JPH06155383A - カッティングプロッタにおけるカッティングパターン形成方法 - Google Patents

カッティングプロッタにおけるカッティングパターン形成方法

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JPH06155383A
JPH06155383A JP33258292A JP33258292A JPH06155383A JP H06155383 A JPH06155383 A JP H06155383A JP 33258292 A JP33258292 A JP 33258292A JP 33258292 A JP33258292 A JP 33258292A JP H06155383 A JPH06155383 A JP H06155383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
sheet
corner
data
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP33258292A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Miyasaka
俊章 宮坂
Yoshitaka Komatsu
義隆 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
Priority to JP33258292A priority Critical patent/JPH06155383A/ja
Publication of JPH06155383A publication Critical patent/JPH06155383A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートの切り抜き部分の浮きを防止する。 【構成】 画線ヘッド2に保持したカッタ6を記録面8
上に載置したシート10上に上下動可能に所定筆圧で押
圧させながら、画線ヘッド2をコントローラに転送され
たカッティングデータに基づいてシート10に対して相
対的にXY方向に移動させて、シート10をカッティン
グデータの線分に沿ってカットするに際し、カッティン
グデータの線分に沿ってシートに形成されるカッティン
グ図形18のコーナ部分Cに切り残し部分20を形成
し、これによって、カッティングパターンコーナ部分の
浮きを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カッティングプロッタ
を用いてシートにアパレル用型紙や袋物などのカッティ
ングパターンを形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−165999号公報には、カ
ッティングプロッタのカッタのシートに対する筆圧を所
定時間ごとに微少時間低下させることにより、シート上
にアパレル用型紙形成用や袋物形成用などの切り取り目
を形成する方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】カッティングプロッ
タでシートの一部を切り抜いた場合には、該切り抜いた
シートが記録面に固定された他のシートから離脱した状
態となる。この離脱状態は、シートがカッタの刃先に引
っかかり、ジャム現象の原因となる。
【0004】そこで、上記従来例では、一定間隔ごとに
ミシン目を形成することにより、この種の問題を解決し
ている。しかしながら、前記離脱状態で、最もシートが
浮き上がり、シートがカッタの刃先に引っかかり易いの
は、切り抜き図形のコーナー部であるが、上記従来例で
は、コーナー部にミシン目即ち、切り残し部分が形成さ
れるとは限らず、依然として、紙ジャムの問題が解決さ
れていない。本発明は、上記問題点を解決することを目
的とするものである。
【0005】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
発明は、画線ヘッドに保持したカッタを記録面上に載置
したシート上に上下動可能に所定筆圧で押接させながら
前記画線ヘッドを前記シートに対して相対的にX−Y方
向に移動させて、前記シートをカッティングデータの線
分に沿ってカットするカッティングプロッタにおいて、
前記カッティングデータの線分に沿って前記シートに形
成されるカッティングパターンのコーナー部分に切り残
し部分を形成するようにしたものである。
【0006】
【実施例】以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。第1図は、本発明のカッテ
ィングパターン形成法に用いるカッティングプロッタの
概略構造を示すブロック図を示している。このプロッタ
は、画線ヘッド2に昇降駆動装置を内蔵し、ペンホルダ
4は、この昇降駆動装置に連結している。ペンホルダ4
は、カッタ6を軸方向にずれないように保持している。
【0007】前記昇降駆動装置は、ムービングコイルを
備え、該コイルに電流を流したり、該コイルに電流を流
すのを止めたり又は、前記コイルに流す電流の大きさや
その方向を変化させたりすることにより、ペンホルダ4
に把持されたカッタ6を記録面8上に載置したシート1
0上に下降させたり、シート10上方に上昇させたりす
ることが出来る構造をしている。
【0008】又、それとともに、上記コイルに流す電流
の大きさを変化させることにより、記録面8上に載置し
たシート10上に降下させたカッタ6を大小の筆圧でシ
ート10上に押接させることが出来る構造をしている。
【0009】又、上記ムービングコイルに電流を流した
り、該コイルに電流を流すのを止めたり、又は、前記コ
イルに流す電流の大きさやその方向をコントロールした
りする制御手段12を設けている。そして、この制御手
段12に、CAD用ホストコンピュータ14の指令に基
づき動作するコントローラ16が接続し、該コントロー
ラ16が上記制御手段12をコントロールする構造をし
ている。
【0010】又、上記コントローラは、画線ヘッド2を
X方向に移動させるサーボモータ等からなるX方向移動
手段(図示省略)と、記録面8上に載置したシート10
を強制的にY方向に移動させるサーボモータ等から成る
Y方向移動手段(図示省略)とを共にコントロールする
構造をしている。
【0011】次に上述構成のカッティングプロッタを用
いて、シート10の切り取り線上に沿ってアパレル用型
紙や袋物などのカッティングパターンを形成する実施例
について説明する。コントローラは、ホストコンピュー
タ14から転送された作図データを図1のステップ1で
解析し、ステップ2でカッティングする線図形にコーナ
ーがあるか否か判断する。
【0012】ステップ2で肯定を判断すると、ステップ
3で解析した作図データの図形のコーナーを切り残すた
めの切り残しデータを設定し、次にステップ4でカット
処理に移行する。ステップ2で否定を判断した場合は、
直ちにステップ4のカット処理に移行する。
【0013】ステップ4のカット処理は次のように行わ
れる。まず、記録面8上にシート10を載置する。そし
て、コントローラ16により制御手段12を作動させ
て、ペンホルダー4に把持したカッタ6を上記記録面8
上に載置したシート10上に降下させる。そして、上記
カッタ6を上下動可能に所定筆圧で上記シート上に押接
させる。
【0014】次にコントローラ16により、前記X方向
移動手段とX方向移動手段とを作動させて、シート10
を、記録面8上をそのY方向に移動させると同時に、画
線ヘッド2を上記シート10上をY方向に移動させる。
即ち、カッタ6をシート10に対して相対的にX−Y方
向に移動させる。
【0015】カッタ6がカッティング図形18(図3参
照)に沿ってシート10を切り進むとき、カッティング
図形18のコーナーCの手前に至ると、コントローラ1
6にステップ3で設定した切り残しデータに基づいて図
形18のコーナーCの所定範囲でカッタ6の筆圧を低下
し、図形18のコーナー及びその近傍においてハーフカ
ット処理を行う。
【0016】その結果、シート10に形成されるカッテ
ィング図形18は、該図形18のコーナーCの所定範囲
に行われたハーフカット軌跡から成る切り残し部分20
と、その他の部分の全カット部とから構成されることに
なる。
【0017】前記切り残し部分20は、全カット以外の
処理であれば、どのような処理で形成しても良く、例え
ば、図4Bに示すようにコーナーCの近傍に微少切り残
し部22,24を設け、これにより切り残し部分20を
形成するようにしても良い。
【0018】上記実施例は、カッティング図形の全ての
コーナーに切り残し部を設けたが図5Aのように図形デ
ータ26のコーナー28が90度以下のコーナーの場
合、該データ26によるカッティン図形18には必ずそ
のコーナーCにハーフカットなどの切り残し処理を行っ
て切り残し部分20を設け、図5Bに示すようにコーナ
ーが90度以上の場合は、カッタ6がダウンしている距
離を判定し、指定以上の距離ダウンしていた場合、次の
コーナーCでハーフカットなどの切り残し処理を行って
切り残し部分20を形成するようにしても良い。
【0019】この実施例を、図6に示すフローチャート
を参照して以下に説明する。コントローラは、ステップ
1でホストコンピュータからの作図データを解析する。
次に、コントローラは、ステップ2で解析図形データ中
のコーナーが鋭角か否か判断する。
【0020】コーナーが鋭角の場合には、ステップ3で
切り残しデータの設定を行い、ステップ4でコーナーに
切り残し部分を形成した解析図形データに基づいてシー
トにカット処理を行う。
【0021】解析図形データのカット処理を行った後、
コントローラは、ステップ5で次のデータが転送されて
いるか否か判断し、肯定を判断すると、ステツプ2に戻
る。ステップ2で解析図形データ中のコーナーが鈍角で
あると判断すると、コントローラは、ステップ6で前の
切り残し部分からの累積カット距離Lを演算する。
【0022】次に、コントローラは、ステップ7で予め
定めた任意の値X例えば、50mmと上記累積カット距離
Lを比較し、L>Xであるか否か判断する。L>Xであ
れば、ステップ3に移行して、鈍角コーナー部に切り残
し処理を施し、L<Xであれば、ステップ8で、前のコ
ーナーが鈍角であるか否か判断する。ここで、肯定を判
断すると、ステップ3に移行して、鈍角コーナー部に切
り残し処理を施す。ステップ8で否定を判断すると、ス
テップ4に移行して通常のカツト処理を行う。
【0023】尚、ステップ8を設けないで、ステップ7
で否定を判断した場合、即ちL<Xであれば、直ちに、
通常のカット処理を行うようにしても良い。
【0024】
【効果】本発明は上記の如く、シートに形成するカッテ
ィング図形のコーナー部に切り残し部分を設けるように
したので、シートの切り抜き部の浮きを防止することが
でき、カッタの刃先がシートに引掛かるのを防止するこ
とが出来る効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】フローチャートである。
【図2】カッティングプロッタのブロック説明図であ
る。
【図3】説明図である。
【図4】説明図である。
【図5】説明図である。
【図6】他の実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 画線ヘッド 4 ペンホルダ 6 カッタ 8 記録面 10 シート 12 制御手段 14 ホストコンピュータ 16 コントローラ 18 カッティング図形 20 切り残し部 22 微少切り残し部分 24 微少切り残し部分 26 図形データ 28 コーナー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画線ヘッドに保持したカッタを記録面上
    に載置したシート上に上下動可能に所定筆圧で押接させ
    ながら前記画線ヘッドを前記シートに対して相対的にX
    −Y方向に移動させて、前記シートをカッティングデー
    タの線分に沿ってカットするカッティングプロッタにお
    いて、前記カッティングデータの線分に沿って前記シー
    トに形成されるカッティングパターンのコーナー部分に
    切り残し部分を形成するようにしたことを特徴とするカ
    ッティングパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 前記カッティングデータの線分のコーナ
    ー部分が鋭角である場合に前記カッティングパターンの
    コーナー部分に切り残し部分を形成するようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載のカッティングプロッタに
    おけるカッティングパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 前記カッティングデータの線分のコーナ
    ーが鈍角の場合に、前記コーナーからの累積カット距離
    が所定の値を越えているか否かによって、前記カッティ
    ングパターンのコーナー部分に切り残し部分を形成する
    か否かを決定するようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載のカッティングプロッタにおけるカッティングパ
    ターン形成方法。
JP33258292A 1992-11-18 1992-11-18 カッティングプロッタにおけるカッティングパターン形成方法 Pending JPH06155383A (ja)

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