JPH06153395A - 電力制御装置 - Google Patents

電力制御装置

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JPH06153395A
JPH06153395A JP29156292A JP29156292A JPH06153395A JP H06153395 A JPH06153395 A JP H06153395A JP 29156292 A JP29156292 A JP 29156292A JP 29156292 A JP29156292 A JP 29156292A JP H06153395 A JPH06153395 A JP H06153395A
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Masahiro Kayano
雅弘 茅野
Toshiharu Otsuka
俊治 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 商用電源から所定の電流容量のブレーカを経
て分岐された電力線に接続される主機器と副機器の電力
を制御する装置。主機器(60)には主機器及び副機器
の負荷の運転順位の優先度記憶部(3)と、負荷の運転
状態記憶部(4)と、負荷の運転順位の優先度を判断す
る運転機器判断部(2)と、接続負荷の運転制御部
(1)と、電力線(50)を介して副機器(70)との
信号授受部(8)とを有し、副機器(70)には、接続
負荷の運転許可の有無を判断する運転許可判断部(2
2)と、同接続負荷の運転制御部(21)と、電力線
(74)を介して主機器(60)との信号授受部(2
5)とを有する。 【効果】 複数の機器の負荷を運転順位の優先度を決め
て運転するので、ブレーカが動作しないように負荷配分
を判断して運転する手間がかからない。所定の電流容量
以上の電流が流れず、ブレーカが動作して停電すること
を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は商用電源から所定の電流
容量のブレーカを経て分岐された電力線に接続される主
機器と複数の副機器の電力を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭用商用電源は、電力会社との契
約により電流容量が定められているが、その電流容量
は、配線の容量の関係もあり、電力負荷であるエアコ
ン、電子レンジ、電気温水器、給湯機等の電気機器の全
てを同時に使用した場合の容量に設定してあることは稀
である。また、大容量の電気機器を新たに購入した場合
に、電流容量がオーバーすることがある。
【0003】従って、総負荷電力を考えずに同時に複数
の電気機器を運転すると契約電流以上の電流が流れブレ
ーカが動作して停電することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、一般家庭で
は人がブレーカが動作しないように負荷配分を判断して
運転したい機器以外の機器の内の例えば負荷電力の大き
い機器の運転を一時的に運転を停止させる等の手間がか
かっている。
【0005】また、新たに電気機器を取り付ける場合、
屋内配線の容量を増大させたり、契約電流等を増大させ
るための費用がかかっていた。
【0006】本発明が解決すべき課題は、人による負荷
配分の判断作業を不要にし、配線の容量増大、契約電流
等を増大させることなく既設のブレーカの所定電流容量
内で複数の電気機器の電力を制御できる装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、商用電源から
所定の電流容量のブレーカを経て分岐された電力線に接
続される主機器と副機器の電力を制御する装置であっ
て、前記主機器には主機器及び副機器の負荷の運転順位
の優先度を記憶する優先度記憶部と、前記負荷の運転状
態を記憶する運転状態記憶部と、前記負荷の運転順位の
優先度を判断する運転機器判断部と、接続負荷の運転を
制御する運転制御部と、前記電力線を介して副機器との
信号授受をするための信号授受部とを有し、前記副機器
には、接続負荷の運転許可の有無を判断する運転許可判
断部と、同接続負荷の運転を制御する運転制御部と、前
記電力線を介して主機器との信号授受をするための信号
授受部とを有することを特徴とする電力制御装置に係る
ものである。
【0008】さらに、前記優先度記憶部に運転順位を設
定するための設定部を有する電力制御装置に係るもので
ある。
【0009】
【作用】主機器、副機器の各負荷から運転要求があった
場合、主機器内の予め設定記憶した優先度記憶部の内容
と、各負荷の運転状態を記憶した運転状態記憶部の内容
を主機器の運転機器判断部で判断し、運転要求のあった
負荷に対して、それよりも優先度が上位の負荷が運転さ
れていなければ、運転“OK”の指令を出して、運転を
行う。その際、優先度が下位の負荷が運転されていれ
ば、その負荷に対して運転停止の指令を出し、運転を停
止させる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照しな
がら具体的に説明する。
【0011】まず、本発明に係る装置の概念図を図1に
示す。図中、30はACコンセントに差し込むプラグ、
40は電源側に後述の信号がノイズとして流出するのを
防止するブロッキングフィルター、50は電力線、60
は主機器、62はサービスコンセント、70は副機器、
72は副機器70のACコンセント、74は電力線であ
る。
【0012】本発明の装置の例として、主機器60を腰
掛け便器に付帯して使用する洗浄乾燥機能付き便座、副
機器70を電気温水器としたものを図2に示して説明す
る。洗浄乾燥機能付き便座の負荷としては、洗浄水加熱
ヒーター(800W)15、乾燥用温風ヒーター(50
0W)13、電気温水器の負荷としては加熱ヒーター
(500W)28がある。
【0013】本実施例では、主機器60は、運転制御部
1、運転機器判断部2、優先度記憶部3、運転状態記憶
部4、入力部5、出力部7、データ入力部6はマイコン
により構成している。運転制御部1、運転機器判断部2
はマイコンのCPUにより構成される。信号授受部8
は、信号を電力線50,74を介して搬送させるための
インターフェースである。
【0014】また、副機器70は、運転制御部21、運
転許可判断部22、入力部23、出力部24はマイコン
により構成している。運転制御部21、運転許可判断部
22はマイコンのCPUにより構成される。信号授受部
25は、信号を電力線搬送させるためのインターフェー
スである。
【0015】次に本実施例の動作について説明する。
【0016】操作キ−9により運転負荷の優先順位を入
力し、優先度記憶部3に記憶させる。本実施例では、優
先順位を洗浄水ヒータ15、乾燥ヒータ13、電
気温水器加熱ヒータ28とする。
【0017】(a)例えば主機器の乾燥ヒータ13を運
転したい場合 乾燥運転スイッチ10を押すと、運転機器判断部2で、
優先度記憶部3の内容と運転状態記憶部4の内容を判断
する。
【0018】・運転状態記憶部4に記憶されている乾燥
ヒータ13の優先度順位よりも上位の負荷(洗浄水ヒー
タ15)が運転状態の内容が“運転中”であれば、乾燥
ヒータ13は洗浄水ヒータ15が運転停止するまで運転
待機の状態となる。洗浄水ヒータ15が運転を停止する
と、乾燥ヒータ13は運転状態に入る。
【0019】・乾燥ヒータ13の優先度順位よりも下位
の負荷(加熱ヒータ28)が運転状態にあれば、加熱ヒ
ータ28運転停止の信号を信号授受部25、8を介し
て、電気温水器の運転許可判断部22に入力され、強制
的に運転停止状態にし、運転制御部1で乾燥ヒータ13
の運転制御を行い、制御信号を出力部7(インターフェ
ース)を介して乾燥ヒータ制御回路12に送り、乾燥ヒ
ータ13を運転制御して所定温度の温風を発生させる。
同時に、主機器の運転状態記憶部4には、電気温水器
“停止中”、乾燥ヒータ“運転中”が記憶される。洗浄
水ヒータも“停止中”が記憶されている。
【0020】(b)洗浄水ヒータ15を運転する場合 洗浄水ヒータ15の運転優先度順位が最上位であるの
で、下位の乾燥ヒータ13及び電気温水器加熱ヒータ2
8は強制的に運転停止状態にされて、運転状態になる。
【0021】運転制御については、乾燥ヒータと同様に
運転制御部1で洗浄水ヒータ15の運転制御を行い、制
御信号を出力部7(インターフェース)を介して洗浄水
ヒータ制御回路14に送り、洗浄水ヒータ15を制御し
て所定温度の温水を得る。
【0022】(c)電気温水器の加熱ヒータ28を運転
する場合 温水器運転スイッチ26を押すと、入力部23(インタ
ーフェース)、運転許可判断部22、信号授受部25を
介して、主機器の運転機器判断部2に信号が送られ、優
先度記憶部3の内容と運転状態記憶部4の内容を運転機
器判断部2で判断し、優先度上位の負荷である洗浄水ヒ
ータ一及び乾燥ヒータの両方が運転停止中であれば、運
転許可信号を電気温水器の運転許可判断部に送り、運転
制御部21で加熱ヒータの運転制御を行い、制御信号を
出力部24(インターフェース)を介して加熱ヒータ制
御回路27に送り、加熱ヒータ28を運転制御して所定
温度の温水を得る。
【0023】以上の処理のフローチャートを図3に示
す。
【0024】本実施例では、主機器に負荷の運転順位を
設定する設定部(データに入力部、操作キー)を備えて
いるが、必ずしも設定部を備えていなくてもよい。その
場合、優先度記憶部として、EEPROM・不揮発性メ
モリ等を使用し、予め運転順位を設定し、記憶させたも
のを主機器に取り付ける。
【0025】また、本実施例では主機器、副機器内の各
負荷のいずれかーつのみを運転するようにしたが、ブレ
ーカの所定電流容量内であれば主機器、副機器単位で優
先順位、例えば、主機器が副機器より優先するというこ
とを決めて運転するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば下
記の効果を奏する。
【0027】 複数の機器の負荷を運転順位の優先度
を決めて運転するので、ブレーカが動作しないように負
荷配分を判断して運転する手間がかからない。
【0028】 所定の電流容量以上の電流が流れず、
ブレーカが動作して停電することを防止できる。
【0029】 新たに負荷を増設する場合でも、配線
の容量増大、契約電流の増大をしなくても対応できる。
【0030】 また、複数の機器間の信号授受を電力
線を介して行うので専用の信号線が不要となり、配線の
ための費用がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る装置の例を示す概略図である。
【図2】 本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施例の処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 運転制御部、2 運転機器判断部、3 優先度記憶
部、4 運転状態記憶部、5 入力部、6 データ入力
部、7 出力部、8 信号授受部、9 操作キー、10
洗浄運転スイッチ、11 乾燥運転スイッチ、12
乾燥ヒーター制御回路、13 乾燥ヒーター、14 洗
浄水ヒーター制御回路、15 洗浄水ヒーター、21
運転制御部、22 運転許可判断部、23 入力部、2
4 出力部、25 信号授受部、26 温水器運転スイ
ッチ、27 加熱ヒーター制御回路、28 加熱ヒータ
ー、30 ACプラグ、40 ブロッキングフィルタ
ー、50 電力線、60 主機器、62 サービスコン
セント、70 副機器、72ACプラグ、74 電力線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源から所定の電流容量のブレーカ
    を経て分岐された電力線に接続される主機器と副機器の
    電力を制御する装置であって、 前記主機器には主機器及び副機器の負荷の運転順位の優
    先度を記憶する優先度記憶部と、前記負荷の運転状態を
    記憶する運転状態記憶部と、前記負荷の運転順位の優先
    度を判断する運転機器判断部と、接続負荷の運転を制御
    する運転制御部と、前記電力線を介して副機器との信号
    授受をするための信号授受部とを有し、 前記副機器には、接続負荷の運転許可の有無を判断する
    運転許可判断部と、同接続負荷の運転を制御する運転制
    御部と、前記電力線を介して主機器との信号授受をする
    ための信号授受部とを有することを特徴とする電力制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記優先度記憶部に運転順位を設定する
    ための設定部を有することを特徴とする請求項1記載の
    電力制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002013351A1 (fr) * 2000-08-04 2002-02-14 Hitachi, Ltd. Controleur pour dispositif electrique et systeme de commande de puissance de travail utilisant ce dernier
WO2002049181A1 (fr) * 2000-12-12 2002-06-20 Kabushiki Kaisha Yamatake Controleur d'etat

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