JPH0615606A - 送材車 - Google Patents

送材車

Info

Publication number
JPH0615606A
JPH0615606A JP17698592A JP17698592A JPH0615606A JP H0615606 A JPH0615606 A JP H0615606A JP 17698592 A JP17698592 A JP 17698592A JP 17698592 A JP17698592 A JP 17698592A JP H0615606 A JPH0615606 A JP H0615606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
log
clamp
clamps
pitching
logs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17698592A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0737008B2 (ja
Inventor
Senju Oishi
千壽 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROMATEC KK
Original Assignee
ROMATEC KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ROMATEC KK filed Critical ROMATEC KK
Priority to JP17698592A priority Critical patent/JPH0737008B2/ja
Publication of JPH0615606A publication Critical patent/JPH0615606A/ja
Publication of JPH0737008B2 publication Critical patent/JPH0737008B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 原木の回転、歩出しを自動的に行ない得る送
材車を提供する。 【構成】 原木7の長さに応じて接離可能な長手方向の
一対のクランプユニット2,3を設ける。そのの各々
に、原木を挾持する作動位置と、原木を解放し得る退避
位置との間を移動し得る固定用クランプ21,22…
…,31,32……と、同様に挾持しつゝ中心軸のまわ
りに回転可能かつその中心軸と直角方向に水平移動可能
な回転歩出し用クランプ25,35とを設ける。 【効果】 原木(7)を固定用もしくは回転歩出し用ク
ランプにより常に保持でき、回転歩出し用クランプ(2
5,35)を回転及び水平移動させることにより、原木
の回転、歩出しが行なわれるので、原木を最初に芯出し
してその座標を記憶させておくことにより一連の動作の
パターン化が容易で、無人運転が可能となり、効率良く
木取製材を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸太等の原木を木取製
材する際に、原木の回転、歩出しを自動的に行ない得る
送材車に関する。
【0002】
【従来の技術】原木から木取製材を行なう場合には、送
材車上に搭載した原木を上下方向からクランプし、原木
の中心軸の片側から所定枚数の板材を挽き出した後、原
木を90度もしくは 180度回転させ、クランプし直した上
で別の側から所定枚数挽き出し、更に原木を90度回転さ
せてクランプし直して挽き出すという作業を少なくとも
4回繰り返す必要があり、その都度位置出しを行なう必
要があった。原木を回転させる装置を搭載した送材車も
提供されているが、最終的な位置出しクランプは人手に
よらねばならず、効率が悪かった。特に、原木が大重量
であると取扱いが困難であり、危険も多かった。また、
一連の動作のパターン化が難しく、無人運転は不可能で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、原木を人手で位置出しクランプし直す必要がな
く、原木の回転、歩出し等を自動的に行なうことがで
き、一連の動作のパターン化が可能なため無人運転が可
能で、効率良く木取製材を行ない得る送材車を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、搭載され
る原木を挟んでその長手方向に相対向して設けられ、原
木の長さに応じて接離可能な一対のクランプユニットの
各々に、原木の一端に当接して原木を挾持する作動位置
と、原木を解放し得る退避位置との間を移動し得る固定
用クランプと、原木の一端に当接して原木を挾持する作
動位置と、原木を解放し得る退避位置との間を移動し得
ると共に、中心軸のまわりに回転可能かつその中心軸と
直角方向に水平移動可能な回転歩出し用クランプと、を
設けたことを特徴とする送材車によって達成し得る。上
記一対のクランプユニットの一方を送材車の台車に固定
し、これに向けて他方のクランプユニットを接離移動さ
せるよう構成し、また、一方のクランプユニットの回転
歩出し用クランプを回転駆動せしめ、他方のクランプユ
ニットの回転歩出し用クランプは挾持した原木を介して
従動回転し得るよう構成することが推奨される。
【0005】
【作用】上記の如き構成であると、原木の芯出しを行な
って固定用クランプで両端をクランプし、原木の片側か
ら所定枚数の板材を挽き出した後、回転歩出し用クラン
プで両端をクランプし、固定用クランプは解除して原木
を所定角度回転させた上で固定用クランプで再度クラン
プして別の側から所定枚数の板材を挽き出すという動作
を所定回数繰り返すことにより、原木の木取製材を自動
的に行ない得るものであり、その場合、原木は固定用も
しくは回転歩出し用クランプにより常に保持されている
ので、原木を最初に芯出ししてクランプした際の座標を
記憶させておくことにより位置出し及び歩出しを完全に
自動的に且つ正確に行なうことができ、一連の動作のパ
ターン化が容易で、無人運転が可能となり、効率良く木
取製材を行ない得るものである。
【0006】
【実施例】以下図面を参照しつつ本発明を詳細に説明す
る。図1は本発明に係る送材車の一実施例を示す正面
図、図2はその一方のクランプユニットを図1中A−A
方向から見た説明図である。
【0007】本発明に係る送材車は、大別して、台車1
と、台車上に固定された固定クランプユニット2と、台
車上を固定クランプユニット2に向けて進退移動する移
動クランプユニット3とから構成され、原木7の長さに
応じて移動クランプユニット3が移動して、固定クラン
プユニット2と移動クランプユニット3の間に原木7を
挾持するようになっている。4は移動クランプユニット
3を移動させるモータ、5はモータ4により正逆回転せ
しめられる送りネジ、6はクランプされた原木7を支持
する昇降自在な支台である。
【0008】固定クランプユニット2には、同じ構成の
4個の固定用クランプ21,22,23,24と、回転
歩出し用クランプ25とが設けられている。固定用クラ
ンプ21,22,23,24は、それぞれ油圧シリンダ
21a,22a等により軸方向に進退移動可能なよう構
成されている。一方、回転歩出し用クランプ25は、油
圧シリンダ25aにより軸方向に進退移動可能であると
共に、モータ25b(図2参照)によりギア25cを介
して中心軸のまわりに回転駆動可能なように構成され、
更にこれらの構成要素全体は歩出しフレーム25dに取
り付けられ、油圧シリンダ25e(図2参照)により、
回転歩出し用クランプ25の中心軸と直角かつ水平な方
向に駆動可能なようになっている。
【0009】移動クランプユニット3の構成も固定クラ
ンプユニット2のそれと略同様であるが、回転歩出し用
クランプ35が回転のためのモータやギア等を備えず、
固定クランプユニット2側の回転歩出し用クランプ25
の回転駆動に伴い原木を介して従動回転し得るようにな
っている点だけが異なっている。
【0010】上記の如く構成された本発明に係る送材車
の作動について説明すれば、先ず、原木7を別途設けた
チャージャーにプリセットして上下左右の芯出し計測及
び鋸点設定を行なった後、原木7をチャージャーにより
上記送材車上に搬入し、移動クランプユニット3を適宜
移動させ、固定クランプユニット2の固定用クランプ2
1ないし24及び移動クランプユニットの固定用クラン
プ31ないし34(33及び34は図1において隠れて
見えない。)を進出させて原木7の両端に当接させ、原
木7をしっかりと挾持する。然る後、支台6を上昇させ
て原木7の下面に当接させ、原木7を安定に保持した上
で、送材車全体を帯鋸8へ向けて送って原木7の切断を
行なう。
【0011】次いで、支台6を降下させ、油圧シリンダ
25e等を駆動して回転歩出し用クランプ25及び35
を送材車上に残った原木7の新たな中心位置に移動さ
せ、これらを進出させて原木7の両端を保持し、その状
態で固定用クランプ21ないし24、及び31ないし3
4は退行させて原木7を回転歩出し用クランプ25及び
35のみで保持するようにし、モータ25bを駆動して
回転歩出し用クランプ25を所定角度(例えば90度)
回転させると共に、油圧シリンダ25e等を駆動して原
木7を水平方向に移動させ所定の歩出しを行なう。然る
後、固定用クランプ21ないし24、及び31ないし3
4を進出させて原木の両端を保持し、支台6を上昇させ
て原木7の下面に当接させ、前回と同様に送材車全体を
帯鋸8へ向けて送って原木7の切断を行なう。以下同様
の作動を繰り返し、原木7を自動的に回転、歩出ししな
がら、木取製材を行なうものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成されるから、本
発明によるときは、原木を人手でクランプし直す必要が
なく、原木の回転、歩出し等を自動的に行なうことがで
き、一連の動作のパターン化が可能なため無人運転が可
能で、効率良く木取製材を行ない得る送材車を提供し得
るものである。
【0013】なお、上記の説明では、原木からの木取製
材を中心に説明したが、角材、板材等についても同様に
本発明に係る送材車を利用し得るものである。また、本
発明の構成は如上の実施例に限定されるものでなく、本
発明の目的の範囲内で上記の説明から当業者が容易に想
到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る送材車の一実施例の正面図であ
る。
【図2】その一方のクランプユニットを図1中A−A方
向から見た説明図である。
【符号の説明】
1 台車 2 固定クランプユニット 21〜24 固定用クランプ 21a,22a 油圧シリンダ 25 回転歩出し用クランプ 25a 油圧シリンダ 25b モータ 25c ギア 25d 歩出しフレーム 25e 油圧シリンダ 3 移動クランプユニット 31,32 固定用クランプ 35 回転歩出し用クランプ 4 モータ 5 送りネジ 6 支台 7 原木 8 帯鋸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搭載される原木(7)を挟んでその長手方
    向に相対向して設けられ、原木の長さに応じて接離可能
    な一対のクランプユニット(2,3)の各々に、 原木(7)の一端に当接して原木を挾持する作動位置
    と、原木を解放し得る退避位置との間を移動し得る固定
    用クランプ(21〜24、31〜34)と、 原木(7)の一端に当接して原木を挾持する作動位置
    と、原木を解放し得る退避位置との間を移動し得ると共
    に、中心軸のまわりに回転可能かつその中心軸と直角方
    向に水平移動可能な回転歩出し用クランプ(25,3
    5)と、 を設けたことを特徴とする送材車。
  2. 【請求項2】一対のクランプユニット(2,3)の一方
    (2)を送材車の台車(1)に固定し、これに向けて他
    方のクランプユニット(3)を接離移動させるよう構成
    した請求項1に記載の送材車。
  3. 【請求項3】一対のクランプユニット(2,3)のうち
    一方のクランプユニット(2)の回転歩出し用クランプ
    (25)を回転駆動せしめ、他方のクランプユニット
    (3)の回転歩出し用クランプ(35)は挾持した原木
    を介して従動回転し得るよう構成した請求項1に記載の
    送材車。
JP17698592A 1992-07-03 1992-07-03 送材車 Expired - Lifetime JPH0737008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17698592A JPH0737008B2 (ja) 1992-07-03 1992-07-03 送材車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17698592A JPH0737008B2 (ja) 1992-07-03 1992-07-03 送材車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0615606A true JPH0615606A (ja) 1994-01-25
JPH0737008B2 JPH0737008B2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=16023169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17698592A Expired - Lifetime JPH0737008B2 (ja) 1992-07-03 1992-07-03 送材車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737008B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08183002A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Ishita:Kk 送材架台におけるカスガイ装置
ES2257920A1 (es) * 2004-05-11 2006-08-01 Maimbar Xxi, S.L. Maquina posicionadora de troncos para su aserrado.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08183002A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Ishita:Kk 送材架台におけるカスガイ装置
ES2257920A1 (es) * 2004-05-11 2006-08-01 Maimbar Xxi, S.L. Maquina posicionadora de troncos para su aserrado.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0737008B2 (ja) 1995-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3780779A (en) Log splitting device adapted to utilize powered piston on tractor
US4104944A (en) Wood sawing machine
US5143127A (en) Sawing machine
US3721146A (en) Portable sawmill having a horizontal traversing bandsaw
JPH0615606A (ja) 送材車
US3623519A (en) Pulpwood slasher
US3720248A (en) Apparatus for felling trees
US2513873A (en) Under bench saw for cutting various sections of wood
US4206673A (en) Log handling method and apparatus
US2463860A (en) Mount for portable chain saws
US3578043A (en) Lumber cutting apparatus
US4146072A (en) Log handling method and apparatus
JP2500920B2 (ja) 送材車
JPH0538703A (ja) 木材の縦びき装置におけるチヤージヤー
JPH06278106A (ja) 送材車
US4338986A (en) Log handling method and apparatus
US3024670A (en) Saw sharpening apparatus for sharpening curved saw blades
JPH01228802A (ja) 製材装置における芯出装置
JP2612229B2 (ja) 角柱木材の製材方法
JPH10202602A (ja) 送材装置
JPH0647244B2 (ja) 製材方法並びに装置
SU58593A1 (ru) Пильный станок дл заготовки газогенераторного топлива
JPH11320504A (ja) 製材方法並びに製材装置
SU1321387A1 (ru) Рабочий орган лесозаготовительной машины
JPH0532249Y2 (ja)