JPH06156313A - 運転者のプラットホームの懸架装置 - Google Patents
運転者のプラットホームの懸架装置Info
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- JPH06156313A JPH06156313A JP5215815A JP21581593A JPH06156313A JP H06156313 A JPH06156313 A JP H06156313A JP 5215815 A JP5215815 A JP 5215815A JP 21581593 A JP21581593 A JP 21581593A JP H06156313 A JPH06156313 A JP H06156313A
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- Japan
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- driver
- platform
- torsion bar
- longitudinal
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D33/00—Superstructures for load-carrying vehicles
- B62D33/06—Drivers' cabs
- B62D33/0604—Cabs insulated against vibrations or noise, e.g. with elastic suspension
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 農業用車輛又は産業用車輛の運転者のプラッ
トホーム用の懸架システムの提供。 【構成】 農業用車輛又は産業用車輛の運転者のプラッ
トホーム12用の懸架装置は、車輛のシャシー14の振
動、特に車輛の前後の平面に作用する振動をプラットホ
ームから切り離す。これを行うため、少なくとも一つの
本質的に水平で且つ横方向に整合したトーションロッド
26、28、30、32の一端がプラットホーム12に
固定され、他端が一対のリンク36、38の第1端34
に固定されている。各リンク36、38の第2端は、ト
ーションロッドの軸線に平行な枢動軸線44で車輛のシ
ャシー14に枢着されている。トーションロッド26、
28、30、32は、リンク36、38の近くにあるベ
アリング24で車輛のプラットホームに支持されてい
る。
トホーム用の懸架システムの提供。 【構成】 農業用車輛又は産業用車輛の運転者のプラッ
トホーム12用の懸架装置は、車輛のシャシー14の振
動、特に車輛の前後の平面に作用する振動をプラットホ
ームから切り離す。これを行うため、少なくとも一つの
本質的に水平で且つ横方向に整合したトーションロッド
26、28、30、32の一端がプラットホーム12に
固定され、他端が一対のリンク36、38の第1端34
に固定されている。各リンク36、38の第2端は、ト
ーションロッドの軸線に平行な枢動軸線44で車輛のシ
ャシー14に枢着されている。トーションロッド26、
28、30、32は、リンク36、38の近くにあるベ
アリング24で車輛のプラットホームに支持されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業用車輛又は産業用
車輛の運転者のプラットホーム用の懸架システムに関す
る。
車輛の運転者のプラットホーム用の懸架システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】農業用トラクタ等のような移動速度の低
い車輛では、運転席又は4コラム揺動構造体が上に取り
付けられた運転者のプラットホームは、通常、ばねで支
持されているのでなく、緩衝体又はゴムマウントで車輛
のボディに取り付けられている。これらのマウントは、
ばね撓みが小さいため、構造に起因する騒音を遮断する
が、運転者のプラットホームに大きな弾性支持を与えな
い。起伏のある地形上を作動することによって生じる低
周波数の機械的振動は、運転者の座席の取り付け点にこ
れらを通して減衰されることなく伝えられる。運転者に
或る程度の快適さを与えるため、垂直方向振動、水平方
向振動、横方向振動、及びピッチ振動は、通常は、運転
者の座席をばねを介して取り付けることによって、吸収
される。
い車輛では、運転席又は4コラム揺動構造体が上に取り
付けられた運転者のプラットホームは、通常、ばねで支
持されているのでなく、緩衝体又はゴムマウントで車輛
のボディに取り付けられている。これらのマウントは、
ばね撓みが小さいため、構造に起因する騒音を遮断する
が、運転者のプラットホームに大きな弾性支持を与えな
い。起伏のある地形上を作動することによって生じる低
周波数の機械的振動は、運転者の座席の取り付け点にこ
れらを通して減衰されることなく伝えられる。運転者に
或る程度の快適さを与えるため、垂直方向振動、水平方
向振動、横方向振動、及びピッチ振動は、通常は、運転
者の座席をばねを介して取り付けることによって、吸収
される。
【0003】人間工学的理由のため、運転者の座席のば
ね支持体は柔らか過ぎてはならない。というのは、ばね
支持体が柔らか過ぎるとばねの撓みが大きくなり、その
ため、運転者と作動制御装置との間で比較的大きな相対
運動が生じてしまうからである。衝撃荷重が加わったと
きにこれが起こると、運転者は運転者のプラットホーム
に取り付けられた作動制御装置及び調節レバーと接触し
損なってしまう。残念なことに、振動を遮断することに
ついてのこれらの制限は、共振周波数が人間の幾つかの
内蔵の固有周波数の範囲内にある座席用ばね支持体にい
きつく。これは、不快なものであると考えられる。更
に、座席のばね支持体は、振動が運転者のプラットホー
ムに取り付けられた作動制御装置を通って伝達すること
を阻止しない。
ね支持体は柔らか過ぎてはならない。というのは、ばね
支持体が柔らか過ぎるとばねの撓みが大きくなり、その
ため、運転者と作動制御装置との間で比較的大きな相対
運動が生じてしまうからである。衝撃荷重が加わったと
きにこれが起こると、運転者は運転者のプラットホーム
に取り付けられた作動制御装置及び調節レバーと接触し
損なってしまう。残念なことに、振動を遮断することに
ついてのこれらの制限は、共振周波数が人間の幾つかの
内蔵の固有周波数の範囲内にある座席用ばね支持体にい
きつく。これは、不快なものであると考えられる。更
に、座席のばね支持体は、振動が運転者のプラットホー
ムに取り付けられた作動制御装置を通って伝達すること
を阻止しない。
【0004】欧州特許第0 273 796 号には、農業用トラ
クタの運転席用の弾性支持体が記載されており、この弾
性支持体には、剛性のシャシーと運転席に連結された横
方向構造体との間の振動を吸収するため、マクファーソ
ンストラットが設けられている。この弾性支持体は横方
向軸線を中心としたピッチ振動を許容し、運転者に揺れ
運動を感じさせる。これは、運転者による車輛の制御を
損なう。周知の構成は水平方向力を吸収するのに多数の
パナールロッドを必要とし、比較的費用がかかる。更
に、この弾性支持体は調節が困難である。
クタの運転席用の弾性支持体が記載されており、この弾
性支持体には、剛性のシャシーと運転席に連結された横
方向構造体との間の振動を吸収するため、マクファーソ
ンストラットが設けられている。この弾性支持体は横方
向軸線を中心としたピッチ振動を許容し、運転者に揺れ
運動を感じさせる。これは、運転者による車輛の制御を
損なう。周知の構成は水平方向力を吸収するのに多数の
パナールロッドを必要とし、比較的費用がかかる。更
に、この弾性支持体は調節が困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の欠点をなくすと同時に車輛のシャシーの振動が運転者
のプラットホームに伝わらないようにする運転者のプラ
ットホーム用の懸架装置を提供することである。車輛の
長さ方向垂直平面内の振動は、詳細には、弾性支持体に
よって遮断され、この際、横方向力は比較的高い剛性で
吸収される。
の欠点をなくすと同時に車輛のシャシーの振動が運転者
のプラットホームに伝わらないようにする運転者のプラ
ットホーム用の懸架装置を提供することである。車輛の
長さ方向垂直平面内の振動は、詳細には、弾性支持体に
よって遮断され、この際、横方向力は比較的高い剛性で
吸収される。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
れば、運転者のプラットホームを幾つかの長さ方向リン
クで取り付けることによって達成される。本発明によれ
ば、移動方向に対して横方向に配向された全体に水平な
トーションバーを運転者のプラットホームと各長さ方向
リンクの第1端との間に回転しないようにクランプし即
ち固定する。このクランプは固定ベアリングによって行
われる。特別の場合には、固定ベアリングを衝撃取り付
けベアリングに代えてもよい。各長さ方向リンクの第2
端は、その枢動軸線がトーションバーに対して平行に配
向された状態で車輛のシャシーに枢着されている。長さ
方向リンクは、マウント等を介して例えば車輛のフレー
ム、ギアボックスハウジング、又はアクスルハウジング
に取り付けることができる。両端がクランプされたトー
ションバーは、捩じり力及び曲げ力に対して剛性であ
り、捩じり力が加えられる。
れば、運転者のプラットホームを幾つかの長さ方向リン
クで取り付けることによって達成される。本発明によれ
ば、移動方向に対して横方向に配向された全体に水平な
トーションバーを運転者のプラットホームと各長さ方向
リンクの第1端との間に回転しないようにクランプし即
ち固定する。このクランプは固定ベアリングによって行
われる。特別の場合には、固定ベアリングを衝撃取り付
けベアリングに代えてもよい。各長さ方向リンクの第2
端は、その枢動軸線がトーションバーに対して平行に配
向された状態で車輛のシャシーに枢着されている。長さ
方向リンクは、マウント等を介して例えば車輛のフレー
ム、ギアボックスハウジング、又はアクスルハウジング
に取り付けることができる。両端がクランプされたトー
ションバーは、捩じり力及び曲げ力に対して剛性であ
り、捩じり力が加えられる。
【0007】このように長さ方向リンクを適用すると、
トラクタの長さ方向軸線で垂直方向に配向された移動平
面に対する運転者のプラットホームの自由度が制限され
る。垂直方向ピッチ振動及び水平方向ピッチ振動、並び
に移動方向に配向されたピッチ振動をリンクの角度位置
に応じて吸収することができる。横方向振動の遮断は、
上述の欠点から見て、大幅に省略される。
トラクタの長さ方向軸線で垂直方向に配向された移動平
面に対する運転者のプラットホームの自由度が制限され
る。垂直方向ピッチ振動及び水平方向ピッチ振動、並び
に移動方向に配向されたピッチ振動をリンクの角度位置
に応じて吸収することができる。横方向振動の遮断は、
上述の欠点から見て、大幅に省略される。
【0008】横方向振動に対して補足的手段を取るのが
よい。緩衝体で運転者のプラットホームを支持する他
に、水平方向即ち横方向座席支持ばねを設けるのが適当
である。このような追加の自由度を導入することは、運
転者が車輛の作動挙動を把握するのに十分な振動が車輛
から運転者に届くようにするため、及び主に横方向振動
即ちロール振動による動揺病(車酔い又は船酔い)をな
くすため、好ましくは、意図的に制限される。
よい。緩衝体で運転者のプラットホームを支持する他
に、水平方向即ち横方向座席支持ばねを設けるのが適当
である。このような追加の自由度を導入することは、運
転者が車輛の作動挙動を把握するのに十分な振動が車輛
から運転者に届くようにするため、及び主に横方向振動
即ちロール振動による動揺病(車酔い又は船酔い)をな
くすため、好ましくは、意図的に制限される。
【0009】運転者のプラットホームは、最も適当に
は、運転者のプラットホームの両側に枢着された同数の
長さ方向リンクによって対称に支持され、これらの長さ
方向リンクの各々は関連したトーションバーを支持す
る。これらのトーションバーは互いに平行に配置されて
いる。互いに全体に反対側に配置された二つの長さ方向
リンクと関連したトーションバーは、互いに整合してい
るか或いは少なくとも互いに近接して配置されている。
は、運転者のプラットホームの両側に枢着された同数の
長さ方向リンクによって対称に支持され、これらの長さ
方向リンクの各々は関連したトーションバーを支持す
る。これらのトーションバーは互いに平行に配置されて
いる。互いに全体に反対側に配置された二つの長さ方向
リンクと関連したトーションバーは、互いに整合してい
るか或いは少なくとも互いに近接して配置されている。
【0010】好ましくは、運転者のプラットホームの各
長さ方向側には前長さ方向リンク及び後長さ方向リンク
が設けられ、これらのリンクの各々がトーションバーを
支持する。上部構造を備えた重量のある運転者のプラッ
トホームを支持するには、トーションバーと関連した四
つ以上の長さ方向リンクを使用するのが適当である。
長さ方向側には前長さ方向リンク及び後長さ方向リンク
が設けられ、これらのリンクの各々がトーションバーを
支持する。上部構造を備えた重量のある運転者のプラッ
トホームを支持するには、トーションバーと関連した四
つ以上の長さ方向リンクを使用するのが適当である。
【0011】振動の瞬間中心は、前リンクの軸線の延長
と後リンクの軸線の延長との交点にあり、運転者のプラ
ットホームについての実際の枢動点を構成する。長さ方
向リンクが、平行であり、等長であり、一方が他方の後
方に配置されている場合には、瞬間中心は無限点にあ
る。その結果、梃の腕が無限に長くなる。この構成によ
り、トラクタの運転席は、本質的に、平行四辺形懸架装
置の運動を行う。
と後リンクの軸線の延長との交点にあり、運転者のプラ
ットホームについての実際の枢動点を構成する。長さ方
向リンクが、平行であり、等長であり、一方が他方の後
方に配置されている場合には、瞬間中心は無限点にあ
る。その結果、梃の腕が無限に長くなる。この構成によ
り、トラクタの運転席は、本質的に、平行四辺形懸架装
置の運動を行う。
【0012】互いに後方に配置された長さ方向リンクを
平行でないように配向することによって、及び/又は長
さの異なる長さ方向リンクを適用することによって、瞬
間中心を有限の位置に位置決めすることができる。運転
者のプラットホーム(必要であれば運転席の上部構造を
含む)の重心の水平平面を中心に長さ方向リンクを配向
することができ、これにより、制動及び加速中に起こる
水平慣性力の作用で比較的中立の挙動が得られる。長さ
の異なる長さ方向リンクを適用した場合には、並進振動
及びピッチ振動が重なり、瞬間中心の位置をその休止位
置から移動する。
平行でないように配向することによって、及び/又は長
さの異なる長さ方向リンクを適用することによって、瞬
間中心を有限の位置に位置決めすることができる。運転
者のプラットホーム(必要であれば運転席の上部構造を
含む)の重心の水平平面を中心に長さ方向リンクを配向
することができ、これにより、制動及び加速中に起こる
水平慣性力の作用で比較的中立の挙動が得られる。長さ
の異なる長さ方向リンクを適用した場合には、並進振動
及びピッチ振動が重なり、瞬間中心の位置をその休止位
置から移動する。
【0013】好ましくは、長さ方向リンクの方向、更に
詳細にはトーションバーのクランプ点と枢動軸線とを結
ぶ線は、水平方向に対して0°乃至30°の所定角度を
とる。ばねの静的な撓みは、動的な作用が加わっていな
い休止時にとる位置によって決まる。長さ方向リンクが
上方又は下方に傾いている角度、及び車輛のシャシーに
設けられた枢軸への連結についての長さ方向リンクの前
端又は後端の選択は、必要に応じて決まる。
詳細にはトーションバーのクランプ点と枢動軸線とを結
ぶ線は、水平方向に対して0°乃至30°の所定角度を
とる。ばねの静的な撓みは、動的な作用が加わっていな
い休止時にとる位置によって決まる。長さ方向リンクが
上方又は下方に傾いている角度、及び車輛のシャシーに
設けられた枢軸への連結についての長さ方向リンクの前
端又は後端の選択は、必要に応じて決まる。
【0014】長さ方向リンクが平らな場合には、運転者
のプラットホームは振動の作用で専ら垂直方向に移動
し、この際、長さ方向リンクについて、水平方向運動で
なく垂直運動が車輛の長さ方向運動に重なる。
のプラットホームは振動の作用で専ら垂直方向に移動
し、この際、長さ方向リンクについて、水平方向運動で
なく垂直運動が車輛の長さ方向運動に重なる。
【0015】本発明の好ましい実施例によれば、トーシ
ョンバーの軸線は、トーションバーが回転できるように
する、運転者のプラットホームに設けられたベアリング
で、長さ方向リンク上でのそのクランプ点の近くで支持
されている。トーションバーは、これにより回転するこ
とができる。このベアリングは、トーションバーを運転
者のプラットホーム上に支持する。ベアリングは摺動ベ
アリングであるのがよい。
ョンバーの軸線は、トーションバーが回転できるように
する、運転者のプラットホームに設けられたベアリング
で、長さ方向リンク上でのそのクランプ点の近くで支持
されている。トーションバーは、これにより回転するこ
とができる。このベアリングは、トーションバーを運転
者のプラットホーム上に支持する。ベアリングは摺動ベ
アリングであるのがよい。
【0016】トーションバーは、幾つかの好ましい原理
に従って配置されている。こうした原理には、運転者の
プラットホームの移動方向に配向された側部に二つのフ
レーム部材が設けられているということ、及びトーショ
ンバーを支持するベアリングが側方フレーム部材の一方
に各々配置されているということが含まれる。
に従って配置されている。こうした原理には、運転者の
プラットホームの移動方向に配向された側部に二つのフ
レーム部材が設けられているということ、及びトーショ
ンバーを支持するベアリングが側方フレーム部材の一方
に各々配置されているということが含まれる。
【0017】第1の構成によれば、各トーションバーの
端部は、トーションバーのベアリング及びトーションバ
ーの関連した長さ方向リンクが配置された側方フレーム
部材とは反対側の側方フレーム部材に回転しないように
固定されている。この実施例では、トーションバーは互
いに近接して配置され、一方の対が他方の対の後方に配
置されている。
端部は、トーションバーのベアリング及びトーションバ
ーの関連した長さ方向リンクが配置された側方フレーム
部材とは反対側の側方フレーム部材に回転しないように
固定されている。この実施例では、トーションバーは互
いに近接して配置され、一方の対が他方の対の後方に配
置されている。
【0018】第2の構成では、各トーションバーの端部
は、運転者のプラットホームの両側の二つの長さ方向リ
ンクにクランプされており、運転者のプラットホームの
側方フレーム部材で支持されている。この場合、トーシ
ョンバーの中央部が運転者のプラットホームの中央フレ
ーム部材にクランプされている。変形例では、中央部を
クランプした長い一部品トーションバーの代わりに、中
央フレーム部材にクランプされた二つの短い別体のトー
ションバーを使用してもよい。
は、運転者のプラットホームの両側の二つの長さ方向リ
ンクにクランプされており、運転者のプラットホームの
側方フレーム部材で支持されている。この場合、トーシ
ョンバーの中央部が運転者のプラットホームの中央フレ
ーム部材にクランプされている。変形例では、中央部を
クランプした長い一部品トーションバーの代わりに、中
央フレーム部材にクランプされた二つの短い別体のトー
ションバーを使用してもよい。
【0019】別の構成では、各トーションバーが関連し
たトーションチューブを通って延び、このトーションチ
ューブは一端がフレーム部材にクランプされ、他端がト
ーションバーにクランプされている。トーションバー及
びトーションチューブは互いに同心であり、運転者のプ
ラットホームの中央で支持されている。トーションチュ
ーブの端部から側部へ延びるトーションバーの端部は、
関連した長さ方向リンクにクランプされている。トーシ
ョンバー及びトーションチューブのばね定数は、直列に
配置されている。全ばね特性は、各ばね要素の設計によ
って広範な範囲に亘って変更することができる横方向運
動即ちロール運動が自由にされていなければならない場
合には、横方向での自由度が許容されなければならな
い。その結果としての横方向力を吸収するため、好まし
くは、移動方向に対して全体に水平方向即ち横方向に差
し向けられた別のトーションバーを設け、このトーショ
ンバーを運転者のプラットホームの両側に配置された二
つの長さ方向リンクの第1端間にしっかりとクランプす
る。長さ方向リンクの第2端の各々は、トーションバー
の軸線に平行な車輛のシャシーの軸線を中心に枢動でき
る。更に、トーションバーの軸線は、二つの長さ方向リ
ンクの各々の近くで運転者のプラットホームに設けられ
たベアリングに支持される。
たトーションチューブを通って延び、このトーションチ
ューブは一端がフレーム部材にクランプされ、他端がト
ーションバーにクランプされている。トーションバー及
びトーションチューブは互いに同心であり、運転者のプ
ラットホームの中央で支持されている。トーションチュ
ーブの端部から側部へ延びるトーションバーの端部は、
関連した長さ方向リンクにクランプされている。トーシ
ョンバー及びトーションチューブのばね定数は、直列に
配置されている。全ばね特性は、各ばね要素の設計によ
って広範な範囲に亘って変更することができる横方向運
動即ちロール運動が自由にされていなければならない場
合には、横方向での自由度が許容されなければならな
い。その結果としての横方向力を吸収するため、好まし
くは、移動方向に対して全体に水平方向即ち横方向に差
し向けられた別のトーションバーを設け、このトーショ
ンバーを運転者のプラットホームの両側に配置された二
つの長さ方向リンクの第1端間にしっかりとクランプす
る。長さ方向リンクの第2端の各々は、トーションバー
の軸線に平行な車輛のシャシーの軸線を中心に枢動でき
る。更に、トーションバーの軸線は、二つの長さ方向リ
ンクの各々の近くで運転者のプラットホームに設けられ
たベアリングに支持される。
【0020】移動方向の横方向両側に配置された二つの
長さ方向リンクを運転者のプラットホーム上に支持され
たトーションバーを介して連結することによって、横方
向力を弾性的に吸収することができる。これによって、
安定化効果が得られる。
長さ方向リンクを運転者のプラットホーム上に支持され
たトーションバーを介して連結することによって、横方
向力を弾性的に吸収することができる。これによって、
安定化効果が得られる。
【0021】更に、運転者のプラットホームと車輛のシ
ャシーとの間で移動方向に対して全体に横方向に延びる
パナールロッドを設けるのが有利である。パナールロッ
ドには引っ張り力及び圧縮力だけが加わる。好ましく
は、パナールロッドは、運転者のプラットホームの下で
重心の平面内に配置され、運転者のプラットホームの横
方向揺動をなくすように、ロール運動中、横方向荷重を
吸収する。
ャシーとの間で移動方向に対して全体に横方向に延びる
パナールロッドを設けるのが有利である。パナールロッ
ドには引っ張り力及び圧縮力だけが加わる。好ましく
は、パナールロッドは、運転者のプラットホームの下で
重心の平面内に配置され、運転者のプラットホームの横
方向揺動をなくすように、ロール運動中、横方向荷重を
吸収する。
【0022】長さ方向リンクと車輛のシャシーとの間の
自由ベアリングは、支持機能を果たし、長さ方向リンク
が車輛のシャシーに関して枢動できるようにする。好ま
しくは、構造に起因する騒音を吸収するため、ゴム−金
属(振動)絶縁装置が適用される。好ましくは、このよ
うな消音装置は、シャシーの側部への長さ方向リンクの
下取り付け点に設けられる。ゴムベアリングは、横方向
力を弾性的に吸収するため、小さな横方向撓みにも関わ
らず案内されるように調整することができる。
自由ベアリングは、支持機能を果たし、長さ方向リンク
が車輛のシャシーに関して枢動できるようにする。好ま
しくは、構造に起因する騒音を吸収するため、ゴム−金
属(振動)絶縁装置が適用される。好ましくは、このよ
うな消音装置は、シャシーの側部への長さ方向リンクの
下取り付け点に設けられる。ゴムベアリングは、横方向
力を弾性的に吸収するため、小さな横方向撓みにも関わ
らず案内されるように調整することができる。
【0023】消音装置の剛性は、それらの消音装置の形
体に応じて軸線方向で及び半径方向でその枢動軸線に関
して選択されなければならない。この目的のため、好ま
しくは、組み合わされた解決策は、長さ方向リンク又は
互いに対してクランプされたフランジブロックを備えた
リンクベアリング上に加硫したゴム案内体とともに使用
される。
体に応じて軸線方向で及び半径方向でその枢動軸線に関
して選択されなければならない。この目的のため、好ま
しくは、組み合わされた解決策は、長さ方向リンク又は
互いに対してクランプされたフランジブロックを備えた
リンクベアリング上に加硫したゴム案内体とともに使用
される。
【0024】運転者のプラットホームと車輛のシャシー
との間の相対運動を制限するため、好ましくは、端スト
ッパ、即ちゴム又はエラストマーでできた緩衝体が設け
られる。これらの端ストッパは、長さ方向リンクに取り
付けられるのがよい。長さ方向の梃比を使用することに
よって緩衝作用を高めることができる。これらを使用す
ることによって、ばね特性を広範な領域に亘って得るこ
とができる。
との間の相対運動を制限するため、好ましくは、端スト
ッパ、即ちゴム又はエラストマーでできた緩衝体が設け
られる。これらの端ストッパは、長さ方向リンクに取り
付けられるのがよい。長さ方向の梃比を使用することに
よって緩衝作用を高めることができる。これらを使用す
ることによって、ばね特性を広範な領域に亘って得るこ
とができる。
【0025】緩衝体は、好ましくは運転者のプラットホ
ームと車輛のシャシーとの間に配置され、運転者のプラ
ットホームの重心の平面内で運転者のプラットホームの
各側に配置される。これらの緩衝体は、適当には、自動
車の実務で一般的なショックアブソーバーであるのがよ
い。長さ方向リンクの制限された運動学的案内により、
緩衝体の数を従来の運転者のプラットホームの懸架装置
と比べて減らすことができる。
ームと車輛のシャシーとの間に配置され、運転者のプラ
ットホームの重心の平面内で運転者のプラットホームの
各側に配置される。これらの緩衝体は、適当には、自動
車の実務で一般的なショックアブソーバーであるのがよ
い。長さ方向リンクの制限された運動学的案内により、
緩衝体の数を従来の運転者のプラットホームの懸架装置
と比べて減らすことができる。
【0026】トーションバーと運転者のプラットホーム
又は長さ方向リンクとの間の剛性のクランプ連結体は、
好ましくは、これらがクランプを解除できるように設計
されている。クランプの解放後、運転者のプラットホー
ムに頂部が枢着された長さ方向リンクを枢動させること
によって運転者のプラットホームを持ち上げることがで
きる。運転者のプラットホームを持ち上げることによ
り、運転者のプラットホームの下にある車輛のシャシー
の構成要素に近づくことができ、保守作業を容易に行う
ことができる。安全上の理由のため、運転者のプラット
ホームの下で作業を行う前に、不時に降下しないように
運転者のプラットホームを固定しなければならない。
又は長さ方向リンクとの間の剛性のクランプ連結体は、
好ましくは、これらがクランプを解除できるように設計
されている。クランプの解放後、運転者のプラットホー
ムに頂部が枢着された長さ方向リンクを枢動させること
によって運転者のプラットホームを持ち上げることがで
きる。運転者のプラットホームを持ち上げることによ
り、運転者のプラットホームの下にある車輛のシャシー
の構成要素に近づくことができ、保守作業を容易に行う
ことができる。安全上の理由のため、運転者のプラット
ホームの下で作業を行う前に、不時に降下しないように
運転者のプラットホームを固定しなければならない。
【0027】運転者のプラットホームは、車輛用ジャッ
キ又は他の手段で持ち上げることができる。この目的の
ため、車輛について既に利用できる動力源を使用するの
がよい。この動力源からの動力は、伝達リンク等で運転
者のプラットホームに伝えられる。
キ又は他の手段で持ち上げることができる。この目的の
ため、車輛について既に利用できる動力源を使用するの
がよい。この動力源からの動力は、伝達リンク等で運転
者のプラットホームに伝えられる。
【0028】本発明を添付図面を参照して以下に詳細に
説明する。
説明する。
【0029】
【実施例】図1は車輛の後輪11を示し、この後輪は、
車輛のシャシー14として示した農業用トラクタの下部
構造を支持する。車輛のシャシー14の上方には、運転
席10が取り付けられた運転者のプラットホーム12が
ある。車輛のシャシー14と運転者のプラットホーム1
2とは、運転席の各側に配置された前長さ方向リンク3
6、後長さ方向リンク38、及びダンパ13で連結され
ている。更に、図1は、移動方向に対して横方向の、運
転席10の重心Sを含む垂直平面内にダンパ13ととも
にあるパナールロッド130の位置を示す。
車輛のシャシー14として示した農業用トラクタの下部
構造を支持する。車輛のシャシー14の上方には、運転
席10が取り付けられた運転者のプラットホーム12が
ある。車輛のシャシー14と運転者のプラットホーム1
2とは、運転席の各側に配置された前長さ方向リンク3
6、後長さ方向リンク38、及びダンパ13で連結され
ている。更に、図1は、移動方向に対して横方向の、運
転席10の重心Sを含む垂直平面内にダンパ13ととも
にあるパナールロッド130の位置を示す。
【0030】前長さ方向リンク36は、車輛のシャシー
又はギアボックスハウジング上に設けられたマウント4
5を介して支持されており、後長さ方向リンク38は、
農業用トラクタのアクスルハウジング49上に設けられ
たマウント47を介して支持されている。前マウントの
側部には、前長さ方向リンク36の第2延長端42の側
方にゴムブロック51が取り付けられており、これらの
ゴムブロックはストッパとして使用され、前長さ方向リ
ンク36の枢動経路を制限する。
又はギアボックスハウジング上に設けられたマウント4
5を介して支持されており、後長さ方向リンク38は、
農業用トラクタのアクスルハウジング49上に設けられ
たマウント47を介して支持されている。前マウントの
側部には、前長さ方向リンク36の第2延長端42の側
方にゴムブロック51が取り付けられており、これらの
ゴムブロックはストッパとして使用され、前長さ方向リ
ンク36の枢動経路を制限する。
【0031】運転者のプラットホーム12の床構造を図
2乃至図5に示す。これらの図では、対応する構成要素
に同じ参照番号が附してある。床構造はフレーム構造を
形成し、互いに直角に配置された四つの管状支持体、即
ち、二つの側方フレーム部材16、18、前フレーム部
材20、及び後フレーム部材22を含む。側方フレーム
部材16、18には穴が設けられている。これらの穴に
はベアリング24が挿入してあり、これらのベアリング
がトーションバー26、28、30、32を受け入れて
いる(図2、図3、図4、図5の夫々を参照された
い)。ベアリング24は、詳細には示してないけれど
も、トーションバー26、28、30、32を運転者の
プラットホーム12に対して支持するが、トーションバ
ー26、28、30、32が回転できるようにする。
2乃至図5に示す。これらの図では、対応する構成要素
に同じ参照番号が附してある。床構造はフレーム構造を
形成し、互いに直角に配置された四つの管状支持体、即
ち、二つの側方フレーム部材16、18、前フレーム部
材20、及び後フレーム部材22を含む。側方フレーム
部材16、18には穴が設けられている。これらの穴に
はベアリング24が挿入してあり、これらのベアリング
がトーションバー26、28、30、32を受け入れて
いる(図2、図3、図4、図5の夫々を参照された
い)。ベアリング24は、詳細には示してないけれど
も、トーションバー26、28、30、32を運転者の
プラットホーム12に対して支持するが、トーションバ
ー26、28、30、32が回転できるようにする。
【0032】各トーションバー26、28、30、32
の、ベアリング24を越えて外方に突出する端部は、固
定ベアリングによって回転しないようにクランプされて
いるか或いは、長さ方向リンク36、38の各々の、捩
じり力及び曲げ力に対して剛性の対応する第1端34に
おいて他の手段でクランプされている。特定の場合に
は、固定ベアリング40の代わりに防振ベアリング(iso
lating bearing) を使用してもよい。長さ方向リンク3
6、38の各々の他端即ち第2端42は、マウント4
5、47の自由ベアリングを介して連結されている。自
由ベアリング(図6、図7、及び図8と関連して以下に
詳細に説明する)により、長さ方向リンク36、38が
トーションバーの軸線に平行に配向された枢動軸線44
を中心として枢動できる。
の、ベアリング24を越えて外方に突出する端部は、固
定ベアリングによって回転しないようにクランプされて
いるか或いは、長さ方向リンク36、38の各々の、捩
じり力及び曲げ力に対して剛性の対応する第1端34に
おいて他の手段でクランプされている。特定の場合に
は、固定ベアリング40の代わりに防振ベアリング(iso
lating bearing) を使用してもよい。長さ方向リンク3
6、38の各々の他端即ち第2端42は、マウント4
5、47の自由ベアリングを介して連結されている。自
由ベアリング(図6、図7、及び図8と関連して以下に
詳細に説明する)により、長さ方向リンク36、38が
トーションバーの軸線に平行に配向された枢動軸線44
を中心として枢動できる。
【0033】トーションバー26、28、30、32
の、長さ方向リンク36、38の固定ベアリング40に
クランプされた端部とは反対側の端部は、図2乃至図5
の各々に示すように、別の手段によって取り付けられて
いる。
の、長さ方向リンク36、38の固定ベアリング40に
クランプされた端部とは反対側の端部は、図2乃至図5
の各々に示すように、別の手段によって取り付けられて
いる。
【0034】図2の実施例では、各トーションバー26
の他端は、固定ベアリング46によって、対応する両側
方フレーム部材16、18にクランプされている。この
変形例では、四つのトーションバー26が使用されてお
り、二つの前バー及び二つの後バーが互いに隣接して配
置されている。
の他端は、固定ベアリング46によって、対応する両側
方フレーム部材16、18にクランプされている。この
変形例では、四つのトーションバー26が使用されてお
り、二つの前バー及び二つの後バーが互いに隣接して配
置されている。
【0035】図3の実施例では、前トーションバー28
及び後トーションバー28を一つだけ使用する。各トー
ションバー28は、側方フレーム部材16、18の外側
に配置された長さ方向リンク36、38の固定ベアリン
グ40にその両端がクランプされており、側方フレーム
部材16、18のベアリング24で支持されている。各
トーションバー28の中央領域は、固定ベアリング48
で中央フレーム部材50回転しないようにクランプされ
ている。変形例では、互いに整合され且つ中央フレーム
部材50内にクランプされた二つのバー部分で各トーシ
ョンバー28を形成してもよい。
及び後トーションバー28を一つだけ使用する。各トー
ションバー28は、側方フレーム部材16、18の外側
に配置された長さ方向リンク36、38の固定ベアリン
グ40にその両端がクランプされており、側方フレーム
部材16、18のベアリング24で支持されている。各
トーションバー28の中央領域は、固定ベアリング48
で中央フレーム部材50回転しないようにクランプされ
ている。変形例では、互いに整合され且つ中央フレーム
部材50内にクランプされた二つのバー部分で各トーシ
ョンバー28を形成してもよい。
【0036】図4の実施例は、二つのトーションチュー
ブ52を使用する。各チューブは、剛性連結部54で側
方フレーム部材16、18に取り付けられており、フレ
ームの内部に延びている。フレームの内部に向かって差
し向けられたトーションチューブ52の自由端は、中央
フレーム部材50で回転自在に支持されている。トーシ
ョンバー30が各トーションチューブ52内を同心に延
びており、このトーションバーは、その一端が剛性連結
部40で長さ方向リンク36、38にクランプされてお
り、その他端は関連したトーションチューブ52の自由
端に回転しないようにクランプされている。
ブ52を使用する。各チューブは、剛性連結部54で側
方フレーム部材16、18に取り付けられており、フレ
ームの内部に延びている。フレームの内部に向かって差
し向けられたトーションチューブ52の自由端は、中央
フレーム部材50で回転自在に支持されている。トーシ
ョンバー30が各トーションチューブ52内を同心に延
びており、このトーションバーは、その一端が剛性連結
部40で長さ方向リンク36、38にクランプされてお
り、その他端は関連したトーションチューブ52の自由
端に回転しないようにクランプされている。
【0037】図5の実施例は、図3のトーションバー2
8と同様に二つの長さ方向外リンク36と中央フレーム
部材50との間に回転しないようにクランプされた第1
前トーションバー28を使用し、これに対し、第2後ト
ーションバー32は二つの後長さ方向リンク38間にク
ランプされている。第2トーションバー32は、図2、
図3、及び図4に示すトーションバー装置のうちの一つ
又はそれ以上と組み合わせて使用してもよい。
8と同様に二つの長さ方向外リンク36と中央フレーム
部材50との間に回転しないようにクランプされた第1
前トーションバー28を使用し、これに対し、第2後ト
ーションバー32は二つの後長さ方向リンク38間にク
ランプされている。第2トーションバー32は、図2、
図3、及び図4に示すトーションバー装置のうちの一つ
又はそれ以上と組み合わせて使用してもよい。
【0038】作動では、運動によって長さ方向リンク3
6、38がそれらの枢動軸線44を中心に回転し、運転
席が取り付けられた運転者のプラットホーム12を上下
動させる。これは、捩じり力をトーションバー26、2
8、30、32及びトーションチューブ52に加え、そ
の結果、運転席10を弾性的に支持する。更に、運転者
のプラットホーム12が側方に傾いている場合には、図
5の二つの後長さ方向リンク38がトーションバー32
の力に対して異なる程度に撓む。従って、図5の実施例
では、捩じり力は、更に、側方への傾きに対する復元力
を提供する。
6、38がそれらの枢動軸線44を中心に回転し、運転
席が取り付けられた運転者のプラットホーム12を上下
動させる。これは、捩じり力をトーションバー26、2
8、30、32及びトーションチューブ52に加え、そ
の結果、運転席10を弾性的に支持する。更に、運転者
のプラットホーム12が側方に傾いている場合には、図
5の二つの後長さ方向リンク38がトーションバー32
の力に対して異なる程度に撓む。従って、図5の実施例
では、捩じり力は、更に、側方への傾きに対する復元力
を提供する。
【0039】図6、図7、及び図8は、マウント45及
び47の種々の実施例を示す。
び47の種々の実施例を示す。
【0040】図6は、ボルト62(中心線だけを示す)
で車輛のフレーム又はギアボックスハウジング(図示せ
ず)に取り付けることのできるL字形状マウント60を
示す。マウント60から垂直方向上方に延びる脚部61
には、枢動ピン64が溶接してある。枢動ピン64は、
二つのベアリングワッシャ66、68及び介在スリーブ
69を支持し、これらはピン70で垂直脚部61の側面
71にクランプされている。スリーブ69の外面は、長
さ方向リンク36、38に加硫されたゴムグロメット7
2と係合し、ピン64を中心にベアリングワッシャ6
6、68間で枢動できる。図6に示すベアリング支持体
により、長さ方向リンク36、38は枢動でき、車輛の
シャシー14と運転者のプラットホーム12との間のロ
ール振動を或る程度吸収できる。
で車輛のフレーム又はギアボックスハウジング(図示せ
ず)に取り付けることのできるL字形状マウント60を
示す。マウント60から垂直方向上方に延びる脚部61
には、枢動ピン64が溶接してある。枢動ピン64は、
二つのベアリングワッシャ66、68及び介在スリーブ
69を支持し、これらはピン70で垂直脚部61の側面
71にクランプされている。スリーブ69の外面は、長
さ方向リンク36、38に加硫されたゴムグロメット7
2と係合し、ピン64を中心にベアリングワッシャ6
6、68間で枢動できる。図6に示すベアリング支持体
により、長さ方向リンク36、38は枢動でき、車輛の
シャシー14と運転者のプラットホーム12との間のロ
ール振動を或る程度吸収できる。
【0041】図7は、ベアリング支持体についての別の
変形例を示す。ここではT字形状マウント74を車輛の
シャシー14にボルト62で取り付けることができる。
マウント74から垂直方向上方に延びる中央脚部76に
は弾性スリーブ78と係合するボアが設けられている。
スリーブ78の各側にはゴムフランジ80、82が配置
されている。各ゴムフランジ80、82は、二叉に形成
された長さ方向リンク36、38の脚部84、86を支
持する。ワッシャ90が一方の側に溶接されたピン88
が、スリーブ78及びゴムフランジ80、82のボアを
貫通している。スリーブ78及びゴムフランジ80、8
2は、溶接されたワッシャ90と別のワッシャ96との
間にピン92及び平ワッシャ94でクランプされてい
る。更に、このベアリング支持体により、長さ方向リン
クは枢動でき、ロール振動を或る程度吸収できる。
変形例を示す。ここではT字形状マウント74を車輛の
シャシー14にボルト62で取り付けることができる。
マウント74から垂直方向上方に延びる中央脚部76に
は弾性スリーブ78と係合するボアが設けられている。
スリーブ78の各側にはゴムフランジ80、82が配置
されている。各ゴムフランジ80、82は、二叉に形成
された長さ方向リンク36、38の脚部84、86を支
持する。ワッシャ90が一方の側に溶接されたピン88
が、スリーブ78及びゴムフランジ80、82のボアを
貫通している。スリーブ78及びゴムフランジ80、8
2は、溶接されたワッシャ90と別のワッシャ96との
間にピン92及び平ワッシャ94でクランプされてい
る。更に、このベアリング支持体により、長さ方向リン
クは枢動でき、ロール振動を或る程度吸収できる。
【0042】図8に示す変形例は、横ピン106と係合
するボアを備えた上方に延びる脚部102及び104を
持つU字形状マウント100を提供する。ワッシャ10
8が横ピン106の一端に溶接されている。ボルト11
0は、横ピン106のワッシャ108とは反対側の端に
取り付けられており、このボルトは、ワッシャ112と
ともに、二つの脚部102、104を溶接されたワッシ
ャ108とワッシャ112との間にクランプする。ベア
リングワッシャ114、116、118、120が各脚
部102、104の各側に配置されている。二つの弾性
フランジブロック122、124が中央ベアリングワッ
シャ116と118との間にクランプされている。長さ
方向リンク36、38はフランジブロック122、12
4間にクランプされ、これらによって支持されている。
ベアリングワッシャ114、116、118、120
は、ピン106を中心に枢動する長さ方向リンク36、
38の摩擦を減じる。図8によるベアリング支持体は、
リンクの長さ方向で力の伝達率が大きく、横方向弾性が
低い。
するボアを備えた上方に延びる脚部102及び104を
持つU字形状マウント100を提供する。ワッシャ10
8が横ピン106の一端に溶接されている。ボルト11
0は、横ピン106のワッシャ108とは反対側の端に
取り付けられており、このボルトは、ワッシャ112と
ともに、二つの脚部102、104を溶接されたワッシ
ャ108とワッシャ112との間にクランプする。ベア
リングワッシャ114、116、118、120が各脚
部102、104の各側に配置されている。二つの弾性
フランジブロック122、124が中央ベアリングワッ
シャ116と118との間にクランプされている。長さ
方向リンク36、38はフランジブロック122、12
4間にクランプされ、これらによって支持されている。
ベアリングワッシャ114、116、118、120
は、ピン106を中心に枢動する長さ方向リンク36、
38の摩擦を減じる。図8によるベアリング支持体は、
リンクの長さ方向で力の伝達率が大きく、横方向弾性が
低い。
【0043】ロール運動中、横方向力をパナールロッド
130で吸収することができる。パナールロッドには引
張力及び圧縮力だけが加わる。車輛を後方から見た概略
部分図である図9にパナールロッド130の構成を示
す。運転席10を支持する運転者のプラットホーム12
の各側に前長さ方向リンク36が設けられている。力が
横方向に加えられたため二つの長さ方向リンク36が種
々の程度に撓み、その結果、これらの長さ方向リンク
は、後方から見ると、長さが異なっているように見え
る。パナールロッド130の一端は、運転者のプラット
ホーム12の一方の側に枢着されている。パナールロッ
ドの130の他端は、車輛のシャシー14に取り付けら
れたマウント131を介して車輛の反対側に枢着されて
いる。その結果、側方への移動がいずれの方向でも制限
される。
130で吸収することができる。パナールロッドには引
張力及び圧縮力だけが加わる。車輛を後方から見た概略
部分図である図9にパナールロッド130の構成を示
す。運転席10を支持する運転者のプラットホーム12
の各側に前長さ方向リンク36が設けられている。力が
横方向に加えられたため二つの長さ方向リンク36が種
々の程度に撓み、その結果、これらの長さ方向リンク
は、後方から見ると、長さが異なっているように見え
る。パナールロッド130の一端は、運転者のプラット
ホーム12の一方の側に枢着されている。パナールロッ
ドの130の他端は、車輛のシャシー14に取り付けら
れたマウント131を介して車輛の反対側に枢着されて
いる。その結果、側方への移動がいずれの方向でも制限
される。
【0044】トーションバー26、28、30、32を
長さ方向リンク36、38に保持するクランプ40又は
トーションバー26、28、30、32と側方フレーム
部材16、18又は中央フレーム部材50との間のクラ
ンプ46、48を解放すると、長さ方向リンク36、3
8をそれらの枢動軸線42を中心に回転させることがで
き、捩じりをトーションバー26、28、30、32又
はトーションチューブ52に加えないでも上方に立てる
ことができる。その場合、運転者のプラットホームを持
ち上げて運転者のプラットホーム12の下に配置された
車輛の構成要素に近づくことができる。
長さ方向リンク36、38に保持するクランプ40又は
トーションバー26、28、30、32と側方フレーム
部材16、18又は中央フレーム部材50との間のクラ
ンプ46、48を解放すると、長さ方向リンク36、3
8をそれらの枢動軸線42を中心に回転させることがで
き、捩じりをトーションバー26、28、30、32又
はトーションチューブ52に加えないでも上方に立てる
ことができる。その場合、運転者のプラットホームを持
ち上げて運転者のプラットホーム12の下に配置された
車輛の構成要素に近づくことができる。
【0045】長さ方向リンク36、38を垂直に立った
状態で図10に示す。4つの長さ方向リンク36、38
の回転、及び運転者のプラットホーム12の持ち上げ
は、車輛の前端にある前ヒッチ又は他の持ち上げ装置1
42の遠隔制御式持ち上げアーム143によってリンク
140を介して、又は後ヒッチ又は下持ち上げアーム1
46及び上持ち上げアーム147を備えた他の持ち上げ
装置144によって作動される持ち上げ装置148によ
って行うことができる。代表的なトラクタには、これら
の前ヒッチ及び後ヒッチの一方又は両方が設けられてい
る。
状態で図10に示す。4つの長さ方向リンク36、38
の回転、及び運転者のプラットホーム12の持ち上げ
は、車輛の前端にある前ヒッチ又は他の持ち上げ装置1
42の遠隔制御式持ち上げアーム143によってリンク
140を介して、又は後ヒッチ又は下持ち上げアーム1
46及び上持ち上げアーム147を備えた他の持ち上げ
装置144によって作動される持ち上げ装置148によ
って行うことができる。代表的なトラクタには、これら
の前ヒッチ及び後ヒッチの一方又は両方が設けられてい
る。
【0046】図11は、二つの下持ち上げアーム146
及び一つの上持ち上げアーム147を持つ従来の三点ヒ
ッチ(図示せず)で使用するための適当な持ち上げ装置
148の特定の実施例を示す。第1副フレーム150を
運転者のプラットホーム12の管状側方フレーム部材1
6、18の後方に面した開口部に挿入することができ
る。第2副フレーム152は、第1副フレーム150を
支持し、持ち上げアーム146、147の持ち上げ運動
を第1副フレーム150に伝達し、これによって運転者
のプラットホーム12にも伝達する。第2副フレーム1
52には外方に延びる支持シャンク154、156が設
けられ、第2副フレーム152は、これらのシャンクに
より二つの下持ち上げアーム146上に支持される。上
持ち上げアーム147は、第2副フレーム152に設け
られた輪158内にフック止めされる。第2副フレーム
152は、その上端で二つの円筒形ロール160、16
2を支持し、相対的な水平方向移動を等しくする。
及び一つの上持ち上げアーム147を持つ従来の三点ヒ
ッチ(図示せず)で使用するための適当な持ち上げ装置
148の特定の実施例を示す。第1副フレーム150を
運転者のプラットホーム12の管状側方フレーム部材1
6、18の後方に面した開口部に挿入することができ
る。第2副フレーム152は、第1副フレーム150を
支持し、持ち上げアーム146、147の持ち上げ運動
を第1副フレーム150に伝達し、これによって運転者
のプラットホーム12にも伝達する。第2副フレーム1
52には外方に延びる支持シャンク154、156が設
けられ、第2副フレーム152は、これらのシャンクに
より二つの下持ち上げアーム146上に支持される。上
持ち上げアーム147は、第2副フレーム152に設け
られた輪158内にフック止めされる。第2副フレーム
152は、その上端で二つの円筒形ロール160、16
2を支持し、相対的な水平方向移動を等しくする。
【0047】本発明を特定の実施例と関連して説明した
が、以上の説明から当業者には多くの変形及び変更が明
らかであるということは理解されよう。従って、本発明
は、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内の全てのこ
のような変形及び変更を含もうとするものである。
が、以上の説明から当業者には多くの変形及び変更が明
らかであるということは理解されよう。従って、本発明
は、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内の全てのこ
のような変形及び変更を含もうとするものである。
【図1】農業用トラクタのシャシー上に運転席を支持す
るための本発明による懸架装置の概略側面図である。
るための本発明による懸架装置の概略側面図である。
【図2】本発明による懸架装置のトーションバー装置の
一実施例を示す概略図である。
一実施例を示す概略図である。
【図3】本発明による懸架装置のトーションバー装置の
変形例を示す概略図である。
変形例を示す概略図である。
【図4】本発明による懸架装置のトーションバー装置の
他の変形例を示す概略図である。
他の変形例を示す概略図である。
【図5】本発明による懸架装置のトーションバー装置の
更に他の変形例を示す概略図である。
更に他の変形例を示す概略図である。
【図6】本発明による懸架装置のピボット軸受の一実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図7】本発明による懸架装置のピボット軸受の変形例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図8】本発明による懸架装置のピボット軸受の他の変
形例を示す断面図である。
形例を示す断面図である。
【図9】本発明による懸架装置で使用されるパナールロ
ッドの構成を示す概略図である。
ッドの構成を示す概略図である。
【図10】運転席を持ち上げた状態の農業用トラクタの
概略側面図である。
概略側面図である。
【図11】運転席持ち上げ装置を示す概略図である。
10 運転席 11 ホイール 12 運転者のプラットホーム 13 ダンパ 14 車輛のシャシー 16、18 長さ方向側部 24 ベアリング 26、28、30、32 トーションバー 34 第1端 36 前長さ方向リンク 38 後長さ方向リンク 40 クランプ点 42 第2端 44 枢動軸線 45 マウント 46 クランプ 47 マウント 48 クランプ 49 アクスルハウジング 50 中央フレーム部材 52 トーションチューブ 54 クランプ 60 マウント 64 ピン 66、68 ベアリングワッシャ 72 輪 74 マウント 80、82 フランジ 88 ピン 100 マウント 106 ピン 122、124 フランジ 130 パナールロッド 142、144 持ち上げ装置 140、148 連結リンク
Claims (16)
- 【請求項1】 移動方向に対して横方向に配向された少
なくとも一つのほぼに水平なトーションバー(26、2
8、30)を有し、このトーションバーは運転者のプラ
ットホーム(12)と長さ方向リンク(36、38)の
第1端(34)との間に回転しないようにクランプされ
即ち固定され、各長さ方向リンクの第2端(42)は、
トーションバー(26、28、30)に対して平行な枢
動軸線(44)を中心に車輛のシャシー(14)に枢着
されている、農業用車輛又は産業用車輛の運転者のプラ
ットホーム用の懸架装置。 - 【請求項2】 少なくとも一つの長さ方向リンク(3
6、38)が運転者のプラットホームの二つの長さ方向
側部(16、18)領域で車輛のシャシー(14)に枢
着されており、一つのトーションバー(26、28)が
長さ方向リンク(36、38)の第1端(34)に回転
しないようにクランプされ即ち固定されている、ことを
特徴とする請求項1に記載の懸架装置。 - 【請求項3】 前長さ方向リンク及び後長さ方向リンク
(36、38)が運転者のプラットホーム(12)の各
長さ方向側部(16、18)に配置され、各長さ方向リ
ンクはトーションバー(26、28、30)を支持す
る、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の懸架装
置。 - 【請求項4】 前長さ方向リンク及び後長さ方向リンク
(36、38)は、長さが異なっている、ことを特徴と
する請求項3に記載の懸架装置。 - 【請求項5】 トーションバー(26、28、30)の
クランプ点(40)と枢動軸線(44)との間を延びる
長さ方向リンク(36、38)上の連結線は、負荷が静
的に加わった状態では、水平方向から0°乃至30°の
角度をなしている、ことを特徴とする請求項1乃至4の
うちのいずれか一項に記載の懸架装置。 - 【請求項6】 トーションバーは、長さ方向リンク(3
6、38)の近くで運転者のプラットホーム(12)上
にトーションバーを回転できるようにするベアリング
(24)によって支持されている、ことを特徴とする請
求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の懸架装置。 - 【請求項7】 運転者のプラットホーム(12)には、
移動方向に配向された二つの側方フレーム部材(16、
18)が設けられ、各ベアリング(24)は側方フレー
ム部材(16、18)と係合し、トーションバー(2
6)は側方フレーム部材(16、18)の反対側に回転
しないように連結された状態で固定されている、ことを
特徴とする請求項6に記載の懸架装置。 - 【請求項8】 移動方向に配向された少なくとも一つの
側方フレーム部材(16、18)が運転者のプラットホ
ーム(12)に設けられ、トーションバー(28)が中
央フレーム部材(50)に回転しないようにクランプさ
れ即ち固定されている、ことを特徴とする請求項6に記
載の懸架装置。 - 【請求項9】 運転者のプラットホーム(12)は、移
動方向に配向された少なくとも一つの側方フレーム部材
(16、18)を含み、各ベアリング(24)は側方フ
レーム部材(16、18)と係合し、トーションバー
(30)はトーションチューブ(52)を通って延び、
トーションチューブ(52)はその一端がフレーム部材
(16、18)に回転しないようにクランプされ即ち固
定され、その他端がトーションバー(30)に回転しな
いようにクランプされ即ち固定されている、ことを特徴
とする請求項6に記載の懸架装置。 - 【請求項10】 別のトーションバー(32)が、水平
方向に配置され、移動方向に対して横方向に配向されて
設けられており、当該別のトーションバー(32)は運
転者のプラットホーム(12)の両長さ方向側部に配置
された二つの長さ方向リンク(36、38)の第1端
(34)間に回転しないようにクランプされ即ち固定さ
れ、長さ方向リンク(36、38)の第2端(42)は
トーションバー(32)に平行な軸線(44)を中心に
車輛のシャシー(14)に枢着されており、トーション
バー(32)は、運転者のプラットホーム(12)に設
けられたベアリング(24)で各長さ方向リンク(3
6、38)の近くに支持されている、ことを特徴とする
請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載の懸架装
置。 - 【請求項11】 移動方向に対してほぼ横方向に延びる
少なくとも一つのパナールロッド(130)が運転者の
プラットホーム(12)と車輛のシャシー(14)との
間に配置されている、ことを特徴とする請求項1乃至1
0のうちのいずれか一項に記載の懸架装置。 - 【請求項12】 各長さ方向リンク(36、38)を車
輛のシャシー(14)上に支持するマウント(45、4
7、60、74、100)に消音装置が設けられてい
る、ことを特徴とする請求項1乃至11のうちのいずれ
か一項に記載の懸架装置。 - 【請求項13】 前記消音装置には、マウント(60)
に取り付けられたピン(64)上の2つのベアリングワ
ッシャ(66、68)間に回転自在に支持された各長さ
方向リンク(36、38)上に加硫されたエラストマー
製の輪(72)が含まれる、ことを特徴とする請求項1
2に記載の懸架装置。 - 【請求項14】 ピン(88、106)がマウント(7
4、100)に取り付けられ、ピンは、互いに押付け合
ったエラストマー製の二つのフランジ(80、82、1
22、124)と係合し、これらのフランジが長さ方向
リンク(36、38)を支持する、ことを特徴とする請
求項12に記載の懸架装置。 - 【請求項15】 トーションバー(26、28、30)
と運転者のプラットホーム(12)との間及び/又はト
ーションバー(26、28)と各長さ方向リンク(3
6、38)との間に回転しないように固定されたクラン
プ(40、46、48、54)は、クランプを外すこと
ができるように形成されており、そのため、長さ方向リ
ンク(36、38)を、運転者のプラットホーム(1
2)が持ち上げられた状態で全体に垂直方向上方に所定
位置まで立たせることができる、ことを特徴とする請求
項1乃至14のうちのいずれか一項に記載の懸架装置。 - 【請求項16】 取り付けられた器具を作動させるため
に備えられた車輛の持ち上げ装置(142、144)と
運転者のプラットホーム(12)との間に連結リンク
(140、148)が設けられ、この連結リンクによっ
て運転者のプラットホーム(12)を持ち上げることが
できる、ことを特徴とする請求項15に記載の懸架装
置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE4228959 | 1992-08-31 | ||
DE4228959:9 | 1992-08-31 | ||
US08/115,938 US5368118A (en) | 1992-08-31 | 1993-09-02 | Torsion bar suspension for operator's platform |
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JP5215815A Pending JPH06156313A (ja) | 1992-08-31 | 1993-08-31 | 運転者のプラットホームの懸架装置 |
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JP (1) | JPH06156313A (ja) |
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FI (1) | FI104481B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989001640A1 (en) * | 1987-08-19 | 1989-02-23 | Integrated Solar Technologies Corporation | Macro-gradient optical density transmissive light concentrators, lenses and compound lenses of large geometry, and fabrication thereof |
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DE2161953C2 (de) * | 1971-12-14 | 1983-12-22 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Vordere Lagerung und Führung eines kippbaren Lastkraftwagen-Fahrerhauses |
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GB2244745B (en) * | 1990-06-08 | 1995-02-15 | Schmidt Mfg & Equip | Cab mounting for a cleaning vehicle |
-
1993
- 1993-08-24 EP EP93113454A patent/EP0585773B1/de not_active Expired - Lifetime
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- 1993-08-27 FI FI933772A patent/FI104481B/fi active
- 1993-08-31 JP JP5215815A patent/JPH06156313A/ja active Pending
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WO1989001640A1 (en) * | 1987-08-19 | 1989-02-23 | Integrated Solar Technologies Corporation | Macro-gradient optical density transmissive light concentrators, lenses and compound lenses of large geometry, and fabrication thereof |
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FI104481B (fi) | 2000-02-15 |
CA2105029C (en) | 1997-08-05 |
FI933772A0 (fi) | 1993-08-27 |
EP0585773B1 (de) | 1995-11-02 |
CA2105029A1 (en) | 1994-03-01 |
FI933772A (fi) | 1994-03-01 |
EP0585773A1 (de) | 1994-03-09 |
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