JPH06155745A - インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法およびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法およびインクジェット記録装置

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JPH06155745A
JPH06155745A JP31202892A JP31202892A JPH06155745A JP H06155745 A JPH06155745 A JP H06155745A JP 31202892 A JP31202892 A JP 31202892A JP 31202892 A JP31202892 A JP 31202892A JP H06155745 A JPH06155745 A JP H06155745A
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JP
Japan
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substrate
recording
energy generating
ink jet
generating element
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Application number
JP31202892A
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English (en)
Inventor
Genji Inada
源次 稲田
Shinichi Hirasawa
伸一 平澤
Masashi Miyagawa
昌士 宮川
Hiroyuki Maeda
浩行 前田
Takeshi Doi
健 土井
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Canon Inc
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Canon Inc
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐出エネルギー発生素子とオリフィスとの正
確な位置出しすることのできるインクジェット記録ヘッ
ドを提供する。 【構成】 発熱抵抗素子102の幅WH が液路109の
幅LC の幅よりも広く、発熱抵抗素子102と電極配線
110とが導電可能なように、基板101とオリフィス
プレート106とが接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録ヘッ
ドに関し、より詳細には熱エネルギーを利用してインク
を吐出させるインクジェット記録ヘッドおよびその製造
方法およびインクジェット記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7にインクジェット記録ヘッドの一従
来例に係る模式的分解斜視図を示す。
【0003】このインクジェット記録ヘッドは、記録液
滴を吐出するための熱エネルギーを記録液に供給する発
熱抵抗素子102およびこの素子に電気信号を伝達する
ための電極配線103が形成された基板101と、イン
ク流路等(不図示)を作製するための隔壁部材104
と、記録液滴を吐出するインク吐出口105(以下、オ
リフィスと言う)が開口されたオリフィスプレート10
6とを具備している。
【0004】このようなインクジェット記録ヘッドを製
造する上で重要な問題の一つとして、基板101とオリ
フィスプレート106とを接合する際の位置合わせの問
題がある。すなわち、基板101とオリフィスプレート
106とを接合する際に、これらの間の相互の位置ずれ
があると、これに伴なって、発熱抵抗素子102とオリ
フィス105との所定の位置関係もずれることになる。
これにより、記録液滴の吐出方向が偏向するかまたはサ
テライト液滴が増加することがあり、その結果として記
録画像の品位が低下する。
【0005】そこで、従来のインクジェット記録ヘッド
においては、基板101とオリフィスプレート106と
の接合の際に、発熱抵抗素子102とオリフィス105
との位置についての情報を画像処理装置等を用いてとり
込み、両者の位置を調整し直す作業を行うことがあっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のインクジェット記録ヘッドを製造する際には、
両者の位置についての画像情報のとり込みや位置の再調
整に時間がかかり、また接合の際の位置精度だし作業が
必要となるので、工程が複雑化してスループットが低下
するという問題を生じる。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した問題点
を解消し、簡易な構成で発熱抵抗素子とオリフィスとの
間の正確な位置出しを可能とするインクジェット記録ヘ
ッドおよびその製造方法および該ヘッドを用いたインク
ジェット記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のインクジェット記録ヘッドは、基体
上に、記録液滴を吐出するためのエネルギーを液路内の
記録液に供給する吐出エネルギー発生素子が設けられた
第1の基板と、前記吐出エネルギー発生素子を離隔する
ための隔壁上の所定の位置に電極配線膜が形成された第
2の基板とを有し、前記吐出エネルギー発生素子の幅が
前記液路の幅よりも広く、前記吐出エネルギー発生素子
と前記電極配線とが導通可能なように、前記第1の基板
と前記第2の基板とが接合されていることを特徴とす
る。
【0009】さらに、本発明のインクジェット記録ヘッ
ドの製造方法は、第1の基板上に記録液滴を吐出するた
めのエネルギーを供給する吐出エネルギー発生素子を形
成する工程と、第2の基板に前記吐出エネルギー発生素
子を離隔するための隔壁上に電極配線を形成する工程
と、前記吐出エネルギー発生素子の幅が前記隔壁間の幅
よりも広くし、前記吐出エネルギー発生素子と前記電極
配線とが導通可能なように、前記第1の基板と前記第2
の基板とを接合する工程とを含むことを特徴とする。
【0010】さらにまた、本発明のインクジェット記録
装置は、被記録媒体に記録液滴を吐出して記録を行うイ
ンクジェット記録装置において、該基体上に、前記記録
液滴を吐出するためのエネルギーを液路内の記録液に供
給する複数の吐出エネルギー発生素子が設けられた第1
の基板と、前記複数の吐出エネルギー発生素子を離隔す
るための隔壁上の所定の位置に電極配線が形成された第
2の基板とを有し、前記吐出エネルギー発生素子の幅が
前記液路の幅よりも広く、前記吐出エネルギー発生素子
と前記電極配線とが導通可能なように、前記第1の基板
と前記第2の基板とが接合されているインクジェット記
録ヘッドを有することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、吐出エネルギー発生素子が設
けられた基板と、この吐出エネルギー発生素子に電力を
供給する電極配線が設けられた基板とを別々の基板に形
成し、インクジェット記録ヘッドを構成したので、吐出
エネルギー発生素子とオリフィスとを正確に位置合わせ
を行わなくても、インク流路内の記録液にエネルギーを
供給するエネルギー発生部の中心とオリフィスの中心と
を一致させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0013】実施例1 図1は本発明に係るインクジェット記録ヘッドの一実施
例を示す模式的分解斜視図である。
【0014】シリコン等からなる基板101上には発熱
抵抗素子102および後述する電極配線に接続するボン
ディングパッド部107が形成されている。本実施例に
おいては電極配線は基板101とは異なるオリフィスプ
レート106の裏面側に設けられているので、基板10
1のみでは発熱抵抗素子102とボンディングパッド部
107とは電気的に接続されていない。また、オリフィ
スプレート106には、記録液滴を吐出するためのオリ
フィス105が設けられていると共に、後述のように基
板101との接合側にはオリフィス105と連通し、発
熱抵抗素子102に対応してインク路を形成するための
隔壁108(図2参照)が設けられている。
【0015】図2は、図1に示したオリフィスプレート
106と基板101との接合面側を示す斜視図である。
【0016】図2において、隔壁108は、インクを貯
留するインクタンク(不図示)よりオリフィス105へ
とインクを導くインク流路109を形成するように設け
られている。基板101(図1参照)と接合される隔壁
108上には所定の位置にAl等の材料からなる電極配
線110が形成されている。この電極配線110を、蒸
着法等により隔壁108上に形成した後に、フォトリソ
グラフィー法によりボンディングパッド部107を成膜
する。
【0017】図3は、図1のA−A′線に沿った模式的
断面図である。
【0018】図3において、発熱抵抗素子102の幅方
向の寸法WH をインク流路109の幅LC の寸法よりも
充分大きくとる。これにより、基板101とオリフィス
プレート106とを図1のB−B′線と図2のC−C′
線との粗い位置合わせにより接合した場合においても電
極配線110と発熱抵抗素子102とが接触するので、
ボンディングパッド部107より電極配線110を通っ
て発熱抵抗素子102に通電することができる。
【0019】図4は、オリフィス105と発熱抵抗素子
102との位置関係を示す説明図である。
【0020】図4(A)は、図1のB−B′線と図2の
C−C′線が一致してオリフィス105と発熱抵抗素子
102とを接合した場合を示す。この時は、オリフィス
105の中心線とエネルギー発生部111との中心線と
が一致していることになる。ここで、エネルギー発生部
111は電極配線110により覆われていない発熱抵抗
素子102の実質的な熱エネルギーの発生部を意味す
る。
【0021】図4(B)は、図1に示した発熱抵抗素子
102の中心線B−B′が図2に示したオリフィス10
5の中心線C−C′と一致していない場合を示す。この
ように両者の中心線が一致しなくても、エネルギー発生
部111の中心線とオリフィス105の中心線とは一致
する。このように発熱抵抗素子102の幅をインク路の
幅よりも大きくすることにより、オリフィス105はエ
ネルギー発生部111によって覆われているので、オリ
フィス105と発熱抵抗素子102との位置関係がずれ
ても、オリフィス105の中心とエネルギー発生部11
1との中心は一致する。従って、オリフィス105から
記録液滴は正規の方向に吐出することが可能となる。
【0022】これに対して、図5に示すような構造で
は、エネルギー発生部111の位置は基板101の位置
で決定されるため、正確な位置合わせを行わないと図4
(C)の比較例のようにオリフィス105とエネルギー
発生部111の中心がずれて、好ましい吐出は困難であ
る。
【0023】実施例2 図6は本発明に係るインクジェット記録ヘッドの他の実
施例を示す模式的断面図である。
【0024】本図において、オリフィスプレートと天板
とを樹脂モールドにより一体的に形成した後に、オリフ
ィスプレートにレーザー光を照射してオリフィス105
を形成したものである。図1に示した構成と同じ構造を
有する基板101とオリフィスプレート106との接合
により、図6に示すインクジェット記録ヘッドを構成す
る。本実施例においても従来例と異なりオリフィスプレ
ート106に電極配線110(図2参照)が設けられて
いるので、オリフィス105とエネルギー発生部との軸
ずれなく接合することができる。さらに、記録液滴の吐
出特性に影響するオリフィス105と発熱抵抗素子10
2との距離を一定にすることができるので、インクジェ
ット記録ヘッドの個体間の吐出特性、例えば、滴体積の
ばらつきを低減することができる。
【0025】図8は、図6に示したインクジェット記録
ヘッドを搭載して構成されるインクジェット記録装置の
模式的斜視図である。
【0026】本図において、10はインクカートリッジ
であり、このカートリッジ10は、押さえ部材11によ
りキャリッジ12の上に固定されており、これらはシャ
フト13に沿って長手方向に往復可能となっている。さ
らに、電気的接続は、配線基板に設けた接続パッドに、
キャリッジ12上のコネクタを結合されることによって
行う。
【0027】記録ヘッドより吐出された記録液滴は、記
録ヘッドと微少間隔をおいてプラテン14に記録面を規
制された被記録媒体15に到達し、被記録媒体15上に
画像を形成する。
【0028】記録ヘッドには、ケーブル16およびこれ
に結合する端子を介して吐出信号が供給される。カート
リッジ10は、用いるインク色等に応じて、1ないし複
数個(図では2個)を設けることができる。
【0029】また、17はキャリッジ12をシャフト1
3に沿って走査させるためのキャリッジモータ、18は
キャリッジモータ17の駆動力をキャリッジ12に伝達
するワイヤである。また、19はプラテンローラ14に
結合して被記録媒体を搬送させるためのフィードモータ
である。
【0030】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0031】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0032】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0033】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0034】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0035】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0036】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0037】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0038】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吐出エネルギー発生素子が設けられた基板と、この吐出
エネルギー発生素子に電力を供給する電極配線が設けら
れた基板とを別々の基板に形成し、インクジェット記録
ヘッドを構成したので、吐出エネルギー発生素子とオリ
フィスとを正確に位置合わせを行わなくても、インク流
路内の記録液にエネルギーを供給するエネルギー発生部
の中心とオリフィスの中心とを一致させることができ
る。
【0040】従って、記録液滴の吐出方向の曲がりやサ
テライト液滴が起きることなく、記録品位の優れた画像
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録ヘッドの一実
施例を示す模式的斜視図である。
【図2】オリフィスプレートと基板との接合面側を示す
模式的斜視図である。
【図3】図1のA−A′線に沿った模式的断面図であ
る。
【図4】オリフィスと吐出エネルギー発生素子との相対
位置関係を示す説明図である。
【図5】本発明に係るインクジェット記録ヘッドの他の
実施例を示す模式的斜視図である。
【図6】本発明に係るインクジェット記録ヘッドの模式
的断面図である。
【図7】従来のインクジェット記録ヘッドの分解斜視図
である。
【図8】図6に示したインクジェット記録ヘッドを搭載
して構成されるインクジェット記録装置の模式的斜視図
である。
【符号の説明】
10 インクカートリッジ 11 押さえ部材 12 キャリッジ 13 シャフト 14 プラテン 15 被記録媒体 16 ケーブル 17 キャリッジモータ 18 ワイヤ 19 フィードモータ 101 基板 102 発熱抵抗素子 103 電極配線 104 隔壁部材 105 オリフィス 106 オリフィスプレート 107 ボンディングパッド部 108 隔壁 109 インク流路 110 電極配線 111 エネルギー発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 浩行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 土井 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に、記録液滴を吐出するためのエ
    ネルギーを液路内の記録液に供給する吐出エネルギー発
    生素子が設けられた第1の基板と、 前記吐出エネルギー発生素子を離隔するための隔壁上の
    所定の位置に電極配線膜が形成された第2の基板とを有
    し、 前記吐出エネルギー発生素子の幅が前記液路の幅よりも
    広く、前記吐出エネルギー発生素子と前記電極配線とが
    導通可能なように、前記第1の基板と前記第2の基板と
    が接合されていることを特徴とするインクジェット記録
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 第1の基板上に記録液滴を吐出するため
    のエネルギーを供給する吐出エネルギー発生素子を形成
    する工程と、 第2の基板に前記吐出エネルギー発生素子を離隔するた
    めの隔壁上に電極配線を形成する工程と、 前記吐出エネルギー発生素子の幅が前記隔壁間の幅より
    も広くし、前記吐出エネルギー発生素子と前記電極配線
    とが導通可能なように、前記第1の基板と前記第2の基
    板とを接合する工程とを含むことを特徴とするインクジ
    ェット記録ヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 被記録媒体に記録液滴を吐出して記録を
    行うインクジェット記録装置において、 該基体上に、前記記録液滴を吐出するためのエネルギー
    を液路内の記録液に供給する複数の吐出エネルギー発生
    素子が設けられた第1の基板と、 前記複数の吐出エネルギー発生素子を離隔するための隔
    壁上の所定の位置に電極配線が形成された第2の基板と
    を有し、 前記吐出エネルギー発生素子の幅が前記液路の幅よりも
    広く、前記吐出エネルギー発生素子と前記電極配線とが
    導通可能なように、前記第1の基板と前記第2の基板と
    が接合されているインクジェット記録ヘッドを有するこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インクジェット記録装置は、熱エネ
    ルギーを利用して記録液に気泡を生成させ、該気泡の生
    成に基づいて記録液滴を吐出することを特徴とする請求
    項3に記載のインクジェット記録装置。
JP31202892A 1992-11-20 1992-11-20 インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法およびインクジェット記録装置 Pending JPH06155745A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07144418A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Nec Corp インクジェットプリントカートリッジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07144418A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Nec Corp インクジェットプリントカートリッジ

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