JPH0615794Y2 - スクータのフロア板取付け構造 - Google Patents
スクータのフロア板取付け構造Info
- Publication number
- JPH0615794Y2 JPH0615794Y2 JP1987148340U JP14834087U JPH0615794Y2 JP H0615794 Y2 JPH0615794 Y2 JP H0615794Y2 JP 1987148340 U JP1987148340 U JP 1987148340U JP 14834087 U JP14834087 U JP 14834087U JP H0615794 Y2 JPH0615794 Y2 JP H0615794Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor plate
- frame cover
- scooter
- mounting structure
- bifurcation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スクータのフロア板取付け構造に関する。
後部に二股状の分岐部を形成し、この分岐部の各分岐片
がシート下のフレームカバーを挟むようにフレームカバ
ーの両側前部に配置するようにして、車体フレームの桟
にビス等で締着するようにした、ライダーの足を置くた
めのスクータのフロア板が提供されている(例えば特開
昭60−169379号公報参照。)。
がシート下のフレームカバーを挟むようにフレームカバ
ーの両側前部に配置するようにして、車体フレームの桟
にビス等で締着するようにした、ライダーの足を置くた
めのスクータのフロア板が提供されている(例えば特開
昭60−169379号公報参照。)。
このフロア板の分岐部の各分岐片は、幅が狭いことから
当該分岐片をビス等で車体に締着しづらかった。このた
め、フロア板が捲れることが考えられた。
当該分岐片をビス等で車体に締着しづらかった。このた
め、フロア板が捲れることが考えられた。
また、フロア板は、強度上、厚くなくても済むため、一
般には薄く形成されている。このため、重厚な感じから
でる豪華さが不足するという問題があった。
般には薄く形成されている。このため、重厚な感じから
でる豪華さが不足するという問題があった。
この考案は、上記問題を解決するためのものであって、
その解決しようとする課題は、フロア板を実際の厚さよ
りも厚く見してスクータを豪華に見せると共に、剛性も
保て、また、フロア板の分岐部の各分岐片が捲れること
もないスクータのフロア板取付け構造を提供することに
ある。
その解決しようとする課題は、フロア板を実際の厚さよ
りも厚く見してスクータを豪華に見せると共に、剛性も
保て、また、フロア板の分岐部の各分岐片が捲れること
もないスクータのフロア板取付け構造を提供することに
ある。
本発明に係るスクータのフロア板取付け構造に係るフロ
ア板は、ライダーが足を置くためのものであって、車体
フレームの桟に締着される。また、フロア板の後部に
は、二股状の分岐部が形成されており、フロア板のう
ち、各分岐片の外側縁を含む左右両側縁は、下方に折り
曲げられて折曲部とされている。二股状分岐部は、シー
ト下のフレームカバーを挟むようにフレームカバーの両
側前部に配置され、その分岐片は、前記フレームカバー
に設けた左右段部の上面に配置され、当該分岐片の下面
には、前記折曲部と同一高さで当該折曲部と共に前記段
部上面に当接するリブが形成されている。上記リブの後
部には、当該リブの延びる方向に該リブと同一高さで前
記フレームカバーに設けた孔に掛止めされる爪片が形成
されている。
ア板は、ライダーが足を置くためのものであって、車体
フレームの桟に締着される。また、フロア板の後部に
は、二股状の分岐部が形成されており、フロア板のう
ち、各分岐片の外側縁を含む左右両側縁は、下方に折り
曲げられて折曲部とされている。二股状分岐部は、シー
ト下のフレームカバーを挟むようにフレームカバーの両
側前部に配置され、その分岐片は、前記フレームカバー
に設けた左右段部の上面に配置され、当該分岐片の下面
には、前記折曲部と同一高さで当該折曲部と共に前記段
部上面に当接するリブが形成されている。上記リブの後
部には、当該リブの延びる方向に該リブと同一高さで前
記フレームカバーに設けた孔に掛止めされる爪片が形成
されている。
したがって、本考案スクータのフロア板取付け構造によ
れば、フロア板には折曲部があるので、折曲部によっ
て、まず外見が重厚に見える。また、当該フロア板の分
岐部は、フレームカバーに設けた左右段部の上面に配置
されるので、フロア板は、その分岐部の折曲部の高さと
左右段部の高さとが相俟って、一層重厚な感じが出るよ
うになる。そして、フロア板の各分岐片には、折曲部と
同一高さで当該折曲部と共に前記段部上面に当接するリ
ブが形成されているので、当該部分に外力がかかった場
合に当該外力は、折曲部とリブとに分散される。
れば、フロア板には折曲部があるので、折曲部によっ
て、まず外見が重厚に見える。また、当該フロア板の分
岐部は、フレームカバーに設けた左右段部の上面に配置
されるので、フロア板は、その分岐部の折曲部の高さと
左右段部の高さとが相俟って、一層重厚な感じが出るよ
うになる。そして、フロア板の各分岐片には、折曲部と
同一高さで当該折曲部と共に前記段部上面に当接するリ
ブが形成されているので、当該部分に外力がかかった場
合に当該外力は、折曲部とリブとに分散される。
さらに、リブの後部には、当該リブの延びる方向に該リ
ブと同一高さで前記フレームカバーに設けた孔に掛止め
される爪片が形成されているので、爪片と孔とが固定的
に係合するようになって、リブを有する分岐片が、フレ
ームカバーにしっかりと取り付けられるようになる。
ブと同一高さで前記フレームカバーに設けた孔に掛止め
される爪片が形成されているので、爪片と孔とが固定的
に係合するようになって、リブを有する分岐片が、フレ
ームカバーにしっかりと取り付けられるようになる。
以下、本考案スクータのフロア板の取付け構造Aを図面
に示す実施例によって説明する。
に示す実施例によって説明する。
第1図に示すスクータSのフロア板1の取付け構造A
は、ライダーの足(図示せず)を置くためのフロア板1
を車体フレーム2に取り付けるための構造である。
は、ライダーの足(図示せず)を置くためのフロア板1
を車体フレーム2に取り付けるための構造である。
フロア板1は、合成樹脂で型成形され、第2図に示すよ
うに、車体フレーム2の桟3・3にビス4・4・…で締
着されている。
うに、車体フレーム2の桟3・3にビス4・4・…で締
着されている。
フロア板1の後部には、第2図に示すように、分岐片5
l・5rからなる二股状の分岐部5が形成されており、
第4図に示すように、各分岐片5l・5rの外側縁5
l′・5r′を含むフロア板1の左右両側縁1l′・1
r′は、下方に折り曲げられて折曲部1l・1rとされ
ている。
l・5rからなる二股状の分岐部5が形成されており、
第4図に示すように、各分岐片5l・5rの外側縁5
l′・5r′を含むフロア板1の左右両側縁1l′・1
r′は、下方に折り曲げられて折曲部1l・1rとされ
ている。
また、第2図および第4図に示すように、二股状分岐部
5がシート11の下方にあるフレームカバー6を挟むよ
うに、当該分岐部5は、フレームカバー6の両側前部に
配置され、これによって各分岐片5l・5rは、フレー
ムカバー6に設けた左右段部7l・7rの上面7lu・
7ruに配置されるようになる。そして、第3図および
第4図で示すように、当該分岐片5l・5rの下面5l
d・5rdには、前記折曲部1l・1rと同一高さで当
該折曲部1l・1rと共に前記段部上面7lu・7ru
に当接するリブ8l・8rが形成され、上記リブ8l・
8rの後部には、当該リブ8l・8rの延びる方向に該
リブ8l・8rと同一高さで前記フレームカバー6に設
けた孔10l・10r(第3図に10lのみ示す。)に
掛止めされる爪片9l・9r(第3図に9lのみ示
す。)が形成されている。
5がシート11の下方にあるフレームカバー6を挟むよ
うに、当該分岐部5は、フレームカバー6の両側前部に
配置され、これによって各分岐片5l・5rは、フレー
ムカバー6に設けた左右段部7l・7rの上面7lu・
7ruに配置されるようになる。そして、第3図および
第4図で示すように、当該分岐片5l・5rの下面5l
d・5rdには、前記折曲部1l・1rと同一高さで当
該折曲部1l・1rと共に前記段部上面7lu・7ru
に当接するリブ8l・8rが形成され、上記リブ8l・
8rの後部には、当該リブ8l・8rの延びる方向に該
リブ8l・8rと同一高さで前記フレームカバー6に設
けた孔10l・10r(第3図に10lのみ示す。)に
掛止めされる爪片9l・9r(第3図に9lのみ示
す。)が形成されている。
フレームカバー6の前部には、センターカバー13が連
結されており、フロア板1は、センターカバー13にも
ビス14・14・…で締着されている。
結されており、フロア板1は、センターカバー13にも
ビス14・14・…で締着されている。
したがって、スクータのフロア板取付け構造Aによれ
ば、フロア板1は折曲部1l・1rによって外見上重厚
に見える。また、当該フロア板1は、フレームカバー6
に設けた左右段部7l・7rの上面7lu・7lrに配
置されるので、第4図に示すように、フロア板1の折曲
部1l・1rの高さと左右段部7l・7rの高さとが相
俟って、一層重厚な感じが出るようになり、スクータS
に豪華な感じを出すことができる。
ば、フロア板1は折曲部1l・1rによって外見上重厚
に見える。また、当該フロア板1は、フレームカバー6
に設けた左右段部7l・7rの上面7lu・7lrに配
置されるので、第4図に示すように、フロア板1の折曲
部1l・1rの高さと左右段部7l・7rの高さとが相
俟って、一層重厚な感じが出るようになり、スクータS
に豪華な感じを出すことができる。
そして、フロア板1の各分岐片5l・5rには、折曲部
1l・1rと同一高さで当該折曲部1l・1rと共に前
記段部上面7lu・7ruに当接するリブ8l・8rが
形成されているので、フロア板1に外力がかかると当該
外力は、折曲部1l・1rとリブ8l・8rとに分散さ
れてかかるようになる。したがって、フロア板1の剛性
を高めることができる。
1l・1rと同一高さで当該折曲部1l・1rと共に前
記段部上面7lu・7ruに当接するリブ8l・8rが
形成されているので、フロア板1に外力がかかると当該
外力は、折曲部1l・1rとリブ8l・8rとに分散さ
れてかかるようになる。したがって、フロア板1の剛性
を高めることができる。
さらに、リブ8l・8rの後部には、当該リブ8l・8
rの延びる方向に該リブ8l・8rと同一高さで前記フ
レームカバー6に設けた孔10l・10rに掛止めされ
る爪片9l・9rが形成されているので、爪片9l・9
rと孔10l・10rとが上下にガタつかず固定的に係
合するようになる。このため、リブ8l・8rを有する
分岐片5l・5rが、フレームカバー6にしっかりと取
り付けられるようになるため、フロア板1の分岐部5の
各分岐片5l・5rが従来技術のように捲れたりしない
ようにすることができる。
rの延びる方向に該リブ8l・8rと同一高さで前記フ
レームカバー6に設けた孔10l・10rに掛止めされ
る爪片9l・9rが形成されているので、爪片9l・9
rと孔10l・10rとが上下にガタつかず固定的に係
合するようになる。このため、リブ8l・8rを有する
分岐片5l・5rが、フレームカバー6にしっかりと取
り付けられるようになるため、フロア板1の分岐部5の
各分岐片5l・5rが従来技術のように捲れたりしない
ようにすることができる。
本考案スクータのフロア板取付け構造によれば、フロア
板を実際の厚さよりも厚くしてスクータを豪華に見せる
ことができる。また、剛性を高めることができ、フロア
板の分岐部の各分岐片が捲れないようにすることができ
る。
板を実際の厚さよりも厚くしてスクータを豪華に見せる
ことができる。また、剛性を高めることができ、フロア
板の分岐部の各分岐片が捲れないようにすることができ
る。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は側面図、第2図
は平面図、第3図は第1図A矢示部の拡大縦断面図、第
4図は第1図B−B矢視拡大横断面図である。 (符号の説明) 1…フロア板、1l…折曲部、1r…折曲部、1l′…
左側縁、1r′…右側縁、2…車体フレーム、3…桟、
5…分岐部、5l…分岐片、5r…分岐片、5l′…外
側縁、5r′…外側縁、5ld…分岐片の下面、5rd
…分岐片の下面、6…フレームカバー、7l…左段部、
7r…右段部、7lu…左段部の上面、7ru…右段部
の上面、8l…リブ、8r…リブ、9l…爪片、9r…
爪片、10l…孔、10r…孔、11…シート、A…フ
ロア板取付け構造。
は平面図、第3図は第1図A矢示部の拡大縦断面図、第
4図は第1図B−B矢視拡大横断面図である。 (符号の説明) 1…フロア板、1l…折曲部、1r…折曲部、1l′…
左側縁、1r′…右側縁、2…車体フレーム、3…桟、
5…分岐部、5l…分岐片、5r…分岐片、5l′…外
側縁、5r′…外側縁、5ld…分岐片の下面、5rd
…分岐片の下面、6…フレームカバー、7l…左段部、
7r…右段部、7lu…左段部の上面、7ru…右段部
の上面、8l…リブ、8r…リブ、9l…爪片、9r…
爪片、10l…孔、10r…孔、11…シート、A…フ
ロア板取付け構造。
Claims (1)
- 【請求項1】後部に二股状の分岐部が形成されこの分岐
部の各分岐片の外側縁を含む左右両側縁を下方に折り曲
げてなる折曲部を有してなり、前記二股状の分岐部がシ
ート下のフレームカバーを挟むようにフレームカバーの
両側前部に配置され、かつ車体フレームの桟に締着され
るライダーの足を置くためのスクータのフロア板の取付
け構造であって、前記分岐片は前記フレームカバーに設
けた左右段部の上面に配置され、当該分岐片の下面に
は、前記折曲部と同一高さで当該折曲部と共に前記段部
上面に当接するリブが形成され、上記リブの後部には、
当該リブの延びる方向に該リブと同一高さで前記フレー
ムカバーに設けた孔に掛止めされる爪片が形成されてい
るスクータのフロア板取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987148340U JPH0615794Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | スクータのフロア板取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987148340U JPH0615794Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | スクータのフロア板取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6452890U JPS6452890U (ja) | 1989-03-31 |
JPH0615794Y2 true JPH0615794Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31419573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987148340U Expired - Lifetime JPH0615794Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | スクータのフロア板取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615794Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5914391B2 (ja) * | 1983-06-16 | 1984-04-04 | 本田技研工業株式会社 | 自動2輪車における足載板装置 |
JPH0631049B2 (ja) * | 1984-02-13 | 1994-04-27 | ヤマハ発動機株式会社 | スクータ型自動二輪車 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP1987148340U patent/JPH0615794Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6452890U (ja) | 1989-03-31 |