JPH06155320A - スピード・レンチ - Google Patents

スピード・レンチ

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JPH06155320A
JPH06155320A JP5181106A JP18110693A JPH06155320A JP H06155320 A JPH06155320 A JP H06155320A JP 5181106 A JP5181106 A JP 5181106A JP 18110693 A JP18110693 A JP 18110693A JP H06155320 A JPH06155320 A JP H06155320A
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JP
Japan
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wrench
fastener
throat
short
operating
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Pending
Application number
JP5181106A
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English (en)
Inventor
Frank Mikic
ミキック フランク
Jeffrey H Hoff
エィチ.ホフ ジェフリー
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Snap On Inc
Original Assignee
Snap On Tools Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • B25B13/46Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • B25B13/02Spanners; Wrenches with rigid jaws
    • B25B13/08Spanners; Wrenches with rigid jaws of open jaw type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • B25B13/10Spanners; Wrenches with adjustable jaws
    • B25B13/12Spanners; Wrenches with adjustable jaws the jaws being slidable

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最大トルクを増大させることの出来るスピー
ド・レンチを提供することである。 【構成】 本発明によるスピード・レンチは、のど部に
より相互につながる、短い口部及び長い口部を有し、該
口部は通常平行であるが、互いに対してわずかに傾斜し
ていることもある短及び長操作面を、それぞれが持つ。
該のど部は、該短操作面に隣接し、それに対して最低1
20度の角度に傾斜しながら、該短口部中の窪みによっ
てそれに連結される、通常平らな面部分を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は概して、つめ車式運動を
備えた、一般に「スピード・レンチ」として知られる型
のレンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の設計は、つめ車運動を生じるため
のつめ車や回し金、又は他の可動部品の使用無しに同作
用を備える、多様な設計のレンチを含んでいる。このよ
うなレンチは、一般に「スピード・レンチ」に属し、典
型的には、六角形の締め具などの、使用する締め具の対
応する側面又は平面をそれぞれが噛む為の、おのおの長
短の操作面を持つ口部により特色づけられる。このよう
なつめ車式スピード・レンチは、開放式レンチ及び稼働
式レンチ双方が生産されている。使用においては、前方
トルク適用方向に回転中は、その操作面は、トルクを加
える為に締め具を堅固に捕え、また、レンチが逆方向に
回転中は、その運転面は、該レンチを締め具から持ち上
げることなく、該締め具の別な一組の面との噛み合いへ
の、該レンチの動きを容易にするよう、締め具表面を滑
るか、「つめ車運動」をする。
【0003】一般的な従来のスピード・レンチの構造
は、図1及び図2における符号10によって示されてお
り、コーナーの弓型の窪み14によってつながるのど部
の平面13を含む、ほぼV字形ののど部によって接続さ
れた、長短の操作面11及び12を有する。このような
窪み14は、該のど部の平面13並びに該操作面11及
び12間の接合部にも付けられることがある。該レンチ
10は、六つの等角なコーナー17でつながる六つの平
面又は側面16を持つ、六角形の締め具15と共に使用
されたものとして描かれている。該レンチ10は、適切
な大きさの締め具15が口部内に置かれた時に、該コー
ナーの窪み14が締め具の該コーナー17に遊びを許す
よう設計されている。理想的には、該レンチ10及び該
締め具15の双方の寸法が正確に測られている場合、該
締め具15は、該レンチ口部間にぴったり収まり、締め
具の該コーナー17は、トルク適用操作中、該コーナー
の窪み14にとどまる。
【0004】このような従来のスピード・レンチは、使
用される締め具に合わせた、適切な大きさのものが選ば
れた時、申し分なく機能する。しかし実際には、締め具
は比較的大きな余裕を許して製造されており、結果とし
て、締め具の寸法は、同寸法とは名ばかりであるほど多
彩である。程度は低いが、同寸法の開放式レンチの操作
面間の空間にもまた、余裕の多様性がある。その結果、
締め具とレンチの間には、かなりの空隙又は遊びができ
ることがあり、その締め具に対してレンチが適切な寸法
であるとは、この場合言えない。この遊びの為に、その
操作面を、締め具平面との堅固なトルク適用位置に持ち
込む前に、レンチを最大で10度回転させることが必要
になるのは、珍しいことではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】部品の遊びの多様さ故
に、該操作面11及び12を、対応する締め具平面16
との堅固なトルク適用位置に設定する為、該レンチ10
が何度か回転されねばならない時、図2に見られるよう
に、該レンチののど部に位置する該コーナー17は、該
のど部のコーナーの窪み14よりずり上がってはずれ、
隣接するのど部の面13に乗り上げる。これは、該のど
部の表面13及び該締め具コーナー17との間に、該締
め具15を該のど部より外側に遠ざけるきらいのあるカ
ム運動を起こす。従って、該操作面12は滑り下りて、
該締め具の隣接するコーナーに近づき、該レンチ10及
び該締め具15間での回転が更に続けば、該短操作面1
2は、該締め具より逸脱する。仮に、締め具をしっかり
捕えることができたとしても、該短操作面12は、該コ
ーナーに近い隣接する締め具の面16を捕えることにな
り、図2における18に示されるように、より容易に該
コーナーをすり減らしたり変形させがちであって、更に
トルク適用操作中に滑る傾向を悪化させる。該締め具1
5に適用されるべき最大トルクが、大きく削減されると
いうのが従来技術の欠点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来のスピード・レンチ
の欠点を回避し、構造上及び操作上の利点を付加する、
改良されたスピード・レンチを提供するのが、本発明の
主たる目的である。本発明の重要な特色は、該レンチに
より加えられる最大トルクを大きく増大するスピード・
レンチである。
【0007】この特色に関する本発明のもう一つの特色
は、締め具の寸法における余裕の多様性にかかわらず、
一貫した締め具の噛み合い状態及びトルク適用を維持す
るスピード・レンチの提供である。本発明の三つ目の特
色は、トルク適用中に、使用する締め具からの該レンチ
の逸脱を制止する、前述した型のスピード・レンチの提
供である。
【0008】四つ目の特色は、使用する締め具のコーナ
ーの損傷を最小限におさえる、前述した型のスピード・
レンチの提供である。
【0009】更に五つ目の特色は、前述した型の開放式
スピード・レンチの提供である。本発明の六つ目の特色
は、前述した型の可動式スピード・レンチの提供であ
る。
【0010】本発明における、これら及び他の特色は、
複数のコーナーで出会う、実質的に平らな、複数の側面
を持つ締め具と共に使用するレンチを容易することによ
って得られるものである。該レンチは次のものより成
る。すなわち、二部分の口部並びに該口部部分をつなぐ
のど部を含むレンチ頭部、操作時における該締め具の対
応する側面との噛み合わせの為に配置された操作面をそ
れぞれが有する口部、該締め具コーナーとの噛み合いの
ために操作面の一つに隣接し、それに対して予め決めら
れた角度である、少なくとも120度に傾斜して配置さ
れた、ほぼ平らな最初の平面部分を含むのど部、該最初
の面部分および該操作面の他の部分をつなぎ、使用時に
該操作面と噛み合わされる使用締め具に接触しないよ
う、成形され寸法が決められた、窪んだ二番目の面を含
むのど部である。
【0011】本発明は、ある新しい特色と、以下に全て
説明され、また付随の図面に示され、更に添付の特許請
求事項で特に指摘されている部分の組み合わせから成っ
ており、細部に渡る種々の変更は、本発明の意義をおろ
そかにすることなく、あるいは、本発明の利点を損なう
ことなく可能であろうと思われる。
【0012】
【実施例】図3から6を参照すると、本発明の最初の具
体例によって設計された開放式スピード・レンチが、符
号20で示され描かれている。該レンチ20は、その端
に、レンチ頭部22を備えたハンドル又は柄21を有す
る。もう一つのレンチ頭部が、該ハンドルの他の端(図
示されていない)に付けられ得ることは理解されよう。
該レンチ頭部22は、それぞれおおよそ平らな操作面2
5及び26を持ち、各々先端を斜めに切った端部27及
び28の形で、その外端で終わっている短い口部23及
び長い口部24を有する。該操作面25は、該操作面2
6よりかなり長くなっており、その内端で短い弓形の窪
み29と出会う。
【0013】操作面25及び26は、該レンチ20が用
いるべき寸法の使用六角締め具15の、対応側面間の標
準寸法Xよりやや大きい間隔W分離れている。該操作面
25及び26は通常平行であるが、締め具の遊び寸法の
多様さにかかわらず、使用締め具15の対応する面との
噛み合い接触を高める為、わずかに約3度、外側に向い
ていることもある。該短操作面25の長さは、前方回転
中に締め具15の十分な把握を確実にする程度長く、逆
回転中につめ車式の滑りを確実にする程度短くて、典型
的には、該締め具15の対応する側面間の寸法Xの約1
/10である。
【0014】該レンチ頭部22は、該口部23及び24
をつなぐのど部30を有する。該のど部30は、該弓形
の窪み29から下向きに伸びて該操作面25より遠ざか
る、通常平らな補助面部分31を含む。より詳しくは、
該補助面部分31は、約120度から約140度の間、
理想的には123度の角度Zで、該操作面25に対し傾
斜している。該補助面部分31は、平面であるかもしれ
ないが、本理想例では、製造を容易にする為わずかに凸
面であり、該操作面25及び26間の間隔Wの二倍以上
の半径Rを有する。該補助面部分31は、内端32で終
了し、該使用締め具15の標準側面寸法Sよりかなり小
さい長さLを持つ。特に、該長さLは、該締め具側面寸
法Sの約1/3から2/3の間であり、約1/2Sが理
想的である。
【0015】該のど部30はまた、該補助面部分31の
該内端32より該操作面26の内端に向かって伸びる弓
形部分35を含む。該弓形部分35は、希望するいかな
る形でもとれるが、本理想例においては、比較的小さい
局面部分36及び比較的大きな局面部分37を含む複合
面であり、該弓形部分35が、該補助面31より、急激
に傾斜し遠ざかっている。該弓形部分35の基本的特徴
は以下により詳しく説明されるように、使用中連結する
該締め具15と接触しないよう、寸法が決められ形づく
られていることである。
【0016】操作にあたっては、締め具15をトルクし
たい時、該レンチ20は、説明を簡単にすると、該締め
具15のコーナーが時計回りにそれぞれAからFで示さ
れた、図4に描かれている方法で、該締め具15に適用
される。該締め具15は、該操作面25が該締め具の隣
接する平面16の一つと噛み合う状態で、そのコーナー
Aが、点38で該のど部30の該補助面部分31に噛み
合うまで、該レンチ口部23及び24間に受け止められ
る。該締め具平面16の反対側の面は、その外端に近い
位置で該操作面26と噛み合うような配置になる。この
位置は、該締め具寸法の余裕の多様さにより、それより
やや離れていることもある。後者の場合、該操作面26
を該締め具15の隣接する平面との操作位置にもってく
る為、該レンチ20を何度か時計回りに回転する必要が
ある。外角度Zが、該締め具15の隣接する平面間の1
20度より理想的には大きいことから、該締め具15
は、通常点38において、該補助面部分31と点のみの
接触をすることが理解されよう。
【0017】該操作面25および26が、それぞ該締め
具15の対応する面16と操作位置にあって、該締め具
15が、その結果、該補助面部分31と点接触の状態に
ある時、該のど部30の該弓形部分35が該締め具15
との接触を絶つ、すなわち、該締め具15のコーナーB
及びCより離れているということは、本発明の重要な特
色である。標準寸法より小さい締め具の場合でも、該操
作面26を、隣接する締め具平面16との噛み合い状態
にするために必要な該レンチ20の回転は、該補助面部
分31を、コーナーA及びB間の平面との噛み合い状態
にするのに十分である。該弓形部分35の深さ並びに形
状は、図5に見られるように、該コーナーB及びCより
離れるものである。
【0018】該締め具15にトルクを適用するにあた
り、該レンチ20は、時計回り方向に更に回転される。
低トルク適用時には、これは、該締め具15にどんな変
形ももたらさない。該締め具15が希望するだけ回転さ
せられた後、該レンチ20は次に、図6に描かれている
ように、時計回りとは逆方向に回転させられる。そのた
めそれは、該レンチ20を新しいねじり位置につける
為、既知の方法で、つめ車式に該締め具15の回りを滑
る。該補助面部分31が、該レンチ20の新しいねじり
位置への回転の初期、該締め具15のコーナーAを支え
ることは、本発明の重要な特徴である。該コーナーAが
該補助面部分31の端に届くと、該締め具15は該操作
面25及び26上で支えられる。該レンチ20の新しい
ねじり位置への回転中、該のど部30の該弓形部分35
は、該締め具15とは接触を絶ったままである。
【0019】従って、該補助面部分31の長さLは、十
分な角度を逆回転中、該レンチ20の該締め具15上で
のひっかかりを防止する為、該締め具のコーナーAに対
する支えになるほど長くなくてはならないことが理解さ
れよう。その上、該長さLは、トルク適用中、該面部分
31が該締め具の該コーナーBと接触しない程度、又は
該のど部30の該弓形部分35が、該コーナーBと接触
しない程度短くなくてはならない。
【0020】更に該角度Zは、コーナーA及びB間の該
締め具15の平面とあまり早く噛み合わないよう、そし
てそれにより、該操作面25及び26の該締め具15と
の噛み合いが達せられる前に、それを該レンチより押し
出し始めないよう十分に大きく、理想的には最低120
度でなくてはなない。一方、高トルク適用中に、該操作
面25及び26が、コーナーA及びD付近で該締め具1
5を歪める時、該補助面部分31がもう一つの操作位置
を加える為に、39(図5)で示されるように、該締め
具15と噛み合うことが望ましい。従って角度Zは、こ
れが起こり得る程度に小さくなくてはならない。しかし
この場合においてさえ、該のど部30の該弓形部分35
は、該締め具コーナーB及びCから離れたままであると
理解されよう。この点については、図5に描かれたよう
に、該操作面25による変形の結果として、該コーナー
の窪み29は、締め具の材料が移動する為の余裕となっ
ていると理解されよう。
【0021】要約すると、該長さL及び該角度Zは、前
方回転中、該のど部該弓形部分35の該締め具からの遊
び、及び該口部の該締め具との十分な噛み合いを確実に
する一方、逆回転中、締め具のあるコーナーへの適切な
支えの関係にある。
【0022】該レンチ頭部22の上記の設計は、該レン
チ20により適用される最大トルクの劇的な改善をもた
らすことがわかっている。より詳しくは、標準寸法の締
め具を用いると、該レンチ20は、図1及び2の従来の
レンチ10によって達せられたものの、約二倍の最大ト
ルクを達成し、標準寸法の約97%の締め具を用いる
と、該レンチ20は、図1及び2の従来のレンチ10に
よって達せられたものの、約四倍の最大トルクを達成す
る。該締め具15が、その遊びの多様さにかかわらず、
点38において、該補助面31と最初の点接触を行うこ
とは、本発明の重要な特徴である。
【0023】ここで図7を参照すると、本発明のもう一
つの例により、可動式レンチ40が描かれている。該レ
ンチ40は、固定又はハンドル部分41を有する。これ
は、該ハンドル部分41と一体である短い口部43、及
び該ハンドル部分41に対して可動である別個の部分上
の、長い口部44を含むレンチ頭部42を支える。該ハ
ンドル部分41は、既知の方法でその調節機能を生じる
為に、該口部44上の歯46との噛み合い用に配置され
た調節ウォーム45を有する。短及び長操作面47及び
48は、互いに対面して、該口部43及び44上にそれ
ぞれ形成されている。該操作面47及び48は、通常平
行な平面である。該短操作面47の内短は、短い弓形の
窪み49とつながっている。
【0024】該口部43及び44はまた、それらを互い
につなぐのど部50を形づくる為連結している。更に詳
しくは、該のど部50は、該ハンドル部分41上に形成
され、該弓形の窪み49より該口部44に向かって、下
向きに傾斜している補助面51を含む。該補助面51
は、平らであることもあるが、本理想例においては、わ
ずかに凸面で大半径を有する。該補助面51の内短は、
該操作面47に対してほぼ垂直に配置され、次に長い平
面53に達する、短い弓形部分52とつながっている。
該補助面51は、該レンチ20との関連で上に記されて
あるのと同様に、該操作面47に対して、約130度か
ら約140度、理想的には133度の角度で傾斜してい
る。
【0025】該のど部50は、更に該口部44上に形成
された複合部分55を有する。これは、該操作面48の
内端より伸びる短い弓形部分56、短い平面部分57、
大半径を持つ弓形部分58、及び平面部分59を有す
る。該のど部50は、使用中に、連結する締め具15が
該補助面51以外のどののど部50部分にも接触しない
よう、寸法が決められ形づくられていることは、本発明
の重要な特徴である。
【0026】使用にあたっては、締め具15は、そのコ
ーナーAが該補助面51と噛み合い、該操作面47が、
該締め具15の該コーナーA及びF間にある平面と噛み
合うまで、該口部43及び44間に配置される。次いで
該可動口部44が、該締め具15上で閉鎖する。典型的
な適用では、該可動口部44は、該操作面48が該締め
具15よりわずかに離れた所までしか閉鎖しない。その
為該レンチ40は、義操作面48を該コーナーC及びD
間の該締め具15の隣接する平面と噛み合わせる為に、
わずかな角度、時計回りに回転されねばならない。この
ゆるい適合は、トルク適用回転後、既知の方法で、該レ
ンチ40のつめ車式逆回転を可能にする。本構成におい
ては、該のど部50が該締め具15の該コーナーB及び
Cと接触を絶つことが理解されよう。
【0027】該レンチ40は、該口部44が通常の方法
で、該締め具15ときつく噛み合う最終高トルク適用の
回転まで、通常の方法で操作される。
【0028】説明の助けに、該レンチ40は、該補助面
51とほぼ同じ長さの側面寸法を持つ、中サイズの締め
具15と共に、図7に示されている。これは、該補助面
51は、該可動式レンチ40によって扱える最大寸法の
締め具を収められる程度の長さが必要だからである。該
のど部表面59の平面は、該操作面47及び48間の間
隔により、該ハンドル部分41上の該のど部の面51〜
53の異なる面と交差するので、該のど部50の効果的
な形は、締められる締め具15の大きさにより、使用時
に変化する。しかし、該締め具コーナーB及びCは、該
のど部50とは、必ず接触を絶ったままである。
【0029】該レンチ40の新しいねじり位置へのつめ
車式逆回転は、該レンチ20との関連で上に記されたの
と同様に作動する。該可動式レンチ40と共に使用され
る該締め具15の大きさに関係なく、該のど部50の構
成が、該締め具コーナーAの、該補助面51との最初の
点のみの接触を可能にすることは、本発明の重要な特徴
である。
【0030】図8および9を参照すると、本発明によ
る、固定ハンドル部分61を含む、異なった可動式レン
チ60が描かれている。このハンドル部分61は、それ
と一体の固定口部63、及び該可動式レンチ40に関連
して上に記されたのと同様な、該口部63に対する運動
用に、修正された可動口部64を含む、レンチ頭部62
を有する。該口部63及び64は、それぞれ、通常平行
な操作面67及び68を有する。該操作面67及び68
は鋸歯状になっており、おのおのが、同一面上にある盛
り上がった面73により間隔づけられている一連の窪
み、又は溝から成る上部鋸歯部分70、及び下部鋸歯部
分71を有する。更に詳しく言うと、該上部70は窪み
74を、該下部71は窪み75を有し、該窪み74及び
75はほぼ同形であるが、逆向きになっている。
【0031】図9を参照すると、それぞれの窪み75は
互いにほぼ垂直で、弓形の底面78により連続してい
る、60度の平面76及び30度の平面77を有する。
該窪み75は、該30度の平面77が窪みの下端、もし
くは内端に位置するような向きがつけられており、該上
部70においては、該窪み74は、該30度の平面77
が、該窪みの上端に位置するような向きがつけられてい
る。
【0032】該レンチ60の該のど部は、図7に関連し
て上に記された該レンチ40のそれと同じ構成を有し、
同様に機能する。しかし、該口部63及び64上の該鋸
歯部分70及び71は、該口部63、64と該締め具1
5間の滑りを減じ、それによって、更に該レンチ60に
より達せられる最大トルクを増す。該操作面67及び6
8は、同じ長さを有するように描かれているが、該口部
63及び該操作面67は、図7に描かれている該レンチ
40の、該口部43及び操作面47と同じ構成であり、
それ故、スピード・レンチとして機能することが理解さ
れよう。その場合、鋸歯は、該操作面68上にのみ形成
される。
【0033】
【発明の効果】前記より、トルク適用中、締め具のある
コーナのみと接触する、独特な形ののど部を有する、改
善されたレンチが提供されたことがわかる。この構成
は、該レンチがトルク適用に使用される時には、劇的に
増大した最大トルクを、同時に、該レンチがスピード・
レンチとして使用され、逆回転のつめ車式運動をする時
には、該締め具に対する支えを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】トルク適用操作初期の状態で、使用締め具と共
に示されている従来の開放式スピード・レンチの部分平
面図。
【図2】締め具寸法の多様性の結果である、トルク適用
操作中の、該締め具に対する該レンチの回転を描いてい
る図1と同様の図。
【図3】図1と同様の、本発明による開放式スピード・
レンチの拡大図。
【図4】図3と同様の、トルク適用操作初期におけるレ
ンチを、使用締め具と共に描いた縮少図。
【図5】図4と同様の図で、高トルク適用時の各部分を
描いていた図。
【図6】図5と同様の図で、該レンチの逆方向又はつめ
車式回転を描いていた図。
【図7】本発明による可動式スピード・レンチの部分平
面図で、使用締め具に適用中のところを示した図。
【図8】図7と同様の、補正した型の可動式スピード・
レンチの部分平面図。
【図9】図8におけるレンチ操作面の一つの、部分拡大
図。
【符号の説明】
15 締め具 20 スピード・レンチ 22 レンチ頭部 23 口部 24 口部 25 操作面 26 操作面 30 のど部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】追加
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコーナーで出会う、複数のほぼ平
    らな側面を有する締め具と共に使用するレンチにおい
    て、二部分の口部並びに該口部を互いにつなぐのど部を
    含むレンチ頭部、該締め具の対応する側面との、操作時
    の噛み合いの為にそれぞれ配置された操作面をおのおの
    が含む口部、該操作面の一つに隣接し、それに対して、
    使用中に該締め具のコーナーと噛み合う為に、予め決定
    された最低120度の角度に傾斜している、一般に平ら
    な最初の面部分を含む該のど部、該最初の面部分及び該
    操作面の他の部分と互いに連結する、窪んだ二番目の面
    部分を含み、該操作面と噛み合う連結した締め具から、
    使用中離れたままでいるよう成形され、寸法を決められ
    た該のど部であるスピード・レンチ。
JP5181106A 1992-07-23 1993-07-22 スピード・レンチ Pending JPH06155320A (ja)

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US917363 1992-07-23

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JP5181106A Pending JPH06155320A (ja) 1992-07-23 1993-07-22 スピード・レンチ

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AU (1) AU660551B2 (ja)
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