JPH06156523A - エアーシート - Google Patents

エアーシート

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JPH06156523A
JPH06156523A JP4309878A JP30987892A JPH06156523A JP H06156523 A JPH06156523 A JP H06156523A JP 4309878 A JP4309878 A JP 4309878A JP 30987892 A JP30987892 A JP 30987892A JP H06156523 A JPH06156523 A JP H06156523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
sheet
cargo
net
seat
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4309878A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Takeishi
昭彦 竹石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J T BUTSURIYUU KK
Morishita Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
J T BUTSURIYUU KK
Morishita Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by J T BUTSURIYUU KK, Morishita Chemical Industry Co Ltd filed Critical J T BUTSURIYUU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】貨物の荷崩れ防止或いは屋外貨物の防水に使用
して、有効なエアーシートを提供する。 【構成】(1) 上、下二枚のシート又はネットを十文
字に重ねたもの又は十字型のシート又はネットからな
り、該シート又はネットの中央の重ね部分に空気袋を収
納して空気室を設け、該シートの四隅に荷物を固定する
ためのロープを有する構造からなるエアーシート。 (2) 中央に空気袋を収納して空気室を有する四角形
のシートからなり、該シートの固定にロープ通し穴を有
するエアーシート。 【効果】荷物の上部にシートの中央の空気室が来るよう
にかぶせ、空気で貨物を抑えつけるため、貨物に損傷を
与えることなく、又貨物に多少の凹凸が有っても抑える
ことができ、荷物の移動や崩れを完全に防止できる。
又、屋外の貨物等にこのシートをかぶせるとき空気室に
より、貨物の上部に雨水がたまることがないため、防水
及び取り外し作業等が容易となるという優れた効果を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輸送用コンテナー(車
輌コンテナー、海上コンテナー)及びトラック、貨車及
び船舶等に積載された貨物の荷崩れ防止シート、或いは
屋外貨物の防水シートに利用して効果のあるエアーシー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、輸送用の荷物、特にコンテナー、
車輌等の積載物は、積載する以前にパレット単位で、P
Pバンド又はストレッチフィルム等で包装し、輸送して
おり、又単なるシートでもって屋外の貨物の防水にあて
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】荷崩れの防止に利用さ
れるPPバンドやストレッチフィルムでは、その固定が
充分でなく、荷物を充分に固定できないため満足のいく
ものでなかったし、又ストレッチフィルム等では一回の
使用で廃棄されるため、産業廃棄物として公害問題を引
き起こすものであった。又屋外の貨物の防水においても
単なるシートを用いる場合は雨水がたまり、シートの取
り外しの際、荷物や作業員が水をかぶる場合もしばしば
あった。したがって、そのような問題点のない荷崩れ防
止シート或いは防水シートの開発が望まれているのが現
状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は輸送中の荷崩
れ防止等について種々研究の結果、上、下二枚のシート
を重ね合わせ、その重ね部分に空気袋を収納した空気室
を設けこれに空気を導入したものからなるエアーシート
が輸送中の荷物の荷崩れに極めて有効であり、又、同様
の空気室を設けたシートが屋外の貨物の防水に有効であ
り、前記の問題点が一挙に解決できるものであることを
見出し本発明に到達したものである。即ち、本発明は
(1)上、下二枚のシート又はネットを重ねたものから
なり、該シート又はネットの重ね部分に空気袋を収納し
た空気室を有し、該二枚のシート又はネットの四隅に荷
物を固定する固定具を有する構造からなるエアーシー
ト、(2)十字型シート又はネットからなり、該シート
又はネットの中央に空気袋を収納した空気室を有し、該
シート又はネットの四隅に荷物を固定する固定具を有す
る構造からなるエアーシート、(3)上記(1)又は
(2)のエアーシートからなる荷崩れ防止シート、
(4)エアーシートと貨物の下に敷く下敷ネットからな
り、該エアーシートと該下敷ネットとをロープ又はベル
トで連結する荷崩れ防止シート、(5)シートの中央に
空気袋を収納した空気室を有し、該空気室の外側四隅及
びシートの周辺にベルト又はロープ通しを設けてなるエ
アーシート及び(6)該エアーシートからなる屋外貨物
の防水シート、に関する。
【0005】本発明のエアーシートの素材はいずれのも
のでもよく、普通繊維、合成樹脂繊維等からなる通常の
シート又はネットであり、防水用には防水加工されたも
のである。これらのシート又はネットを例えばクロス
(十字)に重ね、その重ね部分にある空気室に空気袋が
導入されている。空気袋はいずれのものでもよく、合成
樹脂フィルム、合成ゴムシート等でできたものが使用さ
れる。交差して重ねられたシートは、重なり部分及び該
重なり部分を外れた両側部分のシート2および3で荷物
を覆うことができ、このシートの両側部分の側端部にロ
ープ又はベルトを通す等して固定具とする。又固定具と
してはロープを用い直接フック(金具)またはパレット
に結わえつけたり、ロープとベルトを併用して、フック
又はパレットに締めつけたりすることができるが、シー
トの四隅に取り付けて荷物を固定することができるもの
であればいずれのものでもよく、たとえばシートの隅に
穴を設け、その穴を利用して固定すること等が挙げられ
る。更に本発明ではフックの設備がなく、又パレットも
利用できない場合等のシート固定方法として、貨物の下
にネットを敷き該下敷ネットとエアーシートをベルト又
はロープで連結して固定する。
【0006】本発明のエアーシートは、積載された貨物
等の上部にシート又はネットの空気室がくるようにかぶ
せ、シート又はネットの四隅のロープ又はベルト等を荷
物乗せ台等のフック等に固定したり、又は貨物の下の下
敷ネットと連結して固定し、ついで空気袋に空気を入れ
て上部の空気室を膨らませて貨物全体を、上から押さえ
つけることにより貨物の輸送中の移動及び崩れをなくす
ることができるのである。本発明のエアーシートは、使
用後は、折畳み回収でき、廃棄することなく繰り返し使
用できるものである。又このエアーシートがシートとの
中央に空気袋を収納した空気室を有し、該空気室の外側
四隅及びシートの周辺にベルト又はロープ通しを設けて
なるエアーシートであって、該エアーシートを屋外貨物
の防水シートとして使用する場合は、このシートを貨物
にかぶせ、該シート下部を、貨物のパレットまたは、杭
に固定し、天井面の空気室にエアーを注入する。これに
より貨物上部に雨水がたまることがなくなり、貨物の品
質を保つことができると共に、該防水シートの取り外し
の際に水をかぶる事がなく作業が容易となるのである。
【0007】
【作用】構造が簡単であり、シート又はネットの中央に
ある空気室の空気袋に空気を入れて荷物を押しつけるた
め荷崩れが完全に防止でき、又屋外で貨物にかぶせて利
用するときは貨物の上部に水が溜ることがなく、完全防
水が可能というすぐれた作用を有する。
【0008】
【実施例】本発明を図面により説明する。実施例1 図1乃至図3に示すように、エアーシート1は二枚のシ
ート即ち、合成樹脂製繊維の上シート3及び同下シート
2が重ね合わされており、該シート2及び3の端にはロ
ープ4が通されている。該二枚の上、下シート(3,
2)の重ねられた部分には空気室4があり、空気出入口
6を介して、空気が注入される構造となっている。この
上、下シート(3,2)の重ね部分の空気室4は図4及
び図5に示すような構造からなり、空気袋10が収納さ
れている。このエアーシートを荷崩れ防止シートとして
使用する場合、シートの重ね部分の空気室4を貨物8の
上部に位置するように覆いかぶせ、四隅のロープ5をフ
ック7に固定し、ついで空気出入口6より空気を注入
し、貨物8全体を上から押さえつけることにより貨物8
の移動及び崩れを防止するものである。又、固定具とし
て第8図に示す締め金具(フランス管又はバックル)1
8のあるベルトを用いて固定することができる。使用後
は、このエアーシートは折畳み収納でき、繰り返し使用
が可能な構造及び資材からなるものである。又、エアー
シートの固定方法として、図12に示すように、貨物8
の下に下敷ネット16を敷き、これにエアーシート1の
固定具(ロープ)をかけ合わせて結合する方法もある。
これにより、フック等のないものについても貨物を固定
し、荷崩れを防止することができる。
【0009】実施例2 図6に示すように他のエアーシート1′は十字型合成樹
脂ネット(又はシート)11の中央に空気室4を有し、
該空気室には合成ゴム袋又は合成フィルム袋、空気袋が
収納された構造からなるものである。空気室は図7に示
すようにネット11の中央の下に合成樹脂製シート12
(又はネット)で作られている。このエアーシートは実
施例1と同様にして貨物の荷崩れ防止シートとして使用
され、有効である。収納体は同様に折り畳み収納され、
繰り返し使用される。
【0010】実施例3 図9に示す、エアーシート1”は防水用に使用される。
これは四角形の防水加工されたシート3の中央に空気室
4を有するものであり、図10に示すように該空気室4
は空気袋10が収納されている。シート1”の周辺部に
はロープ通し13が設けられ、又中央の空気室の四隅に
は図11に示すようなロープ通し14が設けられ、これ
にロープが通されている。このエアーシートを屋外貨物
の防水シートとして使用する場合は、シートの重ね部分
の空気室4を貨物の上部に位置するようにかぶせ、四隅
のロープを貨物のパレット又は杭に固定し、空気室に空
気を注入する。これにより、屋外の貨物の上部のシート
に雨水がたまらず、防水が完全にできると共に、取り外
しに水をかぶることがなくなり、作業が容易となるので
ある。
【0011】
【発明の効果】本発明のエアーシートは、その中央部分
に空気室が設けられている。この空気室に収納されてい
る空気袋に空気を注入することにより、貨物を押さえつ
ける力が大きくなり、荷崩れを完全に防止すると共にそ
の構造が極めて簡単であり、折り畳んで収納が可能で、
繰り返し使用できるので、無駄がなく、現行の荷崩れ防
止に使用している包装資材のような産業廃棄物とならな
いという極めて実用性の高いものである。従来は貨物単
位(パレットの積載数JRコンテナ 1段の場合6台)
で包装又は荷崩れ防止具等の保定を行なう、それに要す
る時間と費用が大きくかかるものであったが、本発明の
エアーシートは貨物をコンテナ等に積載後、全貨物を一
度に包み短時間で保定が出来る。なお、貨物を押さえる
力がエアーであるため、貨物に損傷を与える事も無く
又、貨物に多少の凹凸が有っても押さえる事が出来ると
いう利点を有する。又、本発明のエアーシートは、屋外
の貨物の防水シートとしても上記と同様の効果を有し、
又防水が完全な上に、エアー室によりシート上にも水が
溜まらず取り外し作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアーシートの組立図である。
【図2】図1のA−A断面図であり、本発明のエアーシ
ートを荷崩れ防止具として貨物の固定をした状態を示す
図である。
【図3】本発明のエアーシートの展開図である。
【図4】図3のB−B断面図であり、本発明のエアーシ
ートのシートの重ね部分の空気室の構造を示す図であ
る。
【図5】本発明のエアーシートの空気室の構造を示す模
式図である。
【図6】本発明の十字型ネット状エアーシートの展開図
である。
【図7】図6のC−C断面図であり、空気室の構造を示
す図である。
【図8】エアーシートで荷物を固定する際の固定部分の
一つの拡大図である。
【図9】本発明の防水用に使用されるエアーシートの展
開図である。
【図10】防止用エアーシートの空気室の構造を示す図
である。
【図11】空気室の四隅に設けられるロープ通しの拡大
模式図である。
【図12】本発明のエアーシートと下敷ネットからなる
荷崩れ防止シートの組立模式図である。
【符号の説明】
1.エアーシート 1’.十字型エアーシート 1”.四角型エアーシート 2.下シート 3.上シート 4.空気室 5.固定具(ロープ) 5’.ベルト 6.空気出入口 7.フック 8.貨物 9.コンテナー 10.空気袋 11.ネット 12.ネット式エアシートの下シート 13.ロープ通し(シート図面) 14.ロープ通し(空気室の四隅) 15.ロープ通しの固着部 16.下敷ネット 17.ベルトフック 18.締め金具 19.ベルトぬい付け

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上、下二枚のシート又はネットを重ねたも
    のからなり、該シート又はネットの重ね部分に空気袋を
    収納した空気室を有し、該二枚のシート又はネットの四
    隅に荷物を固定する固定具を有する構造からなるエアー
    シート。
  2. 【請求項2】二枚のシート又はネットを十字に交差して
    重ねたものである、請求項1記載のエアーシート。
  3. 【請求項3】十字型シート又はネットからなり、該シー
    ト又はネットの中央に空気袋を収納した空気室を有し、
    該シート又はネットの四隅に荷物を固定する固定具を有
    する構造からなるエアーシート。
  4. 【請求項4】請求項1,2もしくは3記載のエアーシー
    トからなる荷崩れ防止シート。
  5. 【請求項5】エアーシートと貨物の下に敷く下敷ネット
    からなり、該エアーシートと該下敷ネットとをロープ又
    はベルトで連結する荷崩れ防止シート。
  6. 【請求項6】シートの中央に空気袋を収納した空気室を
    有し、該空気室の外側四隅及びシートの周辺にベルト又
    はロープ通しを設けてなるエアーシート。
  7. 【請求項7】請求項6記載のエアーシートからなる屋外
    貨物の防水シート。
JP4309878A 1992-11-19 1992-11-19 エアーシート Withdrawn JPH06156523A (ja)

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