JPH06149376A - 経路生成装置 - Google Patents

経路生成装置

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JPH06149376A
JPH06149376A JP4295696A JP29569692A JPH06149376A JP H06149376 A JPH06149376 A JP H06149376A JP 4295696 A JP4295696 A JP 4295696A JP 29569692 A JP29569692 A JP 29569692A JP H06149376 A JPH06149376 A JP H06149376A
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route
search
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terrain
point
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Application number
JP4295696A
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English (en)
Inventor
Nobuyoshi Wada
信義 和田
Seigo Aonuma
清悟 青沼
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 探索領域の各種地形情報を有効活用した経路
を提供することができるような経路生成装置を得る。 【構成】 経路探索に際し、河川や道路等の線状の地形
情報に基づいて作成した線ランドマークデータを記憶す
る線ランドマークデータ記憶部172から抽出した、線
ランドマークマップと、山頂や建物等の点状の地形情報
に基づいて作成した点ランドマークデータを記憶する点
ランドマークデータ記憶部182から抽出した、点ラン
ドマークマップと、探索領域の地形の標高情報に基づい
て作成した標高データを記憶する標高データ記録部19
2から抽出した、標高マップと、経路選択戦略推論部1
20で決定された探索領域・経路評価を行う評価関数と
を用意し、これらの情報に基づいて経路探索部140に
おいて経路探索を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地形情報を有効利用
した経路の作成を支援する経路生成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】これまで、例えば航空機の飛行経路生成
装置としては、飛行機を対象とするものが主に開発され
てきた。これらでは、飛行機が高速で飛行し、上昇時に
水平方向の移動距離に対する垂直方向の移動距離が比較
的小さいために、飛行経路はほぼ平面状とみなすことが
でき、よって飛行経路は2次元平面的に生成されてき
た。その際、飛行経路を含む空間を表現する方法として
通常採られる方法は、空間を賽の目状に分割して立方体
ないし直方体の要素が整列した形として扱うものであ
り、この方法では経路は隣接する要素間の小経路を継い
だものとして表される。その経路の組み合わせの数は膨
大なものとなるが、その中から最適経路と考えられるも
のを選択する問題は、従来より探索問題として扱われ、
経路探索のためのアルゴリズムとしては、A*アルゴリ
ズムが用いられている。 A*アルゴリズムは、ニルソ
ン著、人工知能の原理、日本コンピュータ協会 におい
て紹介されている探索アルゴリズムであり、経路の途中
のある地点を考えると、探索のコストとして、探索開始
地点からそのある地点までに実際に要したコスト実績
と、そのある地点から探索終了地点までのコストの見積
り値との和を評価対象とする。
【0003】以下に、図6を用いて2次元平面の経路探
索の問題について、A*アルゴリズムを用いた経路探索
の原理を簡単に説明する。図6に示す格子状に分割され
た2次元平面において、出発地点を点S(2,2),目
的地点を点G(7,7)とする。また、図6において矢
印1目盛は探索1ステップ分を表す。出発地点から探索
を始めると、出発地点S(2,2)から次に展開される
可能性、すなわち、進む可能性のある候補群からなる待
ち行列の中から、その先頭の候補を取り出して次の進行
地点を展開する。最初は待ち行列に出発地点S(2,
2)のみが存在するので、待ち行列の先頭であるこの地
点を取り出してこれが目的地点かどうか調べる。いまは
明らかにそうではないので、この出発地点を取り出して
展開をする。この出発地点を基礎として新たな待ち行列
の成分となる候補となる点、すなわち、次の進行地点と
なる可能性のある地点はA(1,2)、B(2,3)、
C(3,2)、D(2,1)である。ここで、それぞれ
の候補に対し、出発地点からその地点までのコストと、
その地点から目的地点までのコストの見積もり値との和
である総コストの計算を行い、この総コストの昇順に待
ち行列内の点A〜点Dを並び換えの操作を行う。
【0004】次に、この新たな待ち行列の先頭の地点に
対し、これが目的地点かどうかを調べる。目的地点では
ないとすれば、先と同様にこの先頭の地点を基礎として
また新たな待ち行列の成分となる候補を模索し総コスト
を計算する。そしてまたこの総コストの昇順に待ち行列
内の候補の並び換えを行い、さらに、先と同様な操作を
次々と探索の基礎となる地点が目的地点である点Gに達
するまで続けていく。図6は出発地点からある地点まで
経路探索が行われた結果、出発地点からある地点までの
総コスト最小となる経路を経路候補として待ち行列に残
し、それ以外のものは捨てて経路を探索した状態を示し
ている。このような探索を繰り返し行い、探索の基礎と
なる地点が目的地点である点Gに達した段階でその経路
が最適な経路として決定される。
【0005】また、Bates,S.,他,Heuri
stic Route Planning:Appli
cation to Fighter Aircraf
t,pp.1114−1120,National A
erospace andElectronics C
onference,1988,IEEE ではA*ア
ルゴリズムを用いて2次元の経路探索問題に帰着させた
空間経路探索を行う例を示し、そこでは空間中に点在す
る脅威を考慮して飛行の安全性を経路探索の際に反映さ
せるために、2次元平面方向には空間を格子状に要素分
割し、各々の要素に脅威の度合いを表す経路コストに換
算して数値として記し、格子状に分割された平面の第n
番目の要素に対し、p(n)を出発地点から第n番目の
要素までの経路コスト、d(n)を経路が第n番目の要
素を通過した場合の脅威度の積算値、kを脅威度を経路
コストに換算する重み係数として、出発地点から第n番
目の要素までの総コストをk*p(n)+(1−k)*
d(n);(0<k<1)として計算し、第n番目の要
素から目的地点までの経路コストの見積もり値もこの計
算方法に準じて算出している。
【0006】一方、図7は、上記文献において探索の際
に参照されるマップとなる脅威度地図6を作成する流れ
を示す図であり、図7において、地理的な情報である地
形情報1、および飛行の安全度を表す脅威情報2を数値
として評価し、脅威度の情報とする。また、4は高い山
など衝突する危険に対する危険の度合いを表す地形脅威
度であり、5は山かげに隠れて飛行すると敵に発見され
ないことによる安全の度合いを表す地形被覆度である。
これらの値は、脅威度地図6において空間要素ごとに脅
威度を表す経路コストとして保持され、経路探索の際に
は対応する要素が参照されて、経路コスト計算に反映さ
れる。上記文献では、これらの脅威の存在する領域から
安全である領域までの地形情報を、図8(a)に示すよ
うに、直方体または立方体状に要素分割した空間要素に
対応する形で整理して保持し、探索の際に用いている。
これは探索の際に参照されるマップとなる脅威度地図6
を作製することである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】適切な経路誘導用に道
標としてランドマークを活用することは有効である。こ
のため、経路生成に際し、実際の地形情報などからラン
ドマークとして活用できるものを取り入れて経路探索を
行うことは有効である。しかし、従来の経路生成方法で
は山などを障害物として扱う以外には、地形情報を誘導
のためのランドマークとして有効に活用せず、必ずしも
最適な経路を決定しているとは言えなかった。
【0008】また、ヘリコプタを例にとると、ヘリコプ
タは比較的柔軟に飛行経路を変えることができるので、
その特徴を生かした飛行経路を生成することは有効であ
る。さらにその飛行高度や飛行目的に関連して、巡航、
ほふくなどのいくつかの複数の飛行形態があり、このヘ
リコプタ特有の動作特性を考慮して飛行経路生成を行
い、さらにその飛行形態を指定した情報を出力すること
も有効である。しかし、従来の経路生成方法では、飛行
機の2次元平面的な移動を基調として、高い高度での直
線的巡航と出発地点・目的地点周辺での低空飛行のみを
考慮した飛行経路を想定しており、ヘリコプタのような
移動手段の特有の柔軟な移動特性を加味した、いくつか
の移動パターンを柔軟に継ぎ合わせた経路は生成できな
かった。
【0009】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたものであり、地形情報を経路探索に有効活用し
た、迅速に経路生成が行えるような、探索された経路だ
けでなく、移動手段の移動形態についての情報をも提供
するような経路生成装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項第1項記載の経路
生成装置は、探索領域内における3次元の地形情報を経
路探索参照用のマップに加工し、経路探索参照用のマッ
プを経路コスト計算に活用し、地形情報を有効活用した
経路を作成するようにしたものである。
【0011】請求項第2項記載の経路生成装置は、水平
面を矩形に分割する4枚の鉛直平面と1水平面と地形表
面とで囲まれる探索領域を、4枚の鉛直平面のうち少な
くとも1つの平面に平行な平面群と、鉛直方向には近似
的に各要素の高さが等しくなるように、地形表面の曲面
と1水平面との間に設定した曲面とによって要素分割
し、経路探索を行うようにしたものである。
【0012】請求項第3項記載の経路生成装置は、水平
面を矩形に分割する4枚の鉛直平面と1水平面と地形表
面とで囲まれる探索領域を、4枚の鉛直平面のうち少な
くとも1つの平面に平行な平面群と、地形表面の曲面と
1水平面との間に設定した曲面とによって要素分割し、
各要素毎に移動形態を予め割りつけ、経路探索を行うよ
うにし、さらに、探索された経路の各要素に対応させ
て、それぞれの要素を移動する際の移動対象物の形態を
指示したものである。
【0013】
【作用】請求項第1項記載の経路生成装置は、探索領域
内における、3次元の地形情報を経路探索参照用のマッ
プに加工し、これらのマップの情報を経路コスト計算に
活用する。
【0014】請求項第2項記載の経路生成装置は、経路
探索を行う際、経路とならない領域にあたる部分につい
ては、経路探索で用いられる要素の対象とはしない。
【0015】請求項第3項記載の経路生成装置は、各々
の領域の各々の要素に対し、移動形態を予め割りつけ、
それを前提とした経路の探索を行う。
【0016】
【実施例】実施例.1 次に、実施例1.について説明する。図1は本発明にか
かる経路生成装置の構成図であり、図2はこの経路生成
装置の地上システム部分の詳細な構成を示す図、図3は
この経路生成装置のヘリコプタに搭載した機上システム
のディスプレイ画面および地上システムのディスプレイ
画面を示す図、図4はこの経路生成装置の経路探索前の
準備段階における動作の流れを示すフローチャート、図
5はこの経路生成装置の経路探索実行段階における動作
の流れを示すフローチャートである。図1において、1
01は地上システム、102はヘリコプタに搭載した機
上システム、103は地上システム通信部と交信するヘ
リコプタに搭載した機上システム通信部、104はヘリ
コプタに搭載した機上システムの入力装置、105はヘ
リコプタに搭載した機上システムのディスプレイであ
る。
【0017】図2に示す地上システムの構成図におい
て、110は各種の情報や命令を入力する、キーボード
111、マウス112からなる入力装置、120は入力
された情報および後述の経路選択戦略推論部の情報に基
づいて経路評価を行う評価関数、探索領域を決定する経
路選択戦略推論部、130は経路コスト計算のための関
数、および脅威評価の関数を記録する知識ベース、14
0は経路探索を行う経路探索部、150は生成した経路
を表示するディスプレイ、160は探索した経路をヘリ
コプタに搭載した機上システム103に伝えたり、ヘリ
コプタに搭載した機上システム103からの情報を受け
取る地上システム通信部である。
【0018】一方、170は河川や道路などの線状の地
形情報を記録する線地形データベース、171は線地形
データベース170の記録内容を探索の際に参照される
テーブルである線地形ランドマークデータに加工する線
地形ランドマークデータ前処理部、172は線地形ラン
ドマークデータ前処理部171で加工された線地形ラン
ドマークデータを記録する線地形ランドマークデータ記
録部、173は線地形ランドマークデータ記録部172
の記録内容から探索領域内のものを抽出して線地形ラン
ドマークマップを作成する線地形ランドマークマップ抽
出部である。
【0019】また、180は山頂や建物などの点状の地
形情報を記録する点地形データベース、181は点地形
データベース180の記録内容を探索の際に参照される
テーブルである点地形ランドマークデータに加工する点
地形ランドマークデータ前処理部、182は点地形ラン
ドマークデータ前処理部181で加工された点地形ラン
ドマークデータを記録する点地形ランドマークデータ記
録部、183は点地形ランドマークデータ記録部182
の記録内容から探索領域内のものを抽出して点地形ラン
ドマークマップを作成する点地形ランドマークマップ抽
出部である。
【0020】さらに、190は標高地形情報を記憶する
標高データベース、191は標高データベース190の
記録内容を探索の際に参照されるテーブルである標高デ
ータに加工する標高データ前処理部、192は標高デー
タ前処理部191で加工された標高データを記録する標
高データ記録部、193は標高データ記録部92の記録
内容から探索領域内のものを抽出して標高マップを作成
する標高マップ抽出部である。
【0021】ここで、経路探索を行う前のシステムの準
備段階として地形情報に関する各データベース、すなわ
ち、線地形データベース170、点地形データベース1
80、標高データベース190については、広範囲な領
域の各種地形情報を経路探索を行う前に予め該当するデ
ータベースに入力し、そのうち、探索領域付近の地形情
報として採用することが適切であると考えられる代表的
な情報、例えば、点状の地形情報について云えば脅威障
害物とその位置を、線地形ランドマークデータ前処理部
171、点地形ランドマークデータ前処理部181、標
高データ前処理部191においてそれぞれ線地形ランド
マークデータ、点地形ランドマークデータ、標高データ
として加工し、経路探索の際に使用できるよう予め作成
しておく。
【0022】準備段階におけるこれら各種のデータの作
成順序は、図4に示す手順にしたがう。線状の地形情報
については、ステップS10で線地形データから選ばれ
た情報を線地形データベース170に登録し、さらに、
線ランドマークデータ前処理部171において、2次元
平面方向に対しては格子状に分割して線ランドマークデ
ータを作成し、線ランドマークデータ記憶部172に記
憶する。点状の地形情報については、ステップS20で
点地形データから選ばれた情報を点地形データベース1
80に加工し、さらに、点ランドマークデータ前処理部
181において、2次元平面方向に対しては格子状に分
割して点ランドマークデータを作成し、点ランドマーク
データ記憶部182に記憶する。標高情報については、
ステップS30で標高データから選ばれた情報を標高デ
ータベース190に登録し、さらに、標高ランドマーク
データ前処理部191において、2次元平面方向に対し
ては格子状に分割して標高ランドマークデータを作成
し、標高ランドマークデータ記憶部192に記憶する。
このようにして経路探索の際に必要となる各ランドマー
クデータを作成する。この準備段階の各ランドマークデ
ータ作成の処理は、システム開発時、システムの仕様変
更時や地形情報の更新時などの保守時等において行われ
る。
【0023】次に、経路探索の実行段階の手順は図5に
示すフローチャートにしたがう。すなわち、図2の空間
経路生成装置の地上システムにおいて、ヘリコプタの飛
行経路決定に先立って、地上システムのディスプレイ1
50には、図3の地上システムのディスプレイ画面に示
すように、現在対象としている地域を示した簡単な地形
情報が表示される。地上システムユーザはステップS1
10〜S130において、経路探索を行うか否かの意思
決定をする。ステップS135で経路探索命令を入力し
て経路探索を行うならば、ステップS140にしたがっ
て、各種情報を入力する。すなわち、地上システムユー
ザは地上システムの入力装置110のマウス112から
ディスプレイ画面上の飛行の出発地点、目的地点をクリ
ックすることによって、飛行の出発地点、目的地点を入
力する。さらに、脅威障害対象物が存在する位置をマウ
ス112でディスプレイ画面上で指示し、その属性もデ
ィスプレイ画面上に表示されたメニューから選択するこ
とによって入力する。この際に、飛行目的、気象状態の
各情報もディスプレイ画面上に表示されたメニューから
選択することによって入力する。さらに、探索空間を要
素分割する方法も入力する。
【0024】この際、探索空間を要素分割する方法とし
ては、以下に示す3通りの方法が用意されている。第1
の方法は、図8(a)に示すような、ある高度からある
高度にかけての空間で、ある矩形で区切られる内側の直
方体空間の探索領域を、直方体を囲む平面のうち少なく
とも1つの平面に平行な平面によって分割して、探索領
域を小直方体の要素の集合ととらえる方法である。第2
の方法は、図8(b)に示すような、水平面を矩形に分
割する4枚の鉛直平面と1水平面と地形表面とで囲まれ
る探索領域を、4枚の鉛直平面のうち少なくとも1つの
平面に平行な平面群と、地形表面の曲面と1水平面との
間に設定した曲面とによって各要素の高さがおおむね等
しくなるように探索領域を分割する方法である。第3の
方法は、図8(c)に示すような、水平面を矩形に分割
する4枚の鉛直平面と1水平面と地形表面とで囲まれる
探索領域を、4枚の鉛直平面のうち少なくとも1つの平
面に平行な平面群と、地形表面の曲面と1水平面との間
に設定した曲面とによって各要素の高さがおおむね等し
くなるように探索領域を分割し、そして、探索領域内に
おける、それぞれの小要素を通過する際の移動形態を指
示する方法である。以上、これら3つの分割方法の中か
ら、ディスプレイ画面上に表示されたメニューによって
1つの方法を選択する。
【0025】すると、それら上記の入力された情報は経
路選択戦略推論部120に送られ、ステップS160〜
S190にしたがって、経路選択戦略推論部120は、
入力された探索空間の分割方法にしたがって探索空間を
分割し、探索用マップを作成する。ここでは図8(a)
に示すような、前記第1の分割方法に従った要素分割が
指示されたとする。その結果、その探索すべき空間領域
は、前記第1の分割方法に従った要素分割がなされ、小
直方体状に細分化されて探索用マップが作成される。
【0026】同時に、経路選択戦略推論部120は、入
力された飛行目的、気象状態に基づいて、採用すべき経
路選択戦略、すなわち、経路コスト計算のための関数、
および脅威評価の関数を知識ベース130から捜し出
し、さらに、それらを組み合わせて探索すべき空間領域
の経路評価を行う評価関数を決定する。
【0027】一方、経路選択戦略選択推論部120で探
索すべき空間領域が決定されると、河川や道路などの線
状の地形情報については、予め作成されている線地形ラ
ンドマークデータ記録部172の中から、この探索領域
内に存在するものが線地形ランドマークマップ抽出部1
73において抽出され、線地形ランドマークマップの形
に整理される。また、山頂や建物などの点状の地形情報
についても同様に、予め作成されている点地形ランドマ
ークデータ記録部182の中から、この探索領域内に存
在するものが点地形ランドマークマップ抽出部183に
おいて抽出され、点地形ランドマークマップの形に整理
される。さらに、標高情報についても同様で、予め作成
されている標高データ記録部192の中から、この探索
領域内に存在するものが標高マップ抽出部193におい
て抽出され、標高データの形に整理される。以上のよう
にして、探索の際に必要となる各構成要素が決定され、
経路探索が経路探索部140において行われる。
【0028】経路探索は、ステップS200にしたが
い、前記従来例に示す、待ち行列とA*アルゴリズムで
表される探索アルゴリズムを用いた探索方法を用いて経
路探索を行い、そうしてできる隣接する要素間での経路
をつなぎ合わせて全体の経路を作る、という方法をと
る。ここで隣接する要素とは、その要素を囲む8個の頂
点および12個の辺のうち少なくとも1つを共有する要
素であり、ある1つの要素に対する隣接する要素は最大
26要素存在し得る。各要素には、前記準備段階におい
てその空間位置を通ることによる脅威度を表すパラメー
タが数値として与えられているので、空間位置を移動す
ることによるコストと共に、気象状態や飛行目的に応じ
て選択された評価関数において、その計算の中で組み込
まれる。
【0029】分割された要素間の経路を探索する場合に
は、線地形ランドマークマップ、点地形ランドマークマ
ップ、標高マップを参照する。例えば、線地形ランドマ
ークマップの場合は、3次元空間内のある要素Aからそ
の隣接する要素の1つである要素Bへと経路をとるとす
る。その要素Aと要素Bを2次元水平面状のマップに写
像した場合、そのマップを線地形ランドマークマップと
対比し、要素Aと要素Bが同じ種類の地形ランドマーク
上にあるときは、評価関数において脅威度に相当する数
に1より小さい所定のパラメータを掛け合わせ、その経
路を採ることによる脅威度が小さくなるようにする。ま
た、点地形ランドマークマップの場合は、例えば探索を
目的地点から始めるとすると、要素Aから要素Bへ経路
を作る先の例では、要素Aに対応する点ランドマークテ
ーブルを参照してこの地点に点ランドマークが存在する
場合、脅威度は小さいものとして、要素B以降、要素A
から特定距離を経るまで、経路コストとして加算される
脅威度に相当する値に1より小さい所定のパラメータを
掛け合わせて用いる。このパラメータは、気象状態や飛
行目的などの条件から設定される可変のものである。こ
れによって、点ランドマークに向かう経路は脅威が小さ
い経路として以後の探索で扱われることになる。次に、
標高マップの場合は、標高データも同様、空間分割に対
応して2次元水平面状のマップに写像された形の2次元
配列に各々標高値が書かれ、要素Aの標高値と要素Bの
標高値とを比較して差があれば、所定の評価関数を適用
して経路コストを増減する。また、標高データから求め
られる地形被覆情報を用いるときも同様に脅威度の値
を、所定の方法、所定のパラメータを用いて計算して経
路コストに反映させ、通過に伴う脅威度を増減させるこ
ととする。
【0030】また、探索用空間領域を表現する探索用マ
ップには、探索の際に探索の途中経過が記されており、
これを用いて経路探索が進められる。すなわち、探索用
マップの各要素には、出発地点からその要素までの経路
コストの累積経過と、その経路におけるその要素の直前
の要素の番地が書き込まれている。
【0031】このようにして地上システム101におい
て探索された結果は、ステップS210にしたがい、図
1に示すように、データリンクを介してヘリコプタに搭
載した機上システム102に伝えられ、図3に示すよう
に、ヘリコプタに搭載した機上システムのディスプレイ
画面上でも同じ経路情報が表示される。ここでは、例と
して、川沿いに、山の斜面に一定高度で地形追従する経
路が示され、指定経路への追従の容易さを得るための経
路が選択されている。
【0032】一方、ヘリコプタに搭載した機上システム
側では、測地衛星を用いたGPS(グローバル・ポジシ
ョニング・システム)と自律航法装置によって現在位置
を認識しており、その情報をヘリコプタに搭載した機上
システムの通信部103を介して機上システムのディス
プレイ画面上にマーカとして表示する。これによって、
パイロットは探索経路からの現在位置のずれを認識する
ことができる。また、飛行中に新たな脅威対象物を発見
した場合、ヘリコプタに搭載した機上システム102の
入力装置110のトラックボール113を用いてディス
プレイ画面上にその位置を示し、機上システムの通信部
106を介して地上システム101に送信することで、
新たな位置情報を誤りなく送付することができ、さら
に、現在位置も送付することにより、地上システム10
1でもヘリコプタの現在位置を画面上にマーカとして表
示することができ、地上システムユーザは現在状況を認
識することができる。
【0033】パイロットに経路修正の権限が与えられて
いる場合、地上システム101から指示された経路に対
して、パイロットは機上システム102のトラックボー
ル113によって途中通過点を指示し、ディスプレイ画
面上に表示されたメニュー等によって様々の制約条件や
属性情報を選択し、通過点間の経路を本発明の経路生成
装置が自動的に生成するという方法をとることができ
る。その通過点や結果の経路や付帯情報は、必要に応じ
てデータリンク経由で地上システム側に送信される。
【0034】実施例1.によれば、地形情報を用いて、
誤りの起こりにくい誘導を可能とする経路が選択できる
ようになる。これによって、指定経路からはずれること
によって起こる危険性を回避し、指定経路に沿うために
無為にジグザグに飛ぶ無駄を減らすことで、平均飛行所
要時間を短縮する。また、多くの脅威の存在など、経路
決定に関する困難な意思決定を緊急に行う必要のある場
合には、客観的な根拠を持った合理的な経路を装置が示
唆することで、意思決定の遅れや状況認識不足による危
険発生の可能性を減少させることができる。
【0035】実施例2.次に、実施例2.について説明
する。実施例2.の装置の構成は実施例1.の装置の構
成と同様である。実施例2.においては、探索領域は実
施例1.のような直方体領域ではなく、要素分割の方法
として選択メニューから、図8(b)に示すように、相
互に直交する4枚の鉛直平面と1水平面、そして地表面
とで囲まれる領域が選択されたとする。ここで、1水平
面の高度は、ヘリコプタの飛行最大高度として与えられ
る高度に対応したものとし、この探索領域を、4枚の鉛
直平面に平行な平面と、地表面の曲面と最上部の平面の
間に設定した曲面とによって分割してとらえる。この
際、要素の高さついては図8(b)に示すように、高度
方向におおむね均等分割になるような高さを要素の高さ
とし、探索用マップを作成する。この要素分割以外、経
路探索の方法は実施例1.と同様である。
【0036】実施例2.によれば、経路探索を行う際、
飛行経路とならないの地面部分にあたる空間要素部分を
生成・保持せず、必要に応じたきめ細かな探索が可能と
なるため、装置の負荷の軽減を図ることができ、その結
果、迅速に経路の探索を行うことができる。
【0037】実施例3.次に、実施例3.について説明
する。実施例3.においては、第2の分割方法と同様な
分割方法をとる。そして、図8(c)に示すように、各
要素に対し各々の高度領域について、巡航、地形追従、
ほふく、といった飛行形態を割りつけ、知識ベース13
0に登録しておく。このため、鉛直方向への分割が、お
おむね均等ではなく、ある高度帯域では巡航を、またあ
る高度帯域ではほふくを行うなうべく、その空間領域を
その鉛直方向に対してはその飛行形態に対応した高度毎
に分割し、それらの高度領域に該当しない領域に対して
は、巡航を割りつけ、探索用マップを作成する。その結
果、経路探索においては後述の選択された評価関数に対
し、この各要素に対する飛行形態が、脅威度またはコス
トに相当する量という形で加味される。このため、生成
される飛行経路には飛行形態の指示が付されることとな
り、図3に示した地上システムおよびヘリコプタに搭載
した機上システムのディスプレイ画面においても、飛行
経路を表示すると同時に、その該当する経路部分に飛行
形態の情報を表示する。
【0038】実施例3.によれば、各々の高度領域の各
要素に対し、巡航、地形追従、ほふく、といった飛行形
態を割りつけ、それを前提とした飛行経路の探索を行っ
た結果、飛行形態とその飛行形態を前提とした飛行経路
の情報を操縦者に提供することができるので、パイロッ
トは迷うことなくヘリコプタを操縦することができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、地形
情報を用いて、無駄のない誘導を可能とする経路を作成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1.にかかる経路生成装置の
構成図である。
【図2】この発明の実施例1.にかかる経路生成装置の
うち、地上システム部分の構成を示す図である。
【図3】この発明の実施例1.にかかる経路生成装置
の、ヘリコプタに搭載した機上システムのディスプレイ
画面および地上システムのディスプレイ画面を示す図で
ある。
【図4】この発明の実施例1.にかかる経路生成装置
の、経路探索前の準備段階における動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【図5】この発明の実施例1.にかかる経路生成装置
の、経路探索実行段階における動作の流れを示すフロー
チャートである。
【図6】A*アルゴリズムを用いた2次元平面の経路探
索問題の解法の手順を示する図である。
【図7】従来の経路探索の際に参照されるマップとなる
脅威度地図を作成する流れを示す図である。
【図8】経路探索の際に参照されるマップの空間分割の
様子を示す断面図である。
【符号の説明】
101 地上システム 102 機上システム 103 機上システムの通信部 104 機上システムの入力装置 105 機上システムのディスプレイ 110 機上システムの入力装置 111 キーボード 112 マウス 113 トラックボール 120 経路選択戦略推論部 130 知識ベース 140 経路探索部 150 ディスプレイ 160 通信部 170 線地形データベース 171 線ランドマークデータ前処理部 172 線ランドマークデータ記録部 173 線ランドマークマップ抽出部 180 点地形データベース 181 点ランドマークデータ前処理部 182 点ランドマークデータ記録部 183 点ランドマークマップ抽出部 190 標高データベース 191 標高データ前処理部 192 標高データ記録部 193 標高マップ抽出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経路作成のための情報を入力する入力装
    置と、3次元の地形情報を記憶する3次元地形情報記録
    部と、経路コスト計算のための関数を記憶する評価関数
    記憶部と、前記入力装置から入力された情報に基づいて
    経路コスト評価のための関数、および、水平面を矩形に
    分割する4枚の鉛直平面と2枚の水平面とで囲まれた領
    域を探索領域とし、前記探索領域を前記4枚の鉛直平面
    のうち少なくとも1つの平面に平行な平面群と、前記2
    枚の水平面の間に設定した水平面によって要素分割する
    ことを決定する経路探索推論部と、前記経路探索推論部
    から決定された情報に基づいて前記3次元地形情報記憶
    部から探索領域内の3次元地形情報を抽出する3次元地
    形情報抽出部と、前記経路探索推論部からの情報と前記
    3次元地形情報抽出部により抽出された3次元地形情報
    に基づいて経路コストが最小となるような経路を探索す
    る経路探索部と、前記経路探索部で探索された経路を表
    示する出力装置とを備えた経路生成装置。
  2. 【請求項2】 前記経路探索推論部は、水平面を矩形に
    分割する4枚の鉛直平面と1水平面と地形表面とで囲ま
    れた領域を探索領域とし、前記4枚の鉛直平面のうち少
    なくとも1つの平面に平行な平面群と、地形表面の曲面
    と1水平面との間に設定した曲面とによって、鉛直方向
    にはおおむね各要素の高さが等しくなるように要素分割
    することを特徴とする請求項第1項記載の経路生成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記経路探索推論部は、水平面を矩形に
    分割する4枚の鉛直平面と1水平面と地形表面とで囲ま
    れた領域を探索領域とし、前記4枚の鉛直平面のうち少
    なくとも1つの平面に平行な平面群と、地形表面の曲面
    と1水平面との間に設定した曲面とによって、鉛直方向
    にはおおむね各要素の高さが等しくなるように要素分割
    し、前記各要素毎に移動形態を予め割りつけ、前記移動
    形態に関する情報を提供することを特徴とする請求項第
    1項記載の経路生成装置。
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