JPH06149410A - 情報機器のヒンジ装置 - Google Patents
情報機器のヒンジ装置Info
- Publication number
- JPH06149410A JPH06149410A JP4302375A JP30237592A JPH06149410A JP H06149410 A JPH06149410 A JP H06149410A JP 4302375 A JP4302375 A JP 4302375A JP 30237592 A JP30237592 A JP 30237592A JP H06149410 A JPH06149410 A JP H06149410A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- main body
- cable
- equipment
- display part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の情報機器における表示装置部分の開
閉回動に供するヒンジ部分に電気的接続用のケーブルを
収納できるよう構成し、ヒンジ部分の構造の簡略化を図
ることを目的とする。 【構成】 キーボード等のデータ入力手段と表示部を互
に対向する位置で回動自在となす構造で、回動部分のヒ
ンジ部に機器の本体側と表示部との接続用ケーブル収納
部を設けた構成である。
閉回動に供するヒンジ部分に電気的接続用のケーブルを
収納できるよう構成し、ヒンジ部分の構造の簡略化を図
ることを目的とする。 【構成】 キーボード等のデータ入力手段と表示部を互
に対向する位置で回動自在となす構造で、回動部分のヒ
ンジ部に機器の本体側と表示部との接続用ケーブル収納
部を設けた構成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサ等の情報機器のヒンジ装置に係わ
り、特にＬＣＤ（液晶表示素子）を用いたポータブルタ
イプの情報機器に最適な同装置に関する。
タ、ワードプロセッサ等の情報機器のヒンジ装置に係わ
り、特にＬＣＤ（液晶表示素子）を用いたポータブルタ
イプの情報機器に最適な同装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にパーソナルコンピュータ（ＰＣと
略称する）、ワードプロセッサ（ＷＰと略称する）等の
情報機器はＣＲＴ使用のデスクトップタイプから、ＬＣ
Ｄ使用のラップトップタイプ、更にノートタイプの小型
の薄型サイズに小型化してきた。
略称する）、ワードプロセッサ（ＷＰと略称する）等の
情報機器はＣＲＴ使用のデスクトップタイプから、ＬＣ
Ｄ使用のラップトップタイプ、更にノートタイプの小型
の薄型サイズに小型化してきた。
【０００３】そこでＬＣＤを使用した同機器では、その
表示部を本体不使用時キーボード又はタッチパネル等の
データ入力部に対向して閉蓋状態とし、一方本体使用時
は、前記表示部をデータ入力部に対して所望の角度に回
動して保持させる構造が採用されている。
表示部を本体不使用時キーボード又はタッチパネル等の
データ入力部に対向して閉蓋状態とし、一方本体使用時
は、前記表示部をデータ入力部に対して所望の角度に回
動して保持させる構造が採用されている。
【０００４】その一実施例として、特開平３−２７８１
３号があげられる。
３号があげられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の技術は、
キーボードが設けられた本体としての基部に対して、ヒ
ンジ部を一対設けて、その中心部分に該基部と表示部と
の間の電気的接続を行うケーブル部を設けてあり、この
構造では表示部と本体としての基部との間で３個所の結
合部分を要し、特に機器全体の小型化のためにヒンジ２
個とケーブルを通すためのスペースの確保が必要とな
り、該機器の小型化に支障となってきた。
キーボードが設けられた本体としての基部に対して、ヒ
ンジ部を一対設けて、その中心部分に該基部と表示部と
の間の電気的接続を行うケーブル部を設けてあり、この
構造では表示部と本体としての基部との間で３個所の結
合部分を要し、特に機器全体の小型化のためにヒンジ２
個とケーブルを通すためのスペースの確保が必要とな
り、該機器の小型化に支障となってきた。
【０００６】そこで本発明は上記欠点を除去した新規な
構造の情報機器のヒンジ装置を提供するものである。
構造の情報機器のヒンジ装置を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ入力手
段及び情報処理部を備えた情報機器の本体と、該データ
入力手段に対向して施蓋可能に回動自在の表示部を備え
た上方部とより成り、前記本体の奥方部の両端に第１及
び第２のヒンジを取付け、前記本体内の情報処理部と表
示部を接続するケーブルを収納するケーブル孔部を前記
第１のヒンジに設けた構成である。
段及び情報処理部を備えた情報機器の本体と、該データ
入力手段に対向して施蓋可能に回動自在の表示部を備え
た上方部とより成り、前記本体の奥方部の両端に第１及
び第２のヒンジを取付け、前記本体内の情報処理部と表
示部を接続するケーブルを収納するケーブル孔部を前記
第１のヒンジに設けた構成である。
【０００８】
【作用】本発明では、小型の情報機器において表示部を
本体に対して所望の角度に保持させる一対のヒンジのう
ち、一方のヒンジに電気的な接続を行うケーブルを挿入
できるケーブル孔を設けた構造で、前記本体の奥方と表
示部の奥方の結合部分で一対のヒンジで事足りる。
本体に対して所望の角度に保持させる一対のヒンジのう
ち、一方のヒンジに電気的な接続を行うケーブルを挿入
できるケーブル孔を設けた構造で、前記本体の奥方と表
示部の奥方の結合部分で一対のヒンジで事足りる。
【０００９】
【実施例】図面に従って説明すると、図１は情報機器の
本体と表示部、前記本体と表示部の結合部分を施蓋する
結合部用カバーを取外した状態の分解斜視図、図２は本
発明装置に用いるヒンジの一実施例を示す分解斜視図、
図３は情報機器の完成状態で開蓋時の斜視図を示す。
本体と表示部、前記本体と表示部の結合部分を施蓋する
結合部用カバーを取外した状態の分解斜視図、図２は本
発明装置に用いるヒンジの一実施例を示す分解斜視図、
図３は情報機器の完成状態で開蓋時の斜視図を示す。
【００１０】図面において、（１）はデータ入力手段と
してのキーボード（２）を有するパーソナルコンピュー
タの機器本体、（３）は表示部としてＬＣＤパネル
（４）を有する上方部、（５）は第１のヒンジ、（６）
は該第１のヒンジを支持する支持脚、（７）は前記機器
本体（１）と上方部（３）との間を互に電気的に接続す
るためのケーブル、（８）は回動保持用バネ（９）を有
する第２のヒンジ、（１０）は前記ケーブルを収納する
と共に第２のヒンジを取付けるためのヒンジ取付片（１
１）を設けた凹部、（１２）は前記凹部を施蓋するカバ
ー、（１３）（１３）（１３）は前記カバーの固定用ネ
ジ、（１４）（１４）は前記ネジが挿入、固定されるネ
ジ孔を示す。
してのキーボード（２）を有するパーソナルコンピュー
タの機器本体、（３）は表示部としてＬＣＤパネル
（４）を有する上方部、（５）は第１のヒンジ、（６）
は該第１のヒンジを支持する支持脚、（７）は前記機器
本体（１）と上方部（３）との間を互に電気的に接続す
るためのケーブル、（８）は回動保持用バネ（９）を有
する第２のヒンジ、（１０）は前記ケーブルを収納する
と共に第２のヒンジを取付けるためのヒンジ取付片（１
１）を設けた凹部、（１２）は前記凹部を施蓋するカバ
ー、（１３）（１３）（１３）は前記カバーの固定用ネ
ジ、（１４）（１４）は前記ネジが挿入、固定されるネ
ジ孔を示す。
【００１１】次に本発明装置の組立て方について説明す
ると、図１及び図３に示した表示部（３）をカバー部
（１５）とマスク部（１６）に２分割した状態で、図２
に示すアッパーホルダー（１６）とロワーホルダー（１
７）の各円筒部（１８）（１９）にケーブル（７）を沿
わせて収納し、前記両ホルダー（１６）（１７）を重ね
合わせて一体化し、ネジ（２０）をネジ孔（２１）（２
２）を通して前記カバー部（１５）又はマスク部（１
６）の内部に固定した後前記カバー部（１５）とマスク
部（１６）を結合して図１に示す状態に組立てられる。
ると、図１及び図３に示した表示部（３）をカバー部
（１５）とマスク部（１６）に２分割した状態で、図２
に示すアッパーホルダー（１６）とロワーホルダー（１
７）の各円筒部（１８）（１９）にケーブル（７）を沿
わせて収納し、前記両ホルダー（１６）（１７）を重ね
合わせて一体化し、ネジ（２０）をネジ孔（２１）（２
２）を通して前記カバー部（１５）又はマスク部（１
６）の内部に固定した後前記カバー部（１５）とマスク
部（１６）を結合して図１に示す状態に組立てられる。
【００１２】従って第１のヒンジ（５）として表示部
（１６）の左端に円筒部（１８）（１９）が突出する構
成になる。ケーブル（７）は機器本体（１）内のＣＰＵ
を含む情報処理部（図示せず）に電気的に接続され、電
源キーボード（２）からの各種データが表示部（３）に
伝送され、ＬＣＤパネル（４）上に表示される。
（１６）の左端に円筒部（１８）（１９）が突出する構
成になる。ケーブル（７）は機器本体（１）内のＣＰＵ
を含む情報処理部（図示せず）に電気的に接続され、電
源キーボード（２）からの各種データが表示部（３）に
伝送され、ＬＣＤパネル（４）上に表示される。
【００１３】その後前記第１のヒンジ（５）の円筒部
（１９）の外周を支持脚（６）に載置し、固定片（２
３）は取付ネジを貫通孔（２４）（２４）を通して取付
台（１１）のネジ孔（２５）（２５）に挿入して前記固
定片（２３）を前記取付台（１１）に固定する。
（１９）の外周を支持脚（６）に載置し、固定片（２
３）は取付ネジを貫通孔（２４）（２４）を通して取付
台（１１）のネジ孔（２５）（２５）に挿入して前記固
定片（２３）を前記取付台（１１）に固定する。
【００１４】最後に凹部（１０）を覆うためにカバー
（１２）を機器本体（１）の背面にネジ（１３）（１
３）（１３）によって取付ければ、図３に示す状態とな
る。
（１２）を機器本体（１）の背面にネジ（１３）（１
３）（１３）によって取付ければ、図３に示す状態とな
る。
【００１５】従って外観上は、内部機構に影響を受ける
ことなく、意匠上独立にデザインすれば良い。
ことなく、意匠上独立にデザインすれば良い。
【００１６】
【発明の効果】本発明の情報機器のヒンジ装置によれ
ば、一対のヒンジ部として利用する一方を電気接続用の
ケーブルを簡単に収納できる構成となすことができ、他
方を角度規制のためのヒンジが利用可能となり、ヒンジ
として２個用いることによってケーブルのガイドも行え
る利点が得られる。
ば、一対のヒンジ部として利用する一方を電気接続用の
ケーブルを簡単に収納できる構成となすことができ、他
方を角度規制のためのヒンジが利用可能となり、ヒンジ
として２個用いることによってケーブルのガイドも行え
る利点が得られる。
【図１】本発明のおける情報機器のヒンジ装置を示す組
立前の斜視図である。
立前の斜視図である。
【図２】本発明における情報機器のヒンジ装置を示すヒ
ンジ部分の拡大分解斜視図である。
ンジ部分の拡大分解斜視図である。
【図３】本発明における情報機器のヒンジ装置の組立完
成状態を示す斜視図である。
成状態を示す斜視図である。
（１） 機器本体 （２） キーボード （３） 上方部 （４） ＬＣＤパネル （５） 第１のヒンジ （７） ケーブル （８） 第２のヒンジ （９） 回動保持用バネ （１０） 凹部 （１２） カバー
Claims (3)
- 【請求項１】 データ入力手段及び情報処理部を備えた
情報機器の本体と、前記データ入力手段に対向して施蓋
可能に回動自在の表示部を備えた上方部とより成り、前
記本体の奥方部の両端に第１及び第２のヒンジを取付
け、前記本体内の情報処理部と表示部を接続するケーブ
ルを収納するケーブル孔部を前記第１のヒンジに設けた
ことを特徴とする情報機器のヒンジ装置。 - 【請求項２】 前記第１のヒンジをアッパーホルダー及
びロワーホルダーに２分割し、該アッパーホルダーとロ
ワーホルダーを固定具によって一体化したことを特徴と
する請求項１記載の情報機器のヒンジ装置。 - 【請求項３】 前記第２のヒンジに前記表示部の回動角
度を規制する角度規制部を設けたことを特徴とする情報
機器のヒンジ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4302375A JPH06149410A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 情報機器のヒンジ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4302375A JPH06149410A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 情報機器のヒンジ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06149410A true JPH06149410A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17908146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4302375A Pending JPH06149410A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 情報機器のヒンジ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06149410A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100593097B1 (ko) * | 2001-08-07 | 2006-06-26 | 엘지전자 주식회사 | 모니터의 힌지 어셈블리 및 모니터 장치 |
| JP2014500990A (ja) * | 2010-09-30 | 2014-01-16 | アップル インコーポレイテッド | ポータブルコンピューティング装置 |
| US10317955B2 (en) | 2010-09-30 | 2019-06-11 | Apple Inc. | Portable computing device |
-
1992
- 1992-11-12 JP JP4302375A patent/JPH06149410A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100593097B1 (ko) * | 2001-08-07 | 2006-06-26 | 엘지전자 주식회사 | 모니터의 힌지 어셈블리 및 모니터 장치 |
| JP2014500990A (ja) * | 2010-09-30 | 2014-01-16 | アップル インコーポレイテッド | ポータブルコンピューティング装置 |
| US9829932B2 (en) | 2010-09-30 | 2017-11-28 | Apple Inc. | Portable computing device |
| US10317955B2 (en) | 2010-09-30 | 2019-06-11 | Apple Inc. | Portable computing device |
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