装用として、発泡合成樹脂材料よりなるも
のや、パルプ等の抄紙原料を分散させた抄紙成形原料液
から抄紙成分を抄き取って所定形状に抄造したもの等が
用いられている。これらのうち、パルプを原料としたも
のは主として、小型電気製品や卵等の食品の包装用容器
として用いられている。
【0003】従来、上記の包装用容器等に用いられる抄
造成形品を製造するための製造装置として、パルプ原料
液中の抄紙成分を抄き取った後、該抄紙成分中の水分を
脱水して所定形状の含水抄造成形品を形成する抄紙成形
機構と、型締めすると乾燥成形空間が形成され、該乾燥
成形空間から含水抄造成形品に残存する水分や、その水
分が蒸発した水蒸気を逃がすための排出孔がプレス面に
設けられた雌雄一対のプレス型により上記抄紙成形機構
で得られた含水抄造成形品を加熱プレスするとともに、
排出孔から乾燥成形空間内部を減圧吸引して、該含水抄
造成形品の乾燥及び成形を行う乾燥成形機構とからなる
装置が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置において設けられた上記排出孔は、単に複数の
貫通孔を略均一に分散させてプレス型に穿設しただけで
あるため、径が小さすぎると水分や水蒸気の抜けが悪い
という問題があった。水分や水蒸気の抜けが悪いと乾燥
効率が低減するという不具合があり、更には含水抄造成
形品に含まれている水分が加熱によって蒸発して生じた
水蒸気により成形品内部の圧力が増大し、内外の圧力差
によって微細孔近傍で成形品が破裂してしまう虞がある
(微細孔近傍は減圧吸引されているので成形品表面側の
圧力が急減する。)。
【0005】このため、単に排出孔の径を大きくした
り、或いは排出孔の数を増やしたりして、水分や水蒸気
を良好に排出するための工夫がなされていたが、排出孔
の径を単に大きくした場合には、加熱プレスの際に抄造
成形品の表面に完全に定着していない生乾きの抄紙成分
が排出孔に侵入し、該抄紙成分が排出孔内(即ち、プレ
ス型の内部)で乾燥すると、その乾燥した抄紙成分が排
出孔の周壁にこびりつき、次第に排出孔が目詰まりを起
こしていくので、プレス型を頻繁に掃除しなければなら
ないという問題があった。一方、排出孔の数を単に増や
した場合には、加熱によって含水抄造成形品を乾燥させ
るための加熱面の有効面積が減少し、効率良く乾燥を行
うことができなくなったり、金型を成形する際のコスト
がかかり過ぎてしまうという問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
乾燥時における水や水蒸気の排出が良好に行える抄造成
形品の製造装置を提供することを目的とし、また乾燥時
に水や水蒸気を効果的に排出することができる抄造成形
品の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の抄造成形品の製
造装置は、抄紙成形原料液から抄紙成分を抄き取り、且
つ該抄紙成分中の水分を脱水して含水抄造成形品を得る
抄紙成形機構、及び含水抄造成形品をプレスして乾燥成
形する乾燥成形機構を有する抄造成形品を製造する装置
であって、上記乾燥成形機構を構成するプレス型のプレ
ス面に貫通孔を設け、該貫通孔に複数の排出孔を形成し
た部材を嵌め込み排出路を形成してなることを特徴とす
ることを特徴とする。
【0008】また、本発明の抄造成形品の製造方法は、
抄紙成形原料液から抄紙成分を抄き取り、該抄紙成分中
の水分を脱水して含水抄造成形品を得る抄紙成形工程を
行い、次いで含水抄造成形品をプレスして乾燥成形する
乾燥成形工程を行うことにより抄造成形品を製造する方
法であって、上記乾燥成形工程において、プレス面に複
数の排出孔を形成した部材を嵌め込んで排出路を形成し
たプレス型を用い、該プレス型内に含水抄造成形品を挟
み込み、排出路より型内を減圧しながら成形品をプレス
して乾燥させることを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。本発明抄造成形品の製造装置は抄紙成形機構と乾燥
成形機構とを有し、図1は本発明装置を構成する抄紙成
形機構の一例を示し、図2は本発明装置を構成する乾燥
成形機構の一例を示している。尚、図中1は抄紙成形機
構を示し、6は乾燥成形機構を示す。
【0010】抄紙成形機構1は、例えば図1に示すよう
な抄造しようとする容器の内面形状又は外面形状を有す
る上型3(図中に示す例では、容器の外面形状に略合致
した形状に形成されている。)と、抄造しようとする容
器の外面形状又は内面形状を有する抄紙成形下型2(図
中に示す例では、容器の内面形状に略合致した形状に形
成されている。)、及び該抄紙成形下型2を支持する支
持フレーム4とから構成されており、抄紙成形下型2と
上型3とを型合わせした際に両者の間に抄紙成形空間が
形成される。尚、図1における5は排水用の孔である。
【0011】上記抄紙成形機構1の上型3には、空気や
水蒸気の透過が可能な微細孔が多数設けられており、そ
の材質は金属や弾性素材であるのが好ましい。金属とし
ては例えば、アルミニウム、ニッケル等が挙げられ、弾
性素材としては例えば、ゴム、弾性合成樹脂、合成樹脂
発泡体等が挙げられる。
【0012】また、特に図示しないが抄紙成形下型2の
壁面や上面等には、複数の貫通小孔が設けられている。
該貫通小孔は、以下に説明する抄紙成形原料液中の水分
を透過させるためのものであり、水分を効率良く透過さ
せることができ、且つ抄紙成分は透過させないようにす
るために、通常直径が0.5mm〜2.0mmの孔であるの
が好ましい。孔が大きすぎると孔を通過する抄紙成分が
多くなってしまい当該箇所の抄紙成形に支障をきたした
り、或いは孔中に抄紙成分が入り込んでしまい、その結
果得られる抄造成形品に孔の跡が明瞭に残って外観を低
下させる虞がある。また、反対に孔が細かすぎると貫通
小孔の目詰まりが生じ易くなり水分の透過が妨げられる
虞がある。
【0013】更に、抄紙成形下型2には、該下型2の下
方に必要に応じて真空ポンプ等を設け、真空吸引して下
型2下面側を減圧することにより、抄紙成形原料液中の
水分を吸引脱水する構成としても良い。
【0014】本発明装置は、上述した抄紙成形機構1に
加えて乾燥成形機構6を有する。該乾燥成形機構6は、
例えば図2に示すように抄造成形品の内面形状又は外面
形状を有するプレス上型7a(図中に示す例では、成形
品の外面形状に略合致した形状に形成されている。)
と、抄造成形品の外面形状又は内面形状を有するプレス
下型7b(図中に示す例では、成形品の内面形状に略合
致した形状に形成されている。)とからなり、且つ該プ
レス上型7a及びプレス下型7bを型合わせした際に両
者の間に乾燥成形空間が形成される雌雄一対のプレス型
7により構成されており、該プレス型7は、以下に説明
する含水抄造成形品10を乾燥するための手段を有す
る。また、乾燥成形機構6は必要に応じて下型7b下面
側及び/或いは上型7a上面側を減圧することができる
構成とすることもできる。
【0015】プレス型7に設ける乾燥手段としては、該
プレス型7に電熱加熱装置を設け加熱乾燥を行うか、或
いはプレス型7に高周波発振器を接続し該高周波発振器
により高周波(マイクロ波も含む)を印加して乾燥する
等の手段が挙げられる。また、加熱による乾燥と高周波
印加による乾燥とを併用することもできる。
【0016】上記プレス型7aには、図2に示すように
複数の貫通孔が形成されており、該貫通孔にはコアベン
ト9が嵌入され、排出路8が形成されている。該コアベ
ント9は、例えば図3に示すように円筒状或いは角筒状
等のキャップ状に形成されていて、その前面9aには空
気や水蒸気の透過が可能な多数の微細孔、或いは数条の
スリットからなる排出孔9bが設けられている。
【0017】コアベント9は通常、アルミニウム等の材
料から形成することができ、その大きさは直径0.5c
m〜2cm程度であるのが好ましい。また、コアベント
9に設けられた排出孔9bが微細孔である場合、直径が
0.1mm〜1.5mm程度の微細孔を、1cm2 当たり
3〜200個の割合で設けるのが好ましく、排出孔9b
がスリットである場合は、幅0.1mm〜1.5mm程
度のスリットを0.5mm〜2mmの間隔で設けるのが
好ましい。更に、プレス型7のプレス面の表面積に対す
る排出孔9bの面積の比が0.3以下となるように、コ
アベント9をプレス型7に設けるのが好ましい。
【0018】本発明は乾燥成形機構6を構成するプレス
型7にこのようなコアベント9を設けたことが重要であ
る。上記の如き、全面9aに排出孔9bが設けられたコ
アベント9をプレス型7に設けることにより、含水抄造
成形品10を減圧乾燥成形する時に、抄紙成分がコアベ
ント9により遮られて排出路8内に侵入するのを防ぐこ
とができる。しかも、コアベント9に設けられた排出孔
9bが抄紙成分の侵入を防止できるほどに小径であって
も、プレス上型7aとプレス下型7bとを型合わせした
ときに形成された乾燥成形空間内にプレスされた含水抄
造成形品10から、水分や水蒸気を効率良く排除するこ
とができる。尚、コアベント9は上述したようにプレス
型7、即ちプレス上型7a及び下型7bの両方に設ける
のが好ましいが、プレス上型7aと下型7bのどちらか
一方だけに設けることもできる。また、排出孔9bが微
細孔であるコアベント9と、スリットであるコアベント
9とは、どちらか一方だけに統一してプレス型7に設け
ても良く、混合して設けても良い。
【0019】次に、以上の如き製造装置を用いて抄造成
形品を製造する本発明方法を説明する。本発明方法によ
れば、先ず抄紙成形原料液から抄紙成分を抄き取ること
により抄紙成形中間品10が形成され(抄紙成形工
程)、次いで該抄紙成形中間品10を乾燥成形すること
により(乾燥成形工程)抄紙成形品が製造される。
【0020】抄紙成形原料液としては、パルプを分散さ
せた従来公知のパルプ原料液や、この中に水溶性ポリマ
ーやプレス時の熱で溶融する熱可塑性樹脂又は繊維等の
各種添加剤を加えたもの等が使用される。尚、抄紙成形
原料液は、回収紙を利用した再生パルプ原料が全成分を
占めていても、或いは一部のみを占めていても何ら差し
支えない。
【0021】上記抄紙成形原料液から抄紙成分を抄き取
る抄紙成形工程は、前述した抄紙成形機構1において行
われる。該抄紙成形工程では、例えば抄紙成形下型2上
に抄紙成形原料液を注加して該下型上に抄紙成分を抄き
取るか、或いは下型2全体を抄紙成形原料液槽中に浸漬
して必要に応じて該下型2下方より真空吸引した後、下
型2を上昇させて抄紙成形原料液中の抄紙成分を下型2
上に抄き取る等して、抄紙成形下型2上に抄紙成形原料
液中の抄紙成分を抄き取る。次いで、上型3と下型2と
を型合わせて抄紙成形空間を形成し、抄紙成分を押圧す
る。更に必要に応じて下型2の下方から真空吸引又は/
及び上型3の上面側より圧空加圧する。この結果、下型
2上に抄き取られた抄紙成分中に残存する水分の大部分
は、該下型2の貫通小孔を通して支持フレーム4外に流
出し、下型2上には水分を含んだ抄紙成分が抄き取られ
て残り、下型2の形状を有する含水抄造成形品10が形
成される。
【0022】上記の如く抄紙成形下型2に抄紙成分を抄
き取る際、該下型2上に抄き取られる抄紙成分の量は、
パルプ原料中に分散させた抄紙成分の濃度や下型2に抄
き取る際に必要に応じて行われる真空吸引時間等によっ
て調整することができる。
【0023】このように抄紙成形下型2上に抄紙成形原
料液中の抄紙成分を抄き取り、上面側より上型3で押圧
し、更に必要に応じて下型2の下面側を減圧して、水分
を脱水すると、これによって得た所定形状の含水抄造成
形品10は、含水率30重量%〜70重量%程度のもの
となる。上型3による押圧は、下型2上に抄紙成分を抄
き取った状態の見掛け厚みを100とした場合に、10
〜40程度の厚みとなるように行うことが好ましく、必
要に応じて下型2の下面側を減圧する場合、減圧条件
は、700mmHg〜10mmHg程度が好ましい。
【0024】次いで、上記のようにして得られた含水抄
造成形品10を、乾燥成形工程に移し乾燥成形を行う。
乾燥成形工程は、前述したコアベント9を設けたプレス
型7から構成される乾燥成形機構6にて行い、含水抄造
成形品10をプレス上型8とプレス下型9とからなるプ
レス型7の間に形成された乾燥成形空間に挟み込んでプ
レスするとともに、加熱及び/又は高周波を印加するこ
とによって含水抄造成形品10をプレスしながら減圧乾
燥して抄造成形品を得る。コアベント9を設けたプレス
型7で乾燥工程を行う本発明方法によると、プレス型7
に設けたコアベント9によって排出路8に抄紙成分が侵
入することなく、含水抄造成形品10に残存する水分
や、該含水抄造成形品10から蒸発して発生した水蒸気
等を効率良く乾燥成形空間外へ排出することができ乾燥
効率が向上する。
【0025】上記乾燥成形工程において、乾燥成形空間
内を700mmHg〜10mmHgに減圧し、1kg/cm 2 ・G〜
10kg/cm 2 ・Gの押圧力、3秒〜100秒程度のプレ
ス時間で含水抄造成形品をプレスするのが好ましく、最
終製品の厚みが抄紙成形下型2上に抄紙成分を抄き取っ
た状態の見掛け厚を100とした場合に、5〜30程度
となるように乾燥成形することが好ましい。また、加熱
乾燥の場合、その加熱温度は50°C〜400°Cであ
り、高周波を印加して抄造成形中間品10の乾燥を行う
場合には、103 Hz〜1013Hz、好ましくは106
Hz〜1012Hz、より好ましくは107 Hz〜108
Hzの発振周波数、出力1kw〜100kw程度の高周
波を印加する。尚、加熱による乾燥と高周波印加による
乾燥とは、それぞれ単独で行っても良く、或いはより効
率良く乾燥を行うために両方を併用しても良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の抄造成形
品の製造装置及び該製造装置による本発明製造方法によ
れば、乾燥成形機構を構成するプレス型の排出路を、複
数の排出孔が形成された部材をプレス型に設けた貫通孔
に嵌め込んで形成したために、乾燥成形工程における水
や水蒸気の排出を良好に行うことができ、成形品の乾燥
に要する時間の短縮が図れる。更に、面積の小さい排出
孔が設けられた部材により抄紙成分の排出路、即ちプレ
ス型内部への侵入が防止されるので、プレス型内部に抄
紙成分がこびりつくことなくプレス型内部を掃除する手
間がはぶける。また、仮に排出路形成用部材の排出孔が
目詰まりを起こし排出効率が低減しても、該部材を交換
するだけでもとどおりの排出効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を構成する抄紙成形機構の一例を示
す断面図である。
【図2】本発明装置を構成する乾燥成形機構の一例を示
す断面図である。
【図3】本発明装置を構成する乾燥成形機のプレス型に
嵌入される複数の排出孔を形成した部材の一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 抄紙成形機構 6 乾燥成形機構 7 プレス型 8 排出路 9 コアベント 9b 排出孔 10 含水抄造成形品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抄紙成形原料液から抄紙成分を抄き取
    り、且つ該抄紙成分中の水分を脱水して含水抄造成形品
    を得る抄紙成形機構、及び含水抄造成形品をプレスして
    乾燥成形する乾燥成形機構を有する抄造成形品を製造す
    る装置であって、上記乾燥成形機構を構成するプレス型
    のプレス面に貫通孔を設け、該貫通孔に複数の排出孔を
    形成した部材を嵌め込み排出路を形成してなることを特
    徴とする抄造成形品の製造装置。
  2. 【請求項2】 抄紙成形原料液から抄紙成分を抄き取
    り、該抄紙成分中の水分を脱水して含水抄造成形品を得
    る抄紙成形工程を行い、次いで含水抄造成形品をプレス
    して乾燥成形する乾燥成形工程を行うことにより抄造成
    形品を製造する方法であって、上記乾燥成形工程におい
    て、プレス面に複数の排出孔を形成した部材を嵌め込ん
    で排出路を形成したプレス型を用い、該プレス型内に含
    水抄造成形品を挟み込み、排出路より型内を減圧しなが
    ら成形品をプレスして乾燥させることを特徴とする抄造
    成形品の製造方法。
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