JPH061500U - セグメント組立装置 - Google Patents
セグメント組立装置Info
- Publication number
- JPH061500U JPH061500U JP3994292U JP3994292U JPH061500U JP H061500 U JPH061500 U JP H061500U JP 3994292 U JP3994292 U JP 3994292U JP 3994292 U JP3994292 U JP 3994292U JP H061500 U JPH061500 U JP H061500U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手動による特殊なセグメントの組立作業も能
率よく行うことができる。 【構成】 シールド本体1の後部に旋回機構を介してシ
ールド本体軸心回りに旋回自在な旋回フレーム11を設
け、この旋回フレーム11の周方向一端側に自動操作用セ
グメント組立部12を設けるとともに、他端側に手動操作
用セグメント組立部13を設けた。 【効果】 共用の旋回機構により旋回される旋回フレー
ムの対称位置で自動操作および手動操作できるので、互
いに障害になることなく組立作業を能率よく行え、小ス
ペース化が図れる。
率よく行うことができる。 【構成】 シールド本体1の後部に旋回機構を介してシ
ールド本体軸心回りに旋回自在な旋回フレーム11を設
け、この旋回フレーム11の周方向一端側に自動操作用セ
グメント組立部12を設けるとともに、他端側に手動操作
用セグメント組立部13を設けた。 【効果】 共用の旋回機構により旋回される旋回フレー
ムの対称位置で自動操作および手動操作できるので、互
いに障害になることなく組立作業を能率よく行え、小ス
ペース化が図れる。
Description
【0001】
本考案は、シールド掘進機により掘削されたトンネル内に覆工用セグメントを 組み立てるセグメント組立装置に関する。
【0002】
従来のセグメント組立装置は自動化されており、一般的なセグメントは自動的 に組み立てられるが、特殊なセグメントたとえば急カーブや蛇行用のセグメント または耐震の伸縮用の特殊継手を装着するセグメントの場合などには対応するこ とができず、この自動セグメント組立装置を手動操作して特殊なセグメントを組 み立てていた。
【0003】
しかし、自動セグメント組立装置で手動組立を行う場合、自動セグメント組立 装置のセグメント把持部周辺に配置された締結機や検出機器などが障害となって 、手動による作業が制限され手間のかかる作業となっていた。
【0004】 本考案は、上記問題点を解決して、手動による特殊なセグメントの組立作業も 能率よく行うことができるセグメント組立装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記問題点を解決するために本考案のセグメント組立装置は、シールド本体の 後部にシールド本体軸心回りに旋回自在な旋回機構を介して旋回フレームを設け 、この旋回フレームの周方向一端側に自動操作用セグメント組立部を設けるとと もに、他端側に手動操作用セグメント組立部を設けたものである。
【0006】
上記構成によれば、同一の旋回フレームに自動操作用セグメント組立部と手動 操作用セグメント組立部を設けたので、特殊セグメント組立時に旋回機構により 自動操作用セグメント組立部と共通の旋回フレームを旋回して手動操作用セグメ ント組立部を操作し、組み立てることができる。したがって、従来のように自動 操作用セグメント組立部を手動操作するのに比べて、操作性もよく、自動操作用 セグメント組立部の反対側で互いに障害になることもなく、しかも手動操作がわ には周辺に組立作業の障害となる部材や機器もないので効率よく手動操作による 組立作業を行うことができる。また、自動操作用セグメント組立部と別々に手動 操作用セグメント組立部を設けるのに比べて、共通の旋回フレームを使用するこ とにより、旋回機構を共用することができ、また占有空間も小さくすることがで きる。
【0007】
以下、本考案に係るセグメント組立装置の一実施例を図面に基づいて説明する 。
【0008】 シールド本体1の後部に配置されたリングガーダ2内には旋回機構3が設けら れており、旋回機構3は、リングガーダ2内に周方向所定間隔毎に設けられた周 部ガイドローラー4と側部ガイドローラー5により、旋回リング6をシールド本 体1の軸心(以下シールド軸心という)を中心として回転自在に支持させ、リン グガーダ2内に支柱7を介して取り付けられた減速機付旋回モーター8により駆 動される旋回ピニオン9を前記旋回リング6の外周面中間部に設けられたリング ギヤ10に噛合して構成されている。
【0009】 前記旋回リング5には後部に旋回フレーム11が取り付けられており、この旋 回フレーム11の一端側に自動操作用セグメント組立部12が配設されるととも に、他端側に手動操作用セグメント組立部13が配設されている。
【0010】 まず自動操作用セグメント組立部12を説明する。 前記旋回フレーム11は一対の側部フレーム11aと連結フレーム11bとで 門型状に形成され、旋回フレーム11には、側部フレーム11aの外側にリニア ベアリングを介してスライド自在に配置された伸縮フレーム21を、伸縮ジャッ キ22によりシールド半径方向に出退可能な伸縮機構23が設けられている。ま た、図3に示すように、この伸縮フレーム21の連結フレーム11b反対側には 、リニアベアリングを介してシールド軸心方向にスライド自在に支持されたスラ イドフレーム24を、スライドジャッキ26によりスライド可能なスライド機構 25が設けられている。
【0011】 さらに、このスライドフレーム24には、スライドフレーム24にリニアベア リングを介してシールド本体1の接線方向(以下シールド接線方向という)にス ライド自在に支持された旋回調整フレーム27を、旋回調整ジャッキ28により スライドさせて旋回方向の位置調整を行う旋回微調整機構29と、前記旋回調整 フレーム27に軸受30を介して回転自在に支持されたヨーイング調整フレーム 31を、ヨーイング制御ジャッキ32によりシールド半径方向の軸心回りに回動 させて位置調整を行うヨーイング調整機構33と、前記ヨーイング調整フレーム 31に球面軸受34を介して揺動自在に支持されたセグメント保持フレーム35 を、ピッチング制御ジャッキ36およびローリング制御ジャッキ37によりシー ルド接線方向およびシールド軸心方向に揺動可能なピッチング・ローリング調整 機構38とが設けられている。さらにまた、前記セグメント保持フレーム35に は、セグメントSをセグメント保持フレーム35に保持するためのツイストロッ ク式セグメント保持装置41と、セグメントS同士をボルト・ナットにより締結 するボルト・ナット締結装置42とが装備されている。
【0012】 つぎに手動操作用セグメント組立部13を図4,図5を参照して説明する。 前記旋回フレーム11において、側部フレーム11aの連結フレーム11b側 には、手動伸縮フレーム52に垂設された伸縮ロッド50Aを案内する伸縮ガイ ド筒50Bと手動伸縮ジャッキ51が内設され、これら手動伸縮ジャッキ51の 出力ロッドを手動伸縮フレーム52に連結した手動伸縮機構53が設けられてい る。またこの手動伸縮フレーム52には、互いに平行な一対の軸心方向ロッド5 4にスライド自在に案内された手動スライドフレーム55が配置され、この手動 スライドフレーム55を手動スライドジャッキ56により駆動してシールド軸心 方向の位置調整を行う手動スライド機構57が設けられている。さらに前記手動 スライドフレーム55には、互いに平行なシールド接線方向に配置された一対の 接線方向ロッド58にスライド自在に案内される手動旋回調整フレーム59が配 置され、この手動旋回調整フレーム59を手動旋回調整ジャッキ60により駆動 して旋回方向の位置微調整を行う手動旋回微調整機構61が設けられている。
【0013】 したがって、手動伸縮機構53により手動伸縮ジャッキ51を駆動し手動伸縮 フレーム52を出退してシールド半径方向の位置決めを行い、手動スライド機構 57により手動スライドジャッキ56を駆動し手動スライドフレーム55を軸心 方向ロッド54に沿って移動させてシールド接線方向の位置決めを行い、さらに 手動旋回微調整機構61により手動旋回調整ジャッキ60を駆動して手動旋回調 整フレーム59を接線方向ロッド58に沿って移動し、手動旋回機構57と後述 する手動ピッチング・ローイング調整機構68により動作を補完することにより 旋回機構3により位置決めされた周方向の位置を微調整することができる。
【0014】 さらに手動旋回調整フレーム59には、ブラケット62に互いに直交するシー ルド軸心方向およびシールド接線方向の2軸をそれぞれ回動自在に支持する自在 軸受63を介して手動揺動フレーム64が支持され、この手動揺動フレーム64 には、手動セグメント保持フレーム65に垂設された半径方向の半径方向軸66 が回転自在に支持されている。そして手動旋回調整フレーム59に自在軸受63 の周囲で等間隔ごとに4本の手動ピッチング・ローイング制御ジャッキ67がシ ールド半径方向に配置され、その出力ロッドが自在継手を介して手動セグメント 保持フレーム65に連結された手動ピッチング・ローイング調整機構68が設け られている。さらに手動揺動フレーム64に取り付けられたヨーイング制御ジャ ッキ69の出力ロッドが自在継手を介して手動セグメント保持フレーム65に連 結された手動ヨーイング調整機構70が設けられている。さらにまた、手動セグ メント保持フレーム65にはセグメントSを保持するためのツイストロック式セ グメント保持装置71が設けられている。
【0015】 したがって、手動ピッチング・ローイング調整機構68により手動ピッチング ・ローイング制御ジャッキ67を駆動し手動セグメント保持装置71により手動 セグメント保持フレーム65に保持されたセグメントSを自在軸受63を中心に シールド軸心方向およびシールド接線方向に揺動して位置調整を行い、さらに手 動ヨーイング調整機構70によりヨーイング制御ジャッキ69を駆動しセグメン トSを半径方向軸66を中心に回動して位置調整を行うことができる。
【0016】 上記構成によれば、旋回機構3により旋回される旋回リング6を介して旋回さ れる旋回フレーム11の一端側に自動操作用セグメント組立部12を設けるとと もに、他端側に手動操作用セグメント組立部13を設けたので、特殊セグメント 組立時に、旋回機構3により自動操作用セグメント組立部と共通の旋回フレーム 11を旋回して周方向の位置決めを行い、手動操作用セグメント組立部の手動伸 縮機構53、手動スライド機構57、手動旋回微調整機構61、手動ピッチング ・ローリング調整機構68および手動ヨーイング調整機構をそれぞれ操作して、 手動セグメント保持装置71により手動セグメント保持フレーム65に保持され たセグメントSを目的とする位置に嵌め合わせ組み立てることができる。
【0017】
以上に述べたごとく本考案のセグメント組立装置によれば、同一の旋回フレー ムに自動操作用セグメント組立部と手動操作用セグメント組立部を設けたので、 特殊セグメント組立時に旋回機構により自動操作用セグメント組立部と共通の旋 回フレームを旋回して手動操作用セグメント組立部を操作し、組み立てることが できる。したがって、従来のように自動操作用セグメント組立部を手動操作する のに比べて、操作性もよく、自動操作用セグメント組立部の反対側で互いに障害 になることもなく、しかも手動操作がわには周辺に組立作業の障害となる部材や 機器もないので効率よく手動操作による組立作業を行うことができる。また、自 動操作用セグメント組立部と別々に手動操作用セグメント組立部を設けるのに比 べて、共通の旋回フレームを使用することにより、旋回機構を共用することがで き、また占有空間も小さくすることができる。
【図1】本考案に係るセグメント組立装置の一実施例を
示す全体背面図である。
示す全体背面図である。
【図2】同セグメント組立装置の全体側面断面図であ
る。
る。
【図3】同セグメント組立装置の自動操作用セグメント
組立部の拡大背面断面図である。
組立部の拡大背面断面図である。
【図4】同セグメント組立装置の手動操作用セグメント
組立部の拡大背面断面図である。
組立部の拡大背面断面図である。
【図5】同セグメント組立装置の手動操作用セグメント
組立部の拡大側面断面図である。
組立部の拡大側面断面図である。
S セグメント 1 シールド本体 3 旋回機構 6 旋回リング 11 旋回フレーム 12 自動操作用セグメント組立部 13 手動操作用セグメント組立部 23 伸縮機構 25 スライド機構 28 旋回微調整ジャッキ 33 ヨーイング調整機構 34 球面軸受 35 セグメント保持フレーム 38 ピッチング・ローリング調整機構 41 セグメント保持装置 42 ボルト・ナット締結装置 53 手動伸縮機構 57 手動スライド機構 61 手動旋回微調整機構 65 手動セグメント保持フレーム 67 手動ピッチング・ローリング制御ジャッキ 70 手動ヨーイング調整機構 71 手動セグメント保持装置
Claims (1)
- 【請求項1】 シールド本体の後部にシールド本体軸心
回りに旋回自在な旋回機構を介して旋回フレームを設
け、この旋回フレームの周方向一端側に自動操作用セグ
メント組立部を設けるとともに、他端側に手動操作用セ
グメント組立部を設けたことを特徴とするセグメント組
立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3994292U JPH061500U (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | セグメント組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3994292U JPH061500U (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | セグメント組立装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061500U true JPH061500U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12567013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3994292U Pending JPH061500U (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | セグメント組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061500U (ja) |
-
1992
- 1992-06-11 JP JP3994292U patent/JPH061500U/ja active Pending
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