JPH06150820A - カラー受像管の露光装置 - Google Patents

カラー受像管の露光装置

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Publication number
JPH06150820A
JPH06150820A JP30342292A JP30342292A JPH06150820A JP H06150820 A JPH06150820 A JP H06150820A JP 30342292 A JP30342292 A JP 30342292A JP 30342292 A JP30342292 A JP 30342292A JP H06150820 A JPH06150820 A JP H06150820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
picture tube
color picture
exposure
electron gun
Prior art date
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Pending
Application number
JP30342292A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Kato
誠一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Pending legal-status Critical Current

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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】連続曲面補正レンズと光源の移動を組み合せ
て、蛍光体ドットを最適にパネル面に形成することによ
り、ピュリティ改善を行なう。 【構成】X軸方向に露光領域を制限する遮光板14と遮
光板位置を検出しその検出位置を対応して光源をX軸方
向に移動させる機構を持ち、遮光板位置に対応した最適
な光源移動を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー受像管の露光装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー受像管の蛍光面を形成する
ために用いられる露光装置は、図2に示すように光源1
をカラー受像管の偏向中心に相当する位置に置いて、こ
の光源1から発した光をカラー受像管の偏向ヨークによ
り偏向された電子ビームの最終軌跡と一致させるための
補正レンズ2によって補正し、シャドウマスク4を介し
て感光性蛍光膜の塗布されたパネル3の蛍光面5に照射
し、現像処理して蛍光体ドットを形成している。また、
従来の他の方法は図4に示す如く、Y軸方向に長い開孔
をもつ遮光板14がX軸方向に移動するのに同期して、
カラー受像管の管軸(Z軸)方向へ上下動する光源1B
を偏向中心に相当する位置に置いてその光源より発した
光を、カラー受像管の偏向された電子ビームの最終軌跡
と一致させるための補正レンズ2Bとパネルに取付けら
れたシャドウマスク4の開孔を通してパネル3Bの内面
に塗布された蛍光面5を露光することが行なわれている
(特公昭59−32857)。
【0003】しかし、図2、図4のどちらの場合も、イ
ンライン電子銃の両側に位置する電子銃に対応した、例
えば右側の蛍光体ドットの場合には、図3に示すように
光源をカラー受像管の偏向中心に相当する位置でインラ
イン電子銃配列方向に電子銃間間隔に相当した距離Sを
置いて配置し、この光源1Cから発した光をカラー受像
管の偏向ヨークにより偏向された電子ビームの最終軌跡
と一致させるための補正レンズ2Cにより補正し、シャ
ドウマスクを介して感光性蛍光膜の塗布されたパネル3
の蛍光面5に照射し、現像処理して蛍光体ドットを形成
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラー受像管の
製造方法において用いられている補正レンズは、3色の
ランディング誤差が最小になるように設計されなければ
ならないが、従来の連続曲面補正レンズでは補正の不可
能な場合がある。このことを図5を用いて説明する。図
5(A)に示す矢印は図5(B)の蛍光体ドットの中心
6から電子ビームの中心7までの距離(ランディング誤
差量)に概略相似な大きさと方向を示す。
【0005】図5(A)に示す通り、画面中央8及びX
軸端部9とコーナ部10及びその中間部11では、3色
のランディング誤差は0であるが、Y軸上端部12では
最大であって、かつ両サイドビームともセンタードット
寄りの方向となっている。さらに、この傾向が画面対角
軸コーナ部に向って徐々に減少し、コーナ部10で最小
値0となる。このようなランディング誤差は一般にイン
ラインセルフコンバーゼンス型の偏向ヨークを用いた場
合に多く、3つの電子ビームが画面中央で集中し、しか
も画像歪が最小となるよう偏向ヨークに複雑な磁界歪を
持たせたために生ずるものである。
【0006】そこで、ランディング誤差を最小にするた
めに補正レンズの設計修正を行なった結果、図6に示す
矢印の方向及び大きさに相似して蛍光体ドットが移動し
た。従ってY軸上端部12ではセンタービームのランデ
ィング誤差は0とのなったが、サイドビームは互いにセ
ンタードット方向成分が残余した。そして、修正前から
補正の必要のない部分を含めて、画面の大部分の領域で
ランディング誤差は減少し最小となったが、Y軸上端部
12のサイドビームについては、X軸方向のランディン
グ誤差のみ減少できなかった。これは、レンズ面が連続
曲面であるためX軸方向のレンズ面傾斜を各点で所望の
傾きにしえないからである。
【0007】以上の如く、巣5に示すようなランディン
グ誤差は連続曲面レンズでの修正は不可能である。とこ
ろが、一部で使用されていた不連続面レンズであれば、
修正は可能である。しかし、レンズ加工のための型治工
具類を多数必要として、また多額の費用がかかることや
不連続部によって生ずる蛍光面への影を消すための機構
が必要なこと等から、不連続面レンズを採用することは
制約が多い。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、インライン電
子銃を持つカラー受像管のインライン電子銃配列方向に
露光領域を制限するような遮光板を露光面と露光源との
間に配置せしめ、遮光板をインライン電子銃配列方向に
移動させるとともに、露光源位置をカラー受像管軸方向
に移動せしめる露光装置において、インライン電子銃の
うち両側に位置する電子銃に対応した蛍光体ドットを露
光する際、露光源位置をインライン電子銃配列方向に、
遮光板と同期して移動せしめる機構を備えたことを特徴
とする。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す断面図である。本
実施例の露光装置は、サイドドットを露光する際に、Y
軸方向に長い開孔を持つ遮光板14がX軸方向へ移動す
ることに同期して光源1Aは板カム16によりカラー受
像管のZ軸方向に移動すると共に、さらに遮光板14が
X軸方向へ移動することに同期し、カラー受像管のX軸
方向に光源1Aを移動させるカム20を備えている。こ
のようにして光源1Aを偏向中心に相当する位置におい
て、その光源より発した光をカラー受像管の偏向された
電子ビームの最終軌跡と一致させる補正レンズ2Aとパ
ネル3Aに取りつけられたシャドウマスク4の開孔を通
してパネル3Aの内面に塗布された蛍光面5を露光す
る。
【0010】露光装置は、遮光板14の位置の変化をカ
ム20で光源の変化dxに置きかえる機構を有し、光源
移動量は、補正の必要なランディング量から決定され、
カム形状で設定が可能である。光源をX軸方向にdx移
動し、ランディング補正量をdsとしたときは、ds=
g・dx/(L−g)の関係が成り立つ。ここで、Lは
パネル内面と偏向中心との距離、gはパネル内面とシャ
ドウマスクの距離を示す。
【0011】例えば、17型90°の画面Y軸上端部に
(図3参照)を露光する場合のランディング誤差15μ
mを補正するdxを求めると、L=240mm,g=1
0mmからdx=0.345mmとなる。このようにラ
ンディング誤差量に合せてdxを決定し、画面全体で誤
差が最小となるようdxを微調整すれば蛍光体ドットは
適当に配置され、このようにして製造されたカラー受像
管は極めて良好なランディング状態となる。
【0012】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、従来の連続
曲面補正レンズでは補正できなかったランディングを容
易に補正できるカラー受像管の露光装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の露光装置の断面図である。
【図2】従来の露光装置の概略断面図である。
【図3】従来の露光装置でサイドドットを露光する様子
を示す概略断面図である。
【図4】従来の露光装置の他の例を示す断面図である。
【図5】(A),(B)はカラー受像管のランディング
誤差を示す説明図である。
【図6】カラー受像管のランディング誤差を最小にする
ため新レンズを設計した場合の蛍光体ドットの移動を示
す説明図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 光源 2,2A,2B,2C 補正レンズ 3,3A,3B,3C パネル 4 シャドウマスク 5 蛍光面 14 遮光板 16 板カム 20 カム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インライン電子銃を持つカラー受像管の
    インライン電子銃配列方向に露光領域を制限するような
    遮光板を、露光面と露光源との間に配置せしめ、、前記
    遮光板をインライン電子銃配列方向に移動させるととも
    に露光源位置を前記カラー受像管軸方向に移動せしめる
    ようにした露光装置において、インライン電子銃のうち
    両側に位置する電子銃に対応した蛍光体ドットを露光す
    る際、露光源位置をインライン電子銃配列方向に上記遮
    光板と同期して移動せしめる機構を備えることを特徴と
    するカラー受像管の露光装置。
JP30342292A 1992-11-13 1992-11-13 カラー受像管の露光装置 Pending JPH06150820A (ja)

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JP30342292A JPH06150820A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 カラー受像管の露光装置

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JPH06150820A true JPH06150820A (ja) 1994-05-31

Family

ID=17920828

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30342292A Pending JPH06150820A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 カラー受像管の露光装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000926