JPH06152231A - 簾状反射板付アンテナ - Google Patents
簾状反射板付アンテナInfo
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- JPH06152231A JPH06152231A JP29959292A JP29959292A JPH06152231A JP H06152231 A JPH06152231 A JP H06152231A JP 29959292 A JP29959292 A JP 29959292A JP 29959292 A JP29959292 A JP 29959292A JP H06152231 A JPH06152231 A JP H06152231A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 反射板とアンテナ素子の間隔が0.5λ程度
まで広くなっても正面方向の指向性が割れることなく、
広い周波数範囲に亘っての使用を可能とする。 【構成】 ダイポールアンテナ素子11の後方に0.2
5λ〜05λの間隔を保って簾状反射板12を配置す
る。アンテナ素子11は、直径が例えば0.001λに
設定され、バラン13及び接栓14を介して給電され
る。バラン13は、0.25λ〜05λの長さを有し、
その基部が取付具を介して簾状反射板12に取り付けら
れる。簾状反射板12は、複数の曲線状反射素子15が
所定の0.1λ〜0.2λの間隔を保って簾状に配列さ
れ、上下端部及び中間部が例えば合成樹脂製の4本の絶
縁支持部材16により支持される。更に、上記曲線状反
射素子15は、1波長の素子を12の素子に分割し、各
分割素子をそれぞれ異なる角度で折り曲げている。
まで広くなっても正面方向の指向性が割れることなく、
広い周波数範囲に亘っての使用を可能とする。 【構成】 ダイポールアンテナ素子11の後方に0.2
5λ〜05λの間隔を保って簾状反射板12を配置す
る。アンテナ素子11は、直径が例えば0.001λに
設定され、バラン13及び接栓14を介して給電され
る。バラン13は、0.25λ〜05λの長さを有し、
その基部が取付具を介して簾状反射板12に取り付けら
れる。簾状反射板12は、複数の曲線状反射素子15が
所定の0.1λ〜0.2λの間隔を保って簾状に配列さ
れ、上下端部及び中間部が例えば合成樹脂製の4本の絶
縁支持部材16により支持される。更に、上記曲線状反
射素子15は、1波長の素子を12の素子に分割し、各
分割素子をそれぞれ異なる角度で折り曲げている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VHF,UHF帯に用
いられる簾状反射板付アンテナに関する。
いられる簾状反射板付アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VHF,UHF帯における簾状反
射板付アンテナは、図8に示すように半波長ダイポール
アンテナ素子1の後方に励振波長λの1/4の間隔を保
って簾状反射板2を配置している。この簾状反射板2
は、例えばアルミニウムパイプにより形成した直線状反
射素子3を一定の間隔を保って簾状に配列したものであ
る。上記のようにアンテナ素子1と簾状反射板2との間
隔をλ/4(=0.25λ)とすることにより、電磁波
エネルギーを前方に効率良く集中的に放射させることが
できる。
射板付アンテナは、図8に示すように半波長ダイポール
アンテナ素子1の後方に励振波長λの1/4の間隔を保
って簾状反射板2を配置している。この簾状反射板2
は、例えばアルミニウムパイプにより形成した直線状反
射素子3を一定の間隔を保って簾状に配列したものであ
る。上記のようにアンテナ素子1と簾状反射板2との間
隔をλ/4(=0.25λ)とすることにより、電磁波
エネルギーを前方に効率良く集中的に放射させることが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の簾
状反射板2をもと用いた簾状反射板付アンテナは、使用
周波数範囲が狭いという問題があった。上記従来の簾状
反射板付アンテナの水平面指向特性H、垂直面指向特性
Vを図9〜図11に示す。なお、この場合、 設計周波数:300MHz アンテナ素子1の長さ :0.5λ 直線状反射素子3の長さ:1.0λ 直線状反射素子3の間隔:0.1λ 直線状反射素子3の数 :11本
状反射板2をもと用いた簾状反射板付アンテナは、使用
周波数範囲が狭いという問題があった。上記従来の簾状
反射板付アンテナの水平面指向特性H、垂直面指向特性
Vを図9〜図11に示す。なお、この場合、 設計周波数:300MHz アンテナ素子1の長さ :0.5λ 直線状反射素子3の長さ:1.0λ 直線状反射素子3の間隔:0.1λ 直線状反射素子3の数 :11本
【0004】とし、アンテナ素子1と簾状反射板2との
間隔dを0.25λとした時の特性を図9に、間隔dを
0.35λとした時の特性を図10に、そして、間隔d
を0.5λとした時の特性を図11に示している。
間隔dを0.25λとした時の特性を図9に、間隔dを
0.35λとした時の特性を図10に、そして、間隔d
を0.5λとした時の特性を図11に示している。
【0005】上記の特性図からも明らかなように従来の
簾状反射板付アンテナは、アンテナ素子1と簾状反射板
2との間隔dが0.25λの場合は、正面方向の単方向
性の指向特性となるが、間隔dが0.5λの場合は正面
方向で指向特性が割れてしまい、広い周波数範囲に亘っ
ての使用が不可能である。
簾状反射板付アンテナは、アンテナ素子1と簾状反射板
2との間隔dが0.25λの場合は、正面方向の単方向
性の指向特性となるが、間隔dが0.5λの場合は正面
方向で指向特性が割れてしまい、広い周波数範囲に亘っ
ての使用が不可能である。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、アンテナ素子と簾状反射板との間隔が0.5λの場
合でも正面方向の指向特性に割れを生ずることなく、広
い周波数範囲に亘っての使用が可能な簾状反射板付アン
テナを提供することを目的とする。
で、アンテナ素子と簾状反射板との間隔が0.5λの場
合でも正面方向の指向特性に割れを生ずることなく、広
い周波数範囲に亘っての使用が可能な簾状反射板付アン
テナを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る簾状反射板
付アンテナは、複数の曲線状反射素子が一定の間隔を保
って簾状に配列されてなる簾状反射板と、この簾状反射
板の前方に略0.25λ〜05λの間隔を保って配置さ
れる半波長ダイポールアンテナ素子とを具備したことを
特徴とする。また、本発明は、上記簾状反射板付アンテ
ナを複数面に配列したことを特徴とする。
付アンテナは、複数の曲線状反射素子が一定の間隔を保
って簾状に配列されてなる簾状反射板と、この簾状反射
板の前方に略0.25λ〜05λの間隔を保って配置さ
れる半波長ダイポールアンテナ素子とを具備したことを
特徴とする。また、本発明は、上記簾状反射板付アンテ
ナを複数面に配列したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記のように複数の曲線状反射素子を一定の間
隔を保って簾状に配置して簾状反射板を構成することに
より、反射板とアンテナ素子の間隔が0.5λ程度まで
広くなっても正面方向における指向特性の割れを防止で
き、使用周波数範囲に広くすることができる。
隔を保って簾状に配置して簾状反射板を構成することに
より、反射板とアンテナ素子の間隔が0.5λ程度まで
広くなっても正面方向における指向特性の割れを防止で
き、使用周波数範囲に広くすることができる。
【0009】また、上記簾状反射板を備えたアンテナを
複数面に配置することにより、その配置構成に応じて無
指向性あるいはその他の任意の指向特性とすることがで
きる。
複数面に配置することにより、その配置構成に応じて無
指向性あるいはその他の任意の指向特性とすることがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (第1実施例)
する。 (第1実施例)
【0011】図1は、本発明の一実施例に係る簾状反射
板付アンテナを示す斜視図である。同図において、11
は半波長ダイポールアンテナ素子で、このアンテナ素子
11の後方に所定の間隔d例えば0.25λ〜05λの
間隔を保って有限の簾状反射板12が配置される。上記
アンテナ素子11は、直径が例えば0.001λに設定
され、バラン(平衡・不平衡素子)13及び接栓14を
介して給電される。上記バラン13は、0.25λ〜0
5λの長さを有し、その基部が取付具を介して簾状反射
板12に取り付けられる。
板付アンテナを示す斜視図である。同図において、11
は半波長ダイポールアンテナ素子で、このアンテナ素子
11の後方に所定の間隔d例えば0.25λ〜05λの
間隔を保って有限の簾状反射板12が配置される。上記
アンテナ素子11は、直径が例えば0.001λに設定
され、バラン(平衡・不平衡素子)13及び接栓14を
介して給電される。上記バラン13は、0.25λ〜0
5λの長さを有し、その基部が取付具を介して簾状反射
板12に取り付けられる。
【0012】上記簾状反射板12は、直径が例えば0.
001λのアルミニウムパイプ等を曲線状に折り曲げて
形成した複数の曲線状反射素子15を所定の間隔例えば
0.1λ〜0.2λの間隔を保って簾状に配列してい
る。この場合、曲線状反射素子15は、上下端部及び中
間部が例えば合成樹脂製の4本の絶縁支持部材16によ
り支持される。
001λのアルミニウムパイプ等を曲線状に折り曲げて
形成した複数の曲線状反射素子15を所定の間隔例えば
0.1λ〜0.2λの間隔を保って簾状に配列してい
る。この場合、曲線状反射素子15は、上下端部及び中
間部が例えば合成樹脂製の4本の絶縁支持部材16によ
り支持される。
【0013】上記曲線状反射素子15は、図2に示すよ
うに構成される。曲線状反射素子15は、1波長の素子
を例えば12の素子に等分割し、各分割素子を図2に示
すようにα1 〜α6 の角度で折り曲げている。曲線状反
射素子15は、上下対称構造であるので、下半分の分割
素子15a〜15fについて説明する。各分割素子15
a〜15fは、λ/12の長さを有し、垂直線に対する
角度α1 〜α6 がそれぞれ次に示すように異なる角度に
設定される。 α1 =36.0° α2 =61.0° α3 =41.0° α4 =25.5° α5 =12.0° α6 = 2.0° 上記α1 〜α6 の角度は、正面方向の利得が最大となる
ように設定した角度である。
うに構成される。曲線状反射素子15は、1波長の素子
を例えば12の素子に等分割し、各分割素子を図2に示
すようにα1 〜α6 の角度で折り曲げている。曲線状反
射素子15は、上下対称構造であるので、下半分の分割
素子15a〜15fについて説明する。各分割素子15
a〜15fは、λ/12の長さを有し、垂直線に対する
角度α1 〜α6 がそれぞれ次に示すように異なる角度に
設定される。 α1 =36.0° α2 =61.0° α3 =41.0° α4 =25.5° α5 =12.0° α6 = 2.0° 上記α1 〜α6 の角度は、正面方向の利得が最大となる
ように設定した角度である。
【0014】図3は、1本の曲線状反射素子15に対し
て給電し、上記α1 〜α6 のうち、1箇所の角度を変化
させ、他の5箇所の角度を一定にした場合の利得の変化
を示したものである。例えば図3におけるα1 の特性
は、α2 〜α6 の角度を一定に保った状態で、角度α1
を変化させた場合の利得特性を示したもので、「36
°」の角度が最大の利得となっている。また、α2 の特
性は、α1 ,α3 〜α6 の角度を一定に保った状態で、
角度α2 を変化させた場合の利得特性を示したもので、
「61°」の角度が最大の利得となっている。以下、α
3 〜α6 の角度についても同様である。上記図3の利得
特性から明らかなようにα1 〜α6 の角度を上記の角度
に設定することにより、正面方向の利得が最大となるこ
とが判る。
て給電し、上記α1 〜α6 のうち、1箇所の角度を変化
させ、他の5箇所の角度を一定にした場合の利得の変化
を示したものである。例えば図3におけるα1 の特性
は、α2 〜α6 の角度を一定に保った状態で、角度α1
を変化させた場合の利得特性を示したもので、「36
°」の角度が最大の利得となっている。また、α2 の特
性は、α1 ,α3 〜α6 の角度を一定に保った状態で、
角度α2 を変化させた場合の利得特性を示したもので、
「61°」の角度が最大の利得となっている。以下、α
3 〜α6 の角度についても同様である。上記図3の利得
特性から明らかなようにα1 〜α6 の角度を上記の角度
に設定することにより、正面方向の利得が最大となるこ
とが判る。
【0015】以上は曲線状反射素子15を用いたアンテ
ナにおいて、設計周波数を300MHzとし、水平面、
垂直面指向特性が単方向となる形状についてモーメント
法により解析を行なった結果である。解析に当り、曲線
状反射素子15を完全に曲線状にすることが理想である
が、モーメント法により解析を行なうためには曲線のま
までは解析が困難であるので、上記したように曲線状反
射素子15を分割して直線近似として解析を行なった。
ナにおいて、設計周波数を300MHzとし、水平面、
垂直面指向特性が単方向となる形状についてモーメント
法により解析を行なった結果である。解析に当り、曲線
状反射素子15を完全に曲線状にすることが理想である
が、モーメント法により解析を行なうためには曲線のま
までは解析が困難であるので、上記したように曲線状反
射素子15を分割して直線近似として解析を行なった。
【0016】また、簾状反射板12を構成する曲線状反
射素子15を1本から11本まで2本ずつ増加させ、そ
の指向特性について理論計算を行なった所、水平面指向
特性については曲線状反射素子15の数が多くなる程、
後方への放射は少なくなるが、正面方向の指向特性につ
いては殆ど変化はない。また、簾状反射板12とアンテ
ナ素子11の間隔を変えても、正面方向の指向特性は単
方向性の特性が保たれている。
射素子15を1本から11本まで2本ずつ増加させ、そ
の指向特性について理論計算を行なった所、水平面指向
特性については曲線状反射素子15の数が多くなる程、
後方への放射は少なくなるが、正面方向の指向特性につ
いては殆ど変化はない。また、簾状反射板12とアンテ
ナ素子11の間隔を変えても、正面方向の指向特性は単
方向性の特性が保たれている。
【0017】更に、図1に示すように11本の曲線状反
射素子15により簾状反射板12を形成し、アンテナ素
子11との間隔dを0.25λ、0.35λ、0.5λ
に変化させた場合の水平面の指向特性H及び垂直面の指
向特性Vを解析した。図4〜図6は、その解析結果を示
したものである。この図4〜図6から明らかなように本
発明によるアンテナでは、アンテナ素子11と簾状反射
板12との間隔が0.25λ、0.35λの場合だけで
なく、0.5λの場合でも正面方向の指向特性が割れる
ことがなく、広い周波数範囲に亘っての使用が可能であ
る。また、上記図4〜図6に示した本発明によるアンテ
ナと、図9〜図11に示した従来の直線状反射素子3か
らなる簾状反射板2を用いたアンテナの特性と比較する
と、明白に曲線状反射素子15を用いたアンテナの方
が、水平面及び垂直面の両面において、優れた特性を有
するものであることが判る。
射素子15により簾状反射板12を形成し、アンテナ素
子11との間隔dを0.25λ、0.35λ、0.5λ
に変化させた場合の水平面の指向特性H及び垂直面の指
向特性Vを解析した。図4〜図6は、その解析結果を示
したものである。この図4〜図6から明らかなように本
発明によるアンテナでは、アンテナ素子11と簾状反射
板12との間隔が0.25λ、0.35λの場合だけで
なく、0.5λの場合でも正面方向の指向特性が割れる
ことがなく、広い周波数範囲に亘っての使用が可能であ
る。また、上記図4〜図6に示した本発明によるアンテ
ナと、図9〜図11に示した従来の直線状反射素子3か
らなる簾状反射板2を用いたアンテナの特性と比較する
と、明白に曲線状反射素子15を用いたアンテナの方
が、水平面及び垂直面の両面において、優れた特性を有
するものであることが判る。
【0018】次表1は、本発明によるアンテナと従来の
アンテナについて、反射素子の本数、簾状反射板とアン
テナ素子との間隔d等を変えた場合のインピーダンスZ
in、利得Ghを比較して示したものである。
アンテナについて、反射素子の本数、簾状反射板とアン
テナ素子との間隔d等を変えた場合のインピーダンスZ
in、利得Ghを比較して示したものである。
【0019】
【表1】
【0020】なお、上記実施例では、モーメント法によ
り解析を行なうために曲線状反射素子15を複数に分割
して直線近似としたが、円滑な曲線状に形成しても良い
ことは勿論である。
り解析を行なうために曲線状反射素子15を複数に分割
して直線近似としたが、円滑な曲線状に形成しても良い
ことは勿論である。
【0021】また、上記実施例では、アンテナ素子11
を1素子用いた場合について示したが、複数のアンテナ
素子11を所定の間隔で配置して利得を向上するように
しても良い。 (第2実施例)次に本発明の第2実施例について図7を
参照して説明する。
を1素子用いた場合について示したが、複数のアンテナ
素子11を所定の間隔で配置して利得を向上するように
しても良い。 (第2実施例)次に本発明の第2実施例について図7を
参照して説明する。
【0022】この実施例は、上記第1実施例におけるア
ンテナを図7(a),(b)に示すように箱状に4面配
置して、無指向性特性としたものである。即ち、複数の
曲線状反射素子15からなる簾状反射板12a〜12d
を背面が相対向するように箱状に4面配置し、前面側に
アンテナ素子11a〜11dを位置させて無指向性特性
が得られるように構成したもので、送信用アンテナ等と
して用いられる。このように無指向性アンテナとして構
成した場合においても、第1実施例と同様に広い周波数
範囲に亘って使用することができる。
ンテナを図7(a),(b)に示すように箱状に4面配
置して、無指向性特性としたものである。即ち、複数の
曲線状反射素子15からなる簾状反射板12a〜12d
を背面が相対向するように箱状に4面配置し、前面側に
アンテナ素子11a〜11dを位置させて無指向性特性
が得られるように構成したもので、送信用アンテナ等と
して用いられる。このように無指向性アンテナとして構
成した場合においても、第1実施例と同様に広い周波数
範囲に亘って使用することができる。
【0023】また、その他、アンテナの配置状態を変化
させることによって任意の指向特性とすることができ
る。例えばある方向に対して電波を放射したくない場合
は、その方向にはアンテナを設置せず、他の3面にアン
テナを配置することによって、その目的を達成すること
ができる。
させることによって任意の指向特性とすることができ
る。例えばある方向に対して電波を放射したくない場合
は、その方向にはアンテナを設置せず、他の3面にアン
テナを配置することによって、その目的を達成すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、簾
状反射板付アンテナにおいて、複数の曲線状反射素子を
一定の間隔を保って簾状に配置して簾状反射板を構成し
ているので、簾状反射板とアンテナ素子の間隔が0.2
5λの場合は勿論、0.5λ程度まで広くなっても正面
方向の指向特性が割れることがなく、広い周波数範囲に
亘っての使用が可能である。
状反射板付アンテナにおいて、複数の曲線状反射素子を
一定の間隔を保って簾状に配置して簾状反射板を構成し
ているので、簾状反射板とアンテナ素子の間隔が0.2
5λの場合は勿論、0.5λ程度まで広くなっても正面
方向の指向特性が割れることがなく、広い周波数範囲に
亘っての使用が可能である。
【0025】また、本発明は、上記曲線状反射素子によ
り構成された簾状反射板を備えたアンテナを複数面に配
置するようにしたので、無指向性等の任意の指向特性が
得られると共に、送信用アンテナとしても広い周波数範
囲が得られる。
り構成された簾状反射板を備えたアンテナを複数面に配
置するようにしたので、無指向性等の任意の指向特性が
得られると共に、送信用アンテナとしても広い周波数範
囲が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る簾状反射板付アンテ
ナの構成を示す斜視図。
ナの構成を示す斜視図。
【図2】図1における曲線状反射素子の詳細を示す図。
【図3】曲線状反射素子の形状を変えた場合の利得の変
化を示す図。
化を示す図。
【図4】本発明による簾状反射板付アンテナの指向特性
を示す図。
を示す図。
【図5】本発明による簾状反射板付アンテナの指向特性
を示す図。
を示す図。
【図6】本発明による簾状反射板付アンテナの指向特性
を示す図。
を示す図。
【図7】(a)は本発明の第2実施例におけるアンテナ
配置例を示す斜視図、(b)は同平面図。
配置例を示す斜視図、(b)は同平面図。
【図8】従来の簾状反射板付アンテナの構成を示す斜視
図。
図。
【図9】従来の簾状反射板付アンテナの指向特性を示す
図。
図。
【図10】従来の簾状反射板付アンテナの指向特性を示
す図。
す図。
【図11】従来の簾状反射板付アンテナの指向特性を示
す図。
す図。
11,11a〜11d アンテナ素子 12,12a〜12d 簾状反射板 13 バラン 14 接栓 15 曲線状反射素子 15a〜15f 分割素子 16 絶縁支持部材
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の曲線状反射素子が一定の間隔を保
って簾状に配列されてなる簾状反射板と、この簾状反射
板の前方に略0.25λ〜05λの間隔を保って配置さ
れる半波長ダイポールアンテナ素子とを具備したことを
特徴とする簾状反射板付アンテナ。 - 【請求項2】 請求項1記載の簾状反射板付アンテナを
複数面に配列したことを特徴とする簾状反射板付アンテ
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4299592A JPH0795654B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 簾状反射板付アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4299592A JPH0795654B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 簾状反射板付アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152231A true JPH06152231A (ja) | 1994-05-31 |
JPH0795654B2 JPH0795654B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=17874635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4299592A Expired - Fee Related JPH0795654B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 簾状反射板付アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0795654B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020079357A (ko) * | 2001-04-13 | 2002-10-19 | 삼성전자 주식회사 | 다이폴 안테나 |
JP2011082810A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | N H K Itec:Kk | 天井用アンテナ装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4412417Y1 (ja) * | 1965-12-28 | 1969-05-23 | ||
JPS53132338A (en) * | 1977-04-20 | 1978-11-18 | Grace Archie R | Micro film unit for photo copying machine |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP4299592A patent/JPH0795654B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4412417Y1 (ja) * | 1965-12-28 | 1969-05-23 | ||
JPS53132338A (en) * | 1977-04-20 | 1978-11-18 | Grace Archie R | Micro film unit for photo copying machine |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020079357A (ko) * | 2001-04-13 | 2002-10-19 | 삼성전자 주식회사 | 다이폴 안테나 |
JP2011082810A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | N H K Itec:Kk | 天井用アンテナ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0795654B2 (ja) | 1995-10-11 |
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