JPH0615023Y2 - レールのジョイント機構 - Google Patents

レールのジョイント機構

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JPH0615023Y2
JPH0615023Y2 JP2285089U JP2285089U JPH0615023Y2 JP H0615023 Y2 JPH0615023 Y2 JP H0615023Y2 JP 2285089 U JP2285089 U JP 2285089U JP 2285089 U JP2285089 U JP 2285089U JP H0615023 Y2 JPH0615023 Y2 JP H0615023Y2
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JP
Japan
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film
rail
guide plate
guide
tenter
Prior art date
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Application number
JP2285089U
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JPH02112419U (ja
Inventor
正弘 浅井
豊 服部
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフィルム二軸延伸機等に適用されるテンタレー
ルのジョイント機構に関するものである。
(従来の技術) 第5図〜第7図に基づいて従来のフィルム等の横延伸装
置の1例を説明すると、22はテンタフレームであって、
前工程から同テンタフレーム22の入口部24に進入して来
たフィルム23の左右端を左右相対するレール5,11内のク
リップ28,28にてニップし、フィルム23を加熱するテン
タオーブン17内へと導く。テンタオーブン17内には多数
のレール5〜10,11〜16が接続されて2組の軌道を構成
し、左右相対して末拡がり状に設置されている。テンタ
フレーム22の入口部24でフィルム23をニップした左右相
対するクリップ28,28は、2組の軌道内を末拡がり状に
進むことにより、テンタオーブン17により加熱されたフ
ィルム23を、横方向(フィルム23の進行方向に直角方
向)に延伸しながらテンタフレーム22の出口部18に搬送
する。
テンタフレーム22の出口18に来たクリップ28,28は、フ
ィルム23のニップを解き、ニップを解かれたフィルム23
は更に矢印で示す後工程へと進むが、クリップ28,28は
出口レール10,16のターン部10a,16aにて進行方向を反転
させ、各レールの戻り側ガイド(第6図の6aで示す側に
相当)を通ってテンタフレーム22の入口部24に戻り、再
びフィルム23をニップしてテンタフレーム22の出口部18
へと向う。以上の繰り返しにより連続的に前工程より進
入して来るフィルム23を横方向に延伸しながら後工程へ
と送り出す。
以上が横延伸装置によるフィルムを延伸する基本動作で
あるが、テンタフレーム22の入口部24へ進入して来るフ
ィルム23の幅や各レール5〜10,11〜16で作られる軌道
の末拡がりの度合には多様な種類があり、それに対応す
るためターンバックル式の幅出しスクリュ19及び同スク
リュ回転用ハンドル20により各レール位置を幅方向(フ
ィルム23の進行方向に直角方向)に調整可能な構造とさ
れている。またレール位置を調整するためには、隣接す
るレール間でピン21(第7図)を中心に適当な角度αを
確保出来ることが必要であり、かつ出口部18のレール1
0,16の端部にあるピン25,26を原点として、各レールの
接続個所のピン21の位置は、フィルム23の進行方向及び
その逆の方向に移動出来ることが必要である。即ち、レ
ール5〜10,11〜11〜16の接続部は、回転と直線移動の
2つの機能が必要である。
第3図及び第4図は従来のテンタレームのジョイント機
構の1例を示す。図において幅出しスクリュ19を回転さ
せると、移動台31に固定されたナット27のネジの働きに
より、移動台31はガイド板33,34に回転可能に支持され
たコロ32により重量分を支えつつ、移動台31のガイド板
33,34が固定ビーム35に沿って、フィルムの進行方向と
直角の方向に移動する。移動台31の下に取付けられたブ
ロック36の下端部36a,36bの断面形状は円形であり、同
様に断面形状が円形状のガイド37との組合せにより、ガ
イド37と一体のガイドプレート38はブロック36を中心に
して回転可能となっている。これは即ち、レール吊具39
を介して隣接するレール間で適当な角度に調整出来る機
能となっている。またレール吊具39の上端部39aは角形
状となっており、ガイドプレート38に取付けられたコロ
40により重量分を支えつつ、ガイドプレート38のガイド
板41,42と接触しながら、フィルムの進行方向及びその
逆方向に移動出来る。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のテンタレールのジョイント機構は、回転及び
直線移動の2つの機構を上、下に配置しており、従って
構造が複雑となり、部品の数も多くなって、コスト上も
不利となっていた。またジョイント機構が大形となり、
コロ32とフィルム23の距離l′が遠くなるため、フィル
ムを延伸する力Fによるモーメント(F×l′)も大き
くなり、これらのモーメントを負担するコロ32や移動台
31は、一層頑丈にする必要があった。
本考案は前記の課題を解決しようとするものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、フィルム等帯状物の進行方向に対し
直角方向に、コロを介して固定ビーム上を移動可能な移
動台の下部に断面コ字状のガイドプレートを固定し、同
ガイドプレートのコ字状部内に沿って帯状物の進行方向
に移動可能なレール吊具を設け、同吊具の前記コ字状部
内に位置する上端を円板形状として、円板と直線状ガイ
ドを組合せた機構とすることにより、1つの機構で回転
とスライドの2つの機能を持たせた構成を備え、これを
課題解決のための手段とするものである。
(作用) 本考案のレール吊具の上端は円板形状となっており、直
線状の移動台ガイドに沿って回転可能のままで直線状に
移動出来る。また滑り部分を円形にしたことにより、1
つの機構(円板と直線状ガイドを組合せたもの)で2つ
の機能(回転が可能のままで直線方向に移動出来る)を
可能としたことにより、フィルムとコロ間の距離lを短
かくすることが出来る。即ち、円板と直線状ガイドを組
合せたことにより、回転可能のまま移動でき、構造が簡
単でコンパクトに構成できる。従ってフィルムを延伸す
る力によって発生するモーメントも小さくなり、この力
を支える部品も小形化が可能となる(lの距離を従来の
l′より短かくすることが出来るため、モーメントも小
さくなる)。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明すると、第1図
及び第2図は本考案の実施例を示し、1はレール吊具で
上端部1aの平面形状を円形にすると共に、移動台4に固
定されている断面がコ字状のガイドプレート2のガイド
板2a,2bをフィルム23の走行方向に向く直線状にするこ
とによって、レール吊具1は回転可能の状態で直線状に
走行可能となり、従来の2段積みの構造を1段構造に簡
素化できる。以上は前記従来と相違する点であるが、図
中レール6,7、幅出しスクリュ19、ピン21、フィルム2
3、ナット27、クリップ28、コロ32、ガイド板33,34、固
定ビーム35、コロ40は前記第3図及び第4図で示したも
のと同じである。なお、コロ32,40に代えて、直線状の
メタル軸受を使用することもできる。
次に第1図及び第2図に示す実施例について作用を説明
する。先ず幅出しスクリュ19を回転させると、移動台4
に固定されたナット27のネジの働らきにより、移動台4
はガイド板33,34に回転可能に支持されたコロ32により
重量分を支えつつ、同移動台4は固定ビーム35に沿っ
て、フィルム23の進行方向と直角の方向に移動する。レ
ール吊具1の上端部1aの平面形状を円形にし、移動台4
の下部に固定されているガイドプレート2のガイド板2
a,2bをフィルム23の走行方向に向く直線状にすることに
よって、レール吊具1は回転可能の状態で直線状に走行
可能となっている。また円形となっているレール吊具1
の上端部1aは、ガイドプレート2のガイド板2a,2bに取
付けられたコロ40により重量分を支えつつ、ガイド板2
a,2bと接触しながらフィルムの進行方向及びその逆方向
に移動できる。またフィルム23の幅や各レールの末拡が
りの度合の変更及びテンタオーブン17(第5図)の室内
温度の変化による各レールの伸び又は縮み等が集積さ
れ、隣接するレール間の角度とレール6,7の接続個所の
ピン21の位置は複雑に変るが、本考案では円板と直線状
ガイドの単純な構造でこれに対応できる。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は、円板と直線状ガイド
を組合せたことにより、1つの機構で2つの機能があ
り、即ち、回転可能のまま移動出来る機能を備え、構造
が簡単になって、小形化され、フィルムの延伸によって
発生するレールジョイント回りのモーメント(F×l)
が小さくなるため、無理な力が発生せず、レールジョイ
ント全体がコンパクト化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すレールジョイントの側断
面図、第2図は第1図のII〜II断面図、第3図は従来の
レールジョイントの側断面図、第4図は第3図のIV〜IV
断面図、第5図は従来のフィルム横延伸装置の下面から
見た平面図、第6図は第5図のVI〜VI断面図、第7図は
第5図VII部詳細図である。 図の主要部分の説明 1……レール吊具 1a……上端部 2……ガイドプレート 2a,2b……ガイド板 4……移動台 6,7……レール 19……幅出しスクリュ 21……ピン 23……フィルム 27……ナット 32,40……コロ 33,34……ガイド板 35……固定ビーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム等帯状物の進行方向に対し直角方
    向に、コロを介して固定ビーム上を移動可能な移動台の
    下部に断面コ字状のガイドプレートを固定し、同ガイド
    プレートのコ字状部内に沿って帯状物の進行方向に移動
    可能なレール吊具を設け、同吊具の前記コ字状部内に位
    置する上端を円板形状として、円板と直線状ガイドを組
    合せた機構とすることにより、1つの機構で回転とスラ
    イドの2つの機能を持たせたことを特徴とするレールの
    ジョイント機構。
JP2285089U 1989-02-28 1989-02-28 レールのジョイント機構 Expired - Lifetime JPH0615023Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2285089U JPH0615023Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 レールのジョイント機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2285089U JPH0615023Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 レールのジョイント機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02112419U JPH02112419U (ja) 1990-09-07
JPH0615023Y2 true JPH0615023Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=31241332

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JP2285089U Expired - Lifetime JPH0615023Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 レールのジョイント機構

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JPH02112419U (ja) 1990-09-07

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