JPH0615010B2 - 鋳造工場用クーリングドラムの集塵方法 - Google Patents

鋳造工場用クーリングドラムの集塵方法

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JPH0615010B2
JPH0615010B2 JP23038287A JP23038287A JPH0615010B2 JP H0615010 B2 JPH0615010 B2 JP H0615010B2 JP 23038287 A JP23038287 A JP 23038287A JP 23038287 A JP23038287 A JP 23038287A JP H0615010 B2 JPH0615010 B2 JP H0615010B2
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JP
Japan
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cooling drum
hot air
dust collector
dust
exhaust gas
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JPS6475023A (en
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栄宣 池野
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SHINTO DUST COLLECTOR KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D45/00Equipment for casting, not otherwise provided for
    • B22D45/005Evacuation of fumes, dust or waste gases during manipulations in the foundry

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鋳造工場において型ばらし後の鋳物砂と鋳物を
冷却するクーリングドラムから発生する粉塵や蒸気を効
率良く集塵処理することができる鋳造工場用クーリング
ドラムの集塵方法に関するものである。
(従来の技術) 鋳造工場において用いられるクーリングドラムでは、こ
れに送り込まれた鋳物砂と鋳物を吸気側開口より導入さ
れる大気とドラム内での散水により冷却しているため、
出口側には集塵機を接続させてクーリングドラム内より
排出される多湿の混合排ガスを清浄化したうえ大気中に
放出しているが、多湿の混合排ガスは冷却されるとクー
リングドラムの出口側に接続したダクトや集塵機内で結
露を生じさせ、ダクトを詰まらせたり集塵機がダストの
付着で集塵能力を低下させるなど種々のトラブルが起こ
る。このような欠点をなくすためには、特公昭61−5
0067号公報に見られるように、クーリングドラムの
出口に入口を臨ませたダクトの入口付近にキュポラ排ガ
スや熱風を供給して多湿の混合排ガス温度を高温に維持
するようにした発明が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記したような方法では、混入したガス
量だけ集塵機の処理風量が増大するので、その分だけ大
型の設備を要することとなって設備費や電力費が嵩み、
特に、キュポラ廃ガスを供給すると集塵機内の汚染が激
しく、メンテナス費用も嵩むこととなる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記のような問題点を解決した鋳造工場用クー
リングドラムの集塵方法に関するもので、クーリングド
ラム内にその吸気側開口より導入される大気の一部を熱
風に置換してクーリングドラム内で発生する粉塵および
水蒸気とともに出口側から集塵機へ送られる混合排ガス
の温度を露点以上の温度に保持するようにしたことを特
徴とするものである。
本発明においてクーリングドラム内にその吸気側開口よ
り導入される大気の一部を熱風に置換するのは、クーリ
ングドラム内における鋳物砂や鋳物の冷却はその殆どが
クーリングドラム内での散水によるものであって、吸気
側開口より導入される大気はクーリングドラム内で発生
した粉塵と水蒸気を出口側に搬送するために必要で冷却
に寄与するところは極く僅かであることが多くの実験か
ら確認できたため、この点に着目して吸気側開口より導
入される大気を増やすことなく高温化することにより出
口側から集塵機へ送られる混合排ガスの温度を露点以上
の温度に保持するようにしたものである。すなわち、1
分間当たり1350℃の鋳物110kgと30℃の鋳物砂
756kgがクーリングドラム内に送り込まれるととも
に、吸気側開口より集塵機のファンによって11℃の大
気が547Nm3/min導入されるようにしながらクーリ
ングドラム内に散水して鋳物を80℃まで冷却する場合
を例にとれば、クーリングドラム内で48kg/minの水
分が混合排ガス中に移行することとなるが、この条件で
の露呈は47℃であるのに対し出口側から集塵機へ送ら
れる混合排ガスの温度は26℃にしかならず、従って、
出口に達した混合排ガスは含有水分の一部が水滴化した
湿分100%のものとなっており、ダクトから集塵機へ
送られる間にさらに結露が進む。これを防止するため従
来技術に記載したようにクーリングドラムの出口に入口
を臨ませたダクトの入口付近に70℃の空気を入れて出
口に達した混合排ガスの温度を露点よりやや高い52℃
に保持しようとすると、70℃の空気が約1000Nm3
/min必要となるため吸気側開口より導入される大気と
の総量である1547Nm3/min以上の吸引力を有する
ファンを集塵機に付設しなければならない。これに対し
本発明のように、吸気側開口より導入される547Nm3
/minの大気のうちの一部である243Nm3/minを70
℃の熱風に置換すれば、出口に達した混合排ガスの温度
は前記した従来例の場合と同様52℃に保持することが
できるが、この場合における集塵機のファンの吸引力は
吸気側開口からの導入大気量である547Nm3/min以
上のものであればよいので、設備費およびランニングコ
ストを大幅に減らすことができる。
(実施例) 次に、本発明方法を図示の装置に基いて詳細に説明すれ
ば、(1)は型枠のない鋳型から製品を冷却しつつ送り出
すためのクーリングドラムであり、大気を導入すべく一
端に形成された吸気側開口(2)には後記する熱風発生装
置(3)から送られる熱風をクーリングドラム内に強制供
給するダクト(4)が臨ませてある。クーリングドラム(1)
はその内部に冷却水を放出するノズルを備えていてクー
リングドラム(1)内に送り込まれた高温の鋳物を冷却す
ると同時に多量の蒸気を発生するものとなるが、これら
の水蒸気とクーリングドラム(1)の内部において発生す
る粉塵を吸引するためにその出口(5)には集塵フード(6)
が設けられ、クーリングドラム(1)の出口(5)から排出さ
れる混合排ガスはダクト(7)を介して排風機(9)に接続さ
れた集塵機(8)へ送られる。なお、図中(10)は熱風発生
器(3)で生成された加熱空気をクーリングドラム(1)の吸
気側開口(2)より熱風として送り込むための熱風送風
器、(11)は熱風発生器(3)に第1の温度センサ(12)付の
ダクト(13)を介して接続されるキュポラ排ガス熱交換
器、(14)はキュポラ、(15)は熱風発生器(3)のバーナ(1
6)への燃料供給管(17)に設けた燃料制御弁、(18)は熱風
発生器(3)と熱風送風器(10)とを接続するダクトに設け
た第2の温度センサ、(19)は第1の温度センサ(12)より
キュポラ排ガス熱交換器(11)側においてダクト(13)に設
けた大気混入制御弁、(20)は大気混入制御弁(19)と第1
の温度センサ(12)に接続された第1の熱風温度制御器、
(21)は燃料制御弁(15)と第2の温度センサに接続された
第2の熱風温度制御器である。
このように構成された装置において、クーリングドラム
(1)内に加熱された鋳物が鋳物砂とともに送り込まれて
散水により冷却された際にクーリングドラム(1)の内部
に発生する粉塵および水蒸気を吸気側開口(2)より導入
される搬送用空気で集塵機(8)に吸引して集塵すること
は従来のものと本質的に同じであるが、吸気側開口(2)
より導入される大気の一部を熱風発生器(3)より強制供
給される熱風で置換するようにしてクーリングドラム
(1)内で発生する粉塵および水蒸気とともに出口側から
集塵機(8)へ送られる混合排ガスの温度を露点以上の温
度に保持するようにした点に本発明の特徴がある。すな
わち、熱風発生器(3)のバーナ(16)に燃料供給管(17)よ
りLPGガスを供給して燃焼させるか、キュポラ排ガス
熱交換器(11)で熱交換された高温の空気を大気混入制御
弁(19)より導入される大気と混合するなどして70℃程
度とした加熱空気を熱風送風器(10)によりクーリングド
ラム(1)の吸気側開口(2)に導き、吸気側開口(2)よりク
ーリングドラムへ導入される総搬送用空気を増量するこ
となく高温化することによりクーリングドラム(1)内で
発生する粉塵および水蒸気とともに出口側から集塵機
(8)へ送られる混合排ガスの温度を露点以上に保持し、
これにより出口(5)から集塵機(8)にわたる経路での結露
を集塵機(8)の排風機(9)の性能を高めたりランニングコ
ストを高めることなく防止できることとなる。
(発明の効果) 本発明は前記説明から明らかなように、クーリングドラ
ムの吸気側開口より導入される大気の一部を熱風に置換
するだけでクーリングドラム出口から集塵機に至る経路
での結露をなくして結露に伴うダクトの詰まりや集塵機
性能の劣化をなくすようにしたもので、混合排ガス量を
増大させることもないので集塵機等を大型化する必要も
なくて設備費や電力費の増大もなく経済的であり、ま
た、キュポラ排ガスをクーリングドラム内に別に供給す
る場合のように集塵機を汚染させるおそれもないのでメ
ンテナスに手数を要することもない等種々の利点があ
り、従来の鋳造工場用クーリングドラムの集塵方法の問
題点を解決したものとして業界の発展に寄与するところ
極めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法を実施する装置の配置説明図である。 (1):クーリングドラム、(2):吸気側開口、(3):熱風
発生器、(5):出口、(8):集塵機、(9):排風機、(1
0):熱風送風器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クーリングドラム内にその吸気側開口より
    導入される大気の一部を熱風に置換してクーリングドラ
    ム内で発生する粉塵および水蒸気とともに出口側から集
    塵機へ送られる混合排ガスの温度を露点以上の温度に保
    持するようにしたことを特徴とする鋳造工場用クーリン
    グドラムの集塵方法。
JP23038287A 1987-09-14 1987-09-14 鋳造工場用クーリングドラムの集塵方法 Expired - Lifetime JPH0615010B2 (ja)

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JP6791100B2 (ja) * 2017-11-15 2020-11-25 新東工業株式会社 鋳型ばらしシステム

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