JPH06157670A - オリゴマー ビニルアミンの合成方法 - Google Patents

オリゴマー ビニルアミンの合成方法

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JPH06157670A
JPH06157670A JP5172877A JP17287793A JPH06157670A JP H06157670 A JPH06157670 A JP H06157670A JP 5172877 A JP5172877 A JP 5172877A JP 17287793 A JP17287793 A JP 17287793A JP H06157670 A JPH06157670 A JP H06157670A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F26/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen
    • C08F26/02Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen by a single or double bond to nitrogen
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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/12Hydrolysis

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビニルアミドを重合させてビニルアミドオリ
ゴマーとするか、必要によって加水分解して、対応する
ビニルアミンオリゴマーを製造する方法に関する。 【構成】 ビニルアミドオリゴマー及び比較的低分子量
のポリマーは、ルイス酸の存在下で−100℃から10
0℃の範囲の温度において、ビニルアミドのカチオン重
合によって調製される。生じたビニルアミドオリゴマー
及びポリマーは場合により酸性又は塩基性の条件下で加
水分解して、対応するビニルアミンオリゴマー及びポリ
マーを生成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、加水分解されて対応するオリ
ゴマー性のビニルアミンを生成することのできるオリゴ
マーを生成するためのビニルアミドの重合に関する。
【0002】
【発明の背景】一級アミン基を有するオリゴマー性の材
料は数多くの用途、殊に塗装、接着剤及びエポキシ、イ
ソシアネート、アミノ樹脂、その他の反応系の硬化剤に
望ましいものである。低分子量又はオリゴマー性の一級
アミンを含有するポリマーを調製することは、所要のプ
レカーサー単量体であるN−ビニルホルムアミドを用い
てさえ、これまでは不可能であった。多量の連鎖移動剤
を使用してさえ適当に低い分子量のものは得られなかっ
た。
【0003】高分子量のホモ−及びコポリマーを与える
遊離ラジカル条件下でのN−ビニルホルムアミド(NV
F)の重合はこれまでに広く知られてきた。一級、二級
及び三級アミン基(例えば、ポリエチレンイミン)又は
酸化的に不安定なエチレンアミン(主として二級アミン
であり、末端に一級アミンを有する)は他の経路を経て
調製されておりそしてこれまでに使用されてきた。
【0004】分子量3,000から670万を有するビ
ニルアミンポリマーはこれまでに報告されている。米国
特許第4,018,826号の開示によれば、ポリ(ビニ
ルアミン)の無機酸の塩は、遊離ラジカル重合触媒を用
いてビニルアセタミドを重合させ、そしてこのポリビニ
ルアセタミドを対応する鉱酸の水溶液と接触させ、この
ポリマーを所望のアミン塩に加水分解して調製される。
約3,000から700,000の分子量(塩生成物では
4000から約1,000,000)のポリ(ビニルアミ
ン)生成物が示唆されている。米国特許第4,952,6
56号には、反転エマルジョン条件を用いて、3百万以
上の極端に高い分子量へのNVFの重合が開示されてい
る。NVFポリマー及びコポリマーは酸性又は塩基性条
件下で、対応するポリビニルアミンへ容易に加水分解さ
れる異例の能力を有しており、そしてその際ポリビニル
アミンへ高反応性の一級アミン基を与えるか、又はプロ
トン化されると、高水準のカチオン電荷を与える。この
ような材料はコーティング剤及び接着剤の硬化剤とし
て、また製紙、水処理、向上された油回収用に、個人ケ
ア(Personal care)ポリマーとして、また生医学的用途
及び鉱物回収において数多くの用途がある。遊離ラジカ
ルポリマーを調製するには、高価な重合開示剤を余分に
使用せずに、単量体を消費しつつラジカル連鎖を成長さ
せるために、酸素及び他のラジカル阻止剤が除去されね
ばならないことはよく知られている。得られるポリマー
は分子量がむしろ高く、ビニルアミド単量体の塊状重合
技術の下で600,000から200万に達する。この
ようなポリマーは溶液中でさえ(典型的には水中、ポリ
−N−ビニルホルムアミド(PNVF)又はポリビニル
アミン(PVAm)にとって少数の良溶剤の一つ)高度
に粘稠でありまた処理するのがむつかしい。多くの用途
に対して、非常に低い分子量のポリマーであって、例え
ば低粘度又はより良好な混合性と溶解性を与えるか、も
しくは反応系においてその系を余りに脆くするのを防ぐ
適度な架橋密度を与えるものであることが望まれてい
る。これはドデカンチオール、ブロモトリクロロメタン
又はイソプロパノールのような連鎖移動剤を添加した遊
離ラジカル重合によって典型的に行われる。しかしこの
ような薬剤は好まれないコスト及び共生成物又は副生成
物(例えばハロゲン)をポリマーに加え、そして好まれ
ない高度の多分散性又は余りに高い分子量をもたらす。
未反応の連鎖移動剤はまたこの混合物から除去すること
はむつかしい。
【0005】別法として、単量体の遅延供給によって及
び/又は溶剤中で高度に希釈して、遊離ラジカル重合を
行うことができる。この方法は反応釜の利用効率が悪く
また経費がかかり毒性があるか又は除去が困難となりか
ねない多量の溶剤の使用を必要とし、そしてNVFを用
いたときもなお正常な単量体水準(10%)で50,0
00の分子量領域にあるポリマーを与えることになる。
過剰の開始剤を用いた高温での重合、殊に上述した遅延
供給による重合を行うことは適しない。その理由は凝縮
相におけるNVFの熱的安定性が低いこと、及び自動的
に分解して着色副生成物となる傾向をもっていることで
ある。添加される開始剤もまた一つの著しいコスト要因
である。
【0006】遊離ラジカル重合に加えて、アミン及びホ
ルムアミドを含有するポリマーが他の手段を経て造られ
ているが、これは例えばエチレングリコールとアンモニ
ア、エタノールアミン又はエチレンジアミンとの縮合、
もしくはポリエチレンポリアミンを与える触媒の存在下
高温におけるこれらの化合物の組み合わせたものとの縮
合などである。これらの材料は主として二級と三級アミ
ンをもった複雑な混合物を与え、また数多くの環状の置
換ピペラジン構造を有している。このような材料は耐熱
及び耐酸化安定性に限度があり、またしばしば着色の問
題がある。類似の材料は二塩化エチレンとアンモニア又
はエチレンジアミンとを塩基と共に使用して造ることが
できる。これらの材料はかなりの塩副生物を生じまた若
干の四級窒素を生ずることもある。
【0007】アジリジンの重合によって、殆ど等量の一
級、二級及び三級窒素を有する高度に分岐したポリアミ
ンを生ずる。縮合反応において述べた問題に加えてこの
単量体には高度の毒性、発癌性及び爆発性がある。
【0008】ドイツ特許出願DE4030−380−A
には、塩基性触媒を使って、加水分解的に不安定な窒素
を含有する主柱を有するNVF二量体及びオリゴマーを
主として生成する、N−ビニルホルムアミドのアニオン
重合法が開示されている。
【0009】
【発明の概要】本発明はビニルアミドオリゴマー及び比
較的低分子量のポリマーの合成のためのカチオン重合
(又はカチオン的に開始される重合)に関するものであ
る。ビニルアミド単量体単位(vinylamide monomeric un
its)をルイス酸触媒、場合により溶媒の存在下、−10
0℃と100℃の間の温度で反応させて、対応するビニ
ルアミドオリゴマー又はポリマーを生成させる。ビニル
アミドのカチオン的に重合してオリゴマー及び比較的低
分子量のポリマーを生成する能力は、そのような生成物
を造ろうとした他の先行技術の重合プロセスの失敗に鑑
みて期待されていない。本発明のプロセスによって生成
させて得られたビニルアミドオリゴマー及びポリマー
は、引続き酸性又は塩基性条件下で加水分解して対応す
るビニルアミンオリゴマー又はポリマーを生成させるこ
とができる。本プロセスはN−ビニルホルムアミド及び
N−ビニルアセトアミドのオリゴマーを合成するのに特
に有用であって、このオリゴマーは加水分解して、水に
対する異常な感受性と急速な溶解並びに高度な反応性、
均一性及び光と色に対する安定性を示す対応するビニル
アミンオリゴマーを生成させることができる。
【0010】〔発明の詳述〕発明者等は、N−ビニルア
ミドがルイス酸触媒を使用して穏やかな温度から周囲温
度以下の温度でカチオン重合できることを見出した。N
−ビニルアミンは混合物なしで又は場合により、エーテ
ル、アルカン、クロロアルカン、芳香族及びこれらの混
合物等のような不活性溶剤の存在下で重合させることが
できる。このカチオン重合は広い温度範囲に亘り、一般
に約−100℃から100℃、好ましくは約0℃から5
0℃の範囲で実施できる。重合を実施する際に、反応の
熱的暴走を防止するために、発熱速度に等しいか又はよ
り大きい速度で反応熱を除去せねばならない。これらの
条件下の重合により比較的低分子量(例えば代表的に約
600から2,500の間)のビニルアミドオリゴマー
又はポリマーが得られる。個別の生成物の分子量は単量
体濃度、触媒のタイプと使用水準及び温度の如何で決ま
る。
【0011】カチオン重合はルイス酸触媒、即ち電子対
を受容できる化合物を用いて実施されるがこれらの化合
物には、ブレンステッド酸(即ち高度な水素イオン供与
能力をもった化合物)、強酸性イオン交換樹脂、AlC
3、SnCl4、BF3、塩化物、弗化物及びIIA、II
B、IIIA、IIIB、IVA、IVB、VB及びVII族元素、
例えばアルミニウム、硼素、アンチモン、錫、砒素、
鉄、亜鉛、チタン、マグネシウム及び珪素のハロゲン化
物が包含される。これらはまた酸素のような供与原子を
有する有機化合物、例えばBF3・Et2Oのようなエー
テルと配位錯化物として有利に存在することができる
(米国特許第4,009,129号)。更に可能性のある
ものとして、硫黄、燐、ハロゲン及び砒素のオキシ酸並
びにHClやHBrのようなハロゲン化水素がある。ま
たメタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸等
のような有機スルホン酸;燐のオキシ酸の有機誘導体;
及び蟻酸及びトリフルオロ酢酸のようないくつかのカル
ボン酸も可能性がある。酸性酸化物、例えば酸性アルミ
ナ、酸性ゼオライト及び白土もまた反応にとって効果的
な触媒となる筈である。カチオン性開始剤のルイス酸と
してよく知られた例は、米国特許第3,139,098
号、第5,070,117号及び第4,009,129号に
示されている。光による活性化(米国特許第3,196,
098号;第4,009,129号;第4,575,544
号;第4,096,056号及びこれらの中に記載された
参考例)又はレドックス条件下での活性化(米国特許第
4,192,924号)に際して、カチオン重合のために
触媒的に有効な反応基を生ずる多数の化合物もまた知ら
れている。反応時の触媒の使用水準は約0.001モル
%から10モル%の間を変化することができる。
【0012】好適な具体例では、反応に使われるビニル
アミド単量体はN−ビニルホルムアミド(NVF)又は
N−ビニルアセトアミド(NVA)のいずれかであるけ
れども、N−アルキル及びN−アルコキシアルキルビニ
ルホルムアミドを包含するNVFの誘導体;並びに他の
高級ビニルアミドのような他のビニルアミドも使用する
ことができる。二種又はそれ以上の異なったビニルアミ
ドもまたコオリゴマー又はコポリマーを生成させる反応
に使用することができる。数種の異なったビニルアミド
の使用に加えて、ビニルアミドのカチオン性ポリマー
は、他のカチオン重合性単量体を用いてこのプロセスで
もって合成することができる。このような他のカチオン
重合性単量体の例としては、ビニルエーテル、スチレ
ン、α−メチルスチレン、イソブチレン及び他の多アル
キル置換オレフィンが包含される。このような共重合反
応において、NVFとカチオン的に共重合した単量体又
は単量体の混合物とのモル比は99:1から1:99が
用いられ、好適な範囲はNVF1〜70モル%に対して
前記単量体は30〜99モル%である。
【0013】NVFの塊状重合の生成物は硬くて脆い固
体であり、水に高度に溶解する。粉末状の生成物は実際
高い吸湿性がある。この生成物は固体含量50%以上溶
解し、極めて低い粘度を示す、そして酸性又は塩基性条
件下で容易に加水分解して低分子量のp−ビニルアミン
又はその塩を与える。それは典型的な遊離ラジカル重合
物質のNMRと本質的に同一のNMRスペクトルを示
す。
【0014】ビニルアミド重合についての従来の研究の
大部分のものは、触媒と極めて調和しそうになくまた触
媒を失活させる三級アミドを使用した。NVFについて
の研究それ自身は、NVFは酸の存在下で高度に不安定
であり、そして酸又は塩基で特に容易に分解と加水分解
を受けることを示した。もし熱の発生が調節できるなら
ば重合は管理された方法で実行でき、そして生成物は無
色から僅かに着色したものとなると言うことは驚くべき
ことである。極端に低い分子量のオリゴマーを作る能力
は他の手段によっては容易に得ることができず、また加
水分解されたか又は未加水分解の形態で得られる極端に
低い分子量のオリゴマーそれ自身は、他の手段によって
は得ることができないそしてこれ迄に知られた物質と異
なった反応性と特性とを備えた独特のポリマー(オリゴ
マー)である。空気の存在はカチオン重合にとって甚だ
しく有害ではないことが予想されるのでこの技術は酸素
を含有する環境における現場で硬化する塗料及び接着剤
に特殊な価値をもち得る可能性を高める。
【0015】この重合形態は低分子量の生成物を調製す
ることを可能にする。このビニルアミドの極端な反応性
は、カチオン重合プロセスを連鎖移動と停止に比べて有
効にかつ急速に起こさせるのに見掛け上充分である。生
成物はp−ホルムアミドとして使うこと、又は他の手段
では入手できない一級アミンのポリマーに加水分解する
ことができる。
【0016】これらのポリマーは、それは加水分解物、
部分加水分解物又は未加水分解物のいずれかで、接着
剤、バインダー、結合層及び塗料の成分として、また水
処理、製紙、石油と鉱石の回収、個人ケアに及び生医学
市場における水溶性ポリマーとして使用することができ
る。潤滑油添加剤、燃料用の界面活性剤;イソシアネー
ト、アミノ樹脂、無水物、エポキシド、アジリジン、ア
セチルアセテート、ミハエルアダクト用の硬化剤及び硬
化剤プレカーサー;並びに接着剤、バインダー、塗料及
び塊状ポリマーにおける前記以外の反応性硬化系におい
て、特殊な使用機会が見付かるかも知れない。ミクロエ
レクトロニクスにおけるフォトレジストの用途に、この
材料の利用もまた予想される。それらには金属、酸、ア
ルデヒド及びケトンのスカベンジャーとしての興味があ
ろう。高い水溶性は湿潤剤及び超吸収剤中の成分として
の使用を示唆している。それらはまた巾広い多様な官能
性化合物と事前反応させることができる。即ちこのもの
にハロゲン化アルキル、エステル及びアルデヒドを加え
ると、塗料(例えば、陰極電着塗装)、接着剤、バイン
ダー及びその他の用途で使用するための誘導体の低分子
材料を与える。
【0017】以下の実施例は本発明をより良く説明する
ために提示するが、本発明を制限するものではない。
【0018】実施例1. NVFとSnCl4との反応 19×65mmガラス瓶に、小型マグネット撹拌棒、隔壁
キャップ、熱電対、N 2入口及び出口としての注入針及
び氷浴を備えた。これに2mlの95%NVFを加えた。
試料を5℃に冷却しそして少量のSnCl4(Aldrich C
hemical Co.)で処理した。塩化錫の小粒を数回添加して
僅かの温度上昇を生じた、そして浴槽を取外した。少量
の触媒を追加して(全量で約0.2ml)、温度が徐々に
36℃に上ったところでガラス瓶を水浴中に置いた。試
料は僅かに黄色に変りそして若干の小粒又は泡を示して
徐々に粘稠性を増してきた。14時間後に試料は脆いガ
ラス状固体となった。これは水又はDMSOに高度に溶
けるが、しかしMeOH中で沈殿した(湿気を吸いまた
MeOHを除去すると溶解する)。DMSO−d6にお
ける1H NMRはPNVFに対してδ7.9、3.7及び
1.4ppmに予期されたピークを示した。少量の未反応N
VF単量体もまた存在した。
【0019】実施例2. NVFとSnCl4との反応
−比較的大きい規模 上述のように装備した25mlフラスコ中のNVF 10
gに、0.8℃でSnCl4 0.1mlを加えた。5分後に
試料を21℃の水浴へ移転した。試料を21°〜28℃
で25時間保持したところ粘稠なオレンジ色になった。
52°〜55℃の浴中で熱すると、サンプルは72℃に
昇温した。次に2.5時間に亘って浴温度に冷却した。
オレンジ色の脆い固体は水に高度に溶解した、そして水
中のGPC分析では、ポリエチレングリコール(PE
G)標準で2500から975の分子量範囲に広いピー
クを与え、より低分子量へ尾を引いていた。NMR分析
は少量のホルムアミドをもったPNVFを再び示した。
【0020】実施例3. NVFとBF3・Et2Oとの
反応 11℃で0.1ml未満の若干のBF3・Et2O(Aldrich)
で置換することを除いて、実施例1の装置を使用して、
温度は17℃に上りそして元に下った。試料は23〜2
7℃の水浴中で反応させた。30分を超すと、試料は非
常に粘稠になった;一夜を過ぎると試料は殆ど無色の脆
い固体となった。試料は水中50重量パーセントを上廻
る、適度な粘性をもった溶液を形成する。試料を中和し
た後のGPC分析はいくつかのピークを示したが、主と
してPEGで975より低い分子量(より長い滞留時
間)であった。NMRはPNVFを示した。
【0021】比較実施例3. 温度調節なしのNVFと
BF3・Et2Oとの反応 実施例3の手順は氷浴及び加温から除外した。2分後、
反応は急速に139℃に昇温し、暗橙色/赤に変色し
て、隔壁を吹きとばすに充分なガスを放出した。
【0022】実施例4. NVFと強酸(スルホン酸イ
オン交換樹脂)との反応 N−ビニルホルムアミド2ml(95%)を断熱発泡体ブ
ロック内にある13mlガラス瓶に入れた。直径1/16イン
チの熱電対を温度追跡に用いた。約30個のローム・ア
ンド・ハースA−15巨大網状強酸性イオン交換樹脂の
小さなビーズを加えた。温度を時々撹拌してモニター
し、約1時間を要して25℃から86℃に上昇させた。
ビーズは暗色化したが単量体の色は良好のままに止り試
料は可なり粘稠化した。三日後試料は非常に硬くなり、
熱電対に強固に固着した。
【0023】比較実施例4. 温度制御なしのNVFと
強酸との対比反応 N−ビニルホルムアミド2ml(95%)を断熱発泡体ブ
ロック内にある13mlガラス瓶に入れた。直径1/16イン
チの熱電対を温度追跡と混合物の撹拌に用いた。硫酸一
滴をガラス瓶に加えて、70℃に温度を急速に上げた。
温度は30〜50秒間55〜65℃に落着いてから、1
5秒かけて170℃に昇温した。その間溶液は暗色化し
て煙とガスの発生を伴った。類似の結果が濃塩酸の一滴
によっても得られた。
【0024】実施例5. PNVFの加水分解 水3ml中の実施例3の生成物約1.3gに50%NaO
H 1.43g(18.3モル)を加えた。試料は温くな
り、固体が生成して再び溶けた。HClを小さく区分し
て滴下しつつ加水分解を進めたが、初めの50%が速か
に反応した後は緩徐な反応を示した。翌日、試料は60
℃で2時間そして80℃で3時間加熱した。試料を濃H
Clで処理して塩酸塩を沈殿させたが、少量の固体が沈
殿しただけであった。引続いて沈殿してきた固体を冷却
して濃縮すると幾分黄色の脆い発泡体が生じた。
【0025】実施例6. ジエチルエーテル中における
NVFの重合 大きなマグネット撹拌器、窒素ブランケット、氷浴、熱
電対及び還流コンデンサーを備えた100ml三つ口フラ
スコに、新しい無水Et2O 50ml及びNVF20.2
gを加えた。溶液を7.6℃に冷却しそしてBF3・Et
2O約0.28mlを注目しうる温度変化を起さずにゆっく
り添加した。氷浴を水浴に置き替えた。発熱は認められ
なかったが、溶液は混濁して粘着性の固体が20分後に
生成を始めた。試料を水浴中で一夜反応させて、硬いが
しかし僅かにスポンジ状の固体(エーテルは大部分既に
蒸発していた)を生じた。この物質は撹拌によって水に
溶解して低粘度の溶液となった。
【0026】実施例7. NVFとブチルビニルエーテ
ルとの共重合 マグネット撹拌棒、隔壁キャップ及び窒素入口と出口の
針を備えた、4ドラム(dram)のガラス瓶に、ブチルビ
ニルエーテル1.3ml及びNVF 0.7mlを加えた(モ
ル比1:1)。試料を5.6℃に冷却してBF3・Et2
Oを少量滴下して処理した。瞬時に2℃の温度上昇が認
められたが、反応は23℃においてさえゆっくりであっ
たので、全量0.2mlのBF3・Et2Oを添加した。反
応は23〜30℃の水浴によって容易に調節でき、そし
て試料は粘性を増して1時間かかって暗くて僅かな黄色
になった。16時間後に生成物は硬いワックス状の固体
になった。少量の水の添加によって少しの下部層と不透
明の黄色の上部層が生じた。最上層はヘキサンによく溶
け、一方底層は溶けなかった。1H NMR(CD3OD)
測定では、δ8.0、3.95、3.45、1.9〜1.
3、1.1、0.9ppmが得られ、ヘキサン溶解性の層は
比較的低いδ8.0、3.95、1.9〜1.3のピークが
得られ、これはNVFの比較的に低い混入を示した。一
方ヘキサン溶解性の低い方の部分はこれらの信号が多
く、より多くのNVF混入を示した。明らかにポリマー
は高い収率で生成したが、組成の変動が観察された。
【0027】以上、本発明を詳細に説明したが、本発明
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。 1.ビニルアミド単量体単位を−100℃から100℃
の間の温度でルイス酸触媒の存在下に接触させることか
ら成る、ビニルアミドオリゴマー及びビニルアミドポリ
マーを合成するためのカチオン重合方法。 2.前記ビニルアミド単量体単位がN−ビニルホルムア
ミドである、前項1の方法。 3.前記ビニルアミド単量体単位がN−ビニルアセタミ
ドである、前項1の方法。 4.前記ルイス酸触媒が反応混合物に基づいて0.00
1モル%から10モル%の濃度で存在する、前項1の方
法。 5.前記カチオン重合が不活性溶剤の存在下で実行され
る、前項1の方法。 6.前記不活性溶剤はエーテル、アルカン、クロロアル
カン、芳香族化合物及びそれらの混合物からなる群より
選ばれる、前項5の方法。 7.前記ルイス酸触媒がブレンステッド酸でもある、前
項1の方法。 8.前記ルイス酸が強酸性イオン交換樹脂、AlC
3、SnCl4及びBF3・Et2Oからなる群より選ば
れる、前項1の方法。 9.二種又はそれ以上の異なるビニルアミド単量体単位
をコ−オリゴマー又はコポリマー生成物を生成するため
に、反応中で接触させる、前項1の方法。
【0028】10.ビニルアミド単量体単位を、前記単
量体単位のコ−オリゴマー又はコポリマーを生成するた
めに、他のカチオン重合性単量体と反応中で接触させ
る、前項9の方法。 11.前記カチオン重合性単量体がビニルエーテル、ス
チレン、(α−メチル)スチレン、イソブチレン及びア
ルキル−置換オレフィンからなる群より選ばれる、前項
10の方法。 12.生成したビニルアミドオリゴマー又はビニルアミ
ドポリマーが引続き加水分解されて対応するビニルアミ
ンオリゴマー又はビニルアミンポリマーを生成する、前
項1の方法。 13.生成したビニルアミドオリゴマー又はポリマーが
部分的に加水分解されてビニルアミド/ビニルアミンオ
リゴマー又はビニルアミド/ビニルアミンポリマーを生
成する、前項1の方法。 14.生成したビニルアミドコ−オリゴマー又はビニル
アミドコポリマーが引続いて加水分解されて対応するビ
ニルアミンコ−オリゴマー又はビニルアミンコポリマー
を生成する前項9の方法。 15.生成したビニルアミドコ−オリゴマー又はビニル
アミンコポリマーが部分的に加水分解されてビニルアミ
ド/ビニルアミンコ−オリゴマー又はビニルアミド/ビ
ニルアミンコポリマーを生成する、前項9の方法。 16.生成したコ−オリゴマー又はコポリマーが引続い
て加水分解される、前項10の方法。 17.生成したコ−オリゴマー又はコポリマーが引続い
て部分的に加水分解される、前項10の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・クランツ・ピンシユミツト・ジ ユニア アメリカ合衆国ペンシルベニア州18104. アレンタウン.リバーテイストリート2549

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビニルアミド単量体単位を−100℃か
    ら100℃の間の温度でルイス酸触媒の存在下に接触さ
    せることから成る、ビニルアミドオリゴマー及びビニル
    アミドポリマーを合成するためのカチオン重合方法。
  2. 【請求項2】 二種又はそれ以上の異なるビニルアミド
    単量体単位をコ−オリゴマー又はコポリマー生成物を生
    成するために、反応中で接触させる、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 ビニルアミド単量体単位を、前記単量体
    単位のコ−オリゴマー又はコポリマーを生成するため
    に、他のカチオン重合性単量体と反応中で接触させる、
    請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 生成したビニルアミドオリゴマー又はビ
    ニルアミドポリマーが引続き加水分解されて対応するビ
    ニルアミンオリゴマー又はビニルアミンポリマーを生成
    する、請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 生成したビニルアミドオリゴマー又はポ
    リマーが部分的に加水分解されてビニルアミド/ビニル
    アミンオリゴマー又はビニルアミド/ビニルアミンポリ
    マーを生成する、請求項1の方法。
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