JPH0615062A - 占い方法及び装置 - Google Patents

占い方法及び装置

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JPH0615062A
JPH0615062A JP19779992A JP19779992A JPH0615062A JP H0615062 A JPH0615062 A JP H0615062A JP 19779992 A JP19779992 A JP 19779992A JP 19779992 A JP19779992 A JP 19779992A JP H0615062 A JPH0615062 A JP H0615062A
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文夫 石川
Tetsuo Tsuchiya
哲夫 土屋
Osamu Uchikura
修 内倉
Hiroshi Sasaki
佐々木  洋
Riyouji Kudou
滝二 工藤
Ryuichi Osada
隆一 長田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1回の占い行為において多数種類の個人情報
を占いデータとして取り込むことにより、娯楽性に富ん
だ占いを実現できる占い方法及び装置を提供する。 【構成】 被占い者が移動する移動路1と、被占い者に
よって携行されるようになっていて個人情報を電気信号
として記憶できるデータ蓄積器と、移動路1に沿って設
置された複数のデータ入力ステージ3,4,5,6と、
占い結果表示ステージ7と、各データ入力ステージ3,
4,5,6に設けられていてデータ蓄積器内に個人情報
を送り込むデータ入力装置と、占い結果表示ステージ7
に設けられていてデータ蓄積器内に記憶された個人情報
を読み取ってその個人情報に対応する占い結果を紙等の
表示媒体に出力する占い結果出力装置とを有する占い装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生年月日その他種々の
個人情報に基づいて、その個人の将来を占う占い方法及
び占い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】個人に関する生年月日、星座その他の情
報からその個人の将来を占う占い行為は広く知られてい
る。また、この占い行為を自動的に行うようにした占い
装置も知られている。例えば、個人の生年月日、生まれ
た月日の星座等を入力し、予め記憶しておいた複数種類
の解答パターンの中からその入力データに対応した解答
パターンを選び出して出力、例えば紙上に印字して出力
するようにした占い装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
占い装置においては、入力できる個人情報が1種類また
はきわめて少ない種類に限定されてしまい、その結果、
娯楽性が低いという問題があった。
【0004】本発明は、従来の占い装置における上記の
問題点を解消するためになされたものであって、1回の
占い行為において多数種類の個人情報を占いデータとし
て取り込むことにより、娯楽性に富んだ占いを実現でき
る占い方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る占い方法
は、個人情報に基づいてその個人の将来を占う占い方法
であって、複数のデータ入力ステージ及び占い結果表示
ステージを設置し、占われる者すなわち被占い者が各デ
ータ入力ステージ及び占い結果表示ステージの各ステー
ジ間を移動し、その移動の際個々のデータ入力ステージ
において異なる個人情報をデータ蓄積手段に順次記憶し
て行き、そしてデータ蓄積手段内に順次記憶された個人
情報に対応して決定される占い結果を占い結果表示ステ
ージにおいて表示媒体に表示することを特徴としてい
る。
【0006】また、本発明に係る占い装置は、個人情報
に基づいてその個人の将来を占う占い装置であって、被
占い者が移動する移動路と、被占い者によって携行され
個人情報を電気信号として記憶できるデータ蓄積手段
と、移動路に沿って設置された複数のデータ入力ステー
ジと、それらデータ入力ステージの後に設置された占い
結果表示ステージと、各データ入力ステージに設けられ
ていてデータ蓄積手段内に個人情報を送り込む個人デー
タ入力手段と、占い結果表示ステージに設けられていて
データ蓄積手段内に記憶された個人情報を読み取り、そ
の個人情報に対応する占い結果を表示媒体に出力する占
い出力手段とを有することを特徴としている。
【0007】
【作用】被占い者は、データ蓄積手段を携行しながら移
動路に沿って移動し、その移動路に沿って異なる場所に
設けられた複数のデータ入力ステージにおいて異なる個
人情報をそのデータ蓄積手段内に記憶させて行く。そし
て、占い結果表示ステージにたどりついたところで、そ
のデータ蓄積手段内に記憶されて蓄積された複数種類の
個人情報を読み取り、それらの個人情報に対応した占い
結果を紙等に印字して被占い者に表示する。
【0008】被占い者にとっては、種々の個人情報を取
られながらその結果として占い結果を得られるので、単
に1つの個人情報から占い結果を得る場合に比べて娯楽
性が向上する。また、個人情報を入力するためのデータ
入力ステージは移動路に沿って点在して設けられるの
で、単に1カ所のみにおいて占い行為を行う場合に比べ
てさらに娯楽性が向上する。また、個人情報は各データ
入力ステージにおいてデータ蓄積手段の内部に電気信号
の形で記憶され、個々のデータ入力ステージにおいては
占い結果は表示されない。従って、被占い者は結果表示
ステージに到着するまで占い結果を通知されず、移動路
に沿って移動する間、占い結果をあれこれと予想するこ
とができる。これにより、娯楽性がより一層向上する。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る占い装置の一実施例を
示している。この占い装置は、数人の人が並んで歩行で
きる程度の幅を有する通路1を有している。この通路
は、出入口2から始まって再びその出入口2に戻る環状
路となっている。狭い土地領域内に長い通路を形成する
ために、また、その通路内を歩行する占いをされる者
(被占い者という)にとっての娯楽性を高めるために、
通路1を複雑に湾曲させて施設することが望ましい。ま
た、通路幅及び通路高さを全行程にわたって一定にして
おくのではなくて、例えば、通路1の一部にトンネルを
設けて通路幅及び通路高さに変化をもたせることもでき
る。
【0010】通路1のまわりには、被占い者の進行方向
に従って、受付ステージ3、「6−6−6の鏡」ステー
ジ4、「カラー占い」ステージ5、そして「エゴーズオ
ルガン」ステージ6の4つのデータ入力ステージが設定
されている。また、最終のデータ入力ステージである
「エゴーズオルガン」ステージ6の後行程位置に、「真
実の岩」と称される占い結果表示ステージ7が設定され
ている。符号37は、各種の電気制御機器が設置されて
いて、そして管理者が待機する操作室を示している。
【0011】出入口2に隣接する受付ステージ3には、
図2に示すようなドクロ模型8が複数個、常備されてい
る。このドクロ模型8は、比較的軟質の合成樹脂によっ
て中空状態に形成されていて、その内部の底面にデータ
蓄積手段としての円盤状のデータ蓄積器9が固定されて
いる。データ蓄積器9は、その内部に図13に符号9で
示すような電気回路を有している。この電気回路は、送
受信コイル10、周波数弁別器11、シリアル/パラレ
ル変換器(S/P変換器)12、制御回路13、メモリ
14、パラレル/シリアル変換器(P/S変換器)1
5、周波数変換器16、そして発振器17を有してい
る。
【0012】第1のデータ入力ステージである受付ステ
ージ3には、ドクロ模型8以外に、図3に示すようなデ
ータ入力システムが設置されている。このシステムは、
読み書きヘッド部18、信号処理部19、コンピュータ
を内蔵した制御装置20、そしてキーボード21によっ
て構成されている。読み書きヘッド18は、図13に符
号18で示すように、その内部に送受信コイル22を有
している。そして信号処理部19は、制御部23、P/
S変換器24、周波数変換器25、発振器26、そして
増幅器27によって構成されている。
【0013】第2のデータ入力ステージである「6−6
−6の鏡」ステージ4には、図4に示すように、3個の
データ入力装置29a,29b,29cが通路側壁30
に固着されている。これらのデータ入力装置は、それぞ
れ6週間後、6カ月後、そして6年後の将来を占うこと
を目的として設置されている。これらのデータ入力装置
29a〜29bはいずれも同じ構造から成っていて、図
5に示すように、フレーム31及びそのフレームの中に
設けられた次の各機器、すなわちスピーカ32、ストロ
ボ33、表示板34、第1読み書きヘッド18a、第2
読み書きヘッド18b、第3読み書きヘッド18c、そ
してモニタ画面36を有している。表示板34には、
「6週間後の未来」、「6カ月後の未来」、あるいは
「6年後の未来」等の表題がランプによって表示されて
いる。
【0014】図9に示すように、各読み書きヘッド18
a〜18cの出力端子は信号処理部19に接続されてい
る。各信号処理部19の第1出力端子はコンピュータを
内蔵した制御装置35に入力されている。また、それら
の第2出力端子はインターフェース36を介して音及び
ランプ制御回路38及び操作室37に配置されたエラー
表示LED39に接続されている。音及びランプ制御回
路38は、図5に示したスピーカ32及びストロボ33
のON/OFFを制御する。制御装置35の出力装置と
して図5のフレーム31の中央に配設したモニタ36の
画面上には、制御装置35からの映像信号に基づいた映
像が映し出される。
【0015】第3のデータ入力ステージである「カラー
占い」ステージ5には、図6に示すように、複数台、例
えば8台のデータ入力装置40a,40b,40c,4
0d,… … が配設されている。これら8個のデータ入
力装置はそれぞれ、異なる色に発色する内装ランプ41
a,41b,41c,41d,… … によって異なる色
で照明されている。各データ入力装置はそれぞれ、ラン
プ表示板L1、ランプ表示板L2及び読み書きヘッド1
8を有している。各読み書きヘッド18は、図13に同
じ符号で示した読み書きヘッドと同様に、その内部に送
受信コイル22を備えている。
【0016】また、各読み書きヘッド18は、図10に
示すように、信号処理部19に接続され、その信号処理
部19は音及びランプ制御回路42及びエラー表示LE
D43に接続されている。音及びランプ制御回路42
は、スピーカ44、ランプ表示板L1、ランプ表示板L
2及び内装ランプ41a,… … のON/OFFを制御
する。なお、ランプ表示板L1には「次の色を選べ」の
言葉が書き込まれ、もう一方のランプ表示板L2には
「先へ進め」の言葉が書き込まれている。各ランプ表示
板L1またはL2が点灯したときに、それら各ランプに
対応した言葉が目視によって確認できるように映し出さ
れる。
【0017】第4のデータ入力ステージである「エゴー
ズオルガン」ステージ6には多数の、実施例の場合は8
個のデータ入力装置45が床の上に設置されている。こ
れらのデータ入力装置はいずれも同じ構造を有してお
り、図7に示すように、ほぼ直方体形状の筺体46の中
にその構造が納められている。筺体46の上部にはモニ
タ表示装置47が設けられ、その筺体46のほぼ中央位
置にYESスイッチ48、NOスイッチ49、そして読
み書きヘッド18が設けられている。モニタ表示装置4
7の少し下方位置には、YESスイッチ48の位置を表
示するYESランプ50及びNOスイッチ49の位置を
表示するNOランプ51が設けられている。これらのY
ESランプ50及びNOランプ51は常時点灯してい
る。
【0018】読み書きヘッド18は、「6−6−6の
鏡」ステージ4及び「カラー占い」ステージ5の場合と
同様に、図11に示すように、信号処理部19を介して
制御装置52に接続されている。また、信号処理部19
の他方の出力は、操作室37(図1)に設置されたエラ
ーLED53に接続されている。制御装置52は、YE
S表示LED50、NO表示LED51、モニタ表示装
置47、そしてストロボ54の各機器の動作を制御す
る。また、YESスイッチ48及びNOスイッチ49の
ON/OFF信号は制御装置52に入力される。
【0019】占い結果表示ステージを構成する「真実の
壁」ステージ7には4つのドクロ回収装置55が壁面に
固定されている。これらのドクロ回収装置55は、図8
に示すように、フレーム56のほぼ中央に設けられたド
クロ格納用の凹部57と、凹部57の底部に設けられた
読み書きヘッド18と、凹部57を遮蔽する扉58と、
3つのランプL1,L2,L3と、紙排出用の開口59
と、印字用プリンタ60と、プリンタ60によって印字
された文書を開口59まで搬送する搬送路61と、そし
てその搬送路上に設けられた紙センサ62とを有してい
る。上段ランプL1には「扉を開けドクロを入れよ」の
言葉が書き込まれ、中段ランプL2には「次のドクロを
入れるべからず」の言葉が書き込まれ、そして下段ラン
プL3には「真実の書を与える」の言葉が書き込まれて
いる。ここにいう「真実の書」とは、目標としている占
い結果が印字された文書のことをいっている。
【0020】図12に示すように、読み書きヘッド18
は信号処理部19を介して制御装置63に接続されてい
る。制御装置63は、紙センサ62及びドクロ検出セン
サ64の出力信号に基づいて各ランプL1,L2,L3
のON/OFFを制御する。ドクロ検出センサ64は、
図8の凹部57内の適所に配置されている。また、制御
装置63内に設置されているデータテーブル内には各種
の個人情報のそれぞれに対応する占い結果データが記憶
されている。ドクロ模型8内のデータ蓄積器9から読み
取られた情報が制御装置63へ送り込まれると、その制
御装置63は送られてきた情報に対応した占い結果デー
タをデータテーブルから読み出して、その読み出しデー
タを印字プリンタ、例えばレーザプリンタ60へ印字信
号として出力する。レーザプリンタ60は、その印字信
号に基づいて所定の用紙上に印字を行う。こうして占い
結果が1枚または数枚の文書として作成される。
【0021】以下、上記の構成より成る占い装置の使用
状況について説明する。
【0022】本実施例に係る占い装置は、基本的には、
ドクロ模型8(図2)の内部に格納されたデータ蓄積器
9内に被占い者の個人情報を順次記憶、すなわち蓄積し
てゆき、蓄積した個人情報を最終的にまとめて読み出し
て、それに対応する占い結果を印字等によって表示しよ
うというものである。データ蓄積器9に対する個人情報
の書き込み及び読み出しは、例えば次のようにして行わ
れる。もちろん、他の任意の方法を採用することもでき
る。
【0023】(データ書き込み処理)図13において、
データ蓄積器9へのデータの書き込み処理は次のように
して行われる。まず、信号処理部19の制御部23へ書
き込みコマンド及び書き込み情報が送り込まれ、それら
がP/S変換部24においてシリアル信号に変換され
る。その後、書き込み情報等は、発振器26及び周波数
変換器25によって構成された変調部によって変調さ
れ、さらに増幅器27によって増幅されて送受信コイル
22に印加される。このとき、送受信コイル22に誘導
電磁界が発生し、その磁界の作用によりデータ蓄積器9
側の送受信コイル10に上記書き込みコマンド及び書き
込み情報に対応した信号が誘起される。誘起された信号
は、周波数弁別器11によって周波数の差異で弁別さ
れ、元のデジタル信号に復調される。デジタル化された
シリアル信号情報は、S/P変換器12においてパラレ
ル信号に変換され、制御部13で解読された後、メモリ
14内に格納される。この信号処理において、データ蓄
積器9が受信した電力の一部は通信処理に使用され、残
りの部分は電源65に供給され、整流されて動作電力と
して使用されるようになっている。電源に関するこのよ
うな構成により、データ蓄積器9を格納したドクロ模型
8の内部に電池等の電源を装着する必要がなくなり、ド
クロ模型8の取扱い及び携帯を容易にしている。
【0024】(データ読み取り処理)データ蓄積器9に
蓄積された情報の読み取りは次のようにして行われる。
データ蓄積器9側の制御部13は信号処理部19から送
られる読み取りコマンドを検出し、指定されたメモリ領
域をアクセスして要求された情報を読み出す。この情報
は、P/S変換器15によってシリアル信号に変換さ
れ、さらに周波数変換器16及び発振器17によって変
調されて送受信コイル10に印加されてそのコイルから
送出され、読み書きヘッド18内の送受信コイル22に
誘起される。この誘起された信号は信号処理部19内の
制御部23に送られてそこで解読される。
【0025】図1において、被占い者(図示せず)が出
入口2から本占い装置の中へ入る。その被占い者は、ま
ず、受付ステージ3において、係員から生年月日、名前
そして性別についての質問を受ける。質問の答を受けた
係員は、図3に矢印Aで示すように、ドクロ模型8のう
ちのデータ蓄積器9が固着された部分を読み書きヘッド
18上に置き、キーボード21を操作して被占い者の生
年月日、名前及び性別を制御装置20に入力する。制御
装置20は、入力されたそれらの情報を信号処理部19
及び読み書きヘッド18(図13参照)へ送り込む。す
ると、上述したデータ書き込み処理によりデータ蓄積器
9内のメモリ14(図13参照)内に生年月日等の第1
番目の個人情報に対応する信号が記憶される。
【0026】以上のようにして、生年月日等の個人情報
がデータ蓄積器9の内部に記憶されると、被占い者はそ
のデータ蓄積器9が格納されているドクロ模型8を持っ
て、通路1に沿って歩行して行く。歩行する被占い者
は、まず、「6−6−6の鏡」ステージ4に到着する。
ここで被占い者は、3つのデータ入力装置29a,29
bまたは29cの中から任意の1つを選択して、そのデ
ータ入力装置の読み取りヘッド18a,18b,18c
のいずれかにドクロ模型8を挿入する。この場合、被占
い者が一人のときは右下の読み書きヘッド18cに挿入
し、一方、被占い者が男女二人のときは個々の被占い者
が持っているドクロ模型8をそれぞれ上方の2つの読み
書きヘッド18a及び18b内に挿入する。
【0027】各読み書きヘッド18a〜18c内には送
受信コイル22(図13)が格納されているから、図9
において制御装置35によってデータ蓄積器9内の生年
月日等の第1番目の個人情報が読み取られ、その情報が
モニタ画面36上に映像として表示される。また同時
に、スピーカ32から特別な音声が発生され、ストロボ
33が発光する。一方、制御装置35は、データ入力装
置29a,29b,29cのうちのいずれが、すなわち
6週間後、6カ月後あるいは6年後のいずれの将来を占
うためのデータ入力装置が被占い者によって選択された
かという情報、すなわち第2番目の個人情報を信号処理
部19及び読み書きヘッド18a〜18cを介してデー
タ蓄積器9内のメモリ14(図13)の所定番地へ記憶
する。これにより、第1番目及び第2番目の2種類の個
人情報がデータ蓄積器9内に蓄積されたことになる。
【0028】その後、被占い者は図1において、さらに
通路1に沿って進み、「カラー占い」ステージ5に到着
する。このステージには、図6に示すように、8色に色
分けされて照明された8個のデータ入力装置40a,4
0b,… … が設置されている。被占い者は、これら8
色のデータ入力装置の中から希望する2つの色の装置を
選択し、それらの装置の読み書きヘッド18上にドクロ
模型8を順次に載置する。まず、選択した第1色目のデ
ータ入力装置内の読み書きヘッド18上にドクロ模型8
を載置すると、図10において、第1色目としていずれ
の色のデータ入力装置が被占い者によって選択されたか
についての情報が、信号処理部19から読み書きヘッド
18を介してデータ蓄積器9へ送信されてそのデータ蓄
積器9内のメモリ14(図13)の所定番地に記憶され
る。そして、その第1色目の記憶処理が終了すると、音
及びランプ制御回路42の指示によりランプL1(次の
色を選べ)が点灯する。その表示を合図に、被占い者は
第2色目のデータ入力装置を選択してその装置内の読み
書きヘッド18上にドクロ模型8を載置する。この操作
により、データ蓄積器9内のメモリ14内に第2色目の
色選択情報が記憶される。こうして、色に関する第3番
目の個人情報が、第1番目及び第2番目の情報に加えて
メモリ14内に蓄積される。
【0029】カラー占いを終えた被占い者は、その後、
通路1に沿って進んで「エゴーズオルガン」と称される
最後のデータ入力ステージ6へ到着する。このステージ
において被占い者は、まず、任意の1台のデータ入力装
置45を選択して、その装置内の読み書きヘッド18
(図7)上にドクロ模型8を載置する。すると、図11
において、制御装置52からの指令によりモニタ表示4
7の画面上に3.5秒程度の短い時間間隔で被占い者に
関する多数の質問が次々と表示される。被占い者は、そ
れらの質問に対して肯定であればYESスイッチ48を
押し、否定であればNOスイッチ49を押す。すると、
どのような質問に対して被占い者がYESまたはNOの
いずれの回答を示したかについての情報が第4番目の個
人情報として、データ蓄積器9内に記憶される。所定の
時間が経過すると、被占い者がいくつの質問に回答した
かにかかわらず、モニタ表示47上における質問の提示
が終了する。
【0030】以上により、被占い者が携行するドクロ模
型8の内部に格納されたデータ蓄積器9内のメモリ14
(図13)内には、被占い者の生年月日等といった第1
番目の個人情報(受付ステージ3)、6週間後・6カ月
後・6年後のいずれの未来を占おうとしたかという第2
番目の個人情報(「6−6−6の鏡」ステージ4)、8
色のカラーのうちからいずれの2色を選択したかという
第3番目の個人情報(「カラー占い」ステージ5)及び
予め準備された多数の質問に被占い者がYES/NOど
のように回答したかという第4番目の個人情報(「エゴ
ーズオルガン」ステージ6)の4種類の個人情報が記憶
されて蓄積されたことになる。
【0031】以上の全ての処理が終了して被占い者がさ
らに通路1に沿って進と、「真実の岩」と称される占い
結果表示ステージ7に到着する。このステージには4台
のドクロ回収装置55が設置されていて、被占い者はい
ずれか1つの回収装置55を選択し、その装置の扉58
(図8)を開けて凹部57の前面を開放し、その凹部5
7の底部を構成している読み書きヘッド18の上にドク
ロ模型8を載置して、再び扉58を閉じる。扉58を開
ける前、ランプ群L1〜L3に関しては、ランプL1の
みが点灯していて「扉を開けてドクロを入れよ」という
言葉が表示されている。凹部57内にドクロ模型8が収
納されると凹部57内の適所に配置したドクロ検出セン
サ64がドクロ模型8を検出して信号を出力し、その信
号を入力した制御装置63(図12)によってランプL
1が消され、それに代えてランプL2が点灯する。これ
により、「次のドクロ入れるべからず」の言葉が表示さ
れて、別のドクロ模型8を入れることを禁止する。
【0032】ドクロ模型8が読み書きヘッド18の上に
載置されると、図12において、データ蓄積器9内に蓄
積された全ての個人情報が瞬時に読み書きヘッド18及
び信号処理部19によって読み込まれて、制御装置63
へ送られる。制御装置63は内蔵するデータテーブルに
アクセスして、送られてきた個人情報に対応する占い結
果データを読み出し、そのデータをレーザプリンタ60
へ印字信号として出力する。レーザプリンタ60は、送
られてきた印字信号に基づいて所定の用紙上に印字を行
い、占い結果を用紙上に文字として表示する。占い結果
が表示された紙は、本実施例において「真実の書」と称
される。この真実の書は、図8において、紙搬送路61
を通してドクロ回収装置55の下端部に設けられた開口
59まで搬送され、その開口59を通して被占い者の手
元に送り出される。
【0033】以上により、占いのための全ての処理が終
了する。
【0034】なお、上記の実施例においては、占い結果
表示ステージ7に設けられるドクロ回収装置55及びそ
れに付設されるレーザプリンタ60(図8)によって占
い結果出力手段が構成されている。その際、占い結果を
表示するための表示媒体は所定様式の紙によって実施さ
れる。表示媒体としてCRT等の画像表示装置を用いた
場合には、占い結果が画面上に映像として映し出され
る。
【0035】以上、好ましい実施例をあげて本発明を説
明したが、本発明はその実施例に限定されるものではな
い。例えば、データ蓄積器9を格納してそれを被占い者
に携行させるための容器は、ドクロ模型8に限られず他
の任意の形状とすることができる。
【0036】被占い者が歩行する通路1に沿って設置さ
れるデータ入力ステージは、上記の実施例であげた受付
ステージ3、「6−6−6の鏡」ステージ4、「カラー
占い」ステージ5及び「エゴーズオルガン」ステージ6
の4種類のデータ入力ステージに限られず、より多く又
はより少なく設定することもできる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、種々の個人情報を蓄積
し、その結果として占い結果を作成するようにしたの
で、単に1つの個人情報から占い結果を得る場合に比べ
て娯楽性が向上する。また、被占い者に関する個人情報
を入力するためのデータ入力ステージは被占い者のため
の移動路に沿って点在して設けられるので、単に1カ所
のみにおいて占い行為を行う場合に比べてさらに娯楽性
が向上する。また、個人情報は各データ入力ステージに
おいてデータ蓄積手段の内部に電気信号の形で記憶さ
れ、個々のデータ入力ステージにおいては占い結果は表
示されない。従って、占われる者は結果表示ステージに
到着するまで占い結果を通知されず、移動路に沿って移
動する間、占い結果をあれこれと予想することができ
る。これにより、娯楽性がより一層向上する。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る占い装置の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】データ蓄積手段及びそれを格納する携行容器の
一例を示す斜視図である。
【図3】第1番目の個人データ入力ステージである受付
ステージに装備されるデータ入力システムの構成を示す
概略構成図である。
【図4】第2番目の個人データ入力ステージである「6
−6−6の鏡」ステージを示す斜視図である。
【図5】「6−6−6の鏡」ステージに設置されるデー
タ入力装置の1つを示す正面図である。
【図6】第3番目の個人データ入力ステージである「カ
ラー占い」ステージを示す斜視図である。
【図7】第4番目の個人データ入力ステージである「エ
ゴーズオルガン」ステージ内に設置されるデータ入力装
置の1つを示す斜視図である。
【図8】データ蓄積手段を回収するために占い結果表示
ステージに設置される回収装置の一例を示す正面図であ
る。
【図9】図5に示した「6−6−6の鏡」ステージに設
けられる制御系を示す回路図である。
【図10】図6に示した「カラー占い」ステージに設け
られる制御系を示す回路図である。
【図11】図7に示した「エゴーズオルガン」ステージ
内に設置されるデータ入力装置に設けられる制御系の一
例を示す回路図である。
【図12】図8に示した占い結果表示ステージ内に設置
されるデータ蓄積器回収装置に設けられる制御系の一例
を示す回路図である。
【図13】図9から図12に示した各回路図におけるデ
ータ蓄積器9から信号処理部19に至る回路部分の具体
的な構成の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 移動路 8 ドクロ模型(携行容器) 9 データ蓄積器 3 受付ステージ(データ入力ステージ) 4 「6−6−6の鏡」ステージ(データ入力ステー
ジ) 5 「カラー占い」ステージ(データ入力ステージ) 6 「エゴーズオルガン」ステージ(データ入力ステー
ジ) 7 占い結果表示ステージ 18 読み書きヘッド 19 信号処理部
フロントページの続き (72)発明者 土屋 哲夫 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 内倉 修 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 佐々木 洋 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 工藤 滝二 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 長田 隆一 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人情報に基づいてその個人の将来を占
    う占い方法であって、複数のデータ入力ステージ及び占
    い結果表示ステージを設置し、被占い者が各データ入力
    ステージ及び占い結果表示ステージの各ステージ間を移
    動し、その移動の際個々のデータ入力ステージにおいて
    異なる個人情報をデータ蓄積手段に順次記憶して行き、
    そしてデータ蓄積手段内に順次記憶された個人情報に対
    応して決定される占い結果を占い結果表示ステージにお
    いて表示媒体に表示することを特徴とする占い方法。
  2. 【請求項2】 個人情報に基づいてその個人の将来を占
    う占い装置であって、 被占い者が移動する移動路と、 被占い者によって携行され、個人情報を電気信号として
    記憶できるデータ蓄積手段と、 移動路に沿って設置された複数のデータ入力ステージ
    と、 それらデータ入力ステージの後に設置された占い結果表
    示ステージと、 各データ入力ステージに設けられていてデータ蓄積手段
    内に個人情報を送り込む個人データ入力手段と、 占い結果表示ステージに設けられていてデータ蓄積手段
    内に記憶された個人情報を読み取り、その個人情報に対
    応する占い結果を表示媒体に出力する占い結果出力手段
    とを有することを特徴とする占い装置。
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