JPH0615516U

JPH0615516U - 水滴付着防止簡易傘袋

Info

Publication number: JPH0615516U
Application number: JP6786392U
Authority: JP
Inventors: 和宏久保田
Original assignee: 株式会社マーベルコンピューターサービス
Priority date: 1992-08-10
Filing date: 1992-08-10
Publication date: 1994-03-01

Abstract

(57)【要約】【目的】傘袋にファスナーを設けることにより、手を
濡らさずに傘をしまうことができるため、傘立てへの乱
雑な置き方や電車等の乗り合わせにおいて、他人の服へ
の水滴付着を防ぐことができる簡易傘袋を提供する。【構成】簡易傘袋（２）の先端に輪（４）を設け、縦
長方向にファスナー（３）を取り付け、手を濡らさずに
傘本体（１）を収納できることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、手を濡らさずに傘をしまうことができる簡易傘袋に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、傘を傘袋にしまう場合、傘そのものを片手で固定し一方の手で傘の本体を回し、ホックで閉じて傘袋に収納していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。（イ）手が濡れるためホックで閉じた後手を拭く必要がある。（ロ）手が濡れるのを嫌いホックで閉じないで歩行すると、自分の足にふれたりあるいは風で傘が開いたりする。（ハ）ホックで閉じないで電車等に乗り合わせたとき、他人にふれて迷惑をかける。本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記欠点を解消するため、本考案は簡易傘袋（２）の先端に輪（４）を設け、縦長方向にファスナー（３）を取り付けたものである。

【０００５】

【作用】

ファスナー（３）を開き傘本体（１）を簡易傘袋（２）に入れる。この簡易傘袋（２）を片手で押え、一方の手で傘本体（１）を回しファスナー（３）を閉じる。

【０００６】

【実施例】以下、本案の実施例について説明する。簡易傘袋（２）の先端に輪（４）を設け、縦長方向にファスナー（３）を取り付ける。本案は以上のような構造で、これを使用するときは、ファスナー（３）を適当な位置まで開き、傘本体（１）を簡易傘袋（２）に入れる。簡易傘袋（２）を片手で固定し、もう一方の手で傘本体（１）を回転させ、傘本体（１）を小さくまるめファスナー（３）を閉じる。この状態において、簡易傘袋（２）を少し下にずらし、傘に付着している水滴を輪（４）の内側より逃がす。

【０００６】

【考案の効果】

（イ）手を濡らすことなく傘を簡易傘袋に収納することができる。（ロ）混雑している電車等に乗り合わせても他人の服に水滴を付着することを防止することができる。（ハ）傘立てに傘を置く場合でも、容易に傘袋に収納して置くために、後から置く人に迷惑をかけず、また取り出しを簡単に行うことができる。（ニ）閉じた状態の簡易傘袋を少し下にずらすことにより、傘と簡易傘袋の間に水滴を溜めることなく保管できる。（ニ）専用の傘袋収納ケースを柄に結び、傘をさしているときは簡易傘袋をこの収納ケースにしまうことにより、傘袋の紛失を防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の使用状態を示した図である。

【符号の説明】

１傘本体２簡易傘袋３ファスナー４輪５傘袋ケース

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】簡易傘袋（２）の先端に輪（４）を設
け、縦長方向にファスナー（３）を取り付けた水滴付着
防止簡易傘袋。