JP7511490B2 - 地図切替装置及び地図切替プログラム - Google Patents

地図切替装置及び地図切替プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7511490B2
JP7511490B2 JP2021000183A JP2021000183A JP7511490B2 JP 7511490 B2 JP7511490 B2 JP 7511490B2 JP 2021000183 A JP2021000183 A JP 2021000183A JP 2021000183 A JP2021000183 A JP 2021000183A JP 7511490 B2 JP7511490 B2 JP 7511490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map
orientation
area
indoor
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021000183A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022105410A (ja
Inventor
光伸 吉田
俊樹 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2021000183A priority Critical patent/JP7511490B2/ja
Publication of JP2022105410A publication Critical patent/JP2022105410A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7511490B2 publication Critical patent/JP7511490B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本開示は、パーソナル・モビリティ・ビークルが自動運転走行に使用している第1地図を第2地図に切り替える地図切替装置に関する。
シニアカー、電動車いすあるいは電動ベビーカーのような、電動により低速で走行する車両は、一般に、パーソナル・モビリティ・ビークル(以下PMV)と呼ばれる。
PMVを自動運転走行させるときには、基準となる点群が必要である。この点群は、絶対位置及び絶対方位を持っている必要はないが、データとして連続している必要がある。野外ではMMS(Mobile Mapping System)のような計測システムを利用することにより、絶対位置及び絶対方位が正しい点群を比較的容易に作ることができる。それに対して、室内の点群の取得は、衛星測位が利用できず、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)のような方式で作成する事が通常であり、局所的、かつ相対的には点群は正しい。しかし、絶対的な方位も位置も正しくなく、点群全体であらわされる地図は歪んでいる事が通常である。
従来技術にはデジタルマップの幾何学変換の技術がある(例えば特許文献1)。精度の高い室外の点群の地図と、SLAMで作成された歪んだ点群の地図とを連続させようとする場合には、SLAMで作成された歪んだ点群を、室外の精度の高い点群にあうように、歪んだ点群を、従来技術の幾何学変換のような技術で補正するのが通例である。つまり、室内の点群が室外の点群と同様に絶対位置、絶対方位が正しくなるように、室内の点群全体を補正する方法である。
しかし、点群全体を補正する方法は点群全体の作り直しが必要となり、手間であるだけでなく、場合によれば室内の測量点なども必要となり、作業量が多く、コストと時間が必要であった。
特開2014-139780号公報
本開示は、車両の自動運転走行に使用されている点群データである第1地図を、第1地図と整合しない点群データである第2地図に切り替える地図切替装置の提供を目的とする。
本開示に係る地図切替装置は、自動運転するパーソナル・モビリティ・ビークルに搭載される。
本開示に係る地図切替装置は、
前記パーソナル・モビリティ・ビークルの自動運転に使用される第1地図と、前記第1地図の一部の領域とオーバーラップする部分的な領域であるオーバーラップ領域を有し、前記第1地図に対して整合のとれない、前記自動運転に使用される第2地図とを取得する地図取得部と、
前記第1地図を使用して自動運転している前記パーソナル・モビリティ・ビークルが前記オーバーラップ領域を前記オーバーラップ領域から前記第2地図の領域内に向かって移動していることを検知した場合に、前記自動運転に使用する地図を前記第1地図から前記第2地図に切り替える地図切替部と、
を備える。
本開示によれば、車両の自動運転走行に使用されている点群データである第1地図を、第1地図と整合しない点群データである第2地図に切り替える地図切替装置を提供できる。
実施の形態1の図で、PMV700に搭載される各装置を示す図。 実施の形態1の図で、PMV700の外観図。 実施の形態1の図で、PMV700に搭載されている自動運転システム1000の構成図。 実施の形態1の図で、室外地図510と、室内地図620とを示す図。 実施の形態1の図で、室内地図620を構成する点群を絶対位置に合わせた後の高精度室内地図520を示す図。 実施の形態1の図で、室外地図510と高精度室内地図520とのオーバーラップ領域を示す図。 実施の形態1の図で、図6の出入口A(510A)及び出入口A(620A)の拡大図。 実施の形態1の図で、PMV700が経路701によって室内地図620に対応する現実の室内へ移動する状態を示す図。 実施の形態1の図で、PMV700が経路702によって室内地図620に対応する現実の室内へ移動する状態を示す図。 実施の形態1の図で、理想的な点群が取得できた結果として室外地図510及び高精度室内地図520を示す図。 実施の形態1の図で、相対測位を用いて室内を計測した室内地図520を示す図。 実施の形態1の図で、出入口Aから出入りするときの概念図。 実施の形態1の図で、出入口Bから出入りするときの概念図。 実施の形態1の図で、出入口Cから出入りするときの概念図。 実施の形態1の図で、ビルディング800の各階の地図情報851、852,853,854を示す図。 実施の形態1の図で、地図切替部112の動作を示すフローチャート。
実施の形態の説明及び図面において、同じ要素及び対応する要素には同じ符号を付している。同じ符号が付された要素の説明は、適宜に省略または簡略化する。以下の実施の形態では、「部」を、「回路」、「工程」、「手順」、「処理」または「サーキットリー」に適宜読み替えてもよい。
以下の実施の形態1ではPMV700を説明する。PMV700には、電動車いす、シニアカー、電動ベビーカーのような車両が含まれる。以下で説明するPMV700は自動運転中である。
実施の形態1.
図1から図16を参照して、実施の形態1の自動運転システム1000を説明する。自動運転システム1000の特徴は地図切替装置100にある。
***構成の説明***
図1は、ユーザ770の使用するPMV700に搭載される各装置を示す。
図2は、PMV700の外観図である。
図3は、PMV700に搭載されている自動運転システム1000の構成図である。図3では、PMV700に搭載される各装置の接続関係を示している。図1では、PMV700が自動運転走行を行っている状態を示している。ユーザ770は、腕をひじ掛け750にかけた状態で、自動運転走行中のPMV700に乗車している。PMV700は、地図切替装置100,検知情報処理装置200及び自動運転制御装置300を搭載している。また、PMV700は、カメラ201、ミリ波レーダー202、レーザスキャナ203、測位装置204、慣性装置205及び通信装置206を搭載している。カメラ201、ミリ波レーダー202、レーザスキャナ203、測位装置204、慣性装置205及び通信装置206は、検知情報処理装置200に接続している。PMV700は、自動走行のためのセンサーとして、ライダーを備えてもよい。
図2に示すように、PMV700は、ハンドル710、4本のタイヤ720、バックミラー730、かご740、ひじ掛け750及び端末装置760を備えている。端末装置760は、自動運転システム1000がユーザ770へ情報を出力する出力装置及びユーザ770が自動運転システム1000へ情報を入力する入力装置としての役割を持つ。なおハンドル710は、PMV700が自動運転走行しているときは使用されない。ハンドル710はユーザ770が手動運転するときに使用される。
<自動運転システム1000>
図3に示すように、自動運転システム1000は、地図切替装置100、検知情報処理装置200、自動運転制御装置300を備えている。
(1)地図切替装置100は、PMV700が自動運転に使用する地図を切り替える。地図切替装置100は図4以降で詳しく説明する。
(2)検知情報処理装置200には、カメラ201,ミリ波レーダー202、レーザスキャナ203、測位装置204、慣性装置205の各種センサーが接続している。また検知情報処理装置200には、通信装置206が接続している。検知情報処理装置200は、各種センサーの検知した検知情報を統合する。カメラ201は、PMV700の周囲を撮影する。ミリ波レーダー202は、PMV700の周囲の物体を検知する。図2ではPMV700のフロント及び進行方向左側にミリ波レーダー202を示している。図2ではPMV700のリアー側及び進行方向右側にもミリ波レーダー202が存在するが、これらは見えない状態である。レーザスキャナ203は、PMV700の周囲360度に存在する物体を検知できる。測位装置204は、測位衛星780から受信する測位信号から、測位信号の受信位置を計算する。受信位置はPMV700の位置である。慣性装置205は、PMV700の姿勢を検知する。カメラ201、ミリ波レーダー202、レーザスキャナ203、測位装置204及び慣性装置205の検知する検知情報は、検知情報処理装置200によって統合される。この統合された検知情報は、自動運転情報209を生成する元データとなる。検知情報処理装置200は、地図切替装置100へPMV700の位置情報を送信し、地図切替装置100から地図情報を受信する。検知情報処理装置200はPMV700の自動運転のための自動運転情報209を生成し、自動運転制御装置300へ、自動運転情報209を送信する。自動運転情報209は、地図情報と、統合された検知情報とに基づき検知情報処理装置200によって生成される。
(3)自動運転制御装置300は、自動運転情報209に基づいてPMV700を自動運転する。地図切替装置100は移動体であるPMV700に搭載されている。
<地図切替装置100>
図3に示す地図切替装置100は、コンピュータである。地図切替装置100は、プロセッサ110を備える。地図切替装置100は、プロセッサ110の他に、主記憶装置120、補助記憶装置130、及び通信インタフェース140といった、他のハードウェアを備える。プロセッサ110は、信号線150を介して、他のハードウェアと接続され、他のハードウェアを制御する。
地図切替装置100は、機能要素として、地図取得部111及び地図切替部112を備える。地図取得部111及び地図切替部112の機能は、地図切替プログラム101により実現される。地図取得部111は、PMVの自動運転に使用される第1地図と、第1地図の一部の領域とオーバーラップする部分的な領域であるオーバーラップ領域を有し、第1地図に対して整合のとれない、自動運転に使用される第2地図とを取得する。自動運転走行に使用している使用中の地図を第1地図と呼び、第1地図に代わって自動運転走行に使用される地図を第2地図と呼ぶ。地図切替部112は、第1地図を使用して自動運転しているPMVがオーバーラップ領域をオーバーラップ領域から第2地図の領域内に向かって移動していることを検知した場合に、自動運転に使用する地図を第1地図から第2地図に切り替える。
プロセッサ110は、地図切替プログラム101を実行する装置である。地図切替プログラム101は、地図取得部111及び地図切替部112の機能を実現するプログラムである。プロセッサ110は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ110の具体例は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
主記憶装置120は、データを揮発的に保管する。主記憶装置120の具体例は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。主記憶装置120は、プロセッサ110の演算結果を保持する。
補助記憶装置130は、データを不揮発的に保管する。補助記憶装置130の具体例は、HDD(Hard Disk Drive)である。また、補助記憶装置130は、SD(登録商標)(Secure Digital)メモリカード、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記録媒体であってもよい。補助記憶装置130は、地図切替プログラム101、複数の室外地図510、複数の室内地図620を記憶している。
通信インタフェース140は、プロセッサ110が他の装置と通信するための通信ポートである。通信インタフェース140には、検知情報処理装置200が接続している。
プロセッサ110は補助記憶装置130から地図切替プログラム101を主記憶装置120にロードし、主記憶装置120から地図切替プログラム101を読み込み実行する。地図切替装置100は、プロセッサ110を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、地図切替プログラム101の実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ110と同じように、地図切替プログラム101を実行する装置である。地図切替プログラム101により利用、処理または出力されるデータ、情報、信号値及び変数値は、主記憶装置120、補助記憶装置130、または、プロセッサ110内の、レジスタあるいはキャッシュメモリに記憶される。
地図切替プログラム101、地図取得部111及び地図切替部112の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えた各処理、各手順あるいは各工程を、コンピュータに実行させるプログラムである。
また、地図切替方法は、コンピュータである地図切替装置100が、地図切替プログラム101を実行することにより行われる方法である。地図切替プログラム101は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて提供されてもよいし、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
***動作の説明***
図4は、室外地図510と、室内地図620とを示している。室外地図510は、対位置及び方位が正確である。室内地図620は、局所的あるいは相対的には正確であるが、絶対位置はなく、方位も正しくない。室外地図510と室内地図620の出入口Aどうし、および、室外地図510と室内地図620の出入口Bどうしは同じものである。しかし、室内地図620では、出入口Aと出入口Bとの間隔が誤っており、また、出入口Aに対する出入口Bの向きも誤っている。
一般的には、室内地図620を構成する点群を絶対位置に合わせることで室内地図620を修正する。
図5は、室内地図620を構成する点群を絶対位置に合わせた後の高精度室内地図520を示している。室内地図620の点群を絶対位置に合わせた状態の地図が高精度室内地図520である。高精度室内地図520の出入口A及び出入口Bは、室外地図510の出入口A及び出入口Bに一致しており、高精度室内地図520は室外地図510に、正しく接続している。しかし、室内地図620を高精度室内地図520に修正する方法は、室内地図620を構成している点群の全てを修正しなければならない。点群の全ての修正の結果として、高精度室内地図520は、室内地図620に対して形状の変化している。室内地図620を高精度室内地図520へ修正することは作業負担が大きい。
例えば、室外から室内への自動運転走行による移動のため、自走運転走行に使用する地図を室外地図510から室内地図620へ切り替える際に、室内地図620を高精度室内地図520へ修正することは作業負担が大きい。そこで、自動運転システム1000の地図切替装置100は、室外地図510と室内地図620のオーバーラップ領域における室外地図510の点群の位置を、その位置に対応するオーバーラップ領域における室内地図620の位置に変換する。以下に説明する。
室内地図620の点群は、局所的に相対的な位置関係は正しいが、地図全体としてみた精度は高くなく、室内地図620は絶対位置を持たない。また室内地図620は、方位も正しくない。室内地図620は絶対的位置ではないため、ローカル座標系である。
図6は、室外地図510と高精度室内地図520とのオーバーラップ領域を示している。図6の室外地図510と室内地図620との状態は図4と同一である。自動運転走行に使用する地図を、使用中の地図から別の地図に切り替えることに関して、地図切替装置100では、室外地図510と高精度室内地図520との接点である出入口に着目した。図6では、出入口Aの室外点群と室内点群とは、両方の地図で一部オーバーラップしている。そしうて、出入口Aの室外点群と室内点群は位置と方位の変換関係が定義されている。出入口Bについても同様である。具体的には、室外地図510の出入口A(510A)と、室内地図620の出入口A(620A)とは同じ場所であり、出入口A(510A)と出入口A(620A)との点群が一部オーバーラップしている。オーバーラップとは、点群のデータ値は異なるが現実の同じ位置に基づく点群であることを意味する。同様に、室外地図510の出入口B(510B)と、室内地図620の出入口B(620B)とは同じ場所であり、出入口B(510B)と出入口B(620B)との点群が少なくも一部オーバーラップしている。この例では出入口の点群全部オがーバーラップしているとする。例えば、出入口Aから室内地図620に対応する実際の室内に自動運転走行のPMV700が進入する場合、オーバーラップ領域である出入口Aにおいて、PMV700に搭載されている地図切替装置100は、以下の(a)(b)(c)の処理を実行する。(a)地図切替装置100の地図切替部112は、PMV700の位置を、グローバル座標における位置から、ローカル座標における位置に変換する。つまり地図切替部112は、PMV700の位置を、室外地図510の出入口A(510A)における位置から、出入口A(620A)における位置に変換する。つまり、第1地図と第2地図とは、互いのオーバーラップ領域の位置の整合がとれておらず、かつ、第1地図のオーバーラップ領域の位置から第2地図のオーバーラップ領域の位置への位置変換が定義されている。地図切替部112は、位置変換の定義を使用して第1地図におけるPMVの位置を、第2地図における位置に変換する。
(b)地図切替部112は、PMV700の方位を、グローバル座標における方位からローカル座標における方位に変換する。つまり、地図切替部112は、PMV700の方位を、室外地図510における出入口A(510A)でのから、出入口A(620A)での方位に変換する。つまり第1地図と第2地図とは、互いのオーバーラップ領域の方位の整合がとれておらず、かつ、第1地図のオーバーラップ領域の位置から第2地図のオーバーラップ領域の方位への方位変換が定義されている。地図切替部112は、方位変換の定義を使用して第1地図におけるPMVの方位を、第2地図における方位に変換する。
(c)地図切替部112は、使用中の第1地図を、第2地図に切り替える。ここでは、第1地図は室外地図510であり、第2地図は室内地図620である。
PMV700では、上記(a)(b)(c)の処理が行われた後、室内地図620に基づき、自動運転制御装置300が自動運転走行を行う。具体的には、検知情報処理装置200は第2地図である室内地図620を用いて自動運転情報209を生成する。
図7は、図6の出入口A(510A)及び出入口A(620A)の拡大図である。出入口A(510A)と出入口A(620A)とのオーバーラップ領域の各位置は、変換式または変換テーブルによって位置変換される。変換式による場合は、以下の式1のように、回転行列による変換に、固定値を加算する変換式が考えられる。変換は、地図切替部112が行う。
回転行列変換+固定加算 (式1)
方位は場所によって変わらないので、地図切替部112は、固定値を用いて変換することができる。この変換が行われたら、点群をグローバル座標からローカル座標に切り替える。すなわち、地図切替部112は、室外地図510を室内地図620に切り替える。
図7において、(X,Y,Z)は室外地図510において現在、PMV700が存在する位置である。(X,Y,Z)は、室内地図620での同じ位置を示す。出入口A(510A)における矢印は、点群の北方向を示している。北方向を基準として右回りに角度θ1を測る場合、室外地図510のような絶対位置を有する精度の高い地図では、通常、θ1=0である。
PMV700が、出入口A(510A)の位置(X,Y,Z)で、進行方向ω1のとき、室内地図620におけるPMV700の進行方向ωLは、以下の式2となる。
ωL=ω1-θ1+θL (式2)
(a)地図切替部112は、PMV700の進行方向をωLに置き換える。
(b)地図切替部112は、位置(X,Y,Z)を(X,Y,Z)に置き換える。
(c)地図切替部112は、自動運転走行に使用する地図を室外地図510から室内地図620に切り替える。
位置変換については、オーバーラップ領域における位置の対応をテーブルにしてもよい。しかし、オーバーラップ領域で対応する位置どうしは、通常、相対的に回転しているだけなので、上記の(式1)ように、回転行列変換+固定値の変換式としてもよい。なお、図7ではわかりやすいように姿勢は方位角(Yaw角)のみとしているが、実際にはロール角、ピッチ角があるので、進行方向も3次元で考慮するのが好ましい。
この方式、つまり、オーバーラップ領域における位置及び方位の変換による第1地図から第2地図への切り替え方式は、室内と室外との間のつなぎ目という室外地図510と室内地図620だけでなく、室内と室内、室外と室外のつなぎ目にも適用することができる。室内と室内とのつなぎ目とは計測領域が広域で、一度の測定で計測しきれず、複数回の計測のために生じるつなぎ目である。この例が図15で後述する。室外と室外とのつなぎ目とは、例えば日本の19系の座標系において、系番号が切り替わる場所である。
図8は、PMV700が経路701によって室内地図620に対応する現実の室内へ移動する状態を示す。上記で述べたように、出入口Aにおいて、地図切替部112は、位置変換、方位変換及び室外地図510から室内地図620への切り替えを行う。この地図の切り替えでは、室内地図620を形成する点群を修正するわけではない。
図9は、PMV700が経路702によって室内地図620に対応する現実の室内へ移動する状態を示す。図9における変換も図8と同様である。
<室内地図620への切り替え後の自動運転走行>
室外地図510から室内地図620へ、自動運転走行に使用する地図が切り替えられた後のPMV700の自動運転走行は以下のようである。PMV700の自動運転システム1000には、室内地図620におけるPMV700の位置及び方位がわかっている。しかし、室内地図620に対応する現実の室内では、自動運転システム1000は、測位衛星の送信する測位信号を用いる測位を利用できない。このため、測位衛星の送信する測位信号を用いる測位に代えて、自動運転システム1000は、カメラ201、ミリ波レーダー202、慣性装置205のような計測センサーを用いて、PMV700の位置情報を演算する。検知情報処理装置200は、この位置情報と室内地図620とを用いて自動運転情報209を生成する。
<室内地図620から室外地図510への切り替え>
以上では室外地図510から、室内地図620への切り替えを説明した。第1地図が室内地図620で第2地図が室外地図510の場合も、室外地図510から室内地図620への切り替えと同様である。位置変換と、方位変換との式が逆の変換になる。図8を参照して室内地図620を室外地図510に切り替える場合は説明する。PMV700は経路703を自動運転走行して出入口B(620B)に存在するとする。地図切替装置100の地図切替部112は、検知情報処理装置200か受けとる位置情報によって、出入口B(620B)に位置することを知る。地図切替部112は以下の(a)(b)(c)の処理を実行する。
(a)地図切替部112は、PMV700の進行方向を変換する。
(b)地図切替部112は、出入口B(620B)におけるPMV700の存在する位置を、室外地図510の点群の位置に変換する。
(c)地図切替部112は、自動運転走行に使用する地図を室内地図620から室外地図510に切り替える。
(a)(b)(c)の処理の後、自動運転制御装置300は、室外地図510に基づき、自動運転走行を行う。
図10から図14を参照して、図6と別の例を説明する。
図10は、ビルディング800が3つの道路801,802,803に囲まれており、それぞれに一つ出入口がある状態とする。図10は室外地図510と、高精度室内地図520とからなる。図10は、理想的な点群が取得できた結果として室外地図510及び高精度室内地図520を示している。しかし、現実には室内は絶対測位が困難なため、図10のような点群を作るのはコストがかかる。道路801,802,803は、絶対測位された精度の良い点群を示す。3か所の出入口では、道路側として絶対測位された3か所の出入口は精度の良い点群を有する。室内側として相対測位された3か所の出入口は精度が良くない点群を有する。白抜きの5か所は、理想的な室内点群を示す。5か所の理想的な室内点群がのっている右下に傾斜する斜線部分は、測位の不可能な場所を示している。ここはQ1,Q2,Q3,Q4で示す領域から、5か所の理想的な室内点群及び3か所の出入口を除いた部分である。
図11は、SLAMのような相対測位を用いて室内を計測した室内地図620である。室内地図620は点群である。室内地図620は、図10の室外地図510に対して、出入口A(620A)、出入口B(620B)、出入口C(620C)のオーバーラップ領域を有する。出入口A(620A)は道路801の出入口A(510A)と、出入口B(620B)は道路802の出入口B(510B)と、出入口C(620C)は道路802の出入口C(510C)と、オーバーラップする。図11の点群は局所的には相対的に正しいが、ビルディング800が全体でみれば歪んでいる。図11のQ1からQ4は図10のQ1からQ4に対応する。図11のP1からP8は図10のP1からP8に対応する。Q1からQ4、P1からP8からわかるように、図11の点群図10に対して歪んでいる。また、図11では、各出入口の絶対関係も誤っている。ビルディング800の境界面は存在し、PMV700は自動運転システム1000によって出入口以外で、ビルディング800には出られないように制御されている。
図12から図14は、出入口A,B,Cから出入りするときの概念である。
図12は、出入口Aから出入りするときの概念図である。
図13は、出入口Bから出入りするときの概念図である。
図14は、出入口Cから出入りするときの概念図である。図8及び図9の説明で述べたのと同様に、地図切替部112は、出入口にPMV700が存在すること、ビルディング800から出ようとしているのか、ビルディング800から入ろうとしているのかを認識できる。よって、位置変換、方位変換及び地図切替を、出入口A、出入口B、出入口Cのどの出入口においても、ビルディング800から道路へ出る及び道路からビルディング800へ入る両方の場合に、実行できる。
図15は、ビルディング800の各階の地図情報851、852,853,854を示す。図15を参照して、ビルディング800内で階ごとに地図情報を切り替える場合を説明する図である。ビルディング800は階が変わってもフロア形状は一般に同じである。しかし屋内の点群は、通常階ごとに取得される。従って、階ごとに方位及び位置関係が崩れてしまう。このため、図15に示すように、階ごとにビルディング800の外形が異なっている地図情報が得られる。ビルディング800では、PMV700の場合、階を移動するにはエレベータまたはエスカレータが必要である。この限定条件は図8等で述べた出入口とおなじ原理といえる。エレベータで階を移動する場合は、各階ごとに、エレベータ出入口における変換方法を定義することができる。例えばPMV700が1階から4階に移動した場合には、1階と4階との出入口で、位置変換、方位変換及び地図の切り替えが行われる。この場合、エレベータの昇降路に対応付いたエレベータ出入口が、オーバーラップ領域である。これは図15にエレベータ810として示している。
エスカレータの場合は一度に複数階の移動はできないので、地図切替部112は、1階から2階、2階から3階のように次々と地図情報を切り替えればよい。エスカレータは、ある階と、これに隣接する階とをするから、エスカレータはオーバーラップ領域である。図8で述べたような室外、室内の地図のデータが絶対的、相対的であるのに対し、相対的、相対的な地図どうしでも、同じ原理で、点群を補正することなく、PMV700の自動運転走行による移動が可能となることを示している。図15では、エスカレータについては、エスカレータ821で1階から2階に向かい、エスカレータ822で2階から3階に向かい、エスカレータ823で3階から4階に向かうことができる。また、多くの場合室外との出入口は1Fにしかないが、ここでは4Fにも出口がある設定としている。例えば隣のビルへ渡り廊下がある場合などである。
図16は、地図切替部112の動作を示すフローチャートである。図16を参照して、地図切替部112の動作をまとめておく。図8の経路701,経路703を例に説明する。ステップS11において、地図切替部112は、PMV700が出入口にいるかどうかを判定する。地図切替部112は、検知情報処理装置200から受信する位置情報で判定可能である。出入口にいない場合(ステップS11でNO)は、処理は終了する(ステップS20)。出入口にいる場合(ステップS11でYES)、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、地図切替部112は、室外から室内へ向かっているかどうかを判定する。室内へ向かっている場合、処理はステップS13Aに進む。これは経路701の場合である。室内へ向かっていない場合、処理はステップS13Bに進む。これは経路703の場合である。
ステップS13Aにおいて、地図切替部112は、室外地図510とオーバーラップ領域を有する室内地図620を選択する。室外地図510に対して室内地図620がオーバーラップ領域を持つことは、例えばリスト形式で地図切替装置100が補助記憶装置130に保有している。なお、室外地図510、室内地図620のような地図は、地図取得部111が取得し、地図取得部111の取得した地図を地図切替部112が選択する。
ステップS14Aにおいて、地図切替部112が出入口A(510A)を選択する。ステップS15Aにおいて、地図切替部112が図7で述べた位置変換、方位変換を実行する。ステップS16Aにおいて、地図切替部112が、第1地図である室外地図510を第2地図である室内地図620に切り替える。ステップS15Aで出入口A(510A)における位置及び方位が室内地図620に整合するように変換されているで、PMV700は、室内地図620を用いて自動運転走行を実施できる。ステップS20で処理が終了する。
ステップS13Bにおいて、地図切替部112は、室内地図620とオーバーラップ領域を有する室外地図510を選択する。
ステップS14Bにおいて、地図切替部112が出入口B(620B)を選択する。ステップS15Bにおいて、地図切替部112が図7で述べた位置変換、方位変換を実行する。つまり出入口B(620B)におけるPMV700の位置及び方位を、室外地図510に整合するように変換する。ステップS16Bにおいて、地図切替部112が、第1地図である室内地図620を第2地図である室外地図510に切り替える。ステップS15Bで位置及び方位が室外地図510に整合するように変換されているで、PMV700は、室外地図510を用いて自動運転走行を継続できる。ステップS20で処理が終了する。
***実施の形態1の効果の説明***
実施の形態1によれば、車両の自動運転走行に使用されている点群データである第1地図を、第1地図と整合しない点群データである第2地図に切り替える地図切替装置を提供できる。地図切替装置100によれば点群データある地図の修正は発生しないので、コストを低減できる。また、地図切替装置100による位置変換及び方位変換は簡易な処理である。よって素早く地図を切り替えることができるとともに、ハードウェアの増設の必要もない。
なお、実施の形態1ではPMVについての適用を説明したが自動運転システム1000は地図を用いて自動移動するあらゆる移動体に適用できる。
100 地図切替装置、111 地図取得部、112 地図切替部、101 地図切替プログラム、110 プロセッサ、120 主記憶装置、130 補助記憶装置、140 通信インタフェース、200 検知情報処理装置、201 カメラ、202 ミリ波レーダー、203 レーザスキャナ、204 測位装置、205 慣性装置、206 通信装置、209 自動運転情報、300 自動運転制御装置、301 自動運転情報、510 室外地図、510A 出入口A、510B 出入口B、510C 出入口C、520 高精度室内地図、620 室内地図、620A 出入口A、620B 出入口B、620C 出入口C、700 PMV、701,702 経路、710 ハンドル、720 タイヤ、730 バックミラー、740 かご、750 ひじ掛け、760 端末装置、770 ユーザ、800 ビルディング、801,802,803 道路、810 エレベータ、821,822,823 エスカレータ、851,852,853,854 地図情報、1000 自動運転システム。

Claims (8)

  1. 自動運転するパーソナル・モビリティ・ビークルに搭載される地図切替装置において、
    前記パーソナル・モビリティ・ビークルの自動運転に使用される第1地図と、前記第1地図の一部の領域とオーバーラップする部分的な領域であるオーバーラップ領域を有し、前記第1地図に対して整合のとれない、前記自動運転に使用される第2地図とを取得する取得部と、
    前記第1地図を使用して自動運転している前記パーソナル・モビリティ・ビークルが前記オーバーラップ領域を前記オーバーラップ領域から前記第2地図の領域内に向かって移動していることを検知した場合に、前記自動運転に使用する地図を前記第1地図から前記第2地図に切り替える地図切替部と、
    を備える地図切替装置であって、
    前記第1地図と前記第2地図とは、
    前記一部の領域の位置と前記オーバーラップ領域の位置との整合がとれておらず、かつ、前記一部の領域の位置から前記オーバーラップ領域の位置への位置変換であり、前記パーソナル・モビリティ・ビークルの位置を必要としない位置変換が定義されているとともに
    前記第1地図と前記第2地図とは、
    前記一部の領域の方位と前記オーバーラップ領域の方位との整合がとれておらず、かつ、前記一部の領域の方位から前記オーバーラップ領域の方位への方位変換であり、前記パーソナル・モビリティ・ビークルの位置を必要としない方位変換が定義されており、
    前記地図切替部は、
    前記位置変換と前記方位変換の定義を使用して、前記自動運転に使用する地図を前記第1地図から前記第2地図に切り替える地図切替装置。
  2. 前記位置変換は、
    回転行列を用いる変換式と、変換テーブルとの何れかで定義されている請求項1に記載の地図切替装置。
  3. 前記方位変換は、
    固定値で定義されている請求項1または請求項2に記載の地図切替装置。
  4. 前記地図切替部は、
    異なる前記オーバーラップ領域が存在する場合に、各オーバーラップ領域で他のオーバーラップ領域と異なる位置変換及び異なる方位変換を行う請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の地図切替装置。
  5. 前記地図切替部は、
    前記第1地図が室外地図であり前記第2地図が室内地図の場合、前記オーバーラップ領域における前記室外地図の点群の位置を、前記オーバーラップ領域における前記室内地図の位置に変換する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の地図切替装置。
  6. 自動運転するパーソナル・モビリティ・ビークルに搭載されるコンピュータである地図切替装置に、
    前記パーソナル・モビリティ・ビークルの自動運転に使用される第1地図と、前記第1地図の一部の領域とオーバーラップする部分的な領域であるオーバーラップ領域を有し、前記第1地図に対して整合のとれない、前記自動運転に使用される第2地図とを取得する取得処理と、
    前記第1地図を使用して自動運転している前記パーソナル・モビリティ・ビークルが前記オーバーラップ領域を前記オーバーラップ領域から前記第2地図の領域内に向かって移動していることを検知した場合に、前記自動運転に使用する地図を前記第1地図から前記第2地図に切り替える地図切替処理と、
    を実行させる地図切替プログラムであって、
    前記第1地図と前記第2地図とは、
    前記一部の領域の位置と前記オーバーラップ領域の位置との整合がとれておらず、かつ、前記一部の領域の位置から前記オーバーラップ領域の位置への位置変換であり、前記パーソナル・モビリティ・ビークルの位置を必要としない位置変換が定義されているとともに
    前記第1地図と前記第2地図とは、
    前記一部の領域の方位と前記オーバーラップ領域の方位との整合がとれておらず、かつ、前記一部の領域の方位から前記オーバーラップ領域の方位への方位変換であり、前記パーソナル・モビリティ・ビークルの位置を必要としない方位変換が定義されており、
    前記地図切替処理では、
    前記位置変換と前記方位変換の定義を使用して、前記自動運転に使用する地図を前記第1地図から前記第2地図に切り替える地図切替プログラム。
  7. 前記地図切替処理では、
    異なる前記オーバーラップ領域が存在する場合に、各オーバーラップ領域で他のオーバーラップ領域と異なる位置変換及び異なる方位変換を行う請求項6に記載の地図切替プログラム。
  8. 前記地図切替処理では、
    前記第1地図が室外地図であり前記第2地図が室内地図の場合、前記オーバーラップ領域における前記室外地図の点群の位置を、前記オーバーラップ領域における前記室内地図の位置に変換する請求項6または請求項7に記載の地図切替プログラム。
JP2021000183A 2021-01-04 地図切替装置及び地図切替プログラム Active JP7511490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021000183A JP7511490B2 (ja) 2021-01-04 地図切替装置及び地図切替プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021000183A JP7511490B2 (ja) 2021-01-04 地図切替装置及び地図切替プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022105410A JP2022105410A (ja) 2022-07-14
JP7511490B2 true JP7511490B2 (ja) 2024-07-05

Family

ID=

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020056757A (ja) 2018-10-04 2020-04-09 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、プログラム、並びに移動体制御システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020056757A (ja) 2018-10-04 2020-04-09 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、プログラム、並びに移動体制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210039779A1 (en) Indoor mapping and modular control for uavs and other autonomous vehicles, and associated systems and methods
JP6830936B2 (ja) ダイクロイックミラーを使用する、自律走行車のための3d−lidarシステム
JP2019182415A (ja) 自動運転車両(adv)に用いるピッチ角の補正方法
JP6689966B2 (ja) 減速縁石に基づく自律走行車の方向検出及び車線維持システム
JP4464893B2 (ja) 移動ロボット
US20100049391A1 (en) Autonomous moving apparatus
JP6827642B2 (ja) 車輪付き車両用自己較正センサシステム
JP2004198211A (ja) 移動体周辺監視装置
KR20090123792A (ko) 자율 이동체 및 그 이동 제어 방법
KR20180051571A (ko) 자율 주행 차량을 위한 차량 위치점 전달 방법
JP2009096335A (ja) 脚型ロボット
CN109506652B (zh) 一种基于地毯偏移的光流数据融合方法及清洁机器人
JP2010134742A (ja) 障害物回避機能を有する移動制御装置
JP2014067223A (ja) 自律移動体
JP6856742B2 (ja) 車載器、演算装置及びプログラム
JP2019053391A (ja) 移動体
WO2015141445A1 (ja) 移動体
JP7385388B2 (ja) 自己位置推定装置
JP7511490B2 (ja) 地図切替装置及び地図切替プログラム
KR100784125B1 (ko) 단일 카메라를 이용한 이동 로봇의 랜드 마크의 좌표 추출방법
Lee et al. Self-calibration of gyro using monocular SLAM for an indoor mobile robot
JP2010164349A (ja) 制御装置
JP2022105410A (ja) 地図切替装置及び地図切替プログラム
WO2020248209A1 (en) 3d odometry in 6d space with roadmodel 2d manifold
JP2009006982A (ja) 脚車輪型ロボット