JPH06149358A - 移動ロボット - Google Patents

移動ロボット

Info

Publication number
JPH06149358A
JPH06149358A JP4303409A JP30340992A JPH06149358A JP H06149358 A JPH06149358 A JP H06149358A JP 4303409 A JP4303409 A JP 4303409A JP 30340992 A JP30340992 A JP 30340992A JP H06149358 A JPH06149358 A JP H06149358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
distance
data
absolute position
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4303409A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nishiyama
高史 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4303409A priority Critical patent/JPH06149358A/ja
Publication of JPH06149358A publication Critical patent/JPH06149358A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】施工が容易で、信頼性の高い絶対位置補正手段
を有する移動ロボットを提供することにある。 【構成】センサデータ取り込み手段40は超音波センサ
3…を起動し、周囲の空き空間距離データを取り込む。
この取り込み後センサデータ取り込み手段40はデッド
レコニング装置6からロボットの位置座標及び進行方向
角を読み込み、距離データと共に経路追従手段41に伝
達する。経路追従手段41は距離データ、ロボットの位
置座標及びと進行方向角を読み込み、これらデータに基
づいて現在位置が予め設定してある絶対位置補正地点で
あるかどうかを判断する。絶対位置補正地点にロボット
が到着していると判断された場合、絶対位置補正手段4
2は、超音波センサ3…を起動して周囲の壁までの距離
を測定させ、その距離データの値が理想値を示していな
い場合には、位置、方向の補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動ロボットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の移動ロボットには、移動ロボット
を走行させる場所(空間)の天井に据えつけたTVカメ
ラが、移動ロボットの像や、移動ロボット上に搭載され
た発光体の像等を捉え、目標とする位置、方向に移動ロ
ボットが存在するのかどうかを判断し、もし存在しなけ
れば、その位置、方向になるように誘導するものがあっ
た。
【0003】また移動ロボット内部に搭載されたデッド
レコニング装置によりロボット自体で自らの位置及び方
向を認識するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の前者の従来例の
場合、走行させる場所に対応してTVカメラの設置を行
う必要があり、施工が大掛かりとなるという問題があっ
た。また上記の後者の従来例の場合、ロボットの車輪
と、走行させる場所の床面(環境)とのスリップ等によ
り誤差が累積して信頼性がおけないという問題があっ
た。
【0005】本発明は、これらの問題点に鑑みて為され
たもので、その目的とすることろは、施工が容易で、信
頼性の高い絶対位置補正手段を有する移動ロボットを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、ロボットの車輪回転速度及び車輪の向
きの制御を行う車輪回転速度・方向制御装置と、移動時
のロボット周囲の空き空間距離、あるいは物体があれば
物体までの距離を計測する距離センサと、走行用車輪の
回転数によりロボットの絶対位置及び車輪の向きからロ
ボットの進行方向を求めるデッドレコニング装置と、距
離センサ及びデッドレコニング装置を駆動し、距離セン
サからの距離データとデッドレコニング装置からのロボ
ットの位置データ及び方向データを読み込むセンサデー
タ取り込み手段と、予め設定された経路をロボットが追
従するために、距離データ、位置データ及び方向データ
を基にロボットが新たにとるべき進行速度及びステアリ
ング角を決めてこれらの進行速度及びステアリング角の
値になるように車輪回転速度・方向制御装置に指令を与
える経路追従手段と、距離センサを起動し、この距離セ
ンサの距離データを基にロボットの絶対位置及び進行方
向の補正を行う絶対位置補正手段とを備え、センサデー
タ取り込み手段、経路追従手段、絶対位置補正手段で演
算処理装置を構成したものである。
【0007】
【作用】本発明の構成によれば、デッドレコニング装置
で求める絶対位置の値に走行する床面等の環境により誤
差が生じても、絶対位置補正手段が距離センサを起動し
て距離センサの距離データを基にロボットの絶対位置及
び進行方向の補正を行うため、走行場所(環境)に対応
してTVカメラを設置する必要がなく、施工が容易で、
信頼性の高い移動ロボットを実現できる。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例図により説明する。図2
は一実施例の移動ロボットの斜視図を示しており、本実
施例の移動ロボットは装置本体1の下部の前後、左右に
は走行用車輪2…が、また装置本体1の両側側面及び前
後の端面には夫々2個ずつ超音波センサ3…が夫々設け
られ、また装置本体1の上面には演算処理装置4が配設
され、走行用車輪2…の回転により自走することができ
るようになっている。
【0009】走行用車輪2…は図1に示す車輪回転速度
・方向制御装置5により回転速度と、ステアリング角と
が制御されるもので、走行やステアリングの駆動源とし
ては電動モータ等が使用される。また走行用車輪2…に
は走行用車輪2…の回転数によりロボットの絶対位置を
求め、また走行用車輪2の方向からロボットの進行方向
を求めるデッドレコニング装置6が付設されている。
【0010】上記超音波センサ3…は移動時の装置本体
1の周囲の空き空間距離、或いは障害物までの距離を計
測する距離センサを構成するものである。演算処理装置
4は、上記超音波センサ3…の距離データと、デッドレ
コニング装置6で求めたロボットの絶対位置のデータ及
び進行方向のデータを取り込むセンサデータ取り込み手
段40と、センサデータ取り込み手段40を通じて伝達
された各データに基づいて新たな進行速度、ステアリン
グ角を決定して上記車輪回転速度・方向制御装置5に指
令を与える経路追従手段41と、ロボットの絶対位置及
び進行方向の補正を行う絶対位置補正手段42とから構
成される。
【0011】センサデータ取り込み手段40の動作は図
3に示すフローチャートに基づくもので、図4のように
装置本体1の周囲に取り付けてある超音波センサ3…を
ステップで起動して装置本体1の周囲の空き空間の距
離データ(W1 ,W2 …,W 8 )を取り込む。尚図4の
矢印Aは進行方向を示す。さて次のステップではデッ
ドレコニング装置6からロボットの絶対位置の座標及び
進行方向角を読み込み、周囲の空き空間の距離データと
共に経路追従手段41に伝達する。経路追従手段41は
ステップでセンサデータ取り込み手段40から現在の
距離データ、ロボットの絶対位置の座標及び進行方向角
を読み込み、これら読み込んだデータに基づいて現在位
置が予め設定してある図5に示す絶対位置補正地点Xで
あるかどうかを判断する。
【0012】絶対位置補正地点Xでなければ、ズテップ
で予め与えられた経路Yを追従するべく、読み込みデ
ータを基に、進行速度及びステアリング角を決定し、ス
テップでこれら決定した進行速度及びステアリング角
の値になるように走行用車輪2…を制御するコマンドを
車輪回転速度・方向制御装置5に与え、時刻更新をステ
ップで行う。
【0013】上記ステップで絶対位置補正地点Xに移
動ロボットが到着していると判断された場合、車輪回転
速度・方向制御装置5に停止指令を与えて移動ロボット
の走行を一旦停止し、ステップで絶対位置補正手段4
2に制御を切り替える。図6は絶対位置補正手段42の
動作のフローチャートを示し、上記のように制御が切り
替わると、絶対位置補正手段42は、超音波センサ3…
をステップで起動して環境、例えば図5に示す装置本
体1の周囲の壁Zまでの距離Wを測定させ、その距離デ
ータを取り込む。この取り込んだ距離データの値が、絶
対位置補正地点Xに装置本体1がいれば計測されるべき
望ましい距離及び方向の値(理想値)を示しているかを
ステップで判断し、理想値を示している場合には、セ
ンサデータ取り込み手段40、経路追従手段41のルー
プに制御をステップで戻す。もし理想値を示していな
い場合には、位置、方向の補正のために移動ロボットが
進む距離、向くべき方向の値をステップで求め、その
求めた値に対応するコマンドをステップで車輪回転速
度・方向制御装置5に与え、時刻更新をステップで行
う。
【0014】絶対位置補正手段42が超音波センサ3…
で計測した壁Zまでの距離データWにより方向補正を行
う場合のルールは例えば図7に示すように行う。つまり
図7において、装置本体1の進行方向Aに平行する右側
面の超音波センサ3、3が測定した右側方の壁Z1 との
距離データW3 、W4 を取り込み、進行方向Aの前側の
超音波センサ3の距離データW3 と、後側の超音波セン
サ3の距離データW4との関係により方向補正を行うの
である。この場合W3 ≫W4 であれば、壁Z1に本来平
行するべき進行方向Aが大きく左に傾いているため、進
行方向Aを大きく右方向に補正するようにステアリング
角を求める。またW3 >W4 であれば、壁Z1 に平行す
るべき進行方向Aが少し左に傾いているため、進行方向
Aを少し右方向に補正するようにステアリング角を求め
る。W3 ≒W4 であれば装置本体1の進行方向Aが略正
しい方向に向いていると判断し、この場合は補正を行わ
ない。W3 <W4 であれば、壁Z1 に平行するべき進行
方向Aが少し右に傾いているため、進行方向Aを少し左
方向に補正するようにステアリング角を求める。W 3
4 であれば、壁Z1 に平行するべき進行方向Aが大き
く右に傾いているため、進行方向を大きく左方向に補正
するようにステアリング角を求める。このようにして方
向補正は進行方向Aに平行するべき壁Zとの距離データ
に基づいて行うのである。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成し、距離セ
ンサを起動し、この距離センサの距離データを基にロボ
ットの絶対位置及び進行方向の補正を行う絶対位置補正
手段を備えているので、走行する場所の床面等の環境に
よりデッドレコニング装置で求める絶対位置に誤差が生
じても、絶対位置補正手段によりロボットの絶対位置及
び進行方向を補正することができ、そのため走行場所に
対応してTVカメラを設置する等の必要がなく、施工が
容易で、信頼性の高い移動ロボットを実現できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上のセンサデータ取り込み手段及び経路追従
手段の動作説明用のフローチャートである。
【図4】同上の超音波センサの配置例の説明図である。
【図5】同上の追従経路と絶対位置補正地点の説明図で
ある。
【図6】同上の絶対位置補正手段の動作説明用のフロー
チャートである。
【図7】同上の絶対位置補正手段で用いる方向補正のル
ールの説明図である。
【符号の説明】
3 超音波センサ 4 演算処理装置 40 センサデータ取り込み手段 41 経路追従手段 42 絶対位置補正手段 5 車輪回転速度・方向制御装置 6 デッドレコニング装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットの車輪回転速度及び車輪の向きの
    制御を行う車輪回転速度・方向制御装置と、移動時のロ
    ボット周囲の空き空間距離、あるいは物体があれば物体
    までの距離を計測する距離センサと、走行用車輪の回転
    数によりロボットの絶対位置及び車輪の向きからロボッ
    トの進行方向を求めるデッドレコニング装置と、距離セ
    ンサ及びデッドレコニング装置を駆動し、距離センサか
    らの距離データとデッドレコニング装置からのロボット
    の位置データ及び方向データを読み込むセンサデータ取
    り込み手段と、予め設定された経路をロボットが追従す
    るために、距離データ、位置データ及び方向データを基
    にロボットが新たにとるべき進行速度及びステアリング
    角を決めてこれらの進行速度及びステアリング角の値に
    なるように車輪回転速度・方向制御装置に指令を与える
    経路追従手段と、距離センサを起動し、この距離センサ
    の距離データを基にロボットの絶対位置及び進行方向の
    補正を行う絶対位置補正手段とを備え、センサデータ取
    り込み手段、経路追従手段、絶対位置補正手段で演算処
    理装置を構成したことを特徴とする移動ロボット。
JP4303409A 1992-11-13 1992-11-13 移動ロボット Withdrawn JPH06149358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4303409A JPH06149358A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 移動ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4303409A JPH06149358A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 移動ロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06149358A true JPH06149358A (ja) 1994-05-27

Family

ID=17920680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4303409A Withdrawn JPH06149358A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 移動ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06149358A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992003841A2 (de) * 1990-08-22 1992-03-05 Plasco Dr. Ehrich Plasma-Coating Gmbh Vorrichtung zur materialverdampfung mittels vakuumlichtbogenentladung und verfahren
JP2002178283A (ja) * 2000-12-12 2002-06-25 Honda Motor Co Ltd 自律ロボット
JP2009070315A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Yaskawa Electric Corp 移動ロボット制御装置
JP2010534334A (ja) * 2007-07-23 2010-11-04 エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュート 室内環境地図の作成方法及びシステム
JP2014164665A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Brother Ind Ltd 自律移動型装置
JP6109435B1 (ja) * 2016-04-15 2017-04-05 三菱電機株式会社 搬送装置、搬送装置の速度制御方法及び搬送装置の制御プログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992003841A2 (de) * 1990-08-22 1992-03-05 Plasco Dr. Ehrich Plasma-Coating Gmbh Vorrichtung zur materialverdampfung mittels vakuumlichtbogenentladung und verfahren
WO1992003841A3 (de) * 1990-08-22 1992-04-16 Ehrich Plasma Coating Vorrichtung zur materialverdampfung mittels vakuumlichtbogenentladung und verfahren
JP2002178283A (ja) * 2000-12-12 2002-06-25 Honda Motor Co Ltd 自律ロボット
JP2010534334A (ja) * 2007-07-23 2010-11-04 エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュート 室内環境地図の作成方法及びシステム
JP2009070315A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Yaskawa Electric Corp 移動ロボット制御装置
JP2014164665A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Brother Ind Ltd 自律移動型装置
JP6109435B1 (ja) * 2016-04-15 2017-04-05 三菱電機株式会社 搬送装置、搬送装置の速度制御方法及び搬送装置の制御プログラム
WO2017179204A1 (ja) * 2016-04-15 2017-10-19 三菱電機株式会社 搬送装置、搬送装置の速度制御方法及び搬送装置の制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2295704C2 (ru) Способ коррекции гироскопического датчика робота-уборщика
US8306684B2 (en) Autonomous moving apparatus
JP4142021B2 (ja) ロボット掃除機の座標補正方法及びこれを用いたロボット掃除機システム
JP5169804B2 (ja) 制御装置
US20030028993A1 (en) Robot cleaner, system thereof and method for controlling same
JP2010151619A5 (ja)
JP6286465B2 (ja) 自動走行車両
JP4377347B2 (ja) 移動ロボット
JPH06149358A (ja) 移動ロボット
JP2010146202A (ja) 移動体と移動体の位置推定方法
JP4377346B2 (ja) 移動ロボット
JPH06214639A (ja) 移動体の走行制御装置
JP3221247B2 (ja) 無人搬送車
EP3680743B1 (en) Autonomously traveling cleaner and map correction and display method
KR101227008B1 (ko) 모빌로봇 시스템의 자이로스코프 보정장치 및 이를 이용한보정방법
JP2567619B2 (ja) 走行体の位置検出システム
JP3885544B2 (ja) 掃除機
KR20000056734A (ko) 무인차의 위치보정장치 및 위치보정방법
JP2737902B2 (ja) 画像式無人車の走行経路決定処理方法
JP2517240B2 (ja) 無人走行車輌
JPH0626859A (ja) 無人走行車の測距装置
JP7511490B2 (ja) 地図切替装置及び地図切替プログラム
JP2007122240A (ja) 移動装置
JP2990545B2 (ja) 無人走行車の姿勢角補正方法
JPH07302117A (ja) 無人走行車の制御方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000201