JPH0615208A - ダム形式の塗料等の多層塗工装置 - Google Patents
ダム形式の塗料等の多層塗工装置Info
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- JPH0615208A JPH0615208A JP20059292A JP20059292A JPH0615208A JP H0615208 A JPH0615208 A JP H0615208A JP 20059292 A JP20059292 A JP 20059292A JP 20059292 A JP20059292 A JP 20059292A JP H0615208 A JPH0615208 A JP H0615208A
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- dam
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ダムを設ける形式の塗工装置を利用し、1つの
ダム形式の塗工装置を使用して支持体上に多層に塗料等
を塗布する。 【構成】ダム内をコーティングナイフを下端に設けた分
割壁で複数に分割し、該分割されたそれぞれのダム内に
別々の塗料等を貯溜し、支持体を該それぞれのダムない
に貯溜された塗料等に浸漬して連続的に搬送し、支持体
上に塗料等を多層に塗布する。
ダム形式の塗工装置を使用して支持体上に多層に塗料等
を塗布する。 【構成】ダム内をコーティングナイフを下端に設けた分
割壁で複数に分割し、該分割されたそれぞれのダム内に
別々の塗料等を貯溜し、支持体を該それぞれのダムない
に貯溜された塗料等に浸漬して連続的に搬送し、支持体
上に塗料等を多層に塗布する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続して搬送されるプ
ラスチックフイルム、紙、金属箔等の可撓性支持体(以
下、単に支持体という)上に接着剤、粘着剤、塗料等
(以下、塗料等という)を塗布する塗工装置に関し、更
に詳しくは1つの塗工装置で支持体上に塗料等を多層に
塗布する多層塗工装置に関する。
ラスチックフイルム、紙、金属箔等の可撓性支持体(以
下、単に支持体という)上に接着剤、粘着剤、塗料等
(以下、塗料等という)を塗布する塗工装置に関し、更
に詳しくは1つの塗工装置で支持体上に塗料等を多層に
塗布する多層塗工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続して搬送される支持体上に塗料等を
多層に塗布する塗工装置には種々の形式のものがある
が、1層毎に別々の塗工装置を通して塗料等を多層に塗
布するのが一般的である。
多層に塗布する塗工装置には種々の形式のものがある
が、1層毎に別々の塗工装置を通して塗料等を多層に塗
布するのが一般的である。
【0003】前記1層毎に別々の塗工装置を通して多層
に塗布する方式は、装置全体が大型化する上、コスト、
時間、手間がかかるので、1つの塗工装置で多層に塗料
等を塗布する塗工装置も提案されている。図5を参照し
て、支持体1を巻回して回転する1個の回転ロール2の
上に粘着性の高い塗料等3、4を載せ、これをドクター
ブレード5、6で支持体1上に順次多層に塗布する。
に塗布する方式は、装置全体が大型化する上、コスト、
時間、手間がかかるので、1つの塗工装置で多層に塗料
等を塗布する塗工装置も提案されている。図5を参照し
て、支持体1を巻回して回転する1個の回転ロール2の
上に粘着性の高い塗料等3、4を載せ、これをドクター
ブレード5、6で支持体1上に順次多層に塗布する。
【0004】一方、連続して搬送される支持体上に塗料
等を塗布する塗工装置の中に、塗料等が貯溜されるダム
を固定部材及び該固定部材と対向設置された回転ロール
の上部(あるいは側部)に設け、該ダム中の塗料等を支
持体上に塗布する形式のものが知られている。
等を塗布する塗工装置の中に、塗料等が貯溜されるダム
を固定部材及び該固定部材と対向設置された回転ロール
の上部(あるいは側部)に設け、該ダム中の塗料等を支
持体上に塗布する形式のものが知られている。
【0005】以下に、図6を参照して、従来公知のダム
形式の塗工装置の一例について説明する。固定部材11
に対向して回転ロール12を設け、該固定部材11と回
転ロール12との接触部分13を底とするダム14を区
画体15によって形成する。ダム14には塗料等が供給
され、貯溜されている。回転ロール12にはバックアッ
プロール16が対向設置され、支持体17は回転ロール
12とバックアップロール16との間の間隔を通して連
続的に搬送されている。支持体17にはダム14内の塗
料等が回転ロール12を介して転写される。
形式の塗工装置の一例について説明する。固定部材11
に対向して回転ロール12を設け、該固定部材11と回
転ロール12との接触部分13を底とするダム14を区
画体15によって形成する。ダム14には塗料等が供給
され、貯溜されている。回転ロール12にはバックアッ
プロール16が対向設置され、支持体17は回転ロール
12とバックアップロール16との間の間隔を通して連
続的に搬送されている。支持体17にはダム14内の塗
料等が回転ロール12を介して転写される。
【0006】図6に示すダム形式の塗工装置は回転ロー
ル12、バックアップロール16の2つのロールを必要
とする構造となっており、このため、それぞれのロール
の回転速度を調整することに手間取ること、それぞれの
ロールの交換、洗浄作業に手間取ること、塗工装置が大
型化、高コスト化すること、等々の問題点があるので、
本出願人は図7に示すような支持体をダム内の塗料等に
直接浸漬して搬送するダム形式の塗料等の塗工装置を提
案した。(特願平4ー125479号)
ル12、バックアップロール16の2つのロールを必要
とする構造となっており、このため、それぞれのロール
の回転速度を調整することに手間取ること、それぞれの
ロールの交換、洗浄作業に手間取ること、塗工装置が大
型化、高コスト化すること、等々の問題点があるので、
本出願人は図7に示すような支持体をダム内の塗料等に
直接浸漬して搬送するダム形式の塗料等の塗工装置を提
案した。(特願平4ー125479号)
【0007】図7を参照して、固定部材21に対向して
回転するロールからなるバックアップロール22を設
け、該固定部材21とバックアップロール22との接触
部分23を底とするダム24を区画体25によって形成
する。ダム24には塗料等が供給され、貯溜されてい
る。バックアップロール22には支持体26が巻回され
ており、該支持体26はダム24内の塗料等に直接浸漬
されて搬送されている。ダム24内に貯溜された塗料等
は支持体26が固定部材21及びバックアップロール2
2の間隔を通過する際に支持体26に転写され、該支持
体26は図示しない乾燥装置に導入されて乾燥される。
回転するロールからなるバックアップロール22を設
け、該固定部材21とバックアップロール22との接触
部分23を底とするダム24を区画体25によって形成
する。ダム24には塗料等が供給され、貯溜されてい
る。バックアップロール22には支持体26が巻回され
ており、該支持体26はダム24内の塗料等に直接浸漬
されて搬送されている。ダム24内に貯溜された塗料等
は支持体26が固定部材21及びバックアップロール2
2の間隔を通過する際に支持体26に転写され、該支持
体26は図示しない乾燥装置に導入されて乾燥される。
【0008】
【発明が解決しようと課題】上記図5に示すような、従
来公知の多層塗工装置によると、以下のような技術的課
題があった。図5に示すように、塗料等3、4が支持体
1の上にそのまま載せられた状態となっており、使用さ
れる塗料等が粘着性の高いものである場合には支障が生
じないが、使用される塗料等が比較的に低粘性の場合に
は流動が生じて塗布する場合に困難が生じてしまう。
又、ドクターブレード5、6は正確に支持体1との間隔
を保持して設置されなければならないが、公知の多層塗
工装置ではドクターブレード5、6を正確に位置決めし
て設置することが容易ではない。
来公知の多層塗工装置によると、以下のような技術的課
題があった。図5に示すように、塗料等3、4が支持体
1の上にそのまま載せられた状態となっており、使用さ
れる塗料等が粘着性の高いものである場合には支障が生
じないが、使用される塗料等が比較的に低粘性の場合に
は流動が生じて塗布する場合に困難が生じてしまう。
又、ドクターブレード5、6は正確に支持体1との間隔
を保持して設置されなければならないが、公知の多層塗
工装置ではドクターブレード5、6を正確に位置決めし
て設置することが容易ではない。
【0009】一方、ダム形式の塗料等の塗工装置で多層
に塗料等を塗布するには、連続して搬送される支持体を
それぞれ別の塗料等を貯溜したダム形式の塗工装置に通
して多工程で行っているのが現状であり、1つの塗工装
置で多層塗布するものはなかった。
に塗料等を塗布するには、連続して搬送される支持体を
それぞれ別の塗料等を貯溜したダム形式の塗工装置に通
して多工程で行っているのが現状であり、1つの塗工装
置で多層塗布するものはなかった。
【0010】そこで、本発明の目的は、既提案の図7に
示すダム形式の塗料等の塗工装置に着目し、これを改良
することによって比較的粘性の高い塗料等の上に比較的
粘性の低い塗料等を塗布し、もって1つの塗工装置で多
層に塗料等を塗布することを可能としたダム形式の塗料
等の多層塗工装置を提供するにあり、更には該塗料等の
多層塗工装置に使用されるコーティングナイフの取付
け、取外しを簡単に行えるようにした点にある。
示すダム形式の塗料等の塗工装置に着目し、これを改良
することによって比較的粘性の高い塗料等の上に比較的
粘性の低い塗料等を塗布し、もって1つの塗工装置で多
層に塗料等を塗布することを可能としたダム形式の塗料
等の多層塗工装置を提供するにあり、更には該塗料等の
多層塗工装置に使用されるコーティングナイフの取付
け、取外しを簡単に行えるようにした点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の塗料等の塗工装置は、以下のような構成と
なっている。
め、本発明の塗料等の塗工装置は、以下のような構成と
なっている。
【0012】即ち、固定部材と、該固定部材に間隔をも
って対向設置されたバックアップロールと、前記固定部
材とバックアップロールの上部あるいは側部に設けら
れ、塗料等の貯溜されるダムを形成する区画体と、前記
バックアップロールに巻回され、前記ダム内の塗料等に
浸漬され、前記固定部材とバックアップロールとの間の
間隔を通って連続的に搬送される支持体と、からなるダ
ム形式の塗料等の塗工装置において、前記バックアップ
ロールに巻回された支持体との間に間隔をもって設けら
れ、バックアップロールの上側のダム部分を複数のダム
に区画し、下端にコーティングナイフが設けられた1枚
以上の分割壁と、該複数のダムに貯溜された塗料等と、
からなり、支持体に多層に塗料等を塗布してなることを
特徴とするダム形式の塗料等の多層塗工装置。
って対向設置されたバックアップロールと、前記固定部
材とバックアップロールの上部あるいは側部に設けら
れ、塗料等の貯溜されるダムを形成する区画体と、前記
バックアップロールに巻回され、前記ダム内の塗料等に
浸漬され、前記固定部材とバックアップロールとの間の
間隔を通って連続的に搬送される支持体と、からなるダ
ム形式の塗料等の塗工装置において、前記バックアップ
ロールに巻回された支持体との間に間隔をもって設けら
れ、バックアップロールの上側のダム部分を複数のダム
に区画し、下端にコーティングナイフが設けられた1枚
以上の分割壁と、該複数のダムに貯溜された塗料等と、
からなり、支持体に多層に塗料等を塗布してなることを
特徴とするダム形式の塗料等の多層塗工装置。
【0013】又、本発明の塗料等の塗工装置は、以下の
ような構成となっている。即ち、区画体が支持体の幅方
向に延びる前後壁と支持体の端部の側壁とからなる方形
となっており、分割壁が区画体の側壁に形成された案内
部に着脱自在に挿入して設置されてなることを特徴とす
るダム形式の塗料等の多層塗工装置。
ような構成となっている。即ち、区画体が支持体の幅方
向に延びる前後壁と支持体の端部の側壁とからなる方形
となっており、分割壁が区画体の側壁に形成された案内
部に着脱自在に挿入して設置されてなることを特徴とす
るダム形式の塗料等の多層塗工装置。
【0014】尚、本発明において、支持体とは塗工紙、
塗工フイルム、金属箔のような可撓性を有する支持体、
又は連続搬送される可撓性のシート状ストリップあるい
はウエブ等を総称するものである。
塗工フイルム、金属箔のような可撓性を有する支持体、
又は連続搬送される可撓性のシート状ストリップあるい
はウエブ等を総称するものである。
【0015】
【作用】本発明においては、分割壁によって区画された
上側のダム内に貯溜された比較的高粘性の塗料等を支持
体上に塗布した後、その上に下側のダム内に貯溜された
比較的低粘性の塗料等を塗布するものとなり、1つのダ
ム形式の塗料等の塗工装置を用いて多層に塗布すること
ができるものとなる。又、分割壁の下側に設けられたコ
ーティングナイフを支持体との間に所定の間隔をもって
取り付ける場合、ダムの側壁に設けられた案内溝に挿通
するだけで取付けが可能となるので、その作業が簡単で
ある上、位置決めも容易に行うことができる。又、分割
壁の取付け、取外しも容易となる。
上側のダム内に貯溜された比較的高粘性の塗料等を支持
体上に塗布した後、その上に下側のダム内に貯溜された
比較的低粘性の塗料等を塗布するものとなり、1つのダ
ム形式の塗料等の塗工装置を用いて多層に塗布すること
ができるものとなる。又、分割壁の下側に設けられたコ
ーティングナイフを支持体との間に所定の間隔をもって
取り付ける場合、ダムの側壁に設けられた案内溝に挿通
するだけで取付けが可能となるので、その作業が簡単で
ある上、位置決めも容易に行うことができる。又、分割
壁の取付け、取外しも容易となる。
【0016】
【実施例】以下、図によって本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す塗工装置の概要を示
す断面図、図2は図1の塗工装置の概要を示す斜視図で
ある。
る。図1は本発明の一実施例を示す塗工装置の概要を示
す断面図、図2は図1の塗工装置の概要を示す斜視図で
ある。
【0017】ロールからなる固定部材31に対向して回
転するロールからなるバックアップロール32を設け、
該固定部材31とバックアップロール32との接触部分
33を底とするダム34を区画体35によって形成す
る。ダム34は後述のように複数のダム341、342に
区画されており、下方のダム341には塗料等36が供
給され、貯溜されている。この塗料等36は比較的低粘
性の塗料等となっている。バックアップロール32には
支持体37が巻回されており、該支持体37はダム34
内の塗料等36(及び後述する塗料等40)に浸漬され
て搬送されている。
転するロールからなるバックアップロール32を設け、
該固定部材31とバックアップロール32との接触部分
33を底とするダム34を区画体35によって形成す
る。ダム34は後述のように複数のダム341、342に
区画されており、下方のダム341には塗料等36が供
給され、貯溜されている。この塗料等36は比較的低粘
性の塗料等となっている。バックアップロール32には
支持体37が巻回されており、該支持体37はダム34
内の塗料等36(及び後述する塗料等40)に浸漬され
て搬送されている。
【0018】以上までの構成は、本出願人が既に提案し
ている支持体を直接ダム内の塗料等に浸漬するタイプの
ダム形式の塗料等の塗工装置と同一構造であるが、本発
明では以下のような構成を付加して支持体に多層に塗料
等を塗布するものである。即ち、本発明では、ダム34
内に分割壁38を設け、これによってバックアップロー
ル32の上側のダム34部分を複数のダム341、342
に区画する。分割壁38はその下端にコーティングナイ
フ39が設けられており、該コーティングナイフ39は
バックアップロール32に巻回された支持体37との間
に間隔(H1)をもって設けられている。この間隔(H
1)は支持体37上に塗布される塗料等40の層の厚み
を決定するものである。区画体35は支持体37の搬送
方向の前後に設けられた前後壁351と、支持体37の
幅方向の両端に設けられた側壁352とからなる方形と
なっており、分割壁38は区画体35の側壁352に形
成された案内溝41に嵌合して着脱自在に挿通されてい
る。尚、コーティングナイフ自体を大きくして分割壁と
一体化した構造とするものも本発明には含まれるもので
ある。又、後述のように、分割壁は1枚に限定されるも
のではなく、1枚以上であれば適宜の枚数だけ設置する
ことが可能である。前述のように、比較的低粘性の塗料
等36が下側のダム341に貯溜され、上側のダム342
には比較的高粘性の塗料等40が貯溜されている。
ている支持体を直接ダム内の塗料等に浸漬するタイプの
ダム形式の塗料等の塗工装置と同一構造であるが、本発
明では以下のような構成を付加して支持体に多層に塗料
等を塗布するものである。即ち、本発明では、ダム34
内に分割壁38を設け、これによってバックアップロー
ル32の上側のダム34部分を複数のダム341、342
に区画する。分割壁38はその下端にコーティングナイ
フ39が設けられており、該コーティングナイフ39は
バックアップロール32に巻回された支持体37との間
に間隔(H1)をもって設けられている。この間隔(H
1)は支持体37上に塗布される塗料等40の層の厚み
を決定するものである。区画体35は支持体37の搬送
方向の前後に設けられた前後壁351と、支持体37の
幅方向の両端に設けられた側壁352とからなる方形と
なっており、分割壁38は区画体35の側壁352に形
成された案内溝41に嵌合して着脱自在に挿通されてい
る。尚、コーティングナイフ自体を大きくして分割壁と
一体化した構造とするものも本発明には含まれるもので
ある。又、後述のように、分割壁は1枚に限定されるも
のではなく、1枚以上であれば適宜の枚数だけ設置する
ことが可能である。前述のように、比較的低粘性の塗料
等36が下側のダム341に貯溜され、上側のダム342
には比較的高粘性の塗料等40が貯溜されている。
【0019】以上のように構成された本発明の多層塗工
装置の作用を説明する。バックアップロール32に巻回
された支持体37はダム342内の塗料等40の中に浸
漬され、コーティングナイフ39によって間隔(H1)
だけの厚みの塗料等40が塗布され、下側の塗布層42
が形成される。下側の塗布層42が形成された支持体3
7はコーティングナイフ39の先端を通過して次にダム
341内の塗料等36に浸漬される。支持体37はこの
ダム341内の固定部材31と下側の塗布層42の間の
間隔(H2)を通過するときに下側の塗布層42の上に
上側の塗布層43が形成され、下側の塗布層42と上側
の塗布層43とが塗布された2層塗工の支持体37がバ
ックアップロール32に案内されて出ていくものであ
る。ここで、上側の塗布層43の厚みは固定部材31と
下側の塗布層42の間の間隔(H2)によって定められ
る。
装置の作用を説明する。バックアップロール32に巻回
された支持体37はダム342内の塗料等40の中に浸
漬され、コーティングナイフ39によって間隔(H1)
だけの厚みの塗料等40が塗布され、下側の塗布層42
が形成される。下側の塗布層42が形成された支持体3
7はコーティングナイフ39の先端を通過して次にダム
341内の塗料等36に浸漬される。支持体37はこの
ダム341内の固定部材31と下側の塗布層42の間の
間隔(H2)を通過するときに下側の塗布層42の上に
上側の塗布層43が形成され、下側の塗布層42と上側
の塗布層43とが塗布された2層塗工の支持体37がバ
ックアップロール32に案内されて出ていくものであ
る。ここで、上側の塗布層43の厚みは固定部材31と
下側の塗布層42の間の間隔(H2)によって定められ
る。
【0020】又、固定部材31を形成するロールの径と
バックアップロール32の径を同じくする方が支持体3
7の搬送安定性及び作業性の面で好ましい。しかしなが
ら、本発明はこのように径を同一とすることに限定され
るものではない。又、固定部材31とバックアップロー
ル32の材質は特に限定されるるものではないが、両者
共に金属性とすることが一層望ましい。
バックアップロール32の径を同じくする方が支持体3
7の搬送安定性及び作業性の面で好ましい。しかしなが
ら、本発明はこのように径を同一とすることに限定され
るものではない。又、固定部材31とバックアップロー
ル32の材質は特に限定されるるものではないが、両者
共に金属性とすることが一層望ましい。
【0021】又、コーティングナイフ39の材質は、ス
テンレス製あるいは金属にクロムメッキを施したものが
好ましいが、本発明はこのような材料とすることに限定
されるものではない。更に、コーティングナイフ39の
板厚は刃先研磨性、刃先寸法の安定性、塗布面形成の面
から2mmないし4mm程度にすることが好ましいが、
本発明はこのような寸法に限定されるものではない。
又、コーティングナイフ39の刃先は0.5mm幅程度
とするのが好ましいが、この数値に限定されるものでは
ない。更に又、コーティングナイフ39の刃先形状は塗
料等の性質(粘性、顔料の添加比率等)から、円弧ナイ
フ、ホックナイフ、堰板ナイフ等の適宜のナイフ形状か
ら選定されるが、これらの形状に限定されるものではな
い。
テンレス製あるいは金属にクロムメッキを施したものが
好ましいが、本発明はこのような材料とすることに限定
されるものではない。更に、コーティングナイフ39の
板厚は刃先研磨性、刃先寸法の安定性、塗布面形成の面
から2mmないし4mm程度にすることが好ましいが、
本発明はこのような寸法に限定されるものではない。
又、コーティングナイフ39の刃先は0.5mm幅程度
とするのが好ましいが、この数値に限定されるものでは
ない。更に又、コーティングナイフ39の刃先形状は塗
料等の性質(粘性、顔料の添加比率等)から、円弧ナイ
フ、ホックナイフ、堰板ナイフ等の適宜のナイフ形状か
ら選定されるが、これらの形状に限定されるものではな
い。
【0022】又、分割壁38の取付けはバックアップロ
ール32に対して法線方向とするのが望ましく、かつ分
割壁38の垂直線に対する傾斜角度、即ち案内溝41の
切り溝角度(図のθ)は、30度ないし60度程度が好
ましい。
ール32に対して法線方向とするのが望ましく、かつ分
割壁38の垂直線に対する傾斜角度、即ち案内溝41の
切り溝角度(図のθ)は、30度ないし60度程度が好
ましい。
【0023】又、分割壁38(コーティングナイフ39
を含めて)の側壁352への取付けは、図の実施例のよ
うに側壁352に形成された案内溝41に案内される構
造に限定されるものではなく、側壁352に案内溝を突
出して設置する構造、側壁352に案内部を部分的に突
出して設置する構造等、分割壁38を着脱自在に嵌合さ
せる種々の案内部構造とすることができる。
を含めて)の側壁352への取付けは、図の実施例のよ
うに側壁352に形成された案内溝41に案内される構
造に限定されるものではなく、側壁352に案内溝を突
出して設置する構造、側壁352に案内部を部分的に突
出して設置する構造等、分割壁38を着脱自在に嵌合さ
せる種々の案内部構造とすることができる。
【0024】更に、バックアップロールを逆方向に回転
させ、支持体の搬送方向を逆方向にすることもできる。
この場合には、比較的低粘性の塗料等の上に比較的高粘
性の塗料等を塗布することができるものとなる。
させ、支持体の搬送方向を逆方向にすることもできる。
この場合には、比較的低粘性の塗料等の上に比較的高粘
性の塗料等を塗布することができるものとなる。
【0025】区画体35の材料は特に限定されるもので
はないが、フッ素樹脂製とすることが支持体37の走行
安定性の面から一層望ましいものとなる。
はないが、フッ素樹脂製とすることが支持体37の走行
安定性の面から一層望ましいものとなる。
【0026】以上に説明したダム形式の塗料等の塗工装
置は本発明の一実施例であって、本発明は上記実施例の
ダム形式の塗料等の塗工装置に限定されるものではな
い。図3に示す構造は、本発明の他の実施例を示す塗料
等の塗工装置の概略断面図であり、この実施例では分割
壁が2枚の分割壁381、382となっており、塗料等は
下側から順次比較的低粘性の塗料等441、比較的粘性
の高い塗料等442、比較的粘性の高い塗料等443、と
なっているものである。他の構造は図1及び図2に示す
塗工装置と同様であるから説明を省略する。この実施例
によると、1つの塗工装置で3層の塗料等を塗布できる
ものとなるが、その他分割壁の枚数如何によっては任意
の数の多層塗布が可能となる。
置は本発明の一実施例であって、本発明は上記実施例の
ダム形式の塗料等の塗工装置に限定されるものではな
い。図3に示す構造は、本発明の他の実施例を示す塗料
等の塗工装置の概略断面図であり、この実施例では分割
壁が2枚の分割壁381、382となっており、塗料等は
下側から順次比較的低粘性の塗料等441、比較的粘性
の高い塗料等442、比較的粘性の高い塗料等443、と
なっているものである。他の構造は図1及び図2に示す
塗工装置と同様であるから説明を省略する。この実施例
によると、1つの塗工装置で3層の塗料等を塗布できる
ものとなるが、その他分割壁の枚数如何によっては任意
の数の多層塗布が可能となる。
【0027】図4に示す実施例は、固定部材311とし
て固定壁部材を使用した実施例である。即ち、バックア
ップロール321に対向設置された固定部材311を半円
弧状の端部を有する壁部材として形成し、該半円弧状の
端部をバックアップロール321に対向させて設けたも
のである。尚、バックアップロール321に対向する部
分の形状は半円弧状に限定されるものではなく、例えば
垂直な壁体形状としてもよく、これも本発明に含まれる
ものである。
て固定壁部材を使用した実施例である。即ち、バックア
ップロール321に対向設置された固定部材311を半円
弧状の端部を有する壁部材として形成し、該半円弧状の
端部をバックアップロール321に対向させて設けたも
のである。尚、バックアップロール321に対向する部
分の形状は半円弧状に限定されるものではなく、例えば
垂直な壁体形状としてもよく、これも本発明に含まれる
ものである。
【0028】以上に説明した他、本発明は具体的な構造
上の差異があっても、ダムを形成し、そのダム内をコー
ティングナイフを有する分割壁によって複数に分割し、
それぞれ分割されたダム内に異なる塗料等を貯溜し、そ
の中に浸漬された支持体が連続的に搬送される構造の塗
工装置全般に適用可能であることは本発明の趣旨からみ
て明白である。
上の差異があっても、ダムを形成し、そのダム内をコー
ティングナイフを有する分割壁によって複数に分割し、
それぞれ分割されたダム内に異なる塗料等を貯溜し、そ
の中に浸漬された支持体が連続的に搬送される構造の塗
工装置全般に適用可能であることは本発明の趣旨からみ
て明白である。
【0029】以上に説明した図1及び図2に示す実施例
について、その諸元を定めて実験した結果について説明
する。支持体37としてポリエチレンテレフタレートフ
イルムを用い、下側の層及び上側の層の2層に塗布し
た。尚、塗料等は市販のアクリル系粘着剤を用い、下側
の層に着色顔料を添加し、上側の層は未添加として塗布
した。塗布条件として、固定部材31とバックアップロ
ール32の径を250mmとし、支持体と固定部材31
との間の間隔を150μmに固定して、下側の層が乾燥
膜厚で5μm、10μm、15μm、20μm、25μ
mになるように支持体37とコーティングナイフ39と
の間隔(H1)を調整して塗布を行ってその他の条件は
以下のとおりである。 支持体の厚さ(μm) 38 支持体の幅(mm) 500 区画体の板厚(mm) 10 ダムの内幅(mm) 470 切り溝角度θ(度) 34 コーティングナイフ(分割壁)長(mm) 480 コーティングナイフ厚さ(mm) 3 コーティングナイフ先端幅(mm)
0.5 コーティングナイフ刃先角度(度) 45 塗布速度(m/min) 20 下側の層の粘着剤濃度(%) 25 下側の層の粘着粘度(cp) 2100 上側の層の粘着剤濃度(%) 30 上側の層の粘着粘度(cp) 5500 上記条件で実験を行った結果、表1に示すようなデータ
を得た。
について、その諸元を定めて実験した結果について説明
する。支持体37としてポリエチレンテレフタレートフ
イルムを用い、下側の層及び上側の層の2層に塗布し
た。尚、塗料等は市販のアクリル系粘着剤を用い、下側
の層に着色顔料を添加し、上側の層は未添加として塗布
した。塗布条件として、固定部材31とバックアップロ
ール32の径を250mmとし、支持体と固定部材31
との間の間隔を150μmに固定して、下側の層が乾燥
膜厚で5μm、10μm、15μm、20μm、25μ
mになるように支持体37とコーティングナイフ39と
の間隔(H1)を調整して塗布を行ってその他の条件は
以下のとおりである。 支持体の厚さ(μm) 38 支持体の幅(mm) 500 区画体の板厚(mm) 10 ダムの内幅(mm) 470 切り溝角度θ(度) 34 コーティングナイフ(分割壁)長(mm) 480 コーティングナイフ厚さ(mm) 3 コーティングナイフ先端幅(mm)
0.5 コーティングナイフ刃先角度(度) 45 塗布速度(m/min) 20 下側の層の粘着剤濃度(%) 25 下側の層の粘着粘度(cp) 2100 上側の層の粘着剤濃度(%) 30 上側の層の粘着粘度(cp) 5500 上記条件で実験を行った結果、表1に示すようなデータ
を得た。
【表1】 表1から明らかなように、下側の層の膜厚が薄い(5μ
m)場合は上側の層を塗布したときの2層膜厚は30μ
mとなっているが、下側の層の膜圧が厚い(25μm)
場合の上側の層膜圧は3μmとなっている。これは、下
側の層の粘着剤固形分濃度が上がの層の粘着剤固形分濃
度より、5%低いために、下側の層膜厚を厚くすればす
る程、上側の層を塗布する間隔が狭くなるためである。
(溶剤揮発量の違いによって起こるもの)しかしなが
ら、どの層構成においてもスジの発生はなく、又、下側
の層の塗布液の区画体エッジ部から洩れて上側の層の塗
布液へ混ざり込むという問題もなく、更には、気泡の巻
き込みもなく、塗布状態は良好である。又、下側の層及
び上側の層とも均一な塗布面が得られていることも分か
った。
m)場合は上側の層を塗布したときの2層膜厚は30μ
mとなっているが、下側の層の膜圧が厚い(25μm)
場合の上側の層膜圧は3μmとなっている。これは、下
側の層の粘着剤固形分濃度が上がの層の粘着剤固形分濃
度より、5%低いために、下側の層膜厚を厚くすればす
る程、上側の層を塗布する間隔が狭くなるためである。
(溶剤揮発量の違いによって起こるもの)しかしなが
ら、どの層構成においてもスジの発生はなく、又、下側
の層の塗布液の区画体エッジ部から洩れて上側の層の塗
布液へ混ざり込むという問題もなく、更には、気泡の巻
き込みもなく、塗布状態は良好である。又、下側の層及
び上側の層とも均一な塗布面が得られていることも分か
った。
【0030】
【発明の効果】以上に説明した本発明によれば、以下の
ような効果を奏する。ダム形式の塗料等の塗工装置を使
用して1つの塗工装置で多層に塗料等を支持体上に塗布
することのできるものとなり、比較的低粘性の塗料等を
比較的高粘性の塗料等の上(あるいはその反対)に多層
に塗布することが可能となる。支持体がダム内の塗料等
に浸漬されながら連続的に搬送されるので、塗布膜に空
気の巻き込みがなく、転写不良が低減する。又、コーテ
ィングナイフを有する分割壁を正確かつ簡単に支持体と
の間隔を保持させつつ着脱させることが可能となる。
ような効果を奏する。ダム形式の塗料等の塗工装置を使
用して1つの塗工装置で多層に塗料等を支持体上に塗布
することのできるものとなり、比較的低粘性の塗料等を
比較的高粘性の塗料等の上(あるいはその反対)に多層
に塗布することが可能となる。支持体がダム内の塗料等
に浸漬されながら連続的に搬送されるので、塗布膜に空
気の巻き込みがなく、転写不良が低減する。又、コーテ
ィングナイフを有する分割壁を正確かつ簡単に支持体と
の間隔を保持させつつ着脱させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示す塗工装置の概
要断面図である。
要断面図である。
【図2】図2は、図1の塗工装置の斜視図である。
【図3】図3は、本発明の他の実施例を示す塗工装置の
概要断面図である。
概要断面図である。
【図4】図4は、本発明の更に他の実施例を示す概要断
面図である。
面図である。
【図5】図5は、従来公知の塗料等の多層塗工装置の一
例を示す概要断面図である。
例を示す概要断面図である。
【図6】図6は、従来公知のダム形式の塗料等の塗工装
置の一例を示す概要断面図である。
置の一例を示す概要断面図である。
【図7】図7は、本出願人の既提案になるダム形式の塗
料等の塗工装置を示す概要断面図である。
料等の塗工装置を示す概要断面図である。
31 固定部材 32 バックアップロール 33 接触部分 34 ダム 35 区画体 36 塗料等 37 支持体 38 分割壁 39 コーティングナイフ 40 塗料等 41 案内溝
フロントページの続き (72)発明者 良知 正光 静岡県静岡市用宗巴町3番1号 株式会社 巴川製紙所技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】固定部材と、該固定部材に間隔をもって対
向設置されたバックアップロールと、前記固定部材とバ
ックアップロールの上部あるいは側部に設けられ、塗料
等の貯溜されるダムを形成する区画体と、前記バックア
ップロールに巻回され、前記ダム内の塗料等に浸漬さ
れ、前記固定部材とバックアップロールとの間の間隔を
通って連続的に搬送される支持体と、からなるダム形式
の塗料等の塗工装置において、 前記バックアップロールに巻回された支持体との間に間
隔をもって設けられ、バックアップロールの上側のダム
部分を複数のダムに区画し、下端にコーティングナイフ
が設けられた1枚以上の分割壁と、該複数のダムに貯溜
された塗料等と、からなり、支持体に多層に塗料等を塗
布してなることを特徴とするダム形式の塗料等の多層塗
工装置。 - 【請求項2】固定部材が、回転しないロールであること
を特徴とする請求項1記載のダム形式の塗料等の多層塗
工装置。 - 【請求項3】固定部材が、固定壁部材であることを特徴
とする請求項1記載のダム形式の塗料等の多層塗工装
置。 - 【請求項4】前記区画体が支持体の幅方向に延びる前後
壁と支持体の端部の側壁とからなる方形となっており、
分割壁が前記区画体の側壁に形成された案内部に着脱自
在に挿通して設置されてなることを特徴とする請求項1
ないし請求項3記載のダム形式の塗料等の多層塗工装
置。 - 【請求項5】コーティングナイフが分割壁と一体形成さ
れてなることを特徴とする請求項4記載のダム形式の塗
料等の多層塗工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4200592A JP2572332B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ダム形式の塗料等の多層塗工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4200592A JP2572332B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ダム形式の塗料等の多層塗工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615208A true JPH0615208A (ja) | 1994-01-25 |
JP2572332B2 JP2572332B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=16426918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4200592A Expired - Fee Related JP2572332B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ダム形式の塗料等の多層塗工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572332B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015205268A (ja) * | 2010-01-29 | 2015-11-19 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 多層フィルムを形成するための連続プロセス及びかかる方法によって調製される多層フィルム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02307562A (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 多層コーティング装置及び多層コーティング方法 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4200592A patent/JP2572332B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02307562A (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 多層コーティング装置及び多層コーティング方法 |
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JP2015205268A (ja) * | 2010-01-29 | 2015-11-19 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 多層フィルムを形成するための連続プロセス及びかかる方法によって調製される多層フィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2572332B2 (ja) | 1997-01-16 |
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