JPH06155812A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH06155812A
JPH06155812A JP33493992A JP33493992A JPH06155812A JP H06155812 A JPH06155812 A JP H06155812A JP 33493992 A JP33493992 A JP 33493992A JP 33493992 A JP33493992 A JP 33493992A JP H06155812 A JPH06155812 A JP H06155812A
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JP
Japan
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recording
ink sheet
line
pressing
black
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Pending
Application number
JP33493992A
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English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ライン情報の黒ドットに偏りがあっても被記
録材を真っ直ぐに搬送して記録情報を正確に記録可能な
記録装置を提供すること。 【構成】 黒ドット数カウント手段によって1ラインの
記録情報を複数のブロックに分割して各ブロックの黒ド
ット数をカウントし、記録情報の黒ドット数に偏りがあ
る場合にも制御手段によって記録手段を複数箇所で押圧
する押圧手段の押圧力を適切に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクシートの有するイ
ンクを被記録材に転写して記録を行う記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】今日、ファクシミリ装置,プリンター等
の記録装置は、オフィスのみならず一般過程においても
広く使用されるようになっている。これらの記録装置は
小型化を容易にするために、加熱により発色する感熱シ
ートを使用したいわゆる感熱記録方式が一般的に使用さ
れている。しかし、近年ではインクシートを使用した所
謂熱転写記録方式に係る記録装置も開発されている。上
記熱転写記録方式に係る記録装置は、被記録材として普
通紙を使用することができ、画像も鮮明に記録できる利
点がある。
【0003】例えば、熱転写プリンターは、熱溶融性
(熱昇華性も含む)インクをベースフィルムに塗布した
インクシートを使用し、記録ヘッドによりそのインクシ
ートを画像信号に対応して選択的に加熱し、溶融したイ
ンクを記録紙に転写して記録を行っている。上記インク
シートは、一般に1回の画像記録により完全にインクが
記録紙に転写されるもの(所謂ワンタイムシート)であ
るため、1文字或いは1ラインの記録終了後、その記録
された長さに対応する分だけインクシートを搬送し、次
に記録する位置に確実にインクシートの未使用部分をも
ってくる必要があった。このため、インクシートの使用
量が増大し、感熱紙に記録するプリンターに比べて、熱
転写プリンターのランニングコストが高くなる傾向があ
った。
【0004】このような問題点を解決するために、特開
昭57−83471号公報や特開昭58−201686
号公報、及び特公昭62−58917号公報に見られる
ように、記録紙とインクシートとを速度差を設けて搬送
するようにした熱転写プリンターが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、前
記従来技術においては、複数(n)回の画像記録が可能
なインクシート(所謂マルチプリントシート)が知られ
ており、このインクシートを用いれば、記録長さLを連
続して記録するとき、各画像記録の終了後或いは画像記
録中に搬送されるインクシートの搬送長をその長さLよ
りも小さく(L/n:n>1)して記録することができ
る。これにより、インクシートの使用効率が従来のn倍
になり、熱転写プリンターのランニングコストの低下が
期待できる。以下、この記録方式をマルチプリントとい
う。
【0006】このようなインクシートによるマルチプリ
ントの場合は、インクシートのインク層のインクがn回
に分けて加熱される。そして、この各加熱毎にインク層
の溶融されたインクと溶融されないインク間での剪断力
を発生させて記録紙に転写を行っている。このため、記
録情報の黒ドット数に偏りがあると、記録紙は正しく真
っ直ぐに搬送されないで曲がってしまう場合があった。
例えば、記録情報の左側に黒情報が多い場合には、記録
紙は右側に回転し、記録情報の右側に黒情報が多い場合
には、記録紙は左側に回転してしまう。これは黒情報が
多いほうが記録紙の搬送力が低下するためである。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、ライン情報の黒ドットに偏りがあっても被記録材
を真っ直ぐに搬送して記録情報を正確に記録可能な記録
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、インクシートが有するインクを被記録材に転写して
記録を行う記録装置において、前記インクシートを搬送
するためのインクシート搬送手段と、前記被記録材を搬
送するための被記録材搬送手段と、前記前記インクシー
トに作用して前記被記録材に画像を記録する記録手段
と、1ラインの記録情報を複数のブロックに分割して各
ブロックの黒ドット数をカウントする黒ドット数カウン
ト手段と、前記記録手段を複数箇所で押圧する押圧手段
の押圧力を制御する制御手段と、を有することを特徴と
する。
【0008】
【作用】上記構成によれば、黒ドット数カウント手段に
よって1ラインの記録情報を複数のブロックに分割して
各ブロックの黒ドット数をカウントし、記録情報の黒ド
ット数に偏りがある場合にも制御手段によって記録手段
を複数箇所で押圧する押圧手段の押圧力を適切に制御す
る。
【0009】
【実施例】
〔第1実施例〕次に前記手段を適用した本発明の一実施
例に係る記録装置について説明する。本実施例は記録装
置を装備したファクシミリ装置を用いて説明する。図1
は制御部と記録部との電気的接続を示す説明図、図2は
ファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図、図3は
ファクシミリ装置の断面図、図4は記録紙とインクシー
トの搬送機構を示す説明図、図5は記録紙とインクシー
トとの重畳部分の説明図、図6はマルチインクシートの
説明図、図7乃至図9は記録動作を示すフローチャート
である。
【0010】先ず図2を参照してファクシミリ装置の概
略構成を説明する。1は原稿を光電的に読み取ってデジ
タル画像信号として制御部2に出力する読取部であっ
て、原稿搬送用モータやCCDイメージセンサー等を装
備している。次に上記制御部2の構成を説明すると、2
aは画像データの各ラインのイメージデータを格納する
ラインメモリであって、原稿の送信或いはコピーのとき
は読取部1からの1ライン分のイメージデータが格納さ
れ、画像データ受信のときは復号された受信画像データ
の1ラインデータが格納される。そして、格納されたデ
ータが記録部3に出力されることによって画像形成が行
われる。2bは送信する画像情報をMH符号化等により
符号化すると共に、受信した符号化画像データを復号し
てイメージデータに変換する符号化/復号化部である。
また2cは送信する或いは受信された符号化画像データ
を格納するバッファメモリである。上記制御部2の各部
は、例えばマイクロプロセッサ等のCPU2dにより制
御されている。上記制御部2には上記CPU2dの制御
プログラムや各種データを記憶しているROM2e、上
記CPU2dのワークエリアとして各種データを一時保
存するRAM2f等を装備している。
【0011】上記記録部3は、後述するように記録ヘッ
ドを装備し、熱転写記録方法によって被記録材である記
録紙に画像記録を行うものである。4は送信開始等の各
種機能指示キーや電話番号の入力キー等を有する操作部
である。4aは使用するインクシートの種類を指示する
スイッチであり、該スイッチ4aがONのときはマルチ
プリントのインクシートが、OFFの時は通常のインク
シートが装着されていることを示している。5は表示部
であって、各種機能や装置の状態等を表示するものであ
り、通常操作部4に隣接して設けられている。6は装置
全体に電力を供給するための電源部である。また7はモ
デム(変復調器)、8は網制御部(NCU)、8aは電
話機である。
【0012】次に前記記録部3の構成について図3を参
照して説明する。本実施例にかかる記録部3は、図3に
示すように、読取部1を有するファクシミリ装置の記録
系として構成されている。9は普通紙である記録紙10を
コア9aにロール状に巻回したシートロールであって、
ロールホルダー9bに回転自在に装填されている。上記
シートロール9より矢印b方向に引き出された記録紙10
は、搬送手段であるプラテンローラ11の矢印方向の回転
によって記録手段に搬送される。12は記録手段である記
録ヘッドであって、裏面側より押圧手段であるスプリン
グ13によって押圧されて後述するインクシート16及び記
録紙10を介してプラテンローラ11を押圧している。上記
記録ヘッド12の長手方向に設けられた発熱素子12aを画
像情報に応じて発熱させることによりインクシートより
インクが記録紙10に転写される。上記スプリング13は、
図4に示すように、記録ヘッド12の長手方向に16本設け
られており、これらのスプリング13の押圧力は後述する
押圧制御回路55によって制御されている。例えば上記ス
プリング13を右側からバネ1,バネ2…,バネ15,バネ
16と名付けると、各バネ1〜16の押圧力は0kg〜2.
0kgまで0.1kg単位で夫々制御することができ
る。14a,14bはカッターであって、記録後の記録紙10
を頁単位に切断するものであり、15a,15bは切断後の
記録紙10を排出するための排出ローラ対である。
【0013】16はインクシート17を巻回しているインク
シート供給ロールであり、18はインクシート巻取ロール
であり後述するインクシート巻取用モーターによって駆
動される。上記インクシート供給ロール16より繰り出さ
れたインクシート17は矢印a方向に搬送されてインクシ
ート巻取ロール17に巻き取られる。上記インクシート供
給ロール16及びインクシート巻取ロール18は、装置本体
内のインクシート装填部19に着脱可能に装填されてい
る。20はインクシート17の残量検出やインクシート17の
搬送速度を検出するためのセンサーである。また21はイ
ンクシート16の有無を検出するためのインクシートセン
サー、22は記録紙10の有無を検出するための記録紙セン
サーである。
【0014】次に前記読取部1の構成について説明す
る。23は原稿24を照射する光源であって、原稿24で反射
された光は光学系(ミラー25a,25b,レンズ25c)を
介してCCDセンサー26に入力され、電気信号に変換さ
れる。原稿24は図示しない原稿搬送用モータにより駆動
される搬送用ローラ27,28,29,30により原稿24の読取
速度に対応して搬送される。尚、31は原稿積載台であっ
て、この原稿積載台31に積載された複数枚の原稿24は、
搬送用ローラ28と分離押圧片32との協働作用によって1
枚ずつ分離されて読取領域に搬送される。画像読取後の
原稿24は搬送用ローラ30によって排出トレイ33に排出さ
れる。
【0015】34は制御部2の主要部を構成する制御基板
であり、この制御基板34より装置各部に各種制御信号が
出力される。また35はモデム基板ユニット、36はNCU
基板ユニットである。
【0016】次に図4に前記インクシート17と記録紙10
の搬送機構を示す。図4において37は記録紙搬送用モー
ターであって、プラテンローラ11を回転駆動し、記録紙
10を矢印b方向に搬送するものである。また38はインク
シート搬送用モーターであって、インクシート17をキャ
プスタンローラ39及びピンチローラ40により矢印a方向
に搬送するものである。更に41,42は上記記録紙搬送用
モーター37の回転をプラテンローラ11に伝達する伝達ギ
ヤ、43,44は上記インクシート搬送用モータ38の回転を
キャプスタンローラ39に伝達する伝達ギヤである。また
45は滑りクラッチユニットであって、そのクラッチギヤ
45aは上記伝達ギヤ43に噛合している。
【0017】前記インクシート巻取ロール18に巻き取ら
れるインクシート17の長さを、キャプスタンローラ39に
より搬送されるインクシート長よりも長くなるように伝
達ギヤ44とクラッチギヤ45aのギヤ比を設定しており、
キャプスタンローラ39により搬送されたインクシート17
がたるむことなくインクシート巻取ロール18に巻き取ら
れる。そして、インクシート巻取ロール18によるインク
シート17の巻取量と、キャプスタンローラ39による搬送
量との差分量に相当する分が、滑りクラッチユニット45
に吸収される。これにより、インクシート巻取ロール18
の巻取径の変動によるインクシート17の搬送速度(搬送
量)の変動を抑えることができる。
【0018】次に上記ファクシミリ装置における制御部
2と記録部3との電気的接続を図1に示すブロック図を
参照して説明する。記録ヘッド12は、制御部2から信号
線46a,46bを介して1ライン分のシリアル記録データ
やシフトクロックを入力するためのシフトレジスタ47、
信号線48を介してラッチ信号を入力することによりシフ
トレジスタ47のデータをラッチするラッチ回路49、1ラ
イン分の発熱抵抗体よりなる発熱素子12aを装備してい
る。上記発熱素子12aは、12a−1〜12a−mで表示さ
れたm個のブロックに分割して駆動されている。また50
は上記記録ヘッド12に設けられた該記録ヘッド12の温度
を検出するための温度センサーである。この温度センサ
ー50の出力信号は、信号線51を介して制御部2内でA/
D変換されて前記CPU2dに入力される。これによ
り、CPU2dは記録ヘッド12の温度を検知し、その温
度に対応してストローブ信号52のパルス幅を変更した
り、或いは記録ヘッド12の駆動電圧を変更して、インク
シート17の特性に応じて記録ヘッド12への印加エネルギ
ーを変更している。
【0019】53は1ラインを記録データを複数ブロック
に分割し(例えば16のブロックに分割)、各ブロックの
黒ドット数をカウントする黒ドット数カウント回路であ
る。上記各ブロック毎の黒ドット数カウント回路53は、
信号線46cにカウンタパルスが発生すると、カウンタの
値をイニシャライズする。そして、信号線46bにシフト
クロックが発生したとき、信号線46aに出力されている
記録データが黒情報のときは、各ブロックに対応する黒
ドット数のカウンタの値を1つインクリメントする。こ
こで、上記記録データを16分割しつつ48ドットの情報を
記録するとき、1プロットは128 ドットとなり、128 ド
ット毎の黒ドット数がカウントされる。1ライン分の記
録データのカウントが終了すると、信号線53aにカウン
ト終了パルスを発生する。そして、信号線46cを介して
ブロックを指定して黒ドット数のカウント値の出力要求
が行われると、そのブロックに該当する黒ドット数が信
号線53aに出力される。
【0020】制御部2はエラーのない1ライン分の記録
データのデコードが終了した時、信号線46cにブロック
毎の黒ドット数カウントのクリアーパルスを出力した
後、順次復号化データを信号線46aに出力すると同時
に、シフトクロックを信号線46bに出力する。1ライン
分の記録データの転送が終了すると、黒ドット数カウン
タ回路53は信号線46cのブロック指定に基づいた各ブロ
ックの黒ドット数を信号線53aに出力し、制御部2はこ
れを認識する。そして、信号線48にラッチ信号を出力し
た後、現ラインの記録動作へ移行する。
【0021】54はプログラマブルタイマーであって、C
PU2dより計数時間がセットされ、計時の開始が指示
されると計時を開始する。そして、指示された時間ごと
にCPU2dに割り込み信号やタイムアウト信号等を出
力するように動作する。55は記録ヘッド12の押圧制御回
路であって、各信号線55a〜55pに0kg〜2kgまで
0.1 kg単位で出力することによってNO.1〜NO.
16迄のスプリング13のスプリング圧を制御するものであ
る。
【0022】尚、インクシート17の種類(特性)は、前
述した操作部4のスイッチ4aや、インクシート17に印
刷されたマーク等を検出して判別するようにしても良
く、またインクシートのカートリッジに付されたマーク
や切欠或いは突起などを判別して行うようにしても良
い。
【0023】56は制御部2より記録ヘッド12の駆動信号
を入力し、記録ヘッド12を各ブロック単位で駆動するス
トローブ信号52を出力する駆動回路である。尚この駆動
回路56は制御部2の指示により、記録ヘッド12の発熱素
子12aに電流を供給する電源線57に出力する電圧を変更
して記録ヘッド12の印加エネルギーを変更することがで
きる。58はカッター14a,14bを駆動する駆動回路であ
り、カッター駆動用のモーター等を有している。59,6
0,64は夫々対応する記録紙搬送搬送用モーター37,イ
ンクシート搬送用モーター38,排紙用モーター65を回転
駆動するドライバ回路である。上記記録紙搬送搬送用モ
ーター37,インクシート搬送用モーター38は、本実施例
ではステッピングモーターが使用されているが、これに
限定されるものではなく、例えばDCモーターであって
も良い。
【0024】次に図5を参照して画像記録状態について
説明すると、プラテンローラ11と記録ヘッド12との間に
は記録紙10とインクシート17が挟持されており、記録ヘ
ッド12は押圧力が制御可能なスプリング13によってプラ
テンローラ11に押圧されている。ここで、記録紙10はプ
ラテンローラ11の回転によって矢印b方向に速度VP
搬送される。一方、インクシート17は、インクシート搬
送用モーター38の回転により、矢印a方向に速度VI
搬送される。いま、記録ヘッド12の発熱素子12aに電源
部6から通電されて加熱されると、インクシート17の斜
線部61で示す部分が加熱される。ここで17aはインクシ
ート17のベースフィルム、17bはインクシート17のイン
ク層を示す。発熱素子12aに通電することにより加熱さ
れたインク層17bのインクは溶融し、斜線部62で示す部
分が記録紙10に転写される。この転写されるインク層部
分62はインク層61のほぼ1/nに相当する。このインク
転写時においてインク層17bの境界線63でインクに対す
る剪断力を生じさせてインク層部分62だけを記録紙10に
転写する必要がある。インクシート17と記録紙10の相対
速度を大きくすれば、転写すべきインク層をインクシー
ト17から確実に剥離させることができる。
【0025】次に本実施例のマルチプリントに使用され
るインクシート17の構成について図6を参照して説明す
る。先ず第1層は記録ヘッド12の熱から第2層のベース
フィルムを保護する耐熱コート層である。これは、同一
箇所にnライン分の熱エネルギーが印加される可能性の
ある(黒情報が連続したとき)マルチプリントには好適
であるが、用いるか用いないかは適宜選択できる。また
ポリエステルのように比較的耐熱性の低いベースフィル
ムには有効である。第2層はインクシート17の支持体と
なるベースフィルムである。マルチプリントの場合、同
一箇所に何回も熱エネルギーを印加されるため、耐熱性
の高い芳香族ポリアミドフィルムやコンデンサ紙が有利
であるが、従来のポリエステルフィルムでも使用に耐え
る。これらの厚さは、媒体という役割からなるべく薄い
方が画像品位の点で有利であるが、強度の点からは3〜
8μmが望ましい。第3層は記録紙10にn回分の転写が
可能な量のインクを含有したインク層である。この成分
は接着剤としてのEVA等の樹脂、着色のためのカーボ
ンブラックやニグロシン染料、バインディング材として
のカルナバワックス、パラフィンワックス等を主成分と
して同一箇所でn回の使用に耐えるように配合されてい
る。この塗布量は4〜8g/m2 が望ましいが、塗布量
によって感度や濃度が異なり、任意に選択できる。第4
層は記録をしない部分で記録紙10に第3層のインクが圧
力転写されるのを防止するためのトップコーティング層
であり、透明なワックス等で構成される。これによっ
て、圧力転写されるのは透明な第4層だけとなり、記録
紙10の地汚れを防止できる。
【0026】尚、上記インクシート17の構成は、この実
施例に限定されるものではなく、例えばベース層及びベ
ース層の片側に設けられたインクが含有された多孔性イ
ンク保持層とからなるものでも良く、ベースフィルム上
に微細多孔質網状構造を有する耐熱性インク層を設け、
そのインク層内にインクを含有させたものでも良い。ま
た、ベースフィルムの材質としては、例えばポリアミ
ド、ポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ト
リアセチルセルロース、ナイロン等からなるフィルム又
は紙であってもよい。更に、耐熱コート層は必ずしも必
要ではないが、その材質としては、例えばシリコーン樹
脂やエポキシ樹脂、フッソ樹脂、エトロセルロース等で
あっても良い。
【0027】次に図7〜図9に示すフローチャートを参
照して上記ファクシミリ装置の記録動作について説明す
る。上記フローチャートは、1頁分の記録処理を実行す
る制御プログラムを示すものであり、該制御プログラム
は制御部2のROM2eに記憶されている。この処理は
記録する1ライン分のイメージデータがラインメモリ2
aに格納されて記録動作が開始できる状態になることに
より開始され、インクシート17が装着されていることが
スイッチ4a等によって制御部2で判別されているもの
とする。
【0028】先ずステップS1で記録処理を開始する。
記録ヘッド12はB4サイズのライン型を用いており、B
4サイズの記録紙への記録を基準とし、A4サイズの記
録紙への記録時はセンター振り分けにより記録を行うも
のとする。また黒ドット数カウント回路53の1ライン分
の記録データを分割するブロック数は、記録ヘッド12を
押圧するバネ1〜バネ16のポイント数に等しく設定され
ている(処理1)。次にステップS2に進行して信号線
55a〜55pを介してバネ2,バネ6,バネ11,バネ15の
押圧力を1.5 kgとして他のバネの押圧力は0kgとす
る。イニシャライズにおいては、各バネの押圧もセンタ
ー振り分けとしておく(処理2)。次にステップS3に
進行して、信号線46cを介して各ブロック毎の黒ドット
数カウンタ回路53のカウントをクリアしておく(処理
3)。次にステップS4に進行して1ライン分の記録デ
ータをシリアルでシフトレジスタ47に出力する(処理
4)。そして、1ライン分の記録データの転送が終了す
ると、ステップS5に進行して信号線46c,信号線53a
を介して1ラインの黒ドット数qを求める(処理5)。
ステップS6においては、1ラインの黒ドット数qがど
このブロックで半分の値を越えるかを調べるために使用
するカウンタの黒ドット数カウントpをクリアする(処
理6)。次にステップS7においては、何ブロックめか
を差し示すカウンタにk=1をセットする(処理7)。
そしてステップS8に進行して信号線46c,信号線53a
を介してkブロックの黒ドット数を入力し、この値を黒
ドット数カウントpに加える(処理8)。次にステップ
S9に進行して、黒ドット数カウントpは1ラインの黒
ドット数qの半分の値以上(p≧q/2)であるか否か
を判断する。このとき黒ドット数カウントの値pが1ラ
インの黒ドット数qの半分の値以上になった時、このブ
ロックが1ラインの黒ドットの中心と判断してステップ
S11に進行し、黒ドット数カウントの値pが1ラインの
黒ドット数qの半分未満の時にはステップS10に進行
し、カウンタkの値を1つインクリメントし(k=k+
1)、再度kブロックの黒ドット数を加えて同じ判断を
繰り返す。
【0029】ステップS11からステップS25において
は、1ラインの黒ドット数qの中心ブロックがいくつで
あるか、具体的にはkの値がいくつであるかを判断さ
れ、1ブロックのとき(k=1)にはステップS26に、
2ブロックのとき(k=2)にはステップS27に、3ブ
ロックのとき(k=3)にはステップS28に、4ブロッ
クのとき(k=4)にはステップS29に、5ブロックの
とき(k=5)にはステップS30に、6ブロックのとき
(k=6)にはステップS31に、7ブロックのとき(k
=7)にはステップS32に、8ブロック(k=8)或い
は9ブロック(k=9)のときにはステップS33に、10
ブロックのとき(k=10)にはステップS34に、11ブロ
ックのとき(k=11)にはステップS35に、12ブロック
のとき(k=12)にはステップS36に、13ブロックのと
き(k=13)にはステップS37に、14ブロックのとき
(k=14)にはステップS38に、15ブロックのとき(k
=15)にはステップS39に、夫々進行する。
【0030】上記ステップS26においては、信号線55a
〜55pを介してバネ1を2kg、バネ5,10,15を1.3
kgとし、他のバネを0kgとして押圧する(処理2
6)。ステップS27においては、信号線55a〜55pを介
してバネ1,2,3を1.5 kg、バネ10,15を0.8 kg
とし、他のバネを0kgとして押圧する(処理27)。ス
テップS28においては、信号線55a〜55pを介してバネ
1,3,5を1.5 kg、バネ10,15を0.8 kgとし、他
のバネを0kgとして押圧する(処理28)。ステップS
29においては、信号線55a〜55pを介してバネ1,4,
7を1.5 kg、バネ11,15を0.8 kgとし、他のバネを
0kgとして押圧する(処理29)。ステップS30におい
ては、信号線55a〜55pを介してバネ1,5,9を1.5
kg、バネ12,15を0.8 kgとし、他のバネを0kgと
して押圧する(処理30)。ステップS31においては、信
号線55a〜55pを介してバネ2,6,10を1.5 kg、バ
ネ12,16を0.8 kgとし、他のバネを0kgとして押圧
する(処理31)。ステップS32においては、信号線55a
〜55pを介してバネ1,5,10,14を1.5 kgとし、他
のバネを0kgとして押圧する(処理32)。ステップS
33においては、信号線55a〜55pを介してバネ2,6,
11,15を1.5 kgとし、他のバネを0kgとして押圧す
る(処理33)。ステップS34においては、信号線55a〜
55pを介してバネ3,7,12,16を1.5 kgとし、他の
バネを0kgとして押圧する(処理34)。ステップS35
においては、信号線55a〜55pを介してバネ1,5を0.
8 kg、バネ7,11,15を1.5 kgとし、他のバネを0
kgとして押圧する(処理35)。ステップS36において
は、信号線55a〜55pを介してバネ2,5を0.8 kg、
バネ8,12,16を1.5 kgとし、他のバネを0kgとし
て押圧する(処理36)。ステップS37においては、信号
線55a〜55pを介してバネ2,6を0.8 kg、バネ10,
13,16を1.5 kgとし、他のバネを0kgとして押圧す
る(処理37)。ステップS38においては、信号線55a〜
55pを介してバネ2,7を0.8 kg、バネ12,14,16を
1.5 kgとし、他のバネを0kgとして押圧する(処理
38)。ステップS39においては、信号線55a〜55pを介
してバネ2,7を0.8 kg、バネ14,15,16を1.5 kg
とし、他のバネを0kgとして押圧する(処理39)。ス
テップS40においては、信号線55a〜55pを介してバネ
2,7,12を1.3 kg、バネ16を2kgとし、他のバネ
を0kgとして押圧する(処理40)。上記押圧力は一例
であって、他の数値であっても良い。
【0031】次にステップS41においては、ラッチ信号
を出力してラッチ回路49に1ライン分の記録データを格
納する。次にステップS42に進行して図4に示すインク
シート搬送用モーター38を駆動して、インクシート17を
(1/n)ライン分矢印a方向に搬送する。また、ステ
ップS43に進行して記録シート搬送用モーター37を駆動
して記録紙10を矢印b方向に1ライン分搬送する。尚、
この1ライン分は記録ヘッド12により記録される1ドッ
トの長さに相当する長さである。
【0032】次にステップS44に進行して、記録ヘッド
12の発熱素子12aの各ブロックに通電する。そして、ス
テップS45でブロック数mの全てに通電されたかを判断
する。ステップS45で全ブロックへの通電が終了してい
なければステップS56に進行し、全ブロックへの通電が
終了していればステップS46に進行する。
【0033】ステップS56においては次のラインの記録
データの生成が終了したかどうかを判断し、次のライン
の記録データの生成が終了していればステップS57に進
行し、次ラインの記録データの生成が終了していなけれ
ばステップS60に進行して制御部2において次ラインの
記録データを順次復号してデータ生成を行った後、ステ
ップS61に進行する。
【0034】上記ステップS57においては、次ラインの
データ生成終了後、1回目の通過であるか否かを判断
し、1回目の通過の場合にはステップS58に進行し、2
回目以降の通過であればステップS59に進行する。ステ
ップS58においては、信号線46cを介して各ブロック毎
の黒ドット数カウント回路53をクリアする。次にステッ
プS59に進行して次ラインの記録データを順次記録ヘッ
ド12のシフトレジスタ47に転送する。次にステップS61
に進行して1ブロックの通電時間が経過したかどうかを
判断する。通電時間が経過していなければステップS56
に戻るが、通電時間が経過すると、ステップS44に戻
り、次のブロックの通電処理を行う。尚、本実施例で
は、記録ヘッド12は4ブロックに分けて通電駆動され
る。
【0035】前記ステップS45で全ブロックへの通電が
終了していればステップS46に進行して、1頁分の記録
が終了したか否かを判断する。1頁分の記録が終了して
いないときはステップS47に進行し、1頁分の記録が終
了している場合にはステップS53に進行する。上記ステ
ップS47においては、次ラインの記録データがシフトレ
ジスタ47に転送されたか否かを判断し、次ラインの記録
データのシフトレジスタ47への転送が終了しているとス
テップS5に戻り、次ラインの記録データがシフトレジ
スタ47に転送されていなければステップS48に進行す
る。
【0036】ステップS48においては、次ラインの記録
データの生成が終了したか否かを判断する。次ラインの
記録データの生成が終了していればステップS49に進行
し、次ラインの記録データの生成が終了していなければ
ステップS52に進行して、制御部2において次ラインの
データを順次復号化してデータの生成を行う。ステップ
S49においては、次ラインの記録データ生成終了後、1
回目の通過であるか否かが判断され、1回目の通過の場
合にはステップS50に進行し、2回目以降の通過であれ
ばステップS51に進行する。ステップS50においては、
信号線46cを介して各ブロック毎の黒ドット数カウント
回路53をクリアする。次にステップS51に進行して次ラ
インの記録データを順次記録ヘッド12のシフトレジスタ
47に転送する。
【0037】前記ステップS46において1頁分の記録が
終了している場合には、ステップS53に進行して記録紙
10を所定量排出ローラ対15a,15b方向に搬送する。そ
して、ステップS54でカッター14a,14bを駆動して噛
合させ、記録紙10を頁単位に切断する。次にステップS
55で記録紙10を記録ヘッド12とカッター14a,14bとの
間隔に相当する距離だけ戻して1頁分の記録処理を終了
する。
【0038】上記構成によれば、記録情報の黒ドット情
報に偏りがあっても、記録ヘッド12によるプラテンロー
ラ11に対する押圧力を制御することにより、記録紙10を
真っ直ぐに搬送して、記録情報を正しい位置に記録する
ことが可能となる。
【0039】尚、熱転写記録方式における加熱方法は、
前述した記録ヘッドとしてサーマルヘッドを用いるサー
マルヘッド方式に限定されるものではなく、他の方式、
例えば通電方式或いはレーザー転写方式等を用いること
も可能である。また、本実施例では、ライン型の記録ヘ
ッドを使用したが、所謂シリアル型の記録ヘッドであっ
ても良い。またインクシートについても、マルチプリン
ト方式のインクシートを用いて説明したが、ワンタイム
方式のインクシートを用いることも可能である。また本
実施例は記録装置をファクシミリ装置に適用した場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、他
の装置、例えばワードプロセッサ、タイプライター、或
いは複写機等にも適用することができる。更に被記録材
としては記録紙に限らず、インクが転写可能な材質であ
れば例えば布、プラスチックシート等であっても良い。
またインクシートは、本実施例に示すロール構成ではな
く、装置本体に着脱可能な筐体内にインクシートを内蔵
して、その筐体ごと装置本体に着脱するインクシートカ
セットタイプのものであっても良い。
【0040】〔第2実施例〕前記第1実施例は1ライン
分の記録情報に着目し、各ブロック毎の黒ドット数を求
めて記録ヘッド12とプラテンローラ11間に設けられたス
プリング13の押圧力を制御していた。本実施例は、1ラ
インの記録情報にとらわれずに、これから記録するライ
ン情報を含めて過去所定ライン(例えば10ライン)の各
ブロック毎の黒ドット数の平均値を求めてスプリング13
の押圧力を制御するものである。
【0041】上記構成を実現するためには、黒ドット数
カウンタ回路53を各ブロックに対応したこれから記録す
るラインを含めて過去10ラインの黒ドット数の合計を出
力する回路に変えるだけで良い。また記録処理において
は、ステップS5において10ラインの黒ドット数を求め
る。またステップS8において、kブロックの10ライン
分の黒ドット数の合計を入力し、黒ドット数カウントp
に加えれば良い。またステップS9において黒ドット数
カウントpは過去10ラインの黒ドット数qの半分の値以
上(p≧q/2)であるか否かを判断するように変更す
れば良い。
【0042】〔第3実施例〕前記第1,第2実施例にお
いては、1ラインの黒ドット数が所定ドット(例えば12
8 ドット)以下のときには、黒ドットの記録により記録
紙10が真っ直ぐ搬送されないことはほとんど無くなるの
で、記録紙10の中心を基準に左右対称としてスプリング
13の押圧力を制御しても良い。
【0043】具体的には、記録処理においてはステップ
S5の後に1ラインの黒ドット数は128 ドット以下であ
るか否かの判断制御を追加する。1ラインの黒ドット数
が128 ドット以下であればステップS33に進行し、1ラ
インの黒ドット数が128 ドットを越える場合にはステッ
プS6に進行する。
【0044】〔第4実施例〕また前記第3実施例の他例
として、所定ラインの黒ドット数の合計が所定ドット以
下(例えば過去10ラインの黒ドット数の合計が1280ドッ
ト以下)の時には、記録紙10の中心を基準に左右対称と
してスプリング13の押圧力を制御することも可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明は前述したように、上記構成によ
れば、記録情報の黒ドット情報に偏りがあっても、記録
手段による押圧力を制御することにより、被記録材を真
っ直ぐに搬送して、記録情報を正しい位置に記録するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御部と記録部との電気的接続を示す説明図で
ある。
【図2】ファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図
である。
【図3】ファクシミリ装置の断面図である。
【図4】記録紙とインクシートの搬送機構を示す説明図
である。
【図5】記録紙とインクシートとの重畳部分の説明図で
ある。
【図6】マルチインクシートの説明図である。
【図7】記録動作を示すフローチャートである。
【図8】記録動作を示すフローチャートである。
【図9】記録動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…読取部 2…制御部 2a…ラインメモリ 2b…符号化/復号化部 2c…バッファメモリ 2d…CPU 2e…ROM 2f…RAM 3…記録部 4…操作部 4a…スイッチ 5…表示部 6…電源部 7…網制御部 8…電話機 9…シートロール 9a…コア 9b…ロールホルダー 10…記録紙 11…プラテンローラ 12…記録ヘッド 12a…発熱素子 13…スプリング 14a,14b…カッター 15a,15b…排出ローラ対 16…インクシート供給ロール 17…インクシート 18…インクシート巻取ロール 19…インクシート装填部 20…センサー 21…インクシートセンサー 22…記録紙センサー 23…光源 24…原稿 25a,25b…ミラー 25c…レンズ 26…CCDセンサー 27,28,29,30…搬送用ローラ 31…原稿積載台 32…分離押圧片 33…排出トレイ 34…制御基板 35…モデム基板ユニット 36…NCU基板ユニット 37…記録紙搬送用モーター 38…インクシート搬送用モーター 39…キャプスタンローラ 40…ピンチローラ 41,42,43,44…伝達ギヤ 45…滑りクラッチユニット 45a…クラッチギヤ 46a,46b,46c,48,51,53a…信号線 47…シフトレジスタ 49…ラッチ回路 50…温度センサー 52…ストローブ信号 53…黒ドット数カウンタ回路 54…プログラマブルタイマー 55…押圧制御回路 56…駆動回路 57…電源線 58…カッター駆動回路 59,60,64…ドライバ回路 65…排紙用モーター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクシートが有するインクを被記録材
    に転写して記録を行う記録装置において、 前記インクシートを搬送するためのインクシート搬送手
    段と、 前記被記録材を搬送するための被記録材搬送手段と、 前記前記インクシートに作用して前記被記録材に画像を
    記録する記録手段と、 1ラインの記録情報を複数のブロックに分割して各ブロ
    ックの黒ドット数をカウントする黒ドット数カウント手
    段と、 前記記録手段を複数箇所で押圧する押圧手段の押圧力を
    制御する制御手段と、 を有する記録装置。
  2. 【請求項2】 前記黒ドット数カウント手段の分割する
    ブロック数は記録手段を押圧する押圧手段のポイント数
    に等しいことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記黒ドット数カウント手段は、1ライ
    ン中の黒ドット数の中心を求め、前記制御手段はこの中
    心のポイントを基準に左右対称に押圧手段の押圧力を制
    御することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記黒ドット数カウント手段は、過去所
    定ラインの記録情報の黒ドット数の中心を求め、前記制
    御手段はこの中心のポイントを基準に左右対称に押圧手
    段の押圧力を制御することを特徴とする請求項1記載の
    記録装置。
  5. 【請求項5】 前記黒ドット数カウント手段は、1ライ
    ンの黒ドット数或いは過去所定ラインの1ライン当たり
    の黒ドット数の平均値が、所定ドット数以下の時には、
    前記制御手段は被記録材の中心を基準に左右対称に押圧
    手段の押圧力を制御することを特徴とする請求項1記載
    の記録装置。
JP33493992A 1992-11-24 1992-11-24 記録装置 Pending JPH06155812A (ja)

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JP33493992A JPH06155812A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 記録装置

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