JP3241324U - 雨具 - Google Patents

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達郎 山川
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    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D3/00Overgarments
    • A41D3/02Overcoats
    • A41D3/04Raincoats

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Outer Garments And Coats (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの手が雨具で塞がれたり、かばん内の収容スペースが圧迫されることを防止する雨具を提供する。【解決手段】雨具は、レインコート1と、前記レインコート1を収納する収納袋4と、を備え、前記収納袋4は、リユックの肩ひもや斜め掛けバックの肩ひもに取り付けられる取付部3と、その下部において飲料容器d2または傘d1を保持する保持部46と、を有する。【選択図】図6

Description

本考案は、雨具に関することである。
ハイキング時における天候変化や、近年多くみられる短時間のゲリラ豪雨、通学時に降ってくる雨などに、リュックなどの荷物に仕舞い込んだ雨具を、取り出して着衣するまでに時間を有し、自身を含めて背負っている荷物を濡らすことが見受けられる。また斜め掛けバックについては、比較的コンパクトなものが多く、雨具を別で持つ必要があった。
特許文献1には、レインコートと、レインコートに着脱可能に配され、当該レインコートを収納する、上向きに開口した袋本体と蓋部とからなる収納携帯外袋と、を備えた雨具が記載されている。
特許文献2には、雨具本体と、雨具本体に着脱可能に配され、当該雨具本体を収納する、上向きに開口した袋本体と蓋部とからなる雨具収納携帯袋と、を備えた雨具が記載されている。
特開2016-148131号公報 特開2013-83029号公報
上記特許文献の雨具は、ユーザによって携帯されることを前提としているものの、これらの雨具を携帯するためには、雨具を手に持ったり、かばんに収納したりする必要があった。そのため、ユーザの手が雨具で塞がれたり、かばん内の収容スペースが圧迫されるなどの問題点があった。
上記課題を解決するため、本考案に係る雨具は、レインコートと、前記レインコートを収納する収納袋と、を備え、前記収納袋は、リユックの肩ひもや斜め掛けバックの肩ひもに取り付けられる取付部と、飲料容器または傘を保持する保持部と、を有することを特徴とする。
また、本考案に係る雨具は、レインコートと、前記レインコートを収納する収納袋と、を備え、前記収納袋は、リユックの肩ひもや斜め掛けバックの肩ひもに取り付けられる取付部と、前記リュックや斜め掛けバッグに対向する対向部に設けられ、雨具用のズボンを収容するズボン収容部と、を備えることを特徴とする。
本考案の雨具は、取付部によって、リユックや斜め掛けバッグに付随して携帯することができるので、ユーザの手が塞がれたり、リュックや斜め掛けバッグの収容スペースを圧迫することを防止することができる。
本考案の雨具の全体図と収納工程の斜視図である。 (1)収納袋を後方から見た図である。(2)収納袋から取り出したズボンの平面図である。 (3)収納袋とレインコートの接続の斜視図である。(4)収納袋の接続部とリュックの上部フックの斜視図である。 (A)リュックに対応した上記雨具(収納状態)の斜視図である。(B)斜め掛けバックに対応した上記雨具(収納状態)の斜視図である。(C)雨具をリュックに取り付けた側面図である。(D)雨具を斜め掛けバックに取り付けた背面図である。 本考案の雨具の装着・脱着状況の図である。 (E)雨具(収納状態)の斜視図と、傘と飲料容器の図である。(F)雨具(収納状態)に傘又は飲料容器を装着できる位置を示す斜視図である。 (G)雨具(収納状態)の斜視図と、ゴム紐の図である。(F)雨具(収納状態)の斜視図と、ゴム紐とメッシュポケットの図である。
図1に示すように、本実施例の雨具100は、レインコート1と、収納袋4と、を備えている。
レインコート1は、頭巾部11、背面部12、前面部13、袖部14を有しており、前面部13において、不図示のフックや線ファスナー、ボタンなどで留められるようになっている。前面部13への留め具の形状については前記レインコート1の使用目的により異なる。例えば軽装を重視したハイキングや自転車をメインとした正面から当たる雨の対応や、低学年にも留められやすい形状などを表す。
レインコート1の素材は雨や水分を通さない。例えばビニールなど水や水分を通さないもので形成されている。また、使用目的によって耐水圧などが異なるので材質の限定はしない。
収納袋4の素材は雨や水分を通さない。例えばビニールなど水や水分を通さないもので形成されている。また、使用目的によって耐水圧などが異なるので材質の限定はしない。前記収納袋4の形状はレインコート1のサイズにより異なるが、係止させる線ファスナー6と、を少なくとも備えている。
雨具100は、収納袋4を備えている。当該収納袋4は、レインコート1の内側において、背面部12の上方に取り付けられている。
収納袋4は、上向きに開口した袋本体40と、当該開口を覆う蓋部41と、を備えている。
袋本体40は、折り畳まれたレインコート1を収容可能なサイズであり、前面部42,側面部43,背面部44、及び底部45を有する略方形に形成されている。
蓋部41は、袋本体40の開口を覆うように略方形に形成されている。
袋本体40の背面部44の一辺(背面部44における開口端部の一辺)に、蓋部41の一辺が接合されている。当該袋本体40の内側において、蓋部41との接合箇所の近傍が上記レインコート1に取り付けられている。
袋本体40の開口端部及び、蓋部41の周縁部には線ファスナーが設けられており、線ファスナーを操作することで、袋本体40の開口に対して、蓋部41が覆うように取り付けられる。
図2に示すように、袋本体40の背面部には雨具用のズボンを収容するズボン収容部8が設けられている。当該ズボン収容部8は袋本体40の背面部44の外側(リュックや斜め掛けバックに取り付けられた場合に、当該リュックや斜め掛けバッグに対向する対向部)に設けられている。本実施形態のズボン収容部8は、折り畳まれたズボンが差し込まれるようにポケット状に形成されており、線ファスナーやスナップボタンによって開閉可能になっている。なお、雨具用のズボンは、本実施形態のレインコートと同様の素材により形成されており、ズボン収容部8に収容可能なサイズに折り畳むことが可能となっている。
また、図3に示すように、袋本体40には接続部7が設けられている。接続部7は、リュックやかばん等に取り付けられた雨具100が脱落することを防止する部材であり、袋本体40から延びる紐状部と、紐状部の先端に取り付けられた引っ掛け部と、から構成されている。紐状部は、金属製であっても構わない。また、引っ掛け部は、リュックの上部に設けられた吊り下げ紐に対して引っ掛けられる部分である。例えば、図に示すようにリュックの上部に設けられた輪っかに引っ掛けられる。
レインコート1の背部12の内側に上記収納袋4が取り付けられる。レインコート1に対する収納袋4の取付態様は、図3(3)に基づいて後述する。
収納袋4にはリュックの上部フックに取り付けられる接続部7と、を備えている。リュックに対する接続部6の取付態様は、図3(4)に基づいて後述する。
本実施例の収納袋4は、その背面部44の外面(リュックや斜め掛けバッグに面する収容袋4の外面)において、その真ん中の位置に取付部3を有している。取付部3は、リュックa1の肩ひもb1や、斜め掛けバックa2の肩掛け紐b2に取り付けられる部分である。取付部3の態様については、図4に基づいて後述する。
以下、本実施例の雨具100の使用方法を説明する。雨具100を収納する場合には、レインコート1の前面部13を閉じた状態とし、当該前面部13に袖部14を重ねるように配置する。そして、レインコート1の下端部から、順次、ロール状に丸めてロール状のレインコート1を形成する。なお、レインコート1の下端部から、順次、折りたたんで、折り畳まれたレインコート1を形成してもよい。
ロール状のレインコート1(折り畳まれたレインコート1)を形成すると、当該レインコート1を収納袋4の袋本体40に収め、当該袋本体40の開口を蓋部41で覆い、線ファスナーを操作することで、蓋部41で袋本体40を閉じる。これにより、レインコート1が収納袋4に収納されることとなる。
収納袋は、面ファスナー5を備えている。
面ファスナー5は、収納袋4の膨張を抑えるために用いられる。具体的には、面ファスナー5は、帯状であり、袋本体4の下部に設けられている。
面ファスナー5は、一端部が袋本体40に縫い付け等により取り付けられている。
面ファスナー5の一端部には、フック状に起毛されたメス部が設けられており、面ファスナー5の他端部にはループ状に起毛されたオス部が設けられている。また、収納袋4の上部には、面ファスナーかけ2が設けられている。
面ファスナーかけ2は、例えばリング状の金属部材であり、収納袋の上部(本実施形態では蓋部)に設けられている。
当該面ファスナーかけ2に面ファスナー5が挿通されて、収納面ファスナー5が折り返され、面ファスナー5のオス部とメス部が接続される。これにより、収納袋4の膨張が抑えられる。
収納袋4のコンプレッション機能である面ファスナー5は、雨具のサイズと仕様により有無とする。例えば小学生などの低学年にはコンプレッション機能の扱いが難しく、容易に取り外しが出来ることを優先にする場合には、収納袋4の開閉はスナップボタンまたは線ファスナー6のみとする。
レインコート1を収納するとき、収納袋4が雨具の背部の内側にあるため、必然的に濡れた面が内側に折り畳まれることになる。
以下、図3に基づいてレインコート1に対する収納袋4の取付態様を説明する。図3(3)に示すように、本実施形態では、レインコート1の背面(背部)の内側にスナップボタン15を備え、収納袋4の内側の背面部にスナップボタン10を備え、それらを合わせ接続する。これにより、レインコート1は、その背部の内側が収納袋4の内側に対して着脱可能となっている。レインコート1の着脱態様はスナップボタンに限定されず、面ファスナーによって着脱されても構わない。また、レインコート1に係止部を設け、当該係止部に係止される被係止部を収納袋4に設けて着脱可能としても構わない。また、不図示であるが、ハイキングなど軽量を追求する場合は、スナップボタンを用いらずに一緒に縫い付けて、防水処理をすることも想定する。
基本となるスナップボタン仕様については、収納袋4の内側に4つのスナップボタン10を設け、レインコート1の内側に6つのスナップボタン15を設けることとしている。収納袋4に設けられたスナップボタン10は、横方向(水平方向)に2つ並べられ、且つ、縦方向(垂直方向)に2段並べられている。レインコート1に設けられたスナップボタン15は、横方向(水平方向)に2つ並べられ、縦方向(垂直方向)に3段並べられている。このように各スナップボタン10,15が配列されることにより、収納袋4に対するレインコート1の取付位置を調節することができる。また、収納袋4又はレインコート1の、どちらかに不具合が起きた時に、スナップボタン10・15から取り出すことで、不具合がある方のみを交換することができる。よって環境汚染の節減に役たつことができる。
また、収納袋4は接続部7と、を備えている。図3(4)に示すように、接続部7は収納袋4の底部45の外側に設けられており、リュックの肩ひもに収納袋4を固定するとき、接続部7を用いて、リュック上部にあるフックcに引掛けることで、肩ひもからの、ずり下がりを抑えることができる。
以下、図4に基づいて取付部3を説明する。取付部3は、収納袋4の側部から背面側中央に向かって延伸する帯状の1対のベルトと、各ベルトの先端部に取り付けられたバックルと、を備えている。1対のベルトは、図4(A)に示すように、バックル同士が結合されることで、収納袋4の背面側中央において留められることが可能となっている。例えば、(C)に示すように、取付部3は、バックル3Aが設けられ、リュックa1の両肩ひもb1を通して、リュクa1に取り付けられる。帯状体の両端部に設けられたバックル3Aが結合されることで、リュックa1の肩ひもb1に取り付けられる。
また収納袋4とバックル3Aと、を繋ぐベルト3Bは、図4(A)に示すように、アジャスター3Cを用いて、ベルト3Bの長さの調整が可能である。そのことにより、様々なリュックの形状や、背負う人の体格による肩幅の違いに対応できる。具体的には、帯状体であるベルト3Bには、折返し部が設けられており、折返しの長さを調節することで、ベルト3Bが伸縮可能となっている。また、ベルト3Bは、伸縮ゴムによって伸縮可能であっても構わない。
図4(B)に示すように、取付部の別の態様は、環状に形成可能な一対の帯状体であっても構わない。当該帯状体の各々は、その中央部分が収納袋4の背面側に取り付けられており、その両端部分に面ファスナーが設けられている。当該各帯状体は、斜め掛けバックa2を肩にかける場所によって、その面ファスナーを開閉することにより、どちらか片方が斜め掛けバッグa2に取り付けられる。例えば(D)に示すように、右肩に斜め掛けバックa2を掛ける場合は、帯状体32の面ファスナーが開閉されて、帯状体32のみが付けられる。不図示であるが、左肩に斜め掛けバックa2を掛ける場合には、帯状体31の面ファスナーが開閉されて、帯状体31のみが付けられる。
図5は本考案の一実施例のレインコート1の装着・脱着状況の図である。この図に示すように、リュックa1や斜め掛けバックa2などの肩ひもに収納袋4と一体型のレインコート1を付けることにより、リュックa1や斜め掛けバックa2などの荷物入れ(収容スペース)に影響が及ばない。
そして、図5の中央に示すように、リュックa1や斜め掛けバックa2などから取り外すことなく収納袋4からレインコート1を取り出して着用することができる。前記収納袋4についている面ファスナー5を面ファスナーかけ2から外し、前記収納袋4の線ファスナー6を開けた後、前記レインコート1を出す。
レインコート1は、重力で足元まで下りてくる。
広げられたレインコート1はリュックa1や斜め掛けバックa2などを背負ったまま、一緒に覆い被せて着ることが出来る。
リュックa1や斜め掛けバックa2のデザインにより、腰付近まで荷物位置が下がっている場合でも、肩ひもを通して雨具を自身の肩まで寄せてから、着用することができる。
図6は傘d1や飲料容器(水筒)d2を収納袋4に装着を可能とする図である。図6(E)に示すように、収納袋4の底部45には、傘d1と水筒d2のいずれかを保持する保持部として機能する一対の収縮紐46が設けられている収縮紐46の各々は、リング状に形成された紐体と、紐体のリング経を絞る絞りと、を備えている。このような収縮紐46の各々は、互いのリング状部分が対向するように並行に配置されている。図6(F)に示すように、傘d1又は飲料容器(水筒)d2を収縮紐46に通し、収縮紐46を縮めることで、傘d1又は飲料容器(水筒)d2を収納袋4に固定することができる。
図7はゴム紐c1やメッシュポケットc2を収納袋4に装着を可能とする図である。図7(G)に示すように、収納袋4の蓋部41に、ゴム紐c1やバンジーコードなどを装飾することができる。また図7(H)に示すように、収納袋4の蓋部41に、メッシュポケットc2を装飾することができる。このメッシュポケットc2は、例えばハンカチやミニタオルなどの小物入れとしても活用することができる。また、ゴム紐c1やメッシュポケットc2を装飾することで、収納袋4の蓋部41と底部45が明白になり、収納袋4をリュックa1や斜め掛けバックa2に装着する時の方向ミスが軽減する。
1 レインコート
2 面ファスナーかけ
3 取付部
4 収納袋
5 面ファスナー
6 線ファスナー
7 接続部
8 ズボン収容部
9 ズボン本体
10 スナップボタン
100 雨具
a1 リュックなど
a2 斜め掛けバックなど
b1 リュック用肩ひも
b2 斜め掛けバック用肩ひも
d1 傘
d2 飲料容器(水筒)
c1 ゴム紐
c2 メッシュポケット

Claims (2)

  1. レインコートと、
    前記レインコートを収納する収納袋と、
    を備え、
    前記収納袋は、
    リユックの肩ひもや斜め掛けバックの肩ひもに取り付けられる取付部と、
    飲料容器または傘を保持する保持部と、
    を有する雨具。
  2. レインコートと、
    前記レインコートを収納する収納袋と、
    を備え、
    前記収納袋は、
    リユックの肩ひもや斜め掛けバックの肩ひもに取り付けられる取付部と、
    前記リュックや斜め掛けバッグに対向する対向部に設けられ、雨具用のズボンを収容するズボン収容部と、
    を有する雨具。

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