JP3197188U - 持ち運びが便利なストラップ付傘ケース - Google Patents

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【課題】雨の日に濡れた傘を持ち歩いたり、電車、車等の乗り物に乗る時、雨による雫が傘外部に付着したり、水滴が座席や隣人の衣服を濡らすのを防止する、持ち運びに便利な肩掛け用ストラップ付傘ケースを提供する。【解決手段】閉じた傘を持ち運ぶ際に、濡れた傘を収納するスプリング3を内装した傘ケース2と肩にかけて携帯するための肩掛け用ストラップ5からなり、傘を閉じた状態ではスプリング3が傘ケース2と共に伸びて傘先端まで覆い、先端部を布状傘ゲート4で包んで両端の面ファスナーで固着すると共に、傘を開く時には傘ゲート4両端の面ファスナーを剥がして傘ゲート4の先端部を開口し、傘ケース2と共にスプリング3を傘受け近傍まで縮めた状態で布状の傘ゲート4を裏返してスプリング3を覆い両端の面ファスナーで固定する。【選択図】図1

Description

技術の分野
本考案は雨の日に、濡れた傘を持ち歩いたり、電車、車等の乗物に乗る時、雨による雫が傘外部に付着したり水滴が座席や隣人の衣服に触れて濡れるのを防止するストラップ付傘ケースに関するものである。
雨上がりや店内での買い物、電車に乗るための駅構内、プラットホーム、あるいは、車内で傘を畳む時、雨の水滴付着防止として、傘とは別に袋カバーがあり、これに濡れた傘をたたみ水滴を振り払ってから袋カバーに収納し、バック等に入れて店内で買い物をしたり、あるいは駅構内、プラットホーム等で濡れた傘を持ち歩いたり電車等の車内に持ち込んでいるのが一般的に行われていた。しかし、濡れた傘を折り畳んで袋カバーに収納しバック等に入れて持ち運ぶ際に完全に防水された状態でなく、周囲の手帳、本、化粧品等を一緒に収納した場合濡れた傘の雫が袋カバーを浸透してバック内の物品を濡らす欠点があった。
又、長が傘と荷物を持っての買い物や、老人が電車に乗るため駅構内を歩行する際、階段の手すりや電車内の吊り輪を掴む手があかず安全上問題があった。
そのような問題に対処するために、収納や持ち運びにおける使用者の利便性を図り、バックに傘を入れても雫や水滴が浸透して外部の手帳、本、化粧品等を濡らさぬよう傘と別体の傘ケースを外側に設け、傘ケースをスライドさせて濡れた傘を収納するよう構成されている。(例えば、特許文献1参照)
又、傘と荷物を持って老人が駅構内を歩行する時、テスリや電車の中の吊り輪を持つ手があかないのを解消するためにスプリング状のストラップを傘の両端に取り付け肩に傘を掛けて歩行で来る工夫がなされたものある。(例えば、特許文献2参照)
特開2007−167189号公報 特開2005−34278号公報
上記従来技術によれば、傘収納用傘ケースがスライド構造の筒状になっており構造が複雑で高価でありスライド差し込みが少しの変形で困難になったり、重量も重く外形も大きくなるためバックに入れるには不便であると共に折り畳み、収納にも手間取っていた。
又、傘にスプリング状の肩掛けストラップを付けたものも提案されているが、傘の持ち運びを便利にするため伸縮自在の弾性部材からなる肩掛け用ストラップであり、肩掛け用として使用しないときはリング状に収縮し、傘の柄側に繋束される構造で持ち運びに便利なものであったが、傘ケースがなく水滴が肩にかけたとき衣服に付着したり、濡れた傘の雫が付近の人の持ち物、衣服に付着することは防止できなかった。、
本考案は、上記課題を解決するためにスプリングを内装した防水を施した傘ケースの両端にストラップをを付けたストラップ付傘ケースとしたものであり、構造が簡単で軽量な傘ケースであり、濡れた傘の雫を周辺の人の持ち物、衣服に付着するのを防止し、傘の両端にストラップをつけることにより簡単に持ち運べるようにしたことで上記両方の課題を解決し、老人が安全に買い物をしたり駅構内を歩行し電車に乗車出来るようにしたものである。
上記課題を解決するために、本考案は閉じた傘を持ち運ぶ際に、濡れた傘を収納するスプリングを内装した傘ケースと肩にかけて携帯するための肩掛け用ストラップからなり、傘を閉じた状態ではスプリングが傘ケースと共に伸びて傘先端まで覆い先端部を布状傘ゲートで包んで両端のマジックテープで固着すると共に、傘を開く時には傘ゲート両端のマジックテープを剥がして傘ゲートの先端部を開口し、傘ケースと共に前記スプリングを傘受け迄近傍まで縮めた状態で前記布状の傘ゲートを裏返してスプリングを覆い端のマジックテープで固定することを特徴とする持ち運びが便利な肩掛け用ストラップ付傘ケースであり、さらに、肩掛け用ストラップにはターンバックルが装着されストラップ用帯の折り返す位置を調整することにより身長に即した肩けストラップにすることを特徴としたストラップ付傘ケースである。
本考案の傘は、傘ケースと傘ケースの両端に取り付けられた肩掛け用ストラップと傘ケースの先端に固着された傘ゲートからなり、傘ケースに内装されたスプリングで傘ケースの形状を保持すると共に、濡れた傘をスプリング内部に収納するため、傘を濡れた状態で持ち歩いても傘の濡れた雫が外部に露出しないため、周囲の人の持ち物、衣服に付着することが防止できた。又、傘ケースの両端にストラップを付けることにより傘を肩にかけて両手を自由にして歩行が可能となり、老人の外出時駅の階段のテスリ、電車内の釣り輪を持つ手が空くことにより安全に行動することが可能となった。
本考案は傘ケースに伸縮自在のスプリングを内装した傘ケースにしたことにより、雨の水滴が付着して濡れた傘ケースが他人の持ち物、洋服、等に接触し濡れて迷惑の掛かるのを防止出来ると共に、軽量で嵩張らず、又、肩掛け用ストラップを付けたことにより老人が傘を持ち運ぶにも両手が解放されて通路や階段等の歩行に手摺を持つことが出来て安全に歩行可能となる。
本考案の傘ケース付傘のケースに傘を収納した時の実施例を示す正面図である。 本考案の傘ケース付傘のケースから傘を抜き出し開いた状態の正面図である。 傘収納時の傘ゲート部詳細 傘を開いて使用時の傘受け皿部詳細 肩掛け用ストラップ装着詳細図 従来の傘の一例
本考案の濡れた傘の雫、あるいは、水滴の飛散を防止し持ち運び容易な傘は、傘本体に外筒状の傘ケース2を設け、傘ケース2の上部と傘芯軸と接続する傘ゲート4、及び、下部には受け皿7と傘ケース2の下端のマジックテープにて固着し傘本体の軸心の上下で固定している。傘ゲート4と受け皿7の間には螺旋状のスプリング3を配して傘ケース2としての円筒状の袋を形成している。傘を開くときは外部からスプリング3を縮めて傘本体の骨部から下がった位置まで傘ケース2を縮めて傘が開く状態にする。この時縮んだスプリングを固定するため、傘ゲートを折り返してマジックテープで固定して保持し、傘を閉じる場合、傘ケース2は同様に前記スプリング3を縮めてストップした位置で傘を閉じて、傘ゲート4を解放してスプリング3の力で傘ケースを傘の先端まで伸ばし濡れた傘を包み込む働きをする。又、傘ケース2の外部に肩掛け用ストラップ5を設けて上下2か所で止めて、持ち運ぶ時に肩に掛けて年配の人でも持つ手が解放されるので駅の通路や階段のテスリ、電車内の吊り輪を掴むことが出来る為安全な歩行が可能となる。
以下、本考案の実施の形態を添付した図面に基づきさらに詳細に説明するが、本考案はこれに拘束されるものではなく、本考案の主旨の範囲内において自由に設計変更可能である。
図1は傘を閉じたときの全体図である。傘の柄の部分に傘受け7が円錐状の平板からなり傘ケース2の先端はマジックテープで受け皿に固定されている。傘ケース2の他方の先端はスプリング3が延びた状態で傘を収納し傘ゲート4を巻きつけた状態でマジックテープ6にて固着されている。この状態で持ち運ぶ際は傘ケース2の両端近くに肩掛け用ストラップ5が取り付けられ、さらに肩掛け用ストラップ5にはバックル8が当接されてストラップ5の長さを持ち運びやすい状態に調整可能となっている。
図2は傘を開いた状態を示し、前記傘ゲート4の両端のマジックテープ6を剥がして傘ゲート4を開放し、傘ケース2を畳まれた傘1の外周をガイドにスプリング3を縮めると共に傘ケース2も合わせて縮めて、傘の骨部先端を通過した位置で傘ゲート4を裏返して縮こんだ傘ケース2の外周に巻きつけるように覆いマジックテープ6にて固定しスプリング3、及び、傘ケース2を傘の柄の手元付近に固着して雨中での傘の使用が可能な状態になる。
図3は傘ゲートの円錐展開図の詳細を示し、両端にマジックテープ部が貼り付けられている。
図4は傘を開いた時のスプリング3を縮め、傘ケース2の収納の詳細図である。傘本体の付け根部に、傘ケース2の端部を円錐状リングの傘受け皿7にマジックテープで固着して一体すると共に、先端側は傘ケース2と内装されたスプリング3を縮めた状態で傘ゲート2を裏返して両端のマジックテープ6を合わせて固着されている。
図5は傘を閉じて持ち運び時の詳細を示し、先端の傘ゲート4のマジックテープ6を剥がして、傘ゲート4を開放し、傘ケース2をスプリング3の力で傘本体1の先端まで進め最後に傘ゲート4を巻きつけてマジックテープ6で固着する構造である。持ち運び時には傘ケース2の両端部に肩掛け用ストラップ7が取り付けられ身長に合わせて長さが調整出来るようバックル8が取り付けられている。
この状態では濡れた傘1を防水仕様の傘ケース2で覆われているので、例えば老人が満員電車等の人ごみの中で、傘を肩に掛けて持ち歩いても他人の持ち物、衣類を濡らすことがない。又、肩掛け用ストラップ5で肩に傘をぶら下げることにより両手が開放され、吊り輪を掴んだり、手摺を掴んだりすることが可能となり走行中の電車の中で体を案全に保持することが可能となる。
図6は一般の傘の閉じた状態を示す。
1 傘本体
2 傘ケース
3 スプリング
4 傘ゲート
5 肩掛け用ストラップ
6 マジックテープ
7 受け皿
8 バックル
技術の分野
上記課題を解決するために、本考案は閉じた傘を持ち運ぶ際に、濡れた傘を収納するスプリングを内装した傘ケースと肩にかけて携帯するための肩掛け用ストラップからなり、傘を閉じた状態ではスプリングが傘ケースと共に伸びて傘先端まで覆い先端部を布状傘ゲートで包んで両端の面ファスナーで固着すると共に、傘を開く時には傘ゲート両端の面ファスナーを剥がして傘ゲートの先端部を開口し、傘ケースと共に前記スプリングを傘受け迄近傍まで縮めた状態で前記布状の傘ゲートを裏返してスプリングを覆い端の面ファスナーで固定することを特徴とする持ち運びが便利な肩掛け用ストラップ付傘ケースであり、さらに、肩掛け用ストラップにはターンバックルが装着されストラップ用帯の折り返す位置を調整することにより身長に即した肩けストラップにすることを特徴としたストラップ付傘ケースである。
本考案の傘は、傘ケースと傘ケースの両端に取り付けられた肩掛け用ストラップと傘ケースの先端に固着された傘ゲートからなり、傘ケースに内装されたスプリングで傘ケースの形状を保持すると共に、濡れた傘をスプリング内部に収納するため、傘を濡れた状態で持ち歩いても傘の濡れた雫が外部に露出しないため、周囲の人の持ち物、衣服に付着することが防止できた。又、傘ケースの両端にストラップを付けることにより傘を肩にかけて両手を自由にして歩行が可能となり、老人の外出時駅の階段のテスリ、電車内の釣り輪を持つ手が空くことにより安全に行動することが可能となった。
本考案の濡れた傘の雫、あるいは、水滴の飛散を防止し持ち運び容易な傘は、傘本体に外筒状の傘ケース2を設け、傘ケース2の上部と傘芯軸と接続する傘ゲート4、及び、下部には受け皿7と傘ケース2の下端の面ファスナーにて固着し傘本体の軸心の上下で固定している。傘ゲート4と受け皿7の間には螺旋状のスプリング3を配して傘ケース2としての円筒状の袋を形成している。傘を開くときは外部からスプリング3を縮めて傘本体の骨部から下がった位置まで傘ケース2を縮めて傘が開く状態にする。この時縮んだスプリングを固定するため、傘ゲートを折り返して面ファスナーで固定して保持し、傘を閉じる場合、傘ケース2は同様に前記スプリング3を縮めてストップした位置で傘を閉じて、傘ゲート4を解放してスプリング3の力で傘ケースを傘の先端まで伸ばし濡れた傘を包み込む働きをする。又、傘ケース2の外部に肩掛け用ストラップ5を設けて上下2か所で止めて、持ち運ぶ時に肩に掛けて年配の人でも持つ手が解放されるので駅の通路や階段のテスリ、電車内の吊り輪を掴むことが出来る為安全な歩行が可能となる。
以下、本考案の実施の形態を添付した図面に基づきさらに詳細に説明するが、本考案はこれに拘束されるものではなく、本考案の主旨の範囲内において自由に設計変更可能である。図1は傘を閉じたときの全体図である。傘の柄の部分に傘受け7が円錐状の平板からなり傘ケース2の先端は面ファスナーで受け皿に固定されている。傘ケース2の他方の先端はスプリング3が延びた状態で傘を収納し傘ゲート4を巻きつけた状態で面ファスナー6にて固着されている。この状態で持ち運ぶ際は傘ケース2の両端近くに肩掛け用ストラップ5が取り付けられ、さらに肩掛け用ストラップ5にはバックル8が当接されてストラップ5の長さを持ち運びやすい状態に調整可能となっている。
図2は傘を開いた状態を示し、前記傘ゲート4の両端の面ファスナー6を剥がして傘ゲート4を開放し、傘ケース2を畳まれた傘1の外周をガイドにスプリング3を縮めると共に傘ケース2も合わせて縮めて、傘の骨部先端を通過した位置で傘ゲート4を裏返して縮こんだ傘ケース2の外周に巻きつけるように覆い面ファスナー6にて固定しスプリング3、及び、傘ケース2を傘の柄の手元付近に固着して雨中での傘の使用が可能な状態になる。
図3は傘ゲートの円錐展開図の詳細を示し、両端に面ファスナー部が貼り付けられている。
図4は傘を開いた時のスプリング3を縮め、傘ケース2の収納の詳細図である。傘本体の付け根部に、傘ケース2の端部を円錐状リングの傘受け皿7に面ファスナーで固着して一体すると共に、先端側は傘ケース2と内装されたスプリング3を縮めた状態で傘ゲート2を裏返して両端の面ファスナー6を合わせて固着されている。
図5は傘を閉じて持ち運び時の詳細を示し、先端の傘ゲート4の面ファスナー6を剥がして、傘ゲート4を開放し、傘ケース2をスプリング3の力で傘本体1の先端まで進め最後に傘ゲート4を巻きつけて面ファスナー6で固着する構造である。持ち運び時には傘ケース2の両端部に肩掛け用ストラップ7が取り付けられ身長に合わせて長さが調整出来るようバックル8が取り付けられている。
この状態では濡れた傘1を防水仕様の傘ケース2で覆われているので、例えば老人が満員電車等の人ごみの中で、傘を肩に掛けて持ち歩いても他人の持ち物、衣類を濡らすことがない。又、肩掛け用ストラップ5で肩に傘をぶら下げることにより両手が開放され、吊り輪を掴んだり、手摺を掴んだりすることが可能となり走行中の電車の中で体を案全に保持することが可能となる。
1 傘本体
2 傘ケース
3 スプリング
4 傘ゲート
5 肩掛け用ストラップ
6 面ファスナー
7 受け皿
8 バックル
技術の分野
本考案は、雨の日に濡れた傘を持ち歩いたり、電車、車等の乗り物に乗る時、雨による雫が傘外部に付着したり、水滴が座席や隣人の衣服に濡れるのを防止するストラップ付傘ケースに関するものである。
雨上がりや店内での買い物、電車に乗るための駅構内、プラットホーム、あるいは、車内で傘を畳む時、雨の水滴付着防止として、傘とは別に袋カバーがあり、これに濡れた傘を畳み、水滴を振り払ってから袋カバーに収納し、バッグ等に入れて店内で買い物をしたり、あるいは駅構内、プラットホーム等で、濡れた傘を持ち歩いたり、電車等の社内に持ち込んでいるのが一般的に行われていた。
しかし、濡れた傘を折り畳んで袋カバーに収納し、バッグ等に入れて持ち運びする際に完全に、防水された状態でなく、周囲の手帳、本、化粧品等を一緒に収納した場合、傘の雫が袋カバーを浸透してバッグ内の物品を濡らす欠点があった。また、長い傘と荷物を持っての買い物や、老人が電車にのるため駅構内を歩行する際、会談の手すりや電車内の吊り輪を掴む手が空かず、安全上問題があった。
そのような問題に対処するために、収納や持ち運びにおける使用者の利便性を図り、バッグに傘を入れても雫や水滴が浸透して外部の手帳、本、化粧品等を濡らさぬよう、傘と別体の傘ケースを外側に、設け、傘ケースをスライドさせて濡れた傘を収納するよう構成されている(特許文献1参照)。又、傘と荷物を持って老人が駅構内を歩行する時、手すりや電車の中の吊り輪を持つ手が空かないのを解消するために、スプリング状のストラップを傘の両端に取付け、肩に傘を掛けて歩行できる工夫がなされたものもある(特許文献2参照)。
特開2007−167189号 公報 特開2005−34278号 公報
上記先行技術によれば、傘収納用ケースがスライド構造の筒状にな、複雑で高価あり、スライド差し込みが少しの変形で困難になったり、重量も重く外形も大きくなるために、バッグに入れるには不便であるとともに、折り畳み収納にも手間取っていた。
また、傘にスプリング状の肩掛けストラップを付けたものも提案されているが、傘の持ち運びを便利にするため伸縮自在の弾性部材から成る肩掛け用ストラップであり、肩掛け用として使用しないときは、リング状に収縮し、傘の柄側に繋束される構造で、持ち運びに便利なものであったが、傘ケースがなく水滴が肩にかかった時、衣服にっふちゃくしたり、濡れた傘の雫が付近の人の持ち物、衣服に付着することは防止できなかった。
閉じた傘を持ち運ぶ際に、濡れた傘を持ち運ぶ際に、濡れた傘を収納するスプリングを内蔵した傘ケースと肩にかけて携帯するための肩掛け用ストラップから成り、かさを閉じた状態ではスプリングが伸びて傘先端まで覆い、先端部を布状傘ゲートで折り返して包んで、両端の面ファスナーで固着すると共に、傘を開く時には、折り返したメンファスナーを剥がして布の先端部を開口し、傘ケース内のスプリングを傘受けまで縮めた状態で、布状の傘ゲートを傘心棒に巻きつけて両端のメンファスナーで固定する。更に、肩掛け用ストラップにはターンバックルが装着され、ストラップ用帯の折り返す位置を調整することにより、身長に即した肩掛けストラップにする。
このように、傘ケース・及び傘ケースの両端に取付けられた肩掛け用ストラップ・及び傘ケースの先端に固着された傘ゲートから成り、傘ケースに内蔵されたスプリングで傘ケースの形状を保持すると共に、濡れた傘をスプリングの内側に収納するため、かさを濡れた状態で持ち歩いても、傘の濡れた雫が外部に露出しないため、周囲の人の持ち物、衣服に付着することが防止でき、また、傘ケースの両端にストラップを付けることにより、かさを肩にかけて両手を自由にして歩行することができ、老人の外出時、駅にの階段の手すりや電車内の吊り輪を持つ手が空くことにより、安全に行動することができることを特徴とする持ち運びが便利なストラップ付傘ケースである。
傘ケースに伸縮自在のスプリングを内蔵した傘ケースにしたことにより、雨の水滴が付着して濡れた傘ケースが他人の持ち物、洋服等に接触して迷惑をかけることを防止できる。また、肩掛け用ストラップを付けたことにより、老人が傘を持ち運ぶにも両手が解放されて、通路や階段等の歩行時に手すりを持つことができて安全である。
本考案において傘ケースに傘を収納した状態を示す正面図。 本考案おいて傘ケースから傘を抜き出し開いた状態を示す正面図 本考案の一部である傘ゲートの傘収納時の状態を示したイメージ図 本考案において傘を開いて使用している時の受け皿のっ状態を示したイメージ図 本考案において肩掛け用ストラップの装着下状態を示したイメージ図 従来の傘の一例を示した参考図
傘本体(1)に外筒上の傘ケース(2)を設け、傘ケース(2)の上部と傘芯軸と接続する傘ゲート(4)、及び、下部には受け皿(7)と傘ケース(2)の下端の面ファスナー(6)にて固着し、傘本体(1)の軸芯の上下で固定される。傘ゲート(4)と受け皿(7)の間に螺旋状のスプリング(3)を配して傘ケース(2)としての円筒状の袋を形成している。傘を開く時は外部からスプリング(3)を縮めて傘本体(1)の骨部から下がった位置まで傘ケース(2)を縮めて傘が開く状態にする。この時縮んだスプリングを固定するため、傘ゲート(4)を折り返して面ファスナーで固定して保持し、傘を閉じる場合、傘ケース(2)は同様にスプリング(3)を縮めてストップした位置で傘を閉じて、傘ゲート(4)を開放してスプリング(3)の力で傘ケース(2)を傘の先端まで伸ばし、濡れた傘を包み込む働きをする。又、傘ケース(2)の外部に肩掛け用ストラップ(5)を設けて上下2ヶ所で止めて、持ち運ぶ時に肩に掛けて、持つ手が解放されるので、年配の人でも駅の通路や階段の手すり、電車内の吊り輪を掴むことができ、安全な方向ができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳しく説明する。
図1は傘を閉じた時の全体図である。傘の柄の部分に傘受け皿(7)が円錐状の平板から成り、傘ケース(2)の先端は面ファスナーで受けざらに固定されている。傘ケース(2)の他方の先端は、スプリング(3)が伸びた状態で傘を収納し傘ゲート(4)を巻きつけた状態でメンファスナーにて固着されている。この状態で持ち運ぶ際は、傘ケース(2)の両端近くにストラップ(5)に肩掛け用ストラップ(5)が取りつけられ、更に肩掛け用ストラップ(5)にはバックル(8)が当接委されてストラップ(5)の長さを持ち運びやすい状態に調整する。
図2は、傘を開いた状態を示し、傘ゲート(4)の両端の面ファスナー(6)を剥がして傘ゲートを開放し、傘ケース(2)を畳まれた傘の外周をガイドにスプリング(3)を縮めると共に、傘ケース(2)も併せて縮めて、傘の骨部先端を通過した位置で傘ゲート(4)を裏返して縮こんだ傘ケース(2)の外周に巻きつけるように覆い、面ファスナー(6)にて固定し、スプリング(3)、及び傘ケース(2)を柄の手元付近に固着して、雨中でも使用が可能となる。
図3は、傘ゲート(4)の円錐展開図の詳細を示し、両端に面ファスナーが設けてある。
図4は、傘を開いた時のスプリング(3)を縮め、傘ケース(2)の収納の様子を示している。傘本体(1)つけ根に傘ケース(2)の端部を円錐状リングの傘受け皿(7)に面ファスナーで固着して一体化すると共に、先端側は傘ケース(2)と内蔵されたスプリング(3)を縮めた状態で傘ゲート(4)を裏返して両端の面ファスナー(6)を合わせて固着されている。
図5は、傘を閉じて持ち運び時の詳細を示し、先端の傘ゲート(4)の面ファスナー(6)を剥がして傘ゲート(4)を開放し、傘ケース(2)をスプリング(3)の力で傘本体(1)の先端まで進め、最後に傘ゲート(4)を巻きつけて面ファスナー(6)で固定する構造である。持ち運び時には、傘ケース(2)の両端部に肩掛け用ストラップ(5)が取り付けられ、身長に合わせて長さ調整ができるようバックル(8)が取り付けられている。この状態打破、濡れた傘本体(1)は防水仕様の傘ケ−ス(2)で覆われているので、満員電車の中でかさを肩に掛けていても他人の衣服を濡らすような迷惑をかけることがない。又、両手も自由であり、吊り輪を掴んだり手すりを掴んだりすることができる。
1 傘本体, 2 傘ケース, 3 スプリング,
4 傘ゲート, 5 肩掛け用ストラップ, 6 面ファスナー,
7 受け皿, 8 バックル

Claims (2)

  1. 閉じた傘を持ち運ぶ際に、濡れた傘を収納するスプリングを内装した傘ケースと肩にかけて携帯するための肩掛け用ストラップからなり、傘を閉じた状態ではスプリングが傘ケースと共に伸びて傘先端まで覆い、先端部を布状傘ゲートで包んで両端のマジックテープで固着すると共に、傘を開く時には傘ゲート両端のマジックテープを剥がして傘ゲートの先端部を開口し、傘ケースと共に前記スプリングを傘受け迄近傍まで縮めた状態で前記布状の傘ゲートを裏返してスプリングを覆い両端のマジックテープで固定することを特徴とする持ち運びが便利な肩掛け用ストラップ付傘ケース。
  2. 肩掛け用ストラップにはターンバックルが装着されストラップ用帯の折り返す位置を調整することにより身長に即した肩掛けストラップにすることを特徴とする請求項1のストラップ付傘ケース。
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